
総合評価
(286件)| 52 | ||
| 107 | ||
| 86 | ||
| 11 | ||
| 1 |
powered by ブクログアニメ化との噂を聞いたので、初めてこの作家さんの本を手にとってみました。 日常ミステリ、高校生、青春モノと揃っていて楽しみにしていたのですが、最初は、ちょっと軽いというかラノベ的かなあと、面白いけど琴線に触れるとこまではいかないかなという印象でした。(それが悪いとかではなくて) でも、タイトルにもなっている退出ゲーム、エレファント・ブレスの2作品はとても好みでした。 退出ゲームでのマレンの感情の動き方とラストへのもって行き方は見事だと思いましたし、エレファント・ブレスの真相の種明かしは重いものでしたが、ラストの締めにふさわしい作品だったのではないかなと思いました。 登場人物も皆個性的で、好感が持てる感じだし、読みやすいので二作目以降にもそのうち手を出してみたいです。
0投稿日: 2015.07.15
powered by ブクログ普段あまり読むことのないタイプのミステリですが、課題本になったため読了。 話によって面白さにムラはあるものの、人気が出るのもまぁわかるかな、といった感想です。 ミステリ的に見れば、おお!と思えるのは表題作くらいのもので、残りは伏線の妙などを味わえるものの謎が小粒だったり、真相に面白味が感じられなかったりしました。 しかし、その表題作『退出ゲーム』は構図の反転、あっと驚く手掛かりをコンゲームに仕立て上げた良短編でした。 良くも悪くも後を引かないミステリといった印象です。 三角関係の構図については何も言うまい…
0投稿日: 2015.06.24
powered by ブクログ謎解きは、そうだったのか!と思うものもあれば、いまひとつピンとこないものもあったが、鋭く、でも素直に心に入ってくる部分があったり、(解説でも触れているように)思わぬ事実に向き合わされる話があったり、読んでいても予想しないところへ導かれる小説だった。この作家さんは初めて読むのだけれど、この人の持ち味なのかな。 それにしても、よくそんなこと知ってたよね、そしてよくそんなこと関連付けて推理できたよね、という、日常系のミステリでしばしば感じることが今回も……まあそれを言っちゃおしまいか。
0投稿日: 2015.05.23
powered by ブクログ日常ミステリ、かつ学園モノが好きで、ホイホイ釣られて読みました。 どうしても古典部シリーズと比べてしまうんですが、こちらの方がよりポップで、ライトノベルっぽいです。 (あっちの方が最初ラノベ発信だったのにね) 語り部が探偵役じゃないっていうのも違いですね。女の子だし。 あと万能な先生が登場します。 スーパーマンです、彼(笑) 短編のお話しながら、これは日常ミステリって枠でいいの? ってくらいにあまり日常的でない設定が数々飛び出します。 そりゃあ死人はでないけど・・・ 唯一、現実味がありそうなのが「結晶泥棒」かな。 でもこれもなかなかに難しい気も・・・ 好みで言えば嫌いじゃないです! 非現実的だけども、物語なんだし全然問題なし。 キャラクターたちも好きです。 ただ、メインの子達は先生も含め、吹奏楽部なんだよね。 そこの設定が、今はメンバー獲得という一点のみでしか活きていないのが勿体無い。 今後シリーズ読み進める中で、吹奏楽、または音楽や楽器にまつわる謎があればいいなー。 そればっかりでもつまらなくなりそうですが。
0投稿日: 2015.05.20
powered by ブクログ笑いあり涙ありって感じで、まずまず面白かった。登場人物のノリがどことなく懐かしく、いい意味で寒いのは、作者が80年代の青春ラブコメを意識しているからと解説にあって納得した。アニメ化されてもおかしくないけど、扱いづらい深刻なテーマが含まれているから無理かなとも思う。
0投稿日: 2015.04.02
powered by ブクログ吹奏楽に興味のある人必見。 吹奏楽部に所属する二人が、ルービックキューブの謎や、部員をかけて退出ゲームに挑戦していく、一応推理物。 文章が軽くて、さくさく読めます。思わず微笑んでしまったり、一人で大爆笑してしまったり、もちろん感動シーンもあり。この本を読むときは百面相必須です。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログハルチカの二人やその他の登場人物が変わり者で少々取っ付き難いものの、謎の仕掛け方に工夫が凝らされていてなかなか面白かったです。 ベストは表題作の【退出ゲーム】。バカミス的解決がお見事でした。【エレファンツ・ブレス】も完成度が高くほろっとさせられる感じが良かったです。 【結晶泥棒】と【クロスキューブ】は専門知識を要するのであまり満足出来ませんでした。
0投稿日: 2015.02.02
powered by ブクログかつくらで見かけて読んでみました。吹奏楽部と三角関係と日常の謎といった形の話です。話としては最後の話が好きだったなー。
0投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログ吹奏楽部が題材ということで、以前から気になっていたので買いました。 楽しそうな高校生活とは裏腹に、結構シビアなテーマを扱っているなあという印象。 一つトラブルを解決するたびに、部員が増えていくという学園ドラマ的な展開もあり。こういうの大好きです。 まずチカのキャラクターがいい。恋する女の子だけど、そこだけに傾倒せず他に対する面倒見も良い感じが好きです。 ハルタもなんだかんだ言ってチカのこういうところに助けられているよなあ。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ高校生で吹奏楽部に所属するハルタとチカ、ハルチカシリーズ第1弾。 猪突猛進のチカ、頭脳明晰のハルタ。 この二人の関係性は学園モノ小説としてはなかなか斬新。 ベースラインは吹奏楽部のお話ですが、そこに学校内で起こる様々な問題、ミステリーが加わり謎解きが繰り広げられる。 謎解きは短編で構成されているのでテンポが良い。 語り部はチカで10代の女の子っぽいツッコミがちょいちょい入ってくるのも絶妙。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログチカのキャラクターに好感が持てる。 男に媚びず女に媚びず。普通の女の子を描くのは意外に難しいのではなかろうか。
