
総合評価
(587件)| 203 | ||
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powered by ブクログ小飼弾氏のおススメ。 歴史的背景など全く分からずに読み始め、未だに主人公が天文学(暦)上のどの様な方であったかよく分かっていないのだけれど、肩肘張らずに読めるだけでなく、読み応えも十分にある物語。 色々な立場の人達からの期待を背負って、算術の研鑽を積んで、地球の自転及び公転から生じる自然現象を検証・確認する。主人公のひた向きな態度と、彼を応援する先輩達の真理追求への想いは、今の自分を暖かくかつ厳しく律してくれる。
1投稿日: 2018.08.13
powered by ブクログ人気の高い本作。暦くらいと思うが支配者のツールとして大切で昔は暦がいろいろあって、ずれてきたら寿命が尽きるというものだったんですね。主人公はもともとは碁の人で、数学が好きでという話が多くて、上巻でこの程度の進行で大丈夫?と思ってしまう。
1投稿日: 2018.07.24
powered by ブクログさいっっっこーーーに面白い!!! 早く後半読みたくて予定断ろうと思ったレベル 春海がとにかく素直でいい子なんだよ あとちょっととろいのね いつも後悔してばっかなの、もっと早く伝えればよかったのに、考えすぎなのね でもそこも愛おしい 関さんはどんな人なんだろうか! なにを始めるにも、遅すぎることはないけど、 40すぎてから壮大な夢を叶えるよりも、今!と思った23のときのが無限な可能性は秘めているし 春海は偉大な2人と旅ができて幸運だったね、よかったね 個人的に何回も刀をくそ重たいって、くそって言うところがすき笑 あー早く後半読みたい!! 2018.07.19
4投稿日: 2018.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
碁で将軍家に仕える碁打ち衆の一家・安井家の直系ながら、退屈な上覧碁に嫌気が射している、2代目安井算哲こと渋川春海。神道、朱子学、算術、測地、暦術と芸を並べていたが、一瞥即解の士・関孝和と邂逅から算術の道へ…と思いきや、それは一旦置いて、老中・酒井忠清の命により、建部昌明・伊藤重孝と全国測量の行脚へ。道中にこさえた設問を関にぶつけ、「明察」されたところで上巻は終わり。
0投稿日: 2018.05.19
powered by ブクログ何も考えずに文庫本を店頭で選び(念のために上巻だけ)、時代設定が現代ではなかったので読みにくいかな?と思いながら読みましたが、気がつけば半分以上読んでいました。 文章の読みやすさ、主人公のキャラクターの人間らしさが親しみが湧いて読みすすめることができました。 当時の常識のようなものが少し理解できるような感じもあったりしてそういう部分も面白いです。 一つのことに情熱を注ぎ、世の中のためになりたいという思いも、すごくいいですね。 下巻も購入し、読んでいます^^
4投稿日: 2018.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「雁鳴きて 菊の花咲く 秋はあれど 春の海べに すみよしの浜」 から春海の名前が生まれ、「秋」には「飽き」がかかっている。碁そのものを否定するつもりはないが、「退屈でない勝負」を望む自分は今の自分に飽きを感じている。そんな春海に様々な感情を起こさせるのは算術だった。寝ても覚めても算術。全身全霊をかけた算術における春海の勝負、それは自分を夢中にさせてくれた算術への恩返しでもあった。 久しぶりにワクワクさせられる本を読んだ!人物はみんな味があって、春海にも抜けているところがあったり、クスッとさせられる場面がいくつもあった。特に後半の北極出地におけるジィさん二人は大好き。シワだらけになっても、少年みたいに夢を追いかけて…曲者なのは確かなんだけど、こう言う研究家気質(というかなんと言えば…)の人たちを見ているのが個人的に好きなので。空を見上げれば星は見える。答えはもらえないけれど、決して拒まれもしない。春海が天への思いを馳せるシーンも素敵。あとは、当時の人々と暦の関係にも驚いた。面白い。確かに、カレンダーやらスケジュール帳やら、あちらこちらで売っている同じようなものだけど、自分のものになった時から、自分だけの時間を刻み始めるんだなぁ。納得。ワタシももうちょい暦と向き合ってみようか。話は逸れるけど、個人的に後半にちょこっと出てきた弱冠の加賀藩主・前田綱紀が気になる。若いのに気概を持って、堂々としている人に憧れるんだよなぁ。笑
4投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログ建部、伊藤の想いをどの様に繋いでいくか。「精進せよ、精進せよ」この言葉を春海がどの様に具体化していくのか。気持のよい明察に期待。
4投稿日: 2018.02.13
powered by ブクログ数学が苦手な私でも読みやすい本。 渋川春海という人は本当に心の優しい方だけど芯のある方だと思いました。 顔も見たことない人に挑む姿 そしてこの時代に天体観測をすることがどれほど大変だったのかわかります。 暦の事にも触れていてこの先どうなるのかそのための知識を上巻で説明されてるのではないかと思います。 観測の旅で学んだこと、共に観測した2人はとても堅苦しい人達と思ってたけど読み進めると全然違いました。 この2人のおかげもあって渋川春海も成長できたんだと思います。 とても面白かったです。 スラスラと読めました。 えんとはこの先どうなるのか気になるので早く下巻を読みたくなります。
1投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ江戸時代、戦国の世から泰平の夜に移る変わる中で、天体測量、暦の改定に人生を賭けた主人公の想いが伝わありありと描写されている名作。 上巻は予備知識無しで読み始めたので、若干?マーク。 下巻になると物語の輪郭が見えてきて一気に面白くなった。
1投稿日: 2017.11.13
powered by ブクログ中学生の時に読もうとして、わずか数ページでリタイアしてしまった本。今回は最後まで読めて、なぜこの本の面白さがわからなかったのか不思議。 囲碁、算術、暦学…色々な学問で戦う江戸時代の人々が熱くて惹かれる。特に、春海は性格的に好きになれる主人公だと思う。えんと春海が今後どうなるのか楽しみ。
5投稿日: 2017.11.01
powered by ブクログ現代で言う数学・天文学を、碁打ち衆で算術に長けた春海を通して、実にドラマティックに書き上げられている。伝記というより時代小説なのだが、当時の江戸城内での人間関係の描写も面白い。老中に命じられて北極出地に旅立つが、北極星の高度を歩測と計算で解くというのは、生半可な数学の知識ではないことに驚かされる。本書の前半で引用されていた直角三角形に内接する2つの円の直径を求める問題なんて、錆びついた自分の数学力では解けなくて、なんとも悔しい!
