
総合評価
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powered by ブクログミステリー好きならみんな知ってる 言い過ぎ? この作品をオマージュした作品が たくさん出ていますが 敬愛する綾辻行人氏の館シリーズ 一作目の十角館の殺人もそのひとつ 大まかなストーリーは知っていたものの やっとよむことができました あのシーンもオマージュなのねと 驚きとともに 元ネタを知らないまま 十角館を読めてよかったと思いました 最初登場人物の名前が ぜんっっっぜん 覚えられなかったことを除けば スラスラよめてしまいました クローズドサークル & 見立て殺人 最初にこの設定考えた人すごいよなぁ
0投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ文句なしに面白かった!初のアガサクリスティ! タイトルはあまりにも有名で、このタイトルをもじったストーリーはよくみたが、本家はこういう話なのね。納得。そして、断然本家が面白い。 絶海の孤島に集められた10人が犠牲になっていくという一体、何回擦られたであろうともいえるストーリー。しかし、これが原点にして頂点なのか? トリックもお見事としか言いようがない。 ミステリーをほとんど読まない自分にとって、最高の読書体験だった。 いやー、面白かった。
40投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログもはや説明不要の伝説的なミステリー作品。 今まで敬遠していましたが、みんないなくなる(卒業・転勤など)3月に、約2日間で読了。 非常にシンプルで、プロットが一級品であるが故に、面白く無いわけが無かったという感想です。 本作をベースにしたミステリー、東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」や、綾辻行人さんの「十角館の殺人」等の作品への再読熱が高まりました。 名探偵ポアロシリーズも追ってみたいところです。
17投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログすごくシンプルな内容であり、今後の流れも分かりきったものなのに、誰がどのように!?次は誰が?というのだけがわからない。。。展開も非常に早いので、どんどん読み進められた。 個人的にはこれがかの有名なアガサ・クリスティの作品なのか、と思うところもあったが、最後は驚いたし、少しスッキリした。
1投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さすが名著と言われるだけのことはある。 めちゃくちゃ面白い。 法律じゃ裁けない殺人を犯した10名が絶海の孤島に集められて詩にならって1人ずつ殺されていく物語。 最近の小説に比べて殺されるシーンがあっさりしているというかポップな感じで残虐性は少ないと思った。 犯人が殺される時の痛みなどよりも次は自分なんじゃないかという恐怖を味合わせてやりたいというタイプだったし詩通りという縛りがあったのも理由だと思う。 最初の方は殺されてもみんな平静を装ってた感じだったけど殺されていくにつれ警戒心などを剥き出しにしてだんだん心も体も疲弊していく様子がしっかり描かれてた。 次は誰が殺されるのかというハラハラ感がすごく楽しめた。 犯人はウォーグレイヴが怪しいかなって思ってたから割とあっけなく死んでじゃあ11人目がいたのかーと思った。 そしたらまさかの最初から最後までウォーグレイヴのシナリオ通りだったていうのはマジでビックリした。 ウォーグレイヴ自身も詩に習って最後自殺するっていうのが狂人感があって面白い。 やっぱ名著は名著たる理由があるなと思った。
2投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ言わずと知れた名作でしたがこれまで読んでおらず…図書館で見つけて読みました! 読み進める手が止まらず読み返したくなるようなそんな一冊でした
2投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ(備忘)クローズドサークルのミステリーが溢れてる現代においては、トリックへの驚き半減感は否めないけど、90年近く前にこの作品が存在してたことに驚き。アガサ・クリスティってやっぱりすごい。ミステリー好きとしては、普通に面白かったし、教養としても読んでよかったと思える作品でした。
0投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログ[あらすじ] ある孤島にある洋館に、それぞれ別の理由で出身も職種も違う男女10名が招待された。そこでそれぞれの過去の罪を告発される。 混乱が巻き起こる中、一人の青年が毒殺され、次の被害者も出て、その死因はマザーグースの童話7「10人の兵隊さん」に準えていた。 果たして犯人とその理由とは!? [感想とネタバレ] アガサクリスティの世界的名作ミステリー。 相変わらず外国人の名前はイメージが湧きにくいので登場人物一覧を都度都度読みながら進めた。 登場人物それぞれ職種も設定されてるしキャラも違うから、一般的には区別しやすい方だと思うが… 1939年に出版。約80年前に生まれた名作は現代の作家に大きく影響を及ぼし、これを参考にしたミステリー作品が多く存在する。それほど時代を超えて衝撃を与えた作品であるといえる。 題名通り、10人が童話に準えて殺されていき、最後の一人は自殺するのだが、犯人は判事のウォーグレイブで、医師を懐柔して周りに対して殺されたと騙し、最後の一人の自殺を見届けた後に自害するという真実。エピローグで漁の網にかかった小瓶にかかれた手紙でどんでん返しになる美しい構成。エピローグ前に現場にやってきた警察が状況を整理してくれる章も、最後のどんでん返しの衝撃のための読者へのステップを与えてくれている。 サクサク殺されていくが、グロテクスさは全くなく、鮮やかで粋を感じる(私の英国紳士に対する色眼鏡かもしれないが) ミステリーの根幹に触れることができるので大満足。ウォーグレイブ判事が犯人という目線でもう一度読みたくなる。
0投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話がどんどん展開されていくので、読んでいて飽きなかったが、誰が犯人か全くわからないし、逆に誰でも犯人になれそうな感じでもあった。 ただ、犯人がわかった時には、なるほどなと動機もトリックも納得できる内容ではあった。 こういった名作を参考にされているのだとは思うが、私としては名探偵コナンを最初に知ってしまっているので、読んでいて、終始「コナンっぽいなー」と浅はかながら感じてしまった。
0投稿日: 2025.03.14
powered by ブクログクローズドサークルの教科書。ここから無数のミステリーが生まれてきたんだなー ただ、現代ミステリーの慣れから読後の衝撃はやや控えめ。それでも、これが1939年に書かれたという事実そのものが衝撃的。 ミステリー好きなら、やはり一度は手に取るべき作品でしょう。 ※登場人物、特におじさん達が、誰が誰かわからなくなるので要注意。
14投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログAudibleにて。 不朽の名作。 犯人については前知識を得てしまっていたので、純粋に楽しめなかったのは残念。 でもそれでもその過程を推理していくのはドキドキしたし、極限の緊張感の中で見えてくる登場人物たちの人間性にすごみがあって、まさに色褪せない名作だと感じた。 あぁ、でも何も知らずに読んでみたかったな…
0投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ最後まで犯人はわからなかったけど、、、 他の方も書いてるけど、現代の大どんでん返しに慣れてしまってるのかもしれない。 「なるほどねー」くらいの感想になってしまった…。 20年前とかに読んでいたらかなり驚いてたかもしれない!