1投稿日: 2014.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初野晴さんはアマラとカマラ...で好きになって、これもいいことはわかっていたのですが、明らかにティーンエイジャー向けな気がして二の足を踏んでいました。ちょっと借りたい本がなくてじゃあと手にとったのでした。 予想通りティーンエイジャー向けではありましたが、やはり面白かった。登場人物が個性的なのが特に良い。シリーズを続けて読みたくなります。そして思ったより深い話もあって侮れないと思いました。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ普通に面白かったけど、吹奏楽部っぽさがあまりなかったのが残念。 探偵役って往々にして物知り過ぎる気がする。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ吹奏楽ミステリーと綺麗な表紙に惹かれて購入したが、自分には合わなかった。 4つの短編で構成されており、最初は奇妙な三角関係にワクワクした。 ただ、その中心となる先生の魅力や好きになった理由がイマイチ伝わらないので徐々に首を傾げ。 吹奏楽部である必要性がないのと描写がおかしい所が多々あるので首を傾げ。 3つ目の退出ゲームはテンポよく読んでいたが、謎解きのキーとなる4つの数字の意味とマレンの感情が動く部分が、なぜどこでいつそれを知ったの?退出ゲーム内で言う必要があったの?という疑問でいっぱいになり、やはり首を傾げる。 一番腹がたったのは2番目のルービックキューブの話。 ほぼ初対面のハルタに「もう一年たった」と言われて、感情が動くものかな? 親しい友人であれば別かもしれないけど、自分達の欲望(吹奏楽部に人を増やしたい)から端を発した言葉に説得力があるとは思えなかった。 各人が重いテーマを持っているのになんだか軽くてアンバランス。そこが魅力なの? もっと若ければ面白く読めたのだろうか? 最後のエレファンツ・ブレス。色と音の関係は面白かったけど、そういう史実は本当にあったの?そこはファンタジーなの?身内以外が外務省にコンタクトして情報を貰えるの?とモヤモヤしてしまう。 多彩な雑学と謎の独創性は素晴らしいと思うけど、それを面白く料理できていないと感じた。 この独創性があったので★3で。
0投稿日: 2014.10.30
powered by ブクログ二人の高校生が主人公の学園もの短編集。最初はコミカルで軽快な謎解きものかと思っていたけれど、後半にいくに従って趣が変わってきます。いわゆる日常の謎とは一味違う。その範囲にとどまらず世界的な歴史をうまく絡めるなど、殺人は起きないけど、本格ミステリーの雰囲気を持っています。重い話もあるけど、瑞々しさを失わないので読みやすいです。「エレファンツ・ブレス」個人的に思うところはあるけれど、小説なので・・・。ぜひ若い人に読んで欲しい作品。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ再読。弱小吹奏楽部が舞台の日常系青春ミステリ、ハルチカシリーズ1作目。演劇部との即興演劇対決・退出ゲームがシチュエーションコメディみたいで面白い。記 憶に残っていたのは全面白のルービックキューブのインパクトで「クロスキューブ」だった。「結晶泥棒」「クロスキューブ」「退出ゲーム」「エレファンツ・ブレ ス」収録。
0投稿日: 2014.09.19
powered by ブクログ高校生が主役の日常系ミステリー。 高校に入学してからフルートを始め、吹奏楽部に入部したチカの視点で語られる。 日常の謎の部分も、六面全部が真っ白なルービックキューブの謎とか、エレファント・ブレスと呼ばれる幻の色の謎だったりでユニーク。 話が進むごとに、弱小吹奏楽部のメンバーが増えていくし、チカが私の周りは変人ばかり集まると嘆くくらい濃いキャラの生徒が出てきて面白かった。 巻が進むと草壁先生の謎が判ってくるのかな? 日野原くんや、萩本兄弟もまた登場するといいな。
0投稿日: 2014.09.05
powered by ブクログ吹奏楽に夢中になる気持ち、謎解きをしながら仲間が増えていくのはRPGのよう。 回を重ねていくたびに事件は重くなっていくけどそれを払拭していくほど登場人物が生き生きしてる。 この雰囲気を言葉に言い表せないけど凄くいい青春小説
0投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログ初ミステリー。びっくりするほど面白かった。私のイメージしていたミステリーというと、必ず人が死ぬ。そんなイメージだったので読む気になれませんでした。でもこれは違う。ハルチカコンビが廃部寸前の吹奏楽部を立て直す為にメンバーを集めるという、けれど重視しすぎない軸を中心にちょっとした謎解きが詰まっている。はじめはどうしてそんなものがと思った些細なことが、実は大きな出来事だったと気づく。謎が解けそうになると一気に感情が高まっていく。とてもとても奥深い本でした。そして最後は必ず感動する。 短編なので読みやすく、けれどミステリーの良さや奥深さがギュッと詰め込まれた本。私のようなミステリー初心者にもぴったりの本でした。 いい本に出会えました。続編も読みたいです。
0投稿日: 2014.08.18
powered by ブクログどの短編も、読み終わった後に少し切なくなるお話でした。 謎を解くだけでなくその裏側の事情まで解き明かすハルタ・ そしてそのハルタとチカの両方を虜にする先生は何者なんだ。興味深いです。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログなんとなく本屋にて、ふらふらと呼ばれたように。 高校を舞台とした、日常系ミステリー。 主人公は一組の男女、ハルとチカ、 幼馴染でもあるこの2人、部活も同じ吹奏楽部。 この吹奏楽部、部員不足で廃部の危機にあり、 それを回避するための部員集めが軸、なのでしょうか。 その集まることになる部員たちも、 どこか変わっていて、なんとも楽しそうな学園生活。 そんな中、2人の目標は、吹奏楽の甲子園「普門館」、 廃部寸前の部で、果たしてそれは叶うのかどうか。 硬軟織り交ぜながらの展開が、とこか心地よく。 ちなみに本作は高校1年の時の物語となります。 続編もでているとのことで続きが気になりますね~。。 と、そうそう、劇中で三角関係もあるのですが、、 確かにこういう関係は、斬新かもです、なんて。
2投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログ若き友人から教えてもらった。廃部寸前の高校吹奏楽部に所属する2人を軸に繰り広げられる青春学園ミステリ。連作短編4編。青春ものとしても、ミステリとしても楽しめる。知的好奇心も擽られる佳作。
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ初めは流行りのホモ持ってきてうんざりしかけたのですが、1話1話がすごく私には面白くて心に残りました。 クロスキューブは話の全体が読みやすい。 退出ゲームは表題通り退出ゲームが面白かった。もちろんラストの持っていき方も。 エレファンツ・ブレスは最後の締めくくりと話の真相が心にグッときました。 ハルタの頭脳明晰なところとマレンの知識が多かったりするところ、チカの性格が好感が持ててすごく好きです。
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログ読みやすくて、おもしろかった。 特にクロスキューブはとても感動!! 続きも早く読もうと思います☆
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログ最後のお祖父さんが経験した過去の辺りは、知らないことを知ることができて良かった。 しかし実際に吹奏楽をやってたので、なかなか理解に苦しんだ(ToT)
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログカバーがかわいくて手に取ったのですが、めちゃくちゃおもしろいじゃないですか! クロスキューブ、退出ゲーム、エレファンツ・ブレス、どれも好き。 シリーズ一気読みの予感!
