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アヒルと鴨のコインロッカー
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎/東京創元社
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総合評価

2489件)
4.0
818
875
535
78
18
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    もう一度読み直したくなる一冊でした。複雑に絡まっている登場人物たちを、伏線回収しながら読むのが本当に楽しかったです!

    0
    投稿日: 2022.08.15
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    ◯隣のドルジが大きな声で、軽快に笑った。ゆるゆると煙のように立ち昇り、晴れた空の向こう側へ届くような、笑い声だった。(213p) ◯僕は特別な人生なんていらないな、と考えた。のんびりと地味で、書店強盗や自殺からは無縁の生き方、たとえば靴屋の主人のような生き方が合っている、としみじみ感じる。(308p) ◯目の前の十字路を、可愛らしい柴犬が横切っていくのが見える。黒い柴犬だった。(362p) ★独特の伊坂さんワールドでした。

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    盛り上がりがあるわけではないけど 急に一気に読める瞬間がある。 過去と現在が纏まっていく感じに本の面白さがある。 河崎とドルジのところは驚いた。 ブータンに行ってみたくなった。 登場人物の表情感情の描写が少ないのが雑踏無く読めて良いけど、ドルジの感性をもっと感じたくなった。

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「神様を閉じ込めて、全部無かったことにしてもらえばいい。そうすれば、ばれない」 神様を閉じ込めるという表現が乱暴だけど、少しいたずらっぽくて。でもなんでもお見通しの神様にバレないようにするには、それがいい!と思ってしまう表現が好きです。 今の生は大きな輪廻の流れの中の一部だと思っていたドルジが、最後に過去を懐かしみながら「神様をコインロッカーに閉じ込めた」のが切ないながらも、ちょっぴりユーモアが感じられる。自分の思い出にも優しく触れるような、そんな気持ちになれました。

    1
    投稿日: 2022.08.05
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    過去と現在が交互に展開され最後は交錯し集束する 物語の展開はゆったりめだが、ある時を境に一気に動き出す 動物虐待の話がメインとなるので好き嫌いが別れるかと 最初ミステリー要素はどこ?って感じだったが、その一気に動き出すあたりからドンドンでしたね 正直インパクト感は足りなかったかも

    0
    投稿日: 2022.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過去と現在が交互に描かれ、最初はバラバラだった要素が一つに収束していくのは気持ちいい。 河崎の正体が分かった時は驚いた。完全に予想外だった。 読み終えた後は少ししんみりしてしまった。ブータンに行きたくなった。 好みが分かれそうな結末だが、個人的には好き。また読み返したい。

    1
    投稿日: 2022.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人の感想にはなるが、なんとも面白くなかった。 伊坂幸太郎に過剰な期待を抱きすぎてしまった。 もやもやするラストや、進展の遅い展開が苦手な人には向かない作品だと感じる。 手にとって感じてみて欲しい

    0
    投稿日: 2022.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    広辞苑を奪うために本屋を襲う。 大学生になったばかりで一人暮らしをする椎名。 隣に住んでる川崎から本屋を襲う話を聞かれ あれよあれよ、と共犯してしまう。 そんな川崎の二年前。 元カノの琴美、それからブータン人のドルジ。 彼ら三人物語が進む。 ペット殺しが続く中、琴美とドルジが ペット殺しの犯人たちを見つけてしまう。 ペットショップで、働く琴美は許せない。 現在の川崎が実はドルジだったことは驚きだった!! 琴美が現在での話には出てなかったから どうなったのかなとは思ったけど、 なんとなく切なかった。 本屋のダメ息子が実はペット殺しのヤツなんだろうなー と思ってたから当たったー!! 現在と過去をいったりきたりしながら、 少しずつ話が進んでいくので先が気になったよ!! 面白かった!!

    8
    投稿日: 2022.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは大学生の頃、私が初めて出会った伊坂作品で。その時の、うわー!と思った感覚が全てで、評価5をつけました。 随分時がたって、もう一度読み直した時、もう、一度目のようには読めないから、ただ切ない。この時河崎は、この時ドルジは、と思ってしまう。 どうか彼らが生まれ変わってもう一度出会えたらと思う。

    7
    投稿日: 2022.07.20
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    読む前、騙されたという感想を見かけたが、散りばめられた伏線は簡単で、殆ど回収しているつもりで読んでいたがやはり私も完全に騙されていた。 アヒルと鴨の因果応報な結末だった。とても切ない気持ちになった。

    4
    投稿日: 2022.07.18
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    過去と現在を行ったり来たり…でもきちんと整理されていて読みやすかったです。 とにかく先が気になりすぎて、過去がどうなったのか現在とどう繋がっているのか、とても刺激的な作品でした! 映画を数年前に見ていてなんとなく内容は覚えていましたが、とても楽しめました。 さすが伊坂幸太郎!些細なことでもちゃんと伏線回収してくるとこは最高でした!

    2
    投稿日: 2022.07.13
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    ″「ペット殺し」嫌な言葉だ。憎々しいからではない。逆だ。彼らの抱えている残酷さと傲慢さが「ペット殺し」と名付けた瞬間に、ひどく表層的で罪の軽いものに感じられるからだ。″

    0
    投稿日: 2022.07.10
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    まるで映画を観ているような小説。 まんまと騙されたときのやられた感は伊坂ワールドならでは。 時折目を背けたくなるような場面もあったが、その分登場人物たちの心情に入り込めたように思う。そして後半に向かってひとつひとつ畳み掛けるように回収されていく伏線はさすがとしか言いようがない。 切なく悲しい結末のはずなのに、3人がまた笑い合っている場面が目に浮かぶ。美しささえ感じる物語だった。

    0
    投稿日: 2022.07.06
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    しっかり騙された。 小説だからこそできる裏の取り方。 伊坂幸太郎さんの小説は皮肉の効いたセリフが多くて、洋画を見てるような感覚になる。 過去と現在を交互にすることで物語を明かしていくのが心地いい。 過去と現在の姿が想像できる情景描写の上手さは圧巻。 だからこそ騙された時の衝撃がすごい。

    1
    投稿日: 2022.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悪行が神様にバレないようにボブディランをコインロッカーに閉じ込める最後の最後まで物語が全部つながっていく。

