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四畳半神話大系
四畳半神話大系
森見登美彦/KADOKAWA
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総合評価

1607件)
4.0
447
622
338
62
8
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どのサークルに入るか、4つの選択肢の中から、選んだサークルによって分かれる4つの並行世界の話。 4つの章で、全く同じ文が沢山出てきて、読み飛ばしたりして途中、飽きてきてしまったが、文章が面白い。 特に、最後の章の、「八十日間四畳半一周」が面白かった。挫折せず最後まで読んで良かった。 カステラと魚肉ソーセージと大根のかけらを食べ続けてるところが面白かった。 蛾の大量発生がなぜ起きたか、この章でわかった。

    2
    投稿日: 2024.02.04
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    森見作品で一二を争うくらい好き。 “私”の選択によって生まれた並行世界。 出会う人や起こるエピソードが、全く同じだったりちょっとだけ違ったり。本当にお見事な小説ですよね! 最終話、四畳半世界から抜け出した後に訪れた鴨川デルタの美しさたるや。似たような文面なのに、他の並行世界で読むより一層キラキラ煌めいた川面が頭に浮かび上がってくるのはマジックだなぁ。四畳半タイムマシンブルースの最後の場面の鴨川の描写も素敵ですよね。 “私”は気づいていないのかもしれないけど、薔薇色のキャンパスライフを送っていて本当に羨ましい。。映画サークル「みそぎ」の一員としてひっそり紛れ込みたいです。

    6
    投稿日: 2024.01.30
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    2024年 鑑賞作品 No.1 《感想》 好きなやつ! 森見ワールド全開のドタバタ奇怪劇場の開演。 4つの可能性を並行世界として描きつつ、黒い運命の糸で結ばれた避けられない人生をもがき生きる主人公の姿が痛快であった。 端々に張り巡らされた伏線にはあっと声を唸らせてしまった…。 《印象に残ったシーン》 ▼ 四畳半を渡り歩くシーン 主人公があらゆる選択をとった場合のパラレルワールドを移動する中で、それまでに登場した仕掛けが隠されており、全てが一つの横軸で繋がる瞬間だった。 《MVPキャラクター》 ▼ 小津 主人公の「私」を堕落に陥れ、周囲の人々を掻き乱して暗躍する姿が憎らしいが、ときおり見せる「私」への優しさが愛おしい。 また、彼女という唯一の弱みは、妖怪である小津を唯一人間たらしめている部分である。 だから憎めない笑。 《ぐっときたフレーズ》 「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である」by樋口師匠 →主人公は、どんな選択をとっても小津と出会うのであり、バラ色のキャンパスライフを送ることはできない。主人公は、どんなキャンパスライフをも送れる可能性を潜在的に有しているのではなく、小津と出会い無為なキャンパスライフを送らざるを得ない。そこに主人公のアイデンティティが確立している。すなわち、バラ色のキャンパスライフに対する不可能性が、「私」を「私」たらしめている。このことから、私たちは、「何になれる」ではなく「何になれない」によって、「何ができる」ではなく「何ができない」によって、自己の存在が規定されているのだろう。

    2
    投稿日: 2024.01.13
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    結局どの選択肢を選んでも、最高の大学生活じゃないか!と私は思う。薔薇色ではないけど、間違いなく青春。 やっぱり森見登美彦の作品は文体が特徴的で、言い回しが面白くてするすると読めてしまう。読んだあとしばらくは真似たような文体で日記やら何やらを書きそうになるので危険。 章を読み進めていくうちに、話を理解していく感覚が楽しい。伏線があちらこちらに散りばめられていてたまらない。 『恋文の技術』も先に読んでいたけど、これを読んだときの感覚に近かった。こちらも面白いのでぜひ。 どのキャラクターも憎むことができなくて愛らしい。 小津は結局「私」の一番の理解者だし、なんだかんだ言ってめちゃくちゃいいやつ。ヒロインの明石さんは、淡々としているところがかっこいい。 こんな大学生活送れたら最高だろうな。 四畳半に憧れて鴨川デルタも行きました。大好き。

    2
    投稿日: 2024.01.13
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    初めて読了した森見登美彦さんの作品でした。少し読みにくくとっつきにくかったが、読んでいくうちに森見さん独特の言い回しが癖になってきた。読了できたことで自信もついたので、『有頂天家族』など他作品も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2024.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一章を読み終わった時点ではこのあとどうやってアニメ化するほど面白い予想外の展開になっていくのか想像できなかったけど、二章、三章でなるほど並行世界の話かつところどころ並行世界同士交わってるなぁと気付かされてからは面白かった。 同じ展開(文章)が違和感なく散りばめられてて洒落た作者だなぁと思った。

    2
    投稿日: 2024.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日々は選択の連続で、その選択一つ一つの結果として未来が少しずつ変わって、いろんな並行世界が存在するということに最後に辿り着いてるのが綺麗だった。 日々の小さな決断について考えさせられる。 あと、どんな並行世界でも親しくなる人、大事な存在は共通してるのかもしれないとも思わされる。 こんなに細かくエピソードを張り巡らせて、4つの並行した話を書き上げているのは本当に凄い、そして飽きない文体、凄い。

    1
    投稿日: 2023.12.30
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    大学の新入生時に選んだサークルによって、その後の学生生活が薔薇色になるか、はたまた無意に過ごすことになるのか。全体が四話で構成されており、それぞれ別のサークルを選ぶ(人生の選択肢を選ぶ)ことによってストーリーが進んでいきます。 第一話から第二話に移ったとき、涼宮ハルヒのエンドレスエイトのような、時間ループものだったら嫌だなと思っていたら、パラレルワールドだったので一安心。ただし、これが四話続くのはキツイなと思いながら読み進めていたら、第四話でちゃんとオチを用意していました。個性的な登場人物たちが語る多彩な言葉遊びや、海外文学にも理解があるなど、著者は頭いいんだなと感心しきり。 それにしても、人生の選択肢を「もしも」と回想したところで、大して変わらない人生…『輪るピングドラム』でいうところの「きっと何者にもなれない」人生なのだろうということは、年を重ねるほど理解できますけどね。若いときを思い返してみると、主人公と同様に、いろいろ思い悩んで違う人生を夢想していた事が、なんだか懐かしく思い出されて、微笑ましい気持ちになりました。 余談ですが、ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』がたくさん出てきます。未読でも問題ないですが、読んでいればより楽しめるでしょう。また 『海底二万里』の他に、スティーブンソン『宝島』、シェイクスピア『リア王』、デフォー『ロビンソン・クルーソー』のあらすじを知っているといいかもしれないです。しかし、どれも名作なので未読の人は一読をおすすめします。 追記:屋台の『猫ラーメン』は、最終話の「八十日間四畳半一周」のタイトルに引用された、ジュール・ヴェルヌ『八十日間世界一周』に出てくる話しが元ネタかもしれない。主人公がインドのボンベイで「ジブロット(兎の白ワイン煮込み)」を注文して食べたら、あまりの不味さに「この兎は殺されるときに、にゃあにゃあと鳴かなかったかね」と給仕頭に問いただす場面があります。こちらの味は、不味かったようですが。 追記:古書店の『峨眉書房』は、李白の七言絶句『峨眉山月の歌』という詩から名付けたのかも知れない。ヒロインの明石さんの嫌いな「蛾」と峨眉山(中国四川省の仙人が住むと言われる山)の「峨」に絡めているのでしょう。明石さんは、古書が好きなので対象的ですね。あと、峨眉(蛾眉)の美人であったり、峨眉山の「眉」は眉唾物の意味で捉えると、本作がより味わい深い作品であるように思えてきました。

