
総合評価
(2019件)| 593 | ||
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powered by ブクログ群像劇。 画商や泥棒、リストラされたおじさんなど何人もの登場人物の行動が微妙なバランスでリンクしててうまいです。 こうきたか、という感じ。 でも時間が行きつ戻りつするので途中で混乱し、表を書きたくなりました。
0投稿日: 2008.01.12
powered by ブクログ2008/1/10 Amazonにて購入 2009/11/24~11/26 4つの「ラッシュ」と錯綜する4人の出来事。巻頭のエッシャーの絵も効いている。よくこんなこと考えたなぁ。舞台はいつものように仙台だが、山形に住んでいる頃、よく行ったのでだいたいどこのことか解るので親近感大。また、私がジャズ好きになったきっかけのJohn Coltrane&Jonny Hartmanに収録されているラッシュライフがモチーフの一つだったので(題名から予想はしていたが)Good。
0投稿日: 2008.01.10
powered by ブクログ巧いなぁ面白いなぁと思いながら読んでいるのになんだか妙な感じに疲れも溜まるというか、なんとも不思議な感じでした。時間とか空間とか人の動機とかがねじれていて、ねじれているというところまでは感じられるけどどこがどうねじれているかまではわからない、という、タイトルも同音異義語でいろんな意味があるし、象徴として差し出されているエッシャーのだまし絵を小説でなぞったような話。すごく精密に作り込まれているお話です。精密過ぎてちょっと疲れてしまったのかも。あと追い詰められて逃げ場を失っていったん留まることも出来ずに自滅したり人を巻き込んで破滅したりするタイプの人とか、理解不能なほど利己しか無くてすぐ論理が飛躍するタイプの人が何人か出てきて、それらは精密なお話に必要だから出てくるのですが、それで疲れてしまったようです。
0投稿日: 2008.01.09
powered by ブクログ伊坂幸太郎の作品。 いろんな人生が交差する。 みんなどこかで、つながっているのだとおもわせる作品。
0投稿日: 2008.01.03
powered by ブクログ終わり方が不完全燃焼な感じがしました。 一見解り難い文章構成は気に入りましたが。 時間軸がよく解らなくなるのが難点。
0投稿日: 2008.01.03
powered by ブクログ4つのストーリーが最後にピタリとはまるのが快感。2回目に読むときはまた色々な伏線が発見できてニヤニヤできると思う。読み返すべき作品。
0投稿日: 2007.12.28
powered by ブクログ何度も読み返したくなる作品。今までそう思っても実際に読み返した作品は、なかったかも。でもこれはちがう!2回目からより面白くなる!!パズルのような仕掛け。群像劇。
0投稿日: 2007.12.28
powered by ブクログ見事です!!バラバラだったはずのパズルのピースが物語がすすむのと同時にはまっていく感じがなんとも爽快です。
0投稿日: 2007.12.28
powered by ブクログ記念すべき初伊坂作品。中盤あたりから「あれ?これって時間軸が…」と思いつつも、最後に全てがピタッとはまった瞬間はちょっと興奮。これは面白い。2007/07
0投稿日: 2007.12.27
powered by ブクログ2度読みました。 伊坂作品では初めて読む群像劇だったので、 改めて読み直したいところがたくさんあったから なんですが。よくよく考えれば、彼の伏線のうまさや 読者の心を読んだような展開は群像劇にぴったりだった。 初期の頃の作品ということで変化球っぽさはすくなかったけど、才能の原石を見ているようだった。
0投稿日: 2007.12.23
powered by ブクログ1,現金主義の画商戸田と女性画家の志奈子。 2,盗品メモを置き被害者の心の軽減をはかる空き巣専門の泥棒黒澤。 3,新興宗教の教祖にひかれる画家志望の河原崎と指導役の塚本。 4,互いの配偶者を殺す計画を練る女性精神科医京子とサッカー選手の青山。 5,四十社連続不採用の目にあいながらも拳銃を拾う失業者の豊田。 5つの物語が絡み合う新感覚ミステリーってとこでしょうか。 仙台駅前の野良犬、スケッチブックを持った白人女性などのキーワードを、随所に配置し、あれ?繋がってきた?と何度か気付かせる。 中盤以降、繋がり始めてからのrush(ラッシュ)に似た感覚が心地よい。 壮大なクライマックス…まではいかないが、よくここまで絡めたもんだと感心。 ただ手広くやりすぎたかなぁ。という感じは否めない。 期待値が果てしなく高かっただけに、ちょっと残念。
0投稿日: 2007.12.22
powered by ブクログいくつもの人生が1つ1つからまってつながっていく。 ジグソーパズルのピースがはまっていくような感覚が楽しい。 が、ストーリーは「へ、これで終わり?」という感があった。 じゃ、どんなラストならいいのよ、と聞かれると困るけど。 何のために読んだのだろう。 これを読んで何を得たのだろう。 不思議な感覚だ。 あ、主人公は老犬でしょう。これは。
