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プリンセス・トヨトミ
プリンセス・トヨトミ
万城目学/文藝春秋
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総合評価

1016件)
3.5
142
306
375
88
19
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    こちら 映画化上映にあたり CMがばんばんと流れている由、 是非にとぞ文庫をお読みあれと囁かれている様に思えて、 大急ぎで呼んだ次第でR。 あぁ、 大阪を舞台とした歴史をも巻き込んだ壮大なる物語。 そして 登場人物が非常にユニーク。 久々の万城目ワールドの文章に酔い痺れてしまい、 今更ながら映画なんぞは観る気になれませんでした。 巻末収録のエッセイも心和んで凄く良かったので、 万城目さんのエッセイにも染まってみようかしらと 思った次第です。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    大阪に隠された壮大な秘密。大阪国とは?東京から来た会計検査院の調査官三人が解き明かすという設定がおもしろく最後まで気になって読み進めた。父から男子へ真実、かけがえのない想いを伝えていく。母から女子へも伝わっていたというところがよかったが大輔のセーラー服の存在の意味がわからず。歴史、大阪の地理などくわしければもっと楽しめたかも。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    マキメ作品は好きですが、この作品は残念ながらぐっときませんでした。 『鹿男あをによし』でも、なかなか力技の東西南北の意味付けや話の落とし所がなんとなく気になっていましたが、この作品ではそれがさらにくっきりした形になっています。 恐らくは、私が豊臣秀吉の子孫に何の感慨も抱いていないためなんでしょうけれど、なぜそこまでして子孫を守り抜く必要があるのか、そもそもの必要性が全くわかりませんでした。 時代と共に人は変わりゆくもの。それを変えずにいるのもまたロマンではありますが、関係者内で納めるのが筋ではないでしょうか。 全て秘密にして、補助金として国家予算(つまりは税金)を毎年5億、計175億円も使い続けているということろが、どうにも解せません。 会計検査院を相手にしなければ、まだロマンの範疇で話を進められたような気もしますが、一番現実的な「公金の使途」という問題と対峙させたため、壮大なプロジェクトの不透明性や不公平さ、荒唐無稽さの方が気になってしまいました。 人は過去よりも現代に生きるべきだと思うし、過去にしがみつきすぎてもいいことはないと思うのですが。 また、末裔を永遠に無事に生かし続ける(本人もあずかり知らぬところで、という所が更に予算不透明性)ことで、どんなメリットがあるのか、わかりません。 大阪の人ならわかるのでしょうか。 まあ、確かに大阪城は秀吉が建てたのに、家康が秀吉時代のものをすべて埋めて、新たに建て直したという話は、あまり聞いていて気持ちのいい話ではなく、それが秀吉びいき(?)の大阪人にとってはなおさら許しがたい歴史なのかもしれません。 それにしても、武士が守りきれなかった秀吉の子孫を町人が守っているという設定ながら、町人の登場人物の名前が武士の名前をもじっているところが(なぜ?)と思いました。 作者の遊び心でしょうけれど、矛盾していないでしょうか? 関ヶ原で滅んだ側の名前ばかりなので、不吉な未来さえ予感するのですが、そこまで考えるべきことではないのでしょうか? 話のからくり的には、『ダヴィンチ・コード』のフリーメイソンやテンプル騎士団を彷彿とさせるものがあります。 多分に著者の遊び心が織り込まれているものだとは思いますが、かやの外の国民からすれば、ハタ迷惑なお金の使い方に思えてしまいます。 なぜ、大阪国の住民たちだけでお金を集めて賄おうとはしないのでしょうか。 結局会計検査院も、35年前と同様に折れてしまうところが、話の筋としてはもっともでしょうけれど、(この話のハイライトは人々の召集時で終わっていたんだなあ)と思わせるものでした。 子供の頃、夢物語で、(この小学校の奥には実は・・・)とか(この空き地の地下には実は・・・)など、いろいろな空想をしましたが、その延長のような、相当内輪向けのもの。 歴史上実在した人を採り上げたことが、脳内捏造的で私はあまり気に入りませんでした。 人々の名前も、コテコテすぎて、やはりこれは関西の表現法と考えるべきなのでしょうか。 これでコミカルタッチで笑えるのなら(まあ、まあ)と思えますが、会話はまあくすりとできるにせよ、いつになく終始シリアスムードで展開されるため、なおさら抵抗感を持ちました。 受け入れられないと感じたのは、おそらく、震災後に読んだため、(現実に苦しむ人々を守り、そちらにお金を使うべき時なのに、こんな自己満足的なことをやってる場合じゃないでしょう)という気持ちがどうしても出てきてしまうためだと思います。 独立国があるというだけの話なら、まだわかるんですが。補助金をもらっている段階で独立していないし、と考えると、そこから先は想像を膨らませられなくなってしまいました。 一人一人の人物描写は、特徴的で読み応えがあるんですが、いかんせん大枠の話の根拠となるところがどうにも納得いかず。 ただ、こういう対立式にしないと、この話は成り立たないわけですけれど。 税金を間に挟まないと、大阪国が『だれも知らない小さな国』と同じようなファンタジーもの、もしくは『吉里吉里人』のようなさらにリアルな話になってしまうからでしょう。 マキメ氏の作品はたしかにアクが強いものばかりですが、苦手なものができるとは、我ながら残念。 映画化もされましたが、インパクトの強いゲーンズブールも鳥居も、原作とは全く違うタイプの役者が演じていたので、惜しいと思いました。(性別まで変わっているとは) その他のキャスティングも、茶子にしろ大輔にしろ、みんな見目よいひとばかりで、原作とは違うおきれいな映画になっていそうです。

    0
    投稿日: 2011.08.03
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    映画化されてもまったく中身を知らなかったので先入観なく読めた。「大阪国」という不思議な話でもキャラが面白く、次が気になるテンポよさ。大阪のスポットを知っているのも好影響。

    0
    投稿日: 2011.08.03
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    会計検査院の三人が 査察のため大阪へ向かい、独立行政 法人OJOに目を付ける。空堀中学校 の茶子は、女子になりたがる幼なじ みの大輔を事あるごとに庇っていた 。ある日、大輔はお好み焼き屋の父 に連れ出される。そこで父は大阪国 総理大臣を名乗った。 120万人の大阪人が立ち上がるとこ 、隠されてきた大阪国の成り立ち、 会計検査員三人のキャラクター、面 白かったので550ページ一気読みだっ た。 映画のほう見に行けなくて残念 だったなぁ。

