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アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎/東京創元社
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総合評価

2529件)
4.0
828
894
544
81
18
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    再読なのでどんでん返しのタネを知った状態。初読では見事に騙されたけど、2回目は伏線をたどりながら読めてそれはそれで楽しめた。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    安定の面白さが秘められた伊坂さんの作品でした。久しぶりに読めてやっぱり伊坂さんの本が好きだなと今回も再確認しました。全くの別世界の話だと思ってた内容の伏線の回収の仕方に新鮮さがありました。人物の重なりあった二つの物語、癖があり面白かったです。

    12
    投稿日: 2026.01.07
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    初めは少し身近でゆっくり展開する物語なのかなと予想していたけれど、結末というか真相になるほどと思った。 過去と現在が交互に描かれている理由を何も考えずに読み進めていた、それで良かったのかも。

    1
    投稿日: 2026.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブータンの国民性(因果応報だから悪いことはしない、生まれ変わりはあるから死と恐怖は別物、自分のことよりも他人のことを祈る)、倫理観が曲がった若者、出会いと運命、といったテーマ設定が面白かった。 他人に興味がない麗子さんが、琴美と河崎、ドルジに出会って、助けれる人は助けるといった信念を持つようになったのに感動した。 意外と外国語習得の極意も散りばめられていたので英会話実践してみたくなった。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    似た者同士最期まで仲良くやっていこう。そんなフレーズが聞こえてくるようだ。 話の掴みや展開、仕掛けがことごとくハマっていたと思う。二つの視点からなる物語が重なっていく。著者の名著の一つ、拝読させてもらいました。

    1
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現在の椎名視点と2年前の琴美視点の2つの時間軸の物語が交互に流れ、物語の行く末を少しずつ示唆しながら進み、嫌な方向に進むんだろうなと思いながらも、違うといいなと胸をざわざわさせながら読み進めました。大筋はかなり序盤で予見できるし、思ったほどのどんでん返しはなかったですが、次々ピースがはまっていくような物語の展開がよかったです。 琴美視点のラストは救いを感じさせる部分もありましたが、悲しい展開と現在のドルジに二人から受けた影響を感じるのが切ないです。 ブータンの死生観ならどう感じるのだろうかと思いました。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    河崎、ドルジ、琴美の物語の終盤に巻き込まれる椎名の話。 高校卒業後、上京したてでまだあるべき自分がないなかで、何か刺激的な香りがする河崎にどことなく惹かれてしまう気持ちはすごくわかる。 読者としては、そんな素直でどことなく頼りない椎名の考察や言動が頓珍漢であることにいじらしさを感じつつも、彼らの物語を受け入れ、人間的に成長したと思う。 実家に帰り、家業を継ぐのかもしれないが、頼りがいのある椎名になるのではないか、と個人的には考えている。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    最初読み進めている時は全くわからなかったけど、終わってみたらとんでもない作品だった。おもしろかった!

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    最後らへんのどんでん返しはめっちゃびっくりしたのを覚えてる。 題名が良すぎ! あらすじもおもろそうで迷わず購入。

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    ハラハラドキドキ。 最後の展開は全く予想できませんでした。 今まで読んだ他の伊坂幸太郎の作品に比べると、話のスピード感が速くなかった感じがします。

    0
    投稿日: 2026.01.02
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    時間かかったけど読み終わった。 過去と現在を交互に行き来しながら進む、途中重なる部分もありながら後半伏線回収が凄かった。 川崎が結構感覚が鋭くて好き。

    1
    投稿日: 2026.01.01
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    伊坂幸太郎先生特有の、時間軸を変えて話が進んでいく物語。 自分が主人公だと思っていたら、他でも話が進んでいて、思わず「なるほど!」となった。 どんでん返しという程か?とは思うが、騙されてしまったんだろうと思う。

    2
    投稿日: 2026.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎さんの『アヒルの鴨のコインロッカー』、です。 大学進学のため仙台に引っ越してきた椎名は、アパートの隣人である青年・河崎と出会います。河崎は椎名に親しげに接し、ボブ・ディランの歌をきっかけに会話を重ねた後、「広辞苑を盗むために本屋を襲わないか」と呼びかけます。椎名は半ば流される形でこの計画に加わり、モデルガンを持って書店に向かい、本屋を襲います。 一方、物語と並行して二年前の出来事が描かれます。仙台でペットショップに勤めていた琴美は、ブータン人留学生のドルジと恋人関係にあり、穏やかな日常を送っていました。その頃、仙台では動物を標的にした連続虐殺事件が発生しており、琴美は犯人グループと夜の公園で偶然出会い、彼らに狙われることになります。 当時、琴美とドルジの周囲には河崎という青年が存在しており、攫われそうになる琴美を助けてくれていました。また、河崎はドルジに日本語を教えてくれる存在でもありました。しかしその後、河崎は病を苦に飛び降りてしまいます。広辞苑は、日本語教師である河崎とドルジの繋がりを表現しています。 さらに、ペット虐待犯を追う過程で、琴美は彼らが逃走しようとする車に跳ねられ、命を落としてしまいます。琴美は死の直前、少し先の未来でドルジが犬を助けるために車に飛び込む場面を夢に見ていました。 現在に戻り、椎名はペットショップの店長・麗子から真実を聞かされます。椎名が隣人として接してきた「河崎」は、実際には河崎本人ではなく、ドルジが河崎の名を名乗っていた存在であることが明らかになります。 ドルジが広辞苑を手に入れようとし、本屋襲撃を計画したのは、琴美を死に追いやった本屋ではたらいていた犯人・江尻に辿り着くためでした。その目的のため、彼は河崎を演じ続けていたのです。 琴美を理不尽な暴力によって失い、さらに友人であった河崎も病で亡くしたドルジは、異国の地で深い孤独と悲しみを抱えていました。彼は、琴美から教わった「神様の声」であるボブ・ディランの歌を心の支えに、復讐を決意していました。ただし、その復讐の方法は直接的な暴力ではなく、犯人の江尻を捕らえて木に縛り付け、その行方を自然に委ねるというものでした。 物語の最後、椎名はドルジとの別れの場面で、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を流したラジカセをコインロッカーに入れ、「僕たちは神様を閉じ込めてみたんだ」と呟きます。 ボブ・ディランはまだ歌っているだろうか、と。   …アヒルと鴨は、見た目がよく似ているのに、実は違う存在です。しかし、知らない人や遠目で見ている人には、区別がつきません。アヒルだと思って見ていたものが、実は鴨だったことはあります。 そして、椎名は最後に善悪の判断をつける存在である神様をロッカーに閉じ込めました。いろいろ考えさせられますよね。 伊坂幸太郎さんの代表作って本屋大賞をとった『ゴールデンスランバー』何でしょうけれど。 私はこの作品すごいと思います。

