
総合評価
(2489件)| 818 | ||
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powered by ブクログボブ・ディラン、ブータン人の宗教観、知らないことが多くて良かった。身近な人に関心は無いけど助けられる人は助けたいね
2投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと積読されていたものでやっと読めた。 「アヒルと鴨のコインロッカー」 直訳すると 「ドルジと琴美の神様を閉じ込めるところ」 読み終わった今でも題名の意味が分かるようで分からない。題名に伏線を求めてしまったので明確な答えが出なくて個人的には少しモヤモヤした。 河崎=ドルジは小説ならではの仕掛けで、これを見抜けた人はすごいと思う。 終盤にかけて怒涛の伏線回収も良かった。
3投稿日: 2023.10.23
powered by ブクログ現代の若者のストーリーに過去の女性のお話がカットバックされて進んでいく。 あいかわらず伏線回収しまくりでお話しが交差していく。
1投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログ動物好きとしてはなかなか読んでてしんどかった、、、 ストーリーはすごくいいし、面白かったけど、キャラクターにあまり愛着を持てなかったなーという印象でした。
3投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ20年前の伊坂幸太郎さんの作品。 今読んでも決して古めかしさ等全くなく、俗に言われるこの「伊坂ワールド」が今の時代の流行の中心にあるのでは?と感じさせられるほどだった。 「アヒルと鴨」と隠喩している人物像のバランス関係がお見事。 この物語、この独特で個性的な登場人物達をまとまりのある作品にしている作者の力量もやはり凄いと感じた。 そしてなんといっても感情や会話からの明るく爽快なポップさが最高。 駄洒落に似たような軽快なセンスの良い言葉達が飛び出して踊り狂っている様。毎回思うが凄くお洒落でカジュアルに感じる。 ストーリーも独特の展開、広辞苑一冊の強盗という意味不明な始まり方。 そこからの展開、色濃い登場人物が躍動しながらの結末、素晴らしかった。 読まされるとはこういう事かと感じさせられた。
104投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
引越し先のアパートの隣人・河崎から、「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられた「僕」こと椎名。 あれよあれよと言う間にモデルガンを持ち犯罪の片棒を担ぐことに。 盗むのはたった一冊の広辞苑と言うが─。様々な伏線と過去とを繋いで行く。 物語としては、 「ペット殺しの犯人3名のうち、事故で1名が生き残った。その事故にはブータンからの留学生・ドルジの恋人も巻き込まれて死亡したため、生き残った犯人に対し復讐を試みたが、共犯となる予定であった旧友の河崎は、志半ばで病気を苦にして自殺してしまう。2名でなければ成立しない犯罪の予定だったため、あらたな共犯として新しく引っ越して来た隣人・椎名(「僕」)を巻き込んで復讐を完遂しようとした話」 である。 結局河崎が椎名に「麗子を信じるな」と言ったのは何だったんだろう? 「河崎の名を語るドルジ」であることがバレてしまうからと言うことで良いのだろうか。 また、ドルジはブータンから来た留学生と言う設定だが、「日本語を猛勉強した」割に、椎名の自宅にあった大学の本のタイトル(日本語)が読めないと言うことにもかすかな違和感を感じた(難解な漢字ばかりだった、と説明あり)。どうやって日本に滞在しているのだろう。など細々とした設定に矛盾や違和感を感じる箇所がちらほらとあり、おそらく「引っかかるところはそこじゃない」ところが気になってしまった。 個人的にはペット殺しと言う気分の悪い描写に加え、途中の流れがやや退屈になってしまい、最後に怒涛の急展開、と言う印象だった。 ラストも河崎(ドルジ)に自首を勧めているのに、結局どうなったのか読者の想像に任せる描き方にモヤっとしたものを感じてしまい、好みではなかったかな。
8投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ伏線を回収しながら物語の行方がつかめてくると 何とも言えない苦しさが積もってくる 三人の物語を少し離れた視点から関わっている僕 生まれ変わった彼らが寄り添い合う姿を想像する
15投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ仕掛けられたトリックに、全く気がつきませんでした。綺麗に騙されました(笑) 綺麗に伏線が回収されます。 ストーリーは、少し切なかったです。
2投稿日: 2023.10.07
powered by ブクログずっと積読して読めなかった本。 ようやく読んだ!映画化もしているのでそちらも観たい。 はじめは中々読み進められなかったけど、最後は怒涛の展開で一気に読めた。
3投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ二つの時間軸の話がどんどん結びついて行く感じが面白かったあ 河崎が河崎じゃないって全然きづかなかったなああ
2投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログ伊坂幸太郎らしい時間トリックと伏線回収だった。視点が「現在」と「二年前」なのでこんがらがることなく割とすんなり読める印象。文章だから成立するトリックではあるものの、ストーリーを一切変えずに実写化していると聞くのでそちらも視聴してみようと思う。 全体を通してメインのキャラクターが優しくて好きなのだが、「人と関わることで、緩やかに変わっていく人の価値観」が描かれている部分が特に好きだった。
