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そして誰もいなくなった
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー、青木久惠/早川書房
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総合評価

1031件)
4.2
398
376
162
16
2
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    わたしもフェアリー•ゴット•シスターとでも名前を変えようかなぁ。 おっとあぶない、メガネ光っちまったぜ、、 真実はいつも10個!!!! これは東の名探偵もびっくりだぜぇ、

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ストーリーも描写もすごく良かった。まさかの、中盤で死んだはずの判事が犯人だったという意外性、10人それぞれの童謡に沿った死に方も、残酷なようで美しい殺人ミステリーだった。私がミステリーを読む際にしばしば感じてしまう、犯人目線の描写も読み返して矛盾が一切なく、すっきり読み終えられた。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    現代のミステリー作家の多くに影響を与え、他作家のミステリー小説の帯や紹介等で、今でも度々名前が出る小説。やっと読む事が出来た。 内容は今まで私が読んできた小説と状況は似た様な物。 むしろ、私が読んできた物の元祖と言われてるからそうなのかもしれない。 話のテンポ感や文章の読み易さは凄い。 登場人物が海外の名前なので、私自身の憶えにくさはあれどそれでも読み易い! そして次の犠牲者の亡くなり方のヒントはあれど、どの様に事件を起こすのか、それをワクワクしながら次々に読んでしまう。 かなり細かく区切られながら語り手の視点が変わり、其々の焦りや他の者に対する感情を見るのも楽しかった。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    ミステリー系のコンテンツに触れていると必ずと言って良いほど話題に出てくるし、全人類が読んでて当然の一般教養かのように扱われてがちな歴史的名作。読んでおいた方がいい。 めちゃくちゃ人が死ぬのに読後感がすっきりしており、後に引かないのが非常に良い。 しかし、冒頭は人が多すぎて覚えられなくて眠くなった。ご親切に文頭に書いてある登場人物一覧のページが非常に助かる。 読書慣れしていない自分にとっては読了コストがやや高かった。やや読みづらい。

    0
    投稿日: 2025.11.12
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    色々な情報に触れる中で、ネタバレは不可避であったけど十分楽しかった。もちろん1939年の作品である事込みで。ここから様々なは作品が生まれたかと思うと感謝でしかない。ミステリーの導入で読みたい。

    77
    投稿日: 2025.11.06
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    絶対に絶対に絶対に絶対に読むんだ。 読めばわかるのです。なぜ名作と言われているのか。 でも読み始めて不安になるかもしれぬ私のような人のために、 「読んでる人が死ぬことはない」 とだけ言っておきます

    1
    投稿日: 2025.11.05
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    初めて読んだ。クラシックなのに思ったより古臭くなくて(新訳なのでその力が大きそう)、本当に心の底から筋を知らずに初読だってので新鮮に楽しめた。ラストの種明かしは見事だが途中で読者が気づけるような作りでは無かったな。86年も前の小説なので当時の空気が読めて興味深かった。執事に対して誰もがあからさまに見下した態度を取ってる点や女性たちの描写などから時代を感じた。現代のミステリのテクニックからしたらことさらこれが素晴らしいという気にはなれないけども、さすが古典の名作として時代の淘汰に耐えてきただけあって今でも通じる面白さはあった。

    10
    投稿日: 2025.11.04
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    構成に無駄がなくてサクサクと読み進められる。 犯人の正体には驚いたが、序盤から些細な違和感が散りばめられているので、あとから振り返ると納得感があり良かった。 かなり昔の作品なので、たまに現代なら問題になるであろうジェンダー観や差別意識が描写されていたが、そういった面も含めた人間の心の闇を堪能することができた。時代のズレがむしろプラスに働いている。 不朽の名作。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    15年前に読んでから久々に本書を手に取った。やはり面白い! この本の素晴らしいところは「最後にきちんと犯人の種明かしが明言されている」ところだと思う。 犯行の時刻などが明確ではないからこそ、無理がない犯行だと感じることができる。10人も人間が絡んでいると怪しい動きをしていたら矛盾も生まれて来そうだと感じるがそれが本書にはない。 ミステリー作品は小説漫画ゲーム映画と色々味わって来たが1番無理がなくそつがない作品はどれだけ歳を重ねても「そして誰もいなくなった」だと思う。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    不朽の名作だけある。昔は今より交通手段とか通信機器とかの技術が発達していないこともあって無理矢理断たなければいけないものが少なくて設定もスムーズに入ってくる ただ冒頭の紹介は普通にネタバレなので最後に読みましょう…

    1
    投稿日: 2025.11.02
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    翻訳文も登場人物が多いのも苦手で腰が重かったけど、読んでみたらチャプターが細かく分けられてるし、キャラ付けもしっかりされてるのでスルスル読めた^^! 誰が犯人か予想しながら読んでたけど最後まで私は当てられなかった(-。-; 登場人物は多いけど(その分死ぬ人も多いけど)、それぞれのトリックは割とシンプルだし、展開は予測できるものの、犯人は解らずに、飽きずに最後まで読めたから面白かった〜( ◠‿◠ )!

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    個人的にはトリックより犯人の心情、動機の方が面白かった。この人殺される必要ないよね?って思うのが大半だったので。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    10人の男女が集まり、1人ずついなくなっていく様子と童謡の歌詞通りに進み、次は誰なのか、気になりながらどんどん読み進めることができた。

    1
    投稿日: 2025.10.26
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    十角館の殺人を読んだため、こちらも読みたいと思った。こちらの本もカタカナ名で覚えるのが大変だった(最後まで覚えられてないかも) ミステリーはやはりおもしろいなぁ

    9
    投稿日: 2025.10.21
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    初めてのアガサクリスティー。 登場人物の描写がそれぞれの視点から怒涛のように描かれる序盤、昔の本ゆえか洋書ゆえかの少し独特の文脈は少し戸惑ったけど、 中盤ごろはずっと「誰だ?誰がやったんだ?」と何度も各々の視点を読み返しては考えてしまってました。

    16
    投稿日: 2025.10.21
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    正直ミステリーをそれなりに読んでいる人にとっては、すごい!おもしろい!というほどではない ありきたりに感じる しかしこれが1930年代に書かれていたことがすごい 全く古くない ミステリーの原点にして頂点なんだろうと思う 読破できたことは良かった!

