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獣の奏者 I闘蛇編
獣の奏者 I闘蛇編
上橋菜穂子/講談社
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総合評価

484件)
4.5
245
160
33
3
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の聡明で、 自分の疑問に対して素直に考えていく姿が格好良い。 入舎ノ試しでの作文のような意志を持てるのもまた格好良い。 王国の「昔からの伝統で、気がついたらひん曲がって くだらない反吐の出るような制度と偏見だけが 残っちゃいましたよー」という歴史を感じさせるのがリアル。 ユーヤンは怪しい関西弁?に目を瞑れば、良い性格。

    0
    投稿日: 2012.09.01
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    闘蛇編は主人公エリンが母を失いながらも、師に巡り合い母と同じ獣ノ医術師を目指す話。 闘蛇や王獣など固有の生物達も魅力的だが、蜂のように身近な生物の生き方も丁寧に描かれていてエリンと一緒にその生態に惹かれてしまう。 児童向けらしいが大人が読んでも大満足なハイファンタジーだと思う。 これからが楽しみ。

    1
    投稿日: 2012.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本作はいわゆる“異世界ファンタジー作品”ですが、最初は謎の多い世界観が少しずつ明かされて行くように描かれているので、徐々に徐々に物語に引き込まれていきました。 加えて、丁寧に描かれた登場人物たちが魅力的に感じられました。全四作の最初の一作目ですが、すでにこの先彼らがどのように振るまい、どのように結びつき、どのような結末を迎えるのかがとても気になっています。

    0
    投稿日: 2012.08.31
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    闘蛇ってのは、あれだ。もしかしたら、こいつが一番かわいそうな立場にいる獣だよ。人間には音無し笛で操られ、王獣には抵抗の余地なく食われるがまま。

    0
    投稿日: 2012.08.24
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    本屋で平積みにされていたのを、表紙が綺麗だという理由で手にとりました。 一巻が面白かったら次巻を買おうと思い、とりあえず本書のみを購入。 結果として、私は何故この時全巻買って置かなかったのだと後悔することになります。 続きが気になって気になって仕方がなかったのです。 起承転結のまさに"起"が本書です。 シリーズの中では比較的おだやかな巻ですが、読者はその中でしっかりと物語の土台が組み立てられていく様を感じとれるはずです。 生き物とは何か、掟とは、というのがシリーズを通して投げ掛けられていますが、エリンの問いの根本がここにあります。 カタカナの名前を覚えるのが難しいということを除けば、文句なしの傑作です。

    0
    投稿日: 2012.08.21
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    主人公も獣も、すごい力を持っているのに、完璧じゃないってのが面白い。 なんか弱点があって、なんかバランスが悪くて。

    0
    投稿日: 2012.08.20
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    最初からぐいぐい引き込まれて楽しめましたが、特にエリンがリランと出会ってからの疾走感は素晴らしかった。 ファンタジーだからと読まず嫌いせずに是非読んで欲しい一作です。

    1
    投稿日: 2012.08.18
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    ずっと気になってたので思いきって購入。 ファンタジーは好きなんだけど、それゆえ読んでみた印象は真っ二つになるので。 だけど、期待通り面白かった。 もともと外国名とか独特の用語とかで引っ掛かると全く入り込めないから心配だったけど、それも全く問題なく。 スーっと理解できる、非常に読みやすい小説。登場人物説明とかも一度も読まずに人間関係が分かる。 序盤なのでまだまだ謎も多いし、これからどうなっていくか楽しみ。 ジョウンとの暮らしが長閑でつかの間の幸せんを感じさせる部分で、ほのぼのする。

    1
    投稿日: 2012.08.15
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    獣ノ医術師である母の背中を見て育った主人公が、孤高の獣とされる王獣に魅せられ自らも医術師を目指し、そのために様々な岐路に直面するおはなし。描写・展開ともにいっさいの甘えたところのない、骨太のハイファンタジーです。カテゴリは児童文学ですが、大人が読んだ方がよりより深く楽しめるように思います。 「この世の生き物がなぜこのようにあるのかを知りたい」という気持ちのもと、養蜂と家畜の馬たちを、長じてのちは王獣を、戦闘用に生かされる闘蛇を主人公が注意深くみつめ考える姿から、理系が題材の本として選びました。 主人公の「服装は作業で汚してもかまわないもので」とか、「集中していると誰に何を話しかけられても聞こえてません」とか、そんな姿がなんとも理系女子っぽいかも。 ひとりが松明で照らせる(何かを解き明かせる)のはわずかな範囲でも、たくさんのひとが火を移して掲げていけば、闇の中に広い世界が浮かび上がる……というくだりが本当に好き。折りしも初読はちょうど仕事であれこれへこんでいるときで、しんと心にしみたことを今でも思い出します。

    0
    投稿日: 2012.08.13
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    タイトル*獣の奏者 1闘蛇編 作者*上橋 菜穂子 出版社*講談社 リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが__。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!

