
総合評価
(2019件)| 593 | ||
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powered by ブクログ金、絵、バラバラ殺人、神、仙台…一見、何のかかわりもないものたちが、何のかかわりも持たない人たちが、どこかですれ違って、どこかで重なっていく。まさかそうつながるか?ってところもあってドキドキ。画家と画商、泥棒、新興宗教をあがめる男、リストラに遭った中年男たちが、それぞれの「豊潤な人生」について考える。泥棒の黒澤、かっこよすぎです。オーデュポンの祈りの伊藤やらが時々出てくるのがまた面白い。この人の作品はもしかしたら、すべて読むとつながっていないのにつながっているっていう気がします。
0投稿日: 2008.07.16
powered by ブクログこれはまずい 今年入ってからの傑作を読んでしまった・・・ 机に時系列の図をでかでかと書きながら読んでしましました。
0投稿日: 2008.07.11
powered by ブクログ5つの視点で展開される物語が一点に集約されていく様は、秀逸。 作者の構成力・文章力に、ただただ脱帽。 気になった言葉。 「優しいって字はさ、・・・想像力なのさ」 なるほど。 「その先を考えるんだ。・・・感じることはあっても考えることはない。」 言われれば。 んーただストーリー展開が素晴らしいだけでなく、ところどころに散りばめられている言葉や価値観なんかも秀逸。 ちなみに作中一番好きな登場人物は、黒澤。 もうかっこよすぎです。
0投稿日: 2008.07.09
powered by ブクログ中盤以降、点と点が繋がっていくのが浮かび上がってきた時、ちょっと気持ち良かった。「あー!あー!」って、思わず言いたくなっちゃう感じ。まさに人生リレーな作品でした。
0投稿日: 2008.07.03
powered by ブクログこれはうまいなー エッシャーの絵の構図そのままうまく使ってて カオス理論ともとれるかも ある人のその行動が隣の人の次の行動の起点になりうるって 時系列がばらばらで進行していって だんだん組み合わさっていくこの手法 伊坂さんよく使うしそうだろうなって わかってるのにひきこまれちゃう 言い回しとか表現がうまいと思う さすがー
0投稿日: 2008.07.02
powered by ブクログ私が伊坂ファンになった最初の本。 ネタバレになるから深くか書けないのが辛い こんな技があったか!!と唸ること必至。 上手いなーーーホント。
0投稿日: 2008.06.30
powered by ブクログ様々な人間が交錯する物語です。大事なものを失った者、大事なものを勘違いしている者、大事なものを手に入れた者、大事なものを探している者、大事なものがわからない者…。大事なものがわかったときに、人生ってのは開けてくるのかも知れませんね。そう思った作品でした。
0投稿日: 2008.06.29
powered by ブクログ泥棒を生業とする男は新たなカモを物色し、父に自殺された青年は神の解体に参加する。 女性カウンセラーは不倫相手とある計画を実行しようとし、リストラされた男は野良犬を拾う。 4つの物語が同時進行し、少しずつ確実に交錯する。 続きが気になる展開と、考え抜かれた伏線。最後の繋がりは巧い。
0投稿日: 2008.06.26
powered by ブクログゴールデンスランバー以外は全て読みました。 どの本に出てきた人なのか、どの本の話なのか、わからなくなってきました。
0投稿日: 2008.06.25
powered by ブクログつながっていく感じがよかった。 こんなにたくさんの登場人物が出てきてるのに、それぞれがしっかり頭に浮かんでくるのがすごい。
0投稿日: 2008.06.24
powered by ブクログラストのオチがイマイチな気がする。 あそこまで4組を上手く絡めたんだから、でかい事件が欲しかった。 あと思ったのは、私にはハードカバーは向いていない。 あとがきが無いってさみしい。
0投稿日: 2008.06.23
powered by ブクログ伊坂さんらしい作品。全てが交錯して始まって、ただひとつの道に戻ってくる感じ。これは途中でやめられない作品です。最後まで読まないと意味がない! 他の作品とも繋がりがあります。「神様のレシピ」も出てきました。
0投稿日: 2008.06.22
powered by ブクログう〜ん、兎に角文章にスピードがある。 何人もの人の人生が絡み合い物語が進んでいくのだが、読みすすめていくうちにその絡み具合がわかり、また絡み合った紐がするっとほどけていく。 さらっと読めるけど、なかなか深い。
0投稿日: 2008.06.21
powered by ブクログいろいろな登場人物が勢ぞろい。だれもがどこかで関係しているのだが、どこで接しているのか、なにが共通点なのか。最後にならなきゃわかりゃーせん。いやまあ途中でも“!!”な部分は多々あれど。総じて言えるのは文章が複雑に交錯しているのにウルサく感じなかったこと。伊坂さんスゲェ!!
