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総合評価

682件)
3.9
154
293
162
28
6
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    【ネタばれあり】 今年最後の作品に選んだのは横山秀夫作品「半落ち」。評判になった作品ということは知っていたのですが、特に予備知識もなく(いつものことだが)読んでみた。 ん~微妙。 最後の落ちが一番のポイントだと思うが、弱い。 それに小説の内容自体に希薄感を覚えた。多分、高村作品を読んだ後だから、如実にそのことを感じたのかもしれない。 ただ、刑事や検察官など、それぞれの視点から語られる構成は見事でした。 横山秀夫作品: 2作目読破 読書期間: 2009年12月下旬

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    投稿日: 2009.12.31
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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    投稿日: 2009.12.14
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    読み始めると、これ短編?って思うぐらい事件そのものの規模が小さく、どうやってこれを長編にしたのかがまず不安になります。が、一つの事件を中心にそれぞれの章で語り手が変わり、話は徐々に、簡単なはずの事件からある謎に引き込まれていきます。横山秀夫らしい実に堅牢な物語です。が、直木賞選考会の方が、ある部分について、事実と異なると指摘したようです。そもそもフィクションだから、作品の内容をどこまで事実に合わせるかは著者次第じゃないの?って思います。しかも、この件は前例が無いため、事実とは異なる、とは言い切れないようですし。。

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    投稿日: 2009.12.13
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    第128回直木賞候補 ミステリーということだが、ヒューマン系ミステリーとでもいう感じだ。 丁寧に丁寧に書いてあるために、文句なしに感情移入できた。 突っ込みどころもない。 いろんな人がいる。 話の流れに都合のいい人ばかりじゃない。 そんなところもまた好感持てる作品なのだ。 罪は罪なのだ。 さて、この本 直木賞にノミネートされたが受賞はならなかった。 ある事情があってのことだが、ちゃんと感情移入して読めば 展開が読めて、そんなことどっちでもいいのに・・・。と思える。 そうそう、映画化されたんですね・・・・。 観てみたいです。 ただ、映像になると あのオチとか感動とかは、臭くなりそうだ。 ( ・_ゝ・)< 「半落ち」に「完落ち」

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    投稿日: 2009.12.12
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    空白の二日間の謎解きに否が応でも期待させられるんですが、それ自体の説得力は個人的にいまひとつでした。「あらすじ」を読んでから入るとあれ?と思う。本人よりもむしろ二日間の落としどころをめぐる周りの色んな立場のひとたちの思惑が交錯するところがこの話の面白みなんでしょう。初めは真実を語らせたいと躍起になっていた人たちがいつのまにか立場を変えて、どんどん状況の色が反転していく感じは鮮やか。最後はちょっとほろっとしましたが、まあ、梶警部はメインであってメインでない感じ。 内容(「BOOK」データベースより) 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。

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    投稿日: 2009.12.12
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    映画化された名作を読んでみました。 「アルツハイマーで苦しむ妻を殺しました」と自首した現職警察官、梶。 彼が引き起こしたこの事件、警官による殺人という意味では稀であるが、センセーショナルというほどでもない しかしこの事件に隠された真実と、梶の放つ無私かつ穏やかな物腰が、事件を担当する者たちを虜にしていく。 取調官、検察、記者、弁護士、裁判官、看守。それぞれが自分の遵守すべき規律を超えてまで垣間見たい、「梶のストーリー」とはいったい何なのか… 同時に繰り広げられる登場人物たちの内面、水面下で暗躍する各機関の陰湿な戦いを鋭く描いた秀作。 一日で読みこんでしまうほどの出来でした、ぜひ読んでみて下さい!

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    投稿日: 2009.11.20
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    途中うーん…ってとこもありましたが、ラストが良かった!! 人は他人のために生きることができるんだな、と。 そして、人は生きてることで少しは誰かの役に立ってるのかも。 そう思わせてくれた作品です。 警察の内部事情はこんなもんなのかな、と思うと…。それもまた現実。たぶん。 (2005.10)

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    投稿日: 2009.11.16
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    言葉や態度はぶっきらぼうだったけど、部下を守り、自分が正しいと思うことに全力を注ぐかっこいい上司が薦めてくれた本。 ひとつの事件を元に男たちの生き様が熱く描かれたストーリー。 自分のポリシー、立場、体裁、正義、圧力がぐるぐる渦巻いた 登場人物の感情が切なく心にしみます。

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    投稿日: 2009.11.15
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    「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。 描き方がとてもうまいと思った作品。各章ごとに違う人の視点で事件が進展していくスピード感が良い。「しおりが要らない本」の一つ。

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    投稿日: 2009.11.15
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    最後の数ページで、ぼろぼろ泣いた。 ただ、それだけ。 なんというか、中途半端な気がしないでもない。 私にとっては、梶という人はなんというか魅力的にも感じたけど それが描ききれているかといえば、そうでもないと思う。 志木と古賀の気持ちはわかるけど 他の人が、どう梶に魅力を感じたのかは あんまり伝わらなかったな。 各章ごとに、ブツリブツリと途切れてる感じがしないでもない。 梶って人をもっと知ってみたい、とも思うけれど これは梶の心情が描かれてないから 最後にグッと来るものがあるのかもね。

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    投稿日: 2009.11.15
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    とてもドキドキさせられる展開だった。最後の「空白の二日間」の理由もきちんと伏線があったし、納得のできるものでいいものだった。 だけど私の評価は星4つ。 まず、起承転結の結の部分が余りに短くて、そこまで気持ちが盛り上がらなかったこと。 「空白の二日間」以外の気になるところのこれからに余韻も何も残してくれていないこと。あくまで日常の事で簡単に変わることなど出切る筈も無く、みながそれぞれ問題を抱えて生きているんだよ、というメッセージ的なモノなのかもしれないけど、私にはその説得力が無かった。各キャラが自身の家庭環境から別々の考えを持ってきているのだから、そこはもっとじっくり丁寧に描いてほしかった。 そして何と言っても、中心キャラが次々かわること。これも志木が言っていた「ベルトコンベヤー」で片付けられてしまうのかもしれないけど、繋ぎ方があまり好きじゃなかった。次々にバトンタッチされていく「梶を救いたい」という気持ちですが、さっきも書いたようにそれぞれの"これから"がないものだから、本当にそこまで梶に対して思いがあるのか?と疑ってしまう。まあ、その点からすると、志木には満足させてもらったんだけれど。佐瀬はまだしも、植村と中尾のこれからがすごく気になって、仕方が無い。 だから私はこの作品に星4つをつけました。この作者の書き方は好きだったから、違う作品も読んでみたいと思った。