12投稿日: 2023.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大学入学の為仙台に越してきた椎名は、初対面の隣人河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けられる。悪魔的雰囲気を漂わせる河崎の狙いは「広辞苑」を盗むことだと言う。同じアパートに住む外国人留学生が、調べたい言葉があるからだと。その外国人は、恋人を失って心を閉ざしているとも。 河崎は、2年前のペット虐待事件に関わったことで、大きく変わってしまっていた。河崎、ドルジ(ブータン人留学生)、恋人の琴美3人の関係を知るペットショップの店長麗子によって、椎名はそのことを知るが、河崎は「麗子のことを信じるな」と釘を刺す。 現在と2年前、何が起きてどうなったのか。麗子は椎名に「君は、彼らの物語に飛び入り参加している」と言った。 うーん。何か肌に合わない。読んでみての正直な感想です。今回初めて噂の伊坂先生の作品を読ませていただきましたが、文体や表現など、ライトなミステリかと思いながら読み進めました。 いつも頭の中でキャラクターを動かしながら読むのですが、どうしても各キャラが思うように動いてくれません。理解出来なかったのかもしれませんが、、、 終盤の解明部分では、ははーんって感じの軽い驚きでしたが、どこか釈然としない感覚も残りました。 多くの方が、伏線の張り方と回収の妙に賛辞を送っていますが、わたしはそこはちょっと弱いんじゃないのと思いました。上手いと言われればそれまでですが、その辺が肌が合わないってことになります。 わたしは勝手に本書のテーマが「異文化」にあることと捉えました。ミステリ特に叙述的なことに捉われずして一作品として読めば、また違った受け止め方が出来たと思います。 クローズドサークルや仰々しい仕掛けなどなくても、身近な出来事から十分にミステリは成立させることが出来ることを提示していただいたことは、高く評価しているつもりです。もう2,3冊読んでみないと、伊坂先生との相性がどうなのかは、分かりませんねぇ。
3投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログお前、そうだったのか…!!!ってびっくりした。過去で言われていたことが現在で違う人が言っていたり、伏線回収が綺麗だから読み直したりして楽しかった。伊坂幸太郎の作品はほかの読んだことないから読んでみたいな。
2投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリと青春小説の側面を併せ持つ作品。現在と2年前が交錯しながら話が進む。 終盤、河崎がドルジだったと知った時は驚いたし「やられた!」と思った。 動物虐待の描写や結局3人みんな死んでしまったりと色々やるせないけれど、飄々とした椎名や不思議な麗子さんの存在、また著者特有の語り口により全体的にはなぜか爽やかな印象がした。
9投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログなんだか切ない作品だった。不穏な感じがずっと続いて、いつ展開が変わるんだろうと思いつつ読み進めていったら結構な後半で急に種明かしされて、悲しくなって終わった。 ボブ・ディランをあまり知らないのと、琴子があまり好きではなかったので、うまく作品に入り込めなかった。
4投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ予想通りに話が進んでいくので、そうだったんだ!と、言うドキドキはない。 河崎の立場での心情も少しほしかったと思う。
4投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ現在と過去を行き来しながら二人の人物の視点から物語が進んでいく。読んでいくうちにどんどん引き込まれる。自分が予想した結末とはぜんぜん違う結末を迎えた。とても面白い。
4投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログ読みやすく、軽快な文章が心地良い。 読後感もサッパリしており、伊坂幸太郎らしい小説だと思う。 あと、ブータンが好きになる。 なんとなく気分の上がる小説を読みたい時に読んで欲しい作品。 軽く読めるので、普段本を読まない人にもオススメ。
4投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ何故本屋を襲うのか? 2年前と現在を順々に描写しながら真実が見えてくる。2年前の描写から、なんとなく事件の最後は予想がついていたけど、それが現在に繋がる理由が明らかになった時、その真意に気づいて切ない気持ちになった。 ペット殺しが出てくるので、読む前に知りたかったな…とは思った
3投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログ昔、映画を観てメチャ良かったのを覚えていたので、原作も読みたいと思っていた 大体のストーリーは覚えてるので驚きなどはなかったが、映画ではさらっと流れて気付かなかった事を味合うことができた 琴美ちゃんとドルジと河崎の悲しい物語に巻き込まれてしまう主人公、過去と現在が交互にストーリー進行していく… 悲しい結末を知っているので少し憂鬱な気分で読み進めるが、新たな気づきもあり読むのをやめれない ラストで真実が明らかになっていく所は驚きだった 映画で見た時と本で読んだ時、全く自分の環境が変わってしまったので、感じたり思ったりすることも変わっている
4投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ読みやすくて面白かった。 現在と過去が交互に進んでいく。 何故、本屋を襲うのかが少しずつわかってきて、どんどんと先が知りたくて読む手が止められなかった。 琴美、ドルジ、河崎とのやりとりが読み進めていくうちに関係性が分かってきて切なくなる。 琴美の正義感に引き込まれながらも不安感がどんどん増してきてハラハラ。 犯人の言動や行動に怒りと恐怖が膨らんでいく。 後半、三人に訪れた事が悲しくて切なかった。 もし自分がドルジと同じ立場だったら、琴美と同じ立場だったらと。 ドルジと河崎と琴美。本当に優しい心をもった三人。 物語の中に没入して一気読み。久々に引き摺り込まれました。
10投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ少し期待値が高すぎたのか ぐいぐい引き込まれる程ではなかったが さすが伊坂幸太郎さんの展開と言い回しだった。 やられたなぁ。 ナチュラルに読者をミスリードするのが上手い! 「十角館の殺人」と同じ感じ。 すぐ読み返して、あぁこれがそういうことか!でもいいし、内容を忘れた頃にもう一度楽しむのも良さそう。 ただ、動物虐待は読んでいて辛い。
3投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログ十数年前に映画見た勢いで読んで、文庫を手に入れたので再読。ホント、マジックみたいな物語。ゴールデンスランバーも自分の中では最高の物語だが、何故か伊坂幸太郎の作品を全部は読む気にならないのはなぜか?