    1
    投稿日: 2022.06.16
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    琴美の不用意さにちょっとイライラしてしまいました。 叙述トリックには、お〜そうきたかとなったけど全体的にはそんなに好みの感じではなかった。 誰かの物語に途中参加しているという表現はいいなと思いました。

    1
    投稿日: 2022.06.15
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    現在と過去を交互に読むことによって不穏さや嫌な予感がじっとりと忍び寄ってくる感覚 後半に「まさか?!」と思う展開があって気付く人は気付くのかもしれないけど自分は全然気が付かなかったので本当に驚いた 文章のテンポもよくて読みやすい 伊坂幸太郎の小説は初めて読んだけど大分好きかもしれない 他のお話も読んでみたい

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    現在と過去がどんどん繋がっていくのが面白くてあっという間に読めた。なぜ広辞苑なのか、わかった時はスッキリした。

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    やはり‼︎ 最初からグイグイ引き込まれた。 しかし、現在と過去の行ったり来たりに最初はついて行けず、いつだ?いつだ?と思いつつしっかり面白かった‼︎さすがだ。

    2
    投稿日: 2022.06.02
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    面白いし、実に読みやすい。どこか不思議な登場人物たちもそれぞれが魅力的だ。青春小説のテイストも味わい深い。例えば、以下のような「僕」の叙述。 僕はいかにも自分が主人公であるような気分で生きているけれど、よく考えてみれば、他人の人生の中では脇役に過ぎない。そんなことに、今さらながら気がついた。 これはもう一つのパート(2年前)の物語と接続するという意味だけにとどまらず、「僕」が主役ではないながらも生きていく道を探る(靴屋の跡継ぎ)というところにもつながるところ。大学生の友人たちへの距離を置いた視点と合わせて、味わい深い表現だ。 とはいえ、驚愕のミステリ!というわけではもちろんなく、全体としては、小粒な印象はぬぐえない。

    1
    投稿日: 2022.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    奇怪。破天荒。非日常。爽快。 伊坂幸太郎らしさを詰め込んだものの、所々斬新さを感じる作品。 過去と現在のエピソードが交互に来ることによって、いつものスピード感は少し薄れていました。 タイトル回収も、いつ来るのかいつ来るのかと待ち侘びていましたが、結構遅かったですね(笑) そして最後まで読んだところで、ふと違和感が。 この人の本で初めて抱いた感情。切なさとでも言うのだろうか。なんとも言えない寂しさと前向きな気持ちが交差して不思議な感覚に陥りました。 映画もあるみたいなので、ぜひ観てみたいと思います。

    1
    投稿日: 2022.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やられた。 2日前に出会ったばかりの隣人のために強盗を手伝わされる『僕』。 それも、広辞苑を一冊、盗むためだけに。 冒頭から違和感(何コレ!)ありまくりで、物語は、「現在」と「二年前」が交互に描写され、平行して進んでいく。 難点を一つ言えば、本作の中で明確に区切られている「現在」と「二年前」が、頭の中で切り替えが難しかったところ。(僕の頭の問題かもしれない) ずっと映画を観たいと思っていた作品の原作なので、僕には映像の方が楽しめるのかもしれない。 さて、読み始めの数十ページの段階で、ラストまでの道筋が想起される読者はいるのだろうか・・・。

    24
    投稿日: 2022.05.15
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    現在と2年前を行き来して話は進みます。 2年前の琴美、ドルジ、河崎、3人の物語に、現在として僕である椎名が「途中参加」して結末を迎えます。 過去と現在をつなぐうちに見事に伏線が回収されていく素晴らしさと、途中から見え隠れする「嫌な予感」。3人の物語のラストは寂しさと、すがすがしさと、なんとも言えない気持ちになりました。伊坂幸太郎作品はいつも安定の評価なんですが、その中でも特にオススメです。 ゴールデンスランバーのようにあとに残る読後感、フーガとユーガに近いなんとも言えない気持ち。

    1
    投稿日: 2022.05.13
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    好きな作家さん。この作家さんの作品は、いつもは先がどうなるか分からずワクワクしながら読むことが多いが、今回はちょっと違った。 もしかして、と結末の検討はあって、それがいつ起こるのかとハラハラ読み進める感じだった。でもその予想を微かに裏切ってくれるところはいつもの展開であっという間に読み終わってしまった。

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10年以上ぶりに読み返し ドルジや河崎の設定もすっかり忘れてたから初心に楽しむことができました笑 少し暗いこの空気感 悲しい、辛い、 映画も同時期にこちらは初めて見てみました。凄く良かった ドルジがボブ・ディランを歌う椎名に出会った時の気持ちを考えると本当に泣けちゃう

    0
    投稿日: 2022.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画で見たから河崎がドルジなのは覚えていたが、他の細かいところは忘れてたから新鮮で面白かった。伏線回収は確かに気持ちがいいけど、結局何を伝えたいんだろう、、?と不思議な気持ちで読み終わった。(読解力と想像力が多分足りていないだけか)

    1
    投稿日: 2022.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    口コミがすごくいいので期待しすぎたというのもあるが、登場人物が全員悲しいものを背負っていてブルーな気持ちになった。 けど伏線回収はさすが気持ちよかったです。

    1
    投稿日: 2022.05.08
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    読後は寂しくて暖かくて切ない気持ち。扱うテーマが重い上、登場人物たちの不器用で優しいところがまた悲しくて、みんなもっと上手くやれないのかああ( ; ; )と感じてしまう。亡くなっても、また逢いたい人に何度でも逢えたらいいね。

    2
    投稿日: 2022.05.07
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    大学に入学するため、関東から東北に引っ越して来たぼく・椎名。同じアパートに住む河崎から、『一緒に本屋を襲わないか?』持ちかけられる。 狙いはたった一冊の『広辞苑』⁇ 2年前、河崎、ペットショップに勤める河崎の元恋人・琴美、琴美の恋人ブータンからの留学生・ドルジの周りで、『ペット殺し』が連続して発生する。 現在と2年前が交互で描写されて、徐々に繋がっていく… 何気ない会話、出来事も全て現在に繋がっていく… 現在に琴美が一度も現れない…『ペット殺し』に巻き込まれたんだろうか? ドルジは彼女にふられて、部屋に引きこもっている… 復讐はなされる… 決してハッピーエンドではなかったけれど。 そうだったのか… やっぱり騙された。 アヒルと鴨、コインロッカー、なるほど。