    2
    投稿日: 2025.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現在と過去が交互に描写されているが、どこかそれらが噛み合わない不思議な感じが残されたまま、終盤にその謎が明かされる展開

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    不穏な雰囲気にドキドキしながら読み進め、後半のどんでん返しに驚き、終わり方の不安定さにモヤっとした。 新人賞受賞作だったのね。展開の衝撃はけっこう大きいし、キャラも魅力的。引っ越したアパートで出会った人と、いきなり本屋を襲撃して広辞苑を盗むという展開も惹きが強い。 描写は細かく、時間軸の移動でも全ての伏線が回収されてて、それらが符合するのは読んでいて爽快だった。 しかし気持ちのいいラストではないので、あまり好きにはなれなかったな。

    8
    投稿日: 2025.12.29
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    面白いって見て買ったけど、あらすじを読んで広辞苑を奪う話って面白いの?と思いながら読み始めた。 ただの広辞苑奪う話じゃなかった、面白かった。過去と現在が段々繋がっていく感じが心地良かった。 ☆4.2 2025.1.4

    8
    投稿日: 2025.12.28
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    序盤に起きるさまざまな出来事は「どうして?」と思うことばかりで、悶々としながら読み進めていましたが、途中から物語がピタッと繋がり、その驚きも倍増しました。 『アヒルと鴨のコインロッカー』という不思議なタイトルも、読後には「なるほど」と思える伏線回収があり、忘れられないタイトルになりました。 別作品の登場人物とのちょっとした繋がりもあり、思わず嬉しくなりました。

    77
    投稿日: 2025.12.28
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    名作を量産する作者なので間違い無かったです! 読みやすい。 タイムシフトしながら点と点が繋がる感じ。それがストーリーのみならず、ちょっとした描写にも掛かってくる細かさにびっくりです。 タイトルが何の比喩かと謎でしたが、、うーん、なるほど笑

    27
    投稿日: 2025.12.27
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    途中まで展開が読めませんが、前半の奇行の意味が後半でわかった時の気持ち良さは、まるでガツンと頭を叩かれたような衝撃です。 ただ、話全体としては少し暗めです。 読み終わって、決してハッピーエンドではないのだけど、どちらかというとハッピーエンドなのかな?といった印象です。

    5
    投稿日: 2025.12.25
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    僕はつまらないと感じました。 この著者の魅力である世界観、会話のテンポの良さ、ユーモアが効いていてオシャレな言い回しなどに、自分は評価の重点を置いていないのだとわかりました。 もっとわかりやすいものに取り組みます。

    6
    投稿日: 2025.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書に限らず、伊坂幸太郎さんが描く会話が本当に大好き。やけに遠回しな伝え方や、皮肉めいた表現。会話を紡ぐ登場人物同士の関係性を読者に想像させ、小説の素晴らしさをしみじみと感じる。 それだけが伊坂幸太郎さんの魅力ではないのだけれどするすると文字を浴びせられ、どんどんページを捲らされるのが気持ちいい。 「現在」の時間軸で頑なに河崎の名前を出していないことや、容姿の端麗さに関する記述が乏しいことから、「二年前」の河崎とは別の人間なんだろうなとは思っていたけれど、本当にそうだとそれはそれでびっくりするし、納得する。 これは自分の解釈だけど、はじめに椎名と河崎が会話した場面で、 「実は、俺は死から、復活したんだ」 「不死の状態から」 と河崎(ドルジ)が話していることについて。この時のドルジは精神的にも肉体的にもブータンと日本の間で揺蕩っていたから、死んでも生まれ変わるというブータンの考えを心から信じる事ができていなかったのではないかなと思う。だからこそ、最後の場面により心を奪われた。神様には、ドルジの行動はバレていないし、二人は必ずまた会えるよ。

    8
    投稿日: 2025.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やられた! 過去と現在を行き来するストーリー構成 最後はどこか希望があるような明るいラストで良かった。といっても完全なハッピーエンドというわけではないけれど 動物が傷つけられる描写が苦手な人には苦しいところがあるかも、、わたしは虐待の描写の部分は流し読みしました。想像すると読めなくなっちゃうと思ったので、、

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    偶然が悲劇を生んでしまったことに胸が痛んだ。この悲劇と時の流れによる関係者の変化に驚いた。人生の目的を失ってしまった河崎は脆く儚かった。 琴美は怖かっただろうな、天国で河崎と平和に痴話喧嘩してたらいいな

    1
    投稿日: 2025.12.20
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    過去、現在が交互に描かれ、段々と重なり合っていく様子が少しずつ真相に近づいていく感じがして引き込まれる。どちらにも出てくる人物、片方にしかいない人物、なぜ片方にしかいないのか?など想像を膨らませながらどんどん読み進めてしまった。おもしろい!

    1
    投稿日: 2025.12.20
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    正義感の強い考え無し行動派ヒロインをどうしても好きになれず、最後まで登場人物たちの行動原理や動機に納得できないまま読み終えてしまった。 タイトルと装丁に惹かれて購入。 舞台設定?や世界観は好みだったがかなりエンタメ寄りの作品に感じたので、作者の他作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.12.17
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    唐突な始まりから、一体どんな物語が始まるのだろうとワクワクしながら読み進めた。 読むほどに登場人物が愛おしく思え、やがて訪れるであろう結末に胸を締め付けられる思いだった。 爽やかで、切ない読後感を味わえました。

    1
    投稿日: 2025.12.16
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    十数年ぶりの再読。面白いけどちょっと重い内容だなという印象があり、なかなか読み返す機会がなかったが、全国高校ビブリオバトルの動画を見て久々に手に取った。結果、この本は再読必須だと痛感。 物語は現在と二年前が交互に語られていくカットバック形式。現在と過去のつながりが分かってくる一方で何か引っかかりを感じる。それは物語の序盤でちょっとした「仕掛け」が施されるからなのだが、物語終盤までその種明かしはされない。初見ではこの種明かしで「やられた」、と思いながらすべてがつながっていく爽快感が得られる。そして再読では結末を知ってるが故にそれぞれの人物描写や言葉の重みを感じた。 初めて読んだときは学生だったのでピンとこなかったが、今読むと麗子さんの変化が一番刺さる内容だった。年を重なると何となく変化に対して億劫になったり、守りに入ってしまうなと感じる。でも、芯となる価値観を変えなければ行動や考え方を変えたり変わったりするのは恐れる必要のないことなんだろうなと思った。 全体を通して悲劇的な内容もあり重く感じる部分もあるが、悲壮感は少なく軽やかさえ感じるのは伊坂作品ならではだと思った。理不尽な出来事もそれをどう捉えるかは当事者次第であり、世の中が押し付けてくる正論など関係なく自分が選ぶのが正解なんだというのが伊坂作品の自分なりの解釈である。 改めて思ったがタイトルが秀逸だし、神様の閉じ込め方がとてもいいなと思った。

