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そして誰もいなくなった
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー、青木久惠/早川書房
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総合評価

1033件)
4.2
398
377
163
16
2
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    序盤、人物名・職業を覚えるのに苦労していると、それぞれの過去に関わる人物の名も出てきて、会話は名前で呼んだり苗字で呼んだりと、、人物一覧を何度往復したことか。さすがに慣れるが、将軍、元陸軍大尉ってどの位のポジションと年齢層なのかイメージできず、他にも判事、元刑部、使用人など頭の中はおじさんの顔で溢れ返り、実際のキャラ設定とはだいぶズレていたのかもしれない笑 タイトルで全部言っちゃってるので、どういう結末を迎えるのかとページ止まらず楽しめた。次は「アクロイド殺し」を読んでみたし。

    2
    投稿日: 2024.03.02
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    痺れた!名作は名作たる所以があるのを実感する。 無駄のない描写、実際には残酷な大量殺人なのに非常にスマートな流れ、これはコナン・ドイルの作品を思い出す。 おや、犯人思った通り!と途中まで夢をみさせてくれたが、案の定覆された。それもナチュラルに。 読むの楽しかった~! 殺される10人それぞれには、過去に罪を背負うこととなった物語があって、それは詳しくは描かれないけれども読者はさらに想像をひろげる。シンプルな中にも奥行きを感じさせる手法。ミステリー作家たちはこんな小説を書きたいと思うだろう。

    14
    投稿日: 2024.03.02
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    昔読んだオリエント急行殺人事件が人の名前が覚えられなくて苦戦したけど、今回は表紙の裏面に登場人物と職業がまとめてあったからわかりやすかった。 最後まで誰が犯人かわからず、ラストの犯人の告白で納得できる展開が綺麗。突然島に呼び出されてどんどん人が殺されてったら気が狂うよなと、ヴェラクレイソーンの描写がいちばん共感できた。 舞台版で観てみたいと思った。

    1
    投稿日: 2024.03.01
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    ミステリー好きを語っておきながら、今更この作品を読みました。 いやー、非常に面白かった。 日本のミステリーの多くがこの作品の影響を受けている事がよくわかりました。 この作品を踏まえて読み返したい作品がいくつか! 特に綾辻行人さんの十角館の殺人が読み返したくなりました! 末に赤川先生の文がありますが、まさにその通りだと思いました。 最近のミステリーはホラーやファンタジー要素が強かったり、暴力的な表現が強過ぎたり、変な恋愛要素があったりで、読み難いものが多く好みではなかったのですが、これぞ正にミステリー。

    3
    投稿日: 2024.02.28
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    これぞミステリー小説、これぞクローズドサークルという作品なのでしょう。冒頭こそ、文章(翻訳)のやや古臭さとか登場人物の名前を覚えにくさに苦労したりだとか、若干読み辛さはあったけど、キャラクター達が島に着く頃には慣れたしサクサク読めた。面白い。確かに面白いんだけど、他のミステリー作品とかよりも先に、最初にこの本を読めたらどれだけのめり込めたか…とは思ってしまう。

    2
    投稿日: 2024.02.25
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    ミステリの最高傑作と言われるだけあり、本当に面白かったです。 歌詞にそって、最後には自分も死ぬという登場人物の逃れられない恐怖の感情がよく描写されており、その緊迫感は読者の私も伝わってきて、読んでいてとても楽しいです。犯人のトリックは圧巻としか言いようがありませんでした。 自分が読んだ本の中でトップクラスにお気に入りの本です。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初海外作品 読みにくさは無くてスムーズに読み終わった 10人の狂気が徐々に露出していくところは不気味でワクワクした

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    名作中の名作。湊さんがおすすめと言われていたので早速読んでみました。 終盤面白い!!!こんな展開アガサの時代で書けるなんてすごい!もちろん他のものも読んでいきたい。

    3
    投稿日: 2024.02.23
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    人物が多い割に読みやすいのは、その人物の名前の響きやイメージがマッチしてるからだと思った。マッカーサーは将軍っぽいなとか。ウォーグレイヴは神経質な判事っとぽいなとか。 今回、オーディブルの倍速朗読を聴きながら、本の字を追うという読み方をしてみたが、なかなか楽しめた。ただ、一箇所、書いてある文章と朗読の内容が違う部分があり、翻訳の際に間違ったのかなと思った。内容からするに、オーディブルの方が正しい気がした。 (194ページ) ロンバードがすかさず言った。 「ぼくが行って、昼めしだと言ってきましょう」 ↓ (オーディブル) ロジャーズがすかさず言った。 「わたくしが行って、昼食だとお知らせしてまいりましょうか」 こういうのも面白い発見だった。

    2
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルで視聴 言わずと知れたミステリーの金字塔。この作品をオマージュしたものが溢れかえっている今、新鮮さこそないものの、今でもこの作品が読み継がれている理由を伺い知ることができた。 一人ずつ殺されていく人々に、「もしかしたら真犯人はすでに殺されている人物の中にいるのかも?」とまでは予想できたが、真犯人(=ウォーグレイブ判事)までは予想できなかった。ただ読み返してみれば、判事の殺人の際だけやたら小道具が使われていたり、銃声が聞こえなかった理由が少し不自然だったり(流石に悲鳴で銃声がかき消されることはないだろ…と思ってたら本当にそうだった)ヒントは沢山あったのだと気付かされた。ミステリの醍醐味はこういった伏線やちょっとしたヒントを後から探し直して楽しめることだと思う。 「燻製ニシン(a red herring)」が読者の注意をそらすためわざと提示される偽の手がかりの慣用表現だったり、判事の額の傷が旧約聖書のカインの刻印を表していたり(カインを処罰できるのは神だけであり、他の者に危害を受けないように神からつけられたのが額の刻印。つまり、この傷がある判事はだれからも危害を受けない、という暗喩)というのは原著で読んだり、欧米文化を理解していないとわからない点だと感じる。文学をより楽しむためのポイントでもあるのだろうなとも考えた。

    4
    投稿日: 2024.02.21
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    今更ながら、読ませていただきました。 全然面白くないことないです! ミステリーは、小学校以来あまり読みません。 嫌いではないけど、ミステリーの面白さを、今面白いなーと思えないので。 でも、これは、急展開とか、どんでん返しとか、あーそーだったのかーじゃない、今のミステリーにはない、原点的な、また読み返してもじんわり楽しめるような、美味しい本とでもいう感じ。訳者がちがったら違うようで、両方賛否両論あるようなので、違訳の方も読みたいと思ってます。

    3
    投稿日: 2024.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クローズドサークルの王道であり、原点。 法では裁かれない10人が集められ、次々に死んでいく。くどい描写がなく、一気に読める物語。 最終的には10人全員が死ぬというのも面白い。

    1
    投稿日: 2024.02.17
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    ミステリーを読んでみたいという気持ちで古典に手を出した。古典故大きな驚きはあまりなかったが、しっかりと面白い。

    0
    投稿日: 2024.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話が本編の16章、エピローグとして付される警部と副警視総監の会話、漁船員の見つけた犯人なるものからの証拠文書の内容説明といった3段階構成で作られている。 僕は本作のオマージュ作品として名高い、綾辻行人著『十角館の殺人』を先に読んでいたので、構成、演出には似たものが感じ取れて1人で興奮していた。 本編では、特定の1人の視点で内容は進んでいかずに登場人物一人一人の心情が繊細に描かれつつ、複数人が会する場面(誰かが死んだ時、食事、密談、etc)では客観的な視点から事実が述べられていく。 ~以下感想と反省(ほぼネタバレ)~ トリック見破れず。。。 個人的にはブロア犯人本命で考察していたが、上記でも記した一人一人の心情が語れるシーンで、残りの生き残った3人が全員恐怖を語っていたので無事混乱してしまったT^T 今見返すと、ウォーグレイブは確かに死する恐怖がら語られていなかったように思える、、 なるほど、アームストロングが隠蔽工作したのか。 その線は候補にあったがアームストロングも内に恐怖を抱いていたのでシロだと切っていた また、マーストン犯人説(マーストンが死んだとお思わせて色々やる)も有力だったがまあ無理か。 絶対に ”アームストロングが1枚噛まないと辻褄合わない。” 素直に1人1人が死んで行き、それでもなお黒幕が動くなら都度死体に触れる医師がなんきしてないと無理だわな。 このロジックが必要だったか 本作の話に戻ると、ミステリ作品の金字塔であるアガサ・クリスティ著『そして誰もいなくなった』 クラシカルな作品だからこそ、今の時代にありがちな残酷さやヴァイオレンスなシーンを過剰に示すことなく、純粋な知略を振り絞る作者と読者の戦いの場がここまで粋として用意されることもないだろう。素晴らしい作品だ

    1
    投稿日: 2024.02.14
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    初めての海外作品。 初めてのアガサ・クリスティ。 一晩で読んでしまいたかったけど 忙しすぎて毎朝コツコツ読んだ。 区切りが短くて読みやすい。 80年以上も前に描かれた話だとは思えないほど読みやすい。 一瞬も飽きることなく読み終えさせられた。 本当に読んで良かった。

    8
    投稿日: 2024.02.14
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    これこそ金字塔。 名作をほとんど読んだことがないので焦って読みました。正直トリック等々は、名作とだけあって「使い古されてる」ものでしたが、これがこの時代にあったのならそれは名作って言われるわっていう感想。

    2
    投稿日: 2024.02.13
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    言わずと知れたアガサ・クリスティーの名作。孤島に集められた10人が童謡の歌詞に沿って順番に殺されていき、『そして誰もいなくなった』のである。オーエルを名乗る真犯人は一体誰なのか。徐々に生存者=容疑者が少なくなっていくことによる焦燥感や、巧妙に仕掛けられたトリック・構成が面白い。他の多くの作品にオマージュされていて、ミステリ好きには必読の一冊。

    2
    投稿日: 2024.02.12
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    日本版のテレビドラマを見ていつか読んでみたいと思っていた。アガサクリスティ、オリエント急行動揺面白い。 結局、犯人いないじゃんと思わせながら、10人の中に存在する。解説文を赤川次郎が書いている。 ミステリ作家の大半はアガサクリスティで開眼しているそう。読後、最近のイヤミスと違いスッキリした。

    1
    投稿日: 2024.02.10
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    とても面白かった。 十角館の殺人が面白かったので、その経由でこちらの作品にたどり着きました。 もともと有名な作品でしたが、読まずにいたのがとても惜しいくらい、ハラハラドキドキ、そして誰が犯人なのだろうという疑心暗鬼が味わえます。 犯人を知った状態で、もう1回読んでみたいなと思います。

    1
    投稿日: 2024.02.10
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    偶然にも、「十角館の殺人」を読んだ直後にこの作品を手に取った。(多くの人は順番が逆だろうなと思う) 「十角館の殺人」は「そして誰もいなくなった」への尊敬の念をもって書かれた作品ということも後で知ったが、なるほど納得した。 今でもこれだけ読みやすく、面白いと感じる作品がおよそ100年前のものとはなんだか感動してしまった。 タイトルに誰もいなくなったと書いてあるので、10人の中に犯人がいて、犯人も自死するんだろうなと思いながら読み進めていたけれど、 一体それが誰なのかは全然、私には分からなかった。 決して長くなく、さらっと読める作品ではあるが、 必要十分な表現で読者にしっかりと人物や雰囲気のイメージを与えてくれる。 冒頭の、1人あたり2、3ページほどで描かれる人物紹介でここまで人物像をイメージさせてくれるものなのかと早々にのめり込めた。 (でも、名前だけが全然覚えられなくて何回も登場人物一覧のページに戻ることになった。カタカナ難しい) (あと、兵隊の歌も途中で何度も何度も戻って読み直した) 特にヴェラの心理描写が生々しくて、いやな海の匂いを私も感じながら読んだ。 グロテスクな描写が得意ではないので、そういう意味でも読みやすい作品だった。 物語を知っている人の方が多そうな作品ではあるが、私のようにタイトルしか知らない人は1度読んでみてほしいなと思う。

    0
    投稿日: 2024.02.10
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    1939年につくられた話とは思えないくらい読みやすい。惹き込まれる。 ミステリー小説のNo1と言われることもあり、期待して読んだが、少し期待しすぎた部分もあったことは拭えない。 ただこの本が、今では様々な形をなしているが、密室空間での殺人トリック、の原点であると感じ、そこに凄みを感じる。

    1
    投稿日: 2024.02.05
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    中学時代に担任の先生に教えてもらって以降、何度も何度も読んでいる本。 結末は分かっているのに、定期的に読みたくなるし、映像でも観たくなる。 引っ越しばかりで単行本は5冊程度しか所持していない私の1番の愛読書。 学生の頃はカタカナの登場人物が難しくて何度も登場人物紹介のページに戻ったなあ。 ボロボロになった本の巻頭にしっかり折り目がついていているのも思い出。

    1
    投稿日: 2024.02.05
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    文字も大きく読みやすく、サクサク読めた。 あとがきでも書かれていたけど、一つ一つの描写にくどさがなく、一気に読めてエンタメとしてすごく面白かった。罪状の重い軽いも色々あり、取り急ぎ集めているのが、なかなか残酷で良かった。 でもあんな童話あったら嫌だな、意味わからんくて

    1
    投稿日: 2024.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生の頃、ハマったアガサ・クリスティ。 最近また再読し始める。 私はどちらかというと、『オリエント急行の殺人』や『ハロウィーン・パーティ』のような人間の怖さが滲み出ている作品が好みなのだが、こちらはアガサ・クリスティの作品の中でも一番好きなタイトル。タイトル通り、誰もいなくなる。でも、亡骸はある。人間のカタチをした人間だったものはある…想像すると、ほんと怖。タイトルが秀逸でクール。すごく好き。 あとクローズドサークル好きとして満足度も高く、その設定も不気味で面白い。 残酷残忍な描写よりも罪を犯したか犯さないか微妙なラインの人間の心の機微を描き、尚且つ各描写大胆なトリックで魅せるこの作品は、マジで唸るレベル。情景がすぐに浮かぶ文体も読みやすく、数年したらまた再読すると思う。

    1
    投稿日: 2024.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    超有名作だけに昔一回読んだことがあるのだが、細部はほぼ忘れていたので楽しめた。クリスティには犯人成功系の話は珍しい気がする。最後の2人を争わせて見守るくだりが、カブトムシの戦いを見てるみたいな描写でムカついた。実験気分でよく10人も殺せたもんだと思う。

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どれだけ時間が経っても名作と言われていて、あつか読まなくちゃ!と思っていた作品 本屋さんで探しても何軒か見つからなくて、びっくりした(人気なのか、あまり在庫してないのかは分からないけど) タイトル通り10人出てきて全員死ぬ、ということは前情報で知っていたけど、想像以上に最初の1人目が死ぬまでが長くて驚いた。そこからは怒涛。 退役将軍とか陸軍少尉とか馴染みのない職業が多くて、いまいち最初登場人物の年齢層や関係性が掴めなくて難しかった。 いろいろなミステリを読んだ今となっては、感動するようなトリックではなかったけど 長く愛されているミステリである理由はよく分かった。 もっと小さいときに読みたかった!

    0
    投稿日: 2024.02.02
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    凄く読みやすくて一気に読みました。 島で徐々に登場人物がいなくなる時、皆が感じてる危機的な考えや感情がリアルな描写で書かれており、凄くのめり込みましたね。

    1
    投稿日: 2024.02.02
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    最初は登場人物の名前を覚えるのが大変でした。 先に十角館の殺人を読んでしまったので、舞台は似ていましたが十分楽しめました。

    2
    投稿日: 2024.02.01
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    ミステリーの王道と言われる本だったのにまだ読んでなくて、1日で読み終わりました! 海外の本を読むのが初めてだったのでまあとにかく登場人物の名前が覚えられない 何度最初の人物紹介を見たことか。笑 所々違和感を感じる表現になっていたり、正直すこし入り込めなかった感がありました…が 話はよく出来ているなあと思いました。 最後はおおーっとなりました!

    0
    投稿日: 2024.02.01
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    面白かった。 それぞれの登場人物の書き分けもとても分かりやすくて、読みやすかった 自分が使わないような時代を感じる言葉遣いも多くて、面白かった笑

    1
    投稿日: 2024.01.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後味の悪くないスッキリした本だった。 さすが名作だと言われるだけあって、読みやすく最後までわからないミステリー小説。 十角館の殺人が脳裏によぎり犯人は生きてるんじゃないかと思って、考えながら読んでいたが、そこはしっかりタイトル通り誰もいなくなっていた。 読んで損なし。すぐ読み終わる。

    4
    投稿日: 2024.01.27
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    なんとなくの内容は聞き流す程度に知ってました。 ほぼ面識のない10人が島に集まり、次々と殺されていき、最後は誰もいなくなる… 本物にどんどん死んでいきます。スピーディー。 途中で亡霊の仕業とか、本当は不幸が立て続けに起こって犯人はいないんじゃないかとか、実はみんな精神病で頭おかしくて、それをただ読まされているんじゃないの?とか… 本当は犯人なんていないんじゃないか説まで、わたしのなかで浮上するくらい不思議な感じ。 でも次は誰がいなくなるんだろう…とヒヤヒヤハラハラしました。 犯人の予想は見事ハズレたけど(笑) 最後の犯人からの手紙読み終わるまでスリル満載です。

    5
    投稿日: 2024.01.26
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    audibleで読了。 中間辺りの展開は少しダラダラとした感じを受けて聴くのをやめようかと思ったが、頑張って最後まで聴いてよかった。 面白かった。

    1
    投稿日: 2024.01.25
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    有名作ながらも未読だったので。 読んでいる最中に犯人やトリックが分かったわけではないものの、謎解きフェーズでもそこまで大きな驚きや感動は無かった。 当時としては先進的なものだったと理解するとともに、より多くの面白い話を読める現代がありがたいと感じた。

    0
    投稿日: 2024.01.25
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    知ってはいたものの、実は読んだことがなく・・・ミステリーをあまり読んでこなかった私にとって、予測不可能な展開の連続でした! この物語は、孤島に集められた10人の人々が次々と謎の死を遂げるという、緊張感あふれるミステリーです。最後まで犯人が誰なのか見当もつかず、その謎解きに夢中になりました。 解説でも触れられていますが、とにかく読みやすい!一晩で読み切れる分量で、冗長な描写など全くないので読書自体が苦手な方でも楽しく読み切れる作品だと感じました。 物語が進むにつれ、状況証拠を頭の中で整理してみました。結果として、ある一人の人物が犯人ではないかという仮説を立てました。この人物に関する証拠が積み重なるたびに、自分の中の疑念は強まっていきます。しかし、これが後に無意識のバイアスを生むことになるとは・・・結末に至って、犯人が明らかになったときの衝撃は大きかったです。私が疑っていた人物が犯人ではないことを知り、その驚きとともに、クリスティーの巧妙な誘導に感心しました。 結末を知ってから再度読むと、登場人物それぞれの感情の揺れ動きや行動の意図などが垣間見えて楽しいので、読み終わってからまた軽くおさらいしてしまいました

    17
    投稿日: 2024.01.25
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    新幹線で半分くらい読んでホテルで1人で残りを読んだせいで、途中怖くなって何度か部屋中の施錠を確認してしまった笑 「どうやっているか」は途中で想像ついたけど、「誰なのか」は分からず、楽しめた。(情報整理しながらじっくり読めば犯人も導けるのかも?) 文句を言うとしたら…登場人物が流石に多い。 キャラ付けが明確なので若ければ覚えられたとは思うけど…。 古い時代の話なのもあって、職業や社会的役割の持つイメージが重視されているが、ややピンと来ない部分もあった。 次は十角館を読むぞ!

    2
    投稿日: 2024.01.24
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    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ フルプライスで買いたい 小学生の頃、金田一少年の事件簿のアニメを好んで見ていたのだが、その原点を見つけたと思った!全てのミステリはアガサ・クリスティの真似事という人がいたが、過言ではないだろう。 ポアロシリーズでも感じたが、彼女の真骨頂はトリックそのものではなく、いかに人間の心情描写を細やかに、リアルに表現するかにあると思う。 あー、面白かった。

    4
    投稿日: 2024.01.24
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    戯曲の脚本に使われたというだけあって、オーディブルとの相性が抜群で、とても面白く楽しめた。 名作と名高い今作だが、まったくもってそれも納得の出来映えで、ぐんぐん引き込まれた。家事の合間合間に聞いていたわけだけれど、隙間時間を見つけては聞きたくなるので、聞き終えるのに、さほど時間がかからなかったように思う。 小説として読むことも視野に入れたい一冊だった。

    1
    投稿日: 2024.01.22
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    何十年も前の作品とは思えない。 読みずらいかと想像していましたが、ミステリーの中でも読みやすい部類のように感じました。 非常に面白かったです。

    2
    投稿日: 2024.01.21
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    ミステリーに関心が高くなり、名作と言われる本書を読んでみた。100年も前の作品であるにも関わらず、キャラクターが立っており、トリックが巧妙で、あっという間に最後まで読めた。ただ、海外の作品特有の登場人物の多さのため、何度も読み返さなければならなかった点は辛かった。

    1
    投稿日: 2024.01.17
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    ミステリファンならば必ず読んでいるであろう教科書的な作品なので、文句の付けようがないです。 敢えて言うならばクライマックスにおけるトリックのアレ。よく考えたら無理があるように思えました。 冷静さを失っているとは言え、皆そんな騙されるかなぁと。 ここにもし、ポアロ等の名探偵が居れば確実に見破られていたに違いない。 そう、本作の肝は名探偵が居ない事にあるのかもしれない。その事が可能にしたトリックとも言えるので有りと言う事なのか。 また特筆すべきはとにかく人物描写が素晴らしく、どんどん追い詰められて行く様子がリアルに描写されている。その恐怖感がありありと伝わってくるのでほんとに恐ろしい物語でした。

    1
    投稿日: 2024.01.13
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    今となっては似たような作品が沢山あるクローズドサークルの殺人だけど、発表当初は新鮮だったに違いないと感じながら読みました。

    1
    投稿日: 2024.01.12
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    ついに読みました。 世界一有名なミステリー小説。 もう私なんかが語ることはありませんね。 とても素晴らしい作品でした。 この小説は永遠にミステリー界の頂点に居続けることでしょう。 ただミステリー小説を読み慣れていると簡単に犯人が推理できてしまうので読むなら早い方がいいです。 まずは日本人作家の本を読みまくってから読もうと思っていた私は間違っていました。 なるべくクリーンな状態で読んでほしいです。 特にあの『十角館の殺人』を読む前に読んだ方がいいと思います。

    19
    投稿日: 2024.01.11
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    文句無しの超オススメ。 クローズドサークルものが読みたい時はまずはコレ。 この作品にインスパイアされた作品が数多くあるとのことなので、ミステリーものに興味があったらまずは読んでみると良いと思います。 そんなに長く無いですし、難解な文章でも無いので続きが気になるのと相まってスラスラ読めると思います。

    1
    投稿日: 2024.01.10
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    【2024-1】 翻訳が気になるところと、登場人物の名前と役職がなかなか覚えられずに何回も人物紹介を見直したところはあるけども、とても面白かった。 そんなに上手くいくか?とちょっと思ってしまった部分もあるけれども。 そこまで深堀はしていないのに、登場人物それぞれの人間“らしさ”が感じられる。お互い初対面でほんの少ししか会話してないのに、「〇〇はこういう人間だから××だ!」って思い込んで言動してるのも“らしい”。 謎の展開にちゃんと種明かしがあるので最後はスッキリ。でも、なんだかんだ謎のまま終わっていても面白かったと思う。 初アガサ・クリスティー作品。 実は、渡瀬恒彦さんの遺作ドラマ『そして誰もいなくなった』は見た事があって結末は知っているのだけども、記憶も朧気だし、内容も2017年の日本にあわせて作っていたはずなので、少し原作とは違う部分があったと思う。それでもとても衝撃的だったことは覚えていて、絶対に原作を読むぞと思ってやっと読めた今作。 これをきっかけに、海外小説も少しずつ読んでいきたいな。

    14
    投稿日: 2024.01.08
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    十角館の殺人が面白かったので、今作を読みました。 十角館の殺人を読んでからだったので、展開にも既視感があり、最後がどうなるか分かってても、めっちゃめちゃ面白かったです。 ただ最初は、登場人物の役職や名前が混同してなかなか物語に入りづらかったです。

    10
    投稿日: 2024.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2回続けて読みました。 2回目は、ああこんなにもわかりやすい描写があちこちに散りばめてあるのになんで初回は全然わからなかったんだろうー! ともどかしく思うけど、わからないものなんですよねえ。クリスティの手腕に脱帽。 犯人フラグ、たとえば以下。 ・ウォーグレイヴの手紙の差出人だけがU.N.オーエンではない ・U.N.オーエンってもしかしてunknownの意味では? と推理するのがウォーグレイヴ。2回目に読み返したときは、ああ自分で考えついたネタを言いたくて仕方なかったのねとちょっと笑ってしまった ・ウォーグレイヴが狂言回しに徹底している。逆に言えば彼がいなければこれが連続殺人であることも全員で用心するべきだともこんな早々にならなかったわけで。ウォーグレイヴが指揮を取ることで連続殺人の舞台が整っている ・全員の罪状を読み上げ、各人の反応を見るところが肝心。これこそウォーグレイヴが9人を島に集めた理由。全員の罪を指摘していく際、誰かが口を挟むことをウォーグレイヴは嫌う。あくまで自分のシナリオ通りに事を進めたいから 本人が手紙で告白した3つのフラグ(自分だけは無実の人を殺していない、燻製ニシン、カインの印)は読んでいる間も、読み終わったあともわからなかった。このわからなさは時代や文化によるものか、それともサイコパス的殺人者の価値観など常人には理解不能ということか…。

    6
    投稿日: 2024.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶海の孤島にあつめられた見知らぬ男女、不穏な童謡になぞらえた連続殺人と、これぞまさにクローズドサークルミステリの王道にして頂点なのだなあ、となんだか畏怖の念すら感じる シンプルながらも必要な要素や人物の書き分けが丁寧になされていて、するすると読み進められた。 ここまで有名であることやそのタイトルから、最後には10人全員がいなくなること、そしてその中に犯人が含まれるであろうことを覚悟しながら読んで、それでもなお12分に面白いのだけど、もしこの作品を発売当初に読んでいたら「…え?!!?全員死んだんだけど?!!?ドユコト?!!?」っていう流れも含めて楽しめたんだろうなあと羨ましく思う

    3
    投稿日: 2024.01.03
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    ミステリーの巨匠クリスティの超有名作。 クローズド•サークルならではの緊迫した雰囲気や恐怖感にドキドキしながら読み進めた! 青木久恵さんの翻訳も読みやすく、物語に没頭できたので満足。

    17
    投稿日: 2024.01.02
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    そして誰も…いなくなったー!!! 最近読書系インフルエンサー、読書系インスタグラマーの投稿をよく読んでいて、「絶対に読んどけっていうミステリー」第2位だったこの小説。 海外の小説ってなんとなく苦手意識があったし(登場人物の名前が覚えられない、文化が違うから世界観がいちいちよくわからない)、クローズドサークルそんなに好きじゃないしと思っていたけど、これだけ皆がおすすめするなら…と思って挑戦。 コ●ンや金●一でよくある、離島の洋館に孤立してしまった一行が、一人ずつ死んでいくという設定のミステリーの金字塔。 登場人物多いけど、クローズドサークルがゆえもあってキャラクターそれぞれの深堀りが上手ですぐ覚えられた! 話もテンポよく進んでさくさく読める。不朽の名作という言葉がぴったり。 ただ、最後の2行が完全なネタバレなので絶対に読まないように気を付けてほしい。(私は全部で何ページか確認してから読む癖があるので、途中で最終ページを見てうっかりネタバレくらってしまった) ちなみに予想してた犯人とは違った。

    1
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そういえばこの本小学校の図書館にもあったのを覚えてる。 小学生でもこの辺の本読めるんだなーって思った。よくあるクローズドサークルのミステリの金字塔なのかな。 首謀者が中にいて全員殺して自分も死ぬ、そして誰もいなくなる、という物語。 首謀者は殺人願望があり、法律で捌けない殺人を犯した(上官命令で死地に行かせた、溺れるのを見殺しにした、等)人を相手に殺人をしたという話でした。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    小さい頃は、なぜかエラリー・クイーンばかりで、アガサ・クリスティーの記憶が、、、 いまさらながら、基本の基はワクワクしますね。 どこかで読んだような設定(もちろんこちらが先なんだと思いますが)でしたが、犯人はクリスティー自身だったのでは? なんて深読みしすぎですね。 変な読後感ですが、タイトルがめちゃくちゃカッコイイ! 純粋に謎解きを突き詰めているからこそ、今でも愛されている名作なのでしょうね。 他の有名作品も読みたい。

    45
    投稿日: 2023.12.28
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    アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」。なんとなく概要は知っているのだけど、ちゃんと読んだことなかったな、と思い購入読了。 もう彼女の作品は古典の扱いになるのかな。色褪せない面白さがあるのが素晴らしいです。おそらく、いつ読んでも、100年先でも面白いと唸らされる作品が古典と呼ばれるのでしょうね。 展開のスピード感と、ほぐれていくようで深まってゆく謎解きの落下感覚。難解なセリフでケムに巻くようなこともなく、状況がわかりやすいゆえに、追い詰められてゆく登場人物たちとの共感がワクワクとゾクゾクを昂らせます。 犯人の独白があるとは思ってもいなかった。これ、ネタバレになるからあまり触れていないのでしょうか。未読の時点では、犯人は最後まで明かされずに「誰もいなくなった」だと思っていたので、本当に新鮮に驚きました。これも、最後まで楽しませてくれた要素の一つ。 巻頭の『そして誰もいなくなった』によせての中に、執筆当時に存在しなかったテクノロジーの作中の有無によって批判されることがある、という表現がありますが、それをいうのはナンセンスではないでしょうか。というか、的外れな気がするのだけどなぁ。舞台設定を理解せずに、後付けになってしまう後世の視点で批判しようとするのは如何なものかと思います。読み取り方が違っていたら申し訳ない。 いつだか「鬼滅の刃」の大岩を斬る修行を見た後に、「ダイの大冒険」の同じ修行方法を見てパクリだなんだと騒いでいる、みたいなツイートを見ましたが、これも的外れの一つだと思います。連載時期が違うしね。それをいうなら、「ダイの大冒険」と「ロトの紋章」になるんじゃないか? と、これは余計な火種を投下してしまいますか。 新鮮な読書体験をさせてもらった「そして誰もいなくなった」。漫画でも手塚治虫作品などで、いつ読んでも面白いものは面白いのだなぁ、と思い出補正抜きで感じるのですが、やはり面白いものはいつ読んでも面白いのだと再確認。 ちょこちょこ読んで行くかもしれない。

    3
    投稿日: 2023.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容をすっかり忘れていたので再読。 最終的な犯人はいかにもこの人っぽい。。っと思っていながらも、もしかしてこの人か、いやこの人かと揺さぶられるドキドキがありました! 次は誰がいなくなるのか、犯人に犯されないようにみんな用心するのに、まんまとやられてしまうとこも個人的に面白かったです!笑 洋書は苦手意識がありますが、読みやすいと思います!登場人物が多くて、表紙をめくったところに書いてある名前たちを何度も確認しながら読み進めました笑

    5
    投稿日: 2023.12.26
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    1つずつ消えていく小さな兵隊の不気味さはさほどなかったけど、最後に残った人の恐怖はそうとうなものだったろう。現代においては確かに無理のある設定かもしれないけど、最後まで犯人わからなかった。

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    カタカナ表記登場人物覚えるの難しい!慣れてきたら行ける。十角館の殺人読んでからこっち読んだらさすが本家って感じました王道ミステリー最高!!

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    四半世紀ぶりに再読。 図書館で借りた本は、表紙が復刻版だったようで、昔懐かしい表紙だった(ただし、表紙に記載されている英題が異なるようだ)。 犯人だけは覚えていたけど、犯人がわかっていても面白い。読んでいる時に、色々なクローズド・サークルの小説が頭に浮かんできて、やはり後世に多大な影響を与えた作品なんだなぁと思った。それにしてもあの犯人は、あれだけの人数の視線をかいくぐって、人形や見立ての演出まで!体力的にもかなりタフだし機敏過ぎやしないか。カーテンや毛糸は盗まずとも事前に用意すればよかったのでは。最後の手紙の告白は、江戸川乱歩作品に出てくる変態趣味を語る人みたいだと思ってちょっとニヤニヤしてしまった。 赤川次郎はあとがきで「登場人物の書き分けがすばらしい」みたいに書いていたけど、100ページあたりまで、私は誰が誰だかわからなかった。誰がメインキャラなのかわからないまま……。でも、その100ページあたりから一気に読みやすくなり、楽しめた。 疑心暗鬼になったメンバーが一斉に部屋に入って鍵をかけるシーン!映像化したらぜひ予告に使いたい。終盤に向け、1人減るごとに高まる緊張感がとても面白かった。みんな頼むから一緒にいてくれよー!とじりじり。 日本では珍しい、牛タンの缶詰が気になった。

    1
    投稿日: 2023.12.24
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    あまりにも有名すぎたけど、そういえば読んだことないわって思って読んだ。どんどん疑心暗鬼になってくのが面白い。古き良き古典で、大きな驚きのトリックとかはなかった。まあだろうね〜って感じだったのだけど、つまりは丁寧に各キャラクターの描写がされていたので、犯人の目的とか考えると分かりやすいってことかな。十角館はかなりこの作品をオマージュしたんだな、って分かった。

    0
    投稿日: 2023.12.23
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    『十角館の殺人』を読んだ後に、この本のオマージュだという事を知ったので「ならば読んでみよう!」と、今回初のアガサクリスティです。 私は外国人の名前が覚えられず混乱するので、情報カードに登場人物と職業を書き、それを栞としてすぐ確認出来るようにしました。 ネタバレするので細かくは書きませんが、『十角館』→『そして誰も』の順番で良かったです。 逆だったら、『十角館』に★4は付けられませんでしたね。アガサクリスティ…凄いですね。。 他の作品も読んでみたいと思いました。

    2
    投稿日: 2023.12.20
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    孤島に招かれた男女10人。そして次々と起こる殺人事件…。 犯人はいったい誰なのかと疑心暗鬼になったり、次は自分の番なのではないかとじわじわと追いつめられていく心理描写が秀逸でした。

    17
    投稿日: 2023.12.17
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    途中から『十角館の殺人』がこの作品のオマージュだと気づきました。なので頑張って犯人を探してみましたが見事に外しました。これが80年以上前の作品とはアガサ・クリスティは天才ですね。

    1
    投稿日: 2023.12.13
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    たしか読んだような気がするのだが・・・ 20年以上前の記憶なので話の筋を全く覚えていない・・・ それとも、こんな名作を読んでなかったのか・・・? プロットがとにかく素晴らしいのだが、なんといっても文章が絶妙。 情景描写や状況説明は極々シンプルなのだが、連続殺人事件に巻き込まれた登場人物の怒りや恐れ、諦観ととまどいなど、その雰囲気や心象がありありと伝わってくる。 そして途中からは説明がなくても誰がしゃべっているかわかるぐらいのセリフ回しで、テンポよく進んでいく。 ミステリーとして重要な没入感も極上。 今作は名探偵(もしくは探偵役)の立ち位置を取る人物が登場しないのだが、それでもミステリーの要となるアリバイやトリックの確認はしっかりとポイントが押さえられているため、ハッキリとしていてわかりやすい。 そして最後に明かされる真相と殺人動機、さすがに名作中の名作だなと感じる。

    7
    投稿日: 2023.12.12
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    どうしたらこんな話の構成を考えられるのか。 自分なりに推理しながら読んだけどまったくわかってなかった。 物語の展開は淡々と進む感じで特筆すべきところはなかった。 名作と言われるものは読んで損はないなと感じた。

    1
    投稿日: 2023.12.12
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    有名な作品なのであらすじや結末は既に知っていましたが、色んな人が面白いと言っているので気になって読んでみました。物語の展開はテンポがよく、内容もわかりやすいので、どんな人が読んでも引き込まれる作品だなと思いました。既にトリックを知っていたので、驚きはさほどなかったですが、やはり素晴らしいトリックだなと思いました。記憶を消して読んでみたいです。

    16
    投稿日: 2023.12.11
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    超有名作を今更読了 惜しむらくは十角館の殺人よりこちらを先に読んでおけばよかったということ とは言っても十角館の殺人を知っていたからと言ってこの作品の面白さは損なうことなどなく純粋に楽しめた 終盤付近まではサクサク人が死んで??な部分があるがラストではちゃんと解説されているし、ちょっとその解釈は厳しくないかという部分も無くはないが発行年が1939年というのを考えればものすごいことだと思う

    1
    投稿日: 2023.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島に集められた人々が、一人づつ消えていく。島や屋敷を使って密室を作る設定の原点に触れられる作品です。 登場人物たちの心理描写と、犯人の正体が明らかになるまでの展開が魅力です。誰もが疑心暗鬼になっているときに、廊下を歩くような音がする。ハラハラドキドキする描写がとても上手でした。最後に二人になった時、どちらが犯人なのか、という謎は、最後驚きをもって明らかとなります。

    1
    投稿日: 2023.11.26
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    ハラハラドキドキな気持ちで一気に読んでしまう、 わかりやすくて、面白いTheミステリーな作品。 昔の本と聞くと難しいという謎の先入観があるが、読みやすすぎて驚いた。 最初のページにある登場人物のプロフィールに何度も戻ることで横文字の名前が覚えられない私でも混乱せずにキャラクターを理解することができた。 そして登場人物全員の心の気持ちを知ることができ、その場にいるような気持ちで自分も推理を楽しむことができ、さらに最後にしっかりとネタばらしがあるため、後味よく読み終えることができた。 惨い描写や不可解なまま終わるミステリー作品もあり、何とも言えない後味の悪さが残ることがしばしばあるが、この本は最初からさいごまでずっと楽しい。 ハラハラドキドキを楽しみたくなったらまた、一気に読みたい本。

    2
    投稿日: 2023.11.26
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    最高でした。 中学生の時、米澤穗信のインシテミルを読み、本格的にミステリー、特にクローズドサークルという手法にどハマりし、その代表作と言われるこの作品を読んだのは、良い思い出。遠い記憶をたどり、また、読みたいと思い再購入。 やはり面白い。今まで読んできた小説たちがどれだけ、この作品に影響を受けていたかということを思い知らされました。

    4
    投稿日: 2023.11.26
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    ミステリーの定番にしてオリジナル。 コナンや金田一のような展開には新鮮味はない。 しかしこういった世界観もそもそもへこの作者が作ったとなるとすごいことだな。

    3
    投稿日: 2023.11.24
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    ミステリと言えばこれ!と胸を張っておすすめできる作品。 犯人がまるで透明人間のようである。一人、また一人と消えてゆく様子が不気味で、終始息を飲む展開が待っていた。 次へ次へとページを捲ってしまう、素晴らしいミステリでした。

    3
    投稿日: 2023.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーの超有名作と言うだけあって、海外作品なのにとても読みやすく(登場人物の名前→セリフという形式なので誰が喋っているか分かりやすい)、トリックも読後に解説を読まなくても理解できるような分かりやすさで、純粋にミステリーを楽しめました。 大量殺人を犯した犯人の動機が、法律によって裁けない人々を裁きたいというのも納得感のあるもので、完成度の高さが伺えました(しっかり最後には島から誰もいなくなっているのがすごい)。 私にとって、初アガサクリスティー作品だったので、これから他作品も読み漁っていきたいです。

    1
    投稿日: 2023.11.21
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    読み終えて…「え?これで終わり?」 トリックも孤島も童話も人形も全ていつかどこかの本で読んだり映画で観たりしたことある…とがっかりしたのも束の間 このアガサクリスティがそれら全てを最初に考えた人でありこの作品が元祖だと思い出したら改めて凄さがわかった(最初がっかりしてごめん) 外国作品は登場人物の名前が覚えにくく苦労するが、私はひとりひとりの顔をハリウッド俳優に置き換えて読んでる 今回の場合だと ウォーグレイヴ判事→ロバート・デ・ニーロ ヴェラ元体育教師→若き頃のデミ・ムーア ブロア元刑事→ブルース・ウィリス マッカーサ退役将軍→マッカーサー司令官 エミリー老夫人→ロンの母親役の人 アンソニー青年→ロバート・パティンソン etc..... このメンバーでずっと読んでた

    4
    投稿日: 2023.11.20
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    初めて読みました。童謡になぞらえているところがすごいなぁと思う。ミステリーや海外モノ初心者でしたが、ドキドキしつつも楽しめた。

    0
    投稿日: 2023.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い! 犯人だろうと目星をつけていた人が全くの見当違いだった。まさかあの人だったとは⋯ 個人的に終幕あたりのロンバードの一人称の表記揺れが気になったけど読者へのミスディレクションだったのかな⋯ また最後のピストル自殺の情景があまり想像つかなかったので図解して欲しい⋯

    2
    投稿日: 2023.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーはあまり読んだことが無かったのですが、文章がわかりやすくスラスラと読めることが出来ました。犯人は最後までわからなくて、わくわくしながら読めました。 読んだことがある数少ないミステリーものには皆探偵がいて、事件は最後解決されて生存者もいるという話だったので、途中までは何人目のところで真実に気づくんだろうなぁと思いながら読んでいました。ところがどんどん殺されていって、犯人も真実もわからず、最後誰もいなくなってしまったことは予想外でとても驚きました。 タイトルの通り、ほんとうに誰もいなくなってしまうんですね!面白かったです。

    0
    投稿日: 2023.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遅ればせながら、ど定番のこちらを読了! 十角館の殺人を先に読んでしまっていたので、あれはここのオマージュだったのか〜という気づきが楽しかったです! 犯人は当てることができず… 殺し方がちょっと雑に感じた部分もありましたが、まさかあの人にやられるとは思わないだろうし油断していたのかな…という想像力でカバー!笑 それよりも、みなさんが書かれている通り、当時においてこんな斬新な話を思いつくこと自体がすごい! 比較的短時間でサクッと読めてこの満足感、これぞ名作…! まだ未読の他のクリスティー作品も読みたくなりました!

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    著者の作品、ブクログ登録は3冊目。 登録した作品は、 ・オリエント急行殺人事件(1934年) ・ナイルに死す(1937年) ・そして誰もいなくなった(1939年) で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が響く…そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。 ---引用終了 本作には、旧訳と新訳がありますが、孤島の名称が変わっているようです。 即ち、旧訳ではインディアン島、新訳では兵隊島。 これは、人種的な配慮でしょうか。 また、本作は、その後のミステリー作家に多大な影響を与えています。 本作を意識して書かれた作品を挙げると、 ・「殺しの双曲線」(西村京太郎、1971年) ・「十角館の殺人」(綾辻行人、1987年) また、著者・アガサ・クリスティー(1890~1976)は、コナン・ドイル(1859~1930)のシャーロック・ホームズものを良く読まれたようです。

    56
    投稿日: 2023.11.12
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    何となく展開は読めたけど、思っていた犯人と違った。 そんな上手くいくか?ってとこはあったけどおもしろかった。

    0
    投稿日: 2023.11.10
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    登場人物を細かく覚えきれず、何度もページを戻り、探し、していて楽しみきれなかった。 みんな日本名だったならまた違う感想になるだろう。

    1
    投稿日: 2023.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    色褪せない孤島ミステリの原点。 年に数冊くらいは目にする孤島クローズドサークルもの。 それらを読むといつも思うのは、(アレを再読したい)。 しばらく前に、当時自分が読んだハヤカワ・ミステリ文庫版を実家から持ってきていたのだが、流石に年季が入り過ぎているのと、字が小さすぎるのとで次々と届く図書館本を押しのける程の力も発揮されず、長らく積読状態だった。 今年発刊された、ミシェル・ビュッシの『恐るべき太陽』は孤島クローズドサークルものとのレビューをいくつか拝見している。 ミシェル・ビュッシといえば自分的には『黒い睡蓮』。 あれには完全にしてやられた。 あの作家の書く本ならば、間違いない、図書館予約している『恐るべき太陽』が届くその前までには流石に再読しておかなければと思い、意を決してクリスティー文庫版をamazonで中古購入。 届いた本の表紙を見て、あれ? amazonで見た近代的な感じの波打つ崖の上空写真(レビュー時点のブクログの画像もこれ)と違って、孤島の岬っぽい場所に赤い原住民のような人の佇む戯画っぽい表紙。 あ~、でもこれはこれで懐かしくもあり、ありかも。 で、一気に読了。 文字は大きいし(その分ぶ厚くなったけど)、訳も自然ですらすらと頭に入ってくる。 何と言っても面白い! 言ってみれば「孤島に集められた10人が次々に死んでいく。犯人は誰!?」というシンプルな話なんだけれど、短めの章、節で区切られているし、読者を飽きさせずどんどん話が展開していくので一度読みだすと止まらない。 やっぱクリスティすごい。 真相については全く忘れていたが、読み進めるうちに何となく思い出してきた。 そういえばこの”誰もいなくなった”時点で、当時中学生くらいだったろうか、「なにこれ、どういうこと!?」と衝撃を受けた自分を思い出す。 作品世界の雰囲気やこの圧巻の展開に完全に呑まれた。 海外ミステリを読み漁る道へ、間違いなく影響を受けた一冊。 読んでいる間、娘から「その表紙と全く同じ本、本棚で見たよ」。 「そう。でも文字も大きいし、文章も読み易くなってるから!!」。 年季本の方を積読中に娘に勧めていたのだが、残念ながらページが開かれることはなかった。 今回、興味をもったようなので改めて推しておいた。 「じゃあ学校の読書時間で読もうかな」と言っていた。 よしよし。

    63
    投稿日: 2023.11.05
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    翻訳版特有の独特な言い回しがあれど、緻密な構成と描写で、内容が入って来易い。 ただ、物語が終わった後に、ただ真相を書き並べて"こういうことでした"って答え合わせをするのが味気なくて、あまり好きではない。

    0
    投稿日: 2023.11.04
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    過去の名作を今更読んで、ストーリーと回収が 素晴らしいと思います。 海外作品は自分には少し読みづらく、、

    17
    投稿日: 2023.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさにミステリの真骨頂! 逃げ場のない孤島、疑心暗鬼になる人々 まさに私の大好きなミステリの設定ばかり。 このミステリの良い所は 歌詞通りに殺されていくと分かっているのに (こちらも作中の登場人物も) どうやって殺されるのか考えてしまうし どんどん人が殺されていく中で 犯人だと思った人が死んでしまって ええぇ!?となったり。 最後もまさかの結末で本当に やられたな~という感じ。 読んでいて殺人なのにワクワクしてしまいました笑

    2
    投稿日: 2023.10.25
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    あれよあれよという間に話が展開していき、最後にタイトル回収。 登場人物の心理描写がお見事で、自分も一緒にほんの世界に入り込んでいるような、ハラハラする読書体験でした。 さすが世界の名作です。

    14
    投稿日: 2023.10.25
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    いろんな作品がオマージュしてるので読んでみたかったが、本当に面白かった。最後の最後まで犯人が分からなかった。

    2
    投稿日: 2023.10.24
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    孤島に集められた男女10人。彼らは法で裁かれなかった罪を抱えていた。マザー・グースの童話に沿って展開される殺人事件。名探偵も存在せず全員が容疑者である閉ざされた島で迎える結末とは? あまりにも有名な一冊を今更履修。 洋書は文章や登場人物の感覚が違いすぎて入り込めないものが多いのですが、こちらは(もちろん翻訳も良いのでしょうが)それを気にさせない構成力と素早い展開で飽きずに一気読みしました。 今では多くの作品のお手本として鋳型にもなっている作品ですが、ミステリー初心者にも優しく、洋書は苦手っていう方にもおすすめしたいです。 こちらがお気に召した方は、綾辻行人さんの「十角館の殺人」も推薦します。

    5
    投稿日: 2023.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全員が死ぬことを知った状態で読み、最後が自殺だっただけに、読んだときは素晴らしさが分からなかったが、クローズド・サークルという状況下で犯人を最後まで隠し切る書き方や書かれた時代を考えると、こういう書き方もあるというひとつの例を作ったという点で、相当凄かったのだろうと後から感じた。 特にこの作品は、他の多くの作品に影響を与えているため、可能な限り早めに読むべきであり、もっと早く読んでいれば、より素晴らしさを感じられたのではないかと思った。 個人的には、最後の1人と、結果としては犯人が自殺している点で、あまり好みの流れではなかったが、最後の1人に関しても自殺とはいえきちんと犯人が後から手を加えている点や、犯人の心情を第三者が当てるのではなく自ら書くという点が素晴らしかったと思う。