    0
    投稿日: 2012.06.18
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    気になっていた上橋さん!!壮大で迫力ある展開で一気読みした!!人間の汚い部分もきれいな部分も描写がとても繊細で、引き込まれます。

    0
    投稿日: 2012.06.17
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    時代背景や世界観が上手く作り込まれていて、それでいて飽きさせず読ませる表現力は凄い。 親子の絆や人との繋がりが強く感じられて、やっぱり児童文学は安心感が違うなと思った。 エリンは強くて聡い子だけど、ただそれだけじゃなくて。 母親のことも含め、自分なりに物事の深淵を見つめてきたからこそ、闘蛇や王獣など生き物の在り方について真摯に向き合えるのだろう。 これからエリンがどう成長していくのか楽しみ。

    0
    投稿日: 2012.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [概要] 闘蛇の医師ソヨンの娘エリンの成長を描いた物語。 ソヨンとの死別後ジョウンに助けられる。回復後は養蜂の作業を手伝い、生き物の生態に興味をもつようになる。ある日偶然野生の王獣の家族を見つけてからは、頻繁にその観察に赴くようになった。 ジョウンの伝でカザルム王獣保護場に入学してしばらくすると、傷ついた王獣の世話を引き受け、次第に絆を深めていく。 [感想] 母との辛い別れを経験しながらも、王獣の世話を通じて幼い頃の記憶を知識に変えていく終盤は、「観察」から「ひらめき」に至るまでの経過がわかりやすく描写されており、その躍動感に心が踊った。一方、現時点では王獣が政治的な生き物であることを理解できていないエリンだが、その後の成長を通じてどのように社会に影響を与えていくのか興味が湧いた。 [読み方] 通読 [読了時間] 3.5時間

    0
    投稿日: 2012.05.07
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    たまたまつけたNHKでアニメ化されていた本作。うっかり大ハマりして、主人公エリンとお母さんの別れのシーンは思わず涙…… ファンタジーものだけど、まるで闘蛇の臭いが鼻をくすぐるんじゃないかと思うリアルな描写に引き込まれます。

    0
    投稿日: 2012.04.29
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    「獣の奏者」Ⅰ闘蛇編を読んだ。リョザ神王国の闘蛇村に住む少女「エリン」ある出来事がキッカケで、母「ソヨン」と別れ、蜂飼いの「ジョウン」と出会う。エリンは母と同じ獣ノ医術師を目指すのだが。。 いやー、一気読みでした。緻密で独特な世界観は相変わらず、登場人物も魅力的で感情移入出来ました。やっとエリンの物語も幕を開けたばかり、その後の展開が気になる♪

    1
    投稿日: 2012.04.29
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201204/article_3.html

    0
    投稿日: 2012.04.17
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    ★『獣の奏者 2王獣編』と含めたレビューになります★ 「守り人」シリーズでおなじみの著者が描くファンタジー作品。 個人的には、「守り人」シリーズよりも、こちらの方が大人向け。 決して人に慣れない獣、慣らしてはいけない獣と心が通じ合った時、少女の運命が変わる。 闘蛇と王獣。 笛で操ることにより、飼いならすことが許される獣たち。 その医術士をしていた母と暮らす少女、エリン。 母を失い、帰る場所を失ったときからエリンの運命が動き始める…。 日常から全く切り離された世界に連れて行ってくれる、 壮大な世界観のファンタジーでした!

    0
    投稿日: 2012.03.08
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    感想は下巻に譲る。 ------------------------ リョザ神王国。闘蛇衆に暮らすエリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!(紹介文参照)

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    エリンはアニメを先に見ました。だから、小説を買うか迷っていたけど、文庫が出たから読んでみた。 さすが上橋先生、児童書と甘くみれないきっちりと出来た世界観や隅々まで行き渡る描写は見事。

    0
    投稿日: 2012.02.03
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    最近、重い本が多かったので心がすっと軽くなった。児童書なのかな、これ?ファンタジーの少女の成長物語。主人公と一緒に喜怒哀楽を感じながら、素直に読めて面白い。続きが楽しみ!

    0
    投稿日: 2012.02.02
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    圧倒的な世界観と魅力的な舞台設定にあっという間に引きこまれてしまうけれど、何よりも世界に対してオープンで在り続けるエリンの姿勢に胸をつかれる。

    0
    投稿日: 2012.01.27
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    狐笛のかなた・精霊の守り人がすごく面白かったのでこちらも。 興味を持ったことには好奇心を抑えられないエリンがまっすぐで、ときに浅はかで子供らしい。今のところ守り人シリーズのほうが好きです。闘蛇編だけではまだまだ謎な部分が多いですが、やっぱり上橋先生の文章と世界観は引き込まれます。

    0
    投稿日: 2012.01.17
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    とても評価が高かったので読もうと思った一冊。 ファンタジーはあまり読まないし 児童書のようだったので物足りないかな?と最初は思ったけれど そんなことは全然なくて面白い。 主人公のエリンがそうであるように 蜂や王獣の一つ一つを自分も考えて読みたくなる。

    0
    投稿日: 2011.12.28
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    アニメとほぼ一緒。展開がはやくてキャラの心理描写が丁寧なくらいが違い。やっぱ、闘蛇編の方が断然好きだわ

    0
    投稿日: 2011.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「守り人シリーズ」を読み終えたので、続いて「獣の奏者」へ。 本当は全部が文庫で出るまで我慢する予定でしたが、あまりにも他の作品が面白いので我慢出来ずに読み始めてしまいました。 今回の主人公は女の子。 色々と訳ありですけど、思わず応援したくなる子です。 次の「王獣編」がどうなるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.12.17
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    上橋菜穂子さんの、長編小説。この間読んだ『狐笛のかなた』がよかったので、長編にも挑戦です。 エリンという少女が、母の想いを胸に、新たな国で獣の医術師を目指すまでが「闘蛇編」の内容です。知恵と勇気をもつ少女という主人公の設定が魅力的で(ジブリ映画に出てくるヒロインのようです)、それだけで作品に引き込まれていきます。 ファンタジーとしての設定もとてもよくできていますね。政治や文化や自然をきっちりと丁寧に描いているので、リアリティーのある物語になっています。特に「蜂飼い」の描写などは興味深く読みました。 設定を一から立ち上げていかなければならないファンタジー作品。これだけの厚みを持たせられるのはホントすごいです。「王獣編」も読むのが楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.12.16
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    昔NHKのアニメでしてたので懐かしくなったので読んでみよーって軽い気持ちで買ったんですけど大当たりでした‼ この判断は間違っていたのかなと悩みながらも自分の信念を曲げずに突き進んで行くエリンに感動しました ていうか、1,2巻で完結かと思ってたら3,4巻まであったんですね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*ィヤッフゥ