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    投稿日: 2009.11.05
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    帰省中に実家の本棚から 借りて読む。 「さすが、話題になっただけのことはある」 と思った。 でもこの著者のほかの作品を あえて読もうと思うほどではなかった。

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    投稿日: 2009.11.02
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     アルツハイマー病と診断された妻を殺害し自首してきた警察官・梶聡一郎。動機やその経過は明らかにするが、殺害から自首までの2日間の行動だけは決して語ろうとはしない。完全に落ちない、半落ち―。梶の、この2日間に秘められた想いとは・・・。  映画化などで話題になった半落ち。警察小説ではあるが、その焦点は華やかに犯人を挙げる刑事たちではなく、その後ろで警察組織を支える管理部の人々。犯人の逮捕後、警察・記者・検察・弁護人・裁判官・刑務官などの間にわだかまる感情や空気を、それぞれの視点から梶聡一郎の事件を追っていく。お互いの関係や取引などが生々しく、まるでドキュメンタリーのような小説。しかし、梶が自首した理由、2日間の行動を黙秘する理由。悟りを開いたような人間は、なるほど、澄んだ目になるのだろうか。

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    投稿日: 2009.10.27
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    展開の巧みさが光る、ベストセラーミステリ 読了日:2006.01.21 分 類:長編 ページ:358P 値 段:590円 発行日:2002年9月講談社     2005年9月発行 出版社:講談社文庫 評 定:★★★★+ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 :章ごとに交代 語り口 :3人称 ジャンル:ミステリ 対 象 :一般向け 雰囲気 :現実的、シリアス 結 末 :感動系 カバーデザイン:多田 和博 カバー写真:PPS通信社 ---------------------------- ---【100字紹介】---------------------- 現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し、 自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、 殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。 梶を取り巻く視点からその謎に挑んでいく ----------------------------------------- 言わずとしれた、有名作です。確か映画化もされて、大評判になったのではないでしょうか。見てませんけど…。 基本ストーリーは100字紹介にある通り。現職のしかも49歳の警部という、それなりのポジションにある梶聡一郎が妻殺しを自首してきて、物語が幕開けます。「完落ち」、つまり全面自供と思われた素直さを見せるのに、事件から2日間の謎の空白の時間を尋ねると突如、黙秘するのです。つまり「半落ち」。本来なら殺害とは直接関係ないと思われた「空白の2日間」でしたが、記者会見でマスコミに突っ込まれ、重要な謎として認知されてしまいます。作り上げられた謎はどんどん一人歩きし、梶聡一郎の周囲で次々と波紋を起こしていくのです。 本書は全6章で構成されていて、それぞれの主人公が異なります。しかし渦中の人である梶聡一郎が主役に据えられることがない、というのが面白いところ。 最初の主人公は、梶の取り調べを担当する県警本部の強行犯指導官。梶の「謎」に最初に触れ、事実の一端を知り、それを押し隠そうとする上層部と戦おうとしますが…。結局彼は「謎」を「謎」のままに、舞台を去っていきます。 以下、検事、マスコミ、弁護士、裁判官そして刑務官と、梶聡一郎に関わっていく人々の視点で、どんどん進んでいく「事件」を眺めていくことになります。 結末の意外性、感動性をよく聞いていた気がするのですが、実際のところ本書で読むべきところは、序盤~中盤。この展開の巧みさは他に類を見ないと言ってもよいくらい。オリジナリティが高いだけでなく、目新しさだけで読ませず、ひとりひとりの書き込みが精緻で、現実的。 全編通して謎は「空白の2日間」だけのはずなのに、それに関わって引き起こされる事態や炙りだされていく主役たちの決意と悲哀…。その語り方も素晴らしい。文章自体も大変巧いし、いわゆる、ストーリーテリングの技術も高く、読者を引き込む力強さと、繊細さを兼ね備えた1作です。 ●菜の花の独断と偏見による評定● --------------------------------- 文章・描写 :★★★★★ 展開・結末 :★★★★ キャラクタ :★★★★★ 独 自 性 :★★★★★ 読 後 感 :★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…佐瀬 銛男 「ハッ!俺らはロボットだぜ。しかもアトムじゃねえ。鉄人だ」(佐瀬 銛男)

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    投稿日: 2009.10.18
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    めっちゃ売れてたみたいだから、買ってみた。 「どうオチをつけるんだ?!」と、そればかり気にしながらの読書だった。

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    投稿日: 2009.09.28
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    読む時期を間違えたかもしれない…。 うーん、当時だったらすごく新鮮に読めたのかもしれないけど、今となってはちょっと意外性の足りないオチという気がしてならないのがすごく残念。 途中までが好きだったのでなおさらオチの弱さが自分の中で際立ってしまう。

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    投稿日: 2009.09.03
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    惜しい。凄く惜しい作品である。 組織内の暗闘という新たなジャンルを警察小説に齎し、質の高い短編をコンスタントに生産し続ける横山秀夫、渾身の長編作品である。 妻殺しを自供した警察官・梶。 殺人の事実ははっきりと認めているにも関わらず、そこから二日間の行動については一切口を閉ざす。 その空白の二日間に、様々な立場の人間がたすきを繋ぐようにして肉薄していく作品なのである。 刑事・検察・記者・弁護士などなど。 梶を巡る様々な視点を描いたのは良かったが、章ごとの展開が基本的に同じ道筋であり、やや先読みが可能であることが惜しい。 また、暗闘の描写、梶以外の人々の物語が面白すぎてどうしても「空白の二日間」がぼやけてしまう印象があった。章としての完成度の高さが、災いするというのは意外な発見であった。 ただ、読んでいく面白さは抜群だ。疲れを感じさせず一気に読むことができた。 感動的な結末が用意されている。 成程、である。整合性も感動も持っている。 「血の繋がり」の意味を深く考えさせられる。 得意な短編としての構成と新たに挑む長編としてのテーマの完成度に差を感じてしまったことが本当に惜しまれる。 名作である事は疑いないのだから。