    12
    投稿日: 2023.12.28
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    「あの時こうしていれば」なんて、やり直したってどうせ大して変わり映えしない。無意義で不毛な学生生活も奇怪な友人も捨てたもんじゃないよ。

    3
    投稿日: 2023.12.26
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    読む人によっては本当に「神話」かもしれない。なんか、学生の同期に実はこんな人が紛れていたのかもしれないと思ってみたり。でもたぶん明石さんはいなかっただろうし、だからこそ神話なのかもしれないけど。果たしてこの主人公は長じたのちにどんな大人になるのか思いやられる。

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    冴えない三回の大学生が様々な並行世界で繰り広げられる物語。 どんな選択をしても大筋は同じやけど、小さな選択が大きく人生を変えることになることを教えてくれる作品。 日常系の作品はあんまり好きじゃなかったけど最終話は伏線回収もあり、展開も気になりで面白かった。 京都で聖地巡礼したいなぁ。

    2
    投稿日: 2023.12.16
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    以前読んだ森見登美彦さんの作品が、自分には読みづらくて中々読み進められなかったことから、森見登美彦さんの作品には苦手意識があったのですが、この作品はそんなこともなくスルスルと読めました。めちゃくちゃ面白かったです。終始阿呆なことしかしていないんだけど、それが癖になります。登場するキャラクター全員が愛らしいです。並行世界という話の構成も楽しかったです。

    1
    投稿日: 2023.12.12
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    何を見せられていたのだろうか、いや、何を読まされていたのだろうか。良い意味で、何なんだ?でした。 京都の大学に通う男子学生の話だけど、全く憧れもしなければワクワクもしない。爽やかとは真逆の所にいて、意味不明で、とにかく、何やってるの!?の「私」の話。そして4章目でようやく話が動いていく。…何か深い。 人生には本当にたくさんの選択する場面があって、その選択によって少しづつだけど世界が変わっていく。あの時ああしておけば…なんて100万回くらい思ったことがあると思う。だけど、私は私で、どんな選択をしても「私」は変わらない。選択も大切だけど、私がどうしたいかと、私がどうするか、が一番大切なのかもしれない。

    6
    投稿日: 2023.12.05
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    森見登美彦の作品は文体が独特で少し苦手だったけど、これはするする読めた! あの時この選択をしていれば、、って悩むことは自分自身多々あるけど、結局同じような結果になるというのは妙に納得してしまった。 キャラクターが魅力的で主人公も小津もアホらしくてかわいらしい。

    2
    投稿日: 2023.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昨年の丁度今頃、森見氏の作品「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。 京都の学生譚でありますが、ややファンタジーチックな味のある作品でありました。 それに負けず劣らずおもろい作品でありました。 ・・・ そして本作。 主人公は、解説の佐藤哲也氏曰く「重厚かつ尊大」な「私」。かれが大学三回生として、無駄に過ごした日々を振り返りつつ、青春をばかばかしくもひねくれた形で親友かつ敵でもある「小津」とともに表現します。 四畳半という都会の貧乏学生の、アナクロニズムかというくらいの典型の住居を中心に、「そうであったかもしれない」別の学生生活のシナリオを、雄大・尊大でばかばかしい文語調で語ります。 四つあるどのシナリオ。結局どう転んでも時間を無駄に過ごすような大学生活にしかならないのはご愛敬笑 なお、「夜は~」の黒髪の乙女は、本作でも「明石さん」として頻繁に登場。というか樋口先輩など関連するキャラ多数。 ・・・ あ、因みに「ツボ」的なのはやはり酔っ払った羽貫さんを前にした「ジョニー」との対話ですね笑 男性ならではの「残念?」なシーンですね。散々道徳とか人に悪くしないなんて教育を受けていくと、狼に変身する仕方やそのタイミングが分からなかったりしますよねえ。 ジョニー、何であそこ脳みそを乗っ取らなかった! まあでも主人公の気持ちも分かります。君は要するにヘタレなのだ。そして君は昔の私である。 ・・・ でねえ。こういうアホな学生の話を読んでいると自分の時代も思い出すんですよ。 私が学生であった1990年代でもこういう風呂なしトイレ共同みたいなボロアパート、絶滅寸前でしたが、ありました。バンカラ的生き方への憧れの象徴でありました。 そこで私も東京で風呂なしのボロアパートで独り暮らしをしてみました。が、当時の彼女(今の嫁さん)に、「可哀そう!」と情けをかけられ、ほどなくして同棲へと格上げ頂いたのも懐かしい思い出。そんなかつてを想起させます。 ・・・ そして舞台。京都ですよ、京都。 四条とか下鴨とか白川とか、私はうっすらとしか分かりませんが、京都にご縁のある方はかなり楽しく読めることでしょう。また京都という街が、文語で語られることが実に似合う街じゃあありませんか。 ・・・ ということで森見氏の作品、二作目でした。 青春小説、学生モノ、京都を舞台にしたものが読みたい、そんな方にはお勧めできると思います。 読後に学生に戻りたくなる、そんな作品です。

    1
    投稿日: 2023.11.01
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    あほらしい、本当にあほらしい! だからこそ、登場人物が愛おしくてたまらない。 森見さんの非常に整った(明治文学っぽい?)語り口で紡がれる、あほらしいけど青春が濃縮された物語。 真面目な語り口だからこそ際立つくだらなさがたまらず、さっぱりとした読了感。

    4
    投稿日: 2023.10.22
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    パラレルワールド系だからちょっと長いけどこの本見て森見登美彦読むようになったぐらいすきなやつ 京都の大学生が主人公だから文字で読んでるだけだけど京都のその場所が思い浮かぶ感じ☺️ 主人公ひねくれ系だから恋愛要素もちょっとあるけど無駄な恋愛描写なくて読みやすい 言い回しがすき!

    1
    投稿日: 2023.10.16
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    森見さんの作品は「夜は短し〜」に続き2作品目。同じ人物もちらほら登場。愉快なキャラクターと文章、独特な世界観、韻を踏むような構成が素敵。

    4
    投稿日: 2023.10.15
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    遊び心100%と言う感じの小説。自分はどういう選択をしたとしても結果は大して変わらないという救いのない話といえば話なのだが、それを微塵も感じさせないのは作者の力だろうか…一応ハッピーエンドだからかもしれないが。 この人の小説は世界観を受け入れるまでに時間はかかるけれど、一度入り込んでしまうとスラスラ読めて楽しい。おそらく無理な人にはずっと無理な気もする。

    1
    投稿日: 2023.10.13
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    言葉の豊富さがすごい 楽しい気持ちで読めてとても面白かった 情景や登場人物について色々想像しやすかった また読んでみたいと思う小説 とても良かった

    1
    投稿日: 2023.10.11
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    大学3回生の「私」が住むのは四畳半の部屋。phaさんが学生時代にお住まいだったという寮の話を勝手にイメージしつつ楽しく読んでしまいました。四つの小話のパラレルな構成が面白かった! 1回生の時に入ったサークルと小津くんのせいでしけた大学生活を余儀なくされたと愚痴っているけれど、どのサークルを選ぼうが、似たような生活の果てに、3回生になってから、なかなか悪くない展開になってくる、という、ほっこりする(のか?)お話でした。

    9
    投稿日: 2023.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかくおしゃれすぎる。俗に言う、言葉遊びがすごい、とは次元が違うくらいずば抜けた言葉遊び。また、歩けよ乙女よりも内容が皮肉が効いてて、言葉遊びも面白くなってる。でも、最後の章があまりすっきりとしない。しかし、それを含めたとしても、この作品は大分面白い。難しい熟語に飢えた、好奇心溢れる中学生におすすめ。

    2
    投稿日: 2023.09.19
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    京都を舞台とした大学3回生が主人公の数日間の物語。1回生の時にどのサークルを選んだかによって展開される4つのパラレルワールド。 京都に詳しい人、大学生ぐらいの子が読むと面白いだろう。 腐れ縁の小津、重鎮の樋口師匠、明石さんや歯科衛生士の羽貫さん(駄洒落か)など個性的な登場人物たちに囲まれ、カッコつけで硬派を気取る、実は臆病な主人公。 主人公の気持ちはよく理解出来た。殆どの男子校生はこんな気持ちを持っていたのではないかと思う。

    1
    投稿日: 2023.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    京都に住んでいるため、京都の地理が登場し自分の体験と重ねることができ面白かった。 また、それぞれの話のつながり、共通点・相違点があるのが読み応えがあった。

    1
    投稿日: 2023.09.12
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    初めての森見作品 第二話を読んだ時に、そういう話の広げ方!と驚いた パラレルワールド?ともちがって、別の選択をした場合の模様が綴られていく 最後の八十日間あたりで私はちょっとついていけなくなってしまったのだけれどアニメ見たらまた解釈が深まるのかな 独特の文体が日本昔ばなしのような雰囲気が漂ってたように感じた(語り手がいる感じとか)

    1
    投稿日: 2023.09.04
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    文体が特徴的だけど読みやすい。不思議な感覚。3話目まで全て同じ終わり方にして最後はちょっと外すの好き。

    2
    投稿日: 2023.08.25
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    「私」のしみったれて残念な学生生活を、入学時のサークルの選択によるパラレルワールドから見る話 私から見たらまるで妖怪のような見た目で、陰険でありながら、私がどのような選択をしようとも人生に登場してくる小津 黒髪の乙女の明石さん 酔うと顔を舐め始める羽貫さん 「我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能性である」とか言いやがるどこか達観した感じのある樋口師匠 薔薇色の学生生活を送ることだけが大学生じゃないし、こんな感じの人間関係で生きていくこともまた良い経験だと思った。まあ何だかんだ大学で友好関係が広がらなくても死ぬことは無いしそこそこ楽しい生活が送れるっぽいって感じかな?闇鍋のシーンは各々楽しんでそうでよかった。大学生だけでしか醸し出せない雰囲気もあるよね。 私もサークルをとっととやめてこんな感じに生きて生きたい そして恋が実ったことを表現する描写がとても好き。

    2
    投稿日: 2023.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな作品。言葉遣いがおもしろいし、小津がいいキャラしてる。4つ目の並行世界で、前3つの話と繋がっていたことが分かったとき興奮した。 他の森見作品も読みたい。 「僕なりの愛ですわい」 「そんな汚いもん、いらんわい」

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    記憶消してもう一回読みたい。大刺さり過ぎる。あまり慣れない単語なのに、テンポよくてするする入ってくるのがおもしろかった。凄い。京都のどうしても人を惹きつけちゃう独特の空気を感じられた。

    1
    投稿日: 2023.08.06
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    どういう本なのか全く知らずに読んだから、第二話が第一話と全くおんなじ展開(本当は同じではないんだけど)で始まってちょっと困惑した。 主人公の選択によって変わるパラレルワールドの四つの世界のお話を読むのは、昔やったゲームブックと似ている気がしてちょっと楽しかった。 結局、主人公がどんな選択をしても小津さんと明石さんとは出会っちゃってて、人との出会いってまさにこういうことなのかもしれないなと思ったり。森見さんの小説はやっぱり痛快で夏向き。

    4
    投稿日: 2023.08.04
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    内容は『冴えない大学生がパラレルワールドに迷い込む』というありがちな話なのに、文章の小気味良さが心地良くてたまりませんでした。

    2
    投稿日: 2023.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言葉選びが逸品で笑いながら読んでた。 最終章の延々と四畳半の自分の部屋が延々と続くって下手したらホラーなのだが、文章のお陰で暗くならずに読めた。 何食ったらこんな文章かけるのか。

    1
    投稿日: 2023.07.08
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    無数の選択により無数に生まれるパラレルワールド。 いろいろな悪戯もありそうでなさそうで楽しそうだった。あと、人とのやり取りが軽快で活気に溢れた毎日になっていそう。 京都の町並みを見て感じに行きたいと思った。

    2
    投稿日: 2023.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 腐れ大学生が一年生の時に何のサークルを選ぶかで話が変わるパラレルもの。 最後だけ思い切り違う話になって意表を突かれるけど面白い。 明石さんはかわいい

    2
    投稿日: 2023.06.28
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    恋ノ邪魔者編 「古典的冒険に空想に羽ばたかせようとしたがとしたが、羽ばたいているのは妄想ばかりであった。」 ↑好きなフレーズ(個人的に小説を読む際に、集中力がなくなった時に一番陥る現象) 師匠のセリフP150 「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。 我々という存在を規定するのは我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能性である」 「我々の大方の苦悩は、あり得べき別の別の人生を、夢想するところから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根源だ。今ここにある君以外他の何者にもなれない自分を認めなくてはならない。以下略略」 恋ノ邪魔者編の主人公が自分と重なる部分が目に余るほどあったので小説を読むと言うよりは、自己半身のエッセイを読んでいる様に感じれた。 あと、森見登美彦さんの京都観光案内をすごーく読みたくなった。京都の鴨川デルタに続き、四条通り、木屋町通、先斗町など、京都の街並みの良さがありありと情景に浮かぶストーリーの流れに惹かれて京都に学生として下宿することに憧れに憧れた。 あと何故かモテたい欲がすんごい増しました。何故だろうかね。

    2
    投稿日: 2023.06.26
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     京都を舞台にした、一種独特な雰囲気の小説。この作者の「夜は短し歩けよ乙女」よりはむしろ、ほかの作者による「鴨川ホルモー」の方を連想させるような雰囲気だった。何回も似たようなシーンが登場する短編が三つ、そして最後の四つめが総まとめような役割の展開。好き嫌いはあるかもしれないが、私には悪くはなかった。

    4
    投稿日: 2023.06.20
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    【俺の青春の責任をすべて、この本になすりつけてやりたい。】 大学三回生になる、主人公の「私」は嘆いていた。 あのときあのサークルに入っていなければ、違う道を選んでいれば。 妖怪のような面をした悪友、下宿先の真上に住む謎の怪人、酔うと顔を舐め始める美女…あらゆる変人奇人などに囲まれ、4つの平行世界を彷徨う。 京都を駆け巡る、私の人生に多大なる影響を及ぼした青春小説。 やられた。 高校生の時この本に出会い、黒髪の美女を求め京都の大学に繰り出してから全ての歯車が狂った。 阿呆どもと阿呆で空虚な暴挙を繰り返し、結局黒髪の美女を捕まえられなかった…。 嗚呼、責任者は誰か! 森見さんか!俺か! もちろん俺だ!

    2
    投稿日: 2023.06.18
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    大学時代の思ったほどうまくいかないところを思い出した。主人公の苦悩が、面白おかしく表現されているけど、それは読んでいて楽しいけど、うーん、個人的には印象は薄いかな。

    1
    投稿日: 2023.06.15
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    主人公が大学に入って、様々なトラブルにあっていくストーリーが、とてもコミカルで面白かったです。人間のアクだったりとか、こういうことやっちゃいけないよな、 っていうのをやってしまう人たちの中で、つながりが生まれたり、あるいはそれが愛されたり、それが思いもよらぬ方向に動いてしまったり、あぁあぁだめだなぁとニヤニヤしながら思ってしまいます。が、そういったことを 大学生の頃の自分と重ね合わせて、すごく楽しく読むことができました。まだ読んだことのない人に、このストーリーを"ワクワク"しながら読んでほしいなと思う一冊です。

    2
    投稿日: 2023.06.12
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    4話からなっているが、第三話までは同じような展開で、最終話もこのまま終わってしまうのかと期待せずに読み進めたけど、放り出さずに読んでよかったです。人生選択の連続だけど、あの時に違う方を選んでいたら…なんて事は間違いですね。どんな選択をしても、結局は自分の心持ち次第で、未来は変わっていくんだなって気がしました。私と小津の関係、ナイスですね。京大下宿生の生活を垣間見たかんじで、私は自宅通いだったけど大学時代を懐かしく思いました。

    1
    投稿日: 2023.05.16
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    わたし、小津、明石さん、樋口師匠と森見登美彦らしいテンポの良いへんてこな会話で紡がれるストーリー。好きな台詞も多く何度でも楽しめるお話。

    1
    投稿日: 2023.05.03
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    幻の至宝と言われる「薔薇色で有意義なキャンパスライフ」…幻という時点でもうかなり、すこぶるハードルが高いとわかります。高くて見えん笑 並行世界に見えて微妙に繋がってるみたいだし、しかもリピートしてる感じ?ですね。悪友とか付き合う人ってどうしても出会っちゃうんですね。 日本固有の空間、四畳半。住んだことはないですが、〝動かなくても全てに手が届く広さ〟ってイメージがあります。なんとなく、自堕落ですね笑 「とりあえず大目に見てやるにやぶさかではない」最終話で四畳半に八十日間一人になった後、最後のセリフが入れ替わってるのが心憎いです。

    3
    投稿日: 2023.04.09
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    昔アニメを観たことがあって印象深かったけど、実際に文字で読んでみると想像が広がって楽しい。森見登美彦先生の独特の言い回しがやっぱり癖になるし、京都に行きたくなるなあ。 あとあまり描写がないのに明石さんに惹かれる。不思議。 面白かった。

    1
    投稿日: 2023.04.04
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    私も、もしもあの時ああしていればこうしていればと日々後悔ばかりしているけれど、どういう決断をしてたって現実は大して変わらなかったんだろうなぁ...と思いながら読んでた。アニメも見たい。 小津と、今読んでる「三四郎」に出てくる与次郎のキャラがなんとなく被ってる気がして面白かった。

    2
    投稿日: 2023.04.02
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    この頃悲しい系が続いていただけに不思議で暖かい森見ワールドが最高だった。途中まではよく分からなくて読み飛ばしていたようなところも最後の伏線回収で途端に意味をなしてくる。最高の黒い糸だ。

    2
    投稿日: 2023.03.27
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    無為かつドラマティックなあの頃が匂いまで甦ってきた。だらだらとしたように見えて、本人は一生懸命だったなあ…

    2
    投稿日: 2023.03.24
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    先にアニメを観てたので、アニメの世界を文章にするとどんな感じなのかってずっと思ってました。あの早口がそのまま文章になっていたなんて! しかも大好きな京都を堪能できて、それも最高!映画も楽しみ!森見作品×中村先生×アジカン=最高。

    2
    投稿日: 2023.03.20
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    アニメは何度も観たけど、本は初めて読んだ。 全く同じ文章が続くところもあるのに、なぜか飽きない。 原作は当然面白かったけど、アニメも良くできてた!

    2
    投稿日: 2023.03.17
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     「私」は京都大学の3回生。 バラ色のキャンパスライフを夢見、それを得んとするに様々な選択肢を前にする。 映画サークルに入り人の恋路を邪魔することに興じるのか、師を仰ぎ無意味な戦争に身を窶すのか、人形と生を共にするのか、秘密組織に入るか、四畳半の部屋でその生涯を終えるのか。 幸せな大学生活・・・初恋の乙女「明石さん」との恋の成就は叶うのか、それとも悪友とともに海淵に沈んでゆくのか。  大学生活の数多ある選択肢を描いた平衡世界のファンタジー。 ちょっとおかしなキャラクターと四畳半に果てしなく広がる物語を味わおう。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    何度も繰り返される部分で理解と解釈が増えていく。並行世界とかもうまあ良くわからんが登場人物が濃いので単純に楽しめるし、どう足掻いても「微細にしか変わらない人生」を見せられた。無い物ねだりせず、人生を楽しもうと思った。真面目すぎか

    4
    投稿日: 2023.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「薔薇色の大学生活」 大学生になってから読んで良かったと思える作品 今後の人生で何回も読み直したいしその時その時で感想が変わるだろうなと思う 古典部シリーズの奉太郎にも通ずるところがあるなという

    1
    投稿日: 2023.02.20
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     いろんな世界線がある、というのを理解した時は気持ちよかった。同じ文なのに、使いまわされてる感じというよりむしろ、登場のたびにどんどん自分の中に溶け込んでいくような気がした。  だいぶ空いたね。ペース上げなきゃ。

    2
    投稿日: 2023.02.08
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    最初は少し硬派な文体でページが進まなかったけれど、コミカルな表現も多々あり、それに慣れるとするする読めた。 ほんの一瞬の選択で人生は変わるけれど、結局大きく人生を変えるのは自分の行動と思考次第だと思った。 変わりたいと思うなら思い切って行動すること。

    1
    投稿日: 2023.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     森見登美彦さんの文章は不思議と読むのに時間がかかる。  有名な本だから読んでみたが、収束するパラレルワールド。としか感じられなかった。  オーソグナルメッシュ状に広がるパラレルワールドというイメージは面白かった。  人の特性により、別の道を選んでも、最終的に同じ結果にたどり着くというのは、真か偽か。

    1
    投稿日: 2023.02.03
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    大学生の話だから興味持った ファンタジーとしては面白いけど、読みたかった大学生のストーリーではなかった

    0
    投稿日: 2023.01.06
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     なんとも評価が割れそうな作品と感じた。大学生の主人公を中心に、奇妙で魅力的な?登場人物によって、とんだ拍子から入ったサークル?で巻き起こるパラレルワールド青春物語といったところか。  形式的には主人公の語り口調で話はすすむもので、「四畳半恋ノ邪魔者」「四畳半自虐的代理代理戦争」「四畳半の甘い生活」「八十日間四畳半一周」の4部構成で成り立っている。  どの話もどのサークルに所属するかの違いなどの差異はあるものの、登場人物の性格や大まかな展開の基本主軸は変わらずに、またそれぞれの話が補完的にそれぞれを補い、四話をもって一つとなるものである。  勿論努力や苦労をしない訳ではなく、自分はどちらかというと運命はあまり信じないタチだが、この物語は何か決断等をした時に「違う道もあったのでは」と誰しもが考えがちなことと、その真逆の事で、登場人物の小津が「どんな道を選んでも僕に会っていたと思う」と言ったことなど、人生において日々選択を迫られて決断をしていることは、まるでこの物語のように終着点では、もしかして同一なのかとも錯覚させられてしまうように、上手く物語にさり気なく織り込み、面白おかしく話をまとめている。

    0
    投稿日: 2023.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有名な本なので読んでみました。京都が舞台でまた大学生達が珍奇なできごとをくりひろげる話でした。 最初の選択を間違えていなければもっと大学生活は変わったものになったかもしれないと嘆く大学生を主人公に据えて、パラレルワールド風に4パターンの話が描かれました。最初の選択が違っても結局細かなところ以外はたいして変わりばえのしない生活を送ってましたね。 この珍奇さが面白さなんだと思いますが。あくまでも私の好みではない話ですね。

    1
    投稿日: 2022.12.19
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    最初のところはちょっと読みにくかったですが、第二章から進撃して、全てが最後の四畳半で爆発しました。さすが森見登美彦先生。

    2
    投稿日: 2022.12.13
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    初森見登美彦。文体とコミカルさを混ぜ込んだ魅力。もっと早く読めば良かったと思う一方でこんなの高校生とかで読んでたらもっと拗らせて大学生活に突入してただろうなとも思うのでおじさんになってから読んできっと良かった。コロナ前の大学生の意味不明で無敵に濃密な世界。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    P 14 ひょっとすると十年前に生き別れた兄かと考えたが、兄とは生き別れていないし、そもそも私には兄はいない P 23 私は神々に対する怒りで震えた。 もっとほかにすることはないのか。 P 24 たとえパンツ一丁でいるにしても、紳士的であらねばならないからである P 35 逃げながらすでに「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と叫んでいる。誇りも何もあったものではない。 P 46 老婆の慧眼に、私は早くも脱帽した。 P 50 「ようそんな気色の悪い物体をたべますねぇ。それ菌ですよ。菌の茶色いかたまりですよ。信じられないなあ。その傘の裏にある白いヒダヒダなんですか。何のためにそれあるんですか」 P211 「こんな風に他人の愛を踏みにじるのは冗談ではすまないと言い張ってた。たとえ相手が人形だとしてもね。彼女は自主破門する覚悟だそうだ」 P 271 私は半年以上もの間、小津と文通していたのである P400 もっぱら過去に思いを馳せて失敗を悔やみ、現在の不遇を思って怒りを起こし、自問するのはほどほどにして一切を唾棄すべき親友の「小津」のせいにする。 P404 読んでいるこちらはなにしろ刷り込まれやすいので魚肉ハンバーグなるものを一つ食べてみようかと考える。いや、実態に食べたのである。あんまりおいしくなかったのである。

    0
    投稿日: 2022.12.02
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    読了。 特徴的な文章で、一章を読むのにちょっと苦労しました。あの時この道を選んでいたら…という四つのパラレルワールドのお話。けど結局はそう変わらないというところが面白い。

    1
    投稿日: 2022.12.01
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    面白かった。 孤独ほど辛いものはない。解放された時の素晴らしさと言ったら。自由に生きられる素晴らしさを思い出したいときに。

    0
    投稿日: 2022.11.24
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    「あの時ああしていれば…!」と誰でも後悔するものですが、そんなに悩むことはないよと、何だかんだ丸く治るから大丈夫だよと、そんな希望を持たせてくれる素敵な作品だと感じました。いやあ、面白かったー! 最初は小津が憎くてしょうがなかったんですが、段々憎めなくなってきて最終的に大好きになってました。いい友達を持ったね、主人公。そして何だかんだ明石さんとくっつくのも良いですね。もうそれだけで、後悔するのも烏滸がましいほど素敵な人生を歩んでますよ。

    3
    投稿日: 2022.11.19
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    あの時違った選択をしていれば、人生はまた変わったかもしれないと一度に限らず何度も考えてきました。 最近ふた回り上の方にそんなことを呟いたら諭されまた。 あの人が人生論で諭してくれたのも十分刺さりましたが、 この小説を読んでいてもそんな考えが馬鹿馬鹿しく思えてきました。 主人公の思考回路とかキーパーソンが変わらないという前提で進んでいたので、どんなスタート地点でも上手く収束していく様はパズルを当てはめているような展開の仕方で読んでいて楽しかったです。 友人に勧められ著者の作品を初めて読みましたが面白かったので他作品も読んでみようと思います。

    1
    投稿日: 2022.11.16
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    やっぱり森見登美彦さんの本は面白いです! 本書は、大学生活の2年間を並列世界で描いており 、各世界が微妙に重なり合い、とても面白かった。 「四畳半タイムマシンブルース」がアニメ化されるみたいなので、楽しみです。 ぜひぜひ読んでみて下さい。

    5
    投稿日: 2022.11.08
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    青春ものには狭い部屋がよく合う (高野秀行『ワセダ三畳〜 主人公目線ではしっかりして見える「先輩」もせいぜいハタチ前後なわけで外からみると

    1
    投稿日: 2022.11.01
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    設定が面白かった。 世界観は、ファンタジーやけど、物語に入り込みやすいのは、設定が細かくて、登場人物たちが人間味のあるキャラやからかな。 森見さんのお話は初めて読んだけど、頭が良い面白いおじ様の昔話を聞いてる気持ちになれる、、、それがハマる。

    1
    投稿日: 2022.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4パターンの世界線が描かれていて、途中までは退屈に感じちゃうかもしれないけどそれぞれの結論を読む感じなんやかんや明石さんと結ばれて良かった。 明石との出会い、関わりが薄い関係からの結ばれるパターンは羨ましいなとも感じた。 そして小津はなんやかんや精力的に動く、とてもタフなやつだなと。これが長いものに巻かれるものの忠誠心なのか? 森見登美彦さん独特というのだろうか、書き回しは面白いと感じました。

    0
    投稿日: 2022.10.19
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    おもろかった!けど物語の性質上、同じ文章が何度も出てきたりするので耐えです。 『四畳半タイムマシンブルース』読んだ直後に読んだからタイミングミスった。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    森見ワールド全開って感じで面白かった。 四つの選択肢を選んだ先で起こるパラレルワールド。全く同じようで少しづつ違う世界。 なんだか不思議な世界に迷い込んだような、まさに狐に化かされたようなそんな世界観が心地良かった。 阿呆な大学生活って楽しそうだなぁ。

    1
    投稿日: 2022.10.17
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    同僚に借りた、森見氏の作品2冊目。 この作品については何の知識もなく読みはじめたので、慣れるまでにかなり苦戦しました。 しがない男子大学生が主人公。住まいである四畳半に訪れるのは悪友・小津だけ。 大学3回生となって、バラ色の大学生活と程遠い現状に、入学直後のサークル選びに原因があったのでは、と後悔している主人公。 本当にサークルの選択が原因なのか? 最終話で明らかになる、主人公の大学生活の過去と未来。 時折くすりと笑いを誘う文章と、全体の構成の完成度の高さに驚かされます。 ただ…何故か、好きになれないんです、この方の作品。理由はなく、生理的なものだと思いますが。 男性の方が受け入れやすいんじゃないでしょうか。 もう1冊、残ってます。森見氏の作品。借りた以上は読んでみます。

    1
    投稿日: 2022.10.15
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    小説って読んだら、そのストーリーって自分自身の経験として語って良いんですよね? それくらい楽しそうな自分も経験したいようなストーリーでした。 登場人物とストーリー展開に惹かれながら、独特かつノスタルジックな世界観に浸ることができました。 楽しい小説を他にも探してみたいです。

    10
    投稿日: 2022.10.14
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    大学生の薔薇色のキャンパスライフを思い描いていた主人公を体験できる本でした。 恋愛というより人間関係の本と考えるととても面白いと思います。 四畳半シリーズのメンバーはキャラクターが個性的で ミニマムな話でも大きく解釈して面白くしてくれるので好きです。

    1
    投稿日: 2022.10.11
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    途中読んでて少し退屈に感じたが、独特な世界観とパラレルワールドを描きそれが相互に関連する4章構成は面白かった。

    0
    投稿日: 2022.10.11
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    自分が大学3年生の今、読んで良かった。貧乏で馬鹿で下衆なのに憎めない登場人物たちと、あとカステラが今は愛おしい。独特の言い回しは好みが分かれると思うが、そのめんどくさい遠回りな表現が、人間っぽさを象徴しているようで私は好きだった。

    0
    投稿日: 2022.10.06
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    これはもう読んでる時もなんだか凄くいい!と思って、読み終わってからも大好き!と思った作品。 あの小津すら愛おしいと感じて、みんな可愛らしくて凄く好きです。 あぁ出会えて良かったです。

    2
    投稿日: 2022.10.05
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    どんな選択をしても結局はほとんど同じ運命を辿っていくというストーリー。 バラ色のキャンパスライフという幻想に恋焦がれながら、自分ではいつも不運で味気ない日々を送っていると感じる主人公が哀れではある、それを小津のせいにしているのも見ていて面白い。 しかし傍からみるとそんなに悪くない、むしろ普通で平凡とは言い難い出来事や、友人に囲まれ日々を送っている彼が、羨ましくさえあると感じた。 4話構成になっていて、一話ずつ少し違った描写で人生が描かれているが、関わる人物やもの(もちぐまとか香織さんとか)はほぼ同じ、結局同じような結末に至っていく様が見事だと思う。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    最後まで読んでやっと全体の構造に気付くというからくり。とても緻密な設計であるのに、やっていることが冴えない大学生活のやり直しなのが面白い。解説の言う通り、「コピー・ペーストを悪用」であり、これを書いている作者自身に「私」や「小津」と同じものを感じてしまった。しかしながら、これまた解説の言う通り、「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である」という言葉はまさに金言であり、ああすれば良かったこうすれば良かったと悩みがちな現代人たちにある意味喝を入れている……とも受け取れる小説をだった。

    0
    投稿日: 2022.10.01
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    かなり昔1度読んで途中で挫折した本を再読。 改めて読むと気づきも多くてとても面白かった! 森見先生の本は何冊か読んでるけれど、文体・世界観共に森見ワールド全開!って感じで満足感がすごい。 京都を旅したくなる。 我々の存在を規定するのは、我々のもつ可能性ではなく不可能性であるというセリフ、刺さりました。

    1
    投稿日: 2022.09.09
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    大学に入るときのサークルによって分岐する4つの人生。 いずれの人生を選んでも、サークル自体の人生は異なるかもしれないが、明石さんと結ばれるなど大まかな話は変わらないという、面白い観点のお話。 しかし何と言っても、どの人生を選んでも主人公に大いに鑑賞してくる小津はすごすぎる。主人この4倍以上は動いていそうだ。

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    大好きな森見先生の作品だけど、繰り返される文章は私には合わなかったようで。。。単話とすれば、面白いです。

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    題名からセンスをビシビシ感じる。 私もあの時こんな選択をしていたらきっと今や薔薇色の人生を生きていたであろう、と思うこと数万回。考えても考えても当然だがその時には戻らず、只々現実を生きるのみ。でも、結局のところどんな選択をしても同じような人生なんだろうな、と悲しいけれども、現実では試すことのできない、時空を超えた大実験をこの四畳半で行ってくれたお陰で、今後は終えてしまった過去の選択を悔やみ、選択後の人生を無駄に妄想する労力を消費する必要は無くなりそうだ。 それにしても小津は、私が生きている一つの世界で並行していくつもの次元を生きているのが器用過ぎて、そして私にはいない恋人がいて、素敵なマンションで暮らしていて、一体何者なんだろうか。結局、こういう奴が得するような世の中なんだろうな。 最終話の小津と私のやり取り。第一話、二話、三話と逆になっており、コロッセオがしっかり効果を発揮した世界線で、もしかしたら私の人生が好転する唯一の選択なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.09.02
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    こんなに古めかしい単語で構成されてるのに、何故流れるように読めるのか。。ニヤニヤさせてくる言葉選びとストーリ展開も見事すぎて。 エンタメとしてめちゃくちゃ楽しみました。 そして京都で送った大学生活を思い出して少しノスタルジー。

    1
    投稿日: 2022.08.31
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    登場人物全員狸と狐かなってぐらいに面白かった。狸が好きな人はこれも好き。これが好きな人は狸も好きなはず。読んでない人がいたら全力でおすすめしたい。 何が好きかって…ちょっと硬めの言い回しです。「可及的速やかに」とか特に。4編あって同じ文言が4回出てくるけど、飛ばすよりはちゃんと読んだ方が面白い。と思う。

    0
    投稿日: 2022.08.29
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    自分も大学の安下宿で「可能性と不可能性」半々だった頃を思い出す。今でも、あの時こうしていたらああしていればと、タラレバを思う。そんな選択の数々がぎゅっと詰まったファンタジー。これはあの頃の自分の物語なのだ。

    1
    投稿日: 2022.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2022/08/18 読了。 感想は某所のブログで書いたものの再掲です。 ・8月11日に読み始め、18日に読み終えました。 ・森見登美彦の文章はカロリーが高い!!! ・そう思いませんか? 少なくとも三浦しをんを3作品連続で読んだ次に読むと文章のコッテリ感を強く感じた。 ・森見登美彦は初めてじゃなくて、でも5-6年前に『ペンギン・ハイウェイ』を読んだっきりだからほぼほぼ初めてといっても過言じゃないくらいの久々。 ・これも3年前くらいにアニメを見ていたので、地の分そして「私」のセリフが全部浅沼晋太郎で再生される。なんて贅沢な脳してるんだ私は。 ・なんかアニメとは何かが違うと聞いていた気がするんだけど、いかんせんアニメの記憶もうろ覚え程度なのでなんにも気にすることはなく楽しく読めました。 ・人間と人間の感情がよ…… 思想がよ…… とか思わずにニコニコヘラヘラ本読めたのめちゃくちゃ久しぶりかもしれない。というか記憶にない。普段はそういう人間の感情と思想…… みたいなもんばっか好きで読んでるから。でもたまにはいいなこういうの。まだ『有頂天家族』積んでるからまた阿呆やっとるよ……笑 ってなりたいときは読もう。 ・10万回以上言われているような陳腐な感想だけど、それぞれの並行世界でちょっとずつ「私」の立ち位置が変わって、それでも共通してることや出来事があってそれが面白かった。あと私は成就した恋の話を聞くのが大好きだから、もったいぶらずに喋ってくれよと各章ごとに思った。恋のお話?聞かせて……(杉元佐一) ・最終章が一番好きだなー。四畳半をぐるぐる回るところがアニメでもかなり印象深かったのと、「私」がひとりでぐにゃぐにゃしてるのが好き。あれだけ四畳半に固執してたのにあっさり引っ越しちゃうとこも良い。資金が四畳半世界から得たやつなのもいいね。 ・あと最後の小津とのやりとりがキレイだからさ…… 四畳半に軟禁されて小津というか自分以外の他人に愛着が強くなった結果、相対的に小津の株も上がった感じになってて好きだな。あれだけのことになってやっと自分のただひとりの友人という当たり前のことに気づくしょうもなさが「私」の好ましいところだな…… ・おもしろかった! またアニメ見返そう。良いんだよな、浅沼晋太郎が。

    0
    投稿日: 2022.08.19
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    「夜は短し歩けよ乙女」に次いで読んだ森見登美彦の小説。文語調の語り口から繰り広げられる4つの平行世界。そのどれもが魅力的で面白い。「真面目にふざけてる」感じがたまらなく好き。とっつきにくい文体ではあるが、少しでも読み進めれば、そこには大きく広がる日本語体系の海が。ただ日本語表現の豊かさでいえば「夜は短し~」の方が好き。どちらも読んで損なし。

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    読後は今の自分を少し好きになれた。 今ある日常はそんなに悪いものじゃない、それどころか、とてつもなく素晴らしいものであるのかもしれない。そう思わせてくれる作品。 物語の締めくくりが今まで読んできた全作品の中で最高。世界観と登場人物を壊さず、かつ丁寧で素敵な締めくくられている。 控えめに言って大好き。

    4
    投稿日: 2022.08.11
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    私、大学3回生は、夢の「薔薇色キャンバスライフ」とは縁遠い平凡な暮らしに、辟易していた。それもこれも小津という悪友、腐れ縁に出会っていなかったら、と何度も考える。私は、「薔薇のキャンパスライフ」を送るべく、様々かサークルに足を運ぶ。映画サークルみそぎに始まって、テニスサークル、演劇サークル…それらには、必ず小津がついて回る。私は、果たして明石さんを手中に収めることができるのか…しかし、本作は恋愛が主ではないことを最初に断っておく。 四部構成になっている。 1.映画サークル「みそぎ」 2. 3. 4.四畳半の奥の摩訶不思議世界 文章自体は、同じプロットが必ず毎話使われることから、映像ジャンルでいう「ループもの」を彷彿とさせる。あとがきの批評家の言葉を借りると 「毎回コピーアンドペーストを使っている」 と言いたくなるのもわかるほど。 「またか。」 と思わず最初は言いたくなる同じ導入、口上には飽き飽きしてくるが、安心してほしい。過程と結末はそれぞれ異なってくる。なぜなら、「私」は(「もしも…」ではないが)毎回サークルを変え、生きる環境を変え、明石さんにアタックをする。それが、今作の魅力の一つと言えるのではないか。