4投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初の伊坂作品。良かったー! 2年前のゆったり流れる空気と現在の不穏な空気が入り乱れる作風。ずっと胸がザワザワする感じだった。ブータンの日本とは全く違う宗教、価値観、死生観。カタコトの日本語とすべてを受け入れる大きなブータンの心が好きだった。 ペット殺しとか大切な人の死とか重たい要素ありながらも、3人がお互いを想う気持ちが強くてじんわり温かくて良かった。河崎が河崎でない点にはやられた。生まれ変わるから死ぬのは寂しくないと言ってたのに、しっかり悲しんでいるところが琴美への気持ちが伝わってきた。復讐が成功せず、鳥葬で神に任せようとしたところも、ブータンの心からかな、と思った。(切ない)
10投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中からボブデュランを聴きながら読みました。琴美さんの結末は胸が痛みました。そして題名にも関わるせつないラスト。 それにしても伊坂さんの書きぶりは大好きだなぁと再確認。
3投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログ初の伊坂作品。 強盗のシーン、ペット殺しとの会話のシーンなど、臨場感溢れる文章が特徴的だった。 ペット殺しと名を与えることで、なんだか罪が軽く聞こえてしまうといった文章は妙に耳残りがあり、共感できた。
5投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ前からずっと気になってた一冊 タイトルと内容が最後に繋がる。 過去と現在の物語がつながっていく。 特にペット殺しの犯人に狙われてしまうあたりは 何とか逃げて欲しくてどんどん読み進めてしまいました。でも、襲われていても、ちょっと冷静さを出している感じで、怖さをそこまで感じさせないところが この作者のいい所だと思います。 やっぱり伊坂幸太郎さんの作品は間違いないなあ。
11投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さすが伊坂幸太郎、めちゃめちゃ読みやすい。 現在と過去が交互に読みやすい程度に書かれていて、それぞれ違う人の視点から書かれているんだけどそれが、どんどん読めちゃう書術かもしれない。 章ごとの最後の一行がすき。 半分ほどでようやくアヒルと鴨という文章が出てきた時は、なんというか、おお!となった。 >政治家が間違っている時、その世界の正しいことはすべて誤っている。 P90.何も生み出さない労働 P.142政治家の免許がないほうが怖い←え、確かに笑 P.146夜の保護色 アヒルと鴨、外国産と日本古来。 神を閉じ込めるコインロッカー。 悪魔、輪廻転生、ブータン、仏教、宗教、鳥葬、ボブ・ディラン。 自首したのかな? ドルジ、川崎、 椎名、琴美さん、麗子さん。 規模感は小さい、そんな世界が描かれているけれど、広辞苑を取りに本屋を襲うというキャッチーな文句と、アヒルと鴨のコインロッカーという相反するキャッチーな題名に惹かれてしまった。 外国人に冷たい日本人もどことなく描かれている。 つまりは、2年前にドルジと琴美さんは付き合っていて、ペット殺しの3人組に轢かれて琴美さんは亡くなった。そして川崎はエイズで亡くなったのではなく自殺した。そしてその川崎になり変わって椎名と会話をしていたドルジ。ドルジは悪魔になってしまったのか。鳥葬は亡くなった人にやるものだと言っていたのに。 すごく単純な物語だったなっていう印象。 私たちの今の人生なるものは、輪廻転生の一部分でしかない。主人公なのではなく、ある物語に途中参加しているだけなのかもしれない。そんな人生観もなんとなく伝えたかったのかなって思う。
5投稿日: 2023.07.30
powered by ブクログ伊坂さんの本は、伏線とか凄いんやけど、ミステリーというよりもヒューマンドラマ的な感じで読んでる。理不尽なことばっかで、正しいとか間違ってるとかそういうことじゃない感じがいつも好き。切ないけどあったかい。登場人物が、おしゃれやったり小難しい言葉じゃなくて、当たり前に大事なことを普通に当たり前に言ってるのが素敵やなあって思う。
4投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ現在と2年前、2人の時点から物語がテンポ良く進み、後半にかけて見事な伏線回収。 伏線大好きな読者さんにとっては、まさに必読本だと思います。
3投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックものと聞いていて読みました。 大学生くらいの青臭い青春の風を感じた。 現在と過去を行ったり来たりする中で、それぞれの登場人物に思わず感情移入してしまう。 読んでみて振り返ると、脇役に至るまで、登場人物それぞれに意味付けがされていることが分かる。 物語は椎名と琴美を通して語られる河崎とドルジの物語だったが、日本人の持つ外国人アレルギーや、殺人事件ではなく動物虐待の話だったり、裏にテーマを持っている小説だったのかな、とも思った。 自分とは似てるけど少しだけ違う、そんなものに対して受け入れるか拒絶するか。 なんとなく物語りの中の事件の大きさを物足りなく感じた事自体、私の中に偏見や思い込みがあったように思う。 叙述トリックにはあっさり騙されてしまったが、他の方のネタバレ考察なんかをみると非常にフェアだし、「なんであそこはこうしたの?」「違和感は感じるけど気にならない」って感じ伏線も張られているので、構成の上手さに改めてびっくりした。 大切にしているものや信念をしっかり持っている登場人物たちに、こんな大学時代を自分なら過ごせただろうか?と余韻の残る作品でした。
5投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ大学生の椎名が隣人に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われるという奇妙な出来事からはじまり、現在の椎名パートと2年前の琴美パートを交互に語る物語。 現在と2年前で被っている登場人物がいて、また、なかなか登場しない主要人物がいる。でも、その構成こそが全体をミスリードさせるようになっいる。 なぜ本屋を襲わなければならなかったのか、なぜ椎名の部屋から本がなくなったのか、琴美とドルジはどうなったのか、全ての謎が解き明かされた時に、驚きを隠せない。 まさに、小説だからできる「叙述トリック」。 (でも、これが映画化されているというから、それは別の意味ですごい) また、脇を固める登場人物もなかなか魅力的。ペット殺しを野放しにしている警察など、イライラする点もあるが、同級生の何気ないセリフや麗子のキャラクターなど、細かいところまで無駄がなく練られていて、隙がない。 タイトルのアヒルと鴨はドルジと琴美であり、河崎と椎名。コインロッカーもちゃんと登場する。 ネタバレしてからも細かいところを読み合わせたい作品。 ただ、全体的に哀しい。
7投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ最初は内容通りに進むが、途中から違和感を感じてくる。 現在と2年前の話が交互に展開され、最後に真相が明かされる。 ちょっと切ない終わり方でした。 内容 ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか? 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。
10投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ過去と現在が交互に進んでゆくミステリ風作品。 読み終わるとなるほどねーという感じ。悪くもないんだけど、そこまですごく衝撃を受けるみたいな感じでも無いなぁーと。