    1
    投稿日: 2023.10.19
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    絶対に聞いたことのある作品ではあったのに、今まで一度も読んだことがありませんでした。書店の店頭に並んでいたので、これを機に読んでみようと思い、読んでみました。海外文学はほとんど読んだことがなく、飽きずに読めるだろうかと思っていたけれど、思いのほか読みやすく、どんどん読み進めてしまいました。最後の最後まで犯人が分からず、これはホラー作品なのかと?と錯覚してしまうほど、ゾッとする展開が続き、大変面白かったです。他のアガサ・クリスティー作品も読んでみようかと思います。

    0
    投稿日: 2023.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても有名な作品。 色々な作品に影響を与えている不朽の名作。 テンポが良く一気に読めた。 個人的には探偵役と助手がいるバディもの?が好きなのでドストライクの好みって訳では無かったけど、ダレることなく読めたし面白かった。 孤島で童謡になぞらえて殺人が起きて最後にはタイトルの通り誰もいなくなる。 エピローグで事件の真相が犯人目線でわかるんだがすごくオシャレですごくよかった。 なんかかっこよくて作家さんが憧れて影響を受けるのが理解できた。

    1
    投稿日: 2023.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    孤島に閉じ込められた人々が、童話通りに次々死んでいく、といういかにも感が売りのミステリーなんだろうなと思った。 有名作品なのでとりあえず読んでおいた。たくさんの作品に影響を与えたんだろうな。

    1
    投稿日: 2023.10.06
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    タイトルもあらすじも知ってたけどじつは読んだことなかったこの名作を今さらながら初めて読みました。テンポよい展開でダレるところなくラストまで駆け抜けるのがすごい。今読んでもまったく古さを感じず楽しめるのが不思議なくらいです。続けて他のアガサ・クリスティー作品も読んでいきたいと思います。

    1
    投稿日: 2023.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言わずと知れた代表作、やっと読めた。10人が御伽話になぞらえて死んでいき、そして、誰もいなくなる。こんな大胆な設定は、ミステリ界の発明であり、後のミステリを縛るではないか!と思った。(これは杞憂なのだけど。) 「10人(9人)もの秘密を知るには、どういう仕事の人間だろう?」とか「10人が順々に死んでいく、という物語を成り立たせるには、犯人はどう立ち回るのだろう?」と常に考えながら読めたので、自分の推理がなかなか良い線をいっていたことに満足した。(その分少し物足りなかったのだが。) だからこそ、やはりエピローグは合理的だったし、独白を瓶に詰めるというところは粋で良かった。 キャラ的には、ブロアが好きだった。

    0
    投稿日: 2023.10.04
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    王道ミステリー 孤島に集められた過去にわけありの10人が童謡に倣って1人ずつ減っていく設定が面白い。 全員が怪しく最後まで一気に読めて、ミステリー好きには本当におすすめ。

    11
    投稿日: 2023.10.03
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    クローズドサークルの先駆け。1939年に書かれた小説だが、非常に読みやすく直ぐに読み終わってしまった。孤島に集まった10人だが、1人ずつ死んでいき、最後にはタイトル通り誰もいなくなる。それなら犯人はどうなったのか? トリックや動機は現代の作品と比べるとあっさりしていてそんなに驚きはないが、最初にこの設定を考えついたのが何より凄い。

    0
    投稿日: 2023.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスティー読了3冊目。 とにかくテンポがよく、ページを繰る手が止まらない! 次は誰が殺されるの?という焦燥感や、過去に犯した罪の意識に苛まれるヒリヒリ感がたまりませんでした。 ラストの独白から、たしかにハッキリと悪事をはたらいていないのは彼だけだよね...と読み返す楽しみもあり。 あー面白かった!と言いたくなる1冊◎

    2
    投稿日: 2023.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気読みした。Yの悲劇とかよりも、読みやすい言葉で書かれている。これ種明かしなしで終わるのか、と思ったけど、しっかり説明はあった。個人的には、決まった犯人が1人いるよりも全員が犯人で、殺し合っていた、という方が人間の極限状態での狂気を感じてよかったのでは、と思った。でも、止まらないぐらい面白かったし、詩のとおりに殺していき、人形も残り人数に合わせるというのはいかにも殺人事件という感じで好きだった。私がこの場にいたら泳いで逃げる。

    2
    投稿日: 2023.09.21
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    今のところここまで面白く、鳥肌が立ったミステリはない。ラストの数ページで全部が変わった!! この作品に出会えて本当によかった!

    6
    投稿日: 2023.09.18
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    ミステリーは好きだけど洋書への苦手意識から避けてきてしまった作品。 案の定、登場人物名がなかなか覚えられなくて冒頭の紹介に何度も戻りながら読んだけど、終盤にはページを捲る手が止まらないほど夢中になっていました。 真相を知ってから第1章の各登場人物が島へ向かうまでの犯人のエピソードを読むと、犯人としても何も知らずに島へ向かう人物としても違和感なく読めることにびっくりしました。

    8
    投稿日: 2023.09.18
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    本格的にミステリーを読み始めるならということで、不朽の名作と称される本作を手に取った。 孤島に建てられた豪勢な館。館の主に招待された互いのことを知らない10人の男女。童謡に沿って周りの人物が徐々に殺されていく恐怖。王道な展開だが、ページをめくる手が止まらない。 まず、素晴らしいと思ったのは物語の導入部分。登場人物たちの人相や性格が気持ちいいくらいにストンと落とし込まれた点。 この人はぶっきらぼうで気難しそうだ、きっとこの人は暗い過去があるな、この人は直情的だが良い人そうだ――物語が大きく動き出す前に、10人の登場人物が綺麗に頭の中に思い描けるのは、ミステリー慣れしていない私にとっては嬉しい点だった。 疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの掛け合いや心境の変化も緊迫感があって大変良かった。 エピローグ後の赤川次郎氏の解説にもありましたが、ストーリー展開上ありがちな主要人物たちの男女関係や、殺人現場の生々しさのようなものは一切なく、不快になることなくスラスラと読み進めることができた。それでいて淡白ではないのも凄い。 翻訳小説に苦手意識があり、食わず嫌いしていた本作だが、今後も翻訳作を手に取りたいと思わせてくれた作品だった。

    28
    投稿日: 2023.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっても面白かった十角館の殺人に出てきた作品だったため興味を持って買ってみました。 海外作品にあまり慣れていないため、カタカナ名前と職業・肩書きを覚えて結びつけるのにすごく苦労しました。笑 十角館の殺人と同じように島のメンバーの中に犯人がいるのかなぁ…と思いつつ全然見当がつかなかったです。 しかも一番無さそうだと思ってた人が犯人でびっくり! でも動機は一番ありそうだしその人が考えそうな理由で、その辺もちゃんと納得できて良かったです。

    2
    投稿日: 2023.09.18