    0
    投稿日: 2011.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 登場人物が皆戦国武将のもじりなので、元ネタ探しに夢中になってしまったりw 黒田と竹中のシーンにホロリとしてしまいました。一緒に行けたらいいですね。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    ちょっとまえに読み終わった。 前半) 会計検査院が登場する小説を読んだのが初めてで、その意味から新鮮さを感じた。非の打ちどころのない二人に、癒し系一人というバランスも心地よい。大阪城の裏話とか、大阪国国会議事堂が登場したところまでは、この存在にすごい理由が隠されているのではと興味津々だった。 後半) もっとエライことになるのかなと思ったけど、意外と穏やかな終わり方。なにかまだ謎が残っている感じ。映画見に行けなかったので、DVD借りようかな。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    つぎどうなるの?!つぎどうなるの?!と気になる内容だったから、かなり期待して読み進めて行ったけど、途中から、わけわからない展開になり、いつの間にか解決してしまっていた。 もう少しストーリー自体短くてもよかったのでは? ただ、空堀商店街に行ってみたくなる、映像が目に浮かんでくる表現が上手だなぁと思った。 それとなにより、地元のネタが物語になるのは、嬉しいなぁ。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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    こういう奇抜な設定は嫌いではないけど、イマイチ乗り切れなかった。何で会計検査院なんだろう、とか瑣末な点にひっかかって。。。

    0
    投稿日: 2011.07.30
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     著者は万城目学(まきめまなぶ)。  久しぶりに読んでよかったぁと思った本です。  図書館から借りて読んだけど、買っちゃおうかなぁと思ってしまった1冊。  会計検査院の検査官が主人公だったりして、この発想どこから出てくるの??と感心します。  鳥居という検査官も、いい味出してます。  父から息子へ代々引き継がれてきた「大阪国」って本当にあるかもしれないような気になります。  父親と2人の空間で話したことがあるか?  記憶にない私は、ちょっとうらやましい気持ちにもなりました。  まだ読んでない「鴨川ホルモー」に触手が延びそうです。

    1
    投稿日: 2011.07.28
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    日本国民には知らされていないけれど、実は大阪には豊臣家の末裔を守る大阪国が存在して―――大人が真面目に奇想天外な設定で作った小説という感じ。 有り得なくって独自の世界観の設定を真面目に作っちゃってるから面白い。 ただ、なんか置いてかれてるというかドラマを見てるみたいで、自分が世界に入りこむ感じはなかった。キャラクターが好きになれたり共感出来れば、もっと楽しめたかなぁ。 この世界観は好きなので他の作品も読みたいです。

    0
    投稿日: 2011.07.27
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    映画の予告編を劇場やテレビで観ていたら、ちょっと気になってきて、そうしてるうちに本が手元にまわってきました。 『鹿男あをによし』,『鴨川ホルモー』を書かれた万城目学の作品で「関西三部作」のひとつだそうです。 自分の中のジャンルでいうとSFですね、それもファンタジーの方です。 何の変哲も無い大阪の商店街に暮らす、中学生と周りを取り囲む大人たち。 女子になりたい男の子っていうちょっとした非日常はありますが、ありがちな学園生活を送っています。 それとは別に会計検査院の調査官3人が大阪府に会計検査にやってきます。 この何のつながりもなさそうなお話が、徐々にクロスしてきて… まぁ細かい事をいわずにエンターテイメント的なのりで読ませていただきました。 予想以上に読み応えありました。面白かったです。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    いずれ劣らぬ強烈キャラに脱帽。 プリンセストヨトミ。 大阪では豊臣秀吉の末裔を 密かに守り続ける組織があった。 こんな奇想天外な設定に驚かされ 読む始める方も多いだろう。 僕もそうだった。 しかし。 万城目学氏の真骨頂は こうした設定はもちろんだが 何より破天荒にズレているキャラクターにある。 女装したい中学生男子。 男顔負けの元気女子中学生。 大阪国総理大臣はお好み焼屋のおやじ。 外国人に見まがう女性調査員。 眉間にシワの調査員チーフ。 こうした奇天烈な設定が 感動ものや感涙ものになろうとすると 一気にコメディへと引き戻す。 キャラクターを躍らせることに 生きがいを感じているのか。 安っぽい感動なんかさせてやるもんか ってな反骨心か。 物語は会計検査院の調査員3人が 大阪の会計監査でおかしな点を 見つけたところから始まる。 大阪国が動き出すシーンは心がドーンと動く。 しかし。 最初に読み始める段には 居心地の悪さがあった。 東京近郊に住む関東文化圏の人間としては 大阪に乗り込む調査員と同じ心境。 そして、 この物語には対立項がいくつもある。 この東京VS大阪 男VS女 そして、奇妙なキャラクターたちが 異化効果を発揮する。 物語の進行をねじらせていく。 それこそが万城目ワールド。 奇妙にねじくれた物語を通っていくと そこには現実の奇妙さが浮き彫りになってくるのだ。 しかし。 関西人にとって 豊臣秀吉は心の拠り所にする人物なのだ。 関東人の徳川家康への対抗心も大いにそこにはある。 逆に関東人はそれほど徳川に思い入れもない。 そのギャップがまたねじれを生んでいく。 ああ。ねじれねじれて。 日本はここまでやってきた。 だから。 大阪国もあながち……。ひょっとしたら。

    0
    投稿日: 2011.07.26
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    豊臣家の末裔が今も影で大阪国を組織している? 「なんておもしろそうな設定なんだ。」と思い、手にとりました。 読んでみたら、ダークな部分はなく、むしろオトンと息子の秘密をオカンが広い心で見守るようなホンワカさ。 大阪の熱い心はもしやこの言い伝えが原点かもと思うのでした。