4投稿日: 2023.06.26
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理由は分からないけれど、読み進めれば涙が出てくる本だった。 活き活きとした琴美とドルジと河崎と、ぼくと。 なんで泣けてくるのかは、まさかふたつの視点がこんな繋がり方をするなんて、河崎は死んでいてドルジだったなんて、琴美がそうやって死ぬなんて、アヒルと鴨のコインロッカーってそういうこなんだって、いろんな感想が頭の中をごった煮にするけれど、結局は面白すぎて自分が泣いてるんだなって気づく。 伊坂幸太郎さんは2冊目。日本語の文章だし、直訳の英語を読んでいるわけではないのに、でもなぜか洋画を見ているような不思議な錯覚になるなあと思う。 びっくりするくらい面白かった。 余韻がそのままであるように、ボブディランを聴いてます。
4投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログ10年ぶりくらいに再読。 ページを進める手が止まらないとはこのこと!っていう感覚は健在だったけど、昔読んだ時よりも、あー若いなーと感じたのは、やっぱり登場人物たちより年を重ねて、前回の自分より経験値を重ねたからかな。 何はともあれ、時を経ても大好きな作品には変わりがなかったことが嬉しい。
3投稿日: 2023.06.19
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他人の物語に巻き込まれた「椎名」で、その他人の物語はとても悲しいものだけど、なぜか物語にはちょっとした明るさ(希望)もあって、不思議な感じだった。ドルジがまるで河崎になって生きてるようだし。生まれ変わりだね。
3投稿日: 2023.06.10
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序盤中盤、テンポよく話は進んでいくがその先の展開は予想つかないため何が起きるのかわくわく読み進めた。 表現方法、例えが面白く、ところどころ共感してしまうような主人公の行動、感情が親近感を抱かせた。 カタコトな日本語、穏やかな性格というのもあり、感情の読み取りづらいドルジだったが、特別な存在を失った悔しさ、その後の悲壮感が伝わってきた。 主人公と同じく、傍観者ではあるがどこか切り離せないような切ない物語を見た気分になりました。 バイバイキン懐かし。
3投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログひょんなことから大学生の主人公がアパートの隣人と本屋強盗をするところから始まる物語 2年前のとある出来事と現在が交互に語られるカットバック形式で徐々に全貌が見えてくる また、終盤の叙述トリックにはまんまと騙されたが、そこは作品の肝ではなく、過去の事件と現在が繋がった時の切なさこそこの作品の真骨頂 世間的な評価が非常に良い伊坂作品の一つだけど、個人的にはそこまで響かなかった
4投稿日: 2023.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
動物大好きな私には心痛い表現がたくさんあった。 "ペット殺し"という単語が出た瞬間、一回読むのをやめた。一カ月ほど置いてからまた読み始めた。 この著者の言葉選びは好き。 そんな例え方ができるのかーと感心させられる。 いつもドンっと衝撃が来るような叙述ミステリーばかり読んでいる身としては、物足りなさは感じた。 でもその代わり、美しさや儚さが感じられた。 三人の物語が終わりに向かっていく寂しさや安堵が、じわじわくる。 あと、読後感は良い。引きずらない爽やかさがある。 なんでだろう。 琴美には内心「なんでやねん!相談しろ!警察に証拠出せ!パスケース探せや!」と思うばかりで好きにはなれなかった。 麗子さんは良いキャラしてたなぁ。白い美人見てみたい。 伊坂幸太郎作品は他に「砂漠」しか読んだことないけど、この人が作るキャラクターは似たような浮世離れした思考が多いと思った。 映画あるのか。見てみたい。
2投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ最高傑作。星5。小説部門どんでん返しとはまさにこのこと。どの時代に出てきてもこのミス受賞間違いないんじゃないか。 無意識のうちに世界観に没頭し騙され椎名と共に翻弄される。 映像化では絶対できない、小説だからこそでる良い汁を存分に味わい尽くすことができた。 もうそんな阿呆なことを言ってしまいたくなるほどの満足感。 伊坂さんの作品は初めてだったんだけど度肝ぬかれるよね、あの文章力と構成の秀逸さ。なんなんだ。 結末が分かっても何度も読み返したくなるわ そんな良作。 話は胸糞っちゃあ胸糞だし、スカッとする終わり方かといえばそうでもないし。でも好きになってしまうのよ、この本を。青春とミステリーと残酷さと平成初期のドロドロ感を混ぜに混ぜてるのになんなんだ、このまとまった爽快感とドキドキ感は。 読了して1時間たつのにまだ興奮の波がおさまりようにない。 今の時代だと古本屋でお手頃価格で買える作品だと思うので見てない人はラッキーと思いながら手にとってみてほしい。
2投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また胸くそサイコ出てきたらどうしよう…と思ったんだけど、それほどトラウマ案件でもなく、面白く読めた。いや、胸クソなやつらは出てきたけど。 2000年あたりで書かれた小説だったので、そういや2000年ってこんな感じだったよね。被害出てからでないと警察動いてくれなかったりとか(今も?)猫殺すの実況中継してるやついたわって思い出して、20年前の空気を噛み締めながら読んだ。平成の闇が深い。 話は、バスの運転手が機転をきかせてヤクザを追い出すシーンが爽快だった。私も手を叩きたくなったくらい。 あと、川崎がドルジだとは全く思わず読んでいたので、すごい意表を突かれた。 そして琴美。お前はなんでそんなに危機意識ないんや。せっかく猫ごろしが録音残してくれてたってのに。でも、ビビっちゃうとそんなもんなんだろうか…。 初期の伊坂幸太郎の作品って、普段は勝気で威勢がいいのに、いざとなるとポンコツって女性が多い気がする。『陽気なギャング〜』の雪子とか。
2投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わってみて、なぜ最後までカワサキの正体に気づかなかったのか。 振り返ってみると確かに変だった 盲点を突かれた気分になった ただ、推理小説と違って小説が進みながら、視点も変わるし時間軸も変わるし、何が起きているのか、どこに進んでいるのかイマイチわからなかった 推理小説みたいに、どんなトリックか的な質問が読者に投げてこないから、カワサキの正体が質問になっていることすら気づかなかった 言われるまでカワサキの正体興味なかった
3投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログ始まってまず辞書を盗むところから始まる、その時点でこの作品に引き込まれてしまった。 謎だらけの男、河崎が登場し、現在と2年前の一見関係性がなさそうな話を行ったり来たりする。少しずつ現在と2年前との関係性が見えてきて、最後はまさかの結末。辞書を盗んだ目的と、河崎の正体が判明。 ずっと読みたいと思っていた作品で、読んだ人からの評価も高い作品だったので、読めてよかった。主人公の椎名は大学に入学して間もないという設定で、この作品を読んだ時の自分も椎名と同じ状況だったのでより作品に入り込めた。
13投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログ冒頭から突拍子もない展開に面食らったが、まさかここまで切ない話とは思わなかった。 物語の内容もさることながら、鮮やかに張り巡らされた伏線、随所に見られる粋な遊び心が、とても良かった!