    1
    投稿日: 2025.12.15
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    謎が多いカリスマのあるキャラクターの書き方がとても上手いなぁと。最初は嫌味な奴という印象だけど、徐々にもしかしたら良い奴かもと思わせる描き方に引き込まれる。

    1
    投稿日: 2025.12.14
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    すらすらと読めました。 映画も見てみたいけど、中々映像化難しい様な気もしますね。 大学生の椎名が引っ越してきたアパートで出会う河崎との奇妙なストーリー。 現在と過去を交互に交えながら、話は進み、最後には、、、、 本を読み終わった後には、ボブディランの音楽が聴きたくなるのでは。 そんなお洒落で、少し切ない本です。

    2
    投稿日: 2025.12.13
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    カットバック形式、叙述トリックってやつにまんまと騙されたな。違和感あるなと思いつつも種明かしされるまで見当がつかなかった。 序盤は物語の歩みが遅く、どこか噛み合わない感覚にウズウズしながら読み進めていたが、終盤になって一気に加速し、気づけばページをめくる手が止まらなくなっていた。 本作は、軽やかな会話とコミカルな空気感の裏で、取り返しのつかない現実が静かに進行していく物語。読み進めるほどに、過去と現在がどこか噛み合わない違和感が積もっていき、最後になってそれが「出来事の誤解」ではなく、「自分自身の見方の誤り」だったことに気づかされる。 主人公は被害者でありながら、同時に目撃者であり、知らぬ間に加害の構造に組み込まれてしまった存在でもある。違和感を覚えながらも深く問いたださず、流れに身を委ねてしまった結果、彼は取り返しのつかない側に参加してしまう。そこにあるのは悪意ではなく、無知と善意と不安定な状況だけだ。 ラストに救いは用意されていない。すべてが明るみに出ても、世界は何事もなかったかのように続いていく。ただ痛みと後悔の感触だけが、静かに読者の側に残される。綺麗事では回収されない、この冷たさこそが本作の持つ現実感だと感じた。

    13
    投稿日: 2025.12.09
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    コメディっぽい雰囲気で始まり、だんだんと不穏な空気が漂ってきて、現在と2年前のストーリーが重なっていく流れはよかったな。 ボブディラン知らなかったけど、映画では主題歌になっていた。予告編を見てみたら作品の雰囲気とすごくマッチしてた。 私には主人公はあんまり魅力的な人物には映らなかったけど、この曲を丸暗記するまで何百回も聴いたんだろうなと思うと少し好感が持てた。

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    期待しすぎたかも 終盤の伏線回収は凄いけど、最終的なストーリーが魅力的ではなかった。ボブディランは知らなかったのでYouTubeで検索して風に吹かれてを聞いてみたら、コメント欄に本書のことも話題に挙げられてた。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正直に言うと、最初の方はあまり合わないな…と思いながら読んでいた。どこか力の抜けた現代パートと、不穏な過去パートが交互に進むも、とても読みやすい。 なんとなくそうなのかなと疑いながら読んでいたのでそれ自体にはそこまで驚きはしなかったものの、本がなくなった理由など、細かい伏線は見落としていたので納得感があった。さりげなく新聞を読ませるのは(彼も、これを考えた伊坂先生も)上手いな〜と鮮やかさにため息が出た。過去と現代が繋がってからはとても面白く引き込まれた。 彼は自首したのか、帰省から戻った椎名はどんな選択をするのか。彼らの道がもう一度交差することはないのだろう、という寂しさと乾いた爽やかさが残っている。 それにしても、どのように映像化したのだろう…。

    2
    投稿日: 2025.12.07
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    二つの物語が、どうつながるのか、終わりの方までわからないし、コインロッカーが意味するものが、何だか切ない。

    1
    投稿日: 2025.12.04
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    衝撃的だった。 叙述トリックに完全にしてやられた。 映画も見たけど、原作の方がずっと良い。 ラストはどうなんだろうって思ったけど、それ以外は衝撃的に良かった。

    33
    投稿日: 2025.12.04
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    2025.11読了 本屋を襲うという突拍子のなさから、軽快な語りとユーモアを感じれるのかなと思ったが、結構重い展開多くてびっくり。 特に動物関係のくだりは結構読むのがしんどかった...人間性欠落しすぎだろ.... 突拍子ないこと続きの現在と2年前を行き来するのであの時はこういうことかと分かっていくのが面白かったし、最後に収束していく構成は流石すぎる。 トリックにもしっかり引っかかりしてやられたなと.. ラストの終わり方は少し切なさを感じた。

    2
    投稿日: 2025.11.30
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    物語が進むにつれて話がひとつに収束していく感覚がとても良かった。なにより、ちょっとブータンという国を知れて嬉しい

    1
    投稿日: 2025.11.28
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    2025.11.26読了 伊坂3冊目にして初のスカ本をつかまされた。 映像化不可能とされていたようだが、2007年に映画化されている。 こう言われるワケの大体の相場は、広義の意味での、“人物入れ替え&人物ミスリーディング”が仕掛けのキモである場合がほとんど。(映像としてみればわかっちゃうわけだ) 本作品も例外ではなく、ミステリー好きでわりと古今のドンデン返し系を読んでいる身としては、とくに驚くストーリーではなかった。 そのトリックを除くと、この作品は、キャラのクセを(不快な意味で)強く感じた。セリフもいちいち鼻につくし、人間味が薄い。 伊坂ワールドを苦手とするひともいるのも頷けるほど、どいつもこいつも行動に必然性がかんじられず、ストーリーを通じてずっとフワフワしてる。 あと、琴美がバカすぎる。状況がどんなに悪化しても、着実に不正解を選択していって、終始イライラさせられた。これでは、物語を駆動するための都合のイイたんなる歯車で、キャラがしんでないか。 最後にひとつ。動物虐待から人間へ向かう犯罪心理っていうのは、犯罪ノンフィクションやシリアルキラーのドキュメンタリーなんかでもみるけど、男女三人組なんてリアリティの欠如もいいとこ。ローンウルフだよこういう犯人は。 いくら創作物でも現実世界を舞台として設定している以上、作品には最低限のリアリティはほしい。 本作は作品舞台に対応したリアリティラインをあまり考えた形跡がない。 このような杜撰な設定も、読んでてシラケた要因だ。 ちなみに、松浦正人(検索すると同名の政治家がひっかかるが、元東京創元社出身で書評家らしい)の解説文は、あらすじをダラダラ書き連ねてページ数を稼ぐだけの何も得ることのない駄文で、全く不要。