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    投稿日: 2009.08.29
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    今さらこれを登録するのもどうかと・・・ 友達に本をもらって読んだ初の横山秀夫作品。 この人の作品ってわりと地味っていうかシブいキャラが多いのにベストセラー作家なんですってね〜・・

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    投稿日: 2009.08.22
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    完璧な物語です。警察官の妻殺し事件に謎を残す自首までの空白の二日間をめぐって、警察官、検事官、記者、などの立場から、真相に迫るミステリーです。 裁判官の章で何となく真相はわかったけれど、最後は見事に読者を完落ちさせてくれました。ミステリーなんだけど、謎が気になるというよりそれぞれの抱える物語が面白すぎます。裁判でみんな集まってきたときは興奮すら覚えました。 完璧です。

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    投稿日: 2009.08.17
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    アルツハイマーに苦しむ妻に殺してくれと頼まれ、殺害に至り 嘱託殺人の罪で自ら警察に出頭してきた50歳の主人公。 一人息子も既に病気で他界し、妻をも自分の手で殺めてしまった。 主人公にとって大切な絆は全てなくなってしまったかに見えたが 彼は51歳までは死ねないという強い意志を持って生きている。 逆に言えば後一年で死ぬつもりだった。 どうして51歳までなのか? 更に妻殺害後から出頭するまでの2日間の主人公の行動がなぞに包まれ ている。 という結構重目のテーマがのっけから突きつけられます。 しかし話の展開が実にスムーズにテンポ良く進むため重さが上手く 拡散されているように思えました。 視点が取調官、検事、記者、弁護士、刑務官と変わることで、 主人公の置かれている状況に合わせた全く違う視点からのストーリーが 展開していきます。 主人公に関わった人間は全て彼の無私の心の前に立ち尽くし、自分の力の 及ばない権力のために真実を追求することができなくなってしまいます。 主人公以外の人間が自分のために生きているのに対し、主人公は何かの ために生きている。 その姿に皆が心を打たれますがどうしようもできないという葛藤が読んでいる 側にも上手く伝わってきます。 最後の謎解明も納得できること請け合いです。

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    投稿日: 2009.07.29
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    泣ける。多人数各々が自分の立場、感情の混じった視点から梶の人物像を眺めるという構成が面白いと思う。 また、各人に次々に情報が受け渡され(記者で一区切り、弁護士、藤林は独立している感じがするが、逆に新しい風が吹いた感じがする)、皆梶に惹かれていくのも面白い。 こんな生きる理由もあるのかと思った。最後の池下の言葉が泣けた。

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    投稿日: 2009.07.01
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    一気に読めます。 繋がりを追っていくストーリー。 ラストは短い文章ながらぐっときました。(2009/6/25)

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    投稿日: 2009.06.25
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    母が横山秀夫さんの本にはまってると言っていたので読んでみたら面白かった!読後感がよいです。私が人のためにできることは何だろうか。読み終えてしばらく考えました。

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    投稿日: 2009.05.26
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    ひたすらひとつの秘密にだけこだわって書き続けられています。落ちの意外性とかはないですが、ストレートでいいのではないでしょうか

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    投稿日: 2009.05.25
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    この本はいろんな役職の人の視点から書かれていた記憶がある。 時の流れに従って、事件の真相が明らかになるのだが 最後に衝撃をうけた。 とても深い本ですね。 友達から借りましたが、お勧めです。

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    投稿日: 2009.05.13
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    「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。 動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。 梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。 後半いまいち 第128回直木賞候補

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    投稿日: 2009.05.11
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    若年性アルツハイマーが世に広く知られるきっかけとなった一冊。 映画化もされ、当時話題になりました。 命の絆について考えさせられるお話です。

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    投稿日: 2009.04.29
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    この作品の映画版を見ました。 授業で見たんだけど、すっごいよかった!泣けました。真相がわかっていくうちに、主人公が切なくって。とってもおすすめです!

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    投稿日: 2009.04.25
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    映画化、ドラマ化されたお話。 主人公の視点からではなく、周りの人たちの視点から話が進められる。 そこからでも、梶さん自身の想いが伝わってくるからすごい。 妻を殺した後の2日間はどうしていたのか・・・ きっと、その答えを知ることが重要なのではないのだけど、 サスペンス好きな私はどうしてもそこに重きを置いてしまう。。。

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    投稿日: 2009.04.23
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    書評では、すごい感動的・衝撃的みたいに言われたけど、期待はずれ。途中もラストも特にインパクトなし。私の趣味に合わないだけかも。

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    投稿日: 2009.04.21
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    言わずもがな。いい話。 前振りが素晴らしすぎてオチで回収し切れていないようにも思うけれど、 まぁそれはいいんじゃないかと思う。 横山秀夫代表作。

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    投稿日: 2009.04.21
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    少し前に、臓器提供ネットワークにドナー登録しました。特に考えがあってのものではなく、理由も無く、大分前から興味はあったしこんな自分でも何かの役に立つのなら、と。 …って書いた時点でもうネタバレですが(苦笑) 一時は映像化までされた話題作をまだ読んでない人も少ないでしょう。 「妻を殺しました」そう言って自首した元警部。しかし殺害後の空白の二日間については何も言わない。ただ静かで純粋な瞳がある。事件そのものは終わっているのに、事件後については、「落ち」ない。様々な人間を通してあまりに純粋な一人の姿を追った作品。