    0
    投稿日: 2011.07.25
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    映画化もされた原作。 会計検査院の調査官である松平・鳥居・旭。 大阪府の調査に向かうが、そこで大阪国なる組織と遭遇する。 大阪国の守る王女の所在が不明になり、大阪国総理大臣と相まみえるが・・・ これまでも「鹿男」「ホルモー」等、ある種異質な作品を書き、 どの作品も好き嫌いの分かれる内容であったと思う。 本作はこの観点から言えば、万人に受ける内容であろう。 大阪国なるものがあり、事件がありと、物語が大きく展開される中、 一体どう風呂敷を畳むのか楽しみに読んだが、終わりは少し拍子抜けした。 このことは、そもそもの発端が誤解から始まっていることに起因すると思う。 500Pを超える大作だけに、この点は少し残念。 しかし、赤く燃える(ように見える)大阪城や、200万人が集まる様子等、 映像で見てみたい作品であるのは間違いない。 映画で気軽に見るには向いていると思う。

    0
    投稿日: 2011.07.25
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    映画の予告を何度かみていたので、映画のキャストをあてはめて読みはじめたのだが、本を読みすすめているうちに、オリジナルのキャストになっていった。目で見るということを越す人物や風景の描写は万城目作の特徴であり、すばらしさである。内容は、突拍子もないものであるが、最後にはうまくまとまっている。

    0
    投稿日: 2011.07.25
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    映画の予告編を観て、荒唐無稽なSFかと思い、期待せずに読んだら面白かった! 先の予測は全然できなかったー! 厚いけど、飽きずにグイグイ読める。 映画の評判がイマイチなのが残念…。

    0
    投稿日: 2011.07.24
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    相変わらず破天荒な設定にもかかわらず、リアルに感じるのは、細かい人物や風景の描写が、あるからだろう。

    0
    投稿日: 2011.07.24
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    あまりに突拍子も無い設定なのに、大阪人のマンパワーの源はこれだったのか!って最後納得しそうになった(笑) ぶわーっと蒔いた伏線(と言っていいのかわからないけど)をキレイに全部回収してくれているのも気持ちいい。 自分が大阪人だから、町とか空気を想像しやすくてよけいに楽しめた。

    0
    投稿日: 2011.07.23
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    なかなか、読み応えもあって面白かった!映画は観てないけど、映画のキャスティングイメージに引っ張られないで、読めたのも面白かった理由の一つ。

    0
    投稿日: 2011.07.23
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    初万城目学だったけど、予想に反してかなりおもしろかった。勧めてくれた会社の先輩が「これを読んでから、大阪の人に会うたびに、この人も胸の中に大阪国を秘めているのか!この人もか!と思う」と言ってたけど、すごくわかる!

    0
    投稿日: 2011.07.22
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    大阪には独立国があり、日本政府に隠れて「王女」の存在を守り続けていたーー 日本中の誰もが薄々感づいていた「大阪は外国」説を具現化した一冊。江戸ではなく名古屋が天下を取った日本を描いた清水義範氏の「金鯱の夢」の大阪版と言ってもいいかもしれない。大阪万歳!感が溢れている作品です。 ・・・が、いかんせん、筆力が足りない。あらすじだけ観ればものすごくぶっ飛んでるのに、内容は小さくまとまってる感じ。 せっかく大阪国を調査するように仕組まれた会計検査院検査官&大阪国の影の総理大臣の息子である女装中学生の2軸で進めているのだからもっとぶっ飛んでれば良かったのに。 関連団体の資金を緻密に調査していいくうちに大阪国の存在に勘づく調査官ってシリアスストーリーにも成り得ただろうし、また、大阪国は大阪国でギャグ満載・ダジャレ満載のはちゃめちゃ国家だったりしてもよかっただろうし。 全体的に「狙いすぎて外した」感が残る小説です。 (観てないけど)映画は期待!

    0
    投稿日: 2011.07.22
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    大阪が舞台のストーリーだけど、大阪市民以外も楽しめると思う。 映画を先に見てしまったが、小説はさらに面白かった。

    0
    投稿日: 2011.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大阪国とかアイデアはとても面白いし、豊臣の末裔が生きてるとかは現実にありそうだし良いのだが、途中間延びしてしまって飽きてしまった。オチもなんとなく読めてしまうしね。でもこのシリーズは続けていこうと思えば続けられるし、主要のキャラ3人は良いので次作に期待。

    0
    投稿日: 2011.07.19
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    映画化されているとのことで読んでみました。 突拍子もない設定なのに、すごくよくできているお話。 ひょっとして実話なのかも・・・と思わされてしまいます。

    0
    投稿日: 2011.07.19
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    映画化された作品を、読んでみたいなと思って衝動買い。万城目学はそう嫌いではないというのも理由。。 個性的なキャラクター達が際立っててよかったかな。この人も突拍子もない設定をぬけぬけと書くよなぁ…。 茶子のキャラが若干立ち位置弱いような気がして少し不満ですが。。旭ももちょっとミステリアスにしてほしかったですが。。 でも面白かったです。映画は…観ない。綾瀬はるかがミラクル鳥居役というのは納得だけど、キャラクターの性別までごろっと変えてしまうのは納得がいかない。旭と鳥居の良かったところが消されてしまう気がしてならない。堤さんははまり役ですけどね!

    0
    投稿日: 2011.07.18
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    少し長く感じたが内容はやや複雑でとても面白かった。 阪急電車に続いて本書を読んだが、大阪に住みたくなった。 映画での旭の役を綾瀬はるかが演じるようだが、本書のイメージとは違う気がした。米倉涼子とか藤原紀香のほうが近い気がする。 早速、娘にも読ませたい。

    0
    投稿日: 2011.07.18
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    割とこんな突拍子もない話って好きなんだけど、うーん、なんていうかなぁ、もうひとつって感じなんだよねぇ。 大阪を知っている人はすんなり腑に落ちるのだろうけど、大阪に行ったことがない人には頭の中で町並みや地理を展開するのが難しいんじゃないかな。特にこの話の場合そこは大事なんじゃないかと思うけど。

    0
    投稿日: 2011.07.17
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    ずっとお店でCMが流れてて気になって読んだ。面白いけど、ちょっと期待しすぎちゃったかなって感じもする。でも王女様と真田くんのシーンはすごく好きかな。幼馴染という存在が恋しくなるかも。映画も見る機会があったら見たいなと思う。