16投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログタイトルはもちろん知っている。 ずっと十何年も聞いたことのあるタイトルでありながら 話の内容は全然知らず、読み終えた今は 『アヒルと鴨のコインロッカー』に込められた意味を 思い返すだけで胸がつかえる感じ。 叙述トリック、華麗に騙されてしまいました。 ええええ?!となって、勿論序盤から伊坂印の 軽快な会話劇のおかげでスイスイ読めてたんですが 終盤にかけての怒涛の回収でああ、やっぱり小説はこうでなくっちゃ!となりました、感嘆。 伊坂さんの小説は、400ページ足らずで必ず登場人物たちのことが好きになりすぎちゃうので余韻が寂しい。
4投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読み進めて、まず悲しみ、次に驚きを感じた。なんとも辛い話じゃないか、と思っていたが、読み終えた時にはそこまでの悲愴感はなかった。 初めは過去の河崎に嫌悪感すら抱いていたのに、終盤で死んだと分かる頃には大分好きになっていたらしい。ドルジはどうやら琴美と死別したのだろうな、と予想はついた。終わりに近づくにつれて、先の展開を予想して悲しさを感じていた。 終盤、この話の主人公であると思われた椎名は実は飛び入り参加の脇役で、実際の物語はこの本が始まった時には既に終盤を迎えていた、という構成で驚かされた。 二年前のことが書かれているフェーズでは、”ペット殺し”の描写が生々しく、恐ろしさがあったが、河崎や琴美が死んだ際の事はさっぱりと書かれていた。私は特段何かを信仰しているわけではなかったが、ドルジの言うように生まれ変わりがあったらいいな、と思った。河崎や琴美それぞれの死後にもそれを感じさせるような描写があったからか、何となく救いがあるように感じて、思っていたほどの悲しさはなかった。 上手く言葉にできないけど、河崎も琴美もドルジも麗子も、自分の信念に基づいた行動をしているようでとても格好良かった。
3投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ二年前と現在の時間軸の中で、登場人物が重なるなんて思いもよらなかった。 その伏線が「アヒル」、「鴨」、「鳥葬」と「ボブ・ディラン」・・・。 書店を襲う始まりから、神様をロッカーに閉じ込める最後までタップリ楽しめた。(^_^)v
2投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しものということで読んだ。 キャラクターはブータンの留学生のドルジや、ちょっと変わり者イケメンの河崎など、人情溢れるキャラクターがたくさん出てきて面白い。 どんでん返し自体はそこまであっと驚く衝撃のものではなかったけれど、琴美の最後の夢の様子と、ドルジと椎名の最後のやり取りの部分や、タイトルの意味が分かったときは何となくしっくり来るような感じがした。 いやしかし、動物虐待野郎にはほんとに胸がもやもやする。。
5投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ読んでると推理小説とは思えなかったけど、 過去と現在が分かったところで巧妙なトリックだなーと感じ、そこから読み進めるのが止められなくなった。 アヒルと鴨のコインロッカーという題名にも感動です。
3投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログあーそういう事かって、一緒に読んでた本も、何か魂とかそういう不思議系だったので、オチがそうきたのねって感じでした。
5投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ「葉桜の季節に君を想うということ」 を読み、叙述トリックって面白い! ってなって次に読んだ作品。 葉桜のせいで?叙述トリックのハードルが 高まった事実があり、衝撃が少なく感じて しまったのは否めないかなぁ。
33投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
じわじわ過去と今がくっつきそうになっていく感じが面白くて読む手が止まらない。 読み終わった時初めてタイトルの意味を理解する。特にコインロッカーのシーンはすごい。亡くなった河崎とドルジにとって神様であるボブディランをロッカーに閉じ込める。そうすれば自分たちの罪は神様にバレることない。要所要所に信仰の話が出てくるがそれも込みでラストにコインロッカーという一見何の関係もないものでまとめるのか、、と驚愕。これでもしドルジの犯行がバレてしまったら、神はいないという証明にもなってしまいそう。 ドルジ、河崎そして琴美の3人の友情とも愛情とも言える切ないストーリーであるし、読み進めていくうちに琴美が現在のストーリーに出てこないことに気づき始め、もしかしてもう死んでしまってるのではと読者に思わせるのもすごい。
5投稿日: 2023.04.05
powered by ブクログ引っ越したばかりのアパートの隣人に「本屋を襲おう」と持ちかけられるところから物語は始まる。1冊の本を盗むのに、襲うとは随分大袈裟な話をするものだなと思いながら読んでいたが、終盤では真相が明らかになっていく。 ストーリーは主人公がいる現在と、隣人がかつて経験した2年前とで交互に語られ、隣人の友人たちが2年でどうなっているのか気になる展開となっている。 憂いを帯びて切ないストーリーではあるが、作中に出てくる動物虐待だけはフィクションでも許せない自分がいた。動物虐待まじで許さないギリィ…
4投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ巻き込まれ、成り行きのまま過ごす椎名とどこか非日常的な過去の中の琴美が織りなす物語。2つの世界をつなぐ、謎の多い河崎。ペット虐待の陰湿さや琴美にまとわるねっとりとした空気を感じて気を重たくさせながらも先が気になる展開になります。椎名はなぜ巻き込まれていくのか?最終的には精神的な成長があり、巻き込まれるべくして巻き込まれ、神の配合だったのだろうと思う。ドルジが言うブータンの輪廻的な考えが全ての救いとなっていた。若者達が発した生と死の匂いは伝わってきた。大好き度❤️❤️
7投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ現在と過去の話が交互に進んでいく形。でも現在と過去では語り手が違っていて面白い見せ方だなと思った。 これを映像化したのかーって場面があり、ぜひ観てみたい。どんな風に観せてるの!