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    投稿日: 2009.04.12
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    これも、原作はオチが、…。。横山さん、がんばれ! とにかく頑張って! でも、学生の時に、平日昼間に映画を見に行きました。おじいちゃんとおばあちゃんばっかりだった。映画、めちゃくちゃ良かったです。横山作品って、とことん映像化向けなんでしょうね。情景がとにかく美しくて、セリフのひとつひとつがとにかく美しくて、おもいっきし泣いた記憶がある。

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    投稿日: 2009.03.24
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    泣きました。 これもあれだね、主人公の主観がないのね。 白夜行みたいだね。 立場も生活環境も違う様々な人間が一人の澄んだ目の男の為に、ねぇ。 なんだかこれこそ、小説の醍醐味!って感じ。 正直、話の主題とはあまり関係ないサイドストーリーみたいなのも出てくるけど、 そうやって、個人個人がそれぞれのストーリーを持っていて、それが関わりあって 世の中流れてたりするんですね。 そういうのって、映画だとなかなかできないんじゃないかな。 特に今はスピンオフ作品とかになっちゃうでしょ。 いいね。うん。

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    投稿日: 2009.03.20
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    有名な作品は後回し。 という訳のわからない理由で今頃読むわたし。 主人公のなんとも切ない感じと周りの男どもの思いやりやはかりごとが 交錯するやはり秀作といえる作品ですね。 090203

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    投稿日: 2009.03.15
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    それぞれの異なる立場の人間達(刑事、検察、記者裁判官、刑務官など)が空白の「二日間」について疑問を呈し、それぞれの価値観、立場から真実を追い求めていく点が画期的でとても面白かった。一言、傑作と言えると思う。最後はじんわり心温まるような展開だった。

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    投稿日: 2009.02.19
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    映画を見て涙ぼろぼろになった作品の小説(というか原作)。 この本が出た当初は、売れていたこともあってか?トリックに関わる重要 な部分の現実性について朝日新聞とかが特集をしていたなぁ…そのせいではないけれど、ずうっと読まずにいました。 でも今回、もうオチは知っていて読んだのだけれど、十分に面白かったで す。作者がやっぱり元新聞記者だったせいか?すごくリアリティがある内 容でした。ミステリィ云々、というよりも『悼む人』みたいに考えさせられる小説だと思います。 登場人物ごとに章を変えているのも、分かりにくいかな?と思ったけれど そうでもなかったし…でも最後に、主役で終わりにして欲しかったなぁと (主役の心情描写が無いのが一番のキモかもしれないけれど)思いましたので、この評価です。

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    投稿日: 2009.02.14
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    内容(「BOOK」データベースより) 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。 久し振りに本を読んで泣いてしまった。 映画で話題になってたけど、見てなかった。 読んでよかったなー。 罪は自白して認めてるんだけど、事件の全貌は見えてない、完全には落ちてない「半落ち」。 最後完全に落ちたとき、その理由の切なさに泣いてしまった。 この人の本を読むようになってから、警察や新聞記者の内情がわかっておもしろい。

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    投稿日: 2009.02.05
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    横山秀夫の作品は 人の心理を表す言葉1つ1つに説得力があると思う。 梶の立場になって考えると いたたまれない気持ちになってしまった。。。 映画の方では、作者が一瞬だけ出ててかなりびっくりした。 あれに気づいた人どれくらいいるんだろう笑

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    投稿日: 2009.01.25
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    アルツハイマーを患う妻を殺害した現職の警察官・梶聡一郎が自首。自首してきた梶と接する人たちの話です。 「志木和正の章」 小学生女児ばかり八人を陵辱した連続少女暴行魔の指揮を取っていたW県警本部捜査第一課の指導官・志木和正は、捜査陣たちの連絡を待っていたのだが、その時W中央署から電話がかかってきた。本部教養課次席の梶警部が自首してきた連絡だった。W県警のトップ3に呼ばれ志木が取調べをすることに・・・。県警は、迅速に取り調べを終えるために過去に取調官として抜きん出た実績を有してる志木をあてたのだ。志木は取り調べを行う。梶は、殺害を自供したのだが、殺害した後自首するまでの空白の二日間は、黙秘する。決められた時間が迫る、志木は・・・。 「佐瀬銛男の章」 W地方検察庁検事の佐瀬は、梶の身柄を待たせていた。佐瀬は供述調書に疑問を抱いたのだ。殺害した後の二日間の供述が捏造ではないかと疑ってるのだ。佐瀬は、この二日間の真実を求めようとするのだが・・・。 「中尾洋平の章」 東洋新聞の記者中尾は、連続少女暴行魔の事件をスクープしたのだが、その事により警察側から干されて、今事件から一番遠い記者となってた。警察に行き話しを聞いてたら、隣の部屋から怒鳴り声が聞こえてきた。捏造した供述?この言葉を聴き梶の事件を調べ始めるのだが・・・。 「植村学の章」 W弁護士会館の相談室に居た雇われ弁護士植村学。六本木で弁護事務所をやってたのだが、ある事件がおこり田舎の雇われ弁護士になったのだ。この日彼の元に一人の相談者が現れる。梶の義理の姉の島村康子だった。彼女は、梶に連絡を取りたいと言ってきた。被害者が起訴されるまで面会が出来ないことを伝えて、梶の弁護を引き受ける事に。この弁護によりふたたび独立できるようになるのでは?と考えるのだが・・。 「藤林圭吾の章」 W地検の裁判官・藤林圭吾は、梶の事件の調書に疑問を抱く。殺害後の二日間の梶の行動は、本当にそうだったのか?疑問に思いつつ裁判が始まった。彼の取った行動は?彼が思うこととは? 「古賀誠司の章」 刑務所の統括矯正処遇官として働く古賀。刑務所の入って来た梶を警戒しながら見守っていた。梶が自殺の恐れがあるからだ。 ある日古賀の下に一本の電話が来た。県警の志木からだった。梶の様子を聞いて来たのだった。ある日また志木から電話があったのだが・・・。 事件を主軸にそれぞれの人間模様を書いたのがこの作品ですね主人公たちの心の動きが読みどころかな?読んだ人も多いのでは?