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物3人の個性が気になって読み始めた。何故か、日本にかっこいい女が主人公のストーリーが少ないという友人との話の流れで、この原作のかっこいい女性像が何故か映画では男性になり、少し天然な男性の役がかわいい女性で演じられているということに関心を持ったため。 結論としては、「父と子」という大きなテーマの中で大阪という土地柄がうまく表現されていると感じた。生きているということは、その一生を通じて次の世代へ何かを伝えていくということ。そのタイミングは、父がその死を予感した時という設定は胸に迫るものが会った。 久しぶりに読んだ長めの小説だったが、結構面白かった。

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    準主役の旭・ゲインズブールは小説では女性だが、映画では俳優(岡田将生くん)が演じているとのこと。個人的には黒木メイサみたいなきりりっとした感じの女性に演じてほしかったなー。 でも、実際に映画を見てみると、それはそれで感動しそう。

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大阪国とか、すごく大層な設定を作っておきながら、その中身がしょうもないというか、今ひとつピンとこなかった。 細部だったり、キャラクターを描くのはうまいと思ったけれど。 なので、最後の方は斜め読みに。

    0
    投稿日: 2011.07.16
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    上司の推薦図書。1時間で読める。著者はほんとに大阪が大好きなんでしょう。大阪市で生まれ育った人が「阪急電車」を手に取るくらいのスタンスで読めば楽しめそう。僕は受験期を思い出すようで、あとがきが印象的でした。

    0
    投稿日: 2011.07.15
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    万城目ワールドの最高傑作! 映画よりもずっといいかも? 映画ではこの面白さは味わえないでしょう! まず、原作の登場人物たちはキャラクターがよいのです。 映画にはいないのです。ぜひ、読んでください!!

    0
    投稿日: 2011.07.15
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    読めば読むほど、あの映画はよかったのだろうか・・・と思う。おもしろかったけどね。原作はもっと面白かった、と思う。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    7月7日~14日 このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    比較的評価が高いようだが、映画化するまでの作品だったのか個人的には疑問を感じる。おそらく、大阪国民が約束を守り、大阪が全面停止するところが、一番の醍醐味でまたそこを映像化することが映画にとっても衝撃の部分だったのだろう。だが、残念ながら東日本大震災によって、東日本全域がリアルに全面停止したことを、つい最近多くの人が経験しているので、本来衝撃の部分が、全く凄くなくってしまったのもあるだろう。まぁ、読むべき面白さはその部分だけではない人間的な部分もあるのだが。。全体的には可もなく不可もなく。

    0
    投稿日: 2011.07.14
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    大阪が全停止する…誰も知らない、大阪国の存在。会計検査院の松平・鳥居・ゲーンズブールがその謎を解き明かしていくが、その謎の解決に向けて大阪国が動き、プリンセスが動き… 映画はまだ観れていないのだけれど、原作は非常に面白かった。 細かい描写があって、頭の中でイメージしながら読み進められました。 松平のモナカアイスを食べるシーンで毎回アイス食べてぇ!と思わされました。 映画も観たいです。

    0
    投稿日: 2011.07.13
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    とても読みやすかった。 というのが第一印象です。話の展開がちょうどいいくらいのスピードで進んでいくのですぐに読み終わってしまいました。 タイトルが「プリンセス・トヨトミ」に対して、内容は男のロマン・・・とまでは、いかないものの男同士のアツイ思いが詰まった話です。男同士といっても友情ものではなく、男親と息子のアツイ思いがいっぱいに詰まっています。 そんな男を見て、女は「もう、しょうがないわね。だまって見ててあげる。」と話の表面にはほとんど出てきません。 けど、根底に女性の「男ってヤツはしょうがないヤツらだ」みないな感情がないと成り立たないお話でもあります。 タイトルにある「プリンセス」も話の中心にいますが、本人は最初から最後まで自分が中心にいることは気付かず終わります。いずれ彼女も真実を知り、けど「知らないフリをしてあげている。」となるのかもしれないけれど・・・男達は彼女が何一つ知らないことを前提に常に脅威から守っているのです。 お互いの思いが微妙にかみ合いそうでかみ合わない・・・最初から最後までずっとこんな調子です。 私は女なので知ってて知らないふりをしないといけないのですけどね。

    0
    投稿日: 2011.07.13
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    面白かった。映画はつまらないらしいけど… 次の展開が気になるストーリー仕立てで吸い込まれてしまいそうだった。

    0
    投稿日: 2011.07.13
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    後半まで、なんでこの小説おもしろいんかなぁ~て思いながら読んでた。ほんとに最後の方になって、ホロっとくる感じ、なるほどぉ~って感じになった。。。って事で、結構おもしろかったかな。。。

    3
    投稿日: 2011.07.13
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    粗筋(アマゾンから引用) このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。

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    投稿日: 2011.07.12
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    万城目さんの作品ははじめて読みました。 壮大な設定のなかに人間っぽさがあふれてる作品ですね。 あをによし(TVは観た)もある意味その類でしたね。 この3人のコンビいいですね。 鳥居と旭のかけあいも…

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    ドラマをきっかけに鹿男にハマったので、これも読んでみた。やっぱり好きだ。歴史ファンタジー。あと、私は元関西人なので、関西弁がナチュラルで読みやすい。著者の大阪への愛を感じる。

    0
    投稿日: 2011.07.12
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    読了。万城目さんご本人はあとがきにかえてエッセイの中で、「私なりのふるさとを書いている、ということらしい。」と結ばれている。    が、私の深読み感想は・・・・・・親父を家長として 古来続いてきた家族一家のあり様・・・・を行間に込めていると思う(これは決っして封建的なこととしてでなく)。 OJOとは。大阪国の存在とは。大阪国議事堂とは。合図とは。四百年間続けてきたこととは。 なぜ私がそう深読みするかは、第五章にまで読み進めてほしい。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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     大阪がもし国だったとしたら・・・そんな事があったら面白い!! 風景描写がとても精密で、実際にある場所をもとに描かれているだけあります。ミステリー要素も抜群です。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    細かい大阪の街の描写はデコ盛りチックでお腹いっぱいになったけれど、ストーリー全体が最後までしっかりと引っ張っていったので楽しく読めた。 いや~、本当にあるかもね、大阪国。。。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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    「どれほど弁が立とうと、知識があろうと、ウソをついている人間は所詮弱い。世の中で最も強いのは、正直に行動する人間である。」