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリを語る上で恐らく欠かせないであろうこちらをずっと後回しにしてしまっていましたが、ようやく積読から解放しました笑 昨今、変化球だらけの現代ミステリを味わってきました故、どんでん返しに慣れてしまったのか仰天というよりはシンプルな驚きでした。しかしながら最後の最後まで犯人は当てられず、考察がとても楽しかったです。ちなみに私はアームストロング医師をずっと怪しんでいました。 履修も含めて読了直後にドラマ(イギリス版)を見てみましたが、細かい部分はさておき動機的な面から見て母が序盤から「絶対判事、判事しか怪しい人がいない」と断言していてなかなかに度肝を抜かれました。笑
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ最初から最後までとても面白く、すぐに読み切ってしまいました。こんなにも楽しめるミステリーは初めてです。犯人を当てることが出来なかったのは残念でしたが、読み終わった後の気分は最高でした。
1投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまで読んできたミステリー小説の中でダントツに面白い。 サスペンス的な展開で人が次々と消えていく中でスピーディに展開される物語、飽きることなく一気に読み進めてしまった。全く飽きないし、続きが気になってソワソワしてしまう体験は久し振りだ。 誰が犯人なのか…と言う手がかりも見えない中、最後に全て明らかにされた時の納得感もすごい。 前書きにある通り、法律で裁けない罪に対するアンチテーゼというのが一つのテーマになっている中で、この犯人というのもまた面白い。罪悪感に苛まれた人間が極限状態に追い込まれるとどうなるのか?という描写をシャープに見せつけてくる。 「ミステリーとは、知的で粋な娯楽である」という赤川次郎氏の後書きも秀逸
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クリスティ初読み。もっと読みずらいかと思っていたが一日で読見終わってしまった。Theミステリーでありながら読むと惹き込まれるエンタメ性もあり楽しめた。心理を利用しながらも、賭けもあり犯罪に勝敗などあってはならないが、犯人の勝ちと思ってしまった。そう思わせる自分だけでなく人を使ったトリックがおもしろかった。
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
童謡部分とレコード部分に付箋を貼り、登場人物は確認が頻繁すぎたのでメモに書き写して読みました。 短いスパンで視点が変わるのでカタカナ名を覚えるのが苦手な私は序盤切り替わるごとにどの職業の人だったかなと確認が多くて大変でした。 ですがそういう形態であるからこそ、時間経過ごとのそれぞれの心情が見えて、それぞれが徐々に追い込まれていく過程に引き込まれました。 人間の潜んでいる悪意や狡さにあてられて気が張っていたのか、最後辺りに出てきたヒューゴーがいい人そうでほっとしました。 疑問に思うことは多少あるけれど、結構シンプルでまとまり良く読みやすい印象でした。
0投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほぼ初めて読んだミステリー作品がこの本で良かった。私のようなミステリー初心者にはおすすめの一冊目。 そんなに難しい表現もなく、ホラー嫌いの私にとってグロテスクな表現も少なく、スルスルと読めた。 犯人については、なんとなくこの人かなぁと思ったキャラクターのうちの一人だったため、意外性はあまりなかったが、全てのトリックまではわからなかったので、自分で見抜けなかった部分の答え合わせは面白く感じた。
0投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ追い込まれた人間の心理が巧みに表現されていて恐ろしかった。 翻訳なので、なかなか自分の中に落としこめない所もあり、?が脳内に飛ぶこともあったが、それよりも、この展開に飲み込まれて先に進むしかできない状態だった。 評価が高いことも頷ける作品だった。
0投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ十人が犯してきた罪、それは決して法で裁かれるものではなく罰から逃れてきた十人へ死が渡される。 レコードによって流される罪状、童謡になぞらえて行われる殺人が犯人の猟奇さを感じさせる。 物語ラストの場面では、完全に魅せられてしまった。
0投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログドロドロ感はなく、サラッとしているようで、実は登場人物の背景はかなりドロドロだ。謎解きは、もうお手上げ状態で、読み進めるのみ。すごい作りだなあ。さすがの名作と言われるだけある。
1投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ誰が誰だか途中で分からなくなりつつも、なんとか読めました。 当たり前ですがホントに誰もいなくなってびっくり! ラストが秀逸でした
0投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ久しぶりの再読。 書き込みすぎないのでサクサク進む。これがベストセラーの理由の一つかも。 トリックや犯人がわかってから読むのも面白い。作家の工夫がわかる。 初めて読んだ時は気にしなかったが、身分差はかなり露骨。誰が犯人かを話し合うとき、使用人のロジャースはそこに参加しない。またロジャースの頭では巧妙な殺人は無理だろうと男たちは言う。身分と頭脳の明晰さに関連はないのだが、当時の上流階級はあると信じていたのだろう。今もその意識はないとは言えない。だからこそジーヴスや黒後家蜘蛛の会なんかが面白いとうける。 ロジャース夫人は調理担当だったのだが、二番目に殺されてしまい、それからはロジャースが調理をする。ロジャースが死ぬと、ヴェラとブレントの女性二人が調理担当になる。(ブレントが死んだあとは誰が犯人かで全員疑心暗鬼となり、毒殺が怖いので缶詰を食べることになるのだが。)使用人がいなくなると当然のように女性がすることになる。それも自主的に。これは今もあんまり変わってないのかも。 クリスティーのように才能ある作家も、使用人が休みの時は家事をしたのかもしれないな、と思う。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ現代の内容豊かなミステリーを読み慣れてるせいか、あまり大きな感動もなく、トリックにもそこまで興奮できず、、、 でも一度はこういう名作読んでおきたいと思っていたし、この作品の発表当初は興奮の渦だったんだろうなと思うから、読んでよかったと思う!
0投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ登場人物が多すぎて、難しかった! でも、きちんと最後まで読めたし、 わくわく楽しかった。 怖かった~。 部屋の感じが、「方舟」と同じ映像が浮かんだな~
0投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ島に呼ばれたある10人が次々に殺害されていく話。 海外小説は個人的にあまり得意ではなかったが、展開が気になってすらすらと読めた。 犯人は誰か、どんなトリックか、そんなワクワク感が最後まで続いた。 これぞミステリー小説!