0投稿日: 2008.06.20
powered by ブクログなるほどね! という感じ。 人生はリレーで、あらゆるものがつながってそれぞれに作用してる。 ほんとにリレーのようにパッパと主人公が入れ替わるから 一気に読んじゃって、あっという間に終わっちゃった。 これはこれで面白いし、この小説のテーマに沿ってるから いいんだけど、もうちょっとガッツリとしたものが読みたかったから ちょっと残念。これが初の伊坂モノだったので 他の小説から入れば良かったかも・・・。 黒沢は年齢の割に渋すぎる(笑)
0投稿日: 2008.06.18
powered by ブクログ人生がリレーだったらって例えが本当にこの話の要点を得ている。 様々な人が交わりながら、ある場面では主役になったり、脇役になったり…。 時間軸もずれているから最後まで皆のつながりがわからなくて、ハラハラした。お金だけが全てではないっていう終わりもよかった。
0投稿日: 2008.06.14
powered by ブクログ時間軸がころころかわるのでついていくのが大変ですがちゃんと全部リンクしてます! おもしろかった^^
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログまさに、だまし絵のような小説。バラバラに散りばめられた伏線を、頭の中で回収しながら読み進んでいくさまは、まるでパズルを解いているかのような感覚だった。前半部分は、様々な物語が錯綜していて混乱することが多かったが、後半からの謎解きがとても爽快だった。読み終わったあとに必ず読み返したくなる一冊で、もう一度読んだとき、その巧妙なテクニックに改めて感心させられる作品。
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログ映画のような描写。伊坂マジック。 村上春樹チルドレンとは呼ばせない。 ヌーベルバーグから始まってゴダールで閉じた「映画」の系譜を父として。 センス良すぎ。
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログ本当に大事なものって。 お金か、恋人か、家族か、自分か、仕事か、信じるものか。 Rush Lush Lash Rash...
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログ何人もの物語が巧みに時間軸をずらして描いてありました。 最後に全てが集結していくところは快感です。
0投稿日: 2008.06.11
powered by ブクログ失業した主人公がイジけてアガきます。 犬がどの登場人物より男前です。 救いはすぐそばにあるんではないかと思える本です。 ええ歳した主人公のイジけ具合もアガき具合も、案外、可愛い。
0投稿日: 2008.06.08
powered by ブクログ4つの物語が絡んでいって一つの話に集約する。先日観た映画だが、「アフタースクール」が好きな人は、この作品も好きなのでは?
0投稿日: 2008.06.07
powered by ブクログエッシャーの騙し絵、待望(?)の小説化!!って感じ? おもしろいんやけど、伊坂さんは感動系の話のが好きやなぁ。
0投稿日: 2008.06.05
powered by ブクログもうよくわかりました参りましたと言わざるを得ない、大変よくできた仕掛け小説。活字を使って縦糸横糸を絡ませてつくる、壮大なタペストリーのようなお話。緻密に分析したらきっともっとたくさんの伏線が浮かび上がってくるに違いない…ていうか伏線以外の部分があるのか。回収されてない伏線がありすっきりしない部分は、本書以外の作品で回収されるのがまたクヤシイ。時間と空間とキャラクターの3次元的な関わり合いを存分に堪能できる。まあそれだけの話であるのだが、こういう仕掛けモノに弱いんだよなあ私。黒澤のキャラはいいな。あとラストのオチは読めた。
0投稿日: 2008.06.05
powered by ブクログジグソーパズルが出来上がっていくようなストーリーに引き込まれてすごく面白かったです。老犬がいい味を出してて、すごくかわいかったです。
0投稿日: 2008.06.04
powered by ブクログちょっとずつ交差する人物が交差して広がりをもたせていく物語は伊坂作品の特徴でもあるけど、この話はそれがものすごくきれいにはまっているような気がします。
0投稿日: 2008.06.04