    0
    投稿日: 2011.07.10
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    話が面白くなるまでに時間がかかったな。大阪に馴染みがあったらもっと面白く感じられるんじゃないかなぁ。ラストは好き

    0
    投稿日: 2011.07.10
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    ふぅ。大阪が全停止するまで読み進めるのが辛かった。 特に中学生のいじめ話は必要以上に長かったな。 蜂須賀組は必要要素だったのか…? でも、大阪城での公開討論は白熱した良い場面だと思う。 いくらなんでも、100万の大衆の前で発砲はやり過ぎだけど。 大阪に住んでいたころ、浜寺公園で遊んだことがあったはずだったのに、 その駅舎の記憶がまるでない。 今なら辰野金吾の建築を思う存分に堪能できるのに。 聖地巡りしたーい。

    0
    投稿日: 2011.07.09
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    映画の予告編を見たイメージとは違ったかな。 ぶっ飛んだ設定に入り込むことができなかった。文章は面白いんだけどね。

    0
    投稿日: 2011.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    豊臣秀吉の末裔が現在まで生き継がれ、その存在を大阪の男達が守ってる「大坂国」を、会計検査院がその存在の謎を解き明かすってお話 詳細に大阪の街が描写されていて、実際に行ってこの目で確かめたい気持ちになりました 人物設定ととても面白く、真田大輔のセーラー服姿を一生懸命想像しながら読んでいました 要所要所で伏線が張られていて、ストーリーが繋がるごとに「ほぉっ」と何度ため息をついたことか 太閤でお好み焼き食べたい……

    0
    投稿日: 2011.07.09
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    読んでいる途中、話がどう転がっていくのか全く読めなかった!帯にもある大阪全停止へのくだりは非常におもしろかったです。これは映像化したくなるわと。ただ私は女性なので、父と息子のロマンみたいなのは本当にそんなに固いものなのか?と疑問に思いましたが、全体としてとても良きエンタメ小説でした。

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    面白くなるまで時間かかる。文章は面白いし奇想天外だけど、なんかあっけなく終わっちゃったかんじ。。茶子がもっと出てもいいのにと思った。

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    面白かった!大阪国の設定はともかく奇想天外だけれど、歴史を絡めた壮大さや表現で引きこまれ、感動すら覚えました。 父と子のつながりを感じさせる温かさも良かったな。

    0
    投稿日: 2011.07.08
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    大阪を舞台にした大掛かりなエンターテイメント作品。 結末にもやもやした感情を抱いてしまいながらも、大規模な組織が守ってきたものやその役割も少しはわかる気がする。 フィクションという小説の醍醐味を活かして、絆や繋がりの大切さを見せられた。

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    投稿日: 2011.07.07
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    会計検査院と言う日本における三権から独立した期間とこれまた日本とはある意味独立した大阪国との話し。なんか淡々と話が進むので、あまり印象に残らないっていうのが正直な感想。 そもそも明治時代の政府と結んだ条約って?なんか現実離れしすぎじゃないの?と思いもしたが、大阪国へ続く道を父親と二人で歩くことに意味があると言う表現に、なんだか妙な説得力を感じてしまった。

    0
    投稿日: 2011.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

     国の税金が的確に使用されているか調査、報告する組織である会計調査院の職員が、大阪国という独立国家の謎を解明していく。奇想展開な話である。  大阪城を中心として、商店街やオフィスビルで働く人々は、大阪城の異変を知ると大人の男だけが大阪城に集まる。それだけが、大阪国が存在する理由であり、その組織がOJOであった。なぜそのような組織があるのか、実態は不明である。また、調査は通常3年に1度行われるはずが、30年以上行われていないのか、それも不明であった。奇抜な話ではあるが、それ以外は、大阪の町に暮らす人々が淡々と描かれている。  なぜ、人気があるのか分からないが、万城目ワールドなどとテレビで報道されているところからすると、熱狂的な読者を生んでいるようである。年齢は若いが、本の作りは丁寧で緻密である。  また、人物像がしっかりしていて、とてもユーモアを感じることが出来る。調査院のエリート、松平、インクの臭いを嗅ぐとお腹が緩くなる、鳥居、フランス人とのハーフで、才色兼備の旭・ゲーンズブール。  特に鳥居は、コミカルなキャラクターで、先輩風を吹かせて、ゲーンズブールに自信たっぷりに対応するが、ことごとく裏目に出てしまう。容姿も背が低く、太く、大食いであり、検査員として、ほとんど役に立ったことがない。けれど、どこか憎めないキャラクターになっているところが魅力である。 ◇購入

    0
    投稿日: 2011.07.06
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    突然、読書モードがオフになって、おもしろかったけど時間がかかった。 アイスとお好み焼きが食べたい。

    0
    投稿日: 2011.07.06
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    うーん…売れて、映画化もされたんなら、しょうがないですけど… 大風呂敷を広げたわりには、動機付けとか伏線回収とか、いろいろ消化不良な感じで、なんともすっきりせず。 大輔の立ち位置(性同一障害というキャラの意味合い?)も、あんまり良くわからないまま… あとは、個人的に。中途半端な歴史知識のせいで、ゲーンズブールさんの元ネタがわかったのが、読了後でした。あさひ…ああ、素直に考えれば、そうですよね。

    1
    投稿日: 2011.07.06
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    久しぶりに小説を読みました。 途中までは謎めいた内容で、いろいろな所に伏線が張られていて楽しく読めた。しかし、終盤の盛り上がってしかるべきくだりで、ややトーンダウンしたように思う。 個人的に大どんでん返しの内容が好きだからそう思うのかも。 とはいえ、大阪のことをよく知る人間として地名や文化などの描かれ方が楽しく感じられる本だった。

    0
    投稿日: 2011.07.05
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    万城目ワールド全開。 ありえっこない空想世界でも「現実にあるかもしれない」そんな物語! 大阪国の大切なものをまり続ける「強い意思」 そうした意思は「現実の大阪」には あるんじゃないかな! 私は 大阪はよく知らないけれど 憧れの街 東京に10年住んだけれど異国「大阪国」にあこがれている いつか 住んでみたい 独特の文化・歴史・伝統を重んじる関西・大阪の隠れた姿を現しているようである これも オススメの1冊にしたい