0投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ【再読/Kindle版】届けわたしの恋のサスペンス。高校1年の頃のお話。少人数の吹奏楽部が部員集めのために奮闘する日常ミステリ。謎を解くたびに部員が増えるよ! それはそうと、ほとんど覚えてなかったので、楽しめた。
0投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ廃部寸前の吹奏楽部で、普門館を目指す穂村千夏と上条春太の青春ミステリー。 校内のトラブル解決に駆り出され部活に集中できないけど、一つ解決するとメンバーが一人増えて行ってるから結果オーライ? 名越が登場する退出ゲームが好き。 ・結晶泥棒 ・クロスキューブ ・退出ゲーム ・エレファンツ・ブレス
0投稿日: 2014.06.07
powered by ブクログ高校生穂村千夏と幼馴染の上条春太が吹奏楽部を盛り上げようと部員を増やしながら、学校の問題を解いていく。 初野晴初購読。 重くないミステリーが読みやすくていい。 少し道尾秀介に近い感じがする。 続編も近いうちに購読予定。
0投稿日: 2014.05.22
powered by ブクログ何か好きそうな感じだな、と思って読んだらまさに!でした!笑 チカちゃんとハルタのテンポ良い掛け合いが素敵。続編も読みます!
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログなぜか、まず表紙に惹かれた。 前々からこの本は知ってたし、評価も高くて、読みたいなー。と思いながら買わずにいたけど、表紙が今までと変わっていて、中身は変わらないはずなのに、「買おう」と思った(笑) 中身は、評判通り面白かった。「吹奏楽物語」ではなく、学園ミステリ。ハルタとチカと草壁先生の三角関係はこの後どうなるのか―。ルービックキューブの話はとても感動というか驚きというかそういうものを感じたし、マレンが仲間に加わったこともすごく嬉しかった。 続きが楽しみ
0投稿日: 2014.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いわゆる日常系のミステリです。 吹奏楽部を舞台にしているようで、ほとんどしていない。 少しずつ部員が増えているから、いずれ大会に出場したりするのかな?
0投稿日: 2014.04.05
powered by ブクログ談話室で表紙を見かけて(一文クイズだったかな?)興味をもったシリーズ。 ミステリはあまり得意じゃなかったので、脳みそがついていくまでに少し時間がかかったけれど 人が死なない、高校生が舞台、の珍しい設定で楽しめました。 初野さんの本は始めて手にしたけれど、このシリーズはチカちゃんの突っ込みがさくさく読めるポイントかなと。最初ハルタのキャラが掴めなかったよ・・・。
0投稿日: 2014.04.04
powered by ブクログハルチカシリーズ第一作。 本屋でたまたま目にとまった表紙と、 既刊シリーズのタイトルに惹かれて後日ネットで購入。 ラノベ感覚でたのしめますが、 推理モノ・青春モノとしては正直微妙なところ。 元・吹奏楽部で ミステリも青春モノも大好物なので、 すごく期待していたのですが… 期待しすぎたせいか、ちょっと拍子抜けでした。 “笑い”の部分は狙ってる感が否めず どうも波長が合わないというか…。 ヘビーな部分とライトな部分のバランス?が あまり好みではありませんでした。 でもキャラクターはみんな 個性的でおもしろく、覚えやすいです。 ハルチカコンビはもちろん 愛すべき馬鹿もとい名越と、 生徒会長の日野原さんが特に濃い。笑 あとマレンがイケメンすぎて。 ストーリー毎に新キャラが登場し、 その人物にまつわる事件や謎をハルチカが解決して だんだん吹奏楽部員が増えていくスタイル。 謎解きは主にハルタが担当。 頭脳明晰なうえ、中性的な顔立ちで女子にモテモテ。 いつも元気でまっすぐなチカちゃんは 基本ツッコミだけどちょいちょい天然っぽいのがかわいい。 そんな二人が憧れている 吹奏楽部顧問の草壁先生も 何か秘密を抱えているようですが、 今回それについては明かされず…。 物語としては全体的に ちょっと物足りない印象を受けましたが、 魅力的なキャラクター達の今後が気になるので シリーズ読み進めたいと思います。
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログ書店でこのハルチカシリーズの「千年ジュリエット」を目にして、このシリーズに興味を持ち、本作品の単行本を図書館で借りて読んでみました。期待値を超える面白さでした。 各話の結末を知った上で再読したいと思い、文庫本を買ってしまいました。 一話目の冒頭の一文の意味が最初に読んだときはわからなかったけど、再読すると、なるほど!と思える描写がたくさんあり、面白いです。 続編も読みます。
0投稿日: 2014.02.13
powered by ブクログ学園ライトノベルっぽい、日常系ミステリー。 主人公のハルタ(♂)とチカ(♀)が、所属する吹奏楽部の顧問(♂)に恋しているという変わった三角関係で、どう転んでも主役同士がカップルになることはなさそう。 起こる謎のテーマはときどき重く、ホームズ役のハルタは悩みもするけれど、チカの明るく前向きでちょっとおバカな行動・言動が話ぜんたいを浮き上がらせている感じ。登場人物もそれぞれに個性豊かで、リアルというよりはキャラクターのよう、気軽に読める。