4投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログアヒルと鴨の違いなんて考えたことなかったな ブータン行ってみたいな くらいの軽い感じで読めた 小説に出てくる美男や美女を想像するのが苦手かもしれない 過去と現在を行き来するのは良いけど1章ずつが短くて、その度に読むのをやめてしまって、読むのにかなり時間がかかってしまった←全て自分が悪い
3投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ動物虐待がつらいとにかくつらい、そしてまさかの展開、最後で大どんでん返し、そんで読み終わった頃には伏線回収がすごいことに気づく、題名も完璧に伏線、そういうところ好きですほんと
3投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「「というわけでだ」彼はさらにつづけた。「一緒に本屋を襲わないか」 教訓を学んだ。本屋を襲うくらいの覚悟がなければ、隣人へ挨拶に行くべきではない。」 「「生きるのを楽しむコツは二つだけ」河崎が軽快に言った。「クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと」」
2投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログアパートに引っ越してきて隣人の、初対面の青年に『本屋を襲わないか』と誘われて物語は始まる。 行方不明のペットを探して、ペット殺しの若者たちに出会うところからも、物語が始まる。 以降は2年の時を隔てた、この二つの物語が椎名と琴美によって交互に語られていく。 章を読み進めていくごとに、いつの間にか自然に物語に引き込まれていってしまった。映画化もされているので観てみようと思わされる作品でした。
29投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現在と2年前を行ったり来たりで読みやすかったけれど、ブータン人って本当に分からないぐらい似ているんだろうか? 回収でちょっと無理があるなぁってモヤモヤした
4投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ現在と2年前が交差しながら進んでいく物語。「一緒に本屋を襲わないか」ひょんなことから2年前の3人の物語に参加させられた大学生の椎名。アパートで出会った川崎との会話がテンポよく、面白い。2年前に起こった悲劇が現在と繋がったとき、全ての紐が解けていくように、本当の川崎は誰なのか、2年前の人達はどこへ行ってしまったのか、本屋を襲った目的、そして題名の意味が分かった。ブータン
21投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ現在と過去の交互を行き来しながら、あっと繋がるトリックが面白い。河崎と僕、河崎とことみとドルジそして麗子。
0投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊坂幸太郎作品初挑戦でした。 河崎と琴美とドルジと麗子さんと、巻き込まれた椎名。 残虐なペット殺しの犯人たちの話を盗み聞いてしまったために目をつけられた琴美が、命を狙われるものの、最終的には警察に通報するところまで行ったと思いきや、その犯人の若者たちが運転する車に運悪く轢かれてしまう。犯人たちはそのままトラックにぶつかり、3人中2名が死亡、1名は生き延びる。かつての恋人河崎と現在の恋人ドルジの2人で復讐を試みる。が、決行前に、女好きだった河崎はHIVに感染した事をきっかけに自殺してしまう。1人で決行しようとするドルジだが、「神様の声」と河崎が言っていたボブディランを口ずさむ大学生椎名を共犯者に選び、仕返しを決行する。 話の流れから琴美も残虐な殺され方をしてしまうんじゃないかとハラハラしたが、そうではなくホッとする自分がいた。何となく現在琴美がいない事は予想しつつ読んでいたが、亡くなり方が意外でびっくりした。 ブータン人がそんなに日本人に似ているのかと興味を持った。 伏線回収や時系列の前後の構造は面白かったけれど、個人的にそんなに印書に残る作品ではなかったかな、と思いました。
1投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログ会ってすぐに本屋を強盗し、辞書を盗もう。はちょっと滅茶苦茶な設定な気がする。しかも、それが主人公の断れない気質という理由だけなのは弱い縛りだなと思った。 もちろん本編内容や伏線で、伊坂幸太郎らしい面白い愉快なシーンはたくさんあったが、ちょっとモヤモヤした。
1投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ他の方も感想で書かれていましたが、決してハッピーエンドではないはずなのに、読後感が爽やかに感じました。 ボブ・ディランを聞いてみようと思います。 「自分が、他人に手を貸せると思うのは、それだけで傲慢だ、と考えているのだろう」
12投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログウィットに富んだ会話や比喩表現が文学的で 物語の盛り上がりに関係なく 読む手が止まらなかった。 鮮やかに張り巡らされた伏線が 回収される気持ち良さと、 読了後の余韻が大好きな作品。
2投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログブータン人のドルジと河崎と琴美の2年前の話と、そこに椎名と河崎が関係する現在の話が交互に繰り広げられる。2年前の話は琴美目線で、現在は椎名目線での物語が綴られる。2年前では動物虐待をしている3人の若者に巻き込まれ、かなり嫌なストーリー展開が予想されたが、それ以上に心ある河崎、ドルジ、琴美の内面に後押しされ、物語は深みのある最後へ向かっていった。
5投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ初めての伊坂幸太郎さんの小説は評判のとおり 面白く一気読みをしてしまいました。読みやすくわかりやすい分体、比喩表現の面白さが好きです。今後も伊坂さんの本を読もうと思っています。
0投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここまで仕掛けをして、長文を使って、登場人物を出して、面白くないってどういうことなんだろう。文体、登場人物、話の構成はラノベっぽい。 冒頭から全然面白くなかったのだけど、なんとか最後まで読んだ。うーん。 登場人物に魅力がないし、会話シーンも面白くないし、ペット盗難虐待事件もふわっとしてるし。 犯人の描写が雑だったことが特に引っかかった。物語上、敵が必要だからとりあえず作りました!という感じ。犯行理由も無いし、一般人が考える一般的な、かつ抽象的なチンピラなので、怖くない。 あと途中で主人公が痴漢を目撃するシーンがあるんだけど、個人的にすごく嫌いなシーンだった。麗子と初遭遇するだけのシーンなのにそこまで冗長に、しかも読者をイラつかせる必要ある?まるまるカットでも良かったと思う。 それと物語の各所で一般的な男性が内面化してるマイルド女性蔑視的なアレを感じた。前述の痴漢シーンとか、望まない妊娠をした書店員のシーンとか、モブ女性が出る度に、容姿を不必要に詳細に表現するとか。
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログ始まりこそ掴みどころがなく奇妙さ漂う展開だったが、全てが紐解けたとき、哀しく切なくも愛おしく温かい気持ちに包まれた。生まれ変わりを信じたそれぞれのメッセージが心にずっしりと残る、たくさんの"想い"に溢れた一冊。 ☆5.0
2投稿日: 2023.02.07
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動物虐待のことが書かれているところは 本当に本当に本当に嫌で嫌で嫌で 何度も本を閉じようとしたけれど。 我慢して読み進めて良かったと思える一冊。 ところどころにさらっと潜んでいる ユーモアや皮肉がとても好き。 最後まで、どのページも、飽きずに読めたなあ。 切ない、悲しいの一言では表すのは失礼かな。 登場人物は、今はどこで何をしているのかな。 その魅力的な人柄のまま、どうにかなってますように!