0投稿日: 2007.12.16
powered by ブクログ泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。 併走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
0投稿日: 2007.12.10
powered by ブクログすごい。たった今読み終わって、呆然としている。ストーリーに対する感動よりも、あまりの群像劇の完成度の高さに感動。話は「女性画家の志奈子」「泥棒の黒澤」「教祖高橋に惹かれる河原崎」「精神科医の京子」「失業者の豊田」の5つがバラバラにスタートし、途中からちらほらと交錯し、最後にはそれらが独立しつつも、作中に隠喩として登場するエッシャーの騙し絵のように、ひとつの壮大なリングを描いていることを読者に気づかせる。中盤あたりでそれぞれの物語の時間軸がずれていることに気づいてから、どんなふうに他の話とすれ違うのかが楽しくてたまらなかった。リンクが見えてひとつずつ謎が明らかになる度にすっきりし、読後はものすごい達成感。最初はアーサー・ヘイリーの小説を思い出したけど、最後まで読んでから振り返ると、この収束の美しさはヘイリーよりスゴイかも。泥棒の黒澤が格好いい。あまりの格好よさに、途中でこの人が「神」なんじゃないかと思った。(2007.12)
0投稿日: 2007.12.07
powered by ブクログ2007.11 グラスホッパーほど洗練されてはないんだけど、やっぱ発想力やストーリー性やキャラクターの豊かさってのはすんごい。映画みたいだけど映画にはできないんだろーな。まだまだ伊坂読むぜー。「豊潤な人生を!」
0投稿日: 2007.12.01
powered by ブクログ5つの物語が交錯しながら進んでいくミステリー。 始めはバラバラだった世界が1つの騙し絵のように繋がっていく。 これは1日か2日でザクッと読むべき!その方が細かいところを覚えてて、後半の繋がっていく様に感動できます。 違う作品の登場人物も出てきて嬉しい♪ 騙し絵をテーマにこんな話が・・本当にすごい。
0投稿日: 2007.11.27
powered by ブクログ数多く巡らされている伏線が、思わぬところから繋がっていって、最終的に全ての謎が解けてひとつの話となる感じがすごい。 面白すぎる!
0投稿日: 2007.11.21
powered by ブクログミステリーはこれが初めてだったかも? バラバラだったパズルがだんだん組み合わさっていくような感覚、ほんとにだまし絵みたいでした。 続きが気になって読むのやめられなかった☆ これも最後にすっきりする「救い」があるから好き。 黒澤さんだいすきだよ! こっから黒澤さんの大活躍が始まります。
0投稿日: 2007.11.18
powered by ブクログ「オーデュボンの祈り」に引き続き読んだ伊坂作品。作品中に様々な人物が出てくるが、一つ一つのストーリーが実はつながってたりして・・・と作品中にも出てくるエッシャーのだまし絵的構図。色々勘ぐってみたり、良い意味で裏切られたり、読んでいて楽しい。ただし、オーデュボンとなんとなく展開とか伏線の張り方が似ている気がする。(2007/11/09読了)
0投稿日: 2007.11.18
powered by ブクログ短期間のうちに幾人かの生活が交わり、また離れていく物語。 <群像物>とかいうジャンルなのかな。 「アヒルと鴨のコインロッカー」に書いてあった通り 今回も時系列をぐちゃぐちゃにした話の進め方なんだけど 今回のそれはとても上手い書き方だと感じました。 伏線はやはり色んなところにわかりやすく張ってあるんだけど 読了後に最初の2,3ページをもう一度読み返してみたら 最初に見たときよりさらに多く、話のリンクがありそうな事がわかって驚きました。 2回目に読む時も十分楽しませてくれる本なんじゃないかな。
0投稿日: 2007.11.15
powered by ブクログ久々の伊坂幸太郎。面白かった。つい一気読み。交互に語られる5人の物語が微妙に交差しているようで、全く関係なく事件が発生しているようで、やはり中盤まではその作者のトリックに気がつかなかった。何度も「エッシャーのだまし絵」と繰り返されるのに、だまし絵のようなストーリーにスッカリ夢中になってしまった。事前に何も知らずに読んだのでこの作品が2作目だという事に解説を読むまで気がつかなかった。伊坂の「青臭い感じ」はこれ以後の「砂漠」や「重力ピエロ」のほうがある。この「青臭い感じ」がなんとも若さが感じられてそれなりに好きなのだが、今回読んだようなもののほうがエンタメで面白かった気がする。むしろこの作品のほうが完成されている感じがする。最初の新聞記事に書かれていることが予備知識として用意され、次々と登場する人間がそれらに関連していると印象付ける。その時点でもう私はだまし絵の世界に入ってしまっていたのだと思う。最後になってようやくその新聞記事とラストの場面が繋がるのかと納得し、豊田の選択にドキドキし喜ぶ。単純に面白かったで終われるのがこの作品のいいところだろう。
0投稿日: 2007.11.13