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    投稿日: 2009.01.11
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    犯人が全て自白することを通称「完落ち」。 自分が犯人であることは自白するが、肝心のことは言おうとしない犯人。 この「半落ち」状態の犯人の意図するものとは。

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    投稿日: 2008.12.19
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    いや、ミステリーなんで、じわーっておかしいかもなんですけど。 最終的に"完落ち"になる、その落としどころがもう理想どおりといいますか。 それまで醜い部分も多々あったりするのに、一つの線になって結ばれていく過程の中で じわじわと"落ち"が気になってしまい、最後まで読んじゃったよォィ。 そういう感じですね。 映画だとどういう風に表現されているのか、そこも気になるところ。

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    投稿日: 2008.12.18
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    『請われて妻を殺した警察官は、死を覚悟していた。全面的に容疑を認めているが、犯行後2日間の空白については口を割らない「半落ち」状態。男が命より大切に守ろうとするものとは何なのか。感涙の犯罪ミステリー。 』 amzonからそのまま引用 話は結構面白いです。 実際の時の経過に沿って、語り役が変わります。 人殺しの警察官を、各人それぞれが「なんとかしてやりたくて」手を尽くしますが、どれもうまくいきません。 感情移入しやすくて、読んでる最中は面白かったのですが・・・・・正直オチは・・・・イマイチだなぁ。 最後に驚きが待ってるわけでもないし。 謎解きでもない。 てか、コレをミステリーとは言わない気がする。 「人情モノ」? うん、そう言うカテゴリーにした方がコレは面白いと思う。

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    投稿日: 2008.12.02
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    最後の最後に落ちた。 言葉で表すには重過ぎる。 それくらい意味のある作品。 文体が綺麗で感情の出し方が上手い。 読んでて鬼気迫るものがある。 テーマがテーマだけに心が凍りそうになった。 命は繋がっている。 そして残念ながら、繋がってはいけないものまで、 繋がってしまっている。 それが全てである。

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    投稿日: 2008.11.30
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    横山ファンになった一冊 横山作品は、とにかく読んでて面白い。 読み終わって、面白かったと思える本も多いが 読んでて面白いため、一気読みしてしまう。

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    投稿日: 2008.11.30
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    この物語は、ひとつの殺人事件を軸に進行する。 登場人物が次々交代する、一種の群像劇である。 全体が6つの章に分かれ、それぞれに1人ずつ、主観を担当する人物が充てられている。 各々が、職務として事件に触れるなかで、結末を形成する断片を集めることになる。 下記の6人が時系列を追って登場する。 (1章) 警察官 (2章) 検察官 (3章) 雑誌記者 (4章) 弁護士 (5章) 裁判官 (6章)       ←敢えて空欄。 物語の目的は、「空白の二日間に何があったのか」を紐解くこと。そこに感情を揺さぶる秘密がある。 真相が明らかになるのは、本書の最後の最後。個々のエピソードが一気に繋がる。 一気読み。とにかく泣ける。

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    投稿日: 2008.11.10
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    面白い。アルツハイマーの妻を殺した警察官がどうして殺害から自首までの二日間を語ろうとしないのか、その一点で最後まで読ませる、警察と検察のメンツ、それぞれの章を犯人と対峙した警察、検察、弁護士、裁判官、刑務官の担当者とし、それぞれの立場、地位、功名心、保身、が渦巻く真相究明。最後は少しあっけなく、複線が張ってあった事からなるほどと思ったが、もう少し驚きを期待していたので残念だった。直木賞もこの落ちが実際には不可能ではないかと最後までもめて受賞できなかったときく。でも読ませる力はすごい。

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    投稿日: 2008.11.02
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    だいぶ前によんだから、内容があいまいしか覚えてないけど確か・・・殺人を犯した事は認めるものの動機をどうしても黙ってたような感じだったようなー・・・でもおもしろかったのは覚えてる。

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    投稿日: 2008.11.01
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    5章が5名の登場人物からの視点として、1つのストーリー(事件)を追っていて、 非常に興味深かった。それぞれからの観点があって、最高☆

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    投稿日: 2008.10.23
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    悲しすぎる嘱託殺人とその後の空白の二日間。 それが警部に接するいろいろな立場の人の視点から徐々に明らかになっていき最後3ページで衝撃的な結末。 驚きはしますがそこまで感動はできなかった。見えてたから。 それよりも警察、検察、弁護士、裁判所など権力機構間のどろどろした争い&取引には怒りすら感じました。 一般的に評価は高いのですが個人的には暇つぶしになる程度の一冊です。

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    投稿日: 2008.10.19
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    私、梶聡一郎(元警察官)は、3日前、妻の啓子を、自宅で首を絞めて、殺しました 完落ちで終わるかに見えたが、事件後の「空白の二日間」についての証言を一切拒否する その間どこで何をしていたのか 泣けた。 でもちょっとややこしい所があって未だにあやふやなままな所がある

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    投稿日: 2008.09.25
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    現職の警部が妻を殺して自首した。罪を認めたものの、殺害から自首までの2日間については固く口を閉ざす警部。その空白は県警を揺るがし、やがて地検との対立の火種へと発展する。さまざまな立場で事件に関わった人々が、組織の事情、個人の事情を抱えながら、空白の2日間に迫る。 中心をなすのは「守りたい」という気持ちだ。何かを守りたいがために沈黙する警部。空白を追う人々もまた、単に真相を知りたいのではない。真相を知ることで、警部その人を守りたいのだ。空白の2日間の出来事そのものより、その「守りたい」気持ちこそが胸に残る。この話を特別なものにしている。 で、その空白の2日間について。実は途中でだいたいわかってしまったのである。解説を読もうとしたら、解説のあるべき箇所にネタバレの註があったのだ。ちぇーっ。もうちょっと配慮してくれたらよかったのになあ。