4投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログ最初は時代の行き来について行けなくて、 何が起こってるのか分からなかった。 読み進めていくうちに、話が繋がっていき、 そういうことか!となる作品でした。
3投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初の伊坂作品。二年前と現在が交互に進んでいく物語。そしてリンクする。そういうことだったのね。琴美とドルジと河崎の三人の物語に主人公が途中参加するという表現には今までに感じたことない気持ちになった。主人公という名の脇役。もう一回読み返そう。
2投稿日: 2023.01.07
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大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。 ☆印象に残ったセリフ 「僕たちは生まれ変わりを信じていて、死ぬのは怖くないから」 ブータン人の同居人の言葉だが、ブータンでは、たとえ亡くなったとしても、魂は残り、恩返しがいつでもできるし、お返しもできる。なので、命懸けで人を助けることもできるし、命懸けで物事を行うことができるという。昭和の日本人のような感じがした。今では考えられない。私なんかは、長く生きたもん勝ちみたいなところもあるから。 「生きるのを楽しむコツは二つだけ。クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと」 河原くんの言葉。病気で亡くなってしまうのだが、とても意味がある。クラクションを鳴らさないとは、些細なことで怒らないことと解釈している。いかにストレスを抱えずに生きていくかって大切なことと思う。 「人というものは、行動すべき時に限って、億劫がるのかもしれない。」 主人公の椎名の言葉。私もいざというときは緊張して身体が動かないことがよくある。特に、悪いことをしているときは罪悪感で尚のこと、辛いだろうなって思う。 ☆思ったこと ダラダラ読んでしまったが、過去と現在を交差するストーリーはとても良い。ブータンの生活、人間性の価値観が勉強できたのは、良かった。幸福感がある国という意味もわかる。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ昔に読んだ、記録 自分の身近には起きないことだけど、気づいたらその場にいるかのような感覚に陥ってた、個人的に没入できた本
0投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ現在と過去を別々の人物の視点で進む事が、読者の興味を惹きつける事に繋がっています。 事件をきっかけに、変われた人と立ち止まってしまった人がいる。 良いことをすれば良いことが起こる。そう信じたい。
1投稿日: 2022.12.22
powered by ブクログ過去と現実の2つを同時に描いて、募り始めてきた疑問と違和感の正体がラストに向けて徐々に明らかになっていくにつれて、読む手が止まらなかった。 非現実的なのに、きっとどこかではこんなことが起きているのかもしれないって思うのは、決してこの世界が幸せで満ち溢れているわけではないことを突きつけられるからだろうか。
1投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クライマックスにかけてジンジンと喉の奥が熱くなるくらい感情が揺さぶられた。どれだけ親しくて一緒にいても他人の闇は救えない。伊坂さんはちゃんとそこに希望も残してくれたのに、私は絶望の淵に突き落とされたまま、未だ帰ってこられない。 ドルジに感化され、死への恐怖に打ち勝った琴美と河崎とは対照に、輪廻転生を信じているのに悲しみに打ちひしがれてしまうドルジ。気を許して他人を心に住まわせた分だけ、自身は影響を受けていく。そして自分が生きた証は、自分を受け入れてくれた誰かが未来へと繋いでくれる。そう信じられる物語だった。 読んでいる間よりも読み終えたあとに悲しみが襲ってきて、その度に「伊坂さん、なんてことをするんですか!」と詰め寄りたくなった。それでも、いつか私も死の恐怖に侵されそうになったとき、きっとドルジの言葉を思い出す。 「死んでも生まれ変わるだけだって」 だから、大丈夫。
4投稿日: 2022.12.10
powered by ブクログミステリー小説を読みたくて手に取った。伊坂幸太郎さんは名前はよく耳にしたが、読むのは初めてだった。すごくおもしろくて、分厚いのに一気に読み終えた。おもしろいので途中から読むスピードが上がったんじゃないか、と思うぐらい臨場感もあった。すっかり騙されていたところも改めておもしろいと感じるところ。文章の表現などたくさんのこだわりがあり、すっかりファンになった。別の作品もぜひ読んでみたい。
7投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ題名からは予想もしないようなストーリー展開 過去と現在が交互に描かれつつ、なんかパッとしないモヤモヤが続く読み心地。 そこから次第に過去と現在が交差していく感じがドキドキしてすごい読んでいて楽しかったし面白かった。
0投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ2日で読んだ。 読みやすくて途中訳分からんくなったけど良かった。 椎名の祖母の言葉が良かった。 「ガイジン」に対する偏見を持ってしまうのは仕方ないとは思えない。 だが、その時に自分がいつものような対応ができるのか。 椎名と同じ感じで断定はできないのかもしれない。 ドルジが死んでるのかなーと思ったら全然違うかった
0投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログ全375頁 ①8.5 ②7.0 ③6.5 ④7.0 ⑤8.8 ⑥8.0 ∑45.8 本屋を襲ったこと、動物殺しの事件、 この一見関係なさそうな2つの出来事が 最後にバシッと繋がって、 タイトル回収も気持ちいい! 現在と二年前の話が並行して進んでて面白い✧ 主観的にいきまして、、⑤高め! クールな麗子さん、女命のイケイケ河崎、 気持ちに正直な琴美、終始たじたじしてる椎名、 輪廻を信じるブータン人のドルジの5人が主な登場人物 今思うとドルジキャラ濃いな。 臨場感溢れゾワゾワっとするところの他に、ユニークな設定やキャラでポップな雰囲気を感じられるので、物語を進める手が止まりません( ¨̮ ) 伏線回収は文句なし! 隣の人の正体と本屋を襲った本当の目的にやられました。 重くないミステリでスッキリした読後感を味わいたい人におすすめです!