    0
    投稿日: 2022.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     椎名目線の「現在」と、琴美目線の「二年前」の二つの物語の繋がりが徐々に明らかになるごとに、ページをめくる手が止まらなかった…!  文章だからこその、読者も騙されていたであろう真実(「現在」の河崎の正体)にはとても驚かされた。それを知った状態で再読して、河崎の言動をもう一度確かめたいなと思った。  河崎と椎名が駅で別れたあと、河崎がその後どうなったのか、物語中に書かれていないことがなんだか良いな、と感じた。河崎がその後どうなったとしても、仙台を離れた椎名には伝わらないのだろうな、と思うと少し切ないなと思った。  ドルジのキャラクターがとても魅力的だった。

    0
    投稿日: 2022.05.05
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    生まれ変わりを信じる理由は人それぞれ でもそれが、また会いたいから という気持ちなのであれば、素敵だ 気持ちが湧いた瞬間を、忘れないようにしたいね

    2
    投稿日: 2022.05.05
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    久々の伊坂幸太郎!!!! 大満足!これでこそ!のこの伊坂幸太郎節!!!! 伊坂幸太郎本人が、地上からわずか何センチか浮いてるような物語が書ければいい! と言ってるとーり、ホント、現実からほんの数センチずれたような内容がいつもいつも面白く、なんとも言えない気持ちにさせられます。 当事者たちの言葉のキャッチボール遊びも伊坂幸太郎の上手な掛け合い。毎度のことながらそんなやりとり一つ面白い。 そして、ラストで待つ解決の糸口の散らばせ方。 引っ張って引っ張って引っ張って明かすんでなくて、何のことない会話でぽろっと正体を表して、ホント読み落としそうな勢い。 軽快なリズムで進む本の中で、突然穿つ穴に落とされる。 その快感たるや、まさに伊坂幸太郎節。 登って、這い上がってくる読者をニコニコ待ち受ける伊坂幸太郎が目に浮かびます。 ホントにまんまと落とされる、この感じ。 何回でもハマれます。

    0
    投稿日: 2022.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋を襲ってみないか。そんなシーンから始まる本作。現在と2年前の2場面が交互に展開する。琴美とドルジ、そして川崎。3人の物語は読んでて楽しくてあっという間に読み進めてしまった。熱心なドルジが何とも可愛い。そして女たらしだけど、どうしても憎めない川崎。1人1人のキャラクターがおもしろい。動物虐待がリアルで悲しくもなったけど、生と死について考えさせられる1冊だった。最後も悲しい結末ではあるんだけど、そこにブータンの死生観が加わる事で悲しいだけではなくなるようにしているのがこの話の良さだった。後半の伏線回収とあっと驚く展開はなんともみものだった。すぐに2回目を読みたくなる1冊。

    0
    投稿日: 2022.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読んでから、河崎がドルジってわかった時の衝撃はもう2度と味わえないんだな…と思って読んでなかったんですが数年ぶりに読んだら知っているとまた違った面白さがあって何度読んでもよかったんだなと思った

    0
    投稿日: 2022.04.27
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    私の中では河崎は高橋一生で話が進んだ。 中性的な顔つきで笑うと目尻に可愛い皺がよる、もう高橋一生しかない。 当たり前だが、私は自分の物語の主人公だ。 でももちろん他人にとっては脇役だ。 でもどのくらいの割合で“重要な脇役”になってるのだろうかと考えてみる。きっとものすごくそれは低い割合。 そして私にとって“重要な脇役”は何人いるんだろう?

    10
    投稿日: 2022.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相手の中に物語があって自分はその登場人物の1人に過ぎないという視点を教えてくれる小説でした。 過去と現在が交差した点に興奮しました。

    1
    投稿日: 2022.04.23
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    広辞苑を入手するために本屋を襲う?! 伊坂幸太郎ワールド全開かつミステリー要素も高い作品。 とりあえず読んだ後はブータンに興味を持つ。

    3
    投稿日: 2022.04.20
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    久々に伊坂幸太郎さんの作品を読みました。 とにかく情景描写と心情描写が上手く表現されている。 ミステリーというかちょっとしたトリックみたいなものもありましたが、それがメインというよりも繋がりだとか運命みたいなものを書きたかったのかなと勝手に思いました。 因果応報であったり、ブータンの価値観であったり、動物であったり。 この世に偶然なんてあるのか。 僕も運命論みたいなものは信じている人なのでこういう話は結構好きです。 特に最後に出てくる動物なんてね。

    1
    投稿日: 2022.04.18
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    またまた伊坂幸太郎さんの素敵な作品に出会えて嬉しい。 センスあるセリフが盛りだくさんで伊坂節をたっぷり味わえるので、個人的に好きな作品の上位に浮上! 物語は、大学進学で東京から東北にきた主人公:椎名目線の〔現在〕とペットショップで働く:琴美目線の〔2年前〕に分けて描かれている。 〔現在〕では、椎名がアパートの隣人:河崎のペースに乗せられて関わっていく2人のやり取りが面白く、〔2年前〕では琴美がとある事件に巻き込まれてしまい、ヒヤヒヤしながら読み進めた。 素敵な言葉も物語全体も読み進めていくと見事に伏線回収されて出所がわかり、切ないけれどじわじわと心に響く。 〔2年前〕の物語では、主人公:琴美の同居人としてブータン人のドルジが登場する。ブータンといえば「幸福度が高い国」のイメージしか知らなかったけれど、考え方や穏やかさは読んでいてほっこりした。 「すべての生き物は死んだら生まれ変わる」という考え方はステキだけれど、急に親しかった人と会えなくなって1人になったらやっぱり悲しい。 自分の身に起きた経験を通して前向きに変化できる場合もあれば、どうしていいか分からず立ち止まってしまうこともある。過去に耳を傾けて心の中にはいつまでも思い出を残しながらも前に踏み出すきっかけができるのは良いことだ。