    0
    投稿日: 2011.12.05
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    闘蛇編と王獣編まで読んだ。 とりあえずここまででひとつの括りらしい。 壮大なファンタジーです。 国の成り立ち。闘蛇と王獣の関係。霧の民の宿命。そういった政治的で宿命的なごたごたに見事に絡み取られてしまう主人公エリン。 見方を変えれば、いずれの考えもが正しいと思えてしまう状況の中で自らの信念を基に心にいずる葛藤に決着をつけるエリン。 そんなエリンの覚悟と勇気と信念に、読んでいるこちらの心を揺さぶられてしまう作品でした。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    Ⅱ王獣編まで読了。これはやばい…ファンタジーってなんか子ども向けのような気がしてちょっと…って感じでさけてたんだけどこれは違った!!子ども向けというより大人向けのファンタジーだと思う。なんかファンタジーのカテゴリーにするかも悩む作品…!描写が細かくて本の中で主人公や生き物がほんとに生きている感じがした!頭の中で闘蛇と王獣を想像して読むのが楽しかった~。その後の3・4巻を読むのが楽しみ!

    0
    投稿日: 2011.11.26
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    ファンタジーはあまり読まないので読むのをずっと躊躇してたけれど、あまりに評判がいいので読んでみたら、やっぱりめっちゃ面白かった!続きが気になる!

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    主人公を見守る母親の温かい眼差しが物語を通して感じられる。 何か忘れていた純粋さを思い出させてれる物語だ。。。 人の心の揺らぎ温度までが手に取るように判る形で、表現する 文章が凄い。架空の世界だが、自然の圧倒的な美しさ、厳しさが 絵に浮かぶように伝わってくる。 物語で有りながら、現代の人間社会の在り方に鋭い視線で、疑問を 投げかけている。作者の表現力にただ脱帽。

    0
    投稿日: 2011.11.17
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    和風ファンタジーの児童書。大好きな上橋菜穂子さん。心がほっこりするのと、とても想像力を掻き立てられる作品でした。お友達が関西弁なのが唯一しっくり来ませんでしたが、世界観の独自性や主人公の健気さに心討たれます。 本好き必読の作品。★7つ!

    0
    投稿日: 2011.11.16
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    自然溢れる世界観と、不思議な生き物。 そして、ひたむきに向き合う少女の物語。 自然と引き込まれる文体と、香り立つような自然の 描写に惚れ惚れします。 読んでいくうちに続きが気になってしまう……。 主人公の行く末がとくに。 そんな物語です。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    久々の、ファンタジーでのヒット。 基本あまりファンタジーは読まないんですが、何と無く手にしてみたら、時間が経つのも忘れて読み耽ってしまいました。 世界観、謎、人間関係、もう全部が精巧に作られてて、ファンタジー好きな方は是非ご一読あれ。 この本に出逢えた事に感謝(*^^*)

    0
    投稿日: 2011.11.09
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    少女エリンの幸せだった日々は突如一変する。 悲しみを乗り越え、母と同じ獣ノ医術師を目指すエリン。 そんな彼女の、幸せだった日々から獣ノ医術師を目指して学校に入学するまでのお話。

    0
    投稿日: 2011.10.25
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    ★5・・・かな。積ん読状態でなかなか手が出なかった作品だけど、読み始めたら一気でした。不思議な世界観と探求心旺盛な少女エリンの生き方に引き込まれました。 いいところで終わってしまって、すぐ次巻にGo!と待ちきれない気持ちでした。

    0
    投稿日: 2011.10.18
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    読んでいてとても引き込まれます。 読み応えがあって、本を読んだって感じがします。 続きが楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    獣の奏者はアニメから入ったけど、序章ですでにアニメのひとつのクライマックスだったから驚いた。 アニメではスヨンとエリンの生活が長かったけど、小説では初めからであった。 そのことで話がすっきりして引きこまれた。 守り人シリーズもそうだけど、これほど引きこまれるファンタジーを読むのは至福である。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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      上橋菜穂子さんの作品であり、質の高さは保証つきです。十二国記が好きとか、ファンタジー系は気になる、という読み人で、まだ読んでいない方はぜひ。迷う必要はありません。   

    0
    投稿日: 2011.09.17
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    話の構成はありきたりなものの、扱う題材に独創性があるので新しい感覚で読めた気がする。 できれば中学生ぐらいに読むと良いかも。

    0
    投稿日: 2011.09.11
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    ファンター小説だが、人間とは何かを考えさせられる作品。 自然と人間との関係が緻密。 泥臭く、暗い部分も描かれている。 世界観が濃厚。

    0
    投稿日: 2011.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    架空の国、リョザ神王国で暮らす少女エリンのお話 小さな頃、とても悲しい思いをして母親と別れて 生まれが特殊なせいで、色々な我慢をして 静かに全てを受け止め、生き物を愛するエリンが とてもとても愛おしいと思うのです 3、4巻が文庫になるのが待ち遠しい私

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    エリンの運命が非常につらい。 アッソンみたいな人に引き取ってもらえてよかったね… イアルが今後どのような形でエリンに絡んで来るのか? 王獣リランの世話を任されたエリン。 リランは餌を食べてくれるのか、エリンの耳がいいこととか、深く関係してくる気がする。

    0
    投稿日: 2011.08.27
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    さすが上橋さんです!!!!! 壮大な物語でとにかく凄い!!!!! 読者に訴えかける感じが心に残ります。