    1
    投稿日: 2025.11.26
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    物語の終盤にかけて、華やな雰囲気と清々しさを感じさせる作品だった。現実世界から少し先の不思議な世界に飛び込んだような気分になった。

    1
    投稿日: 2025.11.19
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    2年前と現在が徐々につながっていくことによる没入感。犯人発覚の衝撃や大きな伏線回収というよりは、ブータンと日本の文化に影響を受け合う登場人物の小さな変化の積み重ねに引き込まれた。それがアヒルと鴨の比喩なのか? 「死んでもまた生まれ変わるだけ」という考え方、「ペット殺し」と表現した瞬間に軽いものに感じられる感覚、「鳥葬」の捉え方、不思議な感じ。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    面白かった。時間が交互に描かれることでテンポよく、登場人物の感情も分かりやすかった。予想を超えた展開でさすがでした。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    2年前と現在がストーリーが進行すると繋がる。書店を襲う手伝いをするという描写から始まるが、それも今後伏線になってくるところが面白かった。タイトルがどういう意味かも読み進めるとわかってくる。

    1
    投稿日: 2025.11.10
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    現在と2年前、別々の話しが段々と1つの物語へと繋がっていく そこで明かされていく冒頭に書かれている本屋を一緒に襲った理由 読み終わった後に、もう一度椎名と河崎が最初に話していたところを読むと、最初は意味がわからなかった発言も理解できます 全体に言えることで、読者が勘違いしていた部分の回収が本当に見事 そしてラストに向けて、切なさが募る展開 久々に読んだ伊坂作品、やっぱり面白かった

    15
    投稿日: 2025.11.04
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    突拍子もない謎だらけの「現在」と登場人物が織りなす青春の「二年前」を交互に描き、徐々に謎が解けていくような構成。 「ペット殺し」など描写がややグロでしたが、スラスラ読めました。 たとえ同一人物だとしても、話す言語で価値観は変わってくのだろうと思いました。

    41
    投稿日: 2025.11.03
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     好きな伊坂幸太郎の小説、本屋を一緒に襲撃しようと誘われるという突拍子もないような設定から始まり、最初は現在と2年前の別別の物語が進行してゆくように見えるが、だんだんとそれらが結びついてくる。そしてさりげなくちりばめられた伏線も回収されてゆく。伊坂幸太郎の雰囲気をそのままに味わえる小説で、私はとても好きだった。

    2
    投稿日: 2025.11.01
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    大学進学を機に一人暮らしをすることになった椎名。引越し先のアパートで出会ったのは謎の青年カワサキ。突然話しかけてきた青年は椎名に一言 「一緒に本屋を襲わないか」 その目的はたった一冊の「広辞苑」 過去に起こった「ペット殺し事件」そして、現在の「本屋強盗」が交差する先にある真実とは… 伊坂幸太郎作品の中でもダークで終始暗澹とした雰囲気が漂っていて衝撃を受けました。 チベット仏教が関連しているので会話の内容はユーモアさよりも教訓や人生観が多く普段考えないような内容が描かれていて何度もハッとさせられました。また日本人の外国人に対する態度は当時は今よりももっと寛容ではなかったのだとも改めて気付かされました。 途中二年前と現在の河崎の雰囲気が違うところから訝しみながら読んでいましたが、結末がこうなるとは全く思っていませんでした。三人の物語や本作の結末が深くのしかかってきてすぐに再読できそうにはないですが、絶対に再読します! 琴美が死ぬ間際みた走馬灯と共にみたのが河崎の未来の出来事。なんとも儚くてオシャレな演出。 この部分を読んだ時に言葉を失いました。なかなか 読了後の余韻からは抜けられそうにありません。

    2
    投稿日: 2025.10.31
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    面白かったけど伊坂幸太郎にしては珍しくイヤミスだったかな ペット殺しの若者3人の残忍さとか浅はかさがかなり全面的に押し出されていてかなり読み進めるのがしんどかった。倫理観が欠落していて人に平気で残忍なことができる人間を心の底から軽蔑しているので不快感が凄かった。伊坂幸太郎はこの残忍さと浅はかさが目立つ不快な人間を書くのがうまい気がする。というか毎回このタイプの人間が出てきてないか? 琴美が死んだ後で見るドルジの「死んだら生まれ変わるだけだから」とでも言うかのような最期にはかなり泣きそうになった。綺麗な畳まれ方だった。 伊坂幸太郎節のつまった台詞回しは今作も確かに出てきてはいるんだけど内容のショッキングさが強くてあんまり目立っていなかった気がする。 河崎はかなりクズ男だったな。クズ男は女を抱けなくなったら今世に未練は無いとでも言うかのように躊躇なく死ねるものなのか?と思ったけど自分がうつした病気で死んでしまった女の子が出てきたから死を決意したみたいなのでしっかり「因果応報」が自殺理由なんだなと思った。かなり「因果応報」がそのまま現れているように見えつつも、何も悪いことをしていない琴美が亡くなっているので、やはり「世の中は滅茶苦茶」なんだと再確認した。 麗子さんが殴るまで怒りを覚えた相手を店員として雇ったのはやっぱり「救えるものは救わないと」と思ったからなのだろうか。救えたはずの琴美・河崎を失った麗子さんができることは見た目を理由に犬を返品してきた女を店員として雇うこと、バスでかなり強面な男に痴漢されている女の子を一人で救うことだったのかもしれない。結局この後ドルジも亡くなるんだからやっぱり河崎の言う通り「世の中は滅茶苦茶」なんだな。 椎名はあまりにも簡単に罪を犯しすぎだからな。仮にドルジが殺人をするから手伝ってって言っててもなんやかんや言って助けてそうだもんな。そういう浅はかさはペット殺しの3人と共通する部分として出されていたのかもしれない。 ドルジが麗子さんには気をつけろって忠告したのはなんでだろう?河崎を名乗っているのをバレたくないから? もう1回読み直してみたら2年前の会話を現在でも使ってるのね。滅茶苦茶のくだりもだけど車のクラクションと細かいことは気にしないのくだりもやってて、ドルジはまだ2年前の生活に縛られているんだなと思った。ほんで難しい言葉は理解できてないのも漢字が分からないのもちゃんと伏線として描かれていてやっぱり伊坂幸太郎は天才なんだと思った。あとさんはいらないって言ってるのも河崎がさんをつけたら仲良くなれないみたいなことを言ってたからなのね、ほんで丁寧語で喋るからちっとも親しくなれないガイジンはドルジのことだったのね。死から復活したんだ、は河崎への思いがそのまま反映されてるのかな。ほんでドルジは隣の隣の家のガイジンの件もも101号室にアジアの国の外人が住んでる、も何一つ嘘をついてなくてやっぱり根は心優しいブータン人のままなんだなと思った。河崎がドルジに出したシャローンの猫の課題もちゃんと椎名の前でスラスラ喋ってクリアしてるのも伏線になってたのか。 全部伏線ですごいのはいつも通りだけど今回はなんかメリーバッドエンドというかなんというか、ちょっとだけ悲しい物語だったな。