0投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログたまには名作を読んでみようと手にとってみた作品。 童謡の歌詞通りに人が殺されていくー。 あらすじだけでも興味が沸くが、実際に読んでみても面白い。 話のテンポがよく、次はどうなるの?次は?とどんどん読めてしまう。 終盤の種明かしは想像もつかなく、アガサ・クリスティやはり天才…となった。 やはり名作と言われるだけある! 和訳なので多少、?という言い回しが出てくるがそこまでは気にならない。
0投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ嵐の中の孤島での連続殺人 王道ミステリー、嬉しい 話に無駄が一切なくテンポよく進んで引き込まれる 十角館の殺人を読む前にこちらを読みたかった! 和訳なので文章に多少の違和感はあったものの、最後まで楽しんで読めた 面白かった
0投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なるほど!これは名作! すべての人が死ぬミステリーって確かに今までないなぁと思ったけど、今まで読んだ本よりも先の存在していたのがこの本。赤川次郎氏の解説も込みでよかった。 やはり外国人の名前を覚えるのが少し苦手なので、外国文学はキャラクターの名前を定着させるのに時間がかかるのだけど、そこを丁寧に確認しながら読みさえすれば、後半はすらすらと性格性も含めて楽しめることができた。 なぞ解きパート。 犯人の自伝的に語られていくのだけど、動機や被害者たちをそろえた準備段階の手際の良さなど、とてもしっくり来た。まぁ最後の「なぜならその時残っていたのは、四人。その中でアームストロングが信用しそうなのはこの私しかいない。」は読者的に「そんなに心酔するような描写あったっけ?」と思ったが、アームストロング”医師”が犯人である”元判事”を疑うということがないっていうのは確かにそうなのかもなと思った。 前提として作られた、年齢も立場もバラバラな十人がどうして?という謎が、結局立場や肩書によってトリックを作られてしまっているというメタ視点も面白い。 なるほど、確かにこれは名作だ~~~。 赤川次郎氏も言っていたけど、これが原点!ってなるのもわかる。
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ【2025年10冊目】 絶海の孤島、兵隊島に集められた10人の客人。ホストである夫妻の姿はなく、ダイニングテーブルには10体の兵隊人形が置かれていた。不審に思いながらも最初の夕食を楽しんだ彼らだったが、突如音声が流れ出す。それは彼らの罪を問うものだった。そして一人が死に、連続殺人が幕を開ける――。 ついに!ついに読みました。ずっと読みたいと思っていたのですが、なんとなく手を出さないまま来ていて、いやでもいつかどこかでネタバレを踏んでしまうのではという恐れがあったので、もう読もう!と手を出しました。 一気読みでした。圧巻〜!最初にあらすじや、現代との乖離について触れられていましたが(古い小説ですからね)物語に入るとそんなことは全く気にならず、真相を追いかけ、ページをめくる手を止められませんでした。 登場人物が10人いて、かつ片仮名の名前なので最初は誰が誰だか覚えるのに苦労して、登場人物表を見ながら読んでいましたが、あっという間に一人が死んで「えええ」となったり笑 テンポの良さもどこか神がかっていて、物語の流れを留めてしまうところがない。淀まずにずっと進んでいく。翻訳されたものなので、日本の小説と文体は異なりますが、するするする〜と読めてしまいます。恐ろしいよ、クリスティ。 ミステリ好きなら絶対読んでおいた方がいい一作。当たり前すぎてなんとなく読んだことない人はぜひお手に取って味わって欲しいです。
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこの作品の後に作られたクローズド・サークルの物語を、幼い頃から読んできたからか、少しの驚きもなかった。どんでん返しに慣れているあまり、楽しめなくて残念。でも、この作品によって多くのクローズドサークルが生まれたと考えたら、王道をなぞったことに後悔はない。感謝。また、海外のお話はどうしても名前が覚えられず、最後まで登場人物のイラストを見ながら読んだ。それもあってか、はたまた翻訳文だからか、あまり世界にのめり込めなかった。
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログようやく有名な作品読めました。 典型的なミステリー作品でした。なんせ人が多い…色んな名前が出てきて覚えられん。 時代を感じるけど、ラストの仕掛けは当時からしたら衝撃なんだろうな。
6投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログ子供のころ読んで衝撃を受けた。逃げ場のない環境でじりじり不気味な何かに追い詰められていく恐怖。 孤島、連続殺人、名作中の名作。
1投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明かされるまでは話はめちゃくちゃおもしろく読めたけど、トリック無理ある笑 ベッドで銃撃ったら銃弾とかも残るだろうし。 あと童謡に見立てられてるのにそれを意識する人があまりにも少なすぎる。
0投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名作なので一度は読んでおこうと思って読んだ。 やっぱり海外の作品は文章が読みにくいというか、頭にすっと入ってきづらいので少し苦手。 孤島に集まった10人が1人ずつ殺されていくという超本格。 最後のトリックはどういう仕掛けになっているんだろうとハラハラしながら読み進められた。 途中、それは無理がありすぎるだろーと思うところも多々あったが、(おじいさんが上から重たい時計をブロアの頭に直撃させて殺すとか、最後ヴェラが生き残る読みなのとか。ロンバートが生き残るルートだったら厄介だった。)面白かった。 最後の判事のおじいさんが自殺するやり方は読んでも全然分からなかった。笑 でも不朽の名作はやはり一度は読むべし。
2投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ最初から最後まで色々伏線や犯人特定の手がかりに気をつけながら読んだけど見事に裏切られた! 1人1人の心理描写を描くのもうまくて、ハラハラしながら読めてとても面白かった 当分の間島に旅行に行くのは控えたい笑
0投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ翻訳されたものが苦手なのもあって序盤は読みづらかったのですが、島についたあたりからはスラスラ読めました。内容は少し期待しすぎていたかなと感じました。現代の大どんでん返しに慣れてしまったせいかもしれません。
0投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ名作と言われるだけあって、ミステリとしての完成度が高い。美しい謎があり、読者に対してフェアで、なによりシャープで無駄がない。流石に古い作品なので「真新しい驚き」はあまりなかったが、そういう「どこかで見たことがある設定やトリック」の元祖だと思うとある種の感動を覚えた。海外作品は苦手意識があって遠ざけていたが、最後まで楽しく読めた。