powered by ブクログ登場人物たちの足取りがパズルをはめるように交錯していく様は見事。個人的には泥棒さんが渋くて好き。文中ところどころで良いことも言ってます。
0投稿日: 2008.06.03
powered by ブクログ泥棒、神様に憧れる青年、カウンセラー、どん底男・・・ それぞれの物語とそれぞれの事件。 さいごまで読んで初めて分かる物語の全体像。
0投稿日: 2008.05.31
powered by ブクログ拝金主義者の画商と新進女性画家。 理知的で被害者の心の軽減を考える泥棒。 父に自殺され,神に憧れる画家志望の青年。 互いの配偶者を殺そうと計画する女性精神科医とサッカー選手。 40社連続不採用中の失業者。 それぞれの物語が,まさしく1枚の壮大な騙し絵として収斂する。 その構成と展開は巧みで,丁寧に作りこまれていると感じる。 「マグノリア」という映画を思い出した。 キャラクターを印象づける引用や比喩,挿話の用い方が秀逸。 また,著者の作品は作品同士がリンクするという, 本作のコンセプトに類似する仕掛けもあるようで, 前作「オーデュボンの祈り」の主人公の話も挿入されており, そういった点からも楽しむことができる。 また,それに関連して「神様のレシピ」という言葉が再登場し, 著者の達観した運命論的人生観が示されている。
0投稿日: 2008.05.31
powered by ブクログ最近伊坂幸太郎ブームw 神と呼ばれる男を崇拝する青年、職を失った男、不倫相手の妻を殺そうとする女、泥棒、画家の卵などなど、いろいろな人生が交錯していき… っていう話。 よく小説(特にミステリー)とか読んでる人って「結末が読めてつまらなかった」とか言う人いるけど、伊坂作品読んでると、そんなのどうでもよくなってくる。だって結末よりむしろ過程に味わいがあるから。 今回も伊坂幸太郎作品特有の癖を存分に楽しませていただきました。犬好きの人間、犬っぽい人間などやたら犬にまつわる描写が出てきたり… 車が発進するときの「身体がシートに押し付けられる」っていうお決まりの表現とかw
0投稿日: 2008.05.23
powered by ブクログいやはや、黒澤さんはそんなことがあったのね。 『フィッシュストーリー』から読んだから、完璧に順番誤ったよ。 神の解体はグロかった…。
0投稿日: 2008.05.19
powered by ブクログやっぱりなんとなく推理小説に分類するのがはばかられる気がしてならないので、カテゴリは小説で。 話の交錯っぷりが良かった。 オーデュボンと違って、今回は一気に読んじゃいました。 面白かった。
0投稿日: 2008.05.17
powered by ブクログアヒルは物語、ストーリー的に大好きなのですが、 こちらは最後に「うおおおなるほどなああ!」 と、唸った、推理小説的に大好きなお話。 まあ、伊坂さんの得意分野というか。 伊坂さんだなあって、 そういう話。
0投稿日: 2008.05.15
powered by ブクログ京極の「魍魎」ほどわかり辛くはないものの、オムニバス系の交錯系。 それなりにスカっとする結末で宜しいです。 あまり、残虐シーンはないですしね。少しはあるけど。 白人のお姉ちゃんと犬を中心にした周りの人の色々な物語。
0投稿日: 2008.05.15
powered by ブクログものすごく面白かったです!! 伊坂幸太郎は前「アヒルと鴨のコインロッカー」という映画をみたのですが。 それも面白かったのでこれにも期待していましたが、期待以上でした★ なんか色々な要素が予想外に絡んできて、時間軸も最初は慣れなかったけど、後半どんどん繋がっていくにつれて「なるほど!」となってすごいドキドキな展開でした♪ 伊坂さんの作品が全てこういうタイプならちょっと…って感じですが。 でも他の作品も是非読んでみたいです♪ まずは「オーデュポン〜」かなぁ。
0投稿日: 2008.05.12
powered by ブクログめっちゃドキドキした!! 得に死体のなぞが解け始めたあたりから、もう止まらなくなってしまって、一気に読んだ。 個人的には泥棒さんが好きだったなー いろいろ書くとネタばれしそうだ。 とりあえず、本屋大賞です☆
0投稿日: 2008.05.09
powered by ブクログひねりの効いた展開と無駄のない文体でそつなく上手いな〜という印象。面白いからお勧めなんだけれど、若干の物足りなさが。昔読んだ「重力ピエロ」の時と同じような感覚…。上手く説明できないけれど…。 ちなみに、伊坂好きの友人に言わせると『ラッシュライフ』の次は『グラスホッパー』を読むのが正しいらしい。さらにその次は『アヒルと鴨とコインロッカー』だとか。果たして辿り着けるのだろうか…。
