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そして誰もいなくなった
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー、青木久惠/早川書房
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総合評価

1033件)
4.2
398
377
163
16
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読もう読もうと思ってずっと読んでなかったけど、もっと早く読めばよかった! これは面白い!! 「昔の作品だしとりあえず読んでおくか」ぐらいの気持ちで読み始めたが、ページをめくる手が止まらなかった。 タイトル通り「そして誰もいなくなった」 後日談の警察の推理、からの種明かし。 どうやって着地させるんだろうと思ったが、見事な着地だった。 古典ミステリはあまり読んでないのでこれからもどんどん読んでいきたい。

    2
    投稿日: 2023.09.18
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    10人の男女が孤島に招待されたが、島の邸宅に招待主が現れない状況下にて招待客の後ろめたい過去の犯罪を仄めかすメッセージを受けた後に人が次々と殺されていった。 犯人は一体…。 海外ミステリーの代表作は!?と言うと、この「そして誰もいなくなった」を挙げる人が多そうですが、実は初読みでした。 むしろ、海外ミステリーの初読みでもあります。 この作品は80年以上前に書かれたものということもあり、何処となく古臭さを感じる部分はありますが日本の本格派ミステリーのクローズドサークル物(代表作として綾辻行人さんの「十角館の殺人」など)がこれのオマージュ作品として書かれてるのを初めて実感しました。 300ページほどのボリュームしかない中で、人物描写や心理描写が実にシンプルだけど決して腐らず、人が次々と殺されているのに生々しさがなくこんなに後味が悪くない作品は今では少ない気がします。 日本のクローズド作品を読んできているため、話の展開がある程度読めてしまいましたが、殺人物のミステリーが苦手な方にもお勧めできる作品かと思います。

    0
    投稿日: 2023.09.15
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    ずっと読みたくて温めていた作品をようやく読めました。大満足です。 ミステリで、人も亡くなるのに、とても爽やかな読み心地でした。 あまりの面白さにずっと読んでいたくて、ページの残りが少なくなっていくのが淋しかったです。 個人的には、エピローグ前に描かれていたシーンの突き放された感じの読後感が1番好きです。

    63
    投稿日: 2023.09.10
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    母に勧められて手に取りました。こんなに面白いミステリーがあるのか!と、私がミステリーにハマったきっかけの作品です。 予想していなかったラストは衝撃で、母が勧めてくれた意味がわかりました。

    2
    投稿日: 2023.09.10
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    アガサクリスティーの中で、1番興奮ドキドキとまた、読んでいても、人物と風景が頭の中で想像出来てしまう展開が素晴らしい! 1人ずつ消えて行く恐怖と、生き残る人たち同士疑念と信頼関係が崩れていく様子が淡々描かれています。あの人が犯人?と思いきや殺されるのパターンに何度も読書も騙されます。 最後まで気が抜けず、目が疲れながら読み終えた時自分自身もグッタリしました。

    4
    投稿日: 2023.09.07
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    これが、色々な作品でオマージュされている作品なんだと思うと感慨深いです。 初めてアガサ・クリスティーの作品を読みましたが、テンポがよくてスラスラ読めました。 1939年の作品なので、いわゆる古典ミステリではありますが、古臭さはほとんど感じることなく、面白かったです。 トリック自体は、それほど奇抜ではありませんが、最後まで犯人が分かりませんでした(笑) 伏線もちゃんとありましたし。 アガサ・クリスティーにハマりそうなので、今度は、ポアロ作品を読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2023.09.06
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    洋書は苦手だが、色々な小説に出てくる原点のような本だと知り手に取った。 設定はもちろんテンポ感もよく洋書にしては読みやすい。 最後の結末も驚きはしなかったが納得。

    9
    投稿日: 2023.09.06
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    昔に日本版でドラマかなにかをやっててずっと原作を読みたいと思っていたので遂に達成。翻訳された外国の本ってどうしても読みにくそうと思って避けていた部分があったけど、そんなことなく世界観に惹き込まれて一気読みした。ただカタカナに慣れていなすぎて登場人物の名前がなかなか覚えられなかった。

    0
    投稿日: 2023.09.05
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    孤島に閉じ込められた10人が人形と共に不審な死を遂げていくという探偵のいないサスペンスミステリーのフォーマットの多分先駆的にして最高傑作。 不可能犯罪且つ犯人及び被害者の予測がつかないトリックやプロットに注視しがちであるが適度な文量、続きが気になる章の終わり方、会話で状況を把握させる等、一気に読ませ且つ分かりやすい筆力が極めて高い事に気づかされる。 他の方のレビューにある様に色恋、スプラッタ等余分な要素を削ぎ落としている事で緊張感が最後まで続いている事も素晴らしいと思う。

    2
    投稿日: 2023.09.01
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    最高だった。意外にも読みやすい。短いし、海外の慣れない言葉が少ない。キャラが多いのでそれを覚えるのは大変だけど。もはや展開はホラーなのに、全然怖くないのは文章がそういう雰囲気をもってないから。マジ助かった。怖いのは無理。 日本のミステリー小説をいろいろ読んでみたいから、その前にいろんなミステリーの元ネタとなってるこれを読んでみたんだけど、最高峰を読んでしまっあとに、日本のミステリーで満足できるのだろうか? 無駄のない小説で、全てのシーンが最高だった。

    3
    投稿日: 2023.08.29
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    さすが名作と言われるだけある、シンプルながら推理も楽しめる作品。 無駄に暴力的でもなく、変な恋愛描写も入ってないので、サクサク読める。

    2
    投稿日: 2023.08.28
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    今から84年程前の作品。翻訳により現代でも読みやすい形にされているであろうが、時代を感じさせず、読みふける事が出来ました。世に多くある、孤島の館系連続殺人のベースとなっている作品ですよね。 とてもシンプルなのに惹き込まれます。赤川次郎氏の解説にもある通り、無駄が無く、無駄に長くなく、暴力的でもなく、残酷さも無い、恋愛描写も無い。 ただただ、集められた人達が孤立した島の館で、殺されていく謎とそこに直面する人間模様の描写だけです。とにかく読みやすくて、さくさく一気に読み進める事が出来ます。話自体も非常に巧妙に作られていてとても面白いです。物語を人に読み聞かせるという事の本質を感じさせられる作品ではないでしょうか。私は作家ではありませんが…

    24
    投稿日: 2023.08.26
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    ミステリーをあまり読まない私でも非常に読みやすく、先の展開にドキドキしながら読むことができた。さすが名作といわれ長い間評価され続けている作品。 古い子守唄に倣い殺人が行われていく。その表現の仕方が不気味で素晴らしいと思った。 犯人は何か超人てきな何かを持っているのか、ホラー的な結末になるのか等、色々予想していたが、しっかりロジックのある殺人方法だったので感動した。

    9
    投稿日: 2023.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容はまとまっており、一夜で読めるボリュームで余計な恋愛展開もないのが非常に良かった。 読んでいる途中で犯人は二重人格や精神病の類かと思っていたが、最初から緻密な計画が練られていた点も◯ 法律で裁けない罪というのを罰する為、最後に自分も命を断つというのは筋の通った信念を感じる事ができた。内容に反して後味の良い作品であった。

    0
    投稿日: 2023.08.15
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    たがいに面識もない十人の男女。孤島に招かれた彼らが一人ずつ殺されてゆく。そして誰もいなくなった、、、 有名な作品だけど読んだことがなかった。 人の名前は覚えづらかったが、普通に面白かった。

    2
    投稿日: 2023.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言わずと知れた、超がつく名作。初めてこの作品と出会ってから、何度も読み返している。 何度か映像化されたりもしたが、小説が一番だと思う。 見立て殺人、クローズドサークル、そしてタイトルの通り誰もいなくなる…こんなにもワクワクするシチュエーションを、失速することなく最後まで書き上げた著者は本当に本当に天才なのだと思う。 この作品と出会えて良かった。 これからもきっと、何度も読み返すであろう作品の一つ。

    0
    投稿日: 2023.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物の名前はちっとも覚えられなかったけど、面白かった。 どこでだか忘れたけれどネタバレを食らっていて、既に殺された人が実は生きていて犯人ということだけを知っていたので、一番最初に死んだ人が犯人かとすっかり思い込んでいた。結末読んで「お前か〜〜〜」となってしまった。 「バラバラの殺人の告発だけど、実は裏で全員に共通する知らず知らずに共犯になっていた罪がある」というオチかなと思ってホワイダニットを期待しながら読んでいたので、真犯人のサイコな動機には少し拍子抜けしてしまったところはなくはない。 「罪の重さの順番に殺す」と決めた判事が、子供を轢き殺し少しも悪びれない男をもっとも軽い罪として、同じく子供を殺しそして深く後悔している女をもっとも重い罪としたのは面白い。どう思うかではなく、どうして殺したかなのだ。裁判官っぽくもある考え方か。 この小説の唯一の欠点は登場人物が抜けていて絶海の孤島で人が死んだというのに、一人で寝室に戻るなど自由行動したりしてはいけないということに、事態がいよいよ深刻化するまで気づかないということだろう。彼らのうちの一人でもアガサ・クリスティの作品を読んでいたらこんなことにはならなかっただろう。

    2
    投稿日: 2023.08.10
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    初アガサクリスティー読了。80年以上前に書かれた作品にも関わらず、ストーリーに引き込まれるように一気読み。あとがきの赤川次郎さんが書かれている通り、ミステリーとは「痴的で粋な」娯楽であったことを知ることができる貴重な作品。 アガサクリスティーを読んだことない人は、この本がオススメ。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    80年以上前の作品と信じられない! 描写の拙さがなく、古っぽさも微塵も感じさせない。(登場する物は古いけど、) 一人ひとり亡くなっていくにつれて感じるゾクゾクとするスリルと懐疑心は、唯一無二だと思う。 早く読み返したい。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    思ったよりも文章が読みやすく、面白かったです。 もっと古典古典した感じかと思いましたが、確かに独特な古さを感じる書き方ではありながらも現役作家さんでこういう書き方の人もいるよなーくらいの文体で、色褪せない名作というものなのかと驚きました。 最後に犯人の謎解きがあり、スッキリ終われます。 ちょっと納得いかない死に方をした人もいるので、星4つで!

    2
    投稿日: 2023.08.05
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    およそ30年振りに読み返した。やっぱり最高のミステリ作品。思ってたネタバレと違ってたので、たぶん数あるフォロワー作品のどれかと混ざってたみたい。読書の遅い自分が1日で読めたので、定期的に読み返す作品だと再認識できました。

    1
    投稿日: 2023.07.30
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    とても面白かった。兵隊島に招待された10人には法律では裁けないが何らかの殺人を犯してきた人たちで彼が兵隊の詩通りに順に殺されていく。最後に残った二人のどちらかが犯人かなと思っていたが最後まで読むと途中で死を偽装して殺人を続けていたウォーグレイブの日記が出てきて謎が解き明かされる。途中でみんなが疑心暗鬼になっていく様や詩通りに殺されていく展開がミステリーって感じがした

    1
    投稿日: 2023.07.26
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    ミステリーの王道 この書き方を皆がマネしてるんだと思った トリックも納得いくし、その披露の仕方も面白い 20年ぶりに読んだが色あせていない

    0
    投稿日: 2023.07.25
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    これぞアガサクリスティの最骨頂。 読んでいて背中がゾクゾクする感覚になる。 犯人=大体誰かに暴かれる、というミステリーの構図が覆される本。

    1
    投稿日: 2023.07.16
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    大昔の本とは思えないほどよくできてる 長さも完璧だし文章も読みやすいし登場人物の個性もはっきりしてる ミステリーの原点って感じがしました

    1
    投稿日: 2023.07.13
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    若い頃に読んだアガサクリスティの傑作ミステリー 登場人物の巧みな描写 一人一人亡くなったあとの人間関係の変化 いろいろ想像力を刺激される 上質な大人の読み物という印象 日本の作品にはなかなか無いな こんなミステリー 人物描写が彼女の作品はとにかく素晴らしい

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    クローズドサークル、デスゲーム、見立て、主催者の心理。現代のミステリーで広く使われてるものの原点が全部あった。すごい。 探偵の不在、手掛かりの少なさについてはやや推理の楽しみを損なってるけど、その分はスリルは一級品。 古い海外ミステリーを読んだのは初めてで楽しめるか不安だったけど、ここまでエンタメ要素に満ちた内容なのは衝撃だったなぁ…

    1
    投稿日: 2023.06.26
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    様々な本で参考にされる離島ミステリィの真髄を見た。これはページをめくる手が止まらなくなりますわ。ABC殺人事件、オリエント急行殺人事件、そして誰もいなくなった。どれもハズレが無さすぎる

    1
    投稿日: 2023.06.17
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    小学4年生の頃に読んだ覚えがあるが、展開は何も覚えておらず、10年ぶりに読み返した。こんなに先の気になるものだったとは。そして衝撃の結末。覚えなくて逆に良かった。他のミステリも記憶を無くして驚けたら良いのだけれど。

    2
    投稿日: 2023.06.15
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    冒頭の『そして誰もいなくなった』によせては本編を読み終わってから見るようにしましょう笑 自分は寸前のところで回避しましたが危うく犯人が分かってしまうところでした。

    4
    投稿日: 2023.06.12
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    冒頭に翻訳者のコメント等があった気がするが、何も読まずに読んでほしい。 どうなっちゃうのってワクワク感を持ちながら読んでほしい。

    2
    投稿日: 2023.06.12
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    キャラクター一人一人の性格が、冒頭の説明で無理せずスッと頭に入ってきて読みやすかった。 そして1番表現として凄い!と感じたのは、極限状態になっている人々の心理状態がリアルに伝わってくるように書かれていたことだ。 5人になった時の会話がない場面で、疑心暗鬼で極限な心理状態が表されていたところがゾクゾクするほど伝わってきて、自分もその場にいるように、パニックになりそうだと感じた。 そして友情や恋愛なしのミステリー一本にしぼった本の構成のおかげで内容にのめり込めた。 今もおそらくこのような法で捌けない犯罪が蔓延っていて、その犯人を知らずに過ごしていると人もいると思う。 しかし辛いのは、その自分の罪を償おうという気持ちになっても証拠がないから一生償えないということだと思った。 読むうちに、何人かは少し後悔しているような節が感じられた。なので犯人はこの償えない気持ちを浄化させてあげたという見方もあるのかなと感じた。 ミステリーの女王と呼ばれているのがよくわかった一冊!

    5
    投稿日: 2023.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリの大御所。 クローズドサークル好きとしてはさすがにこの本は外せないなあということで読みました。さすがの面白さでした。 童謡の通りに殺人が進んでいくのが恐ろしくもあり、推理を楽しめるポイントだったかなあと思います。 翻訳作品なので仕方ないかなとは思いますが、登場人物が多くて、今誰視点で話が進んでいるかというのが少し分かりずらかったです。 クローズドサークルの醍醐味をふんだんに効かせていて、トリックを考えるの楽しかったです。ネタばらしの仕方もなんだか洒落ていて良かったです。

    8
    投稿日: 2023.06.06
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    海外小説特有の読みにくさと登場人物の名前の覚えにくさを感じた。また心情描写も少ないと感じた。様々なミステリー作品に影響を与えた一作なので教養として一度は読むべきではないだろうか。鬼気迫る感じを期待していたので少し残念に感じたがストーリーは緻密だった。

    4
    投稿日: 2023.06.06
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    クローズド・サークルの原点。十角館の殺人をはじめ、本作のオーマジュ作品は数あるため、一度は読んでおいて損はない。 本作は、内容やトリックに新鮮さや目新しさはないものの状況や登場人物の心情・性格・バックボーンを細かく描いており、リアリティがあった。ここが『原点にして頂点』と言われ続けている所以だと思う。

    1
    投稿日: 2023.05.28
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    2023/05/25〜2023/06/06 06/05の24:11に読了。 小説というメディアだと、主要キャラは5人程度までしか追いかけることが出来ないという僕の弱点が露呈した。 最後の警察官の話と、犯人からの手紙の部分は親切だったかな。答え合わせの楽しみ。

    0
    投稿日: 2023.05.25
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    思ったより読みやすい話で、一気に読みたくなる。 さすがだなぁ…と読みながらニヤニヤしちゃってました笑 すごい読みやすいお話なので、ミステリーが好きならぜひ読んで欲しい作品

    2
    投稿日: 2023.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーというよりかはホラーぽかった どんでん返しとか特にないけど、まぁ名作だし読んどくかっていうので惰性で読んだのは否めない

    1
    投稿日: 2023.05.10
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    #そして誰もいなくなった #読了 こんなに、読みやすい物語だとは思ってなかった。 勝手な想像でもっと仕掛けが多くて読み進めるのが難しいと思っていただけに、ミステリの面白さの基礎を教えてもらえたような感じ。 クリスティー初めてだったけど別のも読もう。 #読書記録

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    ミステリーの古典はクリスティー、ドイルを多く読みましたが、クリスティーの方が人物の心理描写、背景描写がきめ細かい気がします。そういった意味でもクリスティーの方が好みなのかも。また今読んでもあまり古臭さが感じられないのは、書き込まれた人間の本質そのものが普遍であることが大きいのかもしれません。こちらの作品には老若男女、職業、生活レベルの違いなどがある約10人の人間が登場しますがそれぞれにドラマがあることが単なる推理小説とならず、名作となった理由な気がします。

    2
    投稿日: 2023.05.02
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    100年前のミステリを堪能させていただきました。十角館の殺人がどれだけこの作品に影響を受けているかをヒシヒシと感じました。

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    オチを知っていたので、完全には楽しめなかったが、やはりクローズド・サークルミステリの原点とも言える作品なので読んだ価値はあったかな

    12
    投稿日: 2023.04.25
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    最近のミステリーを読みすぎているせいか、そこまでのめり込むことも感動することもなかった。驚きも。でも読んでよかったとは思う。

    1
    投稿日: 2023.04.24
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    ⚪︎清水俊二訳版読了 ⚪︎全274p ⚪︎クローズドサークル ⚪︎見立て殺人 ⚪︎The元祖 ⚫︎1番最初に読み終えた思い出のミステリー小説 ⚫︎初めてミステリーを読んだこともあり、犯人を見つけるぞ…と意気込みノートまでとりながら読み進めていったにも関わらず、犯人が最後の最後まで分からず、答え合わせでは衝撃で思わずページを遡り読み返した ⚫︎この本なくしてはミステリーにハマることもなかったであろうし、クローズドサークル好きになることもなかったであろう ⚫︎あまりに綺麗な話の組み立てで無駄な要素がなく、この短いページにすべてが詰まっている ⚫︎答え合わせがあまりにもロマンに溢れている

    1
    投稿日: 2023.04.23
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    オーディブルにて。 なんかいめだったのだろう、あまりにも詳細に全部憶えていたので(特にラストあたりは)、うんうんと聴いた。 やっぱり、ゆっくり文庫の結末が救いがあって好きだ。

    2
    投稿日: 2023.04.20
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    流石、クローズド・サークルと言ったら、これと言われるだけある。読んでいる時のワクワク感が凄く、非常に読みやすかった。物語が終盤に行くに連れて、登場人物が焦っていき、ヒステリーを起こしたり疑心暗鬼になっていく姿を見て、場面にそぐわない高揚感を植え付けられた。どうやって犯人が犯行をしたのかは思ってたより単純で驚愕した。シンプルに医師の使い勝手が良いなと思った。 これぞ、サスペンスって感じ。 最初、登場人物の名前を覚えるのが大変だった。あと、兵隊さんの童謡を見返すのが少し面倒くさかった。

    1
    投稿日: 2023.04.17
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    アガサ・クリスティの名作。 クローズドサークル 見立て殺人の本が好きなので、絶海の孤島を舞台に法では裁かれない罪をもつ10人の男女が 童謡に準えて一人ずつ殺されていく展開に、夢中で読み進めていった。最後の真相を読むまでは、疑心暗鬼にかられた彼らの心情がよく描写されていた。

    2
    投稿日: 2023.04.14
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    ミステリー好きなら、読んだかどうかは置いといて、 作者を知らない人は少数派であり、 イギリスの古典ミステリー作家と言えば、で出てくるであろうミステリーの女王。 日本では、オマージュ作品が多いことでも有名である。 絶海の孤島を舞台としたクローズドサークルで、 助けが来ることもない中での次々起こる殺人事件に、 犯人探しがうまくいかず、不安と焦りが募っていく。 先に、オマージュ作品で有名な、十角館の殺人を読んでいたのですが、 違いはもちろんありますが、かなり酷似しているともいえるので、 どちらを先に読むかで印象が変わるかもしれません。 オマージュ作品から先だと、この設定がオマージュかなってなる。 でも、明確に違うところはあるのがわかります。 なにせ、犯人は・・・おっと、ここはネタバレだから言えませんが、 犯人の行動は似て非なるものでしたね。 ほかにも、オマージュ作品は多いし、何作品か積読してる身としては、 今後読んだ時に、この作品との対比を楽しむことができます(忘れなければ)。

    1
    投稿日: 2023.04.06
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    つい最近ミステリー小説にハマった身として、原点にして頂点となる作品を読んでおきたい気持ちがあり、図書館で借りてきました。 やっぱり名作はすごい。読みやすい。でも犯人がわからなかった!ミスリードにまんまと騙されました。アイツかな?と思った人は犯人じゃなかったてす。残念。

    3
    投稿日: 2023.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台も登場人物も展開も犯人像も完璧過ぎる。中弛みせずずっとハラハラして一気読み出来た。ミステリーの金字塔なだけある。

    2
    投稿日: 2023.04.03
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    ミステリ好きなのに読んでいなかった本。 メインの登場人物が10人と多いのに、全員キャラがたっていて理解しやすいのがさすがと思った。 日本版のドラマで見たりしていたので、ある程度内容は知っていたけれど、それでも面白かった。 10人それぞれの心情、疑心暗鬼、疑わしい人物。誰が犯人なのか、ワクワクしながら読み進め、最後に種明かしがあったのだが、それも納得のいくものだった。 これが原点で、さまざまなミステリ作家に影響を与えたのかと思うと感慨深い。

    1
    投稿日: 2023.04.02
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    うーん、私には合いませんでした、、、海外作品に慣れてないのもあるのかも。読むのにとても時間がかかりました。

    1
    投稿日: 2023.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリの元祖『そして誰もいなくなった』は必ず読んでおかなくてはと思い、十角館の殺人と硝子の塔の殺人の読了後に読みました。読む順番をしくじったなというのが正直な感想。昔のミステリ小説とはいえ、内容が何だか薄く感じてしまった。エピローグの赤川次郎さんが書かれていたような感性で読むことが出来ませんでした。 あと、洋書だからか細かな登場人物の描写や心理などが私には伝わりづらかったです。

    1
    投稿日: 2023.03.25
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    ずっと気になってて初めて読んだけど、ページが止まらない〜ってなった!さすが! でも細かい設定は雑なかんじ。古いからしょうがないだろうけど、先に十角館を読んでしまっていたため、設定の粗さが気になった。でも面白い

    1
    投稿日: 2023.03.22
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    言わずと知れたミステリの大傑作である。 「大傑作である」のに、若いころの私は尖っていたので(笑)、ふん、古典なんて古くさくて読みづらいやい!と勝手に敬遠していた。 若気の至りというやつだから仕方ないけど、もっと早く読みたまえ!!と自分をどやしつけたい気持ちである。 なぜなら、私は綾辻行人の『十角館の殺人』でミステリに本格的に目覚めたようなものだからだ。 ネタバレは慎重に避けなくてはならないが、私は『十角館』を先に読んでいる状態でこの『そして誰もいなくなった』を読んだ。 大小さまざまな感動と先達への敬意と、ミステリって素晴らしいなぁというクソデカ感情が去来したのだけれど、物語の本筋ではないところで、「おお!伏線が回収された!!」と深く感動したのである(とはいえ、この伏線回収は個人的な読書体験に基づくものなので、『十角館』における新たな発見とかでは全然ない)。 綾辻先生の、クリスティへの、本作への大きな愛情や敬意を感じた。 月並みな言葉だけれど、内容としては全然古びていないし、この新訳版で、文章自体もとても読みやすかった。そりゃ、当時の価値観や風俗には首を傾げるところもあるけれど、古典に対してそんなことを言っては野暮である。 もう本読みびとの皆さまはとっくに気づいているかもしれないが、現代にまで残る古典を読んで、損なことはひとつもない。

    6
    投稿日: 2023.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰なんだろう 誰が犯人なんだろう と、推理しながら するする読めました 最後に自分も死なないといけないと思う 自分だけが生きたいと思っていたわけではないのだから

    1
    投稿日: 2023.03.13
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    流石に名作と名高いだけはあり、一気に読み進めてしまうほど面白かったです。 描写が迫真すぎてこっちまで息を飲んでしまうし、トリックも凄く言われてみれば分かるけど驚くものばかりで、ミステリー小説の中で今なお愛されている理由がよくわかりました。 面白くもあり、同時にゾッとしてしまう。 でも他の作品も気になるので、また呼んでみようと思います。

    1
    投稿日: 2023.03.03
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    初めて読んだミステリー小説 題名だけは知っていたけど読むのは初めて。 なんで誰もいなくなったのかがわからなくて、 最後まで見てもう1度戻って読みました。 アガサ・クリスティーにここからハマりました。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インターネット用語で激震地と言っても過言では無い、ミステリ界の傑作。 孤島に集められた様々な人々がUNオーエン(unknown)により次々と殺されていく。 曲になぞらえて犯行が行われる点もゾワゾワして良かった。 最後、犯行の独白をボトルに入れて流す点も美術点が非常に高い。 余談だが、社会的地位が高い者ほど、社会貢献を日頃している分このくらい良いだろうと事件を起こすという話があったりする。 最後に判事として自分を罰した(と思われる)彼もその被害者達も社会的地位は高めだったのでそんな話を思い出した。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    アガサ・クリスティの名作です。 孤島に招待された10人の人間。共通点がなさそうに見えますが、みんな表沙汰にならない罪を犯していました。 別荘でその罪を暴かれ、その後に一人一人、殺されていきます。 1人が亡くなると、兵隊の人形がひとつ消える。という演出もありました。 説明書きで、現在だったら書けないこの事件。なぜなら今は携帯電話があるから。(1人殺された時点で通報して終わりますね) 犯人は誰?トリックは?それを知りたくて一気読みしました。

    5
    投稿日: 2023.02.26
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    まさにミステリィの原点ということで大変面白かったです。人物索引を何度も何度も見返しながら読みました。

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    初めて読む海外ミステリーは アガサ・クリスティと決めていた! カタカナばかりなんだろうな〜と 不安だったけど意外と読みやすかった! あまりロジック?は感じられないが ストーリー重視?あたしは好きでした! 次はシリーズ物に挑戦したい!

    9
    投稿日: 2023.02.26
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    医療ミス、薬の与え忘れ、戦争などで死地に送る どれもしっかりとした証拠がなければ、ほとんどの場合、法で捌けない殺人 しかし、殺人にはかわりない 改めて法は万能ではない事が理解できたし 法が全て正解だとは限らないと思った

    0
    投稿日: 2023.02.20
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    誰が犯人なのか、そもそも犯人はいるのか、被害者達が洗脳(?)されたり夢なのではないかなど色んな考えが浮かんできて最後の最後まで分からなかった 変に登場人物のエピソードを広げたりせず事件が進む過程が読みやすかった

    0
    投稿日: 2023.02.19
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    ミステリーの金字塔とも言える超有名作品ですが、 実は私は今回初めて読みました。 謎の人物オーエンによって、兵隊島に集められた10人。 オーエンが所有すると思われる邸宅でおもてなしを受けるが、やがて1人、また1人と殺されていく。 最後の最後に謎が解き明かされてびっくり。 え、そうだったの!?という気持ちと、なんで気づかなかったんだー!という気持ちと。 怪しいと思っていた人物が最後まで生き残っていたので、ふふふやっぱり…と思いきや全然的外れ。 完全に踊らされました、笑。 作中にある伏線が回収されていくイメージでいましたが、それは私の知識不足で、それを楽しみに読むと少し肩透かし感もあるかもしれません。(なので星4) 1人ずつ減っていく中で、お互いに疑心暗鬼になって高まる緊迫感、古い童謡に見立てた不気味な殺人。 そういった物語の雰囲気ににどっぷりつかることを存分に楽みながら読むのが良き! 本当にページをめくる手がとまりませんでした!

    4
    投稿日: 2023.02.17
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    ないなりに灰色の脳細胞を働かせてみたが 全く犯人が分からなかったしトリックも見破れなかった。 とてもテンポがよく古さを感じさせない面白い本でした。

    1
    投稿日: 2023.02.15
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    怒涛のテスト期間を終え、久しぶりに本を読むことが出来た。 その一作目、アガサ・クリスティの名作「そして誰もいなくなった」読了。 緻密に描かれたストーリーと関係性。少しづつ変わっていく登場人物。100年近く経っているのに読み口が新鮮でスラスラ読めてしまう。すごい。 だけど内容としては、ちょっとずるいなって思ってしまった。そこにモヤモヤが残ってしまう。 無理なく登場人物が描かれていると赤川次郎さんが解説でおっしゃっていた。今度は「謎を解くぞ!」という気持ちではなく、純粋に小説を楽しむ。という意味で読めば、見え方も変わってくるかもしれない。

    12
    投稿日: 2023.02.13
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    順番間違っていたかも知れないけど、先に十角館の殺人を読んだので、すごい似てる!と思った。逆なんだけど。 最初は人物の把握に時間かかるけど、殺人が始まってからの展開ははやく、インディアンの唄の通り。 ボトルまで一緒だった。 十角館の方が面白かったと思ってしまった。

    1
    投稿日: 2023.02.12
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    めちゃくちゃおもしろい…。 序盤が少し退屈ですが、1人死んでからはもうジェットコースター。人数が減っていくたびにおもしろさが増しました。 あと犯人も気を衒っていないのがすごく良い。 あくまで読者に見せている範疇から正々堂々と犯人役を決めています。 これが本格ミステリーってやつか…。

    2
    投稿日: 2023.02.12
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    いやーすごい。クローズドサークルで犯人も目的が限られてくるが、お互いに疑心暗鬼にさせることで隙をつく、人間の心理を利用したすごいトリックだと思いました。

    0
    投稿日: 2023.02.11
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    10名の見知らぬ者たちが孤島に取り残され、1人ずつ殺されて行く。 登場人物が初めから多く、尚且つ日本名でないため少し人物を把握するまでに時間を要しました。 だんだん人が減って行くほどに徐々に面白くなっていき、人が減って行ってるのにもかかわらず犯人が分かりずらくなるとうい面白さで、後半は一気に読むことができました。 様々な作家さんに影響を及ぼしたアガサクリスティーの本作、なるほどの面白さでした。

    3
    投稿日: 2023.02.10
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    最後まで犯人がわからなくて、エピローグでスッキリ。登場人物がたくさん出てくるのに、途中でこの人誰だったっけ?とならないのが個人的に良い◯おもしろかった〜!

    1
    投稿日: 2023.02.08
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    孤島に招かれた10人の客人たちが繰り広げる本格ミステリー。 客人たちの隠したい過去、ヒントとなる兵隊の唄、移り行く人間関係と猜疑心の中、そして誰もいなくなる…。 展開のスピード感と無駄のない構成が魅力的。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んだ。古今東西、文句なしに名作と言われている作品。かなり前に購入していたのだが、その前に日本の作品を手に取っていた。翻訳された本の場合訳者の技量によって原本の読んだ時の印象が変わってしまうという恐れがあったからだ。しかし、本棚の中にあるこの本が常に気になっていたのは事実。この期待が裏切られたらガッカリしてしまう。 一昨日この本を通勤電車の中で読みはじめた。昨日まで電車の中でしか段ペンにしか四でいなかった。初めの三分の一を読んだところで、うーん、それほどではないかも知れない?という感じであった。 そして今日、土曜日なので残りを早く読み切って、次の本を読みたいという衝動に駆られて全て読み切ってしまった。やはり名作だった。 正直にいって、本編についてはそれほど感動もしなかった。これは訳者の問題かも知れない。これだけ名作と言われている作品なのだからもっと感動するはずだと思いながら(大変失礼な話だ)。 しかし、本編を終えた時に本のページが結構残っていることに気がついた。まずエピローグ。本編の謎がさらに深まる書き方。本編の謎がより理解できるように出来上がっている。 そして、最後の証拠文書。読んでいて「上手い」と手を叩きたくなった。作品全体が面白くなった。 やはり、名作と言われている作品は最後まで読まないとその良さが分からないものだと思い知った。

    9
    投稿日: 2023.02.05
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    はじめてのアガサクリスティ 引き込まれ具合が本当にすごい作品。五時間で一気読み。 ただ、自分の感覚として、「人が死ぬ」という設定自体、あまり得意ではないのかもしれない、、、 自覚したことない感覚なのだけれど、、、それだけリアリティのある内容ということなのだろうか。

    2
    投稿日: 2023.02.04
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    初めてアガサ・クリスティ読みました。 カタカナの名前(登場人物)覚えるのが大変でしたが、それを除けば次が気になってあっという間に読んでしまいました。 昔に書かれたものですが、登場人物の集められる理由や設定が面白く、次は誰が殺されるのか…?ドキドキしながら楽しめました。

    11
    投稿日: 2023.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普通にまとめて殺すんではなく、順番に詩に乗せて殺していく感じが賢い判事らしくてよい。秘密を抱えた大人たちひとりひとりの真実と本性が少しずつあらわになっていくのが面白いし、捌かれなかった罪とかそれを殺人を持って制裁しようとすることに対してなんともいえない気持ちになった。

    2
    投稿日: 2023.01.31
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    海外ミステリーものでもかなり読みやすい作品。 本のタイトルなら聞いたことある人も多いと思います。 訳もわかりやすいため海外作品の読みはじめの作品に適してると思います。 帯や作品紹介で書いてある通りの内容でこれ以上言わない方が面白いと思いますがあえて言うなら、名探偵コナンの2〜3話続けてやる事件ものに近い感じがします。 人が集められて、逃げられなくなり、事件が起こる。 とても面白いです。ミステリー好きなら是非。

    2
    投稿日: 2023.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読みのアガサ・クリスティの作品。 様々な所でオマージュやパロディがなされる名作とは果たしてどんな物なのかが気になったので読むことに。 相当に古い作品なのでミステリーの下地が今よりもない状況でここまで色あせない作品が作られたことにとても驚きであった。最新の機械が登場せず人の心情を中心に物語が進行している所が、あまり時代を考えさせないのかなと思いました。人が死ぬ毎に遺された人間たちが追い詰められていき、徐々に狂っていくところがとてもリアルで面白かったです。トリックの方もこんなに前から偽装死をトリックに盛り込んでいたり、半共犯関係を作り上げたりなど今のミステリー作品の下地とも言える要素が多く入れられていて面白かったです。 今のミステリー作品も勿論面白いけれど、昔のミステリーもこれから読んでいきたいと思いました。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 アンソニー・ジェームズ・マーストン:梶裕貴 エセル・ロジャース:朴璐美 ジョン・ゴードン・マッカーサー:中田譲治 トマス・ロジャース:山路和弘 エミリー・キャロライン・ブレント:小山茉美 ローレンス・ジョン・ウォーグレイヴ:山寺宏一 エドワード・ジョージ・アームストロング:津田健次郎 ウィリアム・ヘンリー・ブロア:立木文彦 フィリップ・ロンバード:小山力也 ヴェラ・エリザベス・クレイソーン:小松未可子

    59
    投稿日: 2023.01.14
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    アガサ・クリスティーのとても有名な作品のひとつです。 読んでみて、他のミステリー小説や連続殺人ドラマなどでオマージュされてるのだと分かりました。 残りのページが少なくなってくると、これまでの謎はどのように解明されるのか別の意味でドキドキしました。 この本は、2003年に新訳された(青木久惠さん訳)ものらしい。 比較出来ないけど、翻訳者によって伝わり方も変わるんだろうなと何となく思った。 クリスティーの作品はこれからも読んでいきたいです。

    29
    投稿日: 2023.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすいし、どんどん引き込まれた。 読者だけが知ることのできる犯人に衝撃!そしてタイトル通りの結末… さすがの名作です!読んでよかった一作。面白かったです。

    2
    投稿日: 2023.01.14
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    解説をされている赤川次郎さんの言う通り、『そして誰もいなくなった』はエンターテインメントとしてのミステリーでした。 人が死んでいくのに陰惨さや残酷さがなく、むしろ読み手を惹き付け楽しませてくれる作品です。また登場人物たちの性格や容姿もハッキリと想像できました。ミステリー小説を初めて読まれる方にもおすすめです!

    13
    投稿日: 2023.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    説明するまでもない超有名海外古典ミステリー。 しかし今まで読んだことがなかった。 イギリス、デヴォン州のインディアン島に、年齢も職業も異なる8人の男女が招かれた。2人の召使が出迎えたが、招待状の差出人でこの島の主でもあるオーエン夫妻は、姿を現さないままだった。やがてその招待状は虚偽のものであることがわかり…。 まあ簡単に言えば題名の通り、最終的には童謡「10人の小さな兵隊さん(Ten Little Niggers)」に倣って登場人物が全員死んでしまう。 普通に考えれば最後に残った一人が犯人になるが、物語中ではまず間違いなく犯人ではないのである。 そして最後に真犯人の手記として種明かし。 なるほどな、と。 さすがクリスティの最高傑作と言われるだけある。 そして様々なミステリ作家にリスペクトされ、同じ趣旨の違う物語を書かせただけある。 少し古い文庫を読んだため、読み始めはかなりキツかった(言い回しが古臭いため) が、登場人物が全員揃ったあたりからはほぼ一気読みである。80年以上前に書かれ、古い翻訳の作品にここまで熱中できるとは。 やはり時代を超えた傑作なのだろう。

    9
    投稿日: 2023.01.10
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    名作とは知っていたが中々機会に恵まれず、未読のままだった。意を決して読んでみたが、2日で読み終えてしまった。 読みやすい。80年も前の作品とは思えないくらい読みやすい! ストーリーに無駄がなく、話がテンポよく進んでいく。最初の殺人はあまりにもスムーズ過ぎて、思わず笑ってしまった。死に方がシームレス過ぎるんよ…。でもそこがいい! 中盤から終盤にかけての緊張感は流石と言わざるを得ない。登場人物の目線や思考を通して伝わってくる重い緊張感に耐えられず、ページを速度がどんどん早くなり、あっという間に読み終えてしまった。 少し気にかかる点もなくはないが、そういった点を突くほど推理小説に対して造詣が深くないため、十分に楽しめました! このままの勢いで名探偵ポアロシリーズを読んでみます。

    1
    投稿日: 2023.01.10
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    孤島に招き寄せられた十人。 面識のない彼らが一人ずつ殺されていく。 童謡と一体ずつ消えていく人形… 暴かれる過去の犯罪… 疑心と恐怖に染まっていく人間の様が見事に描かれる。 本の題名から結末は明白。 しかし、一体誰が何のためにどうやって? 最後の最後まで引き込まれた。 古典ミステリーで、とてもシンプル。 百年近く前の作品だが今でも十分に楽しめた。

    37
    投稿日: 2023.01.10
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    無駄がなーーい。サクサクどんどん読める。こんなにシンプルで面白いのはすごい。そして赤川次郎さんも言っていたように、後味が悪くない。強い刺激に慣れすぎている現代人にとっての病院食みたいな本。

    1
    投稿日: 2023.01.06
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    ・世界的に有名なミステリー作家の作品。 読み進めるのに、時間は掛からないが、伏線回収が凄い。今年2023年、最初の読了。読んでよかった。

    7
    投稿日: 2023.01.03
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    名作。 展開が気になりスラスラと読み進められる。 際立ったトリックはないが、サスペンスホラーとして楽しめる。

    1
    投稿日: 2023.01.02
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    約80年も前にこんな作品を作っていたなんてアガサ・クリスティー凄すぎる。 罪を告発する音声が流れ出して次々と童謡に見立てて殺されていくとか、今でもサイコサスペンスや、デスゲームとかの導入でもバリバリ使われてるような流れを普通に使ってて驚いた。

    1
    投稿日: 2022.12.28
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     「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」と、このところアガサ・クリスティーの作品が原作となっている映画を何本か観ていて、その流れで小説にもトライしています。  今回は「そして誰もいなくなった」。これもアガサ・クリスティーの代表作ですね。  小説なので、ネタバレになるような引用は避けますが、流石に、とても評価の高い作品だけのことはありました。物語の柱はとてもシンプル、さらにタイトルがまさに示しているとおり“結末も明示”されています。そのうえでしっかりとサスペンスとして読者を楽しませるのですから素晴らしいですね。

    2
    投稿日: 2022.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み進むにつれ作品に魅了されていった。 人が死ぬにつれて減っていく人形。童話通りに犯される殺人。誰を信じ、誰を疑うか。その展開も面白かった。 人が狂っていく様に恐怖を感じた作品だった。

    0
    投稿日: 2022.12.19
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    アガサ・クリスティーってすごい!!と思うしかない名作。「インシテミル」という私の好きなミステリー小説はこれのオマージュ的な感じなのかな?