    0
    投稿日: 2011.08.10
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    先にコミック版の方を読んでいたので、途中までのストーリーはわかっていました。 コミックでは、なんだか分からないことが多すぎて、説明がもう少し欲しいと、物足りなく思っていましたが、原作自体が、秘密と悲しみを抱えた沈黙が充満している物語であり、それを漫画化したら、やはり言葉足らずになるしかなかったのだろうとわかりました。 コミック版はおおむね評判が良いようで、原作を読んでもたしかに違和感が無く、闘蛇も王獣もイラスト化されたことで、ぐっとイメージが湧いたので、いい作品だったなと、改めて思いました。 原作にあくまで忠実に書かれていたようで、途中でイアルの話に変わるタイミングも一緒。 コミックは、視覚的補助としてとてもよいですが、寡黙な主人公たちの心理描写は、原作を読まないとなかなか追って行けないものです。 特に、感情を殺したイアルは、コミック版ではその孤独さがよくわからないままだったので、背景説明を読んで納得がいきました。 児童書の部類に入るとは思いますが、人間を簡単に喰い殺す猛獣や、母をむごい形で殺された少女など、設定はなかなかハード。 謎めいていた亡き母、そして謎だらけの闘蛇や王獣。 天涯孤独になり、母との衝撃的な別れを癒えぬ痛みとして心の中に抱えながら、母親と同じ獣医師への道を歩み始めたエリン。 ジョウンという世を捨てた教育者に助けられ、獣医師学校に入学できたことが彼女の幸運でした。 冒頭の彼女があまりに哀れだったため、はらはらしながら読み進みましたが、母親との別れ以降、悲しみを抱きながらも、その好奇心と知識で一生懸命前へと進もうとしている彼女には、気がつけば常に運が味方しているような気がします。 もう一人の主人公(だと思うのですが)、真王の護身兵のイアルについては、エリンほどはエピソードが割かれていませんでしたが、今後どうなっていくのでしょう。 エリンとイアルが出会うことはあるのでしょうか? アニメ化されたそうで、観ておきたかったと思います。原作でもコミックでも叶わない、王獣の鳴き声が、アニメ版では聴けたでしょうから。 最終章にて、タイトルの意味と繋がりました。 なんだかオルフェウスのようになってきたエリン。 かつては母親は闘蛇の世話を、そして今の彼女は王獣の飼育をしていますが、真王が王獣、大公が闘蛇を飼い馴らしているとのことで、その辺りのきな臭い政治事情がちらちらと見えて来ています。 アドベンチャーものではなく、ファンタジーと言われても一瞬考えるような、オリジナリティあふれる、おもしろい作品。 夢中になって読みました。

    0
    投稿日: 2011.08.09
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    素晴らしかったです。 ファンタジーは好き嫌いが分かれるとは思いますが、 この作品は本当によかった。 児童書がとても好きな私にはぴったりな本でした。 とても綺麗な文章で、世界に入り込みやすく、 キャラクターも物語も魅力的で、素晴らしい! 物語のあらすじを書こうとすると、どうしてもネタバレを含んでしまうので書けないのですが… それでも是非読んでみて頂きたいです! 続きがとても気になる作品です。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    此処最近読んだ児童書の中でトップに入るほど凄い話!寧ろなんでこれが児童書の分類に入るのか不思議。最初文庫本で買ったけど、続編は上製本でしかなかったので結局番外含めて全部上製本で買うほど好きです。

    0
    投稿日: 2011.07.07
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    リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける! (裏表紙紹介文より) *** しょっぱならへんから主人公にはかなり厳しい出来事が襲いかかる。 母親関連の描写で辛くて泣きそうになり、ジョウンの愛情に感動して泣きそうになり。 エリンがどうなるのかとページをめくる手が止まらなかった。 半分くらい読んだところで先走ってⅡ巻を購入。 でも買って良かった。 あんなとこでⅠ巻終わられたら、即座に続きを読むしかないじゃないかー。 私的に、闘蛇は「ハリポタと秘密の部屋」のバジリスクなイメージ。 映画でのそれみたいにじめじめ(ぬめぬめ?)してる感じが。 ・・・だったんだけど、足あるんだよね。 蛇っつーか(東洋の龍+蜥蜴)÷2≒闘蛇、な感じか。

    0
    投稿日: 2011.06.18
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    全体に流れる、なんとも言えない薄灰色のイメージに、最初はとっつきにくさを覚えたが、途中からぐいぐい引き込まれていった。 はやくはやく、続きが読みたい! 「厚い布越しに腹を探られているようなやりとりが、ふいに、面倒になった」

    0
    投稿日: 2011.05.19
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    涙が出た。 「ーーこの世に生きるものが、なぜ、このように在るのかを、知りたいのです。」 主人公のエリンが、なぜこのように在るのかを思い、涙が出た。 とてもいい本を手に取りました。王獣編以降も楽しみです。

    0
    投稿日: 2011.05.07
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    文庫になったら全部揃えて読みたいなあ、 と思ってたのに!つい、手が。 まあ、これだけ我慢出来ただけでも良しとするかなあ。 面白くて、読むのを止められませんでした。

    0
    投稿日: 2011.04.25
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    本屋さんを徘徊していて、店員さんの手書きのポップに惹かれて買いました。 「日本のファンタジーもここまできたか!」 まさに、読み始めてそんな感じです。 ハリーポッターとかナルニアとか、ファンタジーといえば海外というイメージだったけど、 私には上橋さんワールドの方がなんだか合ってました。 エリンの境遇はものすごく悲しいはずなのに、 それでも前に進んでいく力強さに、読んでいて救われました。 この本から、私の読書通勤が習慣になりました。 今までほとんど本も読まず、親に呆れられていた私が・・・ そんなわけで、とても思い出深い本です。

