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万能鑑定士Qの事件簿 IV
万能鑑定士Qの事件簿 IV
松岡圭祐/KADOKAWA
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総合評価

144件)
3.5
13
43
68
6
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズで読んでる本。 ポスターの価値とかよくわからないけど、そういう世界もあるんだな、、、催眠もちょっと読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前書きっていうのかね あの1ページから始まっていたんだよね 謎の描き方 本編ではないのに この部分も本編だったんだね メタな楽しみ方なのかもしれないね 物語の楽しみ方の一つ

    0
    投稿日: 2024.09.08
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    映画のポスターノストラダムスの大予言が燃やされた。 犯人は次々に燃やしていくが、その目的は!? 嵯峨が出てくるので、まさか彼がニセモノで犯人とは信じなかった。一本取られた。

    0
    投稿日: 2024.08.07
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    今回は映画のポスターが次々に燃やされるという事件。 莉子の謎解きシーンはもちろん圧巻だけど、相変わらず面白いトリビアが多い。 また、処女作「催眠」からのキャラクターも登場しコラボするという面白い作品だった。 ラストシーンが呆気なかった感は否めないが、 映画にまつわるトリビアが多く新鮮だった。

    0
    投稿日: 2024.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クロスオーバー作品をこう使うやり方があったのかと感心した。最も疑われないゲストキャラか、なるほど。あまりにも条件に合致する人物が彼しかいなかったから推理できたがそうでなければ到底思い付かなかっただろう。逆にポスターの件は考えが及ばなかった。ナポレオンが少しでも頭をよぎればなぁ。

    0
    投稿日: 2023.10.13
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    あんまり面白くない。なんというか全てがお粗末。単に自分の他の小説のキャラを出したいだけかよ、と思って読んでた。ラストのトリック披露は少し面白かったけど、それだけ。これまで読んだ松岡圭祐作品の中で一番面白くなかった。

    0
    投稿日: 2023.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵯峨先生は催眠シリーズに出てくるそうなので、そちらも読んでみたいです。 でもまさかその嵯峨先生が偽物だったとは… 驚きの展開でした。 結局お金は何処に行ったんだろう…

    0
    投稿日: 2023.05.07
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    「これは贋作ではないか?」かつて、ルーヴル美術館で凛田莉子が『モナ・リザ』に抱いた違和感。その直感が、莉子の人生に転機をもたらす。莉子はこれまで培ってきた全てを注いで合格を目指すが、『モナ・リザ』の謎が襲いかかる。最大の危機、到来!(e-honより)

    0
    投稿日: 2023.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    希少価値の映画ポスターを狙った放火が多発する。何故そのポスターが狙われるのかが最大の謎でストーリーは進む。 他シリーズで活躍している嵯峨敏也も登場するが、結末には驚かされるが改めて読み返してみると若干強引だったような気がする。莉子と小笠原がしたような取り違えが起きるような記述はなかった。しかし読み返してみると、なのでスムーズに読了した後は意外な展開に感心できるものであった。

    0
    投稿日: 2022.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    万能鑑定士シリーズの第4弾。松岡圭祐氏の別小説の登場人物である嵯峨敏也がついに登場...と思いきや、まさかの偽物で驚いた。僕は万能鑑定士シリーズから松岡圭祐氏の小説にはまったため、嵯峨は催眠シリーズでもこんな感じだと思っていた。催眠を読んでいたら、もっと違う印象を受けたのだろうか。もし催眠シリーズに触れる機会があれば、偽物の嵯峨と比べてみたいなぁ。 そして、この本の物語だが実際に起きた事を絡めながらフィクションのエンタメに載せていくのがとてもリアルで面白かった。ノストラダムスの大予言という映画も本当にお蔵入りの危機にまで陥っていると知り、それに希少な映画ポスターというものをそこに組み込んで物語を展開させていくところが推理もの・エンタメものの両面からとても楽しめたのが良かったです。 そして次回は莉子の沖縄時代の恩師である彼が登場と言うこともありとても楽しみです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 凜田莉子:佐藤聡美 小笠原悠人:寺島拓篤 葉山翔太:中村悠一 雲津隼人:小林裕介 荻野甲陽:平田広明 宮牧拓海:福島潤 嵯峨敏也/上石慧:細谷佳正 野間一真:山下大輝 村谷美羽/野間花音:井上麻里奈 茅根涼太:高木渉 菊井大悟:吉野裕行 鯉淵陽向:岩田光央 尾下光希:石川界人 嵯峨敏也:井上和彦

    25
    投稿日: 2022.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「催眠」という小説の中に登場する嵯峨先生が出てくるがそれを読んでいなくても楽しめる。 凜田さんと小笠原さんとのコンビの関係性はあまり変化がないけれど今後に期待したい。 まさかの嵯峨先生が偽物だとは思わなかった。

    0
    投稿日: 2021.10.06
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    万能鑑定士シリーズ。 他作品のキャラ、嵯峨先生?が登場。彼のことを知らないためかさほど物語に入り込めず。 莉子さんは確かにすごいけどねー。 最初の巻よりは読みやすくなってきたので、後半につれ面白くなることを期待。

    0
    投稿日: 2021.02.07
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    毎度ながらつまらない動機なのに大きく世間を巻き込む事件が起きるという設定が興醒めです。 本作のキーマンの1人である嵯峨先生についての予備知識があればもっと楽しめたのかも。

    0
    投稿日: 2020.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    貴重な価値のポスターばかりが焼かれる事件。犯人かわからぬまま次々と事件が起こり、、、 犯罪者の家族として生きてきた彼の思いはいかばかりか。

    0
    投稿日: 2020.07.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさか嵯峨先生の偽物が登場してくるなんて⁉️ 相変わらずの凛田さんの凄い鑑定眼。ポスターを鑑定していく所とか「流石は凛田さん‼️」と感心した。