    3
    投稿日: 2011.07.04
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    万城目学作品はすごく好き。 今回も奇妙奇天烈。 会計検査院、という機関を登場させたこと、この物語では重要じゃないかなぁ・・・と個人的には思う。 鬼の松平、は実写化の影響で完全に堤真一さんで私の中では展開されてしまった。 (映画はまだみてないのに。)

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    前半はすごくよかった。後半だれたイメージ。 キャラクターは立ってていいな。私ががすっと名前を覚えれるのは珍しい。ホルモーも鹿もだけど、万城目学のキャラクターすき。 映画の番宣見て読んだのだけど、旭が綾瀬はるかなのかな?だとすると、綾瀬はるか大好きだけどイメージが違うな。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    初めてこの作者の本を読んで 中吊りの広告などで「万城目ワールド」と 銘打たれている理由がわかった気がした。 独自の世界観は好みがわかれるだろう。 私はラストを除けば、いいと思う。 展開のテンポの良さとか、登場人物の配置とか オリジナリティあふれる筋書きとか。 でも、ラストが・・・。 でも、これはファンタジー? だとすると 自分がどこまでその世界観にひたれるかで おもしろさが変わる気がする。 何度か、試されているのか?と思った。 もし自分が大阪の地理に詳しく 男性だったら もう少し感情移入ができたのだろうか。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    結局、大阪城に集まったのは、検査院に大阪国の結束力を証明するため、というので良いのかな?映画も見てみたい。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    読後、爽快感と温もりで胸が一杯に。鬼の松平率いる会計検査院チーム3名VSたまたま順番で回ってきた「大阪国総理大臣」真田率いる大阪国200万人。目に見えずともしっかり繋がっている“絆”。大阪行きたーい!

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    大阪に暮らして4年目 だからこそ、この物語、 ほんとにありえそうで怖い。 というか、あったかい。 人情っていいなぁ。

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    投稿日: 2011.07.02
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    鴨川ホルモー・鹿男あをによし・かのこちゃんとマドレーヌ夫人・ ホルモー六景に続いて万城目学作品を読むのは5作品目。 これまでの作品を読んで万城目学作品の面白いところは 少しずつ引きつけて引きつけて話を展開していって おいしいところでゾワゾワっと胸がすくような緊張感を感じさせてくれる ジェットコースターみたいな所かなって勝手に思ってたけど、 この作品もやっぱりおいしいところまでの持って行き方が最高だった。 二つの話が交互に展開されてやがて混じり合う、このやり方いいな。 ご都合主義的っていうか、強引かなーって思ったけど、 誰も思いつくわけのないようなアイディアが凄い。 そりゃ映画化もされるよ。

    0
    投稿日: 2011.07.02
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    出張前に購入。最初は展開がよくわからなかったが徐々に引き込まれて行きました。映画見なくても良いかも。

    0
    投稿日: 2011.07.02
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    「プリンセス・トヨトミ」(万城目 学)読み終わりました。なんかさー、大阪の女の人っていいよなあ。知り合いに大阪の女の人はひとりもいないけど、家でたこ焼きとか焼いて、「なんでやねん!」とか言っちゃってさあ、きっと「あっちこっち丁稚」とか観ててさあ(イメージ)。なんか違うぞ。(笑)

    0
    投稿日: 2011.07.02
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    最高に面白かった。映画観た後で読んだというのもあったけど、映画とは違う展開でそれもまたぐっときた。 大阪城いくどっ!

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    投稿日: 2011.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画化されたと言う事からこの作品の存在を知った。 完全に時代劇だと思ってたけど、違った(^_^; 会計監査院の話かと思いきや、 中学生の話だったり、 父と息子の話かと思いきや、 母と娘の話だったり、 物語の中心軸がなんなのか、何を描きたかったのか、私にはつかめなかった。 大阪国の話は、なんか子供の妄想の延長みたいだなーって思ったら、 後書きエッセイに作者の子供時代の話があって本当に妄想の世界だった(笑)

    0
    投稿日: 2011.07.01
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    映画化されてからの読書。登場人物のキャラクターがあまりに普通にはいなさそうな人たちでちょっと感情移入は出来にくかったけど、 日常とファンタジーがありえないシンクロを繰り広げる部分が、小説的で面白いなと思った。いつもよりちょっと読むのに時間がかかったかな。豊臣家の歴史と大阪文化をあまり知らなかったからだと思うけど。

    0
    投稿日: 2011.06.30
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    嫁が先に読了。ワシの好みではないと指摘。どれどれ・・・うーん、その通り。映画化もされてたくさん読まれているようだが、ワシの嗜好に合わず。

    0
    投稿日: 2011.06.30
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    大阪国が立ち上がる、大阪完全停止、という謳い文句から、ものすごいことが起こるかと思いきや、そうでもなくて、個人的にはイマイチ。そうなった経緯と、和解方法がイマイチだったのだろうか。もう少しハラハラがあっても良かった。 登場人物の名前が微妙に豊臣に関係あるっぽいのは、気のせいじゃないよね