5投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ渋川春海という、実在した人物による改暦のお話。 春海の、囲碁に対する葛藤を打ち消してくれる程の、算術への関心。 そして、算術における壁を乗り越える、きっかけとなる北極出地。 若い頃の春海の情熱が伝わり、自身もこうでありたいと思えるような、非常に爽快な物語だった。
1投稿日: 2017.09.02
powered by ブクログおもしろい! そもそも、江戸時代に主人公のような碁打ちの仕事のような職業があることすら知らなかったから、いわゆる大河ドラマのような武将や優秀な家来以外にフォーカスされているだけでも興味深く引き込まれた。 主人公の人柄もいい。登場人物がみんないい人!安藤さんや村瀬さん、一緒に星を見て全国を歩く建部さんも伊藤さんも、道策も、みんな魅力的で読んでいて気持ちいい!下巻も楽しみだ!
1投稿日: 2017.08.25
powered by ブクログ江戸時代の理系オタクである渋川春海の興味深い話であった。碁、算術、天体観測とも当時は師もなくルールも決まっていない状態でやっていたので大変な反面興味深いものだったと思う。暦もいくつかあり、新たなものを作っていかないといけないとは初めて知った。松平信綱、保科正之、関孝和、安井算哲。下巻の新しい暦を作り上げていくプロセスが楽しみだ。
4投稿日: 2017.07.09
powered by ブクログ随分前に読んでから相当日が経ってたので、読み直し。 単なる時代物ではなく、算術や暦など独特のテーマをとても巧みな表現で書かれているのに感心した。 他にも光圀伝など著者の本を読んだが、これが一番面白い。 これを読むのは2度目だが、ストーリーをもっとゆっくり、もっと時間をかけて進めてほしいと思わせる、他にない面白いテーマ。
4投稿日: 2017.06.28
powered by ブクログ自分の生きる道が確立されていながら、より困難な燃える道に進む主人公に今の自分の姿をちょっと重ねました。
1投稿日: 2017.06.08
powered by ブクログ江戸初期の改暦を推進した安井算哲(渋川春海)の生涯を綴った時代小説。 由緒ある囲碁棋士の家に生まれながら、算術・天文暦学者としての道を選ぶまでの葛藤。 そして何度も失敗を繰り返しながら、当時の暦の誤りを証明し、正しい暦の採用を朝廷に承認させる奮闘ぶりが見所でしょうか。 一般的には「道なきところに道をつくる」的なベンチャー魂が共感されるポイントかと思いますが、個人的には「人に応援される条件とは何か?」という見方で読むと面白く感じました。 人間的にメチャクチャいい奴に描かれています。
4投稿日: 2017.05.07
powered by ブクログ天地明察は、江戸時代に正しい暦を作るため尽力した渋川春海の物語です。本書で江戸時代に数学の問題を絵馬に書いて奉納し、解答者を募るという算額絵馬 というものがあることを初めて知りました。小説の舞台で算額絵馬が奉納された渋谷の金王八幡宮に行ってみたのですが、算額絵馬を読んでもちんぷんかんぷんでした。
0投稿日: 2017.04.17
powered by ブクログ徳川家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ち上がる。日本独自の暦を作り上げること。 当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生きがいを見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く。 理系男子というと堅苦しいイメージだが、春海はどこか母性本能をくすぐる愛らしさを備えている。 才能がありながら、自分に自信が持てない春海。 そんな春海を見守る周りの人々こ眼差しが暖かくて、心地よい。 上巻は、天地測量の旅を終えたところで物語が終わっている。 旅の中で、暦作りだけでなく、算術にも磨きをかけた春海が、下巻でどのような活躍をするのか楽しみ。
0投稿日: 2017.03.10
powered by ブクログ引き込まれました。 軽やかな中に重みを感じる、不思議な感覚を味わいながら読みすすめておりました。 もう、下巻に手が伸びております…^^;
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初、数学の問題を解く件が、図まで描いてあって、もしかして、この問題を理解しないとこの先の話が分からなくなるのか?とちょっと気が重くなってしまい、しばらく放置してしまった。 あるときまた読み始めたら、そこからグイグイ進んだ。 結局、その数学の問題はさっぱり分からなかったけど、話の内容は分かったし、面白かった。
0投稿日: 2017.02.02
powered by ブクログさらりと時代背景が盛り込まれていておもしろい。苗字っていろいろあっていいんだーとか。この人の本を一通り読んでみようかな。
0投稿日: 2017.01.24
powered by ブクログ徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く―。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。
1投稿日: 2016.12.11
powered by ブクログ学を愛し、全身全霊をかけて設問を挑む姿に心打たれた。そこにさらに天文の真理を導くという課題。下巻はいかに。
0投稿日: 2016.10.09
powered by ブクログ出てくる登場人物がかっこいいですね。特にあのおじいちゃん二人。少年のように目を輝かせる姿が目に浮かびました。私もあんな年の取り方をしたいです。読んでいて気持ちがいい作品でした。
0投稿日: 2016.09.16
powered by ブクログどこまでが実話なのかわからないが、主人公の晴海は失敗を繰り返し、後悔を突詰めることで新しい活路を見出していくような生き方を見せてくれている。 自分の地位に甘んじることなく、自分のやりたいことを探し求めていてこそ、老中酒井が差し出したチャンスに飛びつくことができたのだろう。 歴史ものは好きだけど正直、読むのがちょっと苦手。歴史上の人物が多くできて物語に深みがでるが、その分余談が多くなり読みづらい。しかし、これがないと歴史ものの良さは半減することも承知している。 この話のもう一人の主人公ともいえる関孝和が後半でどのような関わり方をしてくるのか楽しみです。
1投稿日: 2016.09.05
powered by ブクログ淡々とした書き方だがいつの間にか引き込まれる。囲碁侍と呼ばれた主人公がまさかの暦作成に至るまでのお話。
0投稿日: 2016.07.25天地明察 上下
ちょっと変わった?いや、今まで読んでこなかったジャンルです。 こんなことがあったんだなという感じです。
1投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
定石通りの人生に飽きていた春海は 御城碁・上覧碁を勤めとする碁打ちから 北極出地の観測隊に抜擢される。 一方で、算術一瞥即解の士・関に憧れ、 自作の設問を引っさげて挑むものの失敗。 修行し直し再度設問することを約束して、 観測の旅へ出立。 日本各地でひたすら天測、測量の日々。 建部と伊藤の大願を知り、その志を継ぐ。 そして旅の中で新たに作り上げた設問を胸に 江戸へ戻り、再び関に挑む。 上巻はここまで。 時代小説でしかも算術に暦術云々と どれだけ小難しい内容かと思いきや、 意外と読みやすかった。 登場人物たちのユーモラスなやりとりのおかげかな。 でもやっぱり算術の設問に関しては 何のことやら全く理解できず…。 下巻はいよいよ改暦事業? 天文に興味はあるけど理系分野はサッパリだから ついていけるかちょっと心配。
1投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログ江戸時代、四代将軍家綱、及び五代将軍綱吉に仕えた碁打ちの家系に生まれ、後に江戸幕府初代天文方に任ぜられた安井算哲こと、渋川春海の物語。 上巻は、春海の生い立ちから、青年・春海にとって人生を賭けた大事業の始まりとなる“北極出地”を描いている。 と同時に、自分の人生の命題を模索していた春海が己の命題に目覚め、自己を確立するまでの物語でもある。 この上巻に名前をつけるとしたら、「青春編」とでもなるだろうか。 主に前半、ラノベ作家らしい独特の表現が少々気になったが、全体を通してみればその部分は春海が己の生きる意味を求めて逡巡を繰り返すシーンには極めてうってつけの表現だったように思う。 ところで私は数学は苦手なのだが、得意な人にとっては更に楽しめるのだろうか?