3投稿日: 2022.11.24
powered by ブクログ面白そうだったので、読んでみた。 大学進学で東北に移住し、アパートに住み始めた大学生が主人公。不可思議な行動を取る隣人や、その周辺の人たちとの関係を描き、行動の理由が最後にわかる。 よく時間軸がずれていることを伏せて話を進めて読者をだまして、最後に明かされる話があるが、これは最初から2つの時間軸で交互に話が進んでいく。どう繋がっていくのかなと思いながら読み進めることになる。 何となくそうなるのかなという種明かしだし、亡くなった人達の亡くなった理由に必然性を感じられなくて、あまり面白いとは感じられなかった。
0投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログ読書をしているというよりは 美術館を歩いているようだ それくらい伊坂幸太郎さんの作品は 世界観がなんか違う 文字の世界なのに 本当に伝えたいことを文字として訴えず 知らしめてしまうところがすごい 言葉が通じない人とでも通じ合いたい そして ちょっと、ほんのちょっとでも自分が前進したと納得できたら、それでも完璧じゃないかと思うようにしよう って思いました
2投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊坂さんの世界観がたまらない! 切ない中にもユーモアもあって、不公平な事にも真っ直ぐに立ち向かう登場人物達が格好良かった。 大切な人との今を大切にしようと思える作品だった。 伊坂さんらしく、他作品との繋がりがあるのも、そことそこか!っていう感じで面白かった。
1投稿日: 2022.11.12
powered by ブクログ中学生の時に読んで伊坂幸太郎さんの本は何冊も読んだけど重力ピエロとこの本が好き。 わざわざ買った記憶がある。
0投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログ伊坂さんの書く機知に富んだ会話や表現が好きなので、この作品にもそういった意味では大変満足。 陽気なギャング~を機に伊坂さんの本にハマり出したからか爽快さを期待してしまうのだけど、これは爽快というより、やや切ない印象。 途中でからくりには気付いたけれど、それでも退屈になることなく最後まで読み通すことができました。 思い出の中に生きる、ということの痛々しさが感じられます。
2投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログアヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎 2003年11月発行 まぁ 楽しめたかな ブータン出身の学生が日本の仙台で学生生活を過ごした3年 恋人の日本人女性が、地元でペット殺害を繰り返していたワル3人組に狙われ、殺されてしまう この時、3人のうち2人は車でトラックに突っ込み死亡 1人は生き残っていた 当時同じアパートに住んでいた女遊びばかりしていたトリッキーな男は協力者にもなってくれていたが、HIVになり死を選ぶ 彼女を殺されたブータン人の男は、1人生き残っていたワルを探し出し最後のケリをつける こんな話を、ミステリー仕立てで書いたのがこの本 読んでいてハズレの少ない作家なので読んでみた
1投稿日: 2022.10.28
powered by ブクログ4.0点 秀逸です。途中でめっちゃページ捲り直した。 過去と現在が徐々につながっていくあたりは、一気に読んでしまった。神様に見つかりませんように。終わり方も本当秀逸
0投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ登場人物がどのキャラもイキイキしていているのに対して、物語りは謎が多くこれがどう繋がるのか?という期待と疑問で読む手をやめられなかった。 空白の部分に対してどうしても思いを馳せてしまい、読み終わったあとはスッキリしたという気持ちもある一方悲しさやもう少し登場人物の話を読みたかったなという寂しさもあった。
2投稿日: 2022.10.06
powered by ブクログ映画を観て感動し、その後、原作を読んだ。 どちらが先かによって、映画の方がまとまってて良かったな、とか、原作が汚されている。などの感想を持つことも多いのだが(ミーハーなので)、この作品は原作も映画も、どちらも素晴らしかった。 エンディングの部分で好みは分かれるか…というところ。
2投稿日: 2022.10.03
powered by ブクログ思ってたより早い段階でネタバレがあった。タイトル含め、なるほどと感心したけど、動物虐待の話もあって読むのが少ししんどかった。
4投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログ2022年、積読から既読へ。伊坂幸太郎らしい展開と登場人物が魅力的。動物虐待のシーンは読むに耐えず挫けそうになった。けれど残虐なままに終わらないと作品を信じれて完読することができた。 これ、映画化ってどうやったんだろうか?
2投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいてなんだか終始息を呑んでいるような感じだったし、ええ!って思わず声が出るように本当に騙されました。過去編と現在編の全てが繋がった時はもう感服しました。面白かったです 広辞苑と広辞林は個人的に一番の伏線です!
2投稿日: 2022.09.24
powered by ブクログ伊坂さん作品にハマっていた時期に読了。 伊坂さんのの作品らしく、登場人物に魅力があり飽きることなく読み進められました。 途中時系列がややこしすぎて読みづらい部分がありましたが、最後には解決。 ドルジがこの二年間どのような心持ちで生きてきたのか。動物虐待のシーンは読むのが辛く結末も悲しいけれど、ブータンの価値観「生まれ変わりを信じる」ことで少し救われる。 複雑なあたたかさを感じる読後でした。
27投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すっっごい面白かった。。。。。 読み進めてもなにか違和感があるな?が解決されたときの爽快感たるや、 絶対に泣いてくださいここは!っていう描写があるわけではないと思うんだけど、 河崎とドルジと琴美ちゃんの物語がかなり重く進んでいく中に、青春を生きているであろう椎名が入っていくことで良い意味で3人の重い物語が少しだけ軽くなった気がして。 最後の方の章で2年前と現在がうまく溶け込んだ時に自然に涙が出ました。。。 ドルジのこの先も椎名のこの先もわからないけど、生まれ変わってドルジも琴美ちゃんも河崎もまた3人で笑い会えてたらいいな、ブータンの教えは本当なんでしょうね、と私も思った。 爽快感と、いい重さと、溶け合って心に残って、ああ良い作品だったなあ、、
3投稿日: 2022.09.09
powered by ブクログ伊坂ワールドにのめり込んだ作品。 終わらないでほしい。と思いながらページをめくった作品は後にも先にもこれしかない!
2投稿日: 2022.08.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後に明かされた河崎とドルジのすり替えに驚いた。2年前と現在が同時進行するなかで、広辞苑のために本屋を襲おうとした経緯や人物関係が明らかになっていき面白かった。
1投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログ一言で言うと、爽やか。でも爽やかなだけじゃない。驚きもあり、切なくもあり、初めての読後感だった。 この物語は一生忘れないと思う。
2投稿日: 2022.08.19