    0
    投稿日: 2011.06.30
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    なんて大阪愛にあふれているんだろう――読み終えた印象はそれに尽きる。 荒唐無稽な語だ。それも、バカバカしいほどに。大阪城の成り立ちをそれっぽく語っても、大阪の街の風景を持ち出しても、現実味はまったくわかない。「まったく感情移入できない」という人がいるのもわかる気がする。では、なぜ私はこの物語を結構面白く読めたのか。その根っこには「まあ、大阪らしいね(苦笑)」という感覚があったからだと思う。 私は東京育ち。ただし、両親をはじめとした親戚一同がことごとく大阪・京都あたりの出身で、そのため、家では関西弁が標準語という環境で育った。夏休みは、20日近くかけて関西の親戚をまわる。自然、大阪在住の友達も増える。 そんな中で、しばしば大阪的気質――恐れを知らず言い切れば、陽気で案外皮肉屋、京都への距離感と東京への対抗心から我が道を貫くマイペースな質――を感じてきた。これは東西問わず、テレビなどで繰り返し再生される大阪人への固定観念――大阪人は必ず値切るとか、おばちゃんが派手だとか――とは少し違う。もっと愛すべきもので、はるか昔から、大阪という土地を、文化を下支えしてきた「ノリ」みたいなものだと思っている。 その大阪のノリを持って読むと、この荒唐無稽な話は非常に受け入れやすいのだ。忠誠心ではなく「これは、あまりにかわいそうじゃないか」という思い、「なにわの空を見あげたのち、にやにやしたくなる思いを抑えながら、彼方にそびえる大阪城に朝のあいさつを送る」気持ちが、この壮大な秘密の始まりというのはうなずけるし、「合図」が出されてから人々が集まる下りは軽妙で、それこそニヤニヤしながら読んでしまう。 つまり、この話は緻密なエピソードの積み重ねとか、細かな心理描写ではなく、「大阪ってこういうとこあるよね」「こういう大阪が好き」という作者の大阪(気質に対する)愛で半ば強引に展開されている。そして、(大阪出身か否かにかかわらず)その愛を理解し、「あはは」と軽く笑える読者が楽しめる小説なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.06.30
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    奇想天外すぎて、イマイチのめり込み感が少なかったのは、私がファンタジー嫌いだからか、はたまた大阪とは無関係な人間だからか。 そこに眠る400年の思い、というのは分かる。 父子のつながり、というのも分かる。 でも、その内容と、年間5億、という金額がどうしたって結びつかないではないか。それもよりによって、「透明性」と「公正競争」ばかりが求められるこの時代に。 私だって、100%透明性と公正競争万歳!って叫ぶつもりはないけど、それにしたって、お金を使う理由として、やっぱりもう少しちゃんとした理由があってしかるべきじゃないか、と思う。 真面目なんだな、アタシ。 そして、それよりもっと気に食わないのは、この話が男と男のヒミツでできているということ。何が父子だよ、父娘だっていいじゃないか。 と憤慨して途中で読み終わらなくてよかった。最後の最後に、結局女子は男子より上を行っていることが実証できたから。 だから、おまけのおまけで、星3つをくれてやろう。大らかな女子の懐を見せつける為に。

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    エムに借りる。絶賛。お勧め。 広げ切った伏線をどうやって回収する?と思ったら そんなやり方で。そんなんでいいんですか。ああくやしい。 森見より出来ない人だと思っていました、ごめんなさい。

    0
    投稿日: 2011.06.29
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    最近映画化された作品を読んでみました。 発想はなかなか面白いけれど、あんまり話に入り込めなかった 何故か鳥居に対して無性に腹が立つ(笑)

    0
    投稿日: 2011.06.28
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    大河ドラマの影響か?とても読みたくて手にしたけど全く歴史的読物ではなかった。大阪のトヨトミへの思いとストーリーの発想がいかにも大阪らしい。そして、本当にあるかも・・・と感じる楽しさは、まさに大阪らしい。

    1
    投稿日: 2011.06.28
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    もうちょっと歴史的な話なのかと思っていましたが、そういうわけでもなかった。 設定は奇抜でおもしろいアイディアだと思うのですが・・・オモシロ!と思うひととなんでやねん?と思うひとにわかれるのではないかなー。 ひょっとすると、男性が読むとおもしろいのかな? 大輔くんもちょっとわからないし、茶子ちゃんもわからないなー。しいていえば、鳥居さんが一番おもしろい。映画化されることを前提とした人物設定なのでしょうか? 大阪出身ですが、地名は必ずしもメジャーなところばかりではなく、いまいちぴんとこない・・・と思いました。うーむ。期待しすぎたせいかも。ゴメンなさい。

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    壮大な規模で存在する壮大な秘密。そこに父子の、母子のかけがえのないつながりという背景が見えたときは、ぞわぞわっとした。 リアルじゃない。 でも、そんな不思議がどこかにあるかもしれない、あってもいいかもな〜とか思ったり。 ただ、万城目氏作品の中では、かのこちゃんとマドレーヌ婦人が私的に不動の第一位!

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    面白かった。 ちょうど読んでる最中に大阪に行ったが、大阪城に行けなかった。 物語としてはなんだ、たいした話じゃないなと思っても話の進み具合がよかった。 ただ、関西人のウチとソトの雰囲気があって関東人である私には読んでる最中ちょっと疎外感を感じた。

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    場面転換が多くて結末に向かって終息していく面白さはあるけど、感情移入しずらく。年齢的に松平視点が中心ならもっと共感できたかなあ。

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    プリンセス・トヨトミ 文庫版で読みました!! 万城目学さんワールド全開でした。 主役3人のキャラクターとか会話もめっちゃイイ感じ。 映画版では綾瀬はるかちゃんの役が・・・ えっ、あの人!?というサプライズもあるので ぜひ見に行かねばと思いまーす♪

    0
    投稿日: 2011.06.27
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    まさに大阪好き、太閤さん好きの人のための小説。 大阪は何か結束力ありそうだもんね。 前半は魅力あるキャラと空堀商店街の雰囲気で楽しいが、その後の展開がいまひとつ迫力に欠ける。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    映画化で話題になってたので読んでみました。 ストーリーについては映画の宣伝などで知ってる人も多いので割愛。 悪くはないんだけど少し期待しすぎた感が否めません。 ストーリーが予想してたのと全然違いました。 あまりにも非現実で盛り上がりにもかける。 それに500ページもあるので途中で中だるみします。 でも細かい設定は凄いと感じました。 特に登場人物の名前がほとんど豊臣側の武将の名前を使ってるところにこだわりを感じました。 あと会計検査員の3人はそれぞれキャラが立ってたと思います。 舞台が大阪で情景描写が細かいので大阪在住の人は身近に感じられて楽しめるかもしれませんね。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    正直なところ、私が大阪在住じゃなくて 歴史好きじゃなかったら、手にとって読むことがなかった本。 どうも、この作者はアンチ徳川だということをにおわせている。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    5月31日の木曜日、午後4時。 突如として大阪府で一切の営業活動、商業活動がいっせいに停止した。 常にアイス片手に眉間に皺を寄せ、左手で頭を撫でるクセの「鬼の松平」を筆頭に会計検査院の調査官3人が実地検査のため訪れた大阪で見たものとは。 謎の団体「社団法人OJO」とは果たして。 空堀中学校に通う、小さい頃から女の子になることが夢だった大輔とその幼馴染の茶子とは。 大阪国とは・・・? それぞれの思惑と誤解が交錯したとき、長く閉ざされていた歴史の扉が開かれる。 流行の「日本史好き」向けだけの内容ではベストセラーにはならないでしょう。 読み進めると、もちろん会計検査という普段聞き馴染みのない職業の専門的な内容も出てきますが ストーリーの流れに沿ってわかりやすく完結な印象。 ただ、ちょっと途中で中だるみ。 もっとタイトルの プリンセス・トヨトミ に絡めて間間にひっかかるインパクトが欲しかった。。。 そこには親子愛もあり、各々の心の成長や、今は遠き心の傷からの解放なども描かれています。 何度か旅行で大阪へまいりましたが、私的な感想は 「ここは外国か」と。 独特の空気のある大阪。 みんな冗談にしながらも真剣に活気があるところといいますか。 なぜ外国と感じたのかは、こんな歴史があったからか・・・と思わず思い込んでしまう程。 こんな歴史があってでの大阪かもしれない。 そう思わされた大阪出身の万城目さんの一冊。