    2
    投稿日: 2025.10.28
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    ミステリーとしてではなく物語の雰囲気が好き シッポサキマルマリが可愛い 叙述トリックに綺麗に引っかかることができた 前半パートも楽しげな会話と怖いシーンで退屈せず読むことがができた 後半パートも怒涛の展開という感じでもなかったかなー タイトル回収には少し期待をしすぎてしまっていたから反省

    3
    投稿日: 2025.10.28
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    大学生の椎名が、引っ越し先であるアパートの住人から「一緒に本屋を襲わないか」と提案される。 過去に起きた河崎&琴美&ドルジの物語と椎名の物語が交互に進む。 読むのは多分4回目。初めて読んだ時は小説ならではのギミックや、点と点が繋がる感覚が気持ちよかった。作者の作品では〈ラッシュライフ〉と並んでツートップで好き。 陰湿で凄惨な事件が背景で起きつつも、作品の雰囲気はのどかだなぁと気づいた。

    8
    投稿日: 2025.10.26
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    事前情報なしで読み進めたが、カットバック形式で物語が進行し、少しずつ真相へと近づいていく展開に引き込まれた。まるで静かな波紋が広がっていくような感覚だ。 直感的に、アヒルはドルジ、鴨は河崎を象徴し、コインロッカーは「時間を閉じ込める場所」のように感じた。 最後に神様――ボブ・ディランのラジカセ――をコインロッカーに入れて立ち去る場面は、ドルジが江尻との決着に向かう前の静かな覚悟のようにも思える。 読み進めるほどにさまざまな解釈が生まれ、考えながら味わえる。その仕掛けこそが、伊坂幸太郎という作家の凄さだと感じた。

    2
    投稿日: 2025.10.26
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    過去と現在が交互に紡がれ、点と点が次第に線を描いていく物語。伏線が静かに回収され、ラストで全てが鮮やかに収束する。緻密に組み上げられた構成と軽妙な語りが見事に融合している。物語を操る巧みさに、改めて伊坂幸太郎の力量を感じる。構成の妙や物語の仕掛けを楽しみたい方におすすめの一冊。

    1
    投稿日: 2025.10.18
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    物語終盤での怒涛の伏線回収が圧巻だった。 中でも椎名編で登場する河崎の正体がドルジだったことに最も驚いた。 登場人物はみんな魅力的だが個人的には琴美編に登場する真の河崎の余裕のある感じがかっこよかった。 別軸で進む2つの話の中で対比の表現が出てくるところに伊坂幸太郎の技術を感じた。ユーモアたっぷりの表現も多く、個人的には伊坂ワールドが最も感じられる1冊となった。 死んだら他のものに生まれ変われるという楽観的なブータンの考えは都合よく使わせてもらおうと思う。

    2
    投稿日: 2025.10.15
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    いつ面白くなるんだろう?と思いながら最後までいってしまいました。つまらない訳ではないんですけど、それでそれで?とページをめくっていくというよりは、ふむふむ…どういうこと?と謎を追っていく感じで穏やかに進んでいきました。途中めっちゃ突然のハードボイルドあり、最後は良かったあああ!!とほっと安心するそんな結末でした。

    14
    投稿日: 2025.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだのがかなり前なので再読。 独特の世界観と衝撃の展開に一気読みしてしまった。 そして読み終わった後は、切ない気持ちでいっぱいになった。

    7
    投稿日: 2025.10.14
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    本当に面白い。衝撃もきっちりあり、ほろっと泣いてしまってもおかしくない展開もあり、傑作とはまさにこのことだなと思った。 椎名、河崎、琴美、ドルジ。まさかそう交差するとは思わなかった。途中自分でも予想を立てながら読み進めてはいたけど綺麗に裏切られた。彼らの物語がどう終わるのか、明言されていないのもいい終わり方だと思う。 琴美やペット殺しの最後が納得いかないという人もいるだろうけど、世の中そんなもんなんだ。痛快に劇的に終わることの方が珍しい。 「善いことも悪いことも、やったことは、全部自分に戻ってくるんだ。今は違っても、生まれ変わった後で、しっぺ返しがくる」

    1
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物への感情移入、小説への没入感(ハラハラ感)、ストーリーの内容どれも良かった。 こういう叙述トリック系の小説を読むのが好きで、この作品を読んだ時も、人物がはっきりした時におおお!と感嘆した記憶がある。しかも、読んでる途中でもしかしたら気付くことができたかもしれないとも思えてしまう。それくらいにヒントが散らばっていた。 動物虐待の3人組については流石にしつこ過ぎないか!と思ったし、動物虐待が飽きたから、次は人間行くかとはならんだろと、多少の無理感は感じられた。 だがこの小説で伝えたいところはここではないので、全くどうでも良いのだが、まあ感想なので。。 読みやすさ5 没入感4 感情移入4 衝撃感3 登場人物の好み5

    4
    投稿日: 2025.10.10
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    星4.5〜5.0という感じ。でもほぼ一晩で夢中で読み切ってしまったことを考えると、そんなふうに没頭できる本ってなかなかないので星5にしてます。旅行で訪れたブックカフェコンセプトのホテルの蔵書にあり、読了。伊坂さんの良いところが全部詰まっている、伊坂幸太郎好きにはたまらない一冊でした。痛快で、皮肉で、コメディで、どんでん返しで、その先に少しウルっとするような感じ。面白かった!!