powered by ブクログつながるはずない!って思ってた話がつながりだすともう止まらなくなる。それぞれの結末をはっきり出さないところがまた想像をかきたてられる。
0投稿日: 2007.11.11
powered by ブクログ4つの物語がクルクルと回り、、、全てがつながる。それはエッシャーの騙し絵の如く。。。 「人生についてはみんなアマチュアだ、初めて試合に出た新人が慌てるなよ」登場人物、黒澤の一言一言に何かを感じることでしょう。
0投稿日: 2007.11.11
powered by ブクログ2007/7/15. 恩田陸の「ドミノ」のような感覚。あれのコメディー色が薄くなって、ミステリー色が強くなった感じ。別視点の別の出来事が、一つの大きな事件だというのは初めの進め方からわかっていたのだけれど、最後には、関係のないと思っていたエピソードも実は絡んでいたりして驚かされた。無駄がない。黒澤が好き。
0投稿日: 2007.11.10
powered by ブクログいっぱいでてくる個性的な登場人物たちがとてもいい。 良い加減で交錯するけど決して絡まず、話のテンポも展開もすばらしい。
0投稿日: 2007.11.10
powered by ブクログ【解体された神様、鉢合わせの泥棒、歩き出した轢死体。拳銃を拾った失業者、拝金主義の富豪。バラバラに進む五つのピースが、最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる】 新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。 さすが伊坂さんとしか言いようのない作品!途中「オーデュボンの祈り」も少し出てきます♪ この作品を読んでから「フィッシュストーリー」を読んで欲しいです!!
0投稿日: 2007.11.03
powered by ブクログ一度読んだことがあるのに続きが気になる。「人生について誰もがアマチュアなんだよ」黒澤の風貌を何度となく想像する。仙台の街並を想像する。伊坂さんの他の作品で出会った登場人物がより鮮明になっていく。次から次へと起こる事件、物語の前半にちりばめられた話が、すべて繋がって一つになっていく。テンポのよい会話、絡み合うそれぞれの人生の結末が気になってしょうがない、最後まで一気に読み進めた。(ま)
0投稿日: 2007.11.01
powered by ブクログいわゆるミステリー&エンターテイメント。 バラバラ死体を中心に、強盗、不倫、宗教、泥棒、リストラ、自殺と黒い世界が展開される。 やはり伊坂幸太郎っぽく時間的、空間的描写が無秩序だけど、パズルピースを埋めていく感覚で話が進められていく感じは秀逸。 個人的に、登場人物の中では、合間合間で出てくる白人女性が作品全体の中でいいクッションになっているのが好感。
0投稿日: 2007.10.30
powered by ブクログこの作品そのものがエッシャーの絵だった。 いくつもの物語の中を 何人もの人が交錯し エッシャーの絵のように堂々巡りを繰り返す。 そして想像する。 「人生については誰もがアマチュアなんだよ。 誰だって初参加なんだ。」 黒沢の言った言葉に救われる。 作品同士の中を行き来するものも 伊坂さんの作品の醍醐味。 黒猫、ボブ・ディラン・・・。 次は何を読もう。
0投稿日: 2007.10.27
powered by ブクログ『オーデュボンの祈り』を呼んだ人なら、随所随所でニヤリとさせられるシーンがある。しかし、それがなくても、所々に「ほぉ」「なるほど」「こういうことか」と納得させられるシーンが盛りだくさんである。 5つの視点(解説を書かれていた方が分かりやすく分類してくれいて助かった)で話は進む。それが至る所で絡み合い、一つの大きな流れが明かされていく。奇妙に歪められているその流れの違和感には早々に気づいたものの、やはりこの作者のストーリーテラーっぷりは脱帽するのである。
0投稿日: 2007.10.23
powered by ブクログ幾つかのストーリーが絡み合い、読者を混乱させます。最後には「なるほど、こうゆうことか」と納得できる構成でした。ストーリーの面白さより、構成の妙が楽しめた一冊でした。
0投稿日: 2007.10.23
powered by ブクログまず最初に。何だこの満足感は。読んだ後、とてもほっとするような、思わず微笑みを浮かべてしまう。こういう時間列だったんだ、と思う反面、全員が愛しくてしょうがない。波乱万丈の中の何日間でそれぞれ得たものは、きっと彼等にはかけがえも無いはず。伊坂幸太郎を初めて読みましたが、この本で彼の全ての作品を読みたくなった。
0投稿日: 2007.10.20
powered by ブクログ2007/09 図書館から。うーん、やっぱり一部でつまずく。全体としては悪くないはずなのだが。そういえば、映画「グランドホテル」がワンコインくらいで買えたのを思い出したので、忘れないうちに買っておこうと思う。
0投稿日: 2007.10.20
powered by ブクログこれぞ伊坂幸太郎の真骨頂と思わされます。異なる登場人物が語るそれぞれの物語。一見、別々のことのようだが実は・・・。最後に物語が一つになる瞬間、まさに喝采です。伊坂ワールド、ここにありです。