    10
    投稿日: 2025.10.15
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    かなり昔に読んだかもしれないけど…再読。 いろんなミステリーを読んできた今、トリックにさして驚かないのが悲しい… 一番最初に触れるミステリーなら最適。

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    たしかに誰もいなくなりました。 色々な登場人物が出てきて難しかったですが、会話や行動から性格が想像でき、展開も早いので面白かったです。 ザ・サスペンスでした。

    1
    投稿日: 2025.10.11
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    新刊のミステリーしか読んでなかったが、最近は名作と呼ばれる作品を読んでみようと思い立ち購入。 閉ざされた孤島で発生するミステリー。 トリックや描写設定は現代では成立しない設定だが、それがワクワク感を刺激して面白い。 キャラの名前や背景がごちゃごちゃしてしまい、まあり感情移入できなかったので⭐︎−1 登場人物も多いですし、しょうがないですね。 トリックは面白かったです。一気読み。グッド

    2
    投稿日: 2025.10.07
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    推理小説の名作、世界で1億部売れているということで購入。 なかなか読みが進みませんでした。何度も途中で読むのをやめようと思いました。 私が、外国の小説をほとんど読んだことないからか、登場人物の名前が外国人の名前からなのか、物語に没入できなかった。 また、ストーリーに既視感があった。 それは当然で、この名作小説に影響を受けて、多くの小説、映画がつくられていると思うので。ラストもそれほど驚きも無かった。 発表された1939年当時は、衝撃の作品だったかもしれませんが、今となっては特に驚きを感じない。 でも、名作と言われる作品を読んだという満足感は得れました。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    ◆ あらすじ 10人の男女が、見知らぬ人物からそれぞれ別々の理由で招待を受け、絶海の孤島・ソルジャー島に集まるところから物語は始まります。 しかし、島に到着した彼らを待っていたのは主人の姿ではなく、ディナーの席で突然流れる謎の録音音声。 「あなたがたは、過去に罪を犯しながら、その罪を裁かれなかった。」 そう告げられた10人は、 次々と童謡の歌詞通りに殺されていきます。 ラストでは、全員が死に、事件は未解決のまま終わります。 しかし物語の最後に、“真相を書いた手紙”が海から発見され、犯人の動機と手口が明かされる構成になっています。

    1
    投稿日: 2025.10.06
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    展開を予想しながら読み進めて、最後にあっと驚きました。 昔から読まれている作品は今読んでも面白いですね。 十角館の殺人を先に読んだことがあるのでここが原点にあるのかな、と想像しました。

    2
    投稿日: 2025.10.04
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    名作。 読みやすい長さ。登場人物が多いため、一読するだけではなかなか覚えられない。あっけなく人が亡くなるため、逆に恐ろしい。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    読み終わってまず、この作品は綺麗だなと思った。 ミステリー、海外文学初心者の私にとってはじめの印象は文字が小さい(=物語が長そう)、10人の登場人物が多すぎる名前覚えられるかな。だった。 正直、読書初心者にとっては活字疲れを感じるものではあると思う。しかし、「読みたくない、でも読みたい」と感じる不思議な感覚にさせられ、気づいたらサクサク読み進んでしまう作品である。 ストーリーの構成も一人ずつ丁寧に解説されているこで登場人物の問題も読み進めていくうちに次第に人間像もわかってきてストーリーをより、楽しむことができた。 例えばヴィラがエミリーの言動に対して「愚かしいではなく、恐怖を感じる」といった旨の一文があるが、自分の罪に気づかない犯罪者ということへ怯えているという情景が容易に想像できる文でより、作品にのめり込んでいた。 結末の片付け方はシンプルではあったものの80年前の作品と考えるとこれが規範になって今日のミステリーがあると思うと感慨深い。 ミステリー作品、海外文学は難しそうだと思って嫌厭していましたが、この作品通して、読みやすさや面白さを知れた。今後は食わず嫌いせず、読んでみたい。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    有名な作品。 金田一少年を思い出しますね〜(こちらが元なのは重々承知)好きです。 けどやはり翻訳だと入り込みづらいというか、名前が覚えられなく人物紹介をめちゃめちゃ見返すという…。

    2
    投稿日: 2025.09.28
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    クローズドサークルの金字塔。 読んでて感じるのが、全く負担を感じない。 登場人物がそれぞれのバックグラウンドを持って孤島へ行き、そこで弄される連続殺人。 展開が早く、そこまで詳らかに説明する訳でもないので、個人的にはバチバチ推理!というよりは、エンタメとして楽しめた。 やはり私がこの小説で1番印象にのこった一節は有名な「そして誰もいなくなった」である。

    1
    投稿日: 2025.09.24
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    本棚の整理をしていて見つけたので、久々に再読。内容の記憶も残っていなかったので、新鮮な気持ちで読めた。 日本の小説でも一人ずついなくなっていく小説がいくつかあるけど、作家さん達はみんなアガサクリスティに影響を受けているのだろうか? 結末はみんな違ってて面白い。

    1
    投稿日: 2025.09.21
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    1人目の殺人が起きてから 話の展開が早くて飽きずに読めました。 次は誰が狙われるのだろうかと 童謡の歌詞を思い出しながら 次の殺人方法を想像して読み進めていきました。 自分なりの推理を楽しみ犯人はあの人だろうと 予想して読んでいました。 予想していた犯人が最後に生き残ったので 私の予想が当たったぞ! でも殺人方法はさっぱりわからない… と、謎ばかりでしたが最後の最後に まさか続きがあったなんて…。 殺人犯目線の思想と殺人方法の解説があるので 殺人の動機やトリックの答え合わせもでき スッキリとした気持ちで読み終わる事ができました。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    2回読むの挫折して3度目の正直。 ずっと読みずらいと思ってたけど今回は意外とするする読めて1日で読み切ってしまった。 次は誰がどうやって殺されるのかハラハラしながら読み進めた。最後まで犯人は分からなかった。 最後犯人の独白で解説される感じの終わり方はあまり好みではなかったかな

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作品が発表された当時の衝撃はとても大きかったのではと思いました。 またこの作品に影響されたミステリーも多くあると思い、さすが不朽の名作だと感じました。 ただやはりこの手の死んだと思わせて、実は生きているというトリックは現代では一般的になってしまっており、それ以外の殺人手法にはトリックなどもなく、犯人を想起させるような伏線もあまり張られていないため、読み終えた後の満足感が少し足りなかったです。 ただ過去に見た死体偽装トリックを使った作品がこれをもとにしていると考えると、それらを生み出したこの作品の凄さや影響力に脱帽です。

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特に推理しないで読んでたけど怪しげな人がやっぱり犯人だった、トリックが全部うまく行きすぎててすごい。 登場人物が多い上にマザーグースもあるので常にそのページを手で挟んで見比べていた。大変だった。 最後に犯人がわかって良かった。わからずに終わるのかと思った。 この前映画で東野圭吾の『ある閉ざされた雪の山荘で』を観て、この本が出てきたけどやっぱり意識されてたんだな〜と思った。 色んなミステリーに影響を与えてそう。

    1
    投稿日: 2025.09.04
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    読了 登場人物が多く名前が覚えられず、常に人物表を見ていた。 中盤辺りまでは退屈で読むの止めようかとも思ったが、事件が起こりだしてからは興味深く読めた。 以前に、宮部みゆきの文庫本を読んだことがあるが、それ以上の衝撃はなかったかな。 この後、オリエント急行殺人事件を読んでから、評判の良い日本のミステリーを読む予定。

    7
    投稿日: 2025.09.02
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    面白かった! けど十角館の殺人より先に読めばよかったなーというのが正直な感想 昔の作品で、キャラがいまいち覚えづらかった でも、しっかりミステリーで最後まで楽しめた作品!