0投稿日: 2016.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【空に輝く月と太陽と星】 冲方氏のSFには馴染みがあったので、異ジャンルの本書は逆に手が出しにくかったが、読んでみれば驚くほど抵抗がなかった。そして、宇宙と数というものはいつの時代でも一つのロマンの象徴なのだと思う。学ぶことが娯楽とされていた時代が仮にもし真実であったのなら、とても羨ましい。
0投稿日: 2016.02.02
powered by ブクログこの上巻では「碁」「算術」「暦」の3つがテーマとなっており、正直「いったい何の話?」という感じでした。内容もかなり難しく、薄っぺらい本の割には読むのに時間がかかり、特に惹かれる要素もないまま終わってしまいました。本屋大賞に選ばれたそうですが、万人受けする小説ではないように思います。暦を作るということ自体は、実際すごくスケールの大きいことだとは思いますが、現在あたりまえのように存在している物に対して、その偉業を実感するのは難しいです。下巻に期待してますが、おそらく大きな変化はないでしょうね。
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログスカスカな文章やな。 という言葉が真っ先に頭に浮かんだ。 浮かんだのだが、どこがどうスカスカなのか自分でもよく判らない。あんまり練った感じもないのかな。 人の描き込みも浅い気がする。 ヒロインなんか、ステロタイプ過ぎて、江戸時代じゃねえよって感じだし、まあそれ言えば全員そんな感じか。 つまり歴史小説ではないのだね。 和算と和暦の交差点。 一言でまとめれば、面白い。
0投稿日: 2016.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代小説も数学も苦手なので、始めのうちは全然進まなかったが、半分過ぎくらいから面白くなってきた。 春海のうじうじしたところや鈍感なところが、たまにイラッとします(笑)
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ碁の名門に生まれ、二代目安井算哲を継いだ渋川春海が、日本独自の暦を作り上げ、幕府と朝廷に認めさせるまでを描いた歴史小説。 上巻では、江戸に出てきた春海が算術家・関孝和の存在を知り、その天才に迫りたいと願います。しかし、彼の思いは空回りし、関に向けて提出した算術の問題は、解を得るための条件が足りないことが明らかになり、春海はみずからの才能に絶望します。 その後春海は、時の老中・酒井忠清の命を受けて、日本各地の緯度を測定する「北極出地」の旅に出ます。観測隊で同行することになった建部昌明、伊藤重孝の2人から、学問への情熱を呼び覚まされることになります。 とっつきがたい主題のように思うのですが、それでもすらすらと読めるのは、春海をはじめ登場人物のキャラクターが「立っている」ためで、この辺はライトノベル畑出身という著者の強みが存分に発揮されています。ただし文章自体にはライトノベル臭はほとんど感じません。関孝和、山鹿素行や山崎闇斎といった実在の人物とその業績を織り込んだ本格的な歴史小説です。
0投稿日: 2015.11.27
powered by ブクログああ面白い。江戸時代の数学の話。本屋大賞面白いじゃないか。算額奉納、明察、渋川春海、安井算哲、えん、七分の三十寸、一瞥即解、御城碁、本因坊道策、村瀬、関孝和、明察、無術、北極出地、見事な誤謬、良い問題だなあ。からん、ころん。
0投稿日: 2015.11.24
powered by ブクログ上巻はほぼ一気に読んでしまいました。 囲碁や数学は宇宙になぞらえることが多いので、碁を打って数学をして星を観測する主人公の行動が全てが繋がっているところが魅力の一つだと思います。 自分の熱意を一心不乱に注ぎ続ける人々の姿に感動しました。影のライバルの関さんとか、背中を押してくれた観測隊の先生方とか、主人公を取り巻く環境が本当に良かった。
0投稿日: 2015.11.13
powered by ブクログ◆◆◆天地の仕組みを解き明かせ!◆◆◆ 江戸時代、算術は一大ブーム。それは庶民にも浸透し、様々な身分の人々が問題を作ったり、解いたり(明察)して算術勝負に明け暮れていました。渋川春海も算術の魅力にとりつかれた一人。徳川家碁打ち衆という大職につきながらもいつも算術のことで頭がいっぱい。時間を見つけては算術問題が飾られている神社にむかっていたのでした…。そんな春海が、暦の改定という大事業に抜擢されます。徳川光圀(水戸黄門)、保科正之(名君)、関孝和(算聖)や愛妻えん、彼を見守る様々な人たちに助けられながら、また、思いを受け継ぎながら、学び続けた算術と情熱によって人生の膨大な時間をかけた難問に挑んでいきます。そしてクライマックス、完成した大和暦をもって旧暦との勝負に挑んでいきます。無事、天地明察となるのでしょうか?一生懸命に生きることの素晴らしさを感じる作品。
0投稿日: 2015.10.23
powered by ブクログ数学の問題を誤問し、星の見学に行って、碁を教えているということが大袈裟に書かれているが、全く起伏がないのであまり共感できなかった。 これは江戸時代だからしょうがないのか? 上巻だけの感想だが映画にするほど盛り上がりを感じないのだが
0投稿日: 2015.08.30
powered by ブクログひとりの人の一生を表現するには、ちょっとページが足りず忙しかったかな。でも、面白かったし、癒される部分もあった。
0投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から読んでみたかった作品。 『OUT OF CONTROL』を以前読んで、その中の『日本改暦事情』を楽しく読めたので、安心感を持って読むことが出来ました。 時代小説ですが、読みやすいですね。 中に出てくる算術の出題は、全くわからないのですけど(苦笑)。 『日本改暦事情』でも十分面白いと思い、この話を文庫本で2冊分って、どうなるのだろう…?と思っていたのですが、流石人気作になっただけのことはあり、全く飽きさせません。 まだ上巻を読み終わったところですが、上巻の中でもクライマックスがあり、きちんと読みごたえがあります。 建部様が亡くなった知らせを聞くシーンでは、少し涙が出てしまいました…。 余談ですが…この本の直前に『津軽』を読んでいたので、北極出地隊が三厩まで行ってたという記述にニヤリとしてしまいました。 このまま続けて下巻も読みます。 楽しみです。