    70
    投稿日: 2022.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと脳内でボブ・ディランが流れてた。現在と2年前が同時に進行していくが、既に琴美にフラグが立ってる気がして2年前の話になると憂鬱な気分になりながら読んだ。軽率な態度をとる琴美に苛立った。結局、3人の物語が悲しい結末になったじゃないか。生まれ変わったら冷静になってほしいものだ。注意書きもあるが、やはり犬猫に関しては辛い気分になる。シッポサキマルマリ、うちの黒猫にちょっと似てるかも。うちの子はシッポサキチョイマガリ。椎名が祥子さんの甥と気付いたときはちょっと嬉しかった。

    0
    投稿日: 2022.04.08
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    『重力ピエロ』に続き「伊坂幸太郎」作品の『アヒルと鴨のコインロッカー』を読みました。 以前に嫁さんが読み終えていた作品なのですが、、、 『重力ピエロ』が面白かったので、嫁さんから借りました。 -----story------------- 引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた印象の長身の青年「河崎」。 初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。 彼の標的は―たった一冊の広辞苑!? 僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは違う。 しかし、決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 注目の気鋭が放つ清冽な傑作。 ----------------------- 『重力ピエロ』と同様、「伊坂幸太郎」の独特な雰囲気に惹き込まれ、魅せられた作品でした。 ホント、愉しく読めた一冊。 (扱われていたテーマは、動物虐待や性病、復讐等、重苦しいんですけどね) 大学に入学して仙台にやってきた「僕(椎名)」の語る現在と、ペットショップに勤める英語が堪能な「わたし(琴美)」が語る2年前の、ふたつの物語が章ごとに交互に展開します。 「琴美」、ブータンからの留学生で「琴美」の同居人「ドルジ」、美青年で無類の女好きの「河崎」の三人とペット殺し事件を中心に展開する2年前の物語と、 「椎名」と「河崎」の二人と本屋襲撃事件を中心に展開するする現在の物語。 それぞれ不思議な縁で結ばれた面々の、関連してそうで、どこが関連しているのか良く分からないふたつの物語が、次第に繋がってきて、ひとつの物語に融合していきます。 この展開は素晴らしいですねぇ。 面白かったし、ユーモア溢れる会話も楽しめました。 そして、衝撃的で、哀しく切ないエンディング。 「琴美」よって語られる、2年前の物語の最終章は、2年前にも関わらず現在の物語が語られているのですが(理由は本書を読んでくださいね)、、、 そのエンディングは、ぐっと胸をしめつけるように切なくて… 目頭が熱くなるのを抑え切れませんでした。 「死んでも生まれ変わるだけ」という「ドルジ」の言葉が忘れられませんね。 物語の中で、何度も出てきた「ボブ・ディラン」の『風に吹かれて』が、読後も頭の中でぐるぐると何回も演奏されている感じです。 嫁さんが観ていた映画、隣で断片的に観ただけなので、ゆっくり観てみたいと思います。

    0
    投稿日: 2022.04.07
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    映画も見たことなくて完璧初見で読みました。 ドルジと河崎の叙述トリックは映画ではどのように表現してるのか気になるので暇な時に映画を見てみる。 神様を閉じ込めておけば、悪いことをしてもバレない、という言葉を最後にきっちり伏線回収もする。 柴犬と最後に登場。 ミステリーなのか人間ドラマなのか綺麗な作品。 麗子さんの人間らしくないクールな感じの回収はない。 ボクシングのつながりも無し。 現在と2年前を行ったり来たりするがややこしくもない。 面白い話だが残らない話。なので星四

    0
    投稿日: 2022.04.04
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    初対面の男に「一緒に本屋を襲わないか」と言われ、その謎を徐々に解きほぐす。同時にペット殺害や外国人差別など、社会問題も絡めた作品になっていた。

    0
    投稿日: 2022.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物は個性的だけど、全員捻くれてるように感じたので私には合わなかった。 特に琴美が河崎にこれでもかというくらい粘着質&攻めの姿勢で絡んでいく姿は、別れたのにめんどくせぇ女だなと思ってしまった。 嫌いだから言わずにはいられないんだろうが話が進まないのでちょっと黙っていてほしい。 ペット殺しの犯人にケンカ売って、その後自分の個人情報知られて誰にも相談せずガクブルしてる姿プライド鬼高いな、、、と呆れてしまった。 椎名が質問しても大体話をはぐらかされて違う話題に持っていかれるので同様に置いてけぼり感、、、これが主人公ではない脇役の立ち位置か?とイラついた。 タイトルの意味がわかった時はスッキリしたのでそこだけ好き。 終わり方もこの本の中ではさっぱりしているように感じたから良かった。もっと無駄に謎の屁理屈捏ねまくって終焉するのかと思ってた。 琴美と河崎の死ぬ間際のドルジへの言葉が一緒だったり、おそらくお互いにお互いを面倒な人間だと思ってそうなところ見てると、恋愛絡まなければいい友達だったんじゃないだろうか。と感じた。 伊坂幸太郎を初めて読んだ。 文自体は読みやすかったけれど、無駄に長い印象を受けた。話に入り込んできたらすぐに次の章で頭がリセットされるシャトルランみたいな本で非常に苦しい。

    0
    投稿日: 2022.03.29
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    お人好しの「椎名」がアパートの隣人「河崎」に誘われて一緒に本屋を襲うところから物語が始まる。 「椎名」の視点から語られる現在の物語と、「琴美」の視点から語られる過去の物語が交互に進行し、2つの物語が交差し、ラストシーンへと繋がる…。 この物語の運び方が素晴らしいと感じた。 また、伊坂幸太郎さんの文章は描写が丁寧で、情景がリアルに思い浮かぶ。 映画も観てみようと思った。

    2
    投稿日: 2022.03.19
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    伊坂幸太郎さんは伏線回収が素晴らしいなと思った。一つずつ物語が繋がっていくのと同時に、最初へ戻り読み返している自分がいた。 カワサキの繊細さと儚さがとても好きです。

    0
    投稿日: 2022.03.19
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    過去と現在がテンポ良く繰り返されていく中で、徐々に物語のピースがはまっていく感覚が読んでいて楽しかった。悲しい物語のなかで希望を残したラストの描き方が秀逸だった。

    0
    投稿日: 2022.03.16
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    ブータンについてもっと知りたい。 点字ブロックを観察して、もうちょっと注意を払ってみることにした。