    0
    投稿日: 2011.04.23
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    現在、王獣編まで読了。NHKのアニメも見ました。 決して人に馴れぬ美しくて恐ろしい獣と、人間の少女の交流の物語です。 ファンタジーで児童書でありながら、決して夢溢れる物語ではなく、少女に突きつけられるのは、決して甘くない現実、現実、現実。 アニメよりエピソードが少なく、シンプルに見えるけれども、正直、アニメよりも差し迫る現実の重みが感じられました。語られすぎない分、より公平だったのかもしれません。 原作を読んだ後でもう一度アニメを観たら、もっと色々感慨深いものがありそうな気がします。

    0
    投稿日: 2011.04.23
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    ジュブナイル小説だけど、まぁ、読みやすくて、おもしろい。 それと、かなり親切に噛み砕いていて、分かりやすい。 ある種、物足りない気もするけどね。

    0
    投稿日: 2011.03.20
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    住所はうちなのに宛先が全く別人の封書が届きました。 「たぶん間違いです」と送付元に連絡すると「ごめんなさい」と後日図書カードが送られてきました。 ……良い事するもんだ!! 迷いに迷った500円分の図書カード。 前から読みたかった上橋さんにしました。 さすが上橋さん。 ぐいぐいと引っぱられてぽーんと投げ飛ばされました。

    0
    投稿日: 2011.03.18
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    守り人シリーズから、獣の奏者シリーズに突入。この著者の物語は続けて読みたくなる。詳細な描写でゆったりとしたテンポかと思いきや、すぐに「数年後…」みたいにざっくり時間が跳んじゃって、の繰り返し。胎児(?)だった王獣も、次ページでは乳離れである。出産はどうした? 要するに(?)、禁忌である「王獣との意思疎通」ができる少女(あっという間に大人の女性になるが)の大河ドラマである。

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    投稿日: 2011.03.18
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    最初から抵抗なく入れるファンタジーでした。 想像がしやすい描写や、気持ちの変化とか細かくてとても読みやすい。 これ、闘蛇編読んだら、最後までとまりませんね! (一気に最後まで読んでしまった・・・!)

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    投稿日: 2011.03.09
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    ファンタジー小説にここまで引き込まれたのははじめてでした。その場の景色や雰囲気、世界観が文章を読んでるだけで頭の中にスルッと入ってきて、「おっ、おっ」と言ってるうちに読み終わっちゃいました。かなり読みやすく、面白い小説でした。

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    投稿日: 2011.02.28
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    読み始めてすぐ引き込まれ、あっという間にあと数ページで終わるというところへきて急いで続きを買いに行った(笑) とにかく続きが知りたくてどんどん読んでしまう。 闘蛇編は全体の入口でしかなく、話としてはまだ序文みたいな感じを受けたが、描かれた人々や状況がこの先どう織りなされて行くのかとても気になる。 文章はわりとあっさりめだが、描写の不足は感じない。 物語全て読み終わってから面白かったかどうか評価をしたいので、これ単体では満点はつけられないが、おそらく最後まで読んで面白かったと言えるんじゃないかとは思う。

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    投稿日: 2011.02.24
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    久しぶりに小説を読んだ。テレビでアニメを見てから気になっていた。エリンの住む独特の世界に引き込まれる。

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    投稿日: 2011.02.22
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    初めて上橋菜穂子の作品を読んだ。評判がいいだけあって、素晴らしかった。設定がイメージしやすく説明され、感情が豊かに描写されていたので、抵抗なくその世界に入り込むことができた。

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    投稿日: 2011.02.20
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    名作の誉れ高い『獣の奏者』シリーズ、Ⅰ闘蛇編とⅡ王獣編を読了。完結編のⅢ・Ⅳもありますが、ひとまず最初の物語完結ということで。異世界を舞台にしたファンタジーでありながら、さすが人類学の教授でもある作者。想像力と説得力が両立した卓抜した世界構築と魅力的な人物造形、そしてぐいぐいと読者を引き込む端正な文体に大満足。早くⅢ・Ⅳが読みたい!アニメも観るぞ~!国・信仰・政治・民族といった、僕らの世界を共通して取り巻く諸問題をも無理なく組み込み、単なる少女の成長物語に終わらせていない骨太な中身に、大人も子供もそれぞれの目線で楽しめるに違いありません。「もともと児童文学としては書いていない」という作者の意図が見事に結実しています。ファンタジーにありがちな、すべてをアリにしてしまう“魔法”のような超常現象を一切用いず、あくまで“人のなしうる技”にこだわったところなどは、大人にとっても手応えのある物語を、という作者の強い意志が感じられ、瞠目しました。

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    投稿日: 2011.02.07
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    上橋菜穂子さんのファンタジーはどれも割と好きです。 「守り人」「旅人」シリーズもおすすめですよ。 でも獣の奏者はそれを上回って、上橋シリーズの中で一番好き。

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    投稿日: 2011.01.31
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    「十二国記」が好きなら絶対におすすめと人にいわれ読んでみる。 「十二国記」と比べるのは酷な気もするが、 あちらと比べるとやはりスケールが小さい。 もともと自分はファンタジーが大好きというわけでもない。 「十二国記」は、聖濁混ぜ合わせた人間の姿、国家や政治などを、良く練られた架空の世界、現実とはまったく別次元の世界で展開させているところがすごかった。 と、なぜか「十二国記」の感想みたいになっているが。 「獣の奏者」はまだ1巻しか読んでないからよくわからないけど、 人間の描写が薄い気がする。 物語もいいように展開しすぎてる気もするし... とりあえずは、最後まで読んでから考えよう。

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    投稿日: 2011.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここまで作りこんであるとファンタジーといえど他人事じゃない現実感を帯びてきます。読み出したらもう止まらない。徹夜です。