0投稿日: 2015.08.14
powered by ブクログ主人公の成長物語。 若い時に素晴らしい大人に出会うというのは一生の財産なのだと思った。 必死で足掻く若者を見守る目がとても優しいことがひしひしと伝わる。 年下であれど、優れている人を素直に敬うということが恥のように感じる時がある。 しかし、真っ直ぐに尊敬の念を表すことがこれほどまでかっこいいことに感じられるとは思わなかった。 碁打ちでありながら改暦事業へと邁進する主人公の姿が生き生きと、時には人間臭く描かれており、非常に読みやすかった。 下巻のレビューへ続く。
0投稿日: 2015.08.07
powered by ブクログ二人の老人の言葉…「だいたいにして若い師というのは実によろしい」「ええ、ええ。教えの途中で、ぽっくり逝かれてしまうということがありませんから」笑った。自分は年を気にしすぎているのかも。一生学ぼうという姿勢を持ち続けたい。
1投稿日: 2015.07.31
powered by ブクログ1507 江戸時代の改暦の話。主人公のワクワク感が伝わり、駆け足で完読。下巻楽しみ!2010年本屋さん大賞受賞。
0投稿日: 2015.07.17
powered by ブクログhttp://bookmeter.com/cmt/20881081 http://bookmeter.com/cmt/21174616
0投稿日: 2015.07.13
powered by ブクログ江戸時代、暦を改暦するために尽力するお話。 今の日本の豊かさ、便利さは全て過去の人々の偉業の賜物であると感じさせる一冊です。 徒歩で全国各地を巡り、途中途中で星を観測し、 歩数で距離を測り、天体を観測する偉業。 当たり前に月日を数えれる現代を作ることがどれほど大変か、歴史の重みを感じることが出来るので読んでよかったと思います。 面白さより、勉強になる要素が強かったかな?
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログひとまず上巻読了。そこそこ面白い、という感じ。 魑魅魍魎を期待していたので、普通の人間しか出てこなかったのが残念。 ストーリーから多少外れるだろうけど、算術の問題で、14の円の周の長さを求めるものが、どう考えても条件が足りなくて解けないのではと思った。 規則性の条件がないと無理なんじゃないのかな。 それが一番残念。 150610
0投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログ上下巻読了。 本屋大賞受賞、実写映画化した作品だが、その期待通り面白かった。 保科正之ら先人達の想いや期待を背負って、渋川春海が改暦という一世一代の勝負に臨む。 多くの登場人物が夢を追い求め、常に努力し、死期が迫ってもなお少年のような純粋な好奇心を忘れない。 1つの仕事をなそうとする男の話。ロマンがあってワクワクした! 時代物でも渋川春海が主人公というのは珍しい。
0投稿日: 2015.05.05
powered by ブクログ江戸時代と言う時代設定で、数学とか天文学テーマってのが、意表付かれて、面白い。展開も工夫されていて、退屈しない。
0投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初は本当に進まなかった。数学的な話や碁の話がいくつか出てきて読み進めるのが、とてつもなく遅くなった。が、改暦に徐々に携わり、自分のしたいことをしていく春海の姿にわくわくしていった。とても恵まれている人だと思う。でも、環境だけではどうすることもできなかったか改暦を周りを巻き込み、共に成し遂げようしたところが尊敬できる人物だと感じた。
0投稿日: 2015.04.20
powered by ブクログやっと読めた…! というのが第一の感想です。まだ上巻だけですけど。 3年も前に買って、何度も何度も読み始めましたが、どうしても読みにくく、途中で他のおもしろそうな本があるとそっちへ浮気し、またしばらく放置…。 その繰り返しでしたが、今回やっと上巻の最後まで辿り着けました。 映画化されているので、どうしてもそのキャストの顔が散らついてしまい、気が散っていたのですが、今回はなるべく思い出さないようにしつつ、読みました。 江戸時代は数学が盛んだった、とは何かで見たか読んだかしたことがあります。 楽しむものだったんだろうなぁ、当時は。 建部さんと伊藤さんの2人がいいなぁ。 いまとなれば、何が読みにくく感じていたんだろう…。 春海は、碁打ちなのにそれを一生の仕事と思えず、なんか苦悩してる。 道策という子も、才能あるのにそれを生かせなさそう。 この時代のしがらみというか身動き取れない感じ。それがどうにも重くて、読めなかったのかも。
0投稿日: 2015.04.15
powered by ブクログ数学が嫌いな私でも、渋川春海や伊藤、建部の夢の壮大さとか浪漫は伝わった。 数学が苦手でも和算は楽しいかな、と思った(●^o^●)
0投稿日: 2015.03.25
powered by ブクログ映画を観ていないのですが配役は知っているので頭の中で主人公が岡田准一君になってました。 どうも私には合わないようで面白さが感じられず・・・。作品の感想は下巻も読んでから書きます。
0投稿日: 2015.03.22
powered by ブクログ男の浪漫が詰まっている 一瞥即解のらへんまで読んで引き込まれたら間違いなくそのまま大興奮のうちに下巻まで読み終えることでしょう
0投稿日: 2015.03.17
powered by ブクログ天文と算術に魅せられ、日本初の和暦作りに挑戦した安井算哲(後の渋川春海。1639~1715年)を描いた同名の時代小説。第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し,第143回直木賞の候補となった。
0投稿日: 2015.03.15