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    投稿日: 2008.08.30
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    会社から客先への移動中。。 どうしても手持ち無沙汰になって駅のKIOSKで買っちゃった一冊(^^;; やっぱりこの本は売れているんですねー。KIOSKでもうってるなんて。。 で。 横山秀夫は「クライマーズ ハイ」が非常に良かったのでその印象を壊したくなくて、他作品はあまり読みたくなかったのですが 評判のよい本作品を買ってみました。 で。 作品としてはまぁまぁ楽しめたかな。と。 ただラストの部分がちょっと驚きで、こんな結末?? とちょっと個人的には満足度が低かった。 文体は非常に読みやすく、章立ても面白いのに 筋がいまいちかなー @@@ 読み終えてからWEBでこの作品のことをちょっと調べたら、恥ずかしながら直木賞の選考に際してとってももめた作品だったのですね(--;; このミステリーがすごい での評価が高いことは知っていましたけど、ずいぶん文壇での評価にぶれがあったのね。。と改めてびっくり。 ただ私としてもこの作品をミステリーの範疇に入れるのはちょっと抵抗があるな (2008年2月)

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    投稿日: 2008.08.28
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    2008.8 ラスト、その犯人の動機にはお茶を濁された感は否めないが、そこに至る物語、描写、構成は秀逸。刑事・検事・新聞記者・弁護士・裁判官・刑務官。彼らを順に巻き込む物語に、圧巻される。

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    投稿日: 2008.08.18
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    いい話だ〜涙が出ました。梶さんは現実離れしてるけど、他の人とかの問題がリアルでちょっとへこみました。

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    投稿日: 2008.08.17
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    本当に『優しい』人と出会い接する事により、人は変わる! 人のために生き、人のために罪を犯し、人のために死を選び、そしてまた、人のために生きる事を選ぶ! 目頭が熱くなる一冊!

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    投稿日: 2008.07.25
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    うん.面白い! 現職警察官が妻殺しをして,その原因を明らかにするお話.各章 ごとに別の人の視点で書かれており,更に時間軸が戻ることなく 話が進んでいく.次の展開が気になってずるずる読み進めていけ る面白さ.普段サスペンスなんか読まないから閾値が低いのかなぁ 2008.06.28読了

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    投稿日: 2008.07.21
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    少し前に刑事訴訟法を触ったので、なんだか現実はこんな風に警察と検察はやりあってるのかな〜と思いました。 みんな自分の正義のためそれぞれがうごいていて、すごくリアルな感じでした。 読んでよかった。 友達に検察事務官になった子がいるんだけど、こんな風な立場なのかなと思うと大変そう…。

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    投稿日: 2008.07.16
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    とにかく容疑者の梶が聖人過ぎてびっくりします。 彼の行動はわからなくはないですが、常人離れしています。

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    投稿日: 2008.06.22
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    深いと思います。 コレをみて私は献血に行くようになりました より多くの人にこの本を読んで欲しい。 賛否両論になりそうだけど 自殺する人なんかが見たら 考えが変わるんじゃないかなと思う。

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    投稿日: 2008.06.17
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    世間的には横山秀夫といえばコレ。惜しくも直木賞受賞ならずだが、たしかに一番肝心な動機の部分があれでは少し拍子抜けした。 最近読んだ石持浅海の『扉は閉ざされたまま』も似た感じだったような・・

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    投稿日: 2008.06.05
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    一章ごとに別の人間の視点から、事件が見つめられ、そしてじわじわと真相に迫っていくという構成が見事だと思った。

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    投稿日: 2008.06.03
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    真面目なイメージが強い警官、梶聡一郎が、妻を殺して自首するところからストーリーは始まる。アルツハイマーに蝕まれた妻から、殺してくれと頼まれ、妻を不憫に思い殺してしまったという。 しかし自首してきたのは事件から二日後。そして妻を殺してしまった状況などは全て語るのに、空白の二日間だけは何故か語ろうとしない梶。 その二日間には一体何があったのか? それを警察→検察→新聞記者→弁護士→裁判官→刑務官のそれぞれの立場に視点を移しながら、紐解いていく。 ラストには感動も待っている。前篇を通して、命に関する描写が印象的だった。

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    投稿日: 2008.05.09
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    内容(「BOOK」データベースより) 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。 動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。 梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ 半落ちってどういう意味なんだろう?と 思い読んでいくと なるほど!と最初のあたりで納得! そこからはのめりこんで読んでしまい あっと言う間に最終章へ・・・ 白血病で亡くした息子の命日に痴呆症の妻を殺害 殺害後の「空白の二日間」の謎を 自分なりに解いていってたんだけど そういう事かぁ〜と(笑) ただ、最後のページはジーンとくるものがありました。 温かいものが伝わってきた1冊です。

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    投稿日: 2008.05.06
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    物語の進行に合わせて、筋を語る主要人物が交代していく手法は斬新でよかった。ストーリーテリングは素晴らしいのだけど、自分にとっては「落ち」が「半分」って感じでもう一押し欲しかった。

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    投稿日: 2008.04.29
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    読み始めるとそうそうに事件勃発。 ある警官の妻殺し。 しかし問題は何かを隠しているその警官。 勤務態度はいたって真面目。信頼もある警官が口を紡ぐ理由とは。 自主までの空白の二日間。。。 かれはどこで何をしていたのか。。。

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    投稿日: 2008.04.28
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    1つの事件に、複数の人が絡んでいて、それぞれに、それぞれの人生がある。 数ページ読んだだけで、「絶対大切に読む」と思ってしまった本。 (通勤途中で読んでたんだけど、途中下車して帰ろうかと思ったくらい。) 失敗は、最後の著者略歴のページを開いてしまったこと。 それの前のページも読んでしまい、結末がなんとなく予想できてしまったのだった・・・(涙)。

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    投稿日: 2008.04.26
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    他にも使われてる手法だけど、複数の人の視点から書かれてるのは好き。 全体の流れとかはかなりいいけど、落ちが弱かったのが残念。

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    投稿日: 2008.04.03
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    3/25 つまらなかった。と積極的に言わせていただきたい。うおー文章力はあって引っ張る力もあるのに、最後ソレ?みたいな。男のロマン(一人よがり)に感じたよ。。。