0投稿日: 2008.05.09
powered by ブクログ伊坂幸太郎らしい、複数の話がリンクしながら進んでいく小説。 今回は時間軸もばらばらにされているため、出来事の順序を把握するのも結構大変。 その割りに、複数の話は所々でリンクするものの、最終的に1つにまとまるわけでもなく、 物足りない感じがした。 同じ世界を共有している短編を、敢えて複雑に組み合わせただけ、みたいな・・・。 一見別々の物語が、実は一つにまとまっていく、という伊坂幸太郎の真骨頂を見てみたい。
0投稿日: 2008.05.08
powered by ブクログトリッキーな構成。伊坂節も決まってる。 黒澤初登場。 井坂幸太郎デビューから2作目。 確かこれが出たあたりで初めて井坂幸太郎に出会ったんだと思います。 思えば長い付き合いですね。 オススメ。
0投稿日: 2008.05.07
powered by ブクログ4つの話の接点が,老犬,エッシャーってところが彼らしいと感じました。読み直すと細部の工夫が見えてくるかな。
0投稿日: 2008.05.04
powered by ブクログ視点が多くてちょっとごちゃごちゃしてる印象がありました。 けれど、すべての話がどんどんつながっていくのは面白かったです。
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログ言葉遊びが巧みであり、言葉遊びによる文章の広がりの可能性を試しているようにも思える。 筒井的な遊び心がありながら、春樹的ニヒルさがある文章。 物語としては、各章がぶつ切りの印象が否めない。
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログいやはや、これは面白い。エッシャーの騙し絵になぞって、リレーをするってすんばらしい発想。私も、はたからそのグルグルを見ていたいなんて思ったり、でも結局はグルグルの中で生きているのかな。Connectedなところが見え始めるとドキドキするくらいに面白いです。
0投稿日: 2008.05.02
powered by ブクログこの人は文庫化の時に文章削るんだよね。だから、両方読みたいんだけど、なかなかね。 オーデュボンが文庫化する直前くらいに重力ピエロ読んでファンなったので、ラッシュライフの文庫はまったく読んでいなかったのですが、これ、格段に良くなってるよね。
0投稿日: 2008.05.02
powered by ブクログ話題作ですよね! 私も伊坂さんの作品を読んでみたくて手にとりました。 繋がるはずのない別々の人物、事件がそれぞれに交差しあい、つながり合っていく感覚は とてもハラハラして読み進めずにはいられませんでした。 もっと作者の世界を見たくなりました。 他の作品も是非読んでみたいなと思います。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログいくつかの話がそれぞれに進んでいくと、最後はぴったり一つの物語にはまっていく…という、まさに伊坂幸太郎という感じの作品でした。 しかし、なぜ伊坂さんの作品に出てくる悪者はとことん悪いのか。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログ最近、長編から離れがちだった私としては 大変にウェートのある…読み応えのある…。笑 会話の妙絶さは筆舌に尽くしがたい。
0投稿日: 2008.04.29
powered by ブクログオーデュボンがあんまり得意じゃなかったから恐る恐る読んだけど、これはハマった。読んでいくうちにどんどんピースが組み合わさっていくのが楽しかった。読み終わってから、一瞬時系列をたしかめたりもしたけど。黒澤みたいな頭の良い人が好き(笑)
0投稿日: 2008.04.28
powered by ブクログいくつかの物語が交錯しながら最後につながります。 この手の本はよくありますが、プロットがしっかりしてれば楽しみながら読めますね。 泥棒を生業としている男が自分の中学校の時の同級生と家の中ではち合わせるくだり、好きですね。。 なんだよ!お前んちかよ!!みたいなww ネタバレ申し訳ないです。。 登場人物たちがみんな魅力あるストーリーを持っていて最後まで飽きることなく読めます! こういう本はどんな人にでもお勧めできますね!