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めてアガサクリスティの本を読んだ。かなり古い話だったけど、時代のギャップを感じない、面白い小説だった。 ※植民地、南アフリカとかの時代ギャップはあるけど、読みにくいとは感じなかった。 お調子者が最初殺される、全員が疑心暗鬼になりながら話し合うシーンが印象に残った。この物語を通じて、今日の新しいゲーム、本(人狼ゲーム、ゾンビ物)ができてるのかな?とか思った。 最後ヴェラが自殺して話が終わって???っとなった。 ただ3人になったときに、あれこれこの中にいないんじゃないかな?と思ったけど…判事恐ろしや…ただ、証拠文書のとこに行き着くと確かにここまでできるのはコイツだけか…となった。 かなり恐ろしい方法で人が殺されてるのだが、グロさを感じないスッキリとした感じがした。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    このタイミングで『そして誰もいなくなった』です 言わずと知れたアガサ・クリスティの代表作 いや人類の代表作と言っても過言ではない名作です もちろん再読、わいの記憶が確かなら…もう7,000回くらい読んでます(恐らくその記憶は確かじゃない) だがしかーし!新訳では初読となります つか、いつの間にかしれっと新訳に入れ替わってたのね 早川さんもわいに黙ってそんなことするなんて裏切りですよ ま、いいけど はい、簡単にあらすじから たがいに面識もない、職業も年齢も様々な十人の男女が、謎の招待主の手により「兵隊島」に集められます ん?兵隊島? やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる声が…そしてマザーグースの童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 小さな兵隊さんが十人、ご飯を食べにいったら 一人がのどをつまらせて、残りは九人 ん?小さな兵隊さん? うーん どうなのこれ? わいには違和感しかないんだけど 知ってる人は知っているでしょうが、これどちらも旧訳では「インディアン」なんよね もちろん「インディアン」は差別用語なので使用しません!ってことなんだろうけど、どうなの? 難しいね〜 「古い作品の差別用語問題」難しいな〜 わいはね、やっぱり注釈を加えた上で、そのまま残すべきだと思うんよ 特に今回のようにしれっと変えちゃうことは、この恥ずかしい歴史をなかったことにしちゃってるように感じちゃうんよな むしろそれをきっかけに色々考えたり、教育したりってところに繋げるべきだと思うんよね 同じ理由で「当時はそれが当たり前でした」で片付けちゃうのも違うと思うんよ 人間が人間を差別するなんて、遥か昔から、未来永劫恥ずかしい行為だと思うんよ もちろん当時の環境では気付きにくかったんやろうけど、そうでなかった人もたくさんいたわけでね でね、ひとつ重要なポイントとして、当事者たち、現在「ネイティブアメリカン」と言われてる人たちはどう考えているのか?ってのがあると思うんで、ちょっと調べてみました 結果としては、ネイティブアメリカンの人たちの中にも色々な考えがあるっていう当たり前の事実でした 「インディアン」て呼ばれるのが嫌だな〜って人もいれば、全く気にならないって人もいれば、むしろ自分たちのアイデンティティだ!って人もいる 全員ふざけんな!そんな呼び方絶対反対!と思ってたところもあったので、今回調べてみてちょっとびっくりしました まさか肯定的に捉えてる人もいるなんてね きちんと調べたわけではないので、肯定派はものすごい少数派かもしれんけど、とにかく多様な考え方があるってことなんよね だからというわけじゃないんだけど、古い文学作品から差別用語(とされているもの)をきれいに消し去ることは、果たして差別を失くすことに繋がるんだろうか?と考えたとき、わいはそのやり方は違うんじゃないかな〜ってやっぱり思うのです

    78
    投稿日: 2025.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めてアガサ・クリスティーの作品を読みましたが、原点にして頂点という風格を感じました。 過去に綾辻行人さんの『十角館の殺人』を読んだり、漫画やゲームで似たようなミステリー展開を見聞きしていたので、新鮮味を感じないのでは、と半信半疑で読みましたが、丁寧に作り込まれた文章にすぐ引き込まれました。特に場面転換する時に「このキャラ何か企んでいるのか...?」と匂わせる描写とテンポの良いストーリー展開が絶妙で、ページを捲る手が止まりませんでした。 最初から複数のキャラクターが登場するので、序盤は「どの人だったけ?」と思いつつも、読み返すのが面倒で、読み続けていたら徐々に人間像がはっきりしていきました。それぞれの視点が丁寧に描かれており、キャラの描き分けがすごいと思いました。名前も繰り返し登場するので、序盤はぼんやり読んでても大丈夫で助かりました。 また、童謡の内容に沿って殺人が行われるため、殺人が起こるたび、「次はどんな詩だったけ?」と気になりつつも、やっぱり読み返すのが面倒で、読み続けました。それはそれで変に先読みせずに展開を楽しめて良かったです。正直、読み進めれば、誰かが童謡の内容をもっと話題にすると期待したのですが、ヴェラ以外はほぼ兵隊の童謡に無関心だったので、良い意味で裏切られました。 序盤に、U.N.オーエンという名前を見て、「あの曲名の元ネタ?ってことは犯人は女性か...?」と頭の片隅にあったので、ヴェラかな?ヴェラっぽいな?ヴェラだったのか?いや、ヴェラやん!と本当に最後まで犯人がわかりませんでした。確かに動機を考えると判事って気もするけど、上手いこと包み隠したなと感心しました。自白の手紙をビンに詰めるのもオシャレすぎて、私もポエムとかビンに詰めて流してみたいと思いましたが、調べたら海の不法投棄でダメらしいので、この感想で我慢するとします。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    昔は凄い小説だったろうし、今でもこの話のオマージュがたくさん出てることはとても凄いんだけど、この話自体は今読むとなんだか物足りない感じがしてしまう。新訳だからスラスラ読めて楽しいけど、オチがね、なんかね、「あー、そうなんですか、うん、まぁ、それもアリだよね」という感じで。濃い味に慣れてしまって繊細な味を楽しめなくなった人みたいな感想で申し訳ない。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーの王道ということで読んでみた。 海外小説なので最初登場人物の名前を覚えるのに苦戦して、何度も表紙裏の登場人物一覧を見返した笑 全体的に文章は短く区切られていて、とても読みやすかった。 10人がやっと集まれたタイミングで突然青年が死んでしまって、「おお始まった始まった…」という感じでした。それからはなんか死にそうと思った人が次々死んでいき、残り3人になったところで、「誰が犯人なんだ?!」とそわそわしながら読み進めた。 結局最後まで犯人は分からず、エピローグで「やられた……」て感じだった。