    0
    投稿日: 2022.03.11
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    読み進めるうちに少しずつ明かされていく3人の物語…… 衝撃の事実…… この小説の冒頭はこの物語の始まりではなかったんですね。 構成が巧みすぎます。 人物描写のリアリティもすごい。嫌な人間はとことん嫌な人間だし、ある人物が見せた意外な一面には登場人物たちと一緒にこっちもハッとさせられる。 後半につれてページを捲る手が止まらなくなり、一気に読み終えた後もその日はずっとこの本のことを考えてしまいよく眠れませんでした(笑) それくらい心に残った本です。

    1
    投稿日: 2022.03.11
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    ‪引越し先の隣人は「一緒に本屋を襲わないか」といきなり持ちかけてきたー‬。 ‪過去と現在が交互に語られ、一つに繋がったときに見えた彼の真意とは…‬。 ‪過去が明らかになるにつれどんどん話に引き込まれる‬。 ‪切なく優しく、そして爽やかさが残る読後感でした‬。

    0
    投稿日: 2022.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラー作品じゃないのに、この人が実はあの人だったことを知った時に、いつの間にか騙されている感じが怖くて鳥肌が立った。

    0
    投稿日: 2022.03.08
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    果てしなく広がる真っ青な空。そんな印象を受ける作品だった。 大どんでん返しのようなものは無かったし、もしかして…?と思うようなことはあったが、とにかく話が面白く、中盤からは時間を忘れて読み耽ってしまった。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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    読書が好きな友人に「普段あまり読書をしないのだけど読みやすく面白い本、ない?」と聞いたところこちらの本をオススメしていただきました。 確かにあまり難しい言葉や漢字は使われておらずスラスラと、話も面白くてあっという間に読んでしまいました。 伊坂幸太郎さんの本を他にも数冊オススメしていただいたのですが、他のものも是非読んでみたいと思えました。

    1
    投稿日: 2022.03.03
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    大学生である椎名は隣人の河崎におされ広辞苑の盗みに加担してしまいます。突拍子の無い物語の始まりに戸惑いを覚えましたが、鮮やかに回収される伏線と明かされる事実にしんみりとさせられる。

    0
    投稿日: 2022.03.03
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    現在と二年前。二つの物語がどう交差していくのか。そして、おかしな犯罪にはどういった意図があったのか。徐々に明らかになっていく真実に本を読む手が止まらなかった。

    0
    投稿日: 2022.03.02
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    このセリフが、この場面が、そう繋がるのね!っていうところがたくさんあってもう一回読みたくなる! みんな自分の人生では主役だけど、他人の人生の一部でしかないんだって、当たり前かもしれないけど改めて思った。小さい頃、ママにもわたしみたいに自分の世界があるのか、って不思議に思ったことを思い出した(うまく言葉にできない)。 あと生まれ変わりを信じているブータン人の考えが素敵。長い人生の中でたまたま出会った人なんだ、少しくらい仲良くしようじゃないか、って思っていたいね。

    1
    投稿日: 2022.03.02
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    伊坂作品初めてだったから、他のを読んでからの方がよかったのかな?浮世離れした独特の雰囲気があります。伏線回収をきっちりしてくれて、とても丁寧に説明してくれます。ミステリーとしては、あまり盛り上がりに欠けるような感じはしますが、それなりに楽しめました。

    2
    投稿日: 2022.03.02
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    伊坂幸太郎さんの作品で最初に読んだ本。カップラーメンにお湯を注ぎ、「風に吹かれて」を口ずさむ。また記憶をなくして読みたい。そんな本。

    4
    投稿日: 2022.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前の出来事と、現在の出来事が交互に語られていて、最後の最後、すべてが一つに繋がるという伊坂さんの得意分野的な物語。 とにかく250ページくらいまでは、なにがなんだか解らないまま話が進んで行って、後半になってやっと、あぁー、そういうことだったのかー。って感じでした。 終盤に向けての張り巡らされた伏線を拾っていくのがやっとだったのは、私がおばちゃんだからかしら。 多分、一度読むだけじゃなく、二度三度読み返したときに、登場人物のそれぞれが持つ心の中の悲しみを、もっと分かってあげれるんじゃないかなー。って思ったりしました。 最後の最後、パズルのピースがすべて揃ったとき、うーん、悲しいなー。なんだか。っていうのがこの作品の印象です。 でも、多分、きっと、人は生まれ変わってくるんだ。と信じたいですよね。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    「一緒に本屋を襲わないか?」という一言から物語が始まる 伊坂幸太郎の中で一番最初に読んだ本 伏線回収がきれいですっきりする 小説の中だとわかっていても残酷な描写を読むと気分が沈んじゃう たくさん読めば耐性ついたりするのかな この本を読んでからクラクション鳴らさなくなった 元々鳴らし方わからなくて鳴らしたことなかったけど笑 ✏生きるのを楽しむコツは2つだけ。クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと。

    0
    投稿日: 2022.02.14
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    伊坂幸太郎さんの作品を読むのは初めてでしたが 読み終わった後 ずっと余韻に浸ってしまうような作品でした 最初の何気ない日常会話の一言が 最後にはあの一言にはこんなに深い意味が込められていたんだなと心に染みるようなシーンが多く とても感動しました

    3
    投稿日: 2022.02.11
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    鳥葬のところ、レッサーパンダのところ、 それからタイトルの意味が印象的です。 久しぶりの伊坂幸太郎作品、やっぱり好きだなーと思いました、お父さんお元気で!!