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    投稿日: 2008.03.25
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    各章が人ごとに書かれて、最後に遂に謎が明かされる・・・・ 殺人犯のコメント自体はほとんどない中で、警察、検察、裁判官、弁護士などそれぞれの立場からその謎解きをある意味バトンタッチしながら追っていく展開は秀逸。

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    投稿日: 2008.03.24
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    現職警察官である梶聡一郎(49歳)が、アルツハイマーの妻を扼殺したと自首をする。梶は、その動機や経緯も素直に明かすのだが、妻を殺害して後、自首をするまで二日間については頑なに語ろうとしない。その『空白の二日間』に秘められた梶の想いとは何なのか? 刑事物(と言っていいのかどうか分からんけど)はあまり読んだことなかったけど、こういう微妙な謎があるのに弱い私。。。気になって一気に読んでしまった上に、最後の方は号泣。梶の想い、それを取り巻く人たちの想いに胸が熱くなる。各登場人物(各章の主人公?)の抱える個人と組織との間で巻き起こる葛藤にもハラハラして、読み応えあった。 数年前に映画化され、寺尾聰さんが梶聡一郎役だったはず。寺尾さんの演技も好きなので是非、映画も観たい。

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    投稿日: 2008.03.15
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    スリルがあって面白かったです。次どうなっちゃうんだ!?っていう。ラストもおおって感じでした。確かにヒントは出ていたのですね。 ヒット作だけあると思いました。今さらなぁと手を出しそびれていましたが読んでよかったです。

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    投稿日: 2008.02.25
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    数年前に寺尾聰主演で映画化されていたと思います。 主人公の現職警察官がアルツハイマーの妻を殺害し、2日後に自首をしたが、殺害の動機は素直に話すのに、殺害から自首までの2日間の行動はいっさい語ろうとしない・・・というストーリーです。 主人公がなかなか“落ちない”(=半落ち)の状態をなんとか進展させようと、刑事や検察官、マスコミなどが躍起になりますが、やはり“落ちない”・・・。 その“落ちない”彼が“落ちた”(=完落ち)シーンはめちゃめちゃ涙が出ました。 空白の2日間の行動を語ることを頑なに拒み続けた理由も切なすぎます。 この主人公の持つ優しさと思慮深さは、とても印象に残ります。 “誰か”を幸せにするために、偽善ではなく本心から自分を犠牲にすることができるような優しさを持ち合わせている人はなかなかいないのではないでしょうか。 ラストが素晴らしいと思える小説です。 ぜひ映画版も見てみたいです。

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    投稿日: 2008.02.12
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    ■あらすじ■「妻を殺しました」 現職警察官・梶がアルツハイマーを患う妻を殺しましたと自首。動機も経過も素直に話す梶だが殺害から自首までの2日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に”落ち”ないのはなぜか。

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    投稿日: 2008.02.11
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    映画化作品。 現職警部がアルツハイマーを患う妻を殺害し自首。 動機も経過も明かすが,殺害から自首まで2日間の行動は黙秘。 息子も既に亡くしている彼はなぜ完落ちしないのか…。 温厚な人情家との評判だった彼の想いとは…。 彼に関わった人の視点で物語は描かれている。 取調官,検察官,新聞記者,弁護士,裁判官,刑務官。 彼に関わってそれぞれが抱く思い,彼自身の思いが涙を誘う。 やはり,男の方が感情移入しやすいかもしれない。 映画も良いが, やはり原作には勝てないかもしれない。

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    投稿日: 2008.02.10
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    「誰かのために生きる」って、なんだかんだで上っツラになるのが普通でして。人間なんて所詮自分中心でワガママだし。世の中はgiveとtakeあってのもので、そのなかで正しいことをやってる個人も結局、組織のなかに埋没してしまうんでしょうな。本当に正しいことって何なのでしょう??

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    投稿日: 2008.01.27
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    2008/1/22 Amazonにて購入 2011/9/5〜9/7 現役警察官、梶総一郎がアルツハイマー病で苦しむ妻を殺害した、と自首してくる。犯行については全面的に認めた梶であるが、自首するまでの二日間については頑として話さなかった。果たして空白の二日間には何があったのか?取り調べた警察官、検事、新聞記者らの視点から次々と語られる事件の真相は? 映画化もされた横山氏の代表作。最後に明かされる謎は少し弱い気もするが、思わず目頭が熱くなる。人が生きるための矜恃とは何かを考えさせられる。名作。

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    投稿日: 2008.01.22
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    警察官、検察官、裁判官、刑務官。順番に伝わっていく思い。 でもひっぱった割にはちょっとオチが弱い。

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    投稿日: 2008.01.18
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    映画を見てから読んだけど、本の方がよかった。色んな人の思惑を絡ませながらストーリーを進める書き方はさすが。かなり削り込んであって、余分な話がないのが特によかった。

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    投稿日: 2007.12.16
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    奥さんを殺した理由と、その事実を背負ってまで生きる理由。 泣けました。 あなたは誰のために生きているんですか?

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    投稿日: 2007.12.06
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    映画を観てから原作があると知って読んだ本。イービンの本屋さんでどこにあるか聞いたんだよなぁ。ラストは知っていたけど、また違う展開にビックリ。横山秀夫さんの本は、この本が初めてだったけど、とても内容の濃い作品だなと思いました。(2004頃 読了)

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    投稿日: 2007.12.02
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    アルツハイマーの妻を殺した現職警察官の梶。自首したにも拘らず、殺害から自首まで何をしたかを語らない梶は完全に落ちたとは言えない。 なぜ黙っているのか、梶は何をしていたのか、梶の拘留から刑事、検事、裁判官…と梶の相手をした順に視点がリレーしていき、それぞれのキャラクターで梶と対峙する。梶の謎も気になったけど、何よりこの作りが面白くて、ぐいぐい引き込まれました。 梶が秘めていた想いそのものは、“それなりに”感動できました。

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    投稿日: 2007.12.01
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    お話の内容自体は素朴(だと思う)ですが、次々と視点が変わってどんどん話が進んでいくので、取り残されるような焦りがあり、主人公は主人公なのに、【取り残されている人】もしくは【わざと取り残された人】でした。