    2
    投稿日: 2025.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クローズドサークル大好き〜〜〜!!!!!!! 最終的に犯人って本当にこの中にいるの???って 不思議に思いながら読んでいたけれど、 本当に!!!いた!!!!! しっかり最後に犯人&経緯が書かれていて めちゃくちゃスッキリした〜!! 最近、犯人が描かれてなかったり動機が曖昧だったり明かされていないパターンの作品が多くて、 それはそれで面白いんだけれど、 やはり全ての真相が分かった上で 読後を迎えたいよね…!と改めて実感した! それにしても、ロンバードは自らに正直だからか、 絶対に悪人なのに好感度が高そうなのよねぇ〜 読んでいるとついつい最後まで生き残っているのを 見てみたくなると言いますか…!! ミステリ内容も、キャラクターの個性も、 ストーリー展開やテンポもどれを取っても面白い! なおかつサラッとしているのか、 情景も心情もわかりやすいので ワクワク&サクサクと読み進められた♬ ただ最初のキャラ達登場シーンは誰が誰か分からず、しかも今後一切出てこなさそうな人や それぞれの殺した?キャラの名前が 数度だけ出てくるあたりが、 毎度「この名前は誰!!?」となる事が多々×2あって、 キャラを覚えるまで(判別できるまで)は 登場人物紹介に戻り戻りして読んでいて、 その間は中々読み進められずしんどかった(汗) それでも名前とキャラさえ一致させれば、 あとはもう怒涛にとまらず読み進められるはず☆ かの有名な作品であったが、その名の通り 面白くてサッパリめなミステリ作品だった!!! アガサ・クリスティの他作品も またこれから読んでみたいなぁと 思うのであった…!

    1
    投稿日: 2025.08.13
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    初めてちゃんと読んだ小説でした。 兄から頂いて学生時代に読んだ記憶があります。 面白かったのかは覚えてませんが、当時斬新だと感じた記憶があります。 今では同じような話は数多くありますが、全て本書籍をベースにしてるのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    さすが名作!面白かったです^ ^ それぞれの理由で孤島の豪邸にお呼ばれする10人。 一人、また一人と死んでゆく…。 海外モノだといつもそうだけど…10人も出てくるともう名前が誰が誰だか^^; まぁ、読んでくうちに分かってはくるんだけど、メモ的なのをとりながら読んだらもっと面白かったかも〜…後悔。 それでも十分おもしろかったです♪

    1
    投稿日: 2025.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーの女王の代表作。 なるほど面白すぎる。古典の中の古典。推理小説のバイブル。今読んでも全く色褪せることなく、かなり楽しめる。 兵隊の童謡に見立てられ一人ずつ殺されていき、最後には誰もいなくなってしまう。 「そして誰もいなくなった」ことを証明するために、自ら頭を撃ち抜く判事、、 エピローグの告白文で、しっかりとオチをつけてくれるのも素晴らしかった。

    1
    投稿日: 2025.08.05
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    なるほど、これが元に「十角館の館」などの孤島殺人系が生まれたんだと合点した。翻訳文なので好き嫌いが別れそう…

    0
    投稿日: 2025.07.31
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     密室状態の孤島で一人ずつ殺されていくという、今ではおなじみの設定も、この作品がすべての始まり。  シンプルながら究極の状況設定と緻密な構成が、古典でありながら今なお最高峰のミステリとして語り継がれる理由を物語っている。初クリスティとしても、ミステリの金字塔としても強くおすすめできる一冊! ●未読者必見  読んだことがない人は、何かでネタバレを食らう前に読むべき。  私は届くのを待っている間に、別のミステリで「〇〇って展開はどう?」「そして誰もいなくなったじゃないんだから」という会話があって撃沈した。逆に、ここまで知らずにいたのもすごいけどね、と友人に言われたが、やはり悔しさは残る。  感想をチラ見しようかと思っている人が何かの拍子で知らないことを祈る。他のクリスティ作品の有名どころは特にそうで、最後のネタバレが重要なことが多い印象がある。 ●展開  一人一人が消えていく中、誰も信用できず、次は誰が死ぬのかという緊張感が全編を覆っている。童謡「十人のインディアン」が死の順番を不気味に予告する仕掛けは秀逸で、読者に恐怖と高揚感を同時に与える。以降の多くの作品に影響を与えたのも納得である。  全員が怪しく、全員が疑わしいという状況の中で、最後に明かされる真相は理屈としても感情としても圧倒的で、初読時は強烈な衝撃を受けた。真犯人の告白によって物語が完全に閉じる瞬間は、まさにクリスティの真骨頂だと感じる。

    1
    投稿日: 2025.07.31
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    ●クローズドサークルで一人ずつ殺されていく……。発表された当初は衝撃的な内容だったのかもしれないけど、現代だと有名すぎてこんなものかで終わってしまった。

    0
    投稿日: 2025.07.30
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    私の初読書 最後まで読み終える事に意味があると思って読んだ 皆が称賛するだけありとても楽しくミスリードに振り回され驚いた本 ここから私の読書人生が始まった

    0
    投稿日: 2025.07.28
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    聖書の次に売れた本、というのも納得の面白さ。 面白過ぎて、逆に特に語ることもない笑。 タイトルは子供の頃から知っていたのに何故もっと早く読まなかったのだろう。 もっと早く出会っていれば、読書は苦手と思い込んで過ごしてきた十数年間は全然違うものになっていただろうに。と思いました。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は登場人物の名前が覚えられなくて苦戦したけど、読んでいくうちに職業で誰が誰かわかるようにった。一人ずつだんだんと消えていく緊張感が面白く、最後の二人になってからの流れも、この人ならこういう終わり方をするんだろうな。と納得できる展開だった

    0
    投稿日: 2025.07.26
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    外人名だから誰が誰だか分からなくなって読むのに苦労した。 内容は後半に進むにつれて面白く、ミステリー感サスペンス感でハラハラした。

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    読みやすい! 今更なので隠さないが登場人物が沢山死亡しているが、死亡描写に残虐表現があまりなく不快感を感じにくい。かと言って小説内容が貧弱であるわけではない。読者の脳のリソースを使わせないで、人物像や登場人物の置かれている状況を認識させる天才的な文章だと思った

    0
    投稿日: 2025.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い 死人が増えていくごとに緊張感や絶望感が増していく描写が良かった マッカーサーが殺される前にしたヴェラとの会話が印象的で好き

    2
    投稿日: 2025.07.14
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    いつもは本を一冊読み切るのに1ヶ月ぐらいかかるが、この「そして誰もいなくなった」は10日~2週間ほどで読み終わった。 おもしろくて手が止まらない、というのもあるが、非常に読みやすい文章・構成で頭にスッと内容が入ってきてサクサクと読み進めることができた。

    1
    投稿日: 2025.07.13
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    2025年になってこの作品のオマージュや参考作品はどれほど多いことか。 最近のグロテスクやホラー描写を乱用するミステリーではなく、後味の効きの悪さもなく、キャラの個性も確立していて読みやすく、とにかく謎を解決することを楽しめる、これが元祖のミステリーか、と思える。 オリエント急行の次に読んだけれど、自分は正直犯人の検討がつかなくて、題名などに惑わされたりしていたので結末に驚いた。最後の最後まで伏線を振り撒いているアガサの凄さが身に沁みます。

    2
    投稿日: 2025.07.12
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    あの本も、この本も、これが元ネタなのか!と。 題名は知ってたし、コナンくんもよく言うから、なんとなく知った気がしてたけど、やっぱちゃんと読んでおくべきだよね。 カタカナの名前がほんとに入ってこなくて、呼び方が人によって違かったりするから多少混乱するんだけど、途中から気にならなくなる。 最後のほうの疑心暗鬼の緊張感たるや…一緒に緊張した。

    0
    投稿日: 2025.07.01
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    何も知らないまま読みたかった…。悔しい! でも内容を知ってても面白いのがアガサ・クリスティなんです。

    11
    投稿日: 2025.06.30
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    これがアガサクリスティの真骨頂…! 本当に全くわからないまま読み進める、短めの章単位でどんどん読めるテンポの良さ。ミステリでありサスペンスである、うなりました。 *冒頭のマシュー・プリチャードの文章部分は飛ばして、本編読了後に解説として読むことをオススメします。本編の要約が含まれているため、楽しみが半減します。

    3
    投稿日: 2025.06.27
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    読みやすくて面白い。 孤島の密室、同情の余地がない全員が悪人らしき設定が、異様な不気味さがあって良かった。 本当に誰もいなくなった、最後の一人になってからが特に怖く感じた。多くも少なくもない描写量とテンポが読み心地良い。

    34
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶海の孤島、減っていく兵隊さんの人形、各々を蝕む過去の死の記憶...といったシチュエーションの設計がよくて、細かい「いやちょっと待ってよ」を押し流す美しさがあった。この事件が、綻びがなく探偵に暴かれもしない解明不能の完全な犯罪事件として成立していることも、美しさに大いに寄与している、のに、やっぱり解説したくなっちゃって書簡を海に流す犯人のキャラもすごくいいというか、こういう犯行をやる人としての動機面も含めてとてもしっくりきた。

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    全てが王道のミステリ。 犯人は確実に存在するはずなのに、本当に誰もいなくなる。この違和感を緻密な伏線で表現した作品。 おすすめできるミステリー小説で検索をすると、必ず名前があがる作品だが、その実力は伊達じゃなかった。

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと読みたかった名作!オマージュ作品がたくさんあるので履修しておかないと…と思い読みましたが、最新のベストセラー!と言われても驚かないくらい読みやすく面白くて驚きました。 100年近く前の作品と思うとアガサ・クリスティの偉大さを痛感する。本作の満足度が高かったので、他のクリスティ作品を読む決意が固まった! 章分けが細かくされていて、場面ごとにナンバリングも変わるのでとにかく読みやすい。早く次の文を読みたい!と焦る読者でも、登場人物の特徴や展開を記憶しやすくなっていると思う。 登場人物が皆一般人を装った悪人なのがまた面白い。罪の潔白を揃いも揃って主張してた癖に、結局お前…!!!という奴ばかり。そんな人たちが恐怖に晒され殺されていく話を追っていくのはなんとも言えない気持ちになりました。 オマージュ作品を先に知っていると「あ、これが元ネタなんだ…」ということが随所にあって、このタイミングで読んだからこその独特な面白さもあった。 いつものことだけど、犯人やトリックは最後まで推理する事はできず、エピローグ後の最後の最後の瓶詰めで「ほぇああーーー」と驚かされる。 なんとなく、誰か死んでないんじゃない??とは思ってたけど… まさか拡大自殺だったとは。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    オリエント急行殺人事件を読んで、どうせなら他の有名作品もと思い読んでみた。 冒頭にインディアンの歌が提示されていることで、次にどのような殺され方をするのかが読者には分かっているというのがおもしろいなと思った。その上で、そのままだと殺される!と思ったり次に殺されるのはそっちか!と思ったり、展開の緩急があって飽きずに読み進められた。 オリエント急行殺人事件でも思ったけれど、やはり映像映えしそうな作品だなと思った。初めの方は登場人物たちの名前と特徴が突然出てきて覚えきれないし、ビジュアルがあるとより楽しめそうだと感じた。

    9
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。すらすら読めた 全員が死んだ時には、なんだこれって思ったけどエピローグのネタバラシで納得。

    0
    投稿日: 2025.06.04
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    有名なミステリー作品ですが、今迄読んだことがなく、原田ひ香さんの小説がきっかけで、読んでみました。  タイトルからして惹かれますよね。そして、一体誰がと、全く見当がないまま話は進みます。  そして最後の最後に謎が解けるのですが、途中は兎に角、謎のまま無駄なく話が進むので面白いと思います。   次はオリエント急行も読んでみたいです。  

    6
    投稿日: 2025.06.04
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    アガサ・クリスティーの代表作のひとつ。 兵隊島と呼ばれる孤島に、謎の人物オーエンから招かれた十人の男女が集められる。ある童謡になぞらえて、ひとりまたひとりと命を落としていく展開にページをめくる手が止まらない。 登場人物の多さに戸惑いつつも、物語が進むにつれてその混乱すらもスリルに変わる。誰が次に犠牲になるのか、まさかこの人が?と驚きの連続。 読者も登場人物と同じように追い込まれていくような緊張感があり、推理も見事に裏切られた。探偵気分で挑んでも見事に外れるあたり、さすがクリスティー。ミステリーってやっぱり面白い、と思わせてくれる一冊。

    27
    投稿日: 2025.06.03
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    「十角館の殺人」の次にこちらを選びました。 簡潔で分かりやすい内容でした。 10人の他にも登場人物が出てくるので、誰が誰?と何度も振り返って読んでいたのでちょっと時間がかかりメモを取ればよかったと思いました。 もう一度読み返したいです!

    2
    投稿日: 2025.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世界一売れたミステリー作品らしいので読んでみたところ、まあ面白いこと。 人間がたくさん登場するけど混乱することなく読めた。(ロンバードとマッカーサーは最初怪しかったけど) 読み進めたらまじで誰もいなくなって頭の中?だったけど、エピローグ読んで満足。 また読み返したい

    0
    投稿日: 2025.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もともとミステリーが好きで、ずっと「最高傑作」と言われているこの本の存在が気になっていた。さすがアガサ・クリスティというべきか、前評判に違わぬ面白さだった。登場人物が多いミステリーでは「誰が誰だか」状態になりがちだけど、この作品ではそれぞれのキャラクターがはっきりしていて混乱せずに読めたのがありがたかった。ストーリーにも集中しやすく、どんどん引き込まれていった。 一番印象に残ったのはやっぱり最後のどんでん返し。完全に意表を突かれたけど、動機や仕掛けも含めて納得できた。読んでる途中では心理描写を手がかりに「この人が怪しい」と考えながら進めていたんだけど、途中で死んだように見せかけるトリックにまんまと騙されて、犯人の可能性から外してしまっていた。 まさに「読んでよかった」と思える一冊。ミステリーが好きな人はもちろん、普段あまり読まない人にもぜひ読んでみてほしい。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    はじめてのアガサ作品。 読書紹介にて、もう一度初見で読みたい作品、名作と評されていたため、チャレンジしてみた。 登場人物が一気に10名出てくるため、最初は名前を(馴染みのない外国名)覚えるのが苦しかったが、読みやすくシンプルな作品で分かりやすかった!

    0
    投稿日: 2025.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何となく人気だから呼んでみただけだった。 きっとミステリー小説を読み漁っていたりしていたらトリックや犯人がわかっていたのに悔しかった。今までにないリアルな殺し方や動機で何がどうなるか全く予想もつかなかった。これから読むミステリーで越えられるのだろうか。いや無理そうかもしれない。残念だが、満足。

    1
    投稿日: 2025.05.16
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    だれもが知るミステリーの王道なので、だいぶハードル上げて読んだ。ものすごいどんでん返しなどがあるというわけではないけれど、純粋にミステリーとして面白い。今ある多くのクローズド・サークル作品に当作品が反映されているのだと読みながら気づいた。 最後に長々と種明かししてくれるのは、個人的に好みではないが、分かりやすくて親切ではあると思う。

    7
    投稿日: 2025.05.15
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    ストーリーの進み方や、匂わせ方がわかりやすく、でも面白くて夢中になった。 大どんでん返しまでとはいかないけど、驚きの結末ではあった。 過去に読んだ他のミステリー小説の記憶を消して読みたい、ミステリー界の頂点であり王道の1冊だと私は思った。 最初に読むミステリー小説はこれにしとけば良かった〜とちょっぴり後悔した。

    1
    投稿日: 2025.05.14
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    純粋に面白かった 殺害方法とかどんどん引き込まれるし、次は誰がどんな風に、と夢中になる ただ、どんでん返しとかではなくて、評価が高い分期待しすぎてしまった面もあり オチもそうなんだ……くらいにしかならなかった……

    1
    投稿日: 2025.05.12
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    実は初めてのアガサでした。 王道、正統、定番、セオリー通り!だけれど、これがこの手のミステリーの原典なのですよね。 色々な島ミステリーがありますが、これを読まずしては語れないと思いました。 仕掛け仕組みがとても面白い、そして登場人物たちの恐怖や緊張感の描写が相乗効果で、読んで良かったです!

    3
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アガサ・クリスティの代表作にして、ミステリの金字塔。孤島に招かれた10人の男女が、童謡になぞらえて一人ずつ殺されていくという本作は、「クローズドサークル」形式の原点であり、今なお強烈な存在感を放っている。 本作の最も独創的な点は、「名探偵不在」であること。登場人物全員に過去の罪があり、誰もが疑わしく、誰もが追い詰められていくという構図は、読者の緊張感を高め、従来の推理小説の枠組みを一段階引き上げた。前半は、まるで人狼ゲームのように互いを探り合い、疑心と推理が交錯する密室劇として進行し、後半は、見つからない犯人に怯え、パニックになりながら徐々に殺害されていく、サスペンスホラーさながらの展開に変貌する。 個人的に面白かったのが、犯人の仕掛けた心理戦だ。外部からの侵入者がいないという前提を逆手に取り、自身の死を医師と共謀して偽装し、島に残った人々を疑心と恐怖の連鎖に追い込む。そして最後には、自らも死を偽装しながら自殺することで、完璧な“10人全員死亡”の状況を演出する。この徹底したロジックと冷徹な手法には、まさに“完全犯罪”の美学が宿っている。 現代においてはこの作品に影響を受けた多くのフォロワーが存在し、トリックの新鮮味はやや薄れているかもしれない。だが、それでも本作が持つ「閉じられた世界で誰も信じられない」という圧倒的な緊張感、そして死に向かう静かな絶望感は、時代を超えて通用する完成度だと思う。 まさに、古典にして最高峰。サスペンスとミステリの極致ともいえる作品。

    1
    投稿日: 2025.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    十角館の殺人の後に読んだから、特にオチがどうしても物足りなく感じたが十分面白い。 十人の視点や心情が入れ替わりで次々と描写され、飽きがなく読みやすい。

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    ずっと読みたかった本! ミステリー物でよくある密室連続殺人。そのよくあるストーリーを作ったアガサクリスティの偉業。 彼女の書く文に踊らされ、ドキドキして、途中でミスリードされて、最後で種明かりされて、本当に気持ちのいい終わり方だった! 記憶を消してもう一度読みたい本! 途中誰が誰だか分からなくて、久しぶりにメモを取りながら読んでみた。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    脱出不可能な島。 法律で裁く事の出来ない犯罪を犯した人達。 童謡の通りに殺される連続殺人。 10人以外誰もいない島で一体何が起きているのか? 恐怖に心が追い詰められ、精神が崩壊し、どんどん壊れていく人達が怖すぎる。 少しずつ人間関係も崩壊して、真面目で厳格だった人の性格まて変わってしまう。 読んでる方の緊張感もすごかった。 綾辻行人の十角館を読んだ後に読むと「もしかするともしかして?」と思ってしまったりもするんだけど、それでもやっぱり面白かった。 まさしく不朽の名作。

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    超有名本だけど読んだことがなくて、かつこれを読んだ後に現代のミステリー本を読むと、各作品にアガサクリスティーのエッセンスが感じられると聞いて、読んでみた。 ポンポン人が死んでいくけど本当に犯人が最後までわからず、、誰なの?えっもうこの人死んじゃうの?みたいな、、、 オリエント急行読んだ後だったので、みんな1人ずつ誰かを殺してったのかな?って思ったけど違った、、 結末が爆速で明かされていってそこ雑だね?と思ってしまったけど、島内の人間劇がメインだと思うのでまあいいかなと。これぞミステリーって感じで楽しく読めました。 これ読んだ後に十角館読むと面白いらしいので、読んでみる。

    8
    投稿日: 2025.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絶海の孤島で、部屋に掛けられた古い童謡のなぞらえて進む殺人。10人の客が、一人ずつ死んでいくのに合わせて減っていく、ダイニングテーブルに置かれた10体の小さな兵隊の人形。現在のミステリーでは、あり得ないだろと思われながらも、定番とされるあらゆる要素が詰まっている。「古典ミステリーを読んだ」という読後の満足感がすごい。 事件全体のネタばらしよりも、一番印象的なのは、最後の一人になったヴェラが首を吊るシーンだったと思う。 あれは、なにーー天井のフックからぶらさがっているのはーーロープーーしかも、先にちゃんと輪まで作ってある。そして輪に届くように、イスが置いてあるーーあのいすをければ……。(p347) 10人の客全員が死ぬであろうことは、予想がついていた(というより、有名なので知っていた)。何と言ってもタイトルが「そして誰もいなくなった」であるし、童謡の最後も「小さな兵隊さんが一人、あとに残されたら/自分で首をくくって、そして、誰もいなくなった」(p52)だからだ。ただ、勝手に真犯人が最後に自殺するのだと思い込んでいたので、ヴェラが自ら進んで自殺していくシーンを見たときは、そうやって死んでいくのかと普通に驚いた。 物語の中で、ヒューゴーという男と結ばれたいがために、家庭教師を担当していた少年シリルを死なせたヴェラの回想が繰り返し出てくる。島で連続殺人が進むにつれて、その回想は、ヴェラの罪悪感を増していく。その罪悪感は、最後のもう一人の生き残りロンバードを射殺したときに、たぶん限界になる。彼女は、真犯人であるウォーグレイヴが用意した首吊り用のロープと椅子を前に、自死を選ぶ。 事件のトリックを明かす最後の手記で、ウォーグレイヴは、次のように言っている。 殺す順番は、とくに慎重にじっくりと考えた。九人の客の罪の程度は、それぞれに違う。罪のもっとも軽いものは最初に死ぬべきだと、私は考えた。血も涙もない冷酷な犯人ほど、恐怖を長く味わって精神的に苦しむべきだ。(p373) 果たして、ヴェラは、ウォーグレイヴの言う「血も涙もない冷酷な犯人」だったのか。そもそも、ウォーグレイヴは、犯人たちの心の内をどこまで理解できていたのか。首吊りへと向かうヴェラの姿と回想を見るほど、彼女が「恐怖を長く味わって精神的に苦しむべき」人間だったようには思えなかった。結果的に、ウォーグレイヴは、彼の言う「ロマンティックな夢にひたる」性格と「生き物が死ぬのを見たり、殺したりして喜ぶ嗜虐趣味」(p365)とによって殺してもよさそうな人を探し、連続殺人を図った猟奇殺人者として現れたように見える。 自分は、この物語の主人公を元家庭教師ヴェラ・クレイソーンだと思っている。最初にこの島へ来たときに、首吊りの用意がされても、ヴェラが首を吊ることはなかっただろう。この物語は、ヴェラ・クレイソーンが、孤島での連続殺人を目の当たりにして、自らの罪を認める物語だと思う。

    1
    投稿日: 2025.04.30
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    名作とはこういう事か!素晴らしい。違和感を感じ無い。最後まで納得して読める。無駄が無いから話に入り込み、一気に読んでしまう人が多いだろう。ミステリーに興味が無かったけど、この作品のおかげで色々読んでみたくなった。

    1
    投稿日: 2025.04.28
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    初クリスティー!思った以上に読みやすかった。 何が幸せかって、クリスティーは今まで全く触れてこなかったから、前情報が一切ないこと! 無駄のない感じが好き。 他も読む!

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    無駄な記述のない、まさにミステリのお手本のような作品であった。映像作品は見たことがあったが、本の方がガッツリ心が動かされたように思う。 古典の強さを改めて感じたし、他のクリスティ作品も読んでみたくなった。

    12
    投稿日: 2025.04.27
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    オリエント急行が好きで、ずっとこの作品も読みたかったのでやっと読めました。 人物名を追うのが大変だったけど、面白かったです。 犯人は最後まで予想できなかったです。序盤は設定が出来上がる過程だったので、読むのに時間がかかりましたが、中盤から後半にかけては一気に読んでしまいました。

    5
    投稿日: 2025.04.25
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    流石に世界的名著ということでなかなか面白かった。ただ、日本語に翻訳することで一つの過程を噛んでしまっているので、まあしょうがないけど英語で描かれた原著よりは緊張感は薄れてしまっているのかなと感じた。

    1
    投稿日: 2025.04.22
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    タイトルを知らない人はいないだろうと言うほどの有名作 ようやく読みました 整理しながら読んでも犯人が分からなかった…! 何よりこの作品が1939年に描かれたというのが本当に驚きです

    1
    投稿日: 2025.04.21
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    面白い。けれどオマージュ作品?を結構見てきているので、犯人分からないけどこの中にいるだろうな、と。登場人物の横文字が1番大変。先駆けの作品だと思うと星4だけど、星3と迷う。翻訳が好みではなかった。!多すぎて読みにくい。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    翻訳した本はどうも慣れない。 帯とYouTuberに釣られて買ったが私的にはそうでもない。 まぁ1939年に書かれたものだししょうがないか。。

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    ミステリー好きはおろか娯楽小説好きなら一度は聞いたことのあるであろうタイトル作を、昔一度読んだものの、当時新本格に擦れていたからかあまり印象に残らなかったので自分内評価を定めようと再読してみました。 一見共通点、接点の無い10人の老若男女が絶海の孤島に集められ一人ずつ童謡に準えて殺されてゆくサスペンスでもあるのですが、今回良いなと思ったのはこのサスペンス部分でした。 殺される10人の性格や特徴、過去、秘めたものなどが書き分けられる冒頭、徐々にお互いを殺人者だと思い疑心暗鬼になる様、特に残り4人になった後のそれぞれの心理描写はなかなかの臨場感でした。 自分としては誰が犯人でもおかしく無い感じが好きではないのですが、少し読み始めたら止まらなくなってしまったので、名作と呼ばれるのは伊達ではないなあと思いました。

    1
    投稿日: 2025.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有名なタイトルだけに期待して読みすすめ、最後にそして誰もいなくなった瞬間にほんとにみんな死んでしまったことに変な感動をしました。 誰が犯人なのだろう、どういうトリックを使ったのか考えながら読んでいましたが、最後のエピローグを読むまで何一つ分かりませんでした。 ドキドキとスリルを味わえ、ページ数としても読みやすく、満足感の高い作品でした。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    以前から読みたかった作品。 緊張感あふれる物語。読んでいる間はずっと不気味な雰囲気を味わいながら、気付いたら一気読み。 結末については衝撃大きかったが、若干、腹落ちしない感じも残っている。 最近ミステリも読むようになったが、改めて面白いなと感じた。他の作品も読んでみたいと思ったし、本作品もきっと再読すると思う。