    0
    投稿日: 2020.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は古い邦画のポスターを狙った放火事件を追う話 事件が起こる場所に嵯峨先生が絡んでたから流石に怪しすぎた…が偽物とは気がつかなかった 面白かったけど犯行動機はちょっと無理あるかな~と思った

    1
    投稿日: 2019.11.06
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    このシリーズは、最後までなんて楽しめるのだろうか。毎度ながら、どの点と点が結ばれるのか最後まで分からずに、それでいて謎が解けたらスーッと納得できるストーリーは秀逸。

    3
    投稿日: 2019.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そうそう嵯峨先生の愛車は古いカローラだったね~~映画のレアグッズ収集家の家が放火された。ショップも。何が狙われたのか探っていくと、ノストラダムスの大予言らしい。狙いは何か。犯人は誰か。日比谷のホテルのコレクションは警部補二人と臨床心理士の嵯峨が交代で見張っていても狙われた。狙いを公開してポスターを集めて、川口の急行団住宅で莉子が鑑定をしている場所に現れたのは、昭和の鼠小僧の遺児だったが、一人は嵯峨の振りをして、捜査情報を仕入れていたのだった~ポスターの裏に5億円のお宝の地図が蜜柑汁で書いてあるって、、、相当無理

    0
    投稿日: 2019.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵯峨先生なんかひっかかるなぁ、と思っていたら、主犯だったとは。偽造身分証明書てそんな精巧なのを作れるのか。コワコワ。映画「ノストラダムス~」調べてみたけど、かなりすごい映画だったようですね。観たいとは思いませんが・・・。

    0
    投稿日: 2019.05.20
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    万能鑑定士Qの事件簿の第4巻。安定の面白さ。主人公の凛田莉子の勘が冴えわたり事件を解決していくというシリーズ。長さも丁度良く、一冊完結しているので時間がない人にもオススメ。

    0
    投稿日: 2019.04.15
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    私が嵯峨さんに費やした1か月を返してよーーーー! 結末で、そう絶叫した私は、それ以外のこの本の印象が ぶっ飛んでいってしまいましたとさ(@_@)

    1
    投稿日: 2019.03.08
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    嵯峨さんのシリーズも読んでいたので楽しめた。ラストで嵯峨さんの偽物であることがわかったけど、どこかで本物とガッチリタッグを組んで事件解決して欲しい。 映画の話に懐石料理の話とトレビア満載で楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    ノストラダムスの大予言のポスターが焼かれる事件が起きる。万能鑑定士の凛田莉子は警察の依頼で焼けたポスターの価値を鑑定することになった。そんな時にまたポスターが焼かれる事件が発生した。やはりそのポスターはノストラダムスの大予言だった。そこにどんな意味がこめられているのだろうか。そしてまだこの事件は続くのだろうか。

    0
    投稿日: 2018.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カウンセラーの嵯峨先生と莉子の初対面の回。嵯峨先生の出ている作品は前に読んだことがあって、それに比べるとチャラいなあとは思ったけど、最後の最後まで嵯峨先生の正体に気づけなかった。

    0
    投稿日: 2018.06.18
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    希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凛田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは?

    0
    投稿日: 2018.06.12
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    読書録「万能鑑定士Qの事件簿4」3 著者 松岡圭祐 出版 角川文庫 p59より引用 “ いつも思うことだが、この種の総合病院 は体力を必要とする。あちこち動きまわって、 長時間待たされ、自力で帰らねばならない。 健康が前提条件の病院というのは、どこかお かしい。” 目次から抜粋引用 “リサイクル記者  映画マニア  同床異夢  原作本  魂の抜け殻”  多方面に対する膨大な知識を駆使する美人 鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。  都心でありながら都市ガスが通っていない 古い一軒家、希少な映画グッズを愛する家主 が帰宅した時、彼の宝はすでにその姿を変え つつあった…。  上記の引用は、カウンセラーを訪ねた病院 についての一節。 病院内を自分で動き回れなくなった時が、介 護医療を必要とする時である、という判断を 下すための体力測定の場になっているので しょうか?大した事がない時に病院に行くと、 気持ちから病気になってしまいそうです。  映画やそこにまつわるうんちくが多く出て くるので、その手の話が好きな方なら、より 一層楽しめる話でしょう。  同著者のデビュー作の主人公が出演するの で、著者のファンも一段と喜べる内容ではな いでしょうか。 ーーーーー

    0
    投稿日: 2018.01.06
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    連続する放火事件。 狙われたのはいずれも貴重な映画グッズだった。 犯人はなぜ燃やすのか? その目的は? 臨床心理士の嵯峨敏也と共に凜田莉子は知略をつくして犯人を追う。