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    投稿日: 2011.01.15
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     文章は単純なんだけど、主人公の感情や状況が細かく書かれてて、期待以上に面白かったです。登場人物の名前も覚えやすかったし(^_^;)  主人公が成長していくお話しは何回も読んでるけど、言葉が通じない獣との絆を築いていく一方で壁を感じていくエリンの気持ちが伝わってきて、良かったです。

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    投稿日: 2011.01.07
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    たまたま見たNHKのアニメがきっかけで読んだら面白かった一冊。 上橋さんの本は守人をいくつか読んでて、雰囲気が好きだったけど、今はこっちの方が好き。

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    投稿日: 2011.01.07
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    【推薦文】 4冊と番外編1冊で構成されているシリーズ。 親と離れた主人公エリンが、周りの人に助けられ支え合いながら懸命に生きる姿が見られます。 たった一人の人生が、国の未来を左右する、そんな大きな渦に巻き込まれながらもエリンらしい答えを出していきます。 番外編も、語られなかったエリンや、登場人物の過去など、 本編とは違った楽しみを見つけられると思います。 <情報学部 N> 企画コーナー「成長する本棚」は(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/11/26〜】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1582433 ----------------------------------- 学生 読み終わった ★★★★★  リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。2巻完結のファンタジー小説。著者は児童文学を手がけていることもあり、文がとてもやさしく、わかりやすい。 本を読むのが苦手という方でも、すらすらと読めるようになっている。ファンタジーが好きな方には是非読んでほしい1冊。厚みがあっても読み出すととまらなくなるので、お勧めの星5つ。 <情報学部学生 2mof> 読了日 2010年12月24日

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    投稿日: 2010.12.24
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    設定がすんなり頭に入ってきてファンタジーの世界に抵抗なくつかることができた。途中であきることもなく、息もつかせぬとは少し違う読ませ方でとてもおもしろかった。王獣篇も大変楽しみである。

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    投稿日: 2010.12.20
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    初めて上橋菜穂子の作品を読んだ。評判がいいだけあって、素晴らしかった♪ 地に足の着かない話ではなく、人の細かな感情が上手に描写されていたので、抵抗なくその世界に入り込むことができた。その点で万人にオススメのファンタジーである! 特に、エリンの洞察力は目を見張るもので、自分の頭でよく考えてから行動することがいかに大事か学んだ。 続きが楽しみである★

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    投稿日: 2010.12.13
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    普段ファンタジーは読まないが、友人に勧められて読んでみると、仕事も手に着かないほどエリンちゃんの世界に引き込まれました。風の音、花の香り、動物のぬくもり、人の感情が、直につたわってくる、 異なる世界に一瞬でワープし、懐かしい何かに触れることができる心に響くストーリーです。

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    投稿日: 2010.11.15
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    テレビアニメから入りました。分かりやすくのめり込みやすい、しかし簡単ではない文章が心地いいのでどんどん読み進めてしまう。キャラクターや場面も、とても魅力的。その世界に生まれて実際に主人公を見てきたようなドキドキした気持ちになった。

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    投稿日: 2010.11.04
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    どこかで、面白いと評されていたので読んだ本。久々にファンタジー系の本を読んだ気がする。 あっという間に2冊を読み終えてしまったくらい、超面白かった。やっぱり自分はSFとかファンタジー系とかが結構好きなんだなぁと思った。 何が面白かったんだろう?ストーリーが好きなのもある。描写が細かいのかな?情景が眼に浮かぶようだったし、これって結構ファンタジー系の空想物語では大事かも。 この2冊のさらに続編があるらしいので、早く文庫本になって欲しいな。分厚い本は持ち歩く気がしないので・・・

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    投稿日: 2010.11.03
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    国家の戦力である闘蛇を育てる村で育った少女エリン。 ある日、闘蛇を大量に死なせた責任を問われ、母は処刑されてしまう。 そして一頭の王獣とエリンとの出会いが、一国をも巻き込み、エリンの運命を変えていく。 架空の獣をめぐる、架空の世界のファンタジー。 生き物の神秘に興味を持ち、それを解き明かしたい願うエリン。 運命に翻弄され続けながらも突き進む少女の姿に、ただ圧倒される。 王獣に関わるエリンも政治的な争いへと否応なく巻き込まれてゆく予感がしつつ、下巻へ。

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    投稿日: 2010.11.01
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    電子書籍(iPhone/iPod touch用)で読んだ。どこでも読みやすくて本当にありがたい。 まだ始まったばかり!

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    投稿日: 2010.10.31
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    初の上橋菜穗子なんだけど、評判高いだけあってさすがに面白い! 主人公エリンが大きな苦難に巻き込まれ、そしてきらめく才能を見せていくあたりなど、まさにファンタジーの王道という展開だ。ハリー・ポッターの序盤と同様、これから何が起きるのかワクワクする感じが全編にみなぎってる。壮大な世界観の中で、一人一人が抱える孤独をしっかり描こうとしているのもいいな。みんなに影がある。

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    投稿日: 2010.10.21
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    ずっと読みたいと思っていたこの本、1週間前に本屋さんで文庫化しているのを発見してやっと読む事ができました。 やっぱり予想を裏切らない面白さ。 ファンタジー小説なのに政治的な絡みや、部族の掟、守らなければならない戒律、その中で自分の進むべき道はどうあるべきかと葛藤する登場人物達の物語。 正直、難しい表現やグロテスクで位ところもあるんですが、読み応えのある良いお話だと思いました。 割とボリュームある本なのに、一巻二巻合わせて3日で完読しちゃいましたし。笑。 夢中になったらとまらない! ぜひお試しください☆