powered by ブクログ第14回(2015/3/8)大四次之会課題本。 からん、ころん。軽妙に鳴り響く幻の音に導かれて、改暦事業の「総大将」を任じられた安井算哲こと、渋川春海の23年に亘る苦闘の年月の物語。時代小説であるにも関わらずチャンバラ劇は一切なく、小難しい暦や星や算術の話ばかりが続いて、細かい部分はあまり理解できていない。何故この小説が本屋大賞を受賞できたのか、本当に大衆受けしたのか、という根本的な疑問は余所に置いて、主人公の生き様について思うところを話そう。 現代においてもし改暦するとなれば、それは自分にはとうてい関与できる自信などない。23歳の春海も当時そんな思いで北極出地へ出かけ、結局その後23年間ひたすら改暦事業に勤しんでしまった。春海は大きな偉業を成し遂げたが、人間としては等身大だ。失敗をしてふさぎ込んだり、他人の才能を羨んだりする。しかし、振り返れば思いきり生ききったと言えるような人生だ。彼は自分の感情を素直に表現し、一進一退を繰り返しながらも確実に前を向いて歩いた。彼はどちらが自分にとっての前方であるかを本能的に理解していた。まずは自分の前方がどちらにあるかを定めなければならない。主人公の生き様は理想の一つだろう。 今回は課題本ということで各自感想文を書いてきたのだが、見事に各々の着眼点が異なっていて興味深かった。一人は現高校数学教師として作中の図形の問題を解説し、算術を”ロマン””芸術”と呼んだ。もう一人は故人を悼むように現代とのつながりと、作中の言葉の魅力について。さらに、高尚な題材を生かし切れていない、上巻だけを薦めると極論を述べる者もあった。さまざまな議論ができたので、結果的に課題本として良い選択であったと思う。 ―本文より抜粋― 『己の死を前にして、互いに歩んできた道のりを振り返ることができる。そういう相手がいることこそ幸福だ』(下巻p.127) 第7回(2010年)本屋大賞受賞作。 第31回吉川英治文学新人賞受賞作。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸時代に囲碁の名家に生まれ、算術好きから「改暦」に携わった渋川春海のお話。まわりの人々との心の交流や思想・背景の描写などが印象に残る。最後に「軌道は楕円であった」という気づきを導き出す。
0投稿日: 2015.03.06
powered by ブクログ算額絵馬のくだりは、算法少女を思い出した。日本は実に多様な文化を持った国であるとあらためて感じる。 江戸あるある的な部分も面白い。 主人公の功績など含めて大変、勉強になる。全然知らなかった自分がちょっと恥ずかしい。
0投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ切った張った系ではない武士の物語は読んでいて本当に清々しく大好きです。難しい算術はちらっと図解を見ただけでパス。根っからの文系ですが、それでも「難題を解く」という事に取り組む事がすごく楽しいくて興奮するのは良く良くわかります。若さ故?熱意故の誤謬もきっと大きな成長の糧になったのでしょう。各地を旅し、天地明察の感動を胸に刻み、上巻は比較的穏やかに終了した感じがします。えんさんが別の男性と結婚するとは思ってもみませんでしたが(;・∀・)下巻はどう動くのだろう・・・本質はまだまだこれからと予想して下巻へ。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ江戸時代,第四代将軍家綱のころ。 渋川春海は,江戸城で将軍家綱の御前で上覧碁を打つ,碁打ち衆の一人であり,公務では,父の名を継いだ安井算哲という名も持っていたが碁より算術に興味があった。 渋谷,宮益坂の金王八幡宮には,算術を記した絵馬が多数奉納されている。 それには問題と出題者の名だけ記されたものがある。算術に自信のあるものはその遺題を解いていい。 そして,難解で春海が解答を出し得なかった問題を解き,正解したものがいる。和算の第一人者として後の世にも名を残した関孝和その人であった。 渋川春海が,日本全国を測量する北極出地という任務を与えられ,建部昌明と伊藤重孝とともに観測をして回るようになる。 戦国から太平に移りゆく江戸で,大老酒井忠清,会津藩主で家綱を補佐する保科正之など,様々な人々と関わりながら,改暦にかける渋川春海の一生がえがかれている。 いやあ。すごい。 読後感が表現しきれないが,とにかくすごい。 渋川春海といい,関孝和といい,世の中には頭のいい人がいたもんだなぁ。
4投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログ色んな物事にこだわりを人は持つもんだと感心。 そのこだわりに真摯に向き合い熱く対峙する姿勢に感動。 たとえ数字を見ると尻まくって逃げ出す自分も本書の主人公に同調できて楽しめた。 下巻が楽しみ。
1投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログKindle paperwhite (2013)を衝動買いして、角川セールやってたので買った。恐らく初めて買った電子書籍。 感想は下巻で。 http://booklog.jp/users/pn11/archives/1/4041002923
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログラノベでも有名な方の時代小説。読みやすいです。主人公の渋川春海がいかにもラノベっぽい「頼りない思春期迷走中の実力ある人」で最初期でもいい歳なのにかわいい。目指すべき数々の大人と、同じ世代の歯がゆさを全面に出した後輩と、普通にラノベ展開のヒロインとキャラはたくさん出てきますが、それよりも算術がいかに楽しそうな娯楽なのか魅力いっぱいに書かれ(誤りがあるらしいですが、ノンフィクションなので正確性はあまり気にならない)、同じ風景を見てみたい情感溢れる描写で読んでてわくわくした。以外下巻にて。
0投稿日: 2015.01.03
powered by ブクログ渋川春海 天地明察です。 さっぱりした読み心地の後味のとても良いお話でした。 たとえどんなことであっても、一つのことに没頭できた いい人生だったなという感じ。 えんもいい味をだしています。 きっぱりきりっとした女性なんだな。 この人のさっぱり感も際立っていた。 関孝和 この人もすごい。 和算の代数や行列式もこの人が考案したのか!!
0投稿日: 2014.11.05
powered by ブクログあっさりしているとか情感が足りないとかレビューにはあったんだけどなかなかどうして、主人公の成長も人生も後世の人間の目から丁寧に読み解いている印象を受けた。 話の終わりはどんな話でも多少はあっけなさを感じるものなんだろうなと。 暦って考えれば不思議なものですが、今に生きる人間にとっては当たり前のあれこれも、世に現れた当時はこんなふうに荒波にもまれてきたんだろうな。
0投稿日: 2014.11.05天地明察というタイトルも好き
繊細で気が弱い主人公渋川春海が成し遂げた事は改暦というとても大きな事。才能はあるけれど未熟だった青年が周りに助けられながら、時には大失敗をしながらも最終的にはやり遂げる過程をわくわくしながら読み進めました。時代背景やその当時の人物もわかりやすく描かれているので時代小説としても楽しめました。
0投稿日: 2014.10.25
powered by ブクログずっと読みたかった作品。やはり昔の人の堅実さと誠実さには頭が下がる。 いまだに謎な関孝和、快活な建部、温和な伊藤、誠実な安藤... 魅力的な登場人物がたくさん。 下巻も楽しみ
0投稿日: 2014.10.24才能を見抜き、どう使うか
将軍にも御目見えを許された碁打衆の一人、春海には算術の才能もあった。 算術の問題を絵馬にしたためた奉納絵馬を見るために訪れた神社で、運命的な出会いをする。算術の心の師と仰ぐ「関」と、心の支えとなる「えん」との出会いだ。 からん ころん 絵馬が風に揺れる音が、その後の転機の際に聞こえてくる。 碁の才能よりも算術の才能をかわれ、知らず知らず大きなプロジェクトを担うことになる春海。 それは、800年の伝統を打ち破るものだった。 春海の天然さ加減とプロジェクトの巨大さが対照的で、「こいつで大丈夫かよ」と思いつつ読み進む。 最初はプロジェクトの石のひとつだった春海も、沢山の挫折を乗り越えるうちに、困難にも盤石な布石を打ち、最後にはすべての石を動かす中心人物になっていく。 碁と算術と暦のお話なんだけど、人の才能を見抜き、どう使っていくかというお話でもある。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ面白かった。じんわり感動するヒューマンドラマ、人間成長小説。 主人公渋川春海の人生を語る小説で、失敗あり、挫折あり、喜びあり、出会いと別れあり、人間関係あり、そして恋ばなありの物語となっています。 大きな挫折からの復活劇はやはり涙を誘います。 しかし、この物語、わざわざ上下巻と分ける必要あったのかしら?ちょっと厚めの文庫本で1冊でまとまると思うんですけど... とはいうものの上巻では、まず、春海の若かりし頃が語られています。 碁うちでありながら、算術を得意とする主人公。 そして、自分自身の人生に悩みながらも、碁を続け、さらに会ったこともない算術のライバルに負けじと問題をだす。ちょっと頼りなく、おっちょこちょいな感じがしながらも、憎めない人物像です。 そして、やらかす一つ目の失敗。しかし、これが今後の物語のすべての布石になっています。 そして、北極出地で、全国の緯度を計測する仕事へ。ここでもよい人たちとの出会いと別れ、自分を高めていきます。 ここまでで上巻です。 いつになったら天地明察が出てくるの?っと下巻に期待します。
1投稿日: 2014.10.05とにかく面白い歴史エンターテインメントとなっています
内容は煽り文のとおりです。武士の物語ではなく、暦を作成しようとする男(達)の物語ですから、基本的に地味なはずですが、というか、地味なんですが妙に面白い。 強く感じるのは、江戸中期という時代の雰囲気です。戦国時代から江戸時代に移り変わり、江戸は空前の繁栄を遂げようとしています。そういう泰平で豊かな時代が主人公の生活から自然と分かります。その一方で、長きにわたる徳川の治世のため身動き取れないガチガチの世の中であることも、碁打ちとしての日々の勤めの描写から痛いほど伝わってきます。武士でもないのに、家老の気まぐれで帯刀を命ぜられたり、自らの知力の全力をもって戦う事が否とされ、古典の打ち筋を御前試合として見せるのが是とされる無意味さ。 ですから、主人公が算術という当時の知識人の間での流行のめり込んでゆくのは大変な説得力があります。あくまで新しい理論をもとめて探求するという数学の宿命に引かれるというのは分かるし、問題を作って公にし回答者と真剣対決するというスタイルも面白そうです。 ところで、江戸時代は何もかも停滞した時代ではありません。新しい文化や技術もたくさん開発されました。権威主義で身動き取れない組織でどのように革新が起こったかという例がここにあります。算術にのめり込んでいることが老中達の知るところとなり、主人公は家老から測地隊への参加を命ぜられます。後半は測地隊の道中が描かれ、かれらから未来を託されるところで本巻は終了となります 高度成長も遠くになりけりで、現代日本に暮らし、いろいろなガチガチを感じる我々に響く内容となっていますね 本レビューにはばっさり省きましたが、途中にはちょっとしたロマンス(みたいなもの?)もあり、その行方も気になりますし、天才関孝和との関わりもどうなるのか、先を読みたい気分で一杯です。下巻も楽しみ
1投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログ日本独自の暦を作り上げた渋川春海…。 その名は知ってましたが、こんなにもすごい人生を生きたんだなぁ〜!