    8
    投稿日: 2025.04.12
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    初めて買った大人向け探偵小説。(ジジイの懐古談です…) 英国初登場はDaily Express連載。その時のアガサさんインタビューや挿絵の記事を書きました。https://danjuurock.hateblo.jp/entry/2025/01/28/154644 世界初登場は米国雑誌Saturday Evening Post、アガサさんが得た連載権収入は£3000(現在の4900万円)

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティー(著))読了。 以下ネタバレ含みます。 その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。 だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が…… 世界で6番目だか8番目だか売れている本らしいです。 ヒリヒリするミステリー小説の世界ににのめりこみました。 マザーグースの童謡になぞらえて一人また一人と人が死んでいく。 私の予想では最後の二人になったとき犯人でないほうの人が相手を犯人と認識するのだろうと思っていましたが、それは見事に裏切られました。 最後のエピローグも謎解きの重要な要素になっているのですがこれをもっと簡潔に終わらせたらもっとすっきりした作品になったのではないかと思いました。 伏線の回収というのはミステリー作家の重要な作業なので作者は抜かりなく行ったのでしょうね。 最近ミステリー小説を多く読んでいますが、日本の作品ばかりでした。 今後は海外のものにも目を向けていきたいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    様々な職業から、兵隊島という孤島に集められた10人。彼等には法で裁けない殺人を犯したという共通点があった。そして不思議なことが起こる。 島の邸宅に飾られた兵隊等の童謡にそって1人ずつ死んでいくのだ。1人殺される度に10個あったはずのダイニングテーブルの置物が減っていく。 どうやら犯人は相当頭がイカれてるらしい。 犯人はこの中の誰かなのではないという疑念が生まれていく。果たして真相は。 【感想】 筋が一本なので非常に読みやすいミステリー。 会話文が多いのが特徴か。 そして真相の明かされ方がまさかだった。 結構あっけなく締めくくられたなという印象。 途中までの展開がドキドキしただけに もっと衝撃の終わりがほしかった。

    0
    投稿日: 2025.04.04
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    アガサ・クリスティの代表作にして、世界で最も有名なミステリのひとつ。 1939年上著。 イングランド南西の絶海の孤島に、年齢も職業も異なる8人の男女が、「U・N・オーエン」という謎の人物に招待される。 8人はそれぞれ、訝しながらも招待に応じる。 8人と、島の屋敷で召使として働くロジャース夫妻を加えた10人は、屋敷にて遅れて到着するというオーエンを待つことになる。 その夜、夕食後の談笑中、突然蓄音機のレコードが流される。その内容は、来客とロジャース夫妻の10人が過去に殺人の加害者若しくはその原因になったことを告発するものだった。 彼らは内心、少なからず動揺するが、平静を保とうとする。 その直後、青年のマーストンがブランデーを飲み干すと、青酸カリによる中毒で死亡する。 さらに翌朝、ロジャース夫人がベッドで死んでいるのが発見され、昼にはマッカーサー将軍も撲殺される。 客たちは、これらの一連の事件が島に潜む殺人犯によるものだと推察し、またこの犯行が古い童謡に沿って行われていることに気づく。 恐怖と疑心暗鬼に支配された残る客たちは、怯えながらも調査と推理を続けるが、犯人を見つけることができないまま、一人、また一人と殺されていく。 上記があらすじ。 さすが世界に冠たるアガサ・クリスティの代表作なだけあり、非常にクオリティが高い。 本格的なミステリでありながら、ちょうど良い長さで、過不足のない描写が成立している。 特筆すべきは、客たちの心情変化描写の巧さにあるだろう。 ストーリーが進み、一人減る度に微妙に変化する彼らの関係性。猜疑心と恐怖に飲み込まれて壊れてしまうのか、その中でも自分だけは生き残るというエゴが強まるのか、或いは自らの過去の犯行への反省に苛まれるのか、各人のキャラによって書き分けがされており、これを味わうことができるのが本作の醍醐味だと言える。 また、最終盤で犯人が明かされる。 それもストーリーの外側、犯人からの自白という形で明かされるので、ここまでに犯人が分からない場合は読み手の負けであるということが明確な構成になっている。 犯人もトリックも概ね矛盾するところがなく、納得できる。これが本作のミステリとしてのクオリティを担保している。 犯人の動機も明かされるが、この過剰な正義と論理に裏付けされた異常性が感じられて非常に良かった。 クレイジーでありながらも話が通じるような、そんな危うさがある。 なぜ全員が見知らぬ人からの誘いに簡単に乗るのかとか、都合よく嵐になりすぎとか、現地の住人が島からのSOSを無視し続けれられるものかとか、多少の突っ込みどころはあるが、概ねよく出来たミステリだと思う。

    21
    投稿日: 2025.04.01
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    3.5 後半になり人が減っていくにつれてすごくハラハラして一気読み。 ぞわぞわするような結末とトリック。

    3
    投稿日: 2025.04.01
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    オマージュ作品をたくさん読んでいたので、なんとなく結末が想像できてしまった。 一番初めに読みたかったなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!! 誰が犯人なのか最後まで分からなかったが、ヴォーグレイヴの独白で殺人の手順が明かされた時は驚いた。 続きが気になり、スルスルと読むことができた。 王道ミステリーが読みたい方におすすめ。

    1
    投稿日: 2025.03.29
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    ちゃんと読んだことが無かったので購入。 孤島に招待たれた10人の男女。招待主不在の中、一人ずつ殺されて行き、お互い疑心暗鬼になっていき、一人減っていくたびに疑っていた相手を信頼したりと彼らの心の揺らぎの描写がリアルで目が離せない。 ネタバレは何となく知っていたけど、詳しくは分からなかったのでちゃんと読めて良かった。 これ、今映画化して欲しいな~。現在活躍しているミステリー作家の原点だもんね。

    1
    投稿日: 2025.03.28
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    ミステリー好きならみんな知ってる 言い過ぎ? この作品をオマージュした作品が たくさん出ていますが 敬愛する綾辻行人氏の館シリーズ 一作目の十角館の殺人もそのひとつ 大まかなストーリーは知っていたものの やっとよむことができました あのシーンもオマージュなのねと 驚きとともに 元ネタを知らないまま 十角館を読めてよかったと思いました 最初登場人物の名前が ぜんっっっぜん 覚えられなかったことを除けば スラスラよめてしまいました クローズドサークル & 見立て殺人 最初にこの設定考えた人すごいよなぁ

    0
    投稿日: 2025.03.27
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    文句なしに面白かった!初のアガサクリスティ! タイトルはあまりにも有名で、このタイトルをもじったストーリーはよくみたが、本家はこういう話なのね。納得。そして、断然本家が面白い。 絶海の孤島に集められた10人が犠牲になっていくという一体、何回擦られたであろうともいえるストーリー。しかし、これが原点にして頂点なのか? トリックもお見事としか言いようがない。 ミステリーをほとんど読まない自分にとって、最高の読書体験だった。 いやー、面白かった。

    40
    投稿日: 2025.03.27