    0
    投稿日: 2011.06.26
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    今映画で絶賛上映中のプリンセス・トヨトミです。 万城目学は、『鹿男あおによし』とか『鴨川モルホー』とかでお馴染みになってしまいました。やっぱり面白いですねぇ。。。 で、今回の『プリンセス・トヨトミ』。これは『鹿男』や『鴨川』よりも上手くなってるかな?って思いました。 でも相変わらず無茶苦茶な設定をまじめに書き込んでいくところは変わりはないですね。 ストーリーは映画でお馴染みなので割愛します。 話に出てくる場所の大阪各地は、作者のお馴染みの場所ってコトで、かなりリアルなようです。でも、私は残念ながら大阪には馴染みがないので、ここの部分は楽しめませんでした。ホント残念です。 登場人物のネーミングはかなり凝っております。 大阪国側の人間はみんな豊臣側の武将の名前で統一されております。会計検査院のひとりは鳥居っていう名前ってのも笑えます。 そういえば、原作と映画は結構違いがあるらしく、キセキの鳥居は原作ではぽっちゃり系のおじさん、映画ではきれいなお姉さんってコトで、かなり印象が違うようです。 でも最後の大阪国首相の演説は、かなり泣かせるってコトは同じなようですね。 何でこんなコトをしているのか…?かなり感動させる理由でした。 かなりいいかんじのお話でした。 これからもいっぱい良い作品を書いて欲しいです。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    初めはなんかよく分からない話であったが、結局大阪国の招集がきちんとされたかがほやんとわかるような、わからないはなしであったけど、ほのぼの話ということでふーんという感じで終わった。 途中の展開は面白いが最後がなんか、ちょっとはあ〜〜と結末ね。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    設定は良く考えてるなぁと。 たまたま東京に行ってて、合庁7号館のカフェで読んでたらそのビルが出てきてちょっとびっくり。 あとで考えたら、会検入ってるんだし、何の不思議もないわけだけど。 気楽に読めました。

    0
    投稿日: 2011.06.25
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    遅まきながら読みましたf^_^;) 面白いデスね。映画はまだ見てませんが、旭を誰がやっているのでしょうかね⁇ けっこうキモですが^^;

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    投稿日: 2011.06.23
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    大阪全停止とか、ものすごい戦いがはじまるのかと思っていたが、そうではなかった。結局は、父から子へ受け継がれていくもの、それを知らぬふりして見守っている女たちの絆の話だった。四分の三あたりまで、なにやらいらぬ説明などもいちいちあって読みにくかったが、残り四分の一で綺麗なラストへと持っていっている。大輔が幸せな女の子の生活ができることを願ってやまない。 しかし、実際に大阪国があって、年間5億円の税金が使われているならば、橋本知事はどうするだろうか。

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    投稿日: 2011.06.23
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    著者の著作を初めて読みました。 読み進むと、まるで映画を見ているような情景描写に、あっという間に読了。 この原作をどのくらい再現できたのか? 映画も見たくなりました。

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    投稿日: 2011.06.22
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    今映画が公開中で気になったので読んでみました。 大阪機能停止___。 このフレーズにも惹かれました。 でも正直期待はずれだったかなぁと。 この話が面白くなるのは中盤以降。 中盤にやっとこの話のキーワードである「大阪国」という単語がでてきます。 それまではほとんど伏線だったり、説明だったりで読んでてて結構退屈です。 続きは↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-entry-160.html

    0
    投稿日: 2011.06.22
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    初万城目作品。 文章の書き方を新鮮に感じた。章の最後に一番の盛り上げポイントを持ってくる構成が久しぶりって意味で。なんなんだこの違和感は…!っと先が気になる文章でした。 大阪国の背景とか、大阪全停止のギミックも面白い!大阪国を成り立たせているものも胸が熱くなる。 事故的に事件がおきてしまうのが残念と言えば残念。登場人物の意図的な活躍、陰謀とかそれを阻止するとかそうゆう明確で激しいやりとりを期待してしまうと少し肩透かし。しかしその分淡々と事が進む凄みと不気味さを楽しめた。

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    投稿日: 2011.06.21
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    話は、会計検査院の三人でスタート。 まぁ、会計検査院という組織を正直この本で初めて知ったのですが・・・ しかし、現在、映画公開中の為、読み進めながら登場人物のイメージをするのが楽だったのが、嬉しいところ。 また、舞台は大阪。 よく耳にする地名が登場し、細かな情景が書かれている箇所に限っては、すぐさまストーリービューで確認。これまた想像が膨らみました。 話は、フィクション。…のはずですが、なんだか本当に大阪国があるような気がしてならなくなってきます。 その大阪国が存在する理由がある意味不明。 ただ、秘密を共有している者同士の絆は深くなるんだなぁと、再認識。 それにしても、本当におもしろいお話。 お笑いに対して真面目に真摯に向き合う大阪でないと、成り立たない話なような気がしました。 大阪という土地柄をすごく知る事ができる一冊でもあると思います。

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    投稿日: 2011.06.21
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    いつ頃か詳しいことは忘れましたが6/21時点で読了 人気の作家さんですが大阪に馴染みのあるひとはいいかも 主人公と幼なじみなんですがなんとなく感情移入しづらいし男たちの荒唐無稽さには笑いましたがなんだかなーってのが感想です

    0
    投稿日: 2011.06.21