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ孤島の館に集められた8人の客と使用人2人。 お互いにほぼ面識もないような彼らは 島のオーナーによって過去の罪をあばかれ 一人ひとり何者かによって殺されていく。 古い童謡の歌詞になぞらえるかのように。 孤島!嵐!見立て! 読むより先にネタバレされている率高めの とっても有名な作品シリーズ、再読。 うっすら犯人覚えていたけれど こんなにうまいこと全員平等に「心の声」 書かれてましたっけ!? 真犯人の分も入っているのに… あまりに紛れ込みすぎて 自分の中の真犯人記憶を疑ったよ。 しかし、読み直してみると 何人かは何も殺されなくてもって 感じの罪状な気がする。 歪んだ正義感の恐ろしさよ。
4投稿日: 2025.01.15
powered by ブクログ有名な孤島の殺人ものの古典というべき名作です。殺人のトリックもさることながら、一人ずつ死んでゆくたびに、驚愕、疑惑、それぞれの罪の記憶、マザーグースの歌の不気味さ、高まってゆく恐怖…何度読んでも背筋が寒くなります。多くのミステリ作家さんたちに、今もインスピレーションを与え続けていますよね。
24投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログ最近ミステリーを読むようになり、外せない名作を読んでおこうと手にとった。流れるような展開、シンプルな描写、緊張と緩和。心理描写が溢れる作品と異なり、事実や状況に集中できる論理的な物語だと感じました。
11投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすい!! 孤島の豪邸に10人が集められてマザーグースの歌のとおり1人ずつ殺される話。 全員裁かれていない罪を過去に持っている。 犯人は10人のうちの1人の元裁判官で、法では裁けない罪のある人間に自分で罰を与えたくなったからという理由だった。集めた人間の1人を仲間にして、途中で死んだと見せかけて後の人間も殺していった。 執事の描かれ方や貴族の高齢婦人の描かれ方がイギリス感があってよかった。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ名作すぎて手に取らない。私はそういった天邪鬼なところがある。今までなぜ読まなかったのだろうと後悔したのが、一番の感想だ。 孤島、館、童謡になぞらえた殺人、ある共有する秘密を抱えた十人の人物。いろんなミステリー作家がオマージュした作品と聞くが納得。読み手の心理を揺り動かす仕掛けがいっぱいである。タイトルと童謡のリリックでネタバレしているのにどうしてこんなに面白いのだろう。最大の魅力は孤島に呼ばれた人物の段々と余裕がなくなっていく心理描写、人物像のはっきりとした輪郭、展開のスピード感だろう。あっと言う間に読み終えてしまった。
24投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログ初めての海外文学で、名前に馴染みがなく覚えるのが大変でしたが、後半は慣れ、物語に引き込まれていきました。海外文学入門にはうってつけの作品じゃないかと思います。
0投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログミステリの名作と言われる作品なだけにすごく読みやすく、面白かったです。海外文学はあまり読まないので、キャラクターの名前に苦労しましたが、テンポが良く、シンプルに進んでいくのでスラスラ読めました。またこれまで読んできた日本のミステリ作品のおそらく元ネタになったであろうと思われる部分があり、繋がりを感じました。
2投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ最初は登場人物の多さに戸惑いましたが、読んでいくにつれて名前や性格など理解しやすいように、構成されていて良かったです。 また、トリックも簡単なようで分からない。童謡に合わせた殺人。 全てで賞賛される本だと思いました!!
0投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログ孤島を舞台に疑心暗鬼になっていく人物関係、犯人が見つからずに淡々と起こる殺人で緊迫感が増していく。アガサ・クリスティーはたくさん読んできたが、これが一番好き。推理小説の中でもダントツで好きかもしれない。
7投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あらすじ 何者かによって離島に集められた10人。1人ずつ殺されていき、誰か犯人なのか調べていくが、、色んなことが起きる。 ネタバレあり 1人ずつ死んでいく中で誰が犯人か、と考えながらもしかしてこの中に犯人はいないのではないか、とも思い混乱しながら読んでいた。 法では裁けない殺人を犯した10人を集め殺していく犯人は誰なのか、何が目的なのだろうか、と考えていたが、犯人は予想と裏腹に意外な人であり最後に驚いた。 法では裁けないからと、自ら殺していく犯人も悪質であり、登場人物は全員悪党だなと思った。 でも法で裁けない殺人を私の身内がされたら私はどう対処しようか、分からないな、と思った。 ミステリーの原点だと思い、読んだが面白かった。 やはり、読んで思ったがミステリーの原点で間違いない。
0投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログ7/4〜 推理小説を今まであまり読んでこなかったので超王道から挑戦。 読みやすい文章で、400ページ近い物語があっという間に終わっていった。
0投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログこの作品が100年前近くに書かれていたことに驚き。これを発端としてミステリが発展していくのにも納得の出来。 犯人視点でまた読みたいと思う作品
0投稿日: 2024.12.26
powered by ブクログミステリーといえばで1番初めに名前の上がる名作 誰が犯人なのか?予想をしながら読むのがとても面白かったです。結局全部外しましたが…笑
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ満を持して読了。 十角館の殺人を読んで、元を読みたいと思い購入したが、すごい読みやすかった。最後の独白でいい余韻。
0投稿日: 2024.12.21
powered by ブクログ中学生次男が綾辻行人『十角館』を借りてきたので「それなら『そして誰もいなくなった』を読むんだ!!」と強く推奨したら借りてきた。 そこで次男の隙をついて私も再読。なお、私のほうが早く読み終わりました・笑 …そして、私が昔読んだ頃の言葉は差別用語として変更されてますね。こちらの本では、事件の起きる島は「兵隊島」、人形は「兵隊人形」になってました。 私は英語の歌として「One little, two little, three little…」の部分は知っている(テレビ番組、英語授業)のですが、次男は知らなかったので、今は「兵隊さん」の歌詞ででも習ってないのかな。 私は犯人は知っていて読んでいるのですが、クリスティすごいねーー。犯人が分かっていても、どうやったのかなど、まるでわからなかった(^o^; 次男も読みながら言っていたんだけど、この小説の凄さは、すべての人物の心境描写をして、どれも真実なのに、誰が犯人かわからないように書かれているところ。 === 10人の人たちが正体不明の人物から「兵隊島」に招待される。 初日。レコードの声が招待客を糾弾する。客たちは、裁きを受けられない殺人者だというのだ。 遺産目当てで雇い主を見殺しにした雇い人夫婦。 スピード運転の常習者で少年たちを轢き殺した青年。 妻の不倫相手を危険な任務に就かせ戦死させた将軍。 未婚で妊娠した若い娘を追い出し自殺させた老婦人。 無罪と思われていた被告を強引に死刑にした判事。 酔っ払って手術して患者を死なせた医師。 マフィアから金を受け取り無罪の男を処刑に追い込んだ警部。 従軍していたころ、部下の原住民たちを置き去りにして死なせた元将校。 教え子を溺死させた女性家庭教師。 その直後、一人が毒殺される。その翌日から兵隊島の十人は次々殺されてゆく。その方法は、マザーグースの「十人の兵隊さん」に沿ったものであり、一人が死ぬたびに十個あった兵隊人形が一つ一つ消えてゆくのだった。 残った客たちは互いに疑心暗鬼になり… === 途中で明らかになりますが、このターゲットである招待客の中に犯人がいます。 招待客全員の心理描写がされているんだけど、だれが犯人かわからず、まったく矛盾もない。そして犯人わかって読んでも、途中で「あれ?この人犯人じゃ不可能だよね??」となった、すごいーー。 この十人は基本的に全員法的には裁けないけれども殺人を犯しているので、エンタメとしては気楽に読める。やっぱり被害者または犯人に悲しい理由があると読んでいても「お気の毒…(;_;)」となるけど、これはエンタメとして「次は誰だ」と読み進められるのはよい。 なお、犠牲になった順番は罪の軽い順番というけれど、それなら私が犯人だったら、青年はかなり最後の方にするなあ(-_-;) そしてこの本は、特に後半は一気に読んだ方が良いです。残り人数が少なくなると、客たちが「こいつが犯人じゃないの?」と疑心暗鬼になります。それにより揉め事とか、異様な心理状態とかを引き起こし、そしてラストへ。この追い詰められた感じは一気に読んだほうが感じられるでしょう。 読みやすいのでぜひ一気に!
52投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログ人に勧められて読んだ作品。面白かった。最後まで誰がオーウェンなのかわからなかったし、この人がここで?!ってビックリもあった。そして種明かしでこの事件の目的や意図がわかってさらに驚いた。そこに意味があったとは。 ドラマ版もあるらしいので時間があれば観てみたい。
1投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログある島に殺人を犯したことのある10人の男女が集められる。10人のうち1人ずつ突拍子もなく死んでいく展開に。真相はいかに。 犯人は全然予想もしてない人でした。だんだん互いのことを猜疑の目で見ていく様子が容易に浮かんだ。用心すれば大丈夫とお互いに言い聞かせながらも殺人が起きると恐怖の沼にはまっていく様子がゾワゾワ感を掻き立てられた。
1投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログシンプルで読みやすかった。最後のところで「うわマジか!!」ってなった笑 予想外の犯人で衝撃。無反応では読めないおすすめミステリー小説のひとつだと思う。ミステリー小説はじめての人はまずはこれを読むべき!
1投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ十角館の殺人を読んで、こちらも読んでみた。 シンプルなんだけど、無駄な展開が無く、どんどん引き込まれた。 また読み返したい。
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログシンプルイズベスト、と言わざるを得ないほど綺麗にまとまっている作品でした。これこそが本来のミステリー小説なのだろうなーと思いました。 これを踏まえて、『十角館の殺人』を読み返そうと思います。
3投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ犯人は十人の中にはおらず全く別の誰かだと思っていたため最後は驚いた。 ただ、私はミステリー作品を読むのが下手なのか、あまり面白さを感じられなかった。
0投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログミステリーものはアニメの金田一少年や名探偵コナンくらいなもので、小説はいくつか読んだもののその作品名すら記憶にない。 20年前の社会人に成り立ての頃、アガサ・クリスティーの作品で推理力を高めろと上司に言われた事を思い出し本書を手に取った。 仕事に関係あるのかな?今でも疑問ですが笑 『そして誰もいなくなった』 孤島に集められた10人の人々。 職業様々、バックボーン様々、共通点は過去に罪にならない殺人を犯している事。 何も知らずに週末バケーションに訪れたこの10人が次々に殺されていく。最初にこのミステリーの全体像を童謡の詩(小さな兵隊さんが10人、ご飯を食べに行ったら〜‥そして誰もいなくなった。)によって読者に提示するその手法。それ以前に、本書の題名が結末を書き記してる!登場人物全員を疑心暗鬼にさせる仕掛け「淑女、ならびに紳士のみなさん!お静かに!」にはじまり、ストーリーに合わせダイニングテーブルに並べてある10個の陶器人形が減って行く展開に引き込まれた! え?島の名前も兵隊島だし。 ストーリー展開のテンポ良く、余分な情報も少ないからか、しっかり犯人を探しながら読み終えた。面白い。他の作品も読みたくなった。
12投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログあまりに有名なミステリー。ただ、題名が「そして誰もいなくなった」であることが最大のヒントとなろう。ただ、具体的に誰が犯人かは結末まで分からなかった。最後に書かれているように作者はヒントを散りばめているのだが。 密室で誰が犯人か分からずお互いに疑心暗鬼になり次第に精神崩壊していく過程の心理描写が面白い。 解説で赤川次郎も書いているが、この作品は読む事に新たな面白さが発見される類の小説だと感じました。 アガサ・クリスティの他の作品も追々読みたくなりました。
7投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった。前書きで舞台が昔だからこそ出来ることだというのも語られているが、それが気にならないくらいの名作。 先に読んでいた「春にして君を離れ」でも思っていたが、単にミステリーという点のみならず心理描写に優れている。最後のトリックの説明だけイメージしきれなかった。ターゲットの選定過程はリアル。 読後に読んだ書評でもう一人の名犯人について論じたものもあり興味深かった。
1投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログミステリー初心者で、この本はミステリーの代表作と教わったので読んだ。 だれが犯人か最後の最後まで分からなかった。島にいる人全員が次々死んでいく状況に怯えていてアリバイもあることからこの中に犯人はおらず、島どこかに隠れる場所が実はあってそこに隠れながら連続殺人を行っている犯人が居るのだろうと考えてしまった笑
1投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ初のアガサ・クリスティー作品。 過去に読んでいた十角館の殺人が非常におもしろかったので、クローズドサークルの代表作を読んでみようと思った。 ミステリーとして読む手が止まらなく夢中になれる作品でした。物語の展開も早く、驚く結末。これがアガサ・クリスティーか…と感動。今後他の作品にも触れていきたい。
4投稿日: 2024.11.04
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この小説は1頁目から読者を騙してくる。読了後に振り返って1頁目の判事の記述が腑に落ちない。判事自身が島に招待されたと認識していると解釈できる描写であり、判事こそが犯人である事実からして、その認識は矛盾しているからだ。しかし、判事自身が犯行の設定を練りながら悦に浸っている場面と想定して再度読み通すと矛盾は解消し、後半の述懐とも辻褄が合う。実際、1章で未登場のロジャーズ夫妻を除けば、ウォーグレイヴとブロア以外は明らかに招待されたと断定できる描写になっている。初めて手に取ったアガサ・クリスティー。手玉に取られてしまった。