0投稿日: 2008.04.25
powered by ブクログオーデュボン→死神→ラッシュライフと3冊読んで思ったことですが、伊坂幸太郎の作品は気高いと思います。一見突拍子もない設定だったり、不気味な事件が起こったりするけど、根底にあるのは結構普遍的な倫理だったりするんですよね。変に斜に構えず、まっすぐにものを見て、それを類稀なる構成力、文章力でこうまで面白く仕立て上げる。そんな姿勢がとてもかっこいい作家さんです。 このラッシュライフは、あらすじを書くのがとても難しい作品。時系列が入り乱れ、様々な人の人生が交錯し、最後に一つの結論が導き出されます。お話の順番を時系列に並べ替えると、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話になって味気なくなりそうなのでやめておきます。オススメ。
0投稿日: 2008.04.24
powered by ブクログ人生については誰もがアマチュアなんだよ。そうだろ? 誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、時には自分が人生のプロであるかのような知った顔をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ はじめて試合にでた新人が、失敗して落ち込むなよ
0投稿日: 2008.04.23
powered by ブクログおもしろかった。 いろんな登場人物のストーリーが、微妙にリンクしていて、同時進行かと思えば、実は微妙にずれていて、冒頭に出て来たこれが、終盤で、実はこの人物の結果だった、というのが分かる。面白い趣向。 神は何だったのかというのは、謎。
0投稿日: 2008.04.22
powered by ブクログ黒澤さんがかっこいい 神様のレシピがやっぱりすてき 4つの物語がまとまっていくのはすばらしい お金で買えないものもあるのです あれがこれでこれがあれでここがあそこかってなる 伊坂さんはいいなぁ
0投稿日: 2008.04.20
powered by ブクログ「人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むないよ」 黒澤さん、いと渋し。
0投稿日: 2008.04.19
powered by ブクログ流行に乗って読んでみました。おもしろかった。なんか関係あるんだろーなーと思わせぶりな仕掛けが満載で、早くラストが読みたくて。でも、全然わからないまま通り過ぎてしまった部分も後から気付いて、読み返したり、ほんと楽しめました。こりゃー、えーぞ、伊坂。
0投稿日: 2008.04.19
powered by ブクログ関係ないように見えた人たちが繋がっていく群像劇のような小説。 おもしろいけど同じ群像劇っぽいのだと恩田陸のドミノのが好きだなあ。
0投稿日: 2008.04.19
powered by ブクログ絶妙なバランスで組み込まれたパズルのような小説。 ここがこうで、これがこうで…。 読んでいるうちに何度「なるほど!」と思ったことか。 これで伊坂にはまりました。
0投稿日: 2008.04.18
powered by ブクログ解体された神様、鉢合わせの泥棒、歩き出した轢死体、拳銃を拾った失業者、拝金主義の富豪―。バラバラに進む五つのピースが、最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる。ミステリを読む快感と醍醐味がここに!新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。(Amazonより) 伊坂幸太郎らしく、色々な人間・視点が交錯する物語です。 きっちりと筋を通してあるように見せておいて、深く考えると辻褄が合わなくなる…という、二重のしかけが面白い作品です。 何点か伊坂作品が本棚にあるので、もし読了済みでしたら申し訳ありませんが、とにかくオススメです。 〜お薦めお返事〜 お薦め有り難うございます!伊坂作品はアンソロジー以外は全て読了、買ったら即買う、という作家のうちの一人なので、当然買って読みました!本当に面白いですよね!仰るとおり、物語の仕掛けに私はスッテンコロリと嵌まってしまって、更にいうと、他の作品にも軽く繋がる登場人物にニヤニヤしちゃったり。大大大好きです!漸く最新作が本屋大賞受賞とのことで嬉しく思いつつ、次は是非ノミネートで止まっている直木賞受賞を・・・!とファンとしては毎年ドキドキ楽しみです。『ラッシュライフ』以外の伊坂作品を読まれたことが無かったら、是非、他の作品も読んでみては如何でしょうか。今沢山文庫になっていますので、お手頃価格で手に入りやすいかと思います。お勧め有り難うございました!>たもつ
0投稿日: 2008.04.18
powered by ブクログ初 伊坂幸太郎。 独特の文章。私にはまだ魅力がわかりません。 ていうかそもそも苦手なジャンルなので、一冊でハマるとは思ってないけど。 まだ興味があるので、もう数冊読むかもしれない。
0投稿日: 2008.04.16
powered by ブクログ色んな人の人生が交錯して、あわただしくて、神を殺すとか言っちゃって、 でも最後ニヤリとすること間違いなし。
0投稿日: 2008.04.15