0投稿日: 2007.10.13
powered by ブクログ神様のレシピのさじ加減による運命的瞬間は、実は自分の目の前にも転がっているような・・・。 読んでてグイグイと引き込まれました。
0投稿日: 2007.10.13
powered by ブクログ泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
0投稿日: 2007.10.11
powered by ブクログ僕にとって数少ない傑作。 『オーデュポンの祈り』でも読んでいて思ったが、伊坂幸太郎は群像劇を描くのが抜群にうまい。 「これ最終的にどういう関係があるんだろ?」って思ってても、最終的に見事に連結する。 そして登場人物一人一人が発する言葉が不思議で、機知に富むというか何というか。 とにかく読みながら「そうくるかよ」と思わず笑みがこぼれれてしまうほどの小説に久しぶりに出会った。 ってことで、これから当分「面白い小説は?」と聞かれたら、『ラッシュライフ』と 答える事にしよう。
0投稿日: 2007.10.06
powered by ブクログ途中頭がパンクしそうになりましたが、笑 最後の種明かしのあともしばらく考えなきゃわかんなかった。 バカですみません。でもおもしろかったです
0投稿日: 2007.10.05
powered by ブクログ伊坂ワールド全開って感じで、勢いがあった。交錯する世界が、いたってわかりやすく描かれていて、すごく面白くて…別の物語がふとしたところで繋がる。その瞬間が素晴らしい。さすがだなぁ
0投稿日: 2007.10.02
powered by ブクログ5つの短編がちょっとずつ関連している。 キーワードは人生の意味。 5つの物語を読んでいるから時間軸が掴みずらかった。どことなく中途半端な感じで終わった印象があるが、なぜかすっきりとした。ボブディランが聞きたくなった。
0投稿日: 2007.09.30
powered by ブクログ確か去年読んだ… 登場人物が多くて複雑で、そこが緻密で凄く面白いんだけど、私の脳内で全てを把握するのは難しかった。覚えられないんだもんorz
0投稿日: 2007.09.30
powered by ブクログ上手いなぁーの一言。中盤辺りから、作者の意図がはっきりと読めて来るのだが、それが全く欠点にならなくて、逆に物語の深みというか厚さを感じる。 まさしくエッシャーの騙し絵。
0投稿日: 2007.09.30
powered by ブクログ私はこの人が直木賞取ってない事が不思議でしょうがない。候補にはなってるのに!どうなってるの選考委員。で、ラッシュライフ。交錯する物語をお楽しみ下さい。読後に「きゃー!やられたー!」って思うのでは。
0投稿日: 2007.09.30
powered by ブクログ2007/4/28 たなかくんに借りた。 あっちもこっちもつながり過ぎ?と思ったりもするけど、楽しい作品ですね。ジグゾーパズルみたい。
0投稿日: 2007.09.25
powered by ブクログ「あぁ…すげぇな。おい。5つの話が徐々に超絡み合います。んで、絡まったのがまたほどけてゆくわけですが。。痛快無比です。」
0投稿日: 2007.09.24
powered by ブクログ途中までピンとこなかったそれぞれの話が、終盤に向かうにつれて「あ!」「わ!」って驚きの連続。最後の最後までしっかり読みきれて、大満足。
0投稿日: 2007.09.23
powered by ブクログレビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/55813626.html
0投稿日: 2007.09.17
powered by ブクログ伊坂さんの頭の中覗いてみたい。切実に。 途中時間軸がぐちゃぐちゃしてきた辺りはちょっと混乱したけど、最後まで読み終わるときちんと全部が整理整頓されて頭に残るから不思議。
0投稿日: 2007.09.17
powered by ブクログ知り合いから借りててずっと放置していたが、先日遂に読み終えた。 いい作品じゃないすか。 泥棒家業やっておられる黒澤さんのセリフ、どれも独自の哲学に彩られていて心に染み入ります。違う作品にも登場しているらしいので今度探してみようかと・・。
0投稿日: 2007.09.16
powered by ブクログ黒澤さんー!空き巣に入った先にメモ残して帰ってくるのとか、素敵。オーデュボンのいとうさんが出て来たねー。
0投稿日: 2007.09.15
powered by ブクログ噂の伊坂幸太郎を読んでみた。 これは、NHKのオーディオドラマで知っていた作品。 様々な人の視点、そして様々な時間軸で展開される話。構成が実に巧妙。 そして、最後の一点へ向かうストーリー。 軽快に読み進められるお勧め作品。
0投稿日: 2007.09.15
powered by ブクログ450ページもの小説を、一日で読みきった自分に驚き。ここまで本に没頭したことって、なかったなぁ。バラバラに併行して行く5つの物語が、あらゆる時点で交錯していたことに気づかされる瞬間の、あの爽快感といったら…!