    0
    投稿日: 2025.10.10
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    巧みな叙述トリック。現実の社会に、物語への途中参加の意識は存在するのか。そこにはあまりにも強い主人公の認識が必要ではないだろうか。各々のキャラクターがやはり魅力的だ。川崎は自分とは違う。容姿も整っていないし、そこまで割り切れない。

    0
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「一緒に本屋を襲わないか」という奇妙なセリフ。 相場は大体、ギャングのように銀行ではないか?と思いつつも、既にモデルガンを手にしているところから物語は始まった。 現在と二年前の世界線が交互に描かれる。 交互に描かれるこそ、判明していく数々の謎。 二年前に登場していた人物の成長の様子。 個人的にはギャングシリーズで登場した、喫茶店の響野と祥子の名前が出てきたのがワクワクしたね。 そして何より河崎(ドルジ)の正体には騙された。このトリックは、凄い。見抜けない。 これぞまるで叙述トリック。 ただ、読み進めるにつれて、琴美が死んでしまったことは、悲しいし、辛かった。生きていて欲しかった。 どんでん返し!という結末ではないけれど、最後、ずっと行方が分からなかった、殺されているのかと思っていたクロシバが無事に生きていてくれたことは嬉しかったなぁ、あのクロシバは、あの時のクロシバなんだろうか、はたまた、河崎?琴美?誰かの生まれ変わりなんだろうか。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    若い頃に読んだことがあったが、それほど面白かった記憶はない。映画化もされているので、気にはなっておりもう一度読んでみるかと手に取る。 本屋を襲いに行く「現在」の話、その元となる「2年前」の話が交互に語られる。ペットショップとブータン人が出てくる話。 改めて、伊坂幸太郎氏の話は苦手だと思う。ストーリー性で引っ張っていくものではなく、立ったキャラクターを見せる本だと思う。 この話は怖いし、悲しいし。キャラや話の構成の面白さが分からなくはないが、やはり苦手だなということを再認識。

    10
    投稿日: 2025.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現在と2年前と交互に進められるお話し。 2年前、ペット殺しの犯人を目撃してしまい、狙われてしまう琴美に、いつ襲われてしまうのだろうか?犯人達の言っていた方法で襲われてしまうのだろうか?と怖くなってしまった。 ドキドキ、ゾクゾク、しながら読んで言ったのに、琴美の最後に納得がいかなかった。河崎に助けられ、難を回避したのだから、生きていて欲しかった。 現在のドルジには、すっかり騙されて、やられた〜と思った。

    2
    投稿日: 2025.10.01
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    この叙述トリックは傑作だと思う。わかった瞬間、切ない過去が明らかになる感じが心にくる。琴美と河崎の絡みが面白い。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    出会ったばかりの青年に「本屋を襲わないか」と誘われる主人公。そして手に入れたのは広辞苑一冊だけ。青年の目的は何だったのか。 予想もしなかった動物虐待の話に胸糞悪くなりつつも、ストーリーの仕掛けは見事だった。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    Blowin' in the Wind Like a Rolling Stone 椎名、 アヒルと鴨?河崎、ドルジ 琴美、響子 ボブディランを聴きながら胸熱く、遠くを眺めたくなる そしてボブは閉じ込められる 含みがあるなぁ Knockin' on Heaven's Door 歌詞カードを見て想いを馳せる 不思議なドラマ

    1
    投稿日: 2025.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ最近体調が悪い。感想にはそれが影響するし、書くのも少し適当になる。それでも読んだから、記録として書く。 初めて叙述トリックを読んだ十角館以来、久々に前情報なしで叙述トリックを読めたのは嬉しい。 それでも7割くらいまで本当に何も起きないのは退屈だった。 琴美と犯人の退場も呆気なくて好ましくない。何より動物虐待という要素は不快感しかない。たとえフィクションでも心地の悪い体験だった。 7割までなら小説として無価値なレベルだけど、最後まで読めば良い作品にも思える。 それくらい序中盤と終盤で差がある。人に勧めはしない作品。

    1
    投稿日: 2025.09.24
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    これが叙述トリックなのか… ふたつの物語が交互に進むだけでも混乱してしまうのに、実は〇〇が〇〇だったなんて。 じゃああの時の〇〇は〇〇だった? 読解力無さすぎて訳がわからないまま終わってしまったので読み直しが必要 笑

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    大好きな作家さんの1人。伊坂幸太郎さん。 でも今回は刺さらなかった…なんでだろ…約20年前の作品だからとかではない。古さは全く感じなかったし、もっと古い「重力ピエロ」は好きだし… 物語は現在と2年前の過去の2部構成。 現在から始まり2年前…と交互に話が進む。 現在  大学のために上京してきた「椎名」 その椎名の隣に住んでるキレイな顔だが変わり者の「河崎」 河崎の隣の隣に住んでいる引きこもりの外国人 人形と間違えられたことのあるほどの無機質な美しさのペットショップ店長「麗子さん」 河崎に引っ越し早々、本屋に強盗に入る手伝いをして欲しいと言われ、なんやかんやで手伝うことに… 2年前 華麗な容姿で数々の女を抱いている「河崎」 川崎の元カノでペットショップ店員の「琴美」 琴美の彼氏のブータン人の「ドルジ」 相変わらず人間味のない美しさの「麗子さん」 動物を残虐死させ喜んでいる男女三人組の「ペット殺し」 琴美はペット殺しの若者を見つけてしまい捕まえようとする… テンポよく台詞もキャラもおしゃれ。伊坂ワールド全開。驚くほどたくさんのいろんなことがあった日のことを「日記をつける習慣がなくてよかった、とつくづく思う。」とか、おしゃれだよね。わたしだったら「いやー今日は本当に大変だった。とりあえず早く寝よ。」くらいなのに(笑) ちょいネタバレ ただ、なぜ…あの人が自殺する意味があったのか。人は見た目ではわからないくらい脆いっていいたいのか…なんか終わり方と伝えたいことがわからなすぎてもやっとしたな…

    10
    投稿日: 2025.09.21
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    人間の狡さに寛容な、でもやっぱり因果応報って言葉が常に浮かぶ。過去と現在、緊張と緩和。軽快にするする読めた。「アヒルと鴨」が秀逸だった。

    13
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何の前情報もなく、まだ読んでない伊坂幸太郎作品読もう〜と手に取った本でした。 途中までは胸糞で読んでいるのがつらかった…動物虐待の描写があるなら裏表紙のあらすじに書いておいてほしかった(涙) 語彙が貧しくて悲しいですが、弱者?輪の外の存在?が虐げられる、拒絶・排除される表現が続きます。 クライマックスは見事でした。

    1
    投稿日: 2025.09.16
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    途中のいろいろ繋がってそこは面白かった あと、河崎が自転車蹴とばしてるところはすごく好き メインは外国人差別と「カツアゲ」「ペット殺し」という言葉の軽さについて、かな〜 フィクション難しい。。

    2
    投稿日: 2025.09.14
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    ■読んだ動機 妻が持っていたので、自分も読んでみた。 ■感想 2年前と現在の物語が並列に進む。 物語が進むにつれて、次第に2つが交わっていく。 特に 河崎、ドルジの絶妙なレトリックは驚いた。