    2
    投稿日: 2022.12.19
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    十角館の殺人をきっかけに好きになったミステリー。それから結構な数のミステリーを読んできましたが、十角館の殺人を超えるものには出会えず。それくらい大好きな小説の源流とも言える小説。有名すぎて説明不要ですね。お恥ずかしながら未読でした。 まず読後の正直な感想としては、内容は思っていたよりも普通。展開もある程度は想定内。もちろん犯人は分かりませんでしたが。また、現代とは異なる、職業や性別に対する偏見が多く、前提に納得しきれないことが多々あった点が印象的でした。 でも、この小説の魅力はきっとそういうことじゃないんだと思います。 1939年に刊行されて約100年後の今も読み継がれているという事実。 これに尽きるでしょう。 この小説を読んで覚える既視感。それは読む順序が逆なだけ。 時間が流れたことで読む側が多くの経験をしている今の環境でもこれだけの驚きを与えられるというところに凄さを感じます。 こっちは100年レベル上げしたのにまだ勝てない敵みたいな感じですかね。 歴史に残る色褪せない小説でした。

    52
    投稿日: 2022.12.18
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    もうはるか昔、中学生の頃に夢中で読んでいたアガサ・クリスティ作品。 中でもこちらはやはり一番衝撃的だった。 あの頃は、人形が1つずつ消えていく(殺されていく)描写が怖くて怖くて、、思い出すと夜な夜な寝付けなかったのを覚えている。 ミステリー好きなら一度は読んで損は無し!

    2
    投稿日: 2022.12.15
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    コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズはほとんどの作品を読んだことがあるけど、アガサ・クリスティの作品はまだ読めてなくて、満を辞して有名すぎるこちらの傑作から読んでみた。 スリル満点の展開でどんどん読み進めた。10人の登場人物それぞれの気質も明確で人物像がイメージしやすかった。 犯人は誰か、どこにいるのか考えながら読んだけど、最後の最後まで自分では正解が導き出せなかった。最後に答えがわかってスッキリ。 他のアガサ・クリスティ作品も有名どころから読んでいく予定。

    3
    投稿日: 2022.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生存者達の心理描写と行動に無駄な描写がなく、読みやすい。 登場人物がキャラ立ちしており、わかりやすい。 順番に殺害されていくが、暗い気持ちや嫌な気持ちになることなく、読み終わった後の読了感が良い。 被害者達の心理描写により、時折視点が変わることもあるが、終始淡々としており、過度に感情移入せず読める。 以下疑問点 ・燻製のニシンからアームストロングが騙されたことがわかる。 →燻製のニシンの虚偽(red herring)意味「人の気をそらす」=誰かに騙されている。 調べるまで意味がわからなかった。 ・アームストロングが盲目的にウォーグレイブを信用している。 →アームストロングは、ウォーグレイブでなく、ロンバートに相談を持ちかけていた。ウォーグレイブの事を盲目的に信用し、共犯関係になれるほどであったのか。 ・ブレントがウォーグレイブが注ぎ足したコーヒーを飲む。 →アームストロングが処方しようとした薬を固辞するくらいの警戒心を持つブレントが、ウォーグレイブが入れたコーヒーを飲むのか。また、継ぎ足す際に睡眠薬を入れたとあるが、殺害が続いている中で警戒している人が多いが、誰にもバレずにできるのか。 ・クレイソーンとロンバートが互いを犯人だと思う。 →普通に考えたら、お互い犯人ではないとわかるのだが、心理状態が不安定なクレイソーンはともかく、ロンバートがクレイソーンを犯人だと思うのか。 ・他者にウォーグレイブ殺害を実行できるか。 →クレイソーンの悲鳴に、ブロア、ロンバート、アームストロングが駆けつけている。この中に犯人がいるのであれば、3人中2人が駆けつける隙にウォーグレイブを殺害し、カツラを被せる等作業を行い、駆け上がり追いついたとなる。そんな事が可能なのか。ブレントとマッカーサー殺害も相当短時間の間に行われたと思われるが、ウォーグレイブ殺害を他者が行うのは、無理がないか。殺害等が短時間で行えるという設定の元でしか成立しないと思われる。

    0
    投稿日: 2022.12.10
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    無人島に集まる10人 それぞれが違う理由、背景を持ち訪れる そこから始まるミステリー 1人また1人と消えていき常にクライマックスそんな展開であっという間に読み終えました とてもおすすめです 人物紹介、童話の所はしおりか何かでいつでも振り返れるようにしとくとより分かりやすいと思います

    1
    投稿日: 2022.11.30
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    今更だけどアガサ・クリスティーどーしても読みたくて読んでしまった 読んでよかった。。。 見事に展開読めず結構読むのゆっくりな方なんだけど数時間で読破してしまった… 名作はやっぱり1度は読むべきですね。

    2
    投稿日: 2022.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰が犯人か。もう一人いるのか。考えながら読んでいたが、最後まで真犯人には辿り着けなかった。 全体的に読みやすく非常に面白かった。

    1
    投稿日: 2022.11.19
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    面白すぎて途中で止められなかった 島に閉じ込められた10人の男女 ひとり、またひとりと殺されていく 11人目が島にいる?いない? 殺人者は誰?次に殺されるのは? 登場人物の心情描写も出てくるが、誰が犯人かわからない お互いに疑心暗鬼になり極限まで張り詰めた緊張感が痛いくらい伝わってくる 伝わってくるどころか、物語に完全に引き込まれ、感情移入を超えて自分も島にいるかのような恐怖と絶望を感じた なんならストレスにすらなっているかもと思うくらいの臨場感 傑作なんだろうなあ

    1
    投稿日: 2022.11.16
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