0投稿日: 2007.09.10
powered by ブクログ登場人物がバラバラと出て来て、話は進む。 リストラされた中年男、不倫をするカウンセラー、 神に憧れる青年、そして泥棒の4人。(だったと思う) 拡がり方と収束の仕方がキレイで気持ちよかった。
0投稿日: 2007.09.07
powered by ブクログ泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。(アマゾンより) ラッシュライフは人気高いですよねー。 でも私はもっと感情的なほうがすきです。 黒澤さんはかっこいいよー。
0投稿日: 2007.09.06
powered by ブクログ文庫に落ちたので購入して再読。 装丁がハードカバーと変わってて「えー、意味ないやん」と思ったのですが、ちゃんと中表紙にエッシャーの騙し絵が載ってたのでOKとします。しかし、題名が『ラッシュライフ』で英題が『a life』でいいね。再読やから中身をしっていて、ついついニヤリとしてしまった。ハードカバーの時からこうだったっけなぁ。覚えてないんやけど。 中身はやっぱりいい。伊坂幸太郎も書いているうちに作風は変わってきているんやなぁと実感した。この頃の方がなんかぬるかった。今でも十分ぬるいんやけど、より一層ぬるい。そのぬるさがすごくいいんだけどね。 伊坂は優しい作家なので、豊田をちゃんとああやってあげる。優しさを優しさのまま書けるからいいよね。さらっと。しつこくなく、くどくなく、純粋な意味での優しさを表現できる。素晴らしい行間だと思った。 仕掛けの凄さについては割愛。この仕掛けは天才の技。
0投稿日: 2007.09.04
powered by ブクログ伊坂さんの、この淡々としたテンポには、最初、とまどう方が多いのではと思うが、バラバラ感が、心地よく、それぞれの場所で、登場人物すべてが格好良く演出され、そして、うまくリンクされている。
0投稿日: 2007.08.26
powered by ブクログ伊坂さん全開って感じですね。登場人物がこんなに多いのは初めて読んだけれど、最終的にまとまっていくから、そんなに混乱しない。またそれが面白い。伏線もさすが。
0投稿日: 2007.08.24
powered by ブクログ070824 5人それぞれの物語が 実はつながっている。 『オーデュボンの祈り』の 伊藤がチラッと出てきたり ボブ・ディランの音楽がまた出てきたり。 物語が変わるときの 挿絵が好き。
0投稿日: 2007.08.24
powered by ブクログ☆2007.7.20☆夢中になって読んだ。この人、伊坂さん、すごいです…重力ピエロも面白かったけど。でもねー私がバカすぎて、最後まで時間の流れがよく分からなくて混乱して…頭の中ぐっちゃぐちゃでした↓↓こういうのをすーっと理解できる人になりたいです。伊坂幸太郎の本をもっと読みたい。てか読む! もう1度読み直せば、また新しい気づきがありそう。
0投稿日: 2007.08.19
powered by ブクログこれこそ映画化したらおもしろそう!でも難しそう! うちの犬も、この犬みたいな歳のとりかたをしてほしいなと思います。
0投稿日: 2007.08.18
powered by ブクログ並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。散りばめられた伏線も、計算されたそれぞれの交わる場面、あとから気づかされる意外な接点、それぞれ全てが凝っていて、最初から最後まで翻弄され通しだった。技巧がとにかくすごい。圧倒される。読み終わった後の満足感が大きい作品です。
0投稿日: 2007.08.16
powered by ブクログ泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
0投稿日: 2007.08.11
powered by ブクログ全ての話は最後でつながる 泥棒の男 父に自殺された少年 女性カウンセラー 職を失った男と野良犬 これらの全ての物語が最後の最後でカチっとはまりあった時の爽快感! 「バラバラの死体がくっつくんだよ・・・」 小説を読みながらパズルを組み合わせているような気分が味わえる!