    0
    投稿日: 2017.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〇 総合評価  シリーズ3作目は倒叙モノっぽいつくりでサプライズがなかったが,シリーズ4作目は,サプライズを狙った作りだと思われる。エピローグから,「催眠」シリーズの嵯峨が登場!とあおっておいて,莉子と一緒に捜査する嵯峨は偽物。その偽物の嵯峨が犯人という作り。驚けることは驚けるのだが,地の文章でも「嵯峨」と表記していたり,それほどフェアではない。ミスディレクションもなく,犯行ができるのは嵯峨だけなので,消去法で嵯峨が犯人だと分かってしまう。サプライズだけを追求するなら,もう一工夫いる。  ノストラダムスの大予言という幻の映画のポスターを狙って放火する放火犯がいるという魅力的な謎で話をひっぱる。しかし,その真相が,ポスターの裏にあったあぶりだしで書かれた5億円の財産の在りかを探すためという動機はバカミスっぽい。謎と真相のバランスが取れていない。  トータルで見ると,やや粗が目立つデキ。叙述トリックっぽく,上石慧を嵯峨と誤認させようとしているので,慧のキャラクターも掘り下げられていない。キャラクターの魅力がウリのライトノベルでこれはマイナス。ぎりぎり★3かな。 〇 サプライズ ★★★☆☆  上石慧が嵯峨になりすましており,莉子と一緒に行動していた嵯峨が犯人だったという展開は,そこそこ驚ける。しかし,地の文章でも「嵯峨」と記述するなど,それほどフェアではない。ミスディレクションはなく,偽の嵯峨以外に犯人がありえないのも,サプライズ感を下げている。「嵯峨」が偽物だと分かる伏線はあったが。 〇 熱中度 ★★★★☆  ノストラダムスの大予言のポスターを燃やす連続放火犯という魅力的な謎で引っ張る。リーダビリティはさすがのデキ 〇 インパクト ★★★★☆  あぶりだしって…。真相はインパクトがあるといえばあるが,バカミスチックなリアリティの薄さがある。 〇 キャラクター ★★☆☆☆  嵯峨先生=上石慧の叙述トリックのせいで,キャラクターが掘り下げられていない。その上,莉子にやられっぱなし。キャラクターの魅力は薄い。 〇 読後感 ★★★☆☆  いつもながら,読後感は悪くない。 〇 希少価値 ☆☆☆☆☆  人気シリーズ。希少価値はない。 〇 メモ 〇 プリティ・ウーマンのポスターについてのうんちく。ボディダブル使用前のポスターのうち,4つがオークションで流通している。 〇 コレクターの茅根涼太の家が火事に見舞われる。 〇 週刊角川の記者,小笠原は昭和の鼠小僧,上石玄についての記事を書いていたが,近くの火事の取材に行くように命じられる。 〇 ムービーアレイという映画グッズ専門店の老舗も火事に見舞われる。 〇 茅根とムービーアレイの映画グッズの鑑定のために,万能鑑定士の凜田莉子が呼ばれる。 〇 放火事件が知能犯なのか粗暴犯なのか,精神科医の意見がないと捜査2課が捜査できるか分からない。葉山からそう聞いた莉子は,臨床心理士の嵯峨俊也に会いに行く。 〇 莉子と小笠原は,嵯峨と助手の池川が一緒にいるところに出会う。 〇 嵯峨と莉子は昼食を取りながら,火事についての見解を話し合う。そこで歯科医と称する女性から,子供が虐待を受けている話を聞く。 〇 嵯峨は虐待を受けている子供の件で母親と話をしに行く。そのとき,第3の火事が起こる。 〇 第3の火事の現場に莉子が着くと,母親との話を終えた嵯峨もついていた。捜査を行う。放火されていたポスターは「ノストラダムスの大予言」のポスターらしいとの情報を得る。また,現場で暗号のような記号が羅列されたメモが見つかる。 〇 日比谷グラビティホテルにも「ノストラダムスの大予言」のポスターがあると分かったので,莉子は警察,嵯峨と一緒に同ホテルに向かう。 〇 警察,嵯峨,莉子は日比谷グラビティホテルに泊まる。 〇 小笠原は,新宿ゴールデン街で,ノストラダムスの大予言の撮影現場に立ち会った人物が経営するバーで取材。ここで,ノストラダムスの大予言のポスターに火を付けられる事件に遭遇 〇 日比谷グラビティホテルでも,密室状態の部屋で,ノストラダムスの大予言のポスターの放火事件が起こる。 〇 謎の人物が,ツイッターで「ノストラダムスの大予言」のポスターを探していたことが分かる。 〇 放火事件の被害者である茅根から,名古屋に住む「スタシャワー(鯉淵)」という人物が,犯行について,情報を持っていると聞く。 〇 莉子と嵯峨は,名古屋に行き,鯉淵と会う。特に情報はない。 〇 小笠原,警察の記者会見で,連続放火事件の容疑者が野間一真(上石玄の妻の連れ子)であると知る。 〇 鯉淵の家のポスターが盗まれ,近所の空き地で燃やされる。 〇 野間一真の部屋を捜査し,謎のメモが見つかる。 〇 嵯峨が,知人のNHKのディレクターからもらったものとして,放火犯の狙いが「ノストラダムスの大予言」のポスターであると,NHKがニュースで放送しようとしているという情報があり,小笠原がこのことを嵯峨に頼まれ警察に伝える。 〇 莉子は,NHKのニュース原稿から「がさがさ」という音が聞こえることから,このニュースが偽物であることを見抜く。 〇 莉子は,暗号メモの解読のカギを得るため,嵯峨に偽の情報(ノストラダムスの大予言のポスターの保管場所)を伝える。 〇 偽のノストラダムスの大予言のポスターの保管場所に,野間一真と上石慧(=嵯峨の助手,池川。嵯峨になりすまし,莉子と一緒に行動していた人物)が現れる。逮捕。 〇 事件の真相は,ノストラダムスの大予言のポスターの裏にあぶりだしで描かれた上石玄の5億円の財産の隠し場所を探していたというものだった。莉子は,暗号メモの解読にも成功する。

    0
    投稿日: 2017.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回の謎解きは微妙。犯行動機とかがあまり納得いってないのですが、その不満を解消するくらいの筆力で、読み進んでしまう一冊。 あいかわらずの薀蓄満載で、それだけでも読み応えあり。 興味を持つことが多いので、結果、その薀蓄に関しても調べてしまうという。 何かに興味を持つには良い一冊です。

    1
    投稿日: 2017.04.28
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    映画のポスターをめぐる物語。 映画に関するディテールがすごくて、知らないことばかりでその意味でも楽しめた。 マニアじゃなければ知らないようなことも本当に多くて・・・。 嵯峨の登場には驚いたけれど、結果的にさらに驚かされることになるとは。 名探偵のようにさらっと謎を解くだけではない。 あれも違う、これも違うと、紆余曲折しながら真実に近づいていくようすが好きだ。 しかも、きちんと伏線は回収され、結末に少しも嫌な感じが残らない。 莉子だけでなく、小笠原のキャラクターもいい。 初めて嵯峨の姿を目にしたときの小笠原の反応が、やけにストレートで、それでいて拗ねた少年のようで可愛らしい。 純粋な莉子と純情な小笠原、なかなかにいいコンビだと思う。