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    投稿日: 2010.10.21
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    iphoneにて読了。非常に面白かった。ファンタジー系の小説はほとんど読んだことがなかったが、魅力的で独特な世界観、登場人物に引き込まれ、5,6時間で一気に読んでしまった。本編は、主人公のエリンが母との辛い別れにより心に大きな傷を負いつつも、その世界に生きる生物達に触れ、少しずつ成長していくという話。次もあっという間に読んでしまいそう。

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    投稿日: 2010.10.17
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    少女の成長物語なファンタジー、と思ってたら大間違いでした。子供向けだなんて、とんでもない。国の権力者とか反乱とかのどろどろとした政治に、優秀な才能をもった少女がその才能ゆえに巻き込まれていく、激しく壮絶な物語でした。 寝るのも忘れてのイッキ読み。 アニメの最初の頃を時々観ていたのですが、NHKアニメのあのほんわかした「子供向け」のイメージで読んでいたので火傷しました。 国の軍隊ってなんだろう、とか、人と獣の関わり方とか、すごくいろんなことを投げかけられ考えさせられた気がします。 1・2となっていて、3以降も続きますが(2010年10月現在、文庫版は2まで。)、1・2ではなく「前・後」と思って読むのが正解かと。1・2のみで、物語はひとまず完結しています。

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    投稿日: 2010.10.16
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    ファンタジーの傑作です。 実はアニメを先に観ていて面白かったので小説にって流れなのですが、とても面白いです。一回アニメで泣いてるので、小説を読んで泣くことはないのですが、ぐんぐん話に引き込まれます。そして、あらためてアニメの出来の良さを感じました。世界観が損なわれていないどころか、より大きくふくらまされてます。続きが楽しみです。

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    投稿日: 2010.10.10
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    リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一変する。 母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。 Ⅲ・Ⅳがこのたび出版され、Ⅰ・Ⅱが文庫になり書店に並んでおりました。 Ⅲ・Ⅳが文庫になるまで待てるか自信がなく、悩んだ末にやっぱり購入。 そしてやっぱり面白かった!! 冒頭から物語世界に違和感がなく、引きずり込まれました。 異世界なのに、この人間ドラマとリアリティ。 上橋さんはアボリジニを研究されているようですが、そのあたりの経験も生かされているのでしょう。 エリンたちの暮らしぶりが本当にリアルなのです。 そして北上次郎さんの巻末解説にもあったように、天使も悪魔も魔法も出てこないのでファンタジーが苦手の私でものめりこめるのです。 母の最期の言葉。その真意が物語の底流を貫いており、物語としても素晴らしい。 単なる少女の成長物語、少女と動物(王獣)のふれあい物語では終わらせません。 王国の権力争いやそれにまつわる謀。人が営む王国の裏表のきしみなどもしっかり描かれています。 と書くとご大層な作品のようですが、それでいて重要なのはやっぱり面白いということ。 NHKの番宣でアニメの絵柄を見たことがあるのですが、今回原作を読んでイメージとの違いに驚き。 昔観ていたハウスの名作アニメのような絵柄なのですけど、この世界をどう描いているのが興味が湧いてきました。 「この世に生きるものが、なぜ、このように在るのかを、知りたいのです。」 エリンの素朴な願い。 Ⅲ・Ⅳでそれがかなえられた生活をしているのかどうか、文庫化を楽しみに待ちたいと思います。

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    投稿日: 2010.10.10
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     闘蛇村に暮らす少女エリンの物語。獰猛な闘蛇を操ることで大きな力を得ている王公と神の血をひく真王、それぞれの思惑がズレたことによる闇。将軍と天皇のような関係の中で、不思議な力を持つ少数民族の生き方や静けさ、悲しみが映える。  オーストラリアでアボリジニを研究してきた女性筆者の繊細な描写が、神秘的な、神聖な雰囲気を醸し出す。美しく広大な景色が目に浮かぶようで、ここまでの世界観が出せるとはと正直驚いた。

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    投稿日: 2010.10.06
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    2010.10.02 (83) 下高井戸啓文堂 読み始めたら止まらない。世界にリアリティがある。絶対音感と竪琴はみえみえの伏線だが許す。登場人物も魅力的で闘蛇も王獣もリアル。ミツバチは日本と同じ。

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    投稿日: 2010.10.02
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    ファンタジーと言う事でちょっと二の足も踏みましたが。 読み始めたら止まらなくなりました。って事は面白いって事ですね。この調子だと2巻目も一気にいってしまいそうです。

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    投稿日: 2010.09.26
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    2巻まで文庫版で読んだ。 エリンの成長や国の政治事、内容が凄いしっかりしていて、 引き込まれるように読んだ。 文庫版で早く続きが出てほしい。

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    投稿日: 2010.09.19
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    構成、人物描写がしっかりとしていて物語のテンポもすごくよい。ファンタジーは滅多に読まないが上橋菜穂子さんの本は以前に「精霊の守り人」を読んだけどこれもたしかファンタジーだったがとっても面白かった。

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    投稿日: 2010.09.14
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    <闘蛇編>は少女「エリン」が成長する過程がメインで、 <王獣編>での、王獣の「リラン」との生活や、国の歪みが深まって生じた争いにエリンが巻き込まれていく、 というシナリオを盛り上げるのに、欠かせない部分です。 母親との別れ、ハチ飼いの「ジョウン」との生活、カザルム学舍での新たな生活…。 成長していくエリンを見ていくのがホントに面白い。 だんだん応援したくなって来ちゃいます。 この<闘蛇編>だけでもすごく面白くて、次の<王獣編>を見て、 この作品は本当にすごいなと思いました。 まず、シナリオにすごい引き込まれる。 そして、世界観がしっかりしてるから、第三者から別世界を見てる感じじゃなくて、 本当に自分がその世界にいる(楽しめる)感じがして、すごいんです。 こんなに惚れ込んだ作品は初めてです。 もうみんなにお勧めしたい作品です! 2009 読了→2010.08.23 二度目読了