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    いつ買ったか分からない缶詰を開ける時のような高揚が満ちている本 雨の中滑り止めの為の穴が空いた坂道を慎重に歩いている気分。伊坂幸太郎の事だから、その辺に蒔いた種がいっぱいあって、それを見逃すのを恐れている私がいる。 不安をともなわない自信は、偽物。 自信は、経験と実績からくるものだ。過信と自信の区別は、何をもってするのだろう。自分でも何処からが過信か分からない。過信ばかりでは、薄っぺらい人になるし、過信しなければ生きづらいこともある。まぁ、伊坂幸太郎の本を楽しく読めるという自信はある。 半分まできた、いやだ。この本と暮らす日々が楽しくて終わりが来るなんてあり得ない。振り回されすぎるでもなく、放置するでも無い。ただ帰ったら居る。その心地よさが堪らない。 そうか、私は自覚している以上に脆いのだ。 だから言ったでしょ。伊坂幸太郎が蒔いている種を見逃さないでって。 苦しい。この本に入り込みすぎて、しばらく出て来れなさそう。全てを拾い上げてきたつもりなのに、読むたびに少し砕いたピーナッツを投げつけられている様な批難が私を蝕む。ポロッと告げられる結果の沼にはまり、明細を辿るたびに翻弄される。 ただ繰り返すだけの運命を、幾分か大切に生きられそうです。

    1
    投稿日: 2025.09.06
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    二年前と現在の物語が交錯し、最後にひとつの線で結ばれる構成はさすがだなぁ。 残酷さを含む物語なのに読後には不思議なほど澄んだ余韻が残る。 二十年ぶりの再読、あらためて伊坂幸太郎の世界の原点に触れた気がしました。

    15
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと読みたかった本。 現在と二年前の二つの物語がの交互に語られて、一見関係なさそうだけど「河崎」から始まりどんどん繋がっていく。 人生の主人公は自分だけど、いつも自分がその物語の主人公だとは限らない。 悲しいけれど、物語のいろんなところに愛が溢れているお話だと思いました。 ボブ・ディランを聴きながら。

    5
    投稿日: 2025.09.01
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     登場人物達の軽快なやりとりが印象的。  「不安を伴わない自信は偽物だ」という文言には納得する部分があった。例えば成功率が30%くらいの障害に、自分はその30%を掴み取れる、30%もあれば十分なんだと、そんなリスクが高い状態でも自分を信じられることが自信なのかもしれない。それ以外は過信になってしまうのかなとも思う。

    0
    投稿日: 2025.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白かった。ドルジを河崎と思い込ませようとする著者の思惑に気持ちいいくらいハマったし、途中まで、全く想像していなかった。 現在と2年前という2つの時間、河崎・琴美・ドルジとドルジ・麗子・僕の関係性という交わらなかったそれぞれが、ある時から交わり出すと、ページを捲る手が止まらなかった。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    伊坂幸太郎らしいカットバック形式で読む手を止められない作品。本屋を一緒に襲うという展開からは想像もできない結末に言葉を失った

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    また職場の先輩が貸してくれたぞ!! な、なるほどーー!!!と天を仰ぎました。 何かが起こっているような、そうでないような……が8割続く文学的(?)な一作。 最後の最後で事件が発覚するのも面白かった。 書店を襲った序盤から、盗み以外の何かが起きていることはすぐわかったものの、それがどういうふうに展開していくのかが全く読めず、「何の種類の事件が起きているのか」すら予測できないのは新鮮。 粗探しをしなければ粗に気づかない(探してないのであるかもわからない)のは単純にすごいと思うし人気作家な理由も納得。 全体としてよくできてる、よりも、目立つアラがないことの方が完成度高く見える。ただ作家のパッションは相変わらずよくわからない。もう少し別のもの読みたい。(沼の始まりである)

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「広辞苑」を標的に本屋を襲撃する…意味不明な出来事から物語は始まる。軽妙でユーモラスな会話が楽しい。日常でもこんな会話がしてみたい。 けれど面白いだけじゃない。心を揺さぶられる物語。いやー切ないです。爽やかな終わりだけど、切なさが勝っている。琴美も河崎もやっぱり亡くなってしまって…。自分がドルジや麗子さんの立場なら本当に辛いと思う(麗子さんは無表情でしょうが)。

    2
    投稿日: 2025.08.21
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    どんでん返しって読む前に言われすぎて、途中で気づいてしまった。何も言われずに読んでたらもっとびっくりできた気がする。

    0
    投稿日: 2025.08.20
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    河崎、ドルジ、琴美の「2年前」のストーリーに、椎名、河崎、麗子の「現在」のストーリーが交互に語られる。どんでん返しの結末含め、良く作り込まれた作品。タイトルからは想像つかない、悲しい結末も。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    春から大学生になる主人公「椎名」は一人暮らしを始めますが、隣人の「河崎」と名乗る人物に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われるところから物語が始まります。現在を生きる「椎名」ともう1人の重要人物「琴美」の過去が交互に語られ、道中の伏線が結末で一気に回収される読んでいて気持ちの良いミステリーでした。

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    ラストの英文の意味は理解できない。何度考えても。わかる方がいれば教えてほしい。 物語の進み方としては、村上龍さんの作風に近いものがあると感じた。 伏線の回収が鮮やか。 個人的には好きな作品。

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 やっぱ伊坂幸太郎の本面白いわ。 河崎の正体が分かった時はビックリした。 (ただ、事前情報で「あっと驚くことがある」的なことがあるのは把握していて、これがそれなのか、それともさらに何かあるのか、ドキドキしつつ、やっぱあれだったのか、となってしまったが) 琴美さんの最期のシーンは何か美しさを感じた。 感動とも違う、不思議な感覚。 これは小説読むことでしか味わえない感覚ではないだろうかという気がした。 小説っていいな、と思った。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    ある登場人物のその後が気になって、読むスピードが通常よりだいぶ早かった作品でした。 最初の一文から?状態でしたが、どんどん話が繋がっていく構成は非常に面白かったです。 解説で書かれている「無慈悲な現実の感触をつたえる筆致はなまなましい。」はまさにその通りだなと感じました。

    23
    投稿日: 2025.08.10
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    物語の後半になってもタイトルの意味がわからなかったが本当に最後になるほど、と思う。 冒頭でいきなり本屋襲撃を持ちかけられる椎名が一人称で語る現在、琴美が語る河崎、ドルジ、琴美の若者たちの日常である2年前が徐々に近づいていく感じがして引き込まれた。 現在に登場する川崎が実は・・・という展開にも驚かされた。