powered by ブクログ「あ〜、スッキリした〜」というのが、読んだ直後の感想。 泥棒とかカウンセラーとか無職の男とか、そういう人が駅前で同じもの(スケッチブックを持った白人女性、柴犬みたいな犬)を見て、「あ〜、これはきっとどこかで全てがつながるんだろうな」と薄々わかってはいるんだけど、最後が一体どんな風に着地するのか、まったくわからなかった。 ラストの方でどんどん種明かしされていって、「なんだよ〜、そうだったのかぁ」なんて呟きながら、前のページに戻って確認したりする作業も楽しかったりして。 この人たちがこの後、どうなるのかが知りたかった気もするけど。もう1回、今度は時系列に沿って読んでみたい気もする。 本書が実際にそうなってたら、ちっともおもしろくないんだろうけどね。よくできた話だなぁ。
0投稿日: 2008.04.15
powered by ブクログ読んだ後に自分の中で整理が必要かなって思って、 なかなか感想をかけなかった。 テンポがとてもいい。 言葉選びが不気味さを漂わせていて、面白い。 トリッキーな展開。 最後に全てが繋がった。 爽快感と切なさ。 ラッシュライフ。 怖れるな。 と言われた気がした。
0投稿日: 2008.04.05
powered by ブクログすごいこの繋がっていく感じ!時系列をよく確認しながら読んでいたらもっと面白かったかも。もう1回読み直したくなる。
0投稿日: 2008.04.03
powered by ブクログ塾講の空き時間に読んだ1冊。伊坂さんの伏線回収が凄まじかったっ・・・・。 ラッシュの使い分けって凄いなーなんて思ったわけです。面白い、本を読んでいるというよりもドラマを見ている感覚に陥った。
0投稿日: 2008.04.02
powered by ブクログ5つの話が交錯するので初めは混乱する。 いや本当に世界ってやつは狭い。 黒澤がかっこいい。 落ちを最後にいきなり持って来るのでええっ!!ってなる楽しみがラッシュライフにはあるんですよ。 オーデュボンの主人公が働いてるよね。
0投稿日: 2008.04.02
powered by ブクログ・なんつか、巧みすぎる! ・いろいろ怖くなるよなー ・終盤に向けてのつながっていく感じがぞくぞく
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ実は気が付かないだけでいろんな人と人でリンクしていて、その人の人生に少なからず影響しているんじゃないかな。
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ黒澤さんが大好きです(笑) エッシャーの騙し絵。正にそんな感じのお話で「やられた!」と思いました。 やっぱりどこかシュールな感じで、ブラックジョークじみている所が好きです。
0投稿日: 2008.03.27
powered by ブクログミステリ、と呼んでしまうのはバラバラ死体や殺人があるから?とにかくその手が怖い黒は中盤ガクブルしながら手を早め。恩田陸の『ドミノ』が大好きな身としては相当ワクワクさせられた一作。全部が全部パズルのピース。軸(好きな言葉や展覧会)もあるから平面じゃなく立体のパズル。あと、伊坂作品は作品を越えて登場人物が出てきたりするそうじゃないですか!そういうの本当に好き…伊坂制覇しそうな勢い。
0投稿日: 2008.03.23
powered by ブクログエッシャーの騙し絵そのものが小説の形を帯びた話。錯綜する接点の無い4つの人生。最初は恩田陸の「ドミノ」と似たような話かと思ったら全然違う。ぐるりと円環に繋がる、あのエッシャーを見たときの混乱と驚愕と気持ち悪さみたいなものがある。当然こちらの方が好き。もう一度一番最初から読み返したくなること必至。というか黒澤ほんっと格好いいよ黒澤。惚れた責任とってくださいあとで重力ピエロ読み返してくるよ。
0投稿日: 2008.03.21
powered by ブクログ面白かった。ただ『オーデュボン〜』の4分の1の速さで読んだだめにちゃんと楽しめなかったかもしれない。構成の素晴らしさは言わずもがな、登場する軽く10を超える人生それぞれの魅力的な濃さが素晴らしい。伊坂ファンに人気の泥棒、黒澤氏に私も惚れました。もう少しちゃんと自分の方で整理しながら読めばよかったな、と私は思ったけど、「あ、ここって・・」とか「えっこんなところで・・!?」とかいう感じでそれぞれのリンクに驚きながら淡々と読み進めても十分楽しめると思います。ただその点については個人的には一箇所腑に落ちないというか、無理矢理に感じる部分もあったかな・・なんて。あとは、多義な"ラッシュ"も読みながら噛み締めて欲しいなと思います。
0投稿日: 2008.03.20
powered by ブクログまさにエッシャーの騙し絵。 豊田が不安に押しつぶされそうになった時、まるでクスリを投与するかのように ビートルズ"HERE COME THE SUN"の"It's all right"を聞く姿が私の中でしっくりきた。 この癖私もついてしまうかも。 そして、大学で授業を休めなかった泥棒の気持ちが自分のそれと全く一緒でドッキリした。
0投稿日: 2008.03.19
powered by ブクログバラバラだったそれぞれの話が後半にいくにつれ繋がっていくのが気持ちいい。黒澤が格好いい。伊坂作品の人物の中で一番好き。