    0
    投稿日: 2022.02.09
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    良い物語。だけど、だいぶ昔だったけど映画をみてしまってたのが良くなかった。。大オチがわかってる状態で読むもんじゃない。。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    数ある小説の中でもトップレベルに好きなもの。ぜひ小説を読んで、そのあと映画を見てほしい。よくぞこの作品を矛盾なく実写化してくれた、感嘆した。あの懐かしい世界観を残したまま。

    1
    投稿日: 2022.01.31
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    内容はともかく読みやすい作品でした。 動物虐待、在日外国人といった問題に切り込み、考え方、捉え方の違い、若さを感じる作品だった。

    8
    投稿日: 2022.01.29
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    映画のみ観てたけど 原作の方が良かった 背景を読み取るのには下手に映像を使うんではなくて文章の方が個人的に好き それは伊坂さんの文章があってこそだろうけど

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    伊坂幸太郎さんの本は【ホワイトラビット】が初めて読んだ作品で、面白かったけど、大感激!というほどでもなく、こちらの作品は有名で名前こそ知っていたものの、ずっと積読だった。 いよいよ手に取って読んでみたらすごい面白かった。 大どんでん返しというほどでもないけど、ちゃんと騙されてしまった笑 タイトルの意味が全部わかるのは最後の方だけど、ちゃんと意味があるし、様々なやりとりの節々に伏線が散りばめられてて、読み進めてくのが楽しくて仕方なかった。 先に進むのは続きが気になってのワクワクがあったけど、内容は切なかったなあ… スカッとするような大どんでん返しとかのミステリーが割と好きなんだけど、心に残る1冊だった。

    20
    投稿日: 2022.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文体から軽めな話かと思いきや、なかなか悲しい物語だった。この本を読んで得た最大のメッセージは、人生は儚いものだがそこには幸せも必ずある、ということで、著者はそのことを軽妙洒脱な文体の中に見事に表現していると思う。分類としてはミステリーにあたるため、序盤に張られた伏線が徐々に回収されていく様は非常に続きを気にならせてどんどんページをめくってしまう。そんなミステリーの中に登場人物の人生観を描き、死ぬということとは、というこの物語の隠れたテーマを浮かび上がらせるこの著者の才能はすごいと思った。人は死んだら生まれ変わるのだろうか。

    0
    投稿日: 2022.01.28
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    全体としてとても綺麗に纏められた物語だと思った。 セリフが重なるところ、河崎の正体、クロシバ、タイトル回収、カットバック形式に併せて伏線が散りばめられていてすごく質の高さを感じたけど、伏線が“置かれている”ような読後感があって、そこが僕の中でひっかかった。 河崎という人間に惹かれたけれど、彼は少し鮮烈すぎて、離れたところにドルジと琴美がいた。 入り込めなかった理由はそこにあるかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    琴美と河崎の間では別れてからも忘れられない思いがあったも思う。琴美の言動からも未練があるように思われるところもあった気がする。河崎に助けられ、ドルジが場を和ませてくれたりと、歪な関係でありながらも2年前と現在を混ぜ合わせた作品だった。

    0
    投稿日: 2022.01.25
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     伊坂さんの小説によく出てくる嗜虐性のある登場人物のインパクトが強すぎて、結末や展開を覚えていないことが多い。書店強盗をして広辞苑を盗む、ペット殺しの犯人集団との遭遇、ブータン人の青年ドルジに河崎の冒された病など、それだけで1つの物語の題材になりそうなパワーワードが次々に登場するのに、不思議なタイトルの意味は中盤で「アヒルと鴨」、ラストで「コインロッカー」がさらりと登場する程度でメインテーマではない。この独特の感覚がクセになる。事件は何かと起きているのに、のんびりした日常の延長という感じ。  河崎のようなキャラが伊坂作品ではステレオタイプになっており、森見作品でいう阿呆大学生と同じような感じになっているのが少し残念。一作品の中では魅力的に見えても、伊坂作品を続けて読むと「またこのタイプか」とすぐに飽きてしまう。

    2
    投稿日: 2022.01.20
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    うーん、やっぱり凄い。 最後いつも唸らせる。 職場の先輩が伊坂幸太郎さん好きで中でもこれをすごい勧められたので読んでみたけど…良かったな〜 あんなに場面切り替わっても、視点が変わっても、どんどん絡まって最後にがっちり... なんというか、流石としか言いようがない。 この本をだけじゃなくて、伊坂幸太郎さんを勧めてもらって私は伊坂幸太郎さんにハマりつつある。 いつも最初はゆったりと言ったらいいのか、物語自体はあまり進まないけどどんどん終盤加速していく感じがわかってきたから結構病みつきになる作者さんだな。 そしてやっぱりどれでも容赦なく人が死んでいく。 暗い部分が割と多いかもしれないが、そういう部分も楽しめちゃうので私としてはこれから推していきたい!

    0
    投稿日: 2022.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都のカフェに置いてあった。 初めだけ読み、広辞苑一冊を奪うためになぜ強盗をするのかが気になって購入。 動物や人を傷つけて悦びを感じる若者に対し、憤りや嫌悪感、理不尽を感じた。 現在と2年前を交互に描いていくことで、謎がだんだん解明されていき、続きを早く読みたい衝動に駆られた。 クライマックスには、活字だからこその驚きが待っていた。 2年経った現在も、琴美の言った冗談を大切にするドルジに、切なさで胸がキュッとなった。琴美の存在がそれほど大きかったんだと感じた。 2022.01.01

    0
    投稿日: 2022.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うぉ~~そぉぉ来たかぁぁぁ…………。また推理もせずに読み、(※注:毎回小説を読むときは推理しないようにしている。) やられた感。伊坂幸太郎ワールド炸裂してやしませんか? 繰り返される現代と過去のパート。現代のパートに、大学生の椎名、ブータン人のドルジ、二枚目の河崎、白いお顔の麗子さんは出てくるのに琴美だけ出てこない。あ~~これは…という違和感の中で明かされる、河崎=ドルジのトリック。 漢字が読めなかったから、広辞林を奪ってしまうし、新聞を読めなかったから猫のしっぽにくじをつけてまで新聞を椎名に読ませようとした。 よくよく振り返ると伏線盛りだくさんなのだが、現代の河崎が二年前の河崎となんら変わりなさすぎて気づかねぇよ。(褒めてる) んで全体的にペット殺しっていうとてつもなく残虐なテーマなのに、うまく描いていくのもさすがよな。(重力ピエロも春の出自とか、かなり残酷な部分ありつつやったけど。) そして個人的にこれが伊坂幸太郎作品の一番好きなとこなのですが、言葉の使い方や文章のまとめ方が以前読んだ「重力ピエロ」並みに良い。 最初の現代、過去のパートそれぞれ「教訓を学んだ。~~の覚悟がなければ~すべきではない。」でキレイにまとめてたり。違和感なくまとめれるのが本当にすごい。琴美と河崎の「本当に生まれ変わるんでしょうね?」も一緒だしね。 またもひとつ上手いのが、極力説明入れずに場面や情景の中でその人の特徴や性格を描くところ。本屋強盗に手貸してる時点で椎名はお人好しやし、琴美の正義感や嫌なものに対しての反抗心みたいなのも、既に河崎とかとのやり取りの中で描かれてるんだよね。その辺りが絶妙に上手い。 アヒルと鴨のコインロッカー、タイトルの意味が最後の最後まで出てこないのですが、それもまた伏線。琴美の「神様を閉じ込めとけば神様にバレない」という言葉がここで活きてきて、 ボフディランの曲をラジカセで流しながらそれを閉じ込める。わたしはアヒルと鴨=椎名とドルジ?かなぁ、やっぱりと思いました。(色んな解釈出来るけどねぇ。) いや、賛否両論あるでしょうが個人的には大満足!