    2
    投稿日: 2017.03.10
  • やっと四巻まで読破。

    催眠術じゃなかったな。映画グッズのコレクターの家にて火災が発生し、小笠原が取材へ。取材中に近くの映画グッズの店が放火される。共通点は一枚の映画ポスター。カウンセラーの嵯峨先生が凜田&小笠原の調査に加わる展開。犯人は何故そのポスターを狙い燃やすのか。 犯人は早々に分かったんだけど、ね。動機ソレかぁ。ポスターにそれは有効何だろうか? どの巻もさくさく読めますね。さぁ、最後まで頑張って読みましょう。

    0
    投稿日: 2016.11.25
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    途中で犯人が何となく分かってしまった。でも、トリックは良く考えられてるね。細かいディテールはさすがだなと思う。

    0
    投稿日: 2016.09.06
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    希少な映画グッズコレクター、ポスター放火事件。『催眠』シリーズの嵯峨敏也が登場。異常犯罪についての犯人の心理から事件にアプローチする展開? 今回は鑑定よりもトリック的な要素が強かった。

    1
    投稿日: 2016.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作者は自身の他作品の登場人物を出すのが好きだな笑。「催眠」読んでないので分かりませんでしたがー。 冒頭の「プリティー・ウーマン」のくだりから始まり、今回も雑学満載。

    1
    投稿日: 2016.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第4弾。『催眠』の嵯峨敏也登場。『催眠』は読んでないけど支障なし。なかなか面白い仕掛け。見事に騙された。『プリティ・ウーマン』のポスターの真実を始め、鳥山明伝説など、今回も小ネタが面白い。

    0
    投稿日: 2016.03.17
  • 今作もやっぱりやられます

    読み始めた以上最後まで読破しないと・・・でもまだ第4弾。先は長いです・・・ 今回は前3作とはちょっと展開を変えてきたかな!? 読者を飽きさせないようにいろいろ思考を凝らしていただいてます。 あぁこういう終わり方なのね・・・「やられたぁ~」と「こんなのあり!?」と感想は半々かな・ 『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場します。催眠シリーズは未読ですが。 それにしても作者さんの取材範囲ってとっても幅広いことに驚き。

    8
    投稿日: 2015.11.29
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    今回も知らなかったことがいっぱい。いろいろと勉強になります。ストーリーは正直あんまり頭に入らなかったんだけど… 2015/9/23読了

    0
    投稿日: 2015.11.10
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    今回も面白かった。莉子の観察眼の鋭さにはもう慣れてきてしまったので、衝撃を受けることも少なくなってきたが。不審な火災事件が連続して起き、ある映画ポスターを狙った連続放火事件だということが徐々に判明するが、犯人の動機は依然としてわからない。誰も入ることができないはずの密室で起きた絶対不可能な犯行!このシーンが最大の見せ場だろうか。登場人物も魅力的なキャラクターばかりで、ぐいぐい話に引き込まれた。読後感も良く、5巻も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2015.10.31
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    希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凛田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは?

    0
    投稿日: 2015.09.26
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    シリーズ第4弾。 同じ作者の「催眠」に出てくる主人公がこのシリーズにも登場し、共に事件の解決に尽力する。 本編と関係ない事柄が伏線として出てきているが、あまりにも関係なくて浮いてるので、すぐ伏線だとわかる。 怪しく書かれている人が犯人と見せかけてそうでないことが多いんだけど、今回は怪しいまま犯人なので、途中で犯人がわかってしまった。 犯行の理由は最後までわからなかったけど。

    0
    投稿日: 2015.09.13
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    「臨床心理士の嵯峨敏也」は作者の他の小説に出てくる人物らしいのですが読んでないので全くわからず。その他の小説は読んでなくても全然問題ないのですが、そのような人物が登場してしまうと、そっちのシリーズもよろしくね的に思えてしまい気持ちが萎えてしまいあまり楽しく読めませんでした。

    0
    投稿日: 2015.09.04
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    推理物というよりはウンチクものという感じで読んだほうが面白いかな。でも謎ときの部分と伏線の回収は見事だったと思う。他のシリーズの人物と共演だったのでそっちも読みたくなったけど、またいつか・・・。

    0
    投稿日: 2015.08.19
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    途中まで読んで、犯人が分かってしまいました。だって、この人しか犯行現場にいられないのだから。ということで、犯人探しのつもりで読むとがっかりするかもしれません。でも大丈夫です。面白いのは、どんな小さな伏線も見事に回収するの見事さなんです。読んでいると、なにげに語られることがどう真相に向けてつながってくるのか、ドキドキしながら読めます。いやー、楽しかった。

    0
    投稿日: 2015.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「催眠」って読んでないんですよね。 ここに登場するのが催眠の「嵯峨敏也」さん。 催眠ファンにも必読か?! ん? ん。。。 3巻がややコケた感じがしたんで、 昔の作品のキャラをだしたのかな? と、 思ったけど内容的には。。。 まぁ、 おもしろかったよ。

    0
    投稿日: 2015.08.02
  • ズルい、と思います。

    万能鑑定士シリーズ4冊目。 途中から犯人はこの人しかいない、でもそんなことって… と思いながら読んでいたら、そういうオチだったのね、という感じでした。 最後の解決の仕方とか、犯行の動機とか、なんかパッとしないなぁ、と思うところもあったけれど、 このシリーズに出てくる色々なうんちくを読むだけでも面白いので、続きも読みたいと思います。

    4
    投稿日: 2015.04.06
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    途中から犯人がわかってしまった。 動機まではわかりませんでしたが。 推理の部分はおもしろかったかな。

    0
    投稿日: 2015.04.05
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    万能鑑定士シリーズ4冊目。 途中から犯人はこの人しかいない、でもそんなことって… と思いながら読んでいたら、そういうオチだったのね、という感じでした。 最後の解決の仕方とか、犯行の動機とか、なんかパッとしないなぁ、と思うところもあったけれど、このシリーズに出てくる色々なうんちくを読むだけでも面白いので、続きも読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2015.04.04
  • 最強コラボ