0投稿日: 2024.11.04
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ミステリーの代名詞とも言える本 和訳の本だから入り込んで読むのが難しいが最後まで誰が犯人かわからず最後の最後のネタバラシまで予測ができない展開だった
0投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログよく聞くフレーズ『そして誰もいなくなった』 原作はこんななんだ、、。 最後まで実行犯が分からなかったし、アリバイにも気づけなかった。 1日で全て読み切ってしまった程、物語に没入してしまった。
0投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログミステリー界の名作ということで読んでみた。 これだけのミステリーをこんなに前に書き上げたことが素晴らしいと思う一方で、どうしても最近読む最新のミステリー作品に比べると展開が甘い気はしてしまう。
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ満を持して?【そして誰もいなくなった】をオーディブルで聞いたけど、ふーん、まあこんな感じか…と思いつつこれ100年近く前の作品なんだなと思うと全然古い感じなくてすごいな?!と感じる。 最後の告白まで犯人分かるわけないジャーン!と大の字になりつつ面白かったです!
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログミステリー界の名作 これからミステリー小説よむにあたって 読んでおきたかった作品 孤島に集まった男女10人が 1人また1人と消えていく… サスペンスミステリー 途中で事件の真相わかる人おるん?
1投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ言わずと知れた名作ミステリー読んでみました。 十角館を読んだ後だったので、物足りなさを感じたのかな。こんなもんかという印象で、私の好みではないなと。途中で飽きて読むのに時間がかかった。 人物は個性的だったが、恐怖感•緊迫感が感じられなかった。犯人の動機もトリックも、驚かされるものではなかった。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ今回初めての海外小説として本書を手に取りました。外国語を翻訳しているので言い回しなどが国内小説には見られない部分もあり、慣れるのに少し時間がかかった。 読み終わった今評価したいと思うところは、この"ストーリーの緻密さ"だと思う。あらすじは王道なのだが、その中の構成や展開には全く無駄がなかった。確かに現実ではあり得るのか?と思うところもあるかもしれないが最終的には一つの文学作品として納得してしまった。 また個人的に思うのは、この作品にはめちゃくちゃ驚くトリックというトリックは使われていないということ。もしかすると、もっと早くに読んでいれば新鮮な気持ちで読めていたのかなーとも思った。現代では、読者を唸らせるために「あっ!」と驚かせるミステリ小説家の人が多い。しかし、アガサ・クリスティ自身の当時の手腕と読者に対するミステリへの真っ向勝負の姿勢の凄さが感じられた。
0投稿日: 2024.10.13
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ついに名著に挑戦。 方舟からのこちらです。 文体は和訳のため、個人の名称がまちまち。(これも伏線と深読みしてしまいましたが見当違いでした) 読了後振り返り。最後までいろいろな考察を抱えながら読了しましたが、後味はすっきり。 ミステリの教科書的な設定は、まさに古典的。 この本に感化された作家さんは数多いことでしょう。 大どんでん返しはないものの、確かに気付ける描写はあったと感心。 個人的は、全員生きてる説、夢オチ説、嫌ミスオチ説、はたまた孤島モルモット系説、などなど想像していましたが全てハズレ。 最近の流れを汲みすぎましたねー 和訳に違和感ありましたが、名作を読み終えた満足感。 文字数やページ数のちょうど良さ、残虐なのにホラー感がないのはやはり描写の巧みさなのでしょう。 思わず追記: 改めて第1章1ページ目を開いた。ゾッとしたと共に深く頷いた。
0投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログ「意味不明な招待は、きっぱり断るのが大事。」 そのように子供達には伝えようと心に決めました。 ん?そうじゃない?
2投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログ昔読んだけど内容を忘れてしまったので再読。すごく昔の小説なのに、今でもミステリの中ではトップレベルで面白い。どんどん読み進めていけます。
0投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ無駄のないスッキリとした筆致、その中にどこか非現実的な浮遊感が漂うのが不思議だ。トリックはさることながら、極限状態で人間の心理が変化していくさまが、狂おしく面白い。狂おしいほどに…
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ最後の20ページで真相に迫り、それまで淡々と物語が進みます。グロい描写をサラッと書き上げるアガサクリスティーの文才は世界が認めるミステリー作家だと納得させられます。 しかし謎を解く、というより人間の欲に注目した殺人鬼的要素が高く私はあまり好きではありませんでした。
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ名作と呼ばれるだけあった。 昨今のミステリーは複雑でそれも面白いが、この時代にシンプルでありながら中々解けない内容で描かれて、ミステリーとはこうであった。と思わせてくれました。
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ過去にドラマだったか、映画だったかで見た事がありましたので内容はある程度知ってました。 が!原作はとても新鮮に感じられました。 世界で一番読まれているミステリーと言われておりますが納得です。
20投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ緊迫感あふれる展開に最後まで引き込まれ、 一人ずつ消えていく絶望感…。 展開が衝撃的でした、さすがミステリーの女王!
2投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ意外な人物が犯人であったので、とても驚いた。犯人の明かし方が洒落ていたなと感じた。その人物に注意しながらもう一度最初から読んでみたい。
2投稿日: 2024.09.24
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面白かった.もう一回読みたい. 面白かったけど,綾辻行人さんの『十角館の殺人』を読む前に読みたかったと思う.いや,どうだろう,先にこっちを読んでたら十角館を読んだ時に十角館を先に読みたかったと思ったのかな?わからん. 誰が誰だか覚えるのが難しくて88ページ(第3章の終わり)までを2周した.それでも途中で混乱する人物がいた. 心配していたより文章は読みやすかった. コンスタンス・カルミントンが謎だった…….