    0
    投稿日: 2022.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    暗い!けど、伊坂幸太郎の書く友達の形はやっぱり好きだなあと思う。 椎名から見た河崎の印象と、麗子さんと琴美から見た河崎の印象の違和感がずっと引っかかったまま読んでいたから、話が進んでそういうことか!と分かってスッキリした。

    0
    投稿日: 2022.01.06
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    淡々と進む内容に途中飽きてしまったけど、後半からの追い上げがすごかった 時間軸の違うそれぞれの話が交差して、一つの物語に繋がった時が面白い ただ、内容自体が暗くて重い、、 犬猫が大好きな私は読むのが辛かった

    0
    投稿日: 2021.12.21
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    2021.12.15 読了 お話は面白かったと思う 現在と二年前の出来事がクロスしながらだんだんと謎が解明されていく展開は後半になるにつれて早く先を読みたいという気持ちが加速していくようだった(前半はちょっと読みあぐねていた) けれど結局私は最後まで椎名と琴美のキャラが好きになれなくてこの話にハマり切れなかった

    1
    投稿日: 2021.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界観とストーリーにページを進めるごとにどんどん引き込まれて、最後読み終わった後に、なぜか爽やかな充実感の残るミステリーだった。 琴美、ドルジ、河崎を取り巻いたストーリーは、生々しく不条理でおぞましいものだったのに、彼らの発言や行動、会話の内容はいつも暖かく、爽やかで。その対比が面白い。 それぞれが孤独で、強くて、優しい。そして皆、各々の信念を貫いた結果死んでいった。 わたしは輪廻転生論はあまり信じていないけれど、彼らが死ぬ前に、「またきっと出会える」と少しばかりの期待を持ちながら死んでいったことが、唯一の救いかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.12.12
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    この本を読まずして伊坂幸太郎は語れない。 綿密に練られた構成、宙ぶらりん状態からの鮮やかな伏線の回収、ユーモラスな会話。 物語のどこを切り取っても、伊坂幸太郎さんの魅力と実力がびっしりと詰まっている。 現在と過去を行き来しながら物語が進行していて、何故過去での主人公が現在には出て来ないのか、このふたつがどのように繋がるのか、とにかく先に先にと読ませる力がこの本にはあります。 そして平行線が交わった時、騙された、と叫びました。 伊坂幸太郎さんといえば、突然宙ぶらりんにさせられることが当然のようにありますが、意味が分からない場面に突然飛んだにも関わらず、登場人物の軽妙な会話が可笑しくて全く退屈しないのが、本当に不思議で面白いです。

    0
    投稿日: 2021.12.04
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    伊坂作品では自分の中で不動の一位。 活字である事を利用した意表を突くトリックと、余分な物を削ぎ落とした簡潔さとユーモアが絶妙。

    3
    投稿日: 2021.12.03
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    椎名の出会った悪魔然とした河崎は、絶対に悪者だと思った。そして2年前に遡った琴美の態度からもそうだと思ったんだけどな^^; ただ、椎名のいる今に琴美がいないことは歴然としてて、奴らに殺られたの?ドキドキした。 人に興味のない麗子さん。ドジル。みんな変わってく。。。河崎にはびっくりだったけどね。 コインロッカーって何?って思ってたら、時系列の違った二つの物語で共にきっちり回収された。 伊坂作品で本作は、わたし的にちょっと難しかった(*_*)

    0
    投稿日: 2021.11.30
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    読み始めてあっという間に惹かれる登場人物。好きな台詞も序盤に出てくるけど、読み終えてそれに触れようとするとネタバレに繋がるようなジレンマ。特別優れた人物が登場する訳ではない。ただ、これだけは譲れないという信念を持つ登場人物。其々の想いが大切に描かれているこの作品が好き。

    0
    投稿日: 2021.11.27
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    一人暮らしを始めた大学生が、いきなり隣人に本屋で広辞苑を奪いに誘われることをきっかけに、不思議な人間関係に巻き込まれていくストーリー。 なんとなく日常のような話が展開し、中盤まではミステリー要素が感じられませんが、最後にはじわっと怖い驚きが待っています。 閉ざされた山荘やら、闇の深い社会問題をテーマにすることのないミステリーで、本格ばかり読んできた自分には新鮮。どこか懐かしく、フランス映画を見ているような感覚です。 ドキドキ、ワクワクはしなけど、どこか切なくホッコリするミステリー。おすすめです。

    19
    投稿日: 2021.11.22
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    コレはミステリー? サスペンス? なんとも表現しにくい世界観でした… フワフワした感じ。 現在と二年前を行き来する描写は読みやすい

    5
    投稿日: 2021.11.20
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    伊坂さんらしい作品であった。二視点から進む物語。詳細に書かれている訳でもないのに登場人物の苦悩が行間から読み取れる。空白の時間が物語っている。椎名は琴美たちからしたら物語の終盤に登場した脇役かもしれないが、最後椎名自身が主人公となって物語を進もうとしている描写も個人的には好きであった。

    7
    投稿日: 2021.11.07
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    全ての事実がわかるとなるほど、そういう繋がりだったのかとまた最初から読み返しました。するとまた違った目線で読むことが出来、とても面白かったので、別の作品も読んでみようと思いました。

    0
    投稿日: 2021.11.05
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    読み進めるにつれ、胸糞悪い物語だなぁと思いながらも世界観に入り込んでしまって、ページを捲る手が止まらなかった。 救いはほとんどないけど、死んでいった人たちが絶望だけを抱えて死んでいかなかったのが唯一の救いなのかな…。 終わり方もなんとも言えない終わり方だけど、 現実世界は割と大団円なハッピーエンドはないし、理不尽だから、そういう意味で現実を描いた作品なのかもなぁと思った。 いつかこの内容をフッと思い出しそう。