    松岡さんの著作「催眠」の主人公の嵯峨敏也とのコラボです。 莉子と敏也のコンビは読んでいて違和感のない関係が築きあげられていて読んでいて楽しかったです。"

    0
    投稿日: 2015.04.01
  • 事件簿Ⅰ~Ⅳまで読みました。

    事件簿Ⅰ~Ⅳまで読みました。実は事件簿と推理劇が有るの分からず、推理劇Ⅰを読んで事件簿Ⅱ、Ⅲと読み進んでしまい、なんかつながらないと思いつつもⅢを読み終えて、初めて間違えて推理劇から読み始めた事に気付きました。(Wao~ 笑) 改めて、事件簿Ⅰを読んでⅡへの繋がり理解しました。(松岡様 推理劇と事件簿の大きな違いが判りませんでした。 笑) サクサク読み進めれて面白いです。まぁ一つ二つ都合の良いところも有りますが、小生も作中の小笠原君と同様に美人でネコ科の目を持つ凜田莉子女史の愛らしさにグラスを挙げて乾杯としましょう。 推理物は横溝正史・東野圭吾、ハードボイルド系は大藪晴彦が好きでほぼ全巻読んでますが、殺人・暴力の無い推理劇も後味スッキリ炭酸系で良いかも!と万能鑑定士Qを読んでほくそ笑んでます。 しかしながら、牛込署の葉山警部補は無粋な人ですねぇ~(笑) 私が上司なら、葉山君交番勤務を命ず!伊達邦彦なら弾丸をプレゼントですねぇ~。(笑) この頃のヒロインは美人で目が大きくなければダメなんですか?

    1
    投稿日: 2015.02.27
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    私は読んだことがないけれど『催眠』の主人公嵯峨敏也が登場します。『催眠』を読んだことがある人はこのトリック?に気がついたのかなぁ?

    0
    投稿日: 2015.01.19
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    図書館にて。 貸出期間の関係で5巻の後に読了。 今回のお話は上映中止になった映画のポスターが次々に放火されるというお話。 最初の方は、映画のポスターがいかにしてプレミアム価値がついたのか、なぜこのポスターが貴重なのか、を説明していて、久しぶりに鑑定士らしい仕事してるなぁとワクワクしながら読んでいたのですが…、途中からは特に推理をするわけでもなく、もはや何も活躍をしていない凛田さんに正直がっかりしてしまいました…。 犯人も結構序盤でわかってしまうかも。怪しいと思った人がやっぱり犯人だった。動機まではわかりませんでしたが。 それはそうと、今回はさすがに小笠原さんが少し憐れに思いました。正直、小笠原さんの凛田さんへのアプローチが気持ち悪いと思っていたのですが、あそこまでつまはじきにされていると少し応援したくなってしまいますね。まぁでも、次回また凛田さんへアプローチしているのを見たらまた気持ち悪いって思うんでしょうけど(笑)

    0
    投稿日: 2014.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵯峨が怪しいのはわかっていたが、 まさか犯人とは。 最初と結末はいいけど、途中の流れが少しチーパ感あり。

    0
    投稿日: 2014.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    寝れなかったので、最後の方を読み切ってしまった… 放火が今回の事件でたった一種類のポスターのみが狙われ、謎がどんどん深まったわりに終わり方軽いと言うかあっさりだったなぁ 一方で犯人は疑った人だったからビックリした! トリックが分からなかったし、出処上あり得ないかなぁと思ったら、まさかでした それにしても莉子のキャラがいまいち掴めない…ちょいちょい喋り方に違和感があるのは私のイメージが間違ってるせいなのかな もう少し莉子視点のパートがあればより正しくイメージ出来ると思うんだけど… 莉子視点で思い出したけど、莉子の脳内で彼女が事件の事を考えてる時に嵯峨先生のこと嵯峨って呼び捨てにしてたんよね ほんっとに些細なことなんだけど、こういうちょっとしたことから彼女のイメージがどんどん分からなくなるんだよねー 相変わらずの博識さと鋭い観察眼だったけど、それ以外がなかなか掴めない…

    0
    投稿日: 2014.09.22
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    シリーズ四作目にしてようやく楽しみ方が分かってきました。 物語ではなく、随所に散りばめられている雑学こそがこのシリーズの核なんでしょう。雑学が披露できれば展開に無理があろと関係ない、と割り切っているのかそれを隠そうともいたしません。 シリーズものですが前作との関連もありませんので、何巻からでも興味があるところから読み始めても大丈夫です。 ある意味とても親切なシリーズなのかも。

    0
    投稿日: 2014.09.06
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    シリーズ4作目。 最後はそんな展開になるとは。 読んでいくうちにいろいろ謎が深まっていく。その割には最後があっけなかったかなぁと… でも十分に楽しめると思います。今のところシリーズでは、この作品が一番いいかも。続きがんばります。

    0
    投稿日: 2014.07.30
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    四冊目。作者の他作品の登場人物が出てくる、クロスオーバーな作品。まぁ、読んだことないからそこまで気にしながら読む事はなかったけれども。結構単純なオチやった。

    0
    投稿日: 2014.07.06
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    最後まさかでしたー! 読んでる途中で気づかれる方もいるかもしれませんが、私はちっとも分かりませんでした。 小笠原さんが役に立っていたのが嬉しいです。 面白かったです!!