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ新暦制定に人生をかけた江戸時代の天文暦学者である渋川春海を主人公とした歴史小説。 映画公開もされた事でご存じの方も多いのでは。 歴史小説というと硬いイメージが付き纏うのですが、評判の高さから興味を抱いて読んでみたところ、実に良い物語に出会いました。 純朴な性格の春海が夢に向かって邁進する姿は読んでいて実に面白く、物語に惹きこまれていきました。 脇を固める登場人物も個性豊かで実に楽しい。 春海たちがどのように新暦制定を成し遂げるのかを楽しみに、下巻を早く読み進めたいと思います。
1投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ江戸時代の数学者がひょんなことから天文観測の命をうけ、緯度経度の測量をする物語。主人公は幕府の囲碁指南役であったが科学に精通し天球儀を作り、暦の作製をする。
0投稿日: 2014.09.03
powered by ブクログ評価は下巻にて 春海の人柄含め周りの人達も良いキャラクターで 頑張ってる姿に荒んだ気持ちが救われる(笑) 下巻が楽しみ
0投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログ時代小説って読んだことなかったけど、これは読みやすい。言葉遣いとかが古めかし過ぎないからか?春海の内面がよく描かれてて感情移入しやすいし、脇役も皆キャラが立ってる。ストーリー自体も分かりやすくて面白いけど、中の設問を実際に解けたらもっと面白そう。
0投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログ誠実で心優しい渋川春海のキャラクターがとても好き。春海を含め、伊藤さん、建部さんみんな社会的に自立した大人でありながら、少年のような好奇心をもち続ける姿はなんだか羨ましい。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ先に映画のほうを観ました。 そして、私の中ではこれは、軽めの歴史小説なのではないかと思っていました。 でも、今回小説を読んでみて、舞台こそ江戸時代の初期ですが、これは青春小説または成長小説なのではないかと思いました。 主人公渋川春海は、才能のある碁打ちなのですが、飽きたのです、碁に。 嫌いじゃないけど、飽きた。 これは、職業世襲の江戸時代には大変困ったことです。 とりあえず次男なので家を継ぐ責任はないのですが、職業選択の自由はないですし、何よりも碁の才能がある。 なのに、悩むわけです。 やりたいことが見つからない。本当に自分がやるべきことはなんなのか。 これは、今の世の中に生きる人なら、大抵思うことですよね。 碁のライバル本因坊道策に、さんざん碁に打ち込むよう言われても、本当にやりたいことはこれではないと思うばかり。 本当にやりたいことは、算術なのです。(私にとっては理解不能じゃ) 心から打ち込みたいことがやっと見つかったその時に、自分と同じ年齢(23歳)で、はるかに算術に長けたライバル、関孝和に出合う。 とてもかなわないと逃げたい気持ち、精進して何とか肩を並べるようになりたい気持ち。 二つの気持の中で揺れる春海。 そんな時、幕府の命令で北極出地に駆り出される。 北極出地というのは、日本全国で北極星を観測し、その地の緯度を計測し、距離や方角を測ること。 一年以上の旅暮らし。 せっかく算術への情熱が高まっているのに。 で、その北極出地の部分が私は映画を観ていて一番好きだったのですが、小説でもここがやっぱり好きだなぁ。 最初はちょっとくさっていたのに、観測隊の隊長である建部昌明とその補佐をする伊藤重孝の二人が、算術好きで、仕事を楽しんで行ううえに、観測前に緯度を計算して、当たった外れたと子どものように算術を楽しむ姿を見て、春海の心はほぐれていきます。 天を測り、地を測る。これも算術。 数学嫌いの私まで思わず笑顔になってしまうくらい、彼らの算術好きは微笑ましいのです。 もちろん恋愛もあります。 なんて奥手な渋川春海。 演劇マンガ『ガラスの仮面』で、月影先生がマヤにこういうシーンがあります。 戦国時代の人を演じるのではない。 戦国時代に生きていた人を演じるのだ。 この小説も、江戸時代に生きていた、同じ人間、ひとりの青年としての渋川春海が成長していく物語として、楽しむことができると思います。 まだ上巻までしか読んでいないけど、時代小説苦手な人にも、ぜひ読んでみてほしい一冊です。
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014/7/20 えー、えんちゃん嫁に行っちゃったのー!? ちょっとさびしい。拍子抜け。 伊藤さんと建部さんがすごくかわいくてほのぼのしてたのに建部さんが… ホントに悲しかったよ。泣いた。 やりたいことがあってそれをする能力もある人がどうして死んじゃうのよ。 悔しいな。実に。 でも不死の人はいないからみんな同じなんだけどさ。 でもやっぱ悔しい。 下巻へ。
0投稿日: 2014.07.20
powered by ブクログ読了。 暦、算学、囲碁。 とっつきにくい世界観かと思ってましたが、とぐいっと物語に引き込まれた。 おもしろい。
0投稿日: 2014.07.19キャラクターが立っている。いい意味でライトノベル的。
うまく言えないのですが、「人間」ではなく「キャラ」が描かれているような印象があり、 ライトノベルのような趣がある小説だと思います。 円さんなどは、出てくるたびに「ツンデレ」というワードが頭をよぎったり。 ラノベだ!と言って、貶していると捉えられるとどうしようもないんですが、 キャラクターが魅力的で、さくさく読めて、すっごく面白いということを 端的に言うとラノベ的だなあと思うわけです。 晴海、カッコいいです。円さん、カワイイです。なので、☆5で。
0投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログ下巻を持ってこなかったことを後悔した。 それとともに、持ってこなかったことを良い選択だったとも思った。 たぶん今から下巻読んだら読み終わるまで寝れないから…。それくらい面白かった。 私が小説に感動するのって、感情移入できるときとかもあるかもしれないけど、圧倒的に「美しさ」が勝っている気がする。 取り上げたテーマそのものなのか、 一筋縄でいかない難問をいとも簡単に解き明かす様なのか、 逆にその難問にひたむきに取り組む姿なのか、 自分がどこに惹かれているのかまだよく分からないけども。 そして、主人公がまたいい。 知へのあくなき好奇心、謙虚さ、素晴らしい人を素直に尊敬する強さ。 惚れた。 決してスマートではないけど、惹きつける輝きがあると思う。 早く出張終えてお家でゆっくり続きが読みたい。
1投稿日: 2014.07.13下巻になってトーンダウン
「こんな分量の本を上下巻に分けて儲けようとするな」というレビューを読んで、その怒りモードにほほ笑んでいたのだが、実際読んでみて気持ちがわかった。この本は上巻はすごく面白く、ぐいぐいと興味をひっぱって、物語に没入させてくれる。ところが下巻になると、途端に作者的な「書かなきゃいけない事」の箇条書きみたいになってきて、しかも上巻のものすごく面白そうな伏線のほとんどがつまらない形で終わる。でも上巻が面白いので下巻を読まざるを得ない。一冊であれば前半の余韻でごまかされるであろうに、上巻・下巻に分けられている事で、つまらなくなった事への腹立ちが抑えきれない一作である。でも前半は面白いし、作者の視点もこれまで知らなかった世界を垣間見せてくれる。良作。