0投稿日: 2008.03.11
powered by ブクログ初めて読んだ伊坂作品。これで出会った伊坂ワールド。あだっちゃんに貸してもらったわけだけれども、すごく面白い。一見無作為にながれるストーリーも、それは全て必然と用意されたもの。でも、それをしらず、俺は迷宮を手探りで一歩一歩すすむだけ。だが、最後に見える軌跡には、言葉をなくし、全身を興奮が包み込む。文字が生み出す世界に引きずり込まれた。
0投稿日: 2008.03.08
powered by ブクログ読み終わった後すぐに、読み返したくなる作品。時間の使い方がうますぎて溜め息ものです。全く関係ないと思っていたものが、思いもよらないところで交錯する。それが思わずニヤリとさせられる巧みさなのです。次第に収束していく視点は、本当に見物。
0投稿日: 2008.03.07
powered by ブクログ面白かった。仙台が舞台になっているところに親近感がわいた。 いろんな人が登場して繋がっていく様子はシドニィシェルダンを思い出した。 河原崎が結局最後に頼ったのは父であったこと、戸田にお金で買えないものがあったことがすごく嬉しかった。人生がリレ―だったらという考えも面白いが主役が回ってくるというよりも人の繋がりの面白さと、世の中の狭いことを実感した。人の繋りを大事に、人生を楽しみたいと思った。
0投稿日: 2008.03.07
powered by ブクログ…「神を知りたくないか?」「神様、ですか?」「神様の仕組みだよ」「はい?」「神を解体するんだ」塚本の顔は冗談を口にしている様子でもなかった…
0投稿日: 2008.03.03
powered by ブクログ「行き詰っていると本人が思い込んでいただけだよ。 人ってのはみんなそうだな。 」 最初のうちは、話の繋がりが全然分らない。 全ての人が、ただバラバラに生活しているように見える。 好きな日本語のアンケートしか共通点がない。 だけど、読み進めていくうちにお互いの関連性が見えてくる。 最初のほうは驚きの連続だけど、 最後のほうは繋がりが何となく読めてくる。 読めてくるんだけど、最後はやっぱり心地良い驚き。 よくよく考えてみれば、 最終的には何も解決になってないんだけど 読み終わったときに、なんだかホッとできるお話。 仕掛けが分った今、 もう一度読み返してみたい。オススメできる本。 人生はリレーであり、エッシャーの騙し絵であり。。 さくさく読める文章なのに、メッセージはなかなか深い。 飲んだくれの人生より、忙しい人生より、豊潤な人生を。
0投稿日: 2008.02.29
powered by ブクログ「人生については誰もがアマチュアなんだよ」「初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ」(本文より)黒澤がカッコいい!
0投稿日: 2008.02.27
powered by ブクログ4つの人生が、巧妙に交錯して、終結する。 そんな快感がたまらん! いくえみ綾の潔く柔く、みたい。 しかし黒澤よ、お前ホントにかっこいーな!
0投稿日: 2008.02.26
powered by ブクログ職業"泥棒", 神にあこがれる青年, 不倫中の女性カウンセラー, 職と家族を失った男・・・絡み合う4人の物語。 結末に近づくにつれて明らかになる4人のつながりに少しびっくりした作品。これもまた緻密な伏線にやられました。「しゃべる案山子」の話がちらっと出てきて、『オーデュポンの祈り』を読んでると少しうれしくなります(笑)
0投稿日: 2008.02.24
powered by ブクログ何人もの人生が複雑に交差しながら進む一冊。エッシャーの絵をキーワードに、同じ円の上に生きる出会うことの無い登場人物たち。 とにかく読んでみて欲しいです。 気付かないうちに通り過ぎていた「謎」の正体に気付かされた瞬間・・・。 快感です!!
0投稿日: 2008.02.24
powered by ブクログ伊坂さんにはまるきっかけになった作品。 ラッシュライフはじめ、この方の本は読み終わった後爽快な気分になるので好きです。
0投稿日: 2008.02.21
powered by ブクログ2008.02.19 エッシャーの騙し絵をそのまま小説にしたような本。大団円。みんな幸せに暮らしました。
0投稿日: 2008.02.20
powered by ブクログ最初はいまいち。 最後で全てが繋がります。 我慢してよかった。と思うw 泥棒の話がおもろい
0投稿日: 2008.02.14
powered by ブクログ2008/2/10 読了 うーん。絶望的なくらい暗い未来が待ち受けているようで、なんとなく前向き。
0投稿日: 2008.02.12
powered by ブクログすごく好き。 ところどころ理屈があってないけどなぜか納得させられる。伊坂こうたろうは他人を騙すのも自分を騙すのもうまいひとだなあと思う。
0投稿日: 2008.02.09
powered by ブクログラブアクチュアリーとかそういう感じのいろんな人の人生を同時並行で追っていって結局どっかで繋がってますよー。って話。それの不思議なってか人殺しとか絡んでるミステリー。結末は微妙に時世がこんがらがってて考えるのもめんどくなって辞めたけど。リストラされて犬と共に拳銃を持った男、泥棒やってる男、宗教に騙されて自分を見失い殺人をしてしまった男、不倫相手に騙されて狂っちゃた女・・・うーんでも何が言いたいんだかなんだか。人生はどどうのように巡ってるということかな。