0投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
テンポがいい、キャラが立っている、犯人が全くわからない。面白かったーーーーーーーー‼️ クローズドサークルの連続殺人事件は、キャラクターに個性があったり魅力的であるからこそ死んだ時の悲壮感があり、次は誰だ?という疑心暗鬼が生まれる。それが最高だった。 本当に面白かった。よくできていた。 死んでると思った人間が生きているオチは見たことあったので意外性はなかったが、読んでよかった。面白かった。
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ2024.03.23読了 初めてのアガサ・クリスティー。ものすごく面白くて、この作品から本を読むことの楽しさ、面白さに改めて気付かされた。再び読書が習慣になったきっかけを与えてくれた一冊。 それぞれの人物設定も見事で、読みやすくてどんどん続きが読みたくなった。 マザーグースになぞらえて1人ずついなくなっていって、いったい犯人は誰なのか、登場人物が徐々に追い詰められていく様子がスリリングで最高だった。 さすが、後世の様々な作品に影響を与えてきたミステリーの女王アガサ・クリスティーの作品だと思った。クリスティーの他の作品もこれから読んでいきたい。
3投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ天才だァー!!!!!!!!! とても面白かったです。 正統派ミステリとはこれのことだ、思いました。 見立て殺人ほんま好き
4投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ読みやすさ★★★★★ 誰かにあげたくなる★★★★★ 満足度★★★★★ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ タイトルは知っていたけど今までずっと読んだことがなく、日常でこのタイトルが出るような場面があって、そういえば読んだことないな〜と話に上がったのでこれを機に読んでみました! 読みやすく、登場人物ひとりひとりに個性があって、一体犯人は誰?この人か?と推理しながら読んでも数ページ後には、死んでる……と、結局最後まで犯人がわからずでラストには思わず「えっ」と驚きが口から飛び出てきました。 今のネットがある時代には絶対に書けない作品だと思います。
2投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ後れ馳せながらの拝読です。 あらすじはきっと皆様ご存知かと。 結論から言うと、とても良かった。 ミステリは好きですが、途中で読むのを止めてしまう作品もたまにあったりします。それというのも、余計に感じてしまう描写や必要なさそうな(個人的には)恋愛等や、いきすぎたキャラの濃さが悪目立ちするものが目についてしまうともうダメで。 しかし本作は無駄な描写がないので展開がはやく、そのおかげで非常にあっさりとした読み味。 その反面少しご都合が良かったりする気もしますが、現代のトリックを事細かに描写するような作品にはない楽しみかたが体験できると思います。 再読したい1冊です。
26投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ再度読みたくなるような作品。最後に怒涛の追い上げがあり、誰が犯人なのか全く見当もつかない。初見の感情を大事にしたまま2回目を読みたい。
2投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ2010年(発出1955年) 387ページ 初アガサ・クリスティーです。 原作初版が1939年という古い小説にも関わらず、衰えない人気で読み継がれている名作です。綾辻行人さんの『十角館の殺人』を読んで、いつかは読もうと思っていました。 読み進めて最後の方で、本当に誰もいなくなってしまった時は、まさに唖然としてしまいました。最初はカタカナの10人の登場人物を覚えるのに一苦労ですが、物語が動き出すと、そのおもしろさに一気読みでした。 物語の幕開け、小道具の使い方、そして人々の心理描写などが上手すぎる。そして、クローズド・サークル、見立て殺人。後の作家たちがオマージュしたくなるのもわかります。 この作品、初版は『Ten Little Niggers』という題名だったそうですが、翌年アメリカで出版される際に、差別語だということで改題されたそうです。日本でも『ちびくろサンボ』という絵本がやはり差別問題で絶版になったことがありますよね。 作中に登場する『Ten Little Soldier Boys』という歌は、『Ten Little Indians』というマザー・グースの童謡を元にしています。これに見立てるなんて秀逸過ぎる。 マザー・グースといえば、けっこう不気味な歌もあるのですが、私が初めてマザー・グースを知ったのは中学生の時。あの有名な『ロンドン橋落ちた』もマザー・グースの歌なのですが、『パタリロ』のクックロビン音頭で有名な『誰が殺したクックロビン』のフレーズもマザー・グースと知った時は、なんか変な感動を覚えました。 そして、本書の最大の欠点は、なぜか、アガサ・クリスティーの孫のマシュー・プリチャード氏の解説が序文のように巻頭に収められていること。これはかなりのネタバレやんけ。
23投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある孤島に10名の人物が招待される。しかし、これらの人物はとくに顔見知りというわけでない。お互いに相手が何者なのかよく分からない。そんな中、ある人物が殺害される。そこから物語が動き出すが、犯人と思わしき証拠が見当たらない。そこで招かれた人物全員が集まって話し合いをするが、そうこうしているうちに、別の人が何者かによって殺害された。天候の関係でしばらくの間は外からの救援は厳しい。そのこともあって、招かれた者たちの中に犯人がいると推定。そこでお互いが疑心暗鬼に陥り、次は自分が殺されるのではないかという強迫観念に苦しむ。このような状況が終盤まで続くが、奇妙なことに、本作は登場人物10名全員が殺される。では犯人はどこにいるのか。
1投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログクローズドサークルの代表作品。 U・N・オーエンなる人物に兵隊島という 孤島へ招待された職業も年齢もバラバラな10人。 ところが時間になってもU・N・オーエンは現れず、 それどころか招待された10人の過去の罪が あらかじめ録音されていたレコードによって流れる。 探偵役は出て来ず脱出不可能な孤島で 童謡のとおりにひとりずつ殺されていく恐怖・・・。 U・N・オーエンは何者なのか、 それともこの中の誰かなのか疑心暗鬼になる10人。 小説だから自分は楽しんでいられるが、 その場にいたらと思うとゾッとする・・・。
27投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ2024年7月、疲れた会社帰りに「この本を読まずに死ねない」という思いで購入して一気読みしました。 『十角館の殺人』他オマージュ要素のある作品をいくつか先に読んでしまっていたのですが、それも逆に「あの表現の本家はこのシーンなんだ」と答え合わせの楽しさがあってよかったです。 何よりも純粋に面白い。不穏な物語も、次々視点が変わる群像劇の登場人物達の会話も。 流石ミステリの女王、脱帽、と思うと共に今度は「オリエント急行を読まずには死ねない」という気持ちになれました。 寿命が延びる一冊です。
2投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ伏線回収 疑心暗鬼になり次は誰がいなくなるのかと 血も涙もない冷酷な犯罪者ほど、恐怖を味わって精神的に苦しむべき 法によって裁かれなかった人たちを標的に、、 結局自分を正当化する汚さとかもみれて興味深かった
2投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ一気読みしてしまった! 最後まで犯人が分からなくて、ハラハラした! 日本のミステリー小説でこの作品に感銘を受けてるんだろうなって作品がいくつか思い浮かんだ 名作はすごい
1投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ読みやすくて面白かったです。ただ、オマージュされている小説が多いので、なんとなく先がわかる部分は少し退屈に感じてしまいました。 ただ、これだけ年数が経っても面白く読めるということに価値があると思うし、現代のミステリー小説のクオリティが、この小説が基盤となって進化していったのが感じられて良かったです。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ『十角館の殺人』を先に読んでしまったので、トリックは知ってる状態だったけどそれでも面白かった。アガサ・クリスティすごい。クローズドサークルミステリーの原点にして頂点。
11投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ2024.08.18 初のアガサクリスティーさん! みんなが面白い面白い言うから、 期待値爆高い中読み始めるも、本当その通りに面白くてあっという間の読了。 人がいっぱい死ぬのに残酷ではなく、ドキドキハラハラ動悸したまま一気に読み終わる。 そして読後は謎に清々しい爽快感に包まれました。 とても古い作品とは思えない。 すごかったー! 犯人当てられなくて悔しいけど爽快感がすごすぎるー!