    4
    投稿日: 2025.08.09
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    期待しすぎてしまったかな 動物殺しが胸糞悪いし、最後もあまりスッキリしない もっと徹底的にやって欲しかった

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    2025年8月読了。  伊坂幸太郎の代表作。おかしな隣人から本屋を襲う計画を持ちかけられるところから始まり、2年前のペット殺し事件と徐々にリンクしていく。抒情的な雰囲気の漂う青春小説。  残念ながら好みではなかった。文章は諧謔みもあって心くすぐられるが、七面倒臭えと感じてしまった。理由はペット殺しが不快だからだ。イライラしながら本を読んでも楽しみは見出せない。ミステリー要素のどんでん返しについても、そこまで驚きと興奮はなかった。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    河崎へのなりすましの叙述トリックについて驚かされました。 ただ、なりすましにより回収される伏線は、物語の根幹に関わる部分ではなく、驚きは少なかったです。 また話の根幹となる「3人の物語」の琴音と河崎の最後はとても淡白に描かれており、拍子抜けに感じてしまいました。 文書や表現の美しさはありましたが、ミステリーとしてはあまり刺さらなかったです。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    続きが気になってワクワクさせられた。 ストーリーが面白く、どんでん返しはあんまり期待しない方がいいと思う

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎作品の中で一番好き。というのも、作中に出てくる「飛び入り参加」という言葉に触れた時、僕が時折感じる人生の寂しさと美しさの正体がわかったような気がしたのだ。主人公(=自分)は彼ら(=家族や友人)の関係、人生に飛び入り参加しているだけの存在。自分がいない時間、世界が存在することは当たり前だけど、それを想像することは少し寂しい。でもそうやって人々が「飛び入り参加」しながら人生や世界が形成されていくことの美しさもあると思う。このことはもう今の自分には百も承知なんだけど、こういった寂しさや美しさを初めて明らかにしてくれた作品なので、本作はとても思い入れが深い。

    1
    投稿日: 2025.07.31
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    2つの時代を行き来するその構成は徐々に交錯する過去と今を立体的に映し出している。 2年前に終わった物語 その2年後の今、椎名が主人公ではなく脇役として登場して物語のアフターストーリーを途中参加している。椎名が自分は誰かの人生の脇役にすぎないと悟った時があった。どこか自分の人生にも共通する感覚を得た。当然のように人生の主人公は自分で今いる場所が中心のような感覚に陥っていたが、一度視点を変えれば自分は誰かの物語の脇役にすぎないのだと傲慢的な自信の考えを深く納得させられた一場面であったように思う。 読み進めていく中で謎が解き明かされていく。作者に振り回されている感覚が心地良い作品だった。 一方で「ミステリー」としての面白さを遥かに上回るヒューマンドラマの要素が僕には突き刺さった。

    1
    投稿日: 2025.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた美貌の川崎。いきなり本屋を襲わないか?と誘いを受けるところから物語は始まる。 2人主人公がいて、交互に物語が展開していくのは村上春樹風だが、一つの物語は2年前。どう物語が繋がっていくのか?狙われた主人公の行方は?なるほどスリルのある展開だと思う。 男主人公を除き、登場人物がみんな潔い。365日を女性の誕生日で埋めたいという川崎等 ブータンという国にも興味を持った。 奇妙なタイトルは、読み進めていくと理解出来た。

    0
    投稿日: 2025.07.28
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    おそらく小学生の時に初めて読み、今回再読。 あの時は全く気づかなかったが、ものすごいドンデン返しが起きており唖然。 結末に近づいていくほど悲しい過去やラストを察せてしまいハラハラしていたが、あれはあれでハッピーエンドだったのかもしれない。 風に吹かれて、良い曲だ。

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    投稿日: 2025.07.27
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    ふわふわとした2つの日常が描かれていたのに、気付いたら真相に呑み込まれているようなお話だった。 回りくどい言い方をする少し古い口調ややり取りが印象的。 何の話?どういう流れ?となるような部分も多かったのに、見事に伏線も回収された。

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    投稿日: 2025.07.26
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    著者、伊坂幸太郎さん(1971~)の作品、ブクログ登録は7冊目になります。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。 ---引用終了 本作は、吉川英治文学新人賞受賞作になりますので、受賞時の作品を見ておきます。 第25回/2004年 「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎 第25回/2004年 「ワイルド・ソウル」 垣根涼介 第26回/2005年 「夜のピクニック」 恩田 陸 第26回/2005年 「幸福な食卓」 瀬尾まいこ 第27回/2006年 「隠蔽捜査」 今野 敏 第28回/2007年 「一瞬の風になれ」全3巻 佐藤多佳子 第29回/2008年 「ミノタウロス」 佐藤亜紀 第30回/2009年 「田村はまだか」 朝倉かすみ 第30回/2009年 「ジョーカー・ゲーム」 柳 広司

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    投稿日: 2025.07.22
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    全体を通して、大きなクライマックスがあるというよりは、どこか平坦でどんよりとしたテンポが続いていく印象。その空気感が逆に心に残るというか、「暗いけど爽やか」という独特な読後感につながっているように思う。 展開にスピード感があって手に汗握るような作品が好みなので、個人的にはそこまでハマらなかった。ただ、物語の中に丁寧に散りばめられた伏線と、ラストのどんでん返しはやはり見事で、伊坂作品らしい仕掛けの妙を感じた。

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    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は叙述トリックが地雷……というか目の当たりにすると不快感を覚えることがあるのだが、今作の叙述トリックは不快に思わなかった。 2年前と現在とが徐々に収斂し、謎が判明していく最中に明かされるからだろうか。 あとは主人公も読者と同じように事実を誤認しているからだろうか。全登場人物にとって自明であることを誤認させるタイプの叙述トリックが苦手なのかもしれない。(お前は物語の外の文字の羅列を読んでいるだけの存在に過ぎない、ということを突きつけられるからかもしれない) 作品の主軸ではないかもしれないが、つい内省してしまった。 2年前の物語がじわじわと悲しい方向に進んでいくのが辛くて、積極的に読み返したいとは思わないが、だからこそ一生に一度の読書体験として貴重な体験ができた。

    1
    投稿日: 2025.07.16
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    引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。(e-hon)

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    投稿日: 2025.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なるほど。河崎がドルジに日本語を教えたなら喋り方が同じでも違和感ないもんね。本屋襲撃の真相とか琴美がどうなったのかとか、もう一捻りあるかと思ったらなくて、面白かったけどちょっと期待しすぎた。

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    投稿日: 2025.07.14