    1
    投稿日: 2021.11.02
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    不思議なことに読後感のさわやかな作品だった。 なぜ「不思議なことに」なのかというと、 ハッピーエンドとは言い難いと思うから。 でも、悠久の時を感じさせる風を感じた。                                                                                                                                                                                            現在と二年前の物語が交互に語られる。 「現在」の語り手は、仙台にやって来た大学新入生の椎名。 独り暮らしを始めたばかりの部屋から予期せぬことが始まる。 「二年前」のストーリーを語るのは、琴美という若い女性。 琴美とその友人たちの間にあった物語は、濃密で切ない。 ひょんなことから、椎名はそこに飛び入り参加して 彼らの物語の終わりに巻き込まれることになる。                                                                                                                                                                                                                                              伊坂幸太郎さんの作品はこれが三作目。 読んだばかりの「陽気なギャング」でいい味を出していた響野祥子さん。 今回、ちょっとだけ出演。 全く別の作品への 突然の登場で、嬉しくなってしまった。                                                                                                     伊坂さんの作品には、ユーモアあふれる台詞回しが随所に見られ 読んでいて楽しくなる。                      コインロッカーのあとの最後のシーン。 琴美さんが見た夢(?)が思い出されて切ない。 それでも、物語はまだまだ続いていくような 未来永劫を感じさせてくれるような、そんな物語だった。

    29
    投稿日: 2021.11.01
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    面白かったです。伊坂幸太郎さんの作品ですので面白くないわけないのですが。 個性的な登場人物の物語で終盤の伏線回収、河崎のこと。それらは読んでいて圧巻でした。 因果応報や生まれ変わりといったブータン人の風習を上手く採り入れながら物語をよく着地させたと思います。

    0
    投稿日: 2021.10.23
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    同著者の他の作品が面白かったので衝動買い。タイトルの意味は最後まで読めばわかる。謎解きとしては面白かったが、主だった登場人物たちの基本設定が突飛すぎてあまり物語に入り込めなかった。グロが苦手な人は注意したほうがいいかもしれない。

    0
    投稿日: 2021.10.22
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    後半はなるほど!とえ〜まじかの連続。何かも分からない違和感がスッキリ解消されて気持ちいい。 ドルジの語学力を見習いたい…。 かなり前に映画化もされているらしく、それもみたいな〜!現在と2年前をどう映像化するのか気になる

    1
    投稿日: 2021.10.16
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    なんとなく展開が予想できて、胸がざわざわなりながら読み進めた。けど、思いがけない方向からぶん殴られた感。思わず「まじか」と声に出してた笑 あと、悲しみや死を見せ場にしてないところもよかった。決してハッピーエンドではないのに、なぜか心が穏やかになれる結末だったのが不思議。これからの物語の主役は椎名だよ、と心のなかでつぶやかずにいられなかった。

    0
    投稿日: 2021.10.15
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    「一緒に本屋を襲わないか」 引っ越してきたばかりで何も分からないまま、隣人に挨拶にいくと、その隣人から意味のわからないことを持ちかけられる。これが全ての始まりだった。 現在と2年前の話が交互にあるが、ごっちゃになることはなく、スラスラ読めた。 ブータン人の「死んでも生まれ変わるだけだから人が死ぬことは悲しいことでなはい」と日本人の「人は死んだら死んだまま、とても悲しいこと」という正反対な考えを見ることが出来た。日本における外国人差別についても触れられていてすごいなと思った。 とても伊坂さんらしい作品で、ここはこうだろうなと思っていてもほとんど外れるし、予想以上の伏線回収ぶりにいつも驚く。 読んでいて楽しかった。

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    2008・3・9 吉川英治文学賞(映画化 瑛太) ぼく(椎名)は隣人(河崎)実はドルジ(ブータン人)と本屋を襲う。2年前の話と現在が平行して(カットバック形式)進んで行く。ペットショップの店長(麗子) 2人の友人琴美(動物惨殺事件の3人の車にひかれてしまう) テーマ曲:ボブ・ディラン「風に吹かれて」

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ふとした時に読み返したくなる本。 何度読んでもなんとも言えない気持ちになってしまうのだけど、でも定期的に読み返してしまう。 そして同時に悲しい結末を迎えた彼らの物語がまた繋がって、今度は幸せになっていればいいなと思う。

    3
    投稿日: 2021.10.05
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    独特の文体で楽しめる。オーデュポンを越えられるかと期待していたが、やはり最初の衝撃を越えられず。ただ、面白い言い回しは秀逸です。

    0
    投稿日: 2021.09.27
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    神様を閉じこめる、、、、、 様々な伏線が気付かぬうちにたくさんありそれが回収されていくのが読んでて面白かった。 が、悲しすぎる。 最後のどんでん返しは予想がつかない!

    0
    投稿日: 2021.09.24
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    個人的にはとてもしっくりきた作品。アヒルと鴨のコインロッカー、不思議なタイトルだが最後にはこれしかないとなる。

    0
    投稿日: 2021.09.20
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    再読。 やっぱり悲しすぎる。 なんだかんだ最後には前向きに勇気をもらうのが伊坂幸太郎の良さだと思うから 自分はあまり好きになれない。 構成は流石だけど。

    0
    投稿日: 2021.09.15
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    何度目かの再読です。 引っ越してきた僕が、本屋を襲いに行くところから物語は始まります。 本屋を襲う「現在」の物語と、ペット殺しの事件が多発している二年前の物語、二つの軸で構成されている作品。 一見関係ないように思える二つの物語を読み進めているうちに、だんだん一つの大きな物語になっていきます。 登場人物が皆どこか軽快で、シリアスなシーンがあるはずなのにどこかサラっと読めてしまいます。 登場人物のやり取りが好きで、色々な名言や印象に残るセリフがたくさんあります。個性的な痛快な登場人物や名言の数々などは「さすが伊坂さん」と改めて思いました。 謎や伏線が張り巡らされた物語を、夢中になってテンポよく読み進めていく「気持ち良さ」を是非とも感じていただきたいです。 老若男女、誰にでもオススメできる作品です。

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    投稿日: 2021.09.11
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