7投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ古典ミステリーって読みにくいのでは…と敬遠していた自分をぶん殴りたい。ものっそい読みやすくて一気に読了。これぞエンタメだ!あちこちで見たことのあるネタや仕掛けが満載。それだけ色んなところでオマージュされ、愛されてきたんだなと。
2投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログ面白い! 良くも悪くもサクサク話が進んでいって読みやすかった。ネタバラシパートの衝撃は凄くて、作家がこぞってバイブルとしているのも納得。
3投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬ 小さな兵隊さんが十人、ご飯を食べにいったら 一人がのどをつまらせて、残りは九人 小さな兵隊さんが九人、夜ふかししたら 一人が寝ぼうして、残りは八人 小さな兵隊さんが八人、デヴォンを旅したら 一人がそこに住むって言って、残りは七人 小さな兵隊が七人、まき割りしたら 一人が自分を真っ二つに割って、残りは六人 小さな兵隊さんが六人、ハチの巣をいたずらしたら 一人がハチに刺されて、残りは五人 小さな兵隊さんが五人、法律を志したら 一人が大法官府に入って、残りは四人 小さな兵隊さんが四人、海に出かけたら 一人がくん製のニシンにのまれて、残りは三人 小さな兵隊さんが三人、動物園を歩いたら 一人が大きなクマにだきしめられて、残りは二人 小さな兵隊さんが二人、ひなたに座ったら 一人が焼けこげになって、残りは一人 小さな兵隊さんが一人、あとに残されたら 自分で首くくって、そして、誰もいなくなった •*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•* 10人にそれぞれ無人島に近い、兵隊島に来て欲しいと依頼がある。 サマーセット州の西隣り、デヴォン州海岸沖。 元はヨット好きの大金持ちのアメリカ人が購入したモダン邸宅。 3番目の新妻が船酔いする為、売りに出された。 そこでの夕食で、10人それぞれに罪があるという レコードが流れ始める…… 孤島と化した屋敷… 犯人は何処に?… ------------------------------------ ○主な登場人物○ ロレンス・ジョン・ウォーグレイヴ 元判事 (1930.6.10.エドワード・シートン殺害の罪) ヴェラ・エリザベス・クレイソーン 現 体育教師 (1935.8.11.シリアル・オギルヴィー・ハミルトン殺害の罪) フィリップ・ロンバート 元陸軍大尉 (1932.2.ある日.東アフリカ部族民21名死に追いやった罪) エミリー・キャロライン・ブレント 老婦人 (1931.11.5.ビアトリス・テイラー死に追いやった罪) ジョン・ゴードン・マッカーサー 退役将軍 (1917.1.14.アーサー・リッチモンド故意に死地に赴かせた罪) エドワード・ジョージ・アームストロング 現 医師 (1925.3.14.ルイーザ・メアリ・クリース死に至らせた罪) アンソニー・ジェイムズ・マーストン 青年 (去年11.14.ジョンならびにルーシー・クームズ殺害の罪) ウィリアム・ヘンリーブロア 元警部 (1928.10.10.ジェイムズ・スティーヴン・ランドー死に至らせた罪) トマス・ロジャーズ 執事 エセル・ロジャーズ その妻(料理担当) (1929.5.6.ジェニファー・ブレンディー死に至らせた罪) ----------------------------------- ○感想○ 最近、いつも行く図書館をかえまして… 読みたい本が前の図書館より多くて、有難い。 と、私が読みたい本の帯紹介に 21世紀のそして誰もいなくなったって書いてある。 ムム( ▔•ω•▔ ) あれ、先に名作読んだ方が良い感じ? え、でも… ミステリー初心者の私には敷居が高い…… もし、私のミステリー経験値が少ないが故に その良さが分からなかったら、嫌だ…( ▔•з•▔ ) 迷って迷って、今回はアガサ・クリスティー作品を先に読む事に致しました。 はじめまして、アガサ・クリスティー先生! まさに時を超えても、皆に愛される作品。 無駄な描写が一切無い、ギッチリ詰まったパンの様。 ズッシリ重ためなのに、軽くサラサラ読める。 もう、これは芸術的に綺麗なミステリーでした。 犯人による緻密な犯行計画、見えない線路の様に組み敷かれたレール。 被害者達はそれを辿るように綺麗に最後を遂げて行きました。 未だに衰えず、数々のオマージュ作品が生まれる訳が分かりました。 --------------------------------- 〇お気に入りシーン〇 全ての言葉が本件に絡んでいる為、今回なし。
115投稿日: 2024.08.14