0投稿日: 2008.02.02
powered by ブクログ2008.1.28〜2.2 交錯する4つの物語。そしていつものようにほかの伊坂作品ともつながっています。 ラッシュライフという言葉にいろんな意味があるというのがおもしろい。 泥棒の黒沢が探偵になるきっかけが知れてよかった。あと、案山子がしゃべる話があるからこの話も、死体が勝手にばらばらになって、またくっついて歩くとか普通にあるのかと勘違いしてたらちゃんとした理由があってほっとした。 一番気になるのはちゃんと宝くじ換金できたのだろうかということ。
0投稿日: 2008.02.02
powered by ブクログ「人生については、誰もがアマチュアなんだよ」 沢山の物語の交錯によって進んでいくストーリー。 まさに表紙の十字路そのもの。 右へ行くか左へ行くか、後ろか前かは貴女次第。 どの道を選んでも、正解なんてないんだよ。 アマチュアな僕らには、それが正解かどうかなんて知る由もない話
0投稿日: 2008.02.02
powered by ブクログラストに向けその五つの視点が収束して謎が次々解けていく様は鳥肌もの。このラッシュライフの世界において無駄なものは一切なく、何気ない会話でさえその全てが複線といえる。その全てを堪能するには一回読み終わってから、是非もう一度読み直すことをおすすめする。 伊坂幸太郎の精緻でよく練られた構成力、会話の面白さ、奇抜さ。その全てに圧倒されるだろう。
0投稿日: 2008.01.30
powered by ブクログうーん。構成は巧みだと思うし、うまくまとまってるとは思うんですが。伏線につぐ伏線というか、全部の話が伏線というか。それをほぐして終結に持っていくという手腕は認めるし、パズルとしては面白かったです。でも、あまりにも構成に凝り過ぎて人物の方の深みがいまひとつな気がしました。まあ、集中して一気に読むことができなかった私の読み方にも問題があるのかもしれません。他の作品も結構評判になっているので、読みたかったけれど、これがいまひとつだったので、どうしようか悩んでます。
0投稿日: 2008.01.28
powered by ブクログ初の伊坂幸太郎作品。この人の本は難しいかなと思ったけど大丈夫でした。登場人物それぞれの目線で物語が進む。だけど時間軸が少しズレているのでちょっと複雑。読み進むうちに繋がってきて、最後にピタっと輪になる感じ。 すべてを知った上で、もう一度読み直して辿るのも面白いかも。
0投稿日: 2008.01.26
powered by ブクログ面白かったです。時間枠がずれているようでしっかりと最後にはぴったりと結び付き、いろいろな登場人物が出てくるのですがすべてが主役のように思えました。 本当に面白いし、文章が上手い。何よりも構成っていうのかな、話の流れがたまらく面白い。読み終わって「ああ、そういうことか!!」と思います。 最後に書かれる言葉がとても好きです。彼がスケッチブックに書いた言葉はまさに豊潤を示していると思いました。
0投稿日: 2008.01.25
powered by ブクログ5つの異なった人物の異なった話が描かれており、最後にそれらの伏線が一つになるというストーリーです。各話の主人公がいる中で、それを取り巻く人物が他の話にも登場したり、時系列を多様したりと、活字でしか味わえないミステリーという作りになっています。オススメの一冊です。
0投稿日: 2008.01.15
powered by ブクログ伊坂的世界 大放出 って感じで。ばらばらの物語がくんずほずれつしつつ 一つに集約していく…次系が少しずつ前後するので、ちびっつ混乱するけど、徐々に解ける繋がりにページをめくる手を止めることはできない。うむ さすが伊坂幸太郎 読後感のよさも一級品。
0投稿日: 2008.01.14
powered by ブクログ他の伊坂作品とちょくちょくリンクしてるとこがにやっとした。 柴犬と豊田が好きだったな。あと黒澤も。 京子はなんとなく、「MONSTER」に出てくるアル中の女の人とカブる。
0投稿日: 2008.01.14
powered by ブクログ登場人物がいっぱい出てきてそれぞれのエピソードがリンクしていく形式。個性的なキャラの中でお気に入りは黒澤さんです。
0投稿日: 2008.01.14
powered by ブクログ本の裏面の紹介分 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企てる。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場ーーー。 並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに持つ意外な結末。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 一風変わったキャクター、軽快な語り口、洗練されたユーモア感覚、的確で洒落た引用と比喩、読むのが楽しく仕方がないのは、私だけだろうか。
0投稿日: 2008.01.14