    0
    投稿日: 2014.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵯峨敏也が登場。ノストラダムスの大予告という映画のポスターが焼かれるという事件が発生。 たった一枚の映画のポスターにどれ程の希少価値があるのかは分かりませんが、蓼食う虫も好き好きなんですね。本当に何に価値があるか分からない。 犯人には出所後にはきちんと日の当たる場所を歩いてもらいたいですね。 嵯峨敏也は登場しますが、実質ゲスト出演に近いのでは。

    0
    投稿日: 2014.06.23
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    万能鑑定士第4作目。 映画のプレミア品だけを狙う放火が相次ぐ。 狙いはとある邦画ポスターのようであるが、その狙いは?真犯人は? 著者のデビュー作の主人公とのコラボも果たす本作。 設定を変えるだけでない読者に対する工夫をしているのは高評価。 肝心の内容も、安心して読むことのできる良作に仕上がっている。

    0
    投稿日: 2014.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この巻も楽しく読めました!終わりに近づくにつれて、いろいろ予測しながら読んでいくけれど、やっぱり上をいく観察眼を持っていて、謎を暴いていく姿がかっこいい。

    0
    投稿日: 2014.03.26
  • 映画マニアにはもってこい。

    映画「ノストラダムスの大予言」観てみたいです、今回はあまり奇抜性が無く普通でした。

    0
    投稿日: 2014.03.08
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    今回の話ではサクサクと話が進んで楽しかった。しかし暗号の流れがちょっとサクサクしすぎて物足りなく感じてしまいましたが、それも主人公莉子の頭の良さによるものと思うと何とも言えない感じです。しかし最後に小笠原君の手掛けた記事が繋がってくるとは思いもよりませんでした。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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    著者の他シリーズ「千里眼」の主人公が登場する本作。 莉子と共に、連続放火事件の捜査をするのだが… 千里眼シリーズを読んでいる人は、すぐに真実に気づけるのかな。 読み進めるにつれて、だんだん不自然さが際立つから薄々勘づいてはいたけど。 今回は葉山刑事のライバル的存在、尾下刑事も出てきておもしろかった。 次の作品にも出るかなあ。

    0
    投稿日: 2014.02.21
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    『催眠』からの再登場。僕が初めて読んだのは16歳の頃だったでしょうか・・・10年以上ぶりの嵯峨先生! 懐かしすぎて、「あれ、こんな人だっけ?」感が。 毎回一気に読んでしまうし、妙な説得力があります。 『マジシャン』のときもそうなんですけど、起こる事件が毎回ユニークで、イリュージョンちっく。凄くわくわくします。読んでる間は。 面白かった!

    0
    投稿日: 2014.02.15
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    実は終盤まで面白くないと思っていた。最後に、莉子が主犯の男と話す段になって、そうだったの?!と良くなった。

    0
    投稿日: 2013.12.19
  • 考えながら読みたい人におすすめ。

    最後まで読んで、もう一回読み直して伏線があったことに気付くぐらい、さりげなくヒントがぽろぽろ落ちてました。 さらっと読んだらまったく気づけなかったので、じっくり考えながら読めばよかった。 そういう意味ではさらっと読むのはもったいない読み方なのかもしれないなと反省。 他の方のレビューにもある通り、1~3巻とはちょっと違う書き方だなと思いました。

    0
    投稿日: 2013.12.05
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    希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凛田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは?書き下ろし「Qシリーズ」第4弾。 ~~~~~~~~~~~~~ 面白かった!相変わらず読みやすい… 何となくこの人が犯人かなーっていうのはあったけど、まさか… ネタバレ注意 人まで入れ替わってるとは思わなかった。 最後まで一ひねりあるところがにくい

    0
    投稿日: 2013.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    またも一気読み。このシリーズの読みやすさはただ事ではない。普段読書をしない人にも安心して薦められる。 が、既に4作目というマンネリ感も手伝ったのか、主人公らしい主人公、脇役らしい脇役という登場人物達の人間味の無さが味気なく感じてしまい、どうにも冷めてしまった。 「面白くて知恵がつく人の死なない」ミステリを標榜するエンタメ作品としては極めて正しいのを承知の上であえて言うなら、ラストシーンの円満解決は非現実的に過ぎる。 全てを見透かしていた純粋なヒロインに嵌められてやり直しを促された犯人が素直に感動しちゃうってのはちょっといくらなんでも・・・。 正統派エンタメを掲げるが故に、登場人物も正統派の、いわばステレオタイプになってしまい、必然、物語の展開もどこかで見たようなものになってしまうんでしょうね。 それが圧倒的なリーダビリティに繋がっている反面、「読まなくても分かってしまう」という、ミステリにおいては致命的な欠陥をも呼び込んでしまっているのかもしれません。 今作ではその縛りが犯人をも見透かすことになってしまっていますね。難しいところでしょうね~。 読み終わって結局、「冒頭の豆知識が一番面白かった」という今作、このシリーズの限界を見たような気がします。 が! 博覧強記にして巧みなストーリーテラーである作者のこと、そんな凡庸な私の予想など軽く裏切って更なる傑作を上梓されることでしょう、 まだまだ読ませて頂きますよ~! 期待してます!

    0
    投稿日: 2013.10.27
  • ネタバレになるので書けません。

    これも叙述トリックの一種なのでしょか? 本書の初めから何でだろうと思いつつ読みました。 これだけだと私が言いたいことを正確に理解してくれる人がどれくらいいるのか..

    2
    投稿日: 2013.10.14
  • ミスリード

    今回は、本格ミステリになってます。 知ってるか知らないかは、関係のない結末です。 よって、推理をしながら読まれる方にお勧めできます。 著者もそれを意識していれる感じでところどころにヒントと ミスリードを組み合わせて書かれていました。 1~3巻とは、趣がちがうので当惑するかもしれません。

    4
    投稿日: 2013.10.09
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    ちょっと内容がパターン化してきましたかね(^_^;) 事件に関わるきっかけや全体的な流れが。 犯人も途中で判っちゃったし、最後のトラップも判っちゃいました。 でも史実に基づいた内容は、相変わらず読む人間を引き付ける。 飽きの来ないシリーズではある。

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    この作者は人をだますのが上手いですね。 ラストに「えっ」ってなりました。 今回はそんなに知識披露してなかったかな?