0投稿日: 2014.01.20
powered by ブクログチカとハルタの掛け合いが面白い。 どの話も重くなく軽く読める話ばかりだけど、ちょっとしんみりしたりできるのがよかった。
0投稿日: 2014.01.17
powered by ブクログ最後の話(エレファント・ブレス)にぞっとくるものがあったりしましたが…。 高校生よく知ってるな!(驚愕) こういう奇人変人が出てくる高校に憧れます。
0投稿日: 2014.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吹奏楽部の青春ストーリー。 かと思いきや、学園の内で外で、謎解きが始まる。 その合間合間に、恋愛模様がチラホラ。 一線越えちゃっている生徒が続々。 コメディなのか、と思っていると、暴かれる謎はぐっと重い。 あくまでも高校生。だけど精一杯考える彼らの姿が愛おしい。 主人公のチカは、純真スポ根、不器用だけど真っ直ぐで 相棒となるハルタは、小柄だけどイケメンで頭脳明晰。 幼馴染の2人の掛け合いが可笑しくって、眩しくってたまらない。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログ吹奏楽部に所属する高校生チカとハルタを中心に織り成す連作短編ミステリ。 コミカルな日常にちょっぴり哀しい問題や謎が舞い込んでくる、かわいらしい作風。 学校で見る風景の切り取りかたが軽やか。 脇役の濃さもすごい。おまえはなんなんだ名越。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログ同じ高校の吹奏楽部に所属している幼馴染のハルタとチカが普門館に行くという夢を抱きながら、学校で起こる様々な事件を解決する物語。
0投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログ青春5割×ミステリ4割×吹奏楽部1割=本作。といったところ。 吹奏楽の部分は著者本人が実際部活をしていないという面で、現実としてうーん…そこは違うんじゃ…というところも各所ありましたが、私は単純にライトノベルとして面白く読めたので良しとします。 雑学が多岐に渡ってちりばめられているのも楽しい。続編も読んでみます。
0投稿日: 2013.12.30
powered by ブクログ登場人物達のテンポよく会話している姿が見えるようでした(^з^)-☆ だんだんと吹奏楽部の部員が集まっていくところも見所です♪ 私は1話の事件?を解決すると1人ゲットのような感覚で読んでいました。 ハルタとチカちゃんの目標は達成なるのか、そして二人の恋の行方は?気になるので続き読もうかな(^.^)
0投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログうわ!ほるんが表紙だ~~!!と嬉しくなりました。 話のテンポ感や、言葉のセンスがおもしろくてさくっと読めました。
0投稿日: 2013.12.21ふわふわシフォンケーキかと思いきや、お腹にずしりと響くベリータルト!?
ワトソン役が、恋に部活に爆走迷走花盛りの女子高校生・チカなら、ホームズ役は、チカの同級生で幼なじみの、純情したたか優男・ハルタだ。そして二人は、ともに吹奏楽部の顧問・草壁信二郞先生に片思い中で、いわば恋のライバル関係! 初めての電子書籍は、軽くてサクサク読める短編集がいいと、選んだのがこの作品。実際、無駄なくテンポ良く楽しく読めたし、個性的で生き生きとしたキャラたちの掛け合いが面白かった。予想外のシリアスな顛末も、ラストは希望に繋がっていくから読後感も悪くない。笑えて、泣けて、ハッピーになれるなんて、星5つ!と言いたいところだが、肝腎の、チカとハルタが思いを寄せる草壁先生の魅力が自分には伝わってこなかったので、星1つマイナス。言いたくないが(ホントに全力で言いたくないが)、演劇部部長の名越の方がまだステキに思えた(残念なことに…)。そのうち、草壁先生が活躍するお話も読めることを期待。
2投稿日: 2013.11.24意外に重量級
高校の文化部を舞台にしたミステリシリーズだが、いわゆるライトミステリを予想して読むと、意外な重量感に驚かされる。探偵役のハルチカコンビ以外のキャラが背負っている「過去」がどれも結構な重さなのだ。それを良い意味で「軽く」語り、笑えてちょっぴり泣ける青春ドラマに仕上げたのは、著者の技だと思う。 初野晴を読むのは初めてだったが、もっと早くに読んでおくべきだった。
6投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログ高校青春ミステリ連作集。 主人公チカと幼なじみハルタが学校内の事件を解決しつつ部活の仲間を増やしていく話。 一癖ふた癖あるキャラが高校生活を面白く演出してくれる。 謎については、ハルタの知識と推理力が常人離れしていてチカと一緒に置いてきぼりにされることもしばしば。 身内の形見だったり出生の秘密だったり日常の謎というには重いテーマを高校生たちの日常にうまく織り交ぜた構成はすごいけど重すぎて好みではなかった
0投稿日: 2013.10.21青春+恋愛(?)+ミステリーの決定版。ハルチカシリーズ第一弾!