0投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何度も目頭が熱くなった。 エンターテイメント性に優れている。文章でありながらありありと情景が浮かんで鳥肌が立つ。文体も、不思議とスラスラ読める。 なにより主人公渋川春海の人となりとその姿に圧倒される。謙虚で誠実で、自分の好きなものにひたむきに打ち込んでいる姿を見て、こんな人間になりたい、こんな生き方をしたいと思わされる。 単なる小説という枠を超えた傑作。座右の書となりそう。
0投稿日: 2014.07.08
powered by ブクログ暦、算学、囲碁の3つの要素に彩られた青春小説。 “算額奉納”主人公である春海の視点で物語に触れているためか、絵馬同士がぶつかって、と鳴る「からん、ころん」という普段、神社に行っても気に止めていない音も、特別なものとして感じられ、簡単にこの本を楽しむ姿勢ができ、序盤から面白さを存分に味わえました。 「星だ!」「星だ!」観測に出てからの建部と伊藤のコンビがとても素敵で、その2人に触発されながら自分の人生に挑もうとする姿勢を持つところは読んでいてワクワクしました。 夢があるっていいなぁ。人生をかけてやりたいことを見つけた人はものすごくかっこいいと思います。 “人には持って生まれた寿命がある。だが、だからといって何かを始めるのに遅いということはない。(P256)”
1投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ下巻も読み終わりましたが、面白かったです。上巻が楽しく読めたら、下巻もきちんと面白い。 かなり序盤から算数の問題が出て来ますが、問題も素敵なチョイスだと思います。解説がないのも素晴らしい。
0投稿日: 2014.06.17
powered by ブクログ江戸時代、算術に魅せられてどんどんその世界に没頭していく主人公。その熱さもさることながら、彼の真面目で誠実な性格に好感が持てます。
0投稿日: 2014.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(6/06/'14) 読み終わった日が本因坊秀策生誕185周年だったなんて運命か!? 「天地明察」の主人公の渋川春海、囲碁プレイヤーとしては二世安井算哲 碁打ち衆四家である安井、本因坊、林、井上のうちのひとつの血筋 劇中で安井算哲をライバル視する本因坊道策が四世で秀策は十四世の跡目になった人(襲名はしなかったみたい) 囲碁プレイヤーだけど数学が大好きで暦を作ることになった男の話 登場人物が多くて、時間軸が長くて、解説も多いから苦手な歴史モノ だけど、エピソードに惹き込まれて読み続けちゃう冲方丁マジック DVDレンタル店でパッケージをみたら借りるのやめた
0投稿日: 2014.06.06
powered by ブクログ誰かのオススメで読んだ本。出てくる人物が天文学に没頭したり、囲碁に道を見出したりする真摯な姿に心動かされる時もあれば、オタクすぎて笑えたり。するするっと読める楽しい小説でした!
0投稿日: 2014.05.25
powered by ブクログhttp://hinbeee.blog31.fc2.com/blog-entry-1464.html
0投稿日: 2014.04.25ご明察です
映画化されている作品と言うことで、映画を見る前に原作を読んでみようと思い購入しました。 上・下巻に分かれていて、上巻を読み終えて今下巻を読んでいる途中です。 上巻では、ほんとうに自分がしたいことが何かわからないまま日々をすごしていた主人公に思いもよらない出会いがあり、挫折がありで 物語が進みます。 上巻で登場した人物たちが下巻ではどんなかかわりを持ってくるのか、または持ってこないのかわかりませんが、下巻を わくわくしながら読みすすめています。
0投稿日: 2014.04.16
powered by ブクログ図形の問題は代数方程式で解いた。スパっと一発で出そうな気もするがわからない。等差数列の問題は暗算でできた。今でも算術絵馬ってあるのかな。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログ閉塞した社会の中で、どこか鬱屈した春海の生活 数学・天体・そして変わり者たちとの交流を通じて春海の日々に変化が… 春海の純朴な性格と文体が上手く同調している 下巻も楽しみ
0投稿日: 2014.04.03
powered by ブクログ爽やかでアツく、分かりやすく面白い。けど全4巻とかでもっとボリュームあった方がいいかなと。算術と暦の関係がいまいちふわっとしてたのでその分軽く読めた一方で、一般受けしないと思うけどそこをガッツリ描いてくれるともっと読み応えがあったかも。
0投稿日: 2014.03.26
powered by ブクログご多聞にもれずおもしろいというほかなく。 ただ私自身は主人公よりバケモノ関さんのほうが気になっております。
1投稿日: 2014.03.24改暦とは何か、それがいかに大事業かがわかる本
江戸時代前期、中国の授時暦を修正した貞享暦を作った渋川春海(安井算哲)を描いた作品。 たかが暦、されど暦。改暦の意味、それがいかに大事業かがよく理解できた。 春海を取り巻く人物も実に良く描かれている。春海を支え続けた垂加神道の山崎闇斎、和算の大家関孝和との交流、会津の名君保科正之とはいかなる人物であったかなど。 春海の恋も織り込まれており、実に面白い一本。
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014.3.18~31読了 囲碁、算術、天体観測、暦学といった江戸時代とアンマッチと思われる素材での構成が成功している。渋川春海という実在の人物を爽快感あふれる人物像として描いている。後に伴侶となる"えん"の人物造形も効いている。江戸が世界最大都市に近かった頃の話だが科学技術についても中々だ、と思わせてくれる。
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ2014/2/25 どうしても映画化された主人公、岡田准一くんがイメージされてしまったけれど、すごく読みやすかった。 天地明察に至るまでの背景や登場人物についてつぶさに描かれているので、入り込みやすい一冊だった。 冒頭に23年間とあるため、まだまだ先が長いと思うと、多少だれてしまいそうだが、若き日のハツラツとした主人公の素直さが読んでいて清々しく、読了感も爽やか。 下巻が楽しみ。
0投稿日: 2014.03.03生涯をかけて
生涯をかけて、挫折も乗り越え、一つのことを全うする、学者の鏡と言えるような人物の物語。保科正之が糸を引くけれど、この人の成立させた規則や施設、先見の明などが素晴らしすぎる。会津に飢人なし。
0投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作中の舞台である江戸時代は戦が終わり、比較的に平和な世の中であり、それは現在の日本に似ているなと思った。その時代で、戦を知ら世代である渋川春海が今に退屈を感じてしまい、変化を望む気持ちは、戦争を知らない世代である私の気持ちにも通じるものがあるように感じた。
0投稿日: 2014.02.25すがすがしい感動が心地よい!
30代男性です。 主人公のすがすがしい人物像に、すっかり引き込まれてしまいました。 とても面白いです。 明日から仕事頑張れる気になってます! いまから下巻読みます。
0投稿日: 2014.02.20