0投稿日: 2007.08.06
powered by ブクログ5人のまったくばらばらの人生が微妙に絡み合い、パズルのピースがだんだんはまっていって最後は1つのおっきな『騙し絵』が完成するって感じです。ぴたってはまる☆ 読みおわった瞬間「お見事」って思いました。 おもしろい!! 最後の方なんてすごいスピードで収束していきます。 群像劇がお好きな方にはおすすめです♪ あと登場人物もみんな個性的です。伊坂ワールドです。 泥棒の黒澤がとってもクール☆
0投稿日: 2007.08.05
powered by ブクログ金持ちの画廊、泥棒、精神科の女医、リストラされた男、宗教を信じる青年。時間のづれをもとにすべてが繋がっていく。基本的に何も、登場人物の中では解決しないが、著者と読者の間で、いろいろなものが解決されてる。うまいなーと思う作品。」
0投稿日: 2007.08.05
powered by ブクログ最後に全部が繋がった時、本当にすごい感動した。伊坂さんほんとにすごい。尊敬する。こんなお話を書ける人、羨ましい。読んでて全然飽きない。
0投稿日: 2007.08.03
powered by ブクログ終盤になってからくりが見え始めるあたりからはもうどきどきしまくりでした。なんでこう伊坂さんはありえない設定を軽々とリアルに面白くドラマチックにしてしまえるのでしょうか…!すばらしい群像劇です。
0投稿日: 2007.08.02
powered by ブクログ誰かの人生に、影響しているんだ。 それが些細な事でも、 たしかに、世界に影響している。 隣の人の人生をすこし、のぞいてみないか?
0投稿日: 2007.07.30
powered by ブクログなんだか・・・ 不完全燃焼である。 伊坂幸太郎さんの作品に初めて触れたのが この作品だったために 暫く伊坂幸太郎さんの作品を手に取るのに時間がかかってしまった。
0投稿日: 2007.07.26
powered by ブクログあちこち登場人物が入れ替わって戸惑ったけど、だんだんと繋がっていった!途中で、各エピソードの変わり目にある絵のアイコンの意味が分かった。なるほど。
0投稿日: 2007.07.25
powered by ブクログよくできてるなーっておもった。 きれいにつながる。 先が読めちゃう部分もあるんだけど、それでもすごいなとおもった。 重力ピエロとか、すこし出てくる部分もあってこの人の作品は他作品とのつながりも考えて読むとおもしろいかも。 全部仙台だし。
0投稿日: 2007.07.23
powered by ブクログ緻密で壮大な一枚の騙し絵。読んだ後に、ヤラレタ!と思う作品の中でも極上。気づけばハラリと解ける伏線に、気づきにくくなるように展開する、そこに気づいてヤラレタ!と思います。しかもコレは、文章じゃないと駄目。映像にできない。そこがまたたまらない。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ伊坂ワールド全開!!という感じでしたね。 点を散りばめておいて、最後に繋がっていくのが気持ちよかった。 ページを捲る手を止めることができませんでした。 これだけのボリュームを一気に読ませる筆力に脱帽です。 オーデュボンの祈りやチルドレンとも細かな所で繋がってたり。 繋がりに気づくとすごく得した気分になりますね。 複数の物語が同時に進行していきます。 最後は少し時間軸が入れ替わったりもしますけど。 個人の小さな物語が大きな一つの物語を作っていくような感じ。 一人一人の人生はいろいろな人の人生に少しずつ係わっていく。 人生の主役は一生で一回しかないのかもしれない。 それでもきっと、一度は誰よりも輝いている瞬間がある。 僕もいつか人生の主役になることができるんだろうか。 そう思わせてくれる不思議な作品でした。 登場人物では老犬が一番好きですね。 老犬に名前がないのが残念でなりませんけど。 きっと老犬は他の登場人物より人生について知ってそうですね。 人間とは何て愚かな生き物なんだと思ってるんだろうな。 読後感はすごく爽やかで気持ちよかったです。 今度はゆっくり話を追いながら読んでみようかな。
0投稿日: 2007.07.13
powered by ブクログ伊坂幸太郎さん、2冊目。今回も期待に違わず、でしたよ! 複数の主人公が入れ替わり現れるつくりは 馴染むまでちょっと時間がかかっちゃった。 でも、まったく関係ないように思えた主人公たちに つながりが見えてくると一気にのめりこみます。 みんなそれぞれ人生がある。 自分にとっては平凡な日でも、今朝すれ違ったあの人は今日が人生の転機かも。 思えば当たり前のそんなことを、ちょっとしみじみ考えました。
0投稿日: 2007.07.10
powered by ブクログ棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
0投稿日: 2007.07.09
powered by ブクログ~内容(「BOOK」データベースより)~ 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 一見バラバラに見える物語が、カギとなるモノ、場所、人により少しずつ繋がりをもっていく様は読んでいて快感。読み応えたっぷりな上に非常にポジティブな終わり方をしてくれるので、読み終わった後爽やかな気持ちでいっぱいになれる。今まで読んだ伊坂作品の中で一番好きな作品。
0投稿日: 2007.07.08
powered by ブクログきっと優午には世の中がこんな風に見えてたんだろうなあと、そんな小説。核になる殺人事件に、いまひとつリアリティがないのがちょっと残念。 面白いんだけど、これはちょっとずるいんじゃないかと、おいら的には買いません。
0投稿日: 2007.07.07
powered by ブクログ一冊の本なのに、話がリンクしていてとても清清しい!世界って実は狭いのな!と感動しました。まさに伊坂マジック!そうなんだ、伊坂さんの凄さはここなんだよ、一人だけでは絶対に伝えられない、何人かの視点ではじめて、物語が実はリンクしてた、ってのが本当にもうすばらしい!ちょこっと、オーデュボンの祈りの話もはいってましたしね!オイラもあの悠々と上を見上げる兵士になりたいです!