弱小吹奏楽部のチカとハルタが活躍する連作短編集。 日常に起こるミステリーを鮮やかに解決するハルタに痺れ、恋(?)に部活に煩悶するチカの一人ノリツッコミに爆笑し、そして事件をきっかけに徐々に仲間を増やし、吹奏楽の「甲子園」を目指す青春ストーリーに心を打たれる。青春・恋愛・ミステリーを一度に楽しめる贅沢な作品。 現役の学生さんから、かつての学生(って大概そうか)まで、幅広く楽しめるエンターテイメント小説。オススメ。
3投稿日: 2013.10.15
powered by ブクログ「日常の謎」としては、いまいちだった。「日常の謎」の解決は、日常的な常識の範囲内で論理的に解決されるべきだと考えるが、ハルタの超人的な博覧強記の引き出しが解決をもたらす組み立てはいかがなものか。むしろ、登場人物たちの高校生らしい奇矯な行動・キャラクタ、1エピソードに一人ずつ吹奏楽部員が増えていくところが、梁山泊みたいで楽しい。ミステリとしてではなく、青春ものとして続巻も読んでみるだろう。もっともおもしろかったのはやはり「退出ゲーム」。
1投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ軽めのミステリー。ハルタとちかちゃんの掛け合いが可愛い。登場人物みんなに味があって、良い意味でいかにも小説らしい。気軽に読めて、楽しかった。
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログ今年の発見!角川文庫の一冊で、元吹奏楽部でミステリ好き、表紙の絵が好みということで立ち読みもせずに買いましたが、内容は小気味良くさらっと読める。四つの話が入っているが、どれも誰もが通る学生生活と誰もは通らない奇妙な出来事とかいい感じに融合している。最後の話は前半と後半の空気ががらっと変わり、何ともいえない気持ちになる。
0投稿日: 2013.10.02主人公(チカ)の残念な感じが好きです
テンポが良くキャラが立っているので読みやすかったです。 クロスキューブとエレファンツ・ブレスが気に入っていて、読み終った時優しい気持ちになれる本だと思います。 次の刊からは三角関係に進展があると嬉しいです(^o^)
1投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ吹奏楽部としての観点もあり、謎解きな観点もあり、非常に面白かったです。とくに退出ゲームは印象に残りました。エレファンツ・ブレスはすごく深いなと感心しました。実際にある事件や事物などをテーマに語られたそれぞれの話で新たな知識も増えて、楽しく読むことができました。
0投稿日: 2013.08.11
powered by ブクログ登場人物が高校生で、米澤穂信さんくらいの緩いミステリーが読みたくなり本屋に行ったら、夏のフェアの平積みの中から発見し購入。 裏面のあらすじをしっかり読まずに読み始めて、ちょっと待て、もしかしてがっつり同性愛系?と思ったが、それは大丈夫だった。 初野晴さんは初めてなのですが、文体や表現があっさりしていて読みやすい。 高校生らしいツッコミや掛け合いがテンポよく続くので、各短篇がすぐ終わってしまう。 難しくないので、無理なく読みたいときにおすすめです。 シリーズなので次も読もうと思う。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吹奏楽部員の話と聴いて、それだけで買いました。 中身は、いわゆる学校をメインの舞台とした学生が探偵役となるミステリ。 軽いなあ‥と思って、実はあまり期待せずに読み進めていたけれど、途中から、個性的なキャラクターに愛着が沸いてきました。 表題の「退出ゲーム」の対決にわくわくし、「エレファント・ブレス」に出てくる3色の空の凶々しいどぎつさは、目に浮かぶよう。 結局、結構気に入ってしまいました。 一つだけ言うなら、ここで出てくる「三角関係」の設定はあまり納得できなかった。好みでない、というだけですが。 あと、この本は表紙絵が2種類あるようです。 何も考えずにこちらのパターンを買って、2作目を買おうとしたら行った本屋にもう一つのパターンしかなくて。ただ今、こちらのパターンの2作目を探し中。(Amazonとかで買えばいいんでしょうけど)
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ「大人になってから過ごす1年とぼくたちの今の1年は違うんだ」 グッときた。大切に毎日過ごそうと思う。
1投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログ学校で起きる謎を吹奏楽部の1年生が解き明かしていく。吹奏楽部である意味がそんなにないし、どのキャラもなんか好きになれない。
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログハルチカシリーズ1作目。 エレファントブレスがよかった。 歴史ネタを使っていて、なるほどと思ったり。 キャラクターのやりとりも軽快で楽しげ。 チカのお笑い能力に嫉妬。
0投稿日: 2013.05.30
powered by ブクログ吹奏楽部員の千夏とハルタの 部活と恋と友達の話。 ひとつひとつの話は面白いが、短編なのであっさりな感じ。 でも次も読みたいなー。
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ高校の枠を出ない、いや、はみ出た。若干微妙。 しかし、退出ゲームやエレファントブレスなんかの、ひとつひとつの要素はすごく好き。 しかしなんか高校が舞台なことに無理がある気がする。
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ登場する謎は本格的だしキャラクターも魅力的。文句なしの青春ミステリーでした。 青春の純度はそんなに高くないけど。恋も友情もどこかユーモラスな部分があって、でもそこがいいです。
0投稿日: 2013.03.22
powered by ブクログ廃部に危機に晒されながらも、一つ問題が解決するごとに吹奏楽の仲間が増えていく様はまるでRPGの様でワクワクします。その問題一つ一つが、ミステリーでありながら人間ドラマの要素が強く読んでいてとても引き込まれます。特に白いルービックキューブのお話は、正解がないものに挑む際のもやもやとした悩みがすごく伝わってきました。 続編があるので、意外で奇妙な三角関係や徐々にだがじっくりと力を上げていく吹奏楽部の今後、そしてこれから仲間になっていくであろう奇人変人の生徒達が楽しみです。
0投稿日: 2013.03.14
powered by ブクログとても久しぶりの初野晴。 どことなくおとぎ話のような雰囲気があるところがやっぱりいいなぁと。 登場人物たちもかわいい。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログ作者が私のタイプです …どうでもいいですね! 主人公2人が吹奏楽部に所属していて普門館を目指してます とはいえ部員が全く足りずに大会にすら出場できないので 部員集めをしているお話 どことなく米澤穂信の古典部シリーズとかぶります 薄い本なのでサクッと読めます 作者が私のタイプです
0投稿日: 2013.03.06
powered by ブクログ4つの短編で構成される高校の吹奏楽部メンバーを中心とした 青春ミステリー「ハルチカシリーズ」の第一作目。 国産RPGや少年ジャンプのように、新しい章に移ると 是非とも吹奏楽部メンバーに加えたい 新しいキャラクターが登場するが 問題を抱えたりしていて、 なかなか一筋縄では仲間になってくれない。 そこでメンバー勧誘を目的とした謎解きがあり その謎を解決するとめでたくメンバーが心を開き、 仲間になるという構成がゲーム・漫画ファンには馴染み深く 一連のシークエンスが癖になるというか、 どんどん先が読みたくなる仕掛けがよくできている。 学園ミステリーの場合、日常の謎が主題になるので どうしても地味になりがちで、それを埋めるために キャラクターの魅力を押し出していく必要があるのだけど マイナー文化部に所属する癖の強い奇人変人キャラクターの 造形がうまくて、高校の時こういう変な奴いたなあという 懐かしい気持ちにさせてしまう。 このシリーズ好きだなあと思う一番の理由は 読後感がものすごくいいこと。 エレファントブレスとか重い話も時にはあるのだけど、 優しい気持ちになれるというか少し前向きな気持ちになって 読み終えることができる。
2投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ取っ掛かりの良さにすいすい読めました。 何話かに分かれているのも読みやすいです。 本が苦手な方でも読める本だと思いました。
0投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログ人数の少ない吹奏楽部の部員、バレーボール少女だったチカと眉目秀麗・頭脳明晰のハルタが、奇妙な三角関係を引きずりながら、学校生活で舞い込んでくる謎や問題に挑む。 学園生活、部活動、謎解き、コメディ等のテイストが盛り込まれたプチミステリ。 話の進行こそ主人公二人の軽さでテンポよく進むが、推理パートで明かされる真相がどれも重い。 ギャップがどうのこうのというより、単純にちぐはぐな印象を受けた。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログ短編集.1話目は特にささってこなかったけど,2話目のクロスキューブはとてもよかった. 退出ゲームもエレファンツ・ブレスも謎の内容が興味深く楽しく読めた.
0投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友人に薦められて読んだ。 一話目は平凡な日常の話だった。 しかしそこから一話ごとに話がどんどん重くなっていく。 最後にはとうとう日常を離れ戦争の話にまでなり驚いた。 読む前の印象とのギャップが激しい。
0投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログ5 これは素晴らしい。高校という日常を舞台にしながらも提示される謎の意外性。巧みに張り巡らされた伏線。無理なく展開していく筋立て。説得力を持って徐々に明かされる謎の解かれ方。そこから導き出される予想外の真相。ちりばめられた蘊蓄。奇人変人とも言える個性的なキャラクター。エネルギッシュな軽口合戦。スライディング土下座。新入部員が一人また一人と加わる期待感(初期ドカベンを彷彿とさせる)。そしてコミカルからシリアスへ一変するダイナミズム。読後感も清々しく、とても好感が持てる。続編にも期待。
4投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログ『1/2の騎士』からファンタジーの要素はなくして、コメディ要素を増量したかんじ。軽妙さが高じていてとても読みやすい。 「いつか大人になって話すときがきたら、辛かった思い出は口にすることはしないだろう。〔…〕その代わり、素敵な寄り道ができたことはみんなに伝えたい。」というわけで、シリーズを通して、毎回毎回物語の筋は吹奏楽からすぐさま・ものすごい勢いで脇にそれて、謎解きの世界に没入していく。 その辺冷静に考えるとすごく強引な感じもあるのだけど、おかげで友人関係も部活動も謎解きも…でお話の内容にメリハリがなくなることがあらかじめ抑止されているのかも知れない。
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
☆3.5 吹奏楽部の先生に憧れる穂村チカ、上条ハルタが学園で起こる謎をときあかしていく青春ミステリー。‘ハルチカシリーズ‘と言うのだそうですよ。高校生の推理物って、「なんでそんなこと高校生が知ってるの?」っていう知識が多い気がする(工藤〇一君とかね)。
0投稿日: 2013.01.23
powered by ブクログ面白い! 確かに青春ミステリーの決定版。読みやすいだけでなく、中に織り込まれている謎がしっかりしている。続編を読むのが楽しみ。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ一話だけ読んでみたけど、なんだか馴染めなくってずっと眠らせていた本。 今日また挑戦したみたけどやっぱりなんかしっくりとこない。 評判が良かっただけになんだか残念でしょうがない。 まあ、評判が良い作品がすべての人間に受け入れられる訳じゃないのは分かってるけど、どうしてだろう? この作品の良いところを教えてもらいたい。 そうしたら楽しめるかもしれない。
1投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログ高校を舞台にした同じ部活の男女同級生コンビで謎を解く青春ミステリーという体裁なので、米澤穂信の氷菓シリーズ、小市民シリーズに近い雰囲気だが、適度なコミカルさは「謎解きはディナーのあとで」のテイストに近いかも。 4つの短編が時系列に並んでいて、4つの短編は密接な関連性はなく独立した話になっている。ただ、時系列に沿って登場人物は少し増えていく。この巻では1年生の生活がひと通り終わるところ迄なので、続巻は2年生編なのだろうか。 ハルチカコンビは男女のコンビだが、恋愛関係ではなく、まさかの三角関係だった‥ということで、最初の話を読んで理解できました。 後半の話の方が、コミカルなやりとりが増えていくが、逆に急に社会派な内容になっていたりして、その振り幅が大きいのが気になる。 取り上げる謎・ゲームも、一般の高校生が扱うにはあまり現実味がなく強引な気もするが、取り上げる題材としては興味深いものが多い。まあフィクションなんだからそこまでリアルを追求しなくてもいいか!
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログ単なる「学園ミステリ」の系譜の一つくらいに思っていたが、これはもっと正当に評価されるべき。 硫酸銅の結晶、ルービックキューブ、ケニーG、アイガモロボット。 「学園ミステリ」で扱う題材としては絶妙に外したこのアイテム。 ここから予測不能の軌道を描いて「10.0」の着地を決める魔法のストーリーテリング。 連作短篇四篇。三話目の表題作『退出ゲーム』で一気にテンションは揚がり、とどめの『エレファンツ・ブレス』で★★★★★。 音楽担当の若手男性教師・草壁ひきいる弱小高校吹奏楽部。 ホルン担当、上条春太(ハルタ)と、幼なじみで中学女子バレーからいきなり高校でフルートに転身した穂村千夏(チカ)をめぐる事件。通称ハルチカシリーズ。 『結晶泥棒』 文化祭の中止が危ぶまれる、化学部の劇薬・硫酸銅盗難事件。 『クロスキューブ』 六面全てが「真っ白」のルービックキューブの謎。 『退出ゲーム』 吹奏楽部VS演劇部の、威信を賭けた即興劇対決。 制限時間内に与えられた設定から誰か一人が自然に「退出」できれば、そのチームの勝利。 「ト、トイレに行ってもいいですか?」 この一言であっけなく終了できるはずもなく、いかに相手チームを劇中に引き止めつつ、自分たちが「退出」できるシチュエーションに持っていけるかの攻防が熱い。学園ミステリにおける心理戦、コンゲーム的展開の傑作。 演劇ならではのバカトリックの後に波状攻撃で来る感動。凄い。 『エレファンツ・ブレス』 アイガモロボットコンテストの生中継で、放送事故すれすれの問題行動を起こした発明部の萩本兄弟。この二人が今度は学校のホームページを利用して、ドラえもんの秘密道具まがいの発明品を無断で売買した。被害者は二人。生徒会長は秘密裏に返金を行い、事件をもみ消そうとするのだが...... 予測不能の着地が最も美しく決まるのがこの作品。意外なところに張られたさりげない伏線も憎い。 吹奏楽、化学、生物学、数学パズル、色彩学、美術、神話、演劇、禅、国際政治、ジャズ、近代科学、臨床心理学、歴史、文学、etc... 作者の抽き出しの多さに驚くとともに、衒学的な押し付けがましさを感じさせずに、必然として物語にさらりと絡ませている懐の深さに感心する。 ライトで脱力感あふれる導入から重厚な物語へと誘う才能。米澤穂信とも伊坂幸太郎とも違う新たな語り部を発見した幸せ。 各話ごとにRPGのように吹奏楽部の新メンバーが増えていき、以降の話でしっかり機能しているのも嬉しい。次回作『初恋ソムリエ』も評判がいいので楽しみだ。 (ここまで書いても、やはり明るく楽しい「学園ミステリ」の側面しか伝えきれていないのが我ながら悲しい。あとは実際に読んで体感して頂きたい。)
6投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ学園ライトミステリと思ったら、意外と重めの話もあったりでちょっと予想外でした。舞台は少し昔っぽい雰囲気。面白かった。続編も読んでみたい。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ高校の吹奏楽部の所属する男女を主人公にした、「日常の謎」系の短編ミステリ集。元祖と言っていい北村薫以来、特に最近になってからずいぶん流行している死体のないミステリのパターンで、正直「また?」って感じで読み始め、最初の1編くらいまではそう思いながら読んでいた。軽いタッチと、ちょっとオタクっぽい登場人物の雰囲気は、本当にはやりのツボをきちんと押さえながら書いていると思ったし、ひとつだけ文化系部活動に注目したあたりが、目の付けどころをしてはなかなか面白いなって印象だった。 2編目、3編目と読むうちに印象が変わった。こいつ、ちょっと妙だぞって思った。2編目の全面真っ白のルービックキューブというのは虚を突かれた謎だったけど、きちんと納得のできる結末になったし、その結末自体もまた虚を突かれるものでお見事だった。3編目、4編目は、ミステリとしてはいびつだけど、方向性の異なるアプローチで、作品世界の広がり(というか、こだわり)を感じさせてくれた。実は手を抜いて読めない連作短編集なのではないかと、読み終わって始めたそう思った。 高校学校の文化系部活動に関わってきた身としては、そういう点でも面白く読ませてもらった。「あるある」という部分と、「ありえない」って部分が不思議なバランスで両立しているのがおもしろい。そういう点では、昔のB級少年少女向け連載学園小説みたいなところ(学園7不思議とか、やたらトップクラスの人間が出てくるとか、奇人変人が異常に多いとか)も、むしろ遊び心として楽しく思える。しかし、ある意味真のヒーローである先生の設定はちょっとやり過ぎかな。 連作短編として、今後吹奏楽部の成長ドラマになっていくのであろう。なんだかちょっと癖になりそうな味わいだ。
1投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログ懐かしいアイテムや珍妙なアイテム、珍妙なメンバー。 根本から解決するには難しいけど少しづつ分け合って薄めている−
0投稿日: 2012.11.21
powered by ブクログ会話の切り返しがノリが良く思わず笑いそうになる部分も。読み始めは軽めなのかと思えば結構ずっしりとした内容。謎を解決する側も晴れやかとはいかない事件も。だけど、事件解決にあたってこれはそれなりの専門的知識を持っていなければ辿り着けないからちょっとずるいって思う。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログ読みやすいし、一気に読む時間なくても一話完結型だから日にち空いて読んでも大丈夫(笑) ハルタの解決方法は、とんち系もあれば歴史に基づいた推理もあれば、多種多様で飽きないのは良かった点。 ただもっとハルタとチカ、草壁先生三角関係のくだりを絡めて欲しかったかなぁ…第二弾もあるそうですが、いつか手に取って読むかもしれません。
0投稿日: 2012.11.01
powered by ブクログ「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」――穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。科学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決……。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾!
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ121020 結晶、キューブ、退出、エレファントブレス。上条春太、穂村千夏、小学校まで幼なじみ。草壁先生。希、ペン画部。マジック同好会小泉さん。成島美代子、オーボエ。西川真由、成島の友達。成島聡、小児脳腫瘍。名越俊也、演劇部。マレン•セイ。吹奏楽部長片桐さん。藤間弥生子、看板女優。日野原秀一、生徒会執行部、二年。発明部、萩本肇二年、卓一年。後藤朱里、中三。
1投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログ続編も読みたいと思う程度面白かった。謎はあるけれど、学園ものとして楽しみました。 先生の過去に何があったのか、腕の傷は何なのかは気になるけど、音楽以外にも博識で洞察力に富んでいて、親切そうで超好人物に描かれているのが、恐いというか何か嫌。
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログ「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」 化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログ日常の謎を解いていく青春ミステリー。 扱う題材が斬新でおもしろかった。 特に「クロスキューブ」と「退出ゲーム」がよかった。 ハルとチカを含めた登場人物達に高校生らしい子供っぽさが感じられたこともこの作品の魅力だと思う。
0投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログやられた! 三角関係についてはすぐ気がついたけど、短編4作でどんどん思わぬ決着がついていくのに驚愕。 ハルチカシリーズ面白いわー。続きも読む!
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログ穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。 上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。 音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。 化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログ初野 晴 『退出ゲーム』 (2008年10月・角川書店 / 2010年7月・角川文庫) 「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。 お腹空いたな、晩御飯なんだろな、と心の中でつぶやき、やがてそれがリズムに乗って唄になる頃、 冷たい風が待ち受けるアーケードの外に出た。(P.131より抜粋) 去年あたりから書評やブログでたびたび目にするようになった初野晴。並んだタイトルを見て勝手に女性だと思っていたのだが、う~む・・・、オトコだった。 よくある日常の謎ミステリとは違う味わい深さがある。ミステリ要素に重きを置いてはいるが、人物造形や軽妙な会話テンポ、何よりそこに盛り込まれる興味深い雑学にひきこまれた。 吹奏楽部顧問の草壁先生の慧眼たるや恐るべしなのは御愛嬌として、それに勝るとも劣らないハルタの明晰さには四編とも胸がすく思いがした。だからってコイツの片思いの応援だけは絶対にしないが。 提示される謎にはすべてそこに関わる人物の強い「思い」が残されている。その思いに敬意を表しながらも優しく、深く切り込むハルタには高校生という若さあればこその鋭さがある。そして脇を彩る登場人物たちも非常に魅力的で感受性豊かな面々なのだ。語り部となるチカはその面々を「アホばかり」と評しているが、なかなかどうして、バカと天才はなんとやら・・・。 『結晶泥棒』 つかみはOK、って感じ。主要人物のキャラと例の三角関係を理解するのはちょうど良い。 『クロスキューブ』 提示される謎の難度でいえばこれが一番。スマートな問いにはスマートな解が存在する、はずなんだが、 そうはいかないのがミステリの難しさ。 『退出ゲーム』 これは謎というより文字通り舞台に凝った一作。話の完成度ならコレ。徐々にテーマが重く…。 『エレファンツ・ブレス』 多くの読者の度肝を抜いたと思われる問題作。途中明かされる重すぎる真相と、そこに違和感なくひらりと 着地する作者の手腕。私が今年唯一、「ブラボー!」と喝采を上げたミステリ作品かも。 以上4編、おいしくいただきました。自己採点は今後への期待をこめての限りなく満点に近い★4つ。 普門館を目指す吹奏楽部の行く先も気になるが、彼らの今後のアホっぷりにも目が離せない。 85点(100点満点)。
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
弱小吹奏楽部のチカちゃんとハルが 部員集めの奔走する話。。。みたいに単純じゃない。 吹奏楽部は今は人気だけどなぁ。 いえ、だからそんなに単純でないのよ。 部員集めをしようとしたら、 いろいろ解決せねばならなくなる問題が現れる。 内容はやや重たいけれど、 高校生なりの理解というか、解決。 そうかぁ、と納得。 「クロスキューブ」はいい。 とっても。 愛に溢れている。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ弱小吹奏楽部に所属する主人公が、心を閉ざした演奏者を次々懐柔して仲間に引き込んでゆく青春ミステリ。 読みやすくって、ゲーム感覚のミステリが作品の雰囲気に合ってちょうどいい具合。 部活復興の青春モノだから仕方ないと思うけど、主人公たちが行動を起こす動機が絞られてしまうのがこれから辛そうだなぁ。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログ久しぶりに読み終わりたくない、でもラストが知りたい気持にさせてくれた。人に勧められてこの本を読んだので、次は、僕が誰かに勧めたい。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ全部、読まなきゃ! 退出ゲーム(2008年10月) ↓ 初恋ソムリエ(2009年10月) ↓ 空想オルガン(2010年8月) ↓ 千年ジュリエット (2012年3月 角川書店)
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログ吹奏楽部の高校生2人が主人公の短編×4構成。 お話は一応前後関係があるけど前のを引きずってるワケじゃない。 笑いアリ涙アリで、読みごたえ十分。 続きが読みたくなりました。 登場人物が高校生でなくても良いような気もしたけど、学校生活ならではのグダグダもあってコミカルに書かれてるので、結果的には良いバランスかなと。 「クロスキューブ」がお気に入り。 泣けます。こーゆーの弱いのよねぇ。
0投稿日: 2012.09.04
powered by ブクログハルチカシリーズ第1作目。 前々から気になっていてようやく読むことができた。 日常の謎を取り扱った作品。坂木司さんのように 軽い感じのミステリーかと思いきや、PTSDやら、枯葉剤など・・濃い内容のもあった。 全体的に さくさくと読めて面白かったし、個性的なキャラクターが魅力的です。 表題の「退出ゲーム」と「クロスキューブ」がよかった。
4投稿日: 2012.08.31
powered by ブクログ多分この小説を面白いと思った一番の理由は題材の面白さじゃないかなと思う。 特に最後のエレファンツ・ブレスの色聴の話は面白かったし、退出ゲームはゲームの設定そのものが面白いと思った。 もう少し登場人物たちを深く知りたいし、次はどんな題材がくるのか楽しみ! 第二弾も期待!
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ面白かった!内容が浅いのではとなんとなく読まず嫌いしてましたが読んでびっくり、すごく面白かったです。謎解きも登場人物の個性もたまに入る笑いも私好みでした。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」 チカとハルタと吹奏楽部と変人達(笑) 高校生の日常の謎系ミステリー、軽そうに見せて意外な重さも見せます。
0投稿日: 2012.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
司書の先生に薦められて読んでみました。最近流行っている『日常の中に潜む謎』って感じでした。個人的お気に入りはルービックキューブのお話です。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログ4つの短編による日常系ミステリー。 登場人物が、「登場人物」ではなくて、特徴をデフォルメした「キャラクター」的で、話が軽い。最近、日常系のミステリーって、ラノベっぽいというか、軽いなぁ(2作目ではシリアスな過去が扱われているけれど、それでも印象が軽い)、と思っていたら、表題の3作目でどかんとやられ、4作目は本当にずしんと来た。好きなのは3作目。でも、完全素人の吹奏楽部員に、即興劇での勝負を仕掛ける演劇部って、ちょっとズルだと思う。 主人公のチカちゃんはわかりやすくて、とりたててどうということのないタイプ。もうひとりの主人公、ハルタがどういう人間なのか、4作読んでもわからない。魅力的といえるかはわからないが、興味を魅かれます。続きも読もう。それにしてもこの子たち、高校生だというのに、ずいぶん物知りだなぁ(それとも高校生時代の私がバカだったのか)
0投稿日: 2012.07.21