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    投稿日: 2007.11.28
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    面白かったです。堪能できました。映画を先に観てたので、読んでるとついつい寺尾聰の顔が浮かんでしまいました。でもやっぱり最後は泣けました。

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    投稿日: 2007.11.21
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    2007/11/16 空白の二日間。梶警部の胸に秘められた思い。事件に関わった6人の視点から紡がれるストーリー。ラストの部分以上にそこまでの過程が面白かった。

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    投稿日: 2007.11.16
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    映画化されたことを先に知ってしまった本なので、読んでる途中から寺尾聰が演技してるのが見たくて見たくて仕方なくなった。 刑事、検事、記者の俗物な願いと、犯人の純粋な願いの対比が鮮やかだった。

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    投稿日: 2007.11.13
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     「妻を殺しました」と、自首してきたのはなんと現職警察官。アルツハイマーを患う妻が「死にたい」と言ったのが不憫でならず、手をかしてしまった嘱託殺人だという。取調べにも素直に応じるが、ただ1つ、殺してから自首するまでの空白の2日間だけのことは決してしゃべろうとしない。一体何があったのか。  語り手がどんどん変わっていくこの物語。取調官の志木和正、検事の佐瀬銛男、記者の中尾洋平、弁護士の植村学、裁判官の藤林圭吾、そして刑務官の古賀誠司。これがまずおもしろいのと、それぞれの立場から犯人である梶聡一郎をいつも通り攻めようとするのだが、皆、梶が奥に秘めたものに気付いたり思いやったりで、それぞれの職務に徹しきれずにいたりするところにも読み手としては魅かれるところ。梶が隠し続けたことの真相・・・少し綺麗すぎる感じもしたけど、私は好き。

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    投稿日: 2007.11.10
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    『クライマーズ・ハイ』が初めて読んだ横山さんの本。とってもおもしろかった。 引き続いて読んだのが、この有名な『半落ち』。 文句なしにおもしろかった。過程が。 内容がとってもおもしろかった分、結末がなんというか、あっけなくてきれいごと過ぎた感が否めない。 でも、小説は過程が重要 という人も多いので、それはそれでいいと思う。実際楽しく読んだ。 でも、やっぱり、読後感も重要だと思うので、過程が面白い本ほど結末は難しいなぁ と思った。

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    投稿日: 2007.11.07
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    寺尾聡主演の映画も良かったです。本も良くて映画もいいのなんてなかなかないのですが、このお話はどちらもGOOD!でした。 悲しいお話。

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    投稿日: 2007.11.07
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    横山さんの小説、二冊目。いつも専門的な文字が羅列されているので読むのに時間と体力がいる。この小説も同様。同名映画を先に鑑賞してからの読書だったが、より詳しく、何人もの登場人物の視点から、梶の心境をさぐることができて楽しかった。個人的には"藤林圭吾の章"が一番、胸をうった。映画のレビューでもかいたけど、何かを守るってすごく強いんだな、と。目の輝きや、声からの素直さって絶対に伝わってくるものなんだろうな、と改めて感じた。

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    投稿日: 2007.11.07
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    刑事・検事・新聞記者・弁護士・裁判官・刑務官。6人の立場から描かれているある事件をめぐる物語。読んでいて一番共感したのは、裁判官の章でした。映画化されていたのは知っていたので、梶警部のイメージは寺尾聰さんで読み続けていました。その他のキャストはと、さっき調べてみたら、あまりにも予想外のキャスティングだったのでびっくり。

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    投稿日: 2007.11.04
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    ひとつの事件をめぐり、関係するいろいろな立場の人間にスポットをあて、立場を逆転させながら対比させ引き込んでいく。ストーリーそのものより、話の構成や心理描写の表現が素晴らしいと思いました。

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    投稿日: 2007.10.22
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    妻を殺してしまった梶の思いが、事件に関わった人たちによってバトンタッチされていくようでした。切なかったです。

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    投稿日: 2007.10.12
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    警察官が妻を殺害し、自首するまでの空白の2日間にこめられた思いとは…。ラストの展開に胸をうたれました!涙はでなかったけど… 07/09/28

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    投稿日: 2007.10.01
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    アルツハイマーの妻を殺した現職警部。犯行後の空白の2日間にこめられた思いとは……。『クライマーズ・ハイ』に続けて読んでみた。期待は裏切られず、最後はまた涙してしまった。話の筋も秀逸だが、驚いたのは検事や裁判官・刑務官などの職業の特徴が、それぞれおそろしく良くつかめていること。現行裁判の問題点も鋭くあぶりだされていて、法学部生としてかなり興味深かった。

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    投稿日: 2007.09.28
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    警察官、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官全員の熱意と追走と諦めの中で、一人の被疑者を描き出す手法はすごいと思います。文体はちょっと合わない。なんだか人間の話としてのめり込めませんでした。

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    投稿日: 2007.08.20
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    ラストの落ちは好き嫌いありそう。 ぼくは…です。 でも、それまでの展開は緊張感があり、◎

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    投稿日: 2007.08.09
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    2002年の作品。ベストセラー。 妻を絞殺した元警察官が自首をするのだが、殺害してから自首するまでの2日間の行動だけはなぜか語らず、その謎に迫るという話。面白いのは、語り手というか目線が次々と変わるところ。 容疑者である元警察官を取りまく人々・・・現職の警察官や検察、弁護士、新聞記者など計6人の視点から見た構成で全体が書かれているのが面白い。

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    投稿日: 2007.07.20
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    何気なく開いたページにネタバレになりそうな事が書いてあったのが残念。 本屋ですれ違った高校生の少年達が「なかおち」と言っていました(笑)

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    投稿日: 2007.07.18
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    妻を殺した夫が自首。しかし犯行後2日間の行動を一切語らない。主人公:梶聡一郎と、それを取り巻く刑事や弁護士達の心の葛藤が、リアルに伝わってくる話だった。 梶の"半落ち"の理由は、最後まで読んでからのお楽しみ。

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    投稿日: 2007.07.03