    0
    投稿日: 2013.07.25
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    ある映画ポスターを狙った連続放火事件の話。 勢いで読めるので見落としがちだか、ある程度犯人の予想はついてしまった。 (図書館)

    0
    投稿日: 2013.07.21
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     「Qシリーズ」は、面白いですね。  薀蓄が、色々と出てくるから雑学的に面白いです。ただ、Ⅳは雑学に囚われすぎて、推理することを忘れてしまいました。  勿論、推理小説としての妙もあったのでしょうけど、残すところ40頁位まで犯人が見えませんでした(笑)   だから、ミステリーが面白いのかもしれませんね! まんまと騙されました(^_^)

    0
    投稿日: 2013.06.23
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    映画ポスターへの連続放火の意外な犯人に、またやられた―という感じ。 犯人を突き止め、その罪を暴くだけでなく、最後には温かい気持ちにさせてくれるのが良い。

    0
    投稿日: 2013.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、鑑定士凛田莉子が連続放火事件の謎を解く。 ある時、映画コレクターの家が放火され、貴重なコレクションが多数焼かれる事件が起こる。 次の日は、映画グッズを取り扱っているショップが不審火で全焼。 また次の日は、映画館の展示場で一枚のポスターだけが焼かれるという事件も起こり、過去に放火された所にも同じポスターを所有していたことから、犯人はこの映画のポスターを狙っていることを発見する。 犯人は、何故過去に問題作品として封印された映画のポスターばかりを狙って放火するのか? 今回の作品は、読み進めているうちに、ちょっとおかしいなと思うところが有ったけど、それが謎解きに関係していたので、納得した。 なるほど。だからか!Σd(゚∀゚d)

    0
    投稿日: 2013.05.19
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    美女の口が紡ぐウンチクは鬱陶しくなく・・・ 【内容】 レアな映画グッズが消失してしまう放火が続きます。 どうやら特定の映画ポスターが狙われているらしいが莉子たちにはなかなか阻止できません。 【感想】 たまたまやけど今回は始まってすぐ全ての展開がわかってしまいました。まあ、結果的にほぼ完全に当たってたってことなんやけど。なんで、ちょっと楽しくなかったです。 ウンチク部分はいいんやけど・・・って言うか、このシリーズ結局のところウンチクを楽しむのがよい読み方なのかもしれません。 (2013年05月13日読了)

    0
    投稿日: 2013.05.14
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    別シリーズを読んでいた方が楽しめるのだろうなと思う。 ライトノベルを読んでいるように頭を使わず読めるので、つい借りてしまうが、主人公へのギャルゲーのヒロインのようだという印象が消えない。

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    今回は見事にだまされました。 事件がいろいろなところで発生し、臨場感抜群! 話にのめりこみ、あっという間に読み終わってしまいました。 確かに分かってしまうと怪しいところとかあったり、それしか方法がなかったり… 万能鑑定士と臨床心理士という組み合わせは非常に強力なタッグですね。 まぁ、莉子さんは物の鑑定だけでなく、人の心の鑑定も得意で、最終的にはいつも犯人の心をあったかくするのですが。 次巻も非常に気になるし、本作に登場した「催眠」の主人公、嵯峨先生も気になるので、いずれ読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2013.03.29
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    1970年代に公開される予定だった映画のポスターだけが狙われて、次々と放火される。放火の意図は不明な難事件にまたもや莉子が立ち向かう。 トリックがなかなか分からないのが、このシリーズの面白いところ。 今回は催眠の嵯峨も登場するのがポイント。

    2
    投稿日: 2013.03.21
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    Qシリーズの第4巻,ここまでくるともうガンガンいくしかないって感じです。 「ワンパターン」という人がいるかもしれませんが,テレビの水戸黄門やサザエさんをみてください。 まさにQシリーズもあそこまでの長寿作品になってもらいたいです。 同じ人が登場し同じ流れで話がすすみ,違うのは場所であったり事件関係者だったり。 悪を懲らしめても,きちんと改心させる。まさに水戸黄門的なQシリーズになりつつあります。  さて,今回のシリーズⅣではカウンセラー嵯峨野が登場。莉子とは違う心の鑑定人。 映画のプレミアムポスタ―など貴重な映画グッズが連続放火で狙われる。  莉子は頭の回転が速いが,行動も素早い。今回の作品は,犯人を追いつめるが,「あと一歩で・・・」というハラハラドキドキがたまらないです。  そして,最後のクライマックス,犯人が分かったとたん,「なに~!!こいつが犯人か。」という気持ちになるでしょう。 いや~,話が分かっていても,何度でも読みたくなる。そんな気分です。 再放送を何度も見てしまう「現代の水戸黄門」そんな作品になりつつある万能鑑定士Qでした。

    0
    投稿日: 2013.03.20
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    古い映画のポスターにかかわる放火事件 今回は何となく犯人が分かっちゃった イヤ 分かるように書かれてたのかも…

    0
    投稿日: 2013.03.19
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    今回は映画のポスターの鑑定にまつわる事件。 コレクターにとってはお宝物のポスターが次々に放火されますが、その理由は何なのか。 最初にわざわざこの話では『催眠』の嵯峨敏也も出てきますと書かれているのですが、それは既読だったので気にせず読み進めると…。 意外なところから事実が出てきて、薄々そうじゃないかと疑いつつもやられた感がありました。

    0
    投稿日: 2013.01.15
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    シリーズ三作目。文章も世界観もこなれてきた感じがしました 今回は、映画のポスター収集家という、マニア達が登場します。そんな世界があることに純粋に驚きました。 作者の別シリーズものの主人公を登場させたり、ラストも驚きで、してやられた!と思いました。

    0
    投稿日: 2012.12.19
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    1年以上かかってやっと読み終えた。笑。 1~3巻を一気に読んだときは、どれも展開が同じように感じられて飽きてしまったのだが、久々に読んだらするっと読めてよかった。また続きも読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2012.12.12
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    内容(「BOOK」データベースより) 希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凛田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは?書き下ろし「Qシリーズ」第4弾。 ---------------------------------------- ミステリと呼ぶにはちと留保がつくが、トリビア本を読んでいると思えば、なかなか。 読みやすくて、すいすい軽ーく読める。時間つぶしに最適w