0投稿日: 2007.07.06
powered by ブクログ6月24日読了。 またまた伊坂幸太郎。今年上半期の収穫は、「水滸伝」のほかには伊坂幸太郎を知ったことかな。 ということで、今回は「ラッシュライフ」です。 別々のストーリーが並行して進んでいきながら、だんだん、それらのストーリーのつながりが少しずつ明かされていって、それでも僕は「あれ?そんなこと言ったって何で?」と相当混乱していたのですが、最後には「あ〜そういうことかぁ」とすっきりしました。 で? うーん。残念ながら、「巧いなぁ〜」という以外の感想は持てなかった。。。 この話のひっぱり方、つなげ方、収束させ方、どれをとっても、読者を楽しませるテクニックはすごいと思いましたけど。 いやもちろん、内容が面白くないわけでもないし、十分楽しんだんだけど、、、僕的には、ちょっと技巧に走りすぎた作品かなぁと思う気持ちも少しありました。 さて、この物語では、エッシャーの絵が、象徴的な役割で出てきます。 エッシャーなつかしいですね。高校生のころ、僕もエッシャーの絵を見て、いろいろ考えたものでした。 なつかしく思い出すのは、高校2年くらいの頃か、夏休みに午前中は部活をやって、午後は高校の近くの中央図書館に入り浸って、勉強をぼちぼちやりつつ、飽きてくると決まって、「ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環」という本を読みふけっていました。 この本は、ゲーデルの不完全性定理と、エッシャーのだまし絵と、バッハのカノンに関して、なんだか色々書いていて、内容はもはや忘れてしまった(当時も多分理解には程遠かったと思うけど)。でもそのときの知的なゾクゾク感は今でも結構、実感を伴って記憶に残っていて、こないだ本屋さんで偶然この本に出会ったときには「今でも売っているんだ〜」と思って嬉しかった。 もちろん買いませんでしたけどね。 そう、それで、エッシャーの絵を見ると今でも何となくドキドキするし、なつかしい気持ちになるので嬉しいのです。 ラッシュライフの感想とはずいぶん離れてしまいましたね。
0投稿日: 2007.07.04
powered by ブクログ今まで読んだ小説の中で一番おもしろかったと言えるかもしれない。 予想できて楽しめる展開、予期せぬ驚きの展開の2つがあり、先が気になる。
0投稿日: 2007.06.30
powered by ブクログ複数の主人公の物語が、並行して仙台の町で展開されていく、という構成です。それぞれの話の絡ませ方が本当に上手くて、良くこんなすごい作品作れれるなと感心しました。登場人物の中ではプロの泥棒の黒澤が大好きで、ストイックな彼の人生観や、数々のカッコいい台詞に大きな魅力を感じます。
0投稿日: 2007.06.29
powered by ブクログまさに伊坂ワールド全快といいますか。あらゆる伏線、時間軸の巧みなこと。黒澤さんがかっこよすぎてどうしよう、ええ。
0投稿日: 2007.06.28
powered by ブクログ様々な事情を抱える人たちの数日間を追った物語(簡潔すぎ)ラストに向けて時間軸と登場人物同士の関係が収束していく様が読んでいて面白かったデス。でも結局なんなんだろう?この人の話を読むといつもそう思います・・・。
0投稿日: 2007.06.27
powered by ブクログエッシャーの騙し絵。自分が傍観者であると思えるほど傲慢ではないけれど、自分だけはあのループの中にいないと信じていたい。伊坂さんの作品が騙し絵みたいであるのと同時に、私たちの世界そのものも騙し絵みたいだなんて感じました。
0投稿日: 2007.06.24
powered by ブクログ面白い! 話がどんどんと進むうちになぞが解けていき、登場人物が繋がっていって、最後にはすべてがわかります! 最高の終わりです。 すっきり!