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    投稿日: 2010.09.01
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    ファンタジーの世界に入っていくには頭の切り替えが必要でどちらかというと苦手でしたが、この作者の作品はそんなカテゴリーを越えて夢中になります。手に汗握り、ひたむきに生きるヒロインの幸せを祈ってあっという間に読み終わります。

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    投稿日: 2010.08.20
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    普段読まないタイプの本だったので、最初は想像力がついていけなかったけど、そんなのはほんの数ページだけ あとは先が気になって気になって・・・ お盆で実家に帰省する新幹線の中で一気に読みました。 エリンの辿る運命の数奇さと、これから何が起きるのか、どんな出来事に巻き込まれてしまうのか。 人間と未知なる動物が共感しあうだけの話じゃない。 ちゃんと闇も描いてある。 そして読みやすい。 オススメです!

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    投稿日: 2010.08.15
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    守り人シリーズが好きなので、買いました。 講談社の文庫にしては(というと失礼だけども)、手の込んだ感じ。表紙はもちろん、帯もいい感じ。 さて、内容はというと、さすがに上橋さん。読ませます。 まだ、一冊目で導入編という感じでこれからどうなってくるやらというところですが、面白いです。 文体も軽いし、サクサクと読めます これは、続きが楽しみです

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    投稿日: 2010.08.15
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    獣の奏者がいいという話は聞いていたが、面倒で後回しにしていて、やっと読んだ。 4冊あるが、読みだすとあっという間。文字通り眠れなくなり、一気に読んでしまった。 わたしたちの住む世界とは、違う世界のお話。世界観に馴染むのは面倒でややこしいから、と普段ファンタジーは敬遠しているわたしだが、すんなりと獣の奏者の世界に入ることができた。

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    投稿日: 2010.07.20
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    ロードオブザリングを読んだ時のようにグイグイ引き込まれてしまいました。登場人物も魅力的で世界観もわかりやすく、次の展開が気になって仕方ありません。

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    投稿日: 2010.07.16
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    こんな雰囲気のファンタジーと出会ったのは初めてでした。私はアニメも漫画も見た後に補完として読みましたが先に原作に出会っておけば良かった、と後悔しています。この作品が気になっている方はぜひ原作から手をつけてみて下さい。背景や登場人物を自分で想像ながら読んだ方がより楽しめると思います。物語はまだ序章でここから始まるんだなという感じですがそれまでの過程にすら引き込まれるほど魅力的な作品だと思います。

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    投稿日: 2010.07.13
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    エリンがあまりにも大人びてて、胸キュンです。 ジョウンに頭を下げて置いて貰おうとするところとか、キュンキュンします。 もう少し、ジョウンと幸せな時間があればいいのに。

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    投稿日: 2010.06.19
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    おかあさまに「読め!」と言われ 静岡からはるばるやって来た本。 作者の上橋菜穂子さん なんだか見たことある名前だなあと 思っていたら なんと 小学校の頃夢中で読んだ 『精霊の守り人』シリーズの作者さんだったんですね! 文章を書くことを始めた原点でもあるこのシリーズ。 10年の時を経て再会できて わたしはとっても嬉しいです。 「文章を書く人になろう」と決めた この時期の再会なんだもの。 運命すら感じます。 あの どきどき きらきら わくわくが 再びこの胸に! 上橋さんはアボリジニの研究をされていることもあり その世界観は、圧倒的。鳥肌物。 この世界のどこにも存在しない 架空の世界のお話。 けれどこの作品 言うなれば『もののけ姫』のよう。 いつの世も全てを抱く自然の世界 そのゆりかごを飛び出して大きくなりすぎた人の心が これからどう動いていくのか。 末恐ろしい人の欲望は どこへ向かうのか。

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    投稿日: 2010.06.16
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    上橋菜穂子のファンタジーノベルでNHKでアニメ化もされた作品。 風景描写なども細かく気持ちよく読めた作品だった。 王獣編へ向けて段々と成長していく姿が描かれておりどんどん読み進められた。

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    投稿日: 2010.06.16
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    2巻の王獣編も読了済みです。 とっても面白かった! ここまでぐぐぐっとはまったのは久しぶり。 2巻のラストは鳥肌が止まりませんでした。 読んでいる最中も読後も、読書好きの友人にかたっぱしから 「獣の奏者って読んだことある? 読んでないなら読んでみて!」 とおすすめしまくりました。 迷うよりも先に考えることができる、行動することができる強くて凛々しい女性が沢山出てきます。 エリンの頑ななまでの頑固さ真っ直ぐさには胸がすく思いですが、ここまで自分を通すことって現実にはとても難しい。だからこそ憧れます。 続編が文庫化されるまで待つか、持ち歩きでかさばるのと文庫ばっかりの本棚に例外を作ってしまうのを諦めて単行本版を買うか、悩みどころですがきっと待てずに買ってしまうと思います。

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    投稿日: 2010.06.08
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    一巻が終わり、ようやく物語が動き始めた…という印象を受けました。これからエリンがどう行動し、どういう人生を送っていくのか目がはなせません。一巻にして、最初から最後まで鳥肌の連続でした。 上橋先生の作品を読んだのはこれが初めてですが、文章全体がやさしくて読みやすいです。他のシリーズもぜひ読みたいな。

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    投稿日: 2010.05.30
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    リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。

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    投稿日: 2010.05.30
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    6月2日読了。 久々にファンタジーに手を出したこと+登場人物がカタカナなのでそれに慣れるまでちょっと時間がかかったけれど、ストーリーにすぐ引き込まれたのでそのまますぐに読めた。ものすごく気になるところで終わっちゃってるので早く「王獣編」を買いたいです!

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    投稿日: 2010.05.16