    5
    投稿日: 2022.07.30
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    四畳半という閉じられた世界。 4編の並行世界でのお話で、主人公の私の選択で世界が微妙に変わっていく。占い師のお婆さんの言葉の意味が、最後の話でようやく分かりました。 4つの話が最後に繋がってくるストーリー展開が、良かったです。特に最後の蛾の大群の謎が分かって良かったです。 明石さんの存在、悪友の小津の存在。師匠の樋口さん。歯科衛生士の羽貫さん。それぞれキャラがたっていて楽しい。小津のイメージは人の不幸で、三度のメシが食べられると言うとおり、一貫したイメージですが、樋口師匠も一貫して憎めないキャラですね。明石さんは、タイムマシーンブルースに比べると、毒舌さが多少、和らいだ気がします。猫ラーメン、実際にあったら、食べたような。そうでないような。 四畳半タイムマシーンブルースから読み始めましたが、違和感なく話に入れて良かったです。幻の至宝と言われる幻のキャンパスライフという言葉が、ツボでした。

    3
    投稿日: 2022.07.24
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    冴えない大学3回生の私。 薔薇色のキャンパスライフを夢みていたが… 唯一の友達で、親友・小津 何の師匠なのかはわからない樋口 後輩の乙女・明石さん 師匠・樋口の彼女?歯科衛生士・羽貫さん 登場人物はみんな個性的。 4話とも私が1回生のところから話は始まる… 小津に振り回される… 最後は全部、蛾の大群が現れて、賀茂大橋から小津が落下、骨折、入院… 小津に天罰がくだるのか… 小津はなんだか憎めない… 私は明石さんと… なんだろう、不思議な世界観。 第2話を読み始めた時は、⁇ 読み進めて、初めて、パラレルワールドかと。 大学時代を思い出す、なんかいろんなやつがいたなぁと。

    0
    投稿日: 2022.07.18
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    森見登美彦の本で1番好きかもしれない 登場人物全員が愛おしい!主人公と小津の偏屈な感じがたまらなく好き この本を持って京都に行きたい!京都の学生生活に憧れちゃう大好きな本!

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    わたしにとって「四畳半神話大系」が森見登美彦さんのデビュー作。 独特な表現に引き込まれた。というよりも冒頭の四行、 「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的優位の人材となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの撃たんでもいい布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか。」 この時点できっと面白い本なんだろうなと、感じて読み進めたが 読了後にそれ以上の満足度が得られたのはいうまでもない。 「腰の据わっていない秀才よりも、腰の据わっている阿呆の方が、結局は人生を有意義に過ごすものだよ」 独特な表現が苦手という方もいるかもしれませんが、 わたしとしては本作をお勧めするのもやぶさかではない。 ぜひ、ご自身で四畳半ワールドに迷い込んでみてください。

    4
    投稿日: 2022.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらず独特の表現に惹き込まれる一冊だった。 端的に言ってしまえば単なるループものなんだけど、それぞれのストーリーの中身が凝っているところと要所要所で登場する共通の段落がある意味で読者を飽きさせない。あとシンプルに主人公のひねくれ具合がなんとなく共感を呼ぶので熱狂的なファンが多いのも頷ける。 「夜は短し歩けよ乙女」と決定的に違うのは毎回「成就した恋ほど語るに値しないものはない」という文章が出てくるところかな。 個人的には自虐的代理代理戦争の中身が好きだった。

    1
    投稿日: 2022.07.08
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    娘に勧められて読みました。「夜は短し歩けよ乙女」を先に読んだんですが、こちらが先だったみたいです。4つの話からできているのですが、4つ目が1番面白かったです。でも、1から3を読んでから4を読まないと面白くないでしょうね。小津くんがひょっとして、この話の中では1番活躍しているのではないかと思いました。

    2
    投稿日: 2022.07.03
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    う〜む… 独特の文体が 好きな人には堪らないと思いますが、 まだ慣れていないため少し… 内容自体は悪くないのです。 四畳半タイムマシンブルースで 巻き返しか。

    6
    投稿日: 2022.06.29
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    平行世界もの。 どんな選択をしても、その人の本質が変わらなければ結果はあまり変わらないんだろう。 独特な、というかどこか古さを感じさせる文体だけど、1頁目からもう面白かった。 2話に入った直後は混乱したけど、途中でああそういうことか、と納得。どこがどう変わったのか、探すのも楽しかった。

    0
    投稿日: 2022.06.04
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    薔薇色のキャンパスライフを想像していた京都大学ちょっとくされ気味の3回生男子の並行世界。 入学時どの選択をしていたらどうなっていたでしょうかというお話。大量に配られるサークル勧誘のチラシが運命を左右する。 「太陽と乙女」で、無限増殖する四畳半というアイデアをどうにか作品に。という事で、神話体系が生まれたとの事。ふむふむ、並行世界を渡ってきた男子学生が増殖する四畳半を渡り歩く場面は面白い。 その本の中で、この小説には意味があると読者に信じさせるところまで持っていく過程でコンセプトが成立する。とも。 やっぱり森見さんに騙されているのかもしれないけど、愉しめば良いのです。と思ったらすっきり作品に入れた。 本人が変わっていなければ、パラレル先でも結果はたいして変化ないところが現実っぽい。そして、いつかは並行世界から抜け出して現実と向き合って生活しなくてはね。

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    投稿日: 2022.05.19
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    最終話を読み始めてなるほどそういうことか〜!と気づきそこからぐいぐい読めた!このサークルに入ってなかったらと後悔するシーンに出会うたびにどこを選んでも後悔するし小津には出会ってしまうんだよと知っている側としての視点を持って読めたのは新しくて面白かったな あの時の選択を後悔したりすることはあるけど意外と何を選んでもどれも変わらないときもあるよね、感謝することもあるけどね

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    投稿日: 2022.05.10
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    1話の時点で読むのがしんどいと感じた。 ここで止めずに2話まで読んで、やっと話の構成を推測できた。 冷たい水で髪を洗うと、なぜあんなに切なくなるのか。 という一節があって、これには強く納得した。 4話でSF的な風味が出てきて、ちょっとした日常の変化が輝きを見せるところで、なるほどこれが主題だったのかと、やっと理解した。

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    投稿日: 2022.05.08