0投稿日: 2007.06.21
powered by ブクログ洗練されたパズルの妙!まさにエッシャーの絵!がっちりはまった瞬間の爽快感がたまらん。美しすぎてプランすら見える。
0投稿日: 2007.06.20
powered by ブクログ世の中にはいろんな人がいて、その人の生きた道を線とするなら、その線が交差する部分を切り抜いて見せてもらったようなそんな本でした。
0投稿日: 2007.06.18
powered by ブクログ登場人物と場面が交錯するタイプのお話。 エピソードの間の小さいイラスト(泥棒、クルマ。犬を連れた人、神様)で頭の中を切り替える。 こういう偶然とか繋がりって、普段の私達の生活の中にもあるのかなぁ…。
0投稿日: 2007.06.14
powered by ブクログ5つの視点から物語は進みます。画商の戸田と新進画家の志奈子。泥棒の黒澤。神に憧れる青年の河原崎。不倫相手との再婚を目論む精神科医京子。そして失業中の豊田。そして、彼らとそれぞれの物語に関わる人たちが微妙に重なり合い、独立しており、そのバランスがとっても面白かったです。読み終わったときには、キーワードの一つとして登場する「エッシャーの城の騙し絵」が思い浮かびました。本当に騙し絵のような物語です。伊坂作品は本書が5冊目だったのですが、作品同士がリンクしており、それを感じるのもまた面白かったです。一冊の物語の中にはたくさんの伏線がしかけられており、そして作品同士も糸でつながっている・・・伊坂幸太郎、はまったなぁ!!オススメです。 世の中にはいろいろな人がいて様々な人生をおくっています。その中で大切な物は何なんでしょうかね? 「豊潤な人生を!!」
0投稿日: 2007.06.11
powered by ブクログやっぱり伊坂せんせいすごい!!!めっちゃおもしろかった!本当にエッシャーの騙し絵みたいな話です!!本当にすごい。
0投稿日: 2007.06.09
powered by ブクログこれはちょっと未完成な気もするけど、いい感じにそれぞれの話が絡んでて好き。微妙に時間軸があってない気もするんですけどね。 改めて、読み直し、表にしてみたらやっぱり時間軸が合わないところがあることが発覚。 銀行強盗のところ日にちが会わない気がするのは私だけですか・・・?
0投稿日: 2007.06.09
powered by ブクログこれはどこかで読んだことあると思って記憶を探ったら、恩田陸の「ドミノ」がでてきた。あれもいくつかの話が少しずつリンクしていて一つの物語をなしているという作品だった。まぁタイトルどおりだね。というわけでこの手法は実は2度目だったわけだが、それでもなかなか楽しめた。時系列の扱い方がうまかったというところが要因でしょうかね。黒澤のキャラがすきだったのもあるかも。まぁ、結構よかったですよ。あと、やはり伊坂作品は物語がどこかでリンクしているようだ。今回も、重力ピエロの探偵をやっていた黒澤とオデュボーンの主人公が登場していた。スピンオフシリーズというよりは誰かが言っていたように、彼の作品群自体がラッシュライフ的な感じなのかもしれない。
0投稿日: 2007.06.06
powered by ブクログこれ読んで井坂幸太郎にハマった。 この本に関しては内容について言うのはタブー。でも最後まで読むと、「おお!!」ってなること間違いないと思う。 井坂幸太郎の本はラストまで読んで話が繋がります。そのときの感動が人気の秘訣だと思う。 友達に貸したら、見事どっぷりハマってくれたのが嬉しかった。
0投稿日: 2007.06.03
powered by ブクログ人生のどんでん返しをなんとなく感じさせるという終わり方かな?途中「かかし」の話が出てきて「オーデュポン」のことだ!という発見が多少うれしかった。
0投稿日: 2007.06.02
powered by ブクログ時間軸にズレがあり、登場人物も入れ替わり出てくるので、多少混乱する。でも、いくつもの人生をリンクさせる細かな構成と技はお見事。
0投稿日: 2007.05.31
powered by ブクログ最高の群像劇!!! こんなの読んだことありません。 気にも留めていなかったことがどんどん物語に関わってきて、 最後には「そういうことかー!!!」となり、鳥肌が立ちました。 かなりオススメです☆
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログ話がどうつながり何処へ行くのか予想がつかない。先が知りたくてどんどん物語に引き込まれていく。非常に面白い。傑作。
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログ登場人物が次々に入れ替わり出てくるので、少し混乱する。 同じ時間の出来事を別の人の視点から書いているのかと思ったら、時系列がバラバラだったのね。 すごく嫌な人物が最後にひどい目にあうのでスッキリする。
0投稿日: 2007.05.27
powered by ブクログ伊坂氏の中でもこれが一番好きです。とにかく収束感は一番強いと思います。 書き方変えただけでこんなにすごくなるんだと感動した覚えが。
0投稿日: 2007.05.20
powered by ブクログ恩田陸のドミノと比較をするのならば、こちらはそれぞれの話に対し時間軸にズレがある。そして全てが平凡な話ではない。どちらが秀でているとかではない。強いて言えばこちらの方がムズカシイ。
0投稿日: 2007.05.20