    0
    投稿日: 2012.11.24
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    わかってても面白いんだもんなあ。お見事。 『催眠』を読んで無くても~とのことだけれど、 私、気になります! 次回はフランス!?どうなってしまうのか。

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    投稿日: 2012.11.05
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    ある1枚の邦画ポスターのある場所に起こる連続不審火の謎を解くお話。 このシリーズって小笠原のいる意味はあるのかなぁ。結構ドジな役回りしか回っていない気がする。 相棒は警察署の人たちでも良いような・・・。 相変わらず、莉子の知識や洞察力には感心させられる。そして、このシリーズは時事ネタが多いのが魅力の1つ。今回だと、映画「アマルフィ」のポスターの話題。発売してすぐに読むと面白いのかも。

    0
    投稿日: 2012.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ある特定の映画のポスターが次々に放火される! という謎の事件。なんか、ちょっと拍子抜けなオチだったかな~。『催眠』の嵯峨敏也も登場。『催眠』って、こんなヤツが主人公なの? だったら絶対共感できないわ~、と思っていたら……案の定でした。  「『催眠』も読んでね(きゃるん☆)」って感じで、作者あざといわー。そんなこんなで☆は3つです。 【メモ】 ・チョコレートは、意外と虫歯になりにくい。

    0
    投稿日: 2012.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     【おはなし】人の死なないミステリ第四弾。相次いで狙われる映画のポスター、犯人の目的とは一体? 不可能犯罪の謎が解けたとき、誰もが“騙されていた”ことに気が付く。  【良かった】いつもより主人公が一人増えた感じでお得な気分に。ヒロインの鑑定眼が健在なのは言うまでもなく、今回は思わず「その手があったか!」と唸る発想を見せつけてくれる。  【イマイチ】毎度のことながら、事件の真相が最後になって一気に解けすぎている。中身は濃いはずなのに、それが最後の局面で活かされない(真実が全て最後に口頭説明される)から、話として薄い印象を受ける。中盤の積み重ねが「盛り上げる」ためでなく、「騙す」ためだけにあったと捉えるなら、仕組みとしてはアリなのかも知れないが……。  【総評】面白いのだが、話の造りに粗雑さがあって素直に呑み込めない。シリーズではあるものの、「ご想像にお任せします」の一言で明確な繋がりを描写しない手法というか、あとがきがないことも含めて、「書きたいもの書いたらあとはジャイアントスイング」方式なのはあまり良い印象を受けない。ただそれも、次の巻を読み始めるときの後腐れなさを手助けしているので、このままでいいといえばいいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.09.20
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    これが万能鑑定士Qという作品の決着のつけ方なのでしょうね。 またしても最終的に小笠原は蚊帳の外なんですね……。結構活躍したのに。本気で可哀想に思えてきた(笑)  今回もまた一本取られましたね。動機が想像よりもちょっとアレだったけど。   なんでだろう……なんか小笠原を応援したくなる……がんばれ。

    0
    投稿日: 2012.09.17
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    謎の連続放火事件。 狙われたのは映画のポスター。 万能鑑定士の莉子ですが専門外で知識不足な部分があったり、 お酒を飲んで愚痴を吐いたりと人間らしい部分が見れます。 犯人は中盤くらいで見当が付きます。

    0
    投稿日: 2012.09.07
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    映画のポスター延焼事件。この人が怪しいな~とはわかるんだけど、動機までは読み終わるまでわからなかった。

    0
    投稿日: 2012.08.24
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    最後の最後で うお(;゜Д゜)!?そうきたか!! となりました。 こういう、小説ならではの仕掛け、好きです。

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    投稿日: 2012.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    始まる前の注釈が最大の伏線。 話の途中途中で嵯峨先生が怪しいとは思うものの、まさか「催眠」シリーズ主人公が犯人ではないだろうと決めつけてしまっていた。 著者も読者がそう思うのを分かってあえてやってるのだろうからにくい。 それ以外はいつも通りだが、すべての内容が伏線となっていたり、最近の社会的変化、トレンドなどを随所に盛り込んできていたりと毎度のことながら仕事の早さに驚かされる。 全体を通して大きな動きはないが最終章の盛り上がりとどんでん返しにまんまとしてやられたので満足です。

    0
    投稿日: 2012.06.13
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    ネタバレなしの感想が難しい本。ある意味本編が始まる前から始まってる感じ。あれがなければと思っていたらまあ。数々の違和感は知らないせいではなかったのか。蘊蓄はいつもながらですが、よくあの暗号解読のきっかけになるネタ出してきたなあ

    0
    投稿日: 2012.06.12
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    今回も著者の見事なトリックにはめられる。しかし、読み終わった後『やられたっ』という気持ちが、心地よいのがこの作品の良いところ。次巻も期待!

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    投稿日: 2012.05.30
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    半分くらい読んだ時点で犯人が想像できてしまったのが残念。 前の三冊のように読み終わったときに救われないなと感じる話ではなかった。そのぶんだけ読後感が良かった。

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    投稿日: 2012.05.01
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    ★3.5 万能鑑定士Qシリーズ第4段! 凛子が「あるポスター」が次々と放火される謎に迫る。 ついついノストラダムスの大予言を調べてしまった。 小説をきっかけに他のことに興味を持てるっていい! 本編は別作品の登場人物が出てくるのだけど、読んでおけばよかったなーと思った。 ラストがああなるなら尚更! もちろん知らなくても楽しめるけど、知ってたらもっと楽しめるはず。

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    投稿日: 2012.04.25
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    まさに「刷り込みというものは恐ろしい」の一言に尽きる結末でした! 最後は驚きと悲しみ、同時に安堵感と温かさもあり良かったです。

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    投稿日: 2012.03.27