
総合評価
(403件)| 84 | ||
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powered by ブクログさすが直木賞作品だけあって、うん テンポも良くて読みやすい。 男にたよれない女と 離婚ばっかりする女と 家出の少年との奇妙な同居生活。 海老嫌いの男・その男がすきなゲイetc 脇役のキャラも好きです。 ラストは唯川先生らしく やっぱり女は強いって感じですが 読んでて こんな人生も悪くないと思えるのは流石です。
0投稿日: 2008.11.12
powered by ブクログ欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは―。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
0投稿日: 2008.10.20
powered by ブクログ直木賞受賞作。でも、とても唯川さんっぽい作品だな、と。 るり子は最初大嫌いだったけど、途中からいいなぁと思ってきた。萌も。なんだかんだいって、この2人を好きになっていた。ラストはちょっとびっくりしたな。 でも、彼女たちと同い年なはずなのに、彼女たちはなぜあんなに大人なのだろう…(泣) そして、解説。うまいなぁと思ったら、江國香織さんでしたか。唯川さんの筆は梨の筆。うまいなぁ…
0投稿日: 2008.10.19
powered by ブクログ正反対の性格の女性二人を描いたものですが、うーん、なぜ直木賞?という感は否めません。悪くはないんだけど。
0投稿日: 2008.09.13
powered by ブクログ読み終わった後は気持ちがすっきり。 アタシにはるり子のような生き方がうらやましいと思いますね。
0投稿日: 2008.08.07
powered by ブクログ唯川恵の肩ごしの恋人を読みました。連載時の題名はシュガーコートという題名だったそうで、女性二人を中心とした甘い物語でした。5歳のときからの幼なじみの、女性の魅力を武器にしている女性と、仕事に没頭する女性の二人のそれぞれの出来事をサクサクとクッキーのような歯ごたえで描いた物語でした。ちょっと疲れているときに甘いものがほしくなる、そんなときにおすすめの小説でした。konnok的にはちょっと甘すぎて、糖分の取りすぎに注意、と感じてしまいましたが。
0投稿日: 2008.07.29
powered by ブクログTVドラマ化されるずっと前に読みました。 最後まで読めば、 「肩ごし」の意味がわかります。 萌とるり子という、恋愛に対する向き合い方が180度ちがう女性を様々な仕掛けで描きながらも、読者に「どちらの言い分もわかる」と思わせてしまう、まとめかたがすごい。 女もこの微妙な年頃になると色々あって…、だけど、その肩にのしかかる重荷をさらっと書いている。 一見非現実的・非日常的な人間関係や出来事からストーリーが構成されているのに読み手に嘘臭さを感じさせない運び方も上手い。 自分の人生にどんなに貪欲でも全く罪悪感を持たないるり子の姿勢も嫌いじゃないです。 ドラマで米倉涼子さんが萌の歯がゆさと潔さを清々しく演じてたな、とも思いました。
0投稿日: 2008.07.03
powered by ブクログとことんワガママに、自由奔放に、己の幸せだけを追及するるり子と、男に頼らず、恋愛にもはまることなく生きていく萌。 対照的なふたりだけど、どちらも好感がもてたし、共感する部分があった。 私はどっちにも当てはまりきらないけど、自分に正直に生きることは大切だと思った。
0投稿日: 2008.07.02
powered by ブクログhttp://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-73.html
0投稿日: 2008.05.26
powered by ブクログ単なる恋愛話だと思ってたのでなかなか手が届かなかった1冊ですが・・・ 読んでみたら全然違うじゃん! 私はるり子のほうが好き♪ でもこんな友達がいたら人生楽しいだろうなぁ〜
0投稿日: 2008.05.03
powered by ブクログ私のきらいなドラマ化されちゃったパターン。 断然!小説で読んだ方が良い。 唯川恵の直木賞受賞作。 大人の恋を書かせたら、やっぱ山田詠美と唯川恵は神だ。
0投稿日: 2008.04.21
powered by ブクログ登場人物が皆とても魅力的です。 その中でもとりわけ「るり子」という女性が印象的でした。 女は男にちやほやされてなんぼ、理想の相手にめぐり合うためどんな手も使いますが 隣の芝生は青く見えるもので、友達の彼氏をとる事なんてしばしば。 自信家でわがまま、まぁ典型的「嫌な女」です。 しかしこの女性なぜか憎めない。 自分に絶対的な自信を持つために、道を曲げる事がなく 清々しさを感じるほどです。 その道というのも上に書いたような「女の幸せ」を求める事ですが。 読みやすく、すぐに読めるし面白いのでオススメです。
0投稿日: 2008.04.12
powered by ブクログ出だしからしばらくは【!?】 コラ(゚Д゚)るり子 いいかげんにしろ(゚Д゚)と イライラな感じでスタート・・・ しかし最後まで読むと、るり子は恋人としては絶対にやだけど、人として好きになっちゃいそう。 萌もいい味出してるし、萌とるり子の関係も何だかほほえましくなってきちゃう(゚Д゚) もっとも盛り上がったシーンは、 るり子が崇やリョウに「人を好きになるのにそんなこと何の関係があるの?」 といい放つシーン(゚Д゚) 何ていいこと言うの?るり子さん? ただのアッパラピーじゃなかったんだね。 面白かった。
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ読み始めは、るり子という女が嫌すぎてイライラしてたけど・・次第にるり子のほうが好感を持てる、しかも尊敬できるキャラクターに。そもそもお軽い恋愛小説かと思っていたんです。すみません。スッキリサッパリと納得がいく読後感が良い結末を迎えました。なんでこの女たちは「親友」やってんの?20代後半にもなれば、そんなに世界が違えばもう縁も切れちゃうでしょ、とか思ったのに・・。何がよかったって、二人の女性を好きになれたのが大きいと思う。二人とも自分を持って、風を肩で切るように生きているからかなー。うちもそんなふうに25歳以後を生きたいものですっ・・!!
0投稿日: 2008.03.18
powered by ブクログ久々にまいりました。直木賞作品だが、たかがトレンドな女性用小説とたかをくくっていましたが、完全にノックアウト。女性同士の友情、結婚、不倫、離婚、シングルマザー、ホモ、キャリアーウーマン、専業主婦、セックス、バイト、年下とのつばめ生活、家出…。よくもこれだけ多くの内容をうまく凝集できたもんだと感心。しかも内容は決してじめじめしてなくてからっとしており、読後にも爽快感が。唯川恵、恐るべし。
0投稿日: 2008.03.16
powered by ブクログ唯川恵の直木賞受賞作。2人の女性が、変わったり変わらなかったりしながら日々を過ごすことをつづっています。(人間失格の後だったということもあって)とっても読みやすくてあっという間に読み終わりました。 これを読んでいる間、どうして人は小説を読むのだろうなと考えました。知識を増やすという新書とは違います。たぶん、小説によって疑似体験をしたいのかなと思いました。人は自分の一生しか経験できないし、人の話を聞くにも限度があります。しかし人の好奇心はそんなものでは満足せず、小説(ドラマとかもかな)で違う生活を疑似体験したいのかなと思いました。
0投稿日: 2008.03.11
powered by ブクログ題名『肩ごしの恋人』に惹かれて読んだ本です。でも中身は、そんなさっぱりしたものでもなかったね。これ読んで暫くして、ドラマ化されたね。時期的にピッタシだったよ。あと、萌役の高岡早紀はピッタシだったね。でも、個人的には違う人を使って欲しかった〜。ドラマのラストってどうだったけ?忘れた〜
0投稿日: 2008.03.07
powered by ブクログおもしろかった!テンポよく話も進んでいってた。ラストが予想できなかったのもよかった。恋愛時代という本を思い出した。 あれは男性目線からの描写もあったっけ。。
0投稿日: 2008.02.11
powered by ブクログ今自分に空いている穴に水を注ぎ込まれるような気分になった。こういう小説はめったに読まないのだけど、うまく落とすところに落とすものだなぁと思う。でもなんか気に食わないなぁ・・・男は結局バカで単純みたいな前提で書いてあるのが・・・そういう小説だとわかってはいるのだけれど。
0投稿日: 2008.02.01
powered by ブクログドラマを見てから読んでみた。すべての男が自分に関心がないと気に食わないような恋愛至上主義のるりことそんなるり子には共感できない萌。面白かった。
0投稿日: 2008.01.27
powered by ブクログ第126回直木賞受賞作。 女って面倒だ。若くて、性欲なんかある女は特に面倒だ。こうでなければならないもの、が多すぎる。そういったものが、自分をがんじがらめにしている。たとえば、どれほど仕事ができても恋の匂いのしない女はみじめだ、ということだ。女ならいつかはパートナーを持って子供を産みたいと思うのが自然、ということだ。けれども、本当に悔しいのは、それを「関係ないわ」と笑い飛ばしてしまえない自分がいることだ。どこかで自分もそれに乗っかって、周りの女たちの生き方に乗り遅れないようにしていることだ。
0投稿日: 2007.12.30
powered by ブクログ女を武器にしたい結婚離婚3回ずつのるり子とサッパリとしているけど、どこか自分があってかわいらしい萌ー。この2人は5歳からの友人で、なぜか徹底的に対立することなく友人であり続けている。周りにホモの文ちゃん、15歳の崇くん、弱いるり子の元夫の信之さん、萌に誠意を見せた柿崎さん。 解説で江国香織さんはが唯川恵の筆は梨の筆だ、言葉が辞書の意味そのままでいtも存在する、暗いネタネタしがちな題材も水水しく残るというようなことを、書いている。 確かに、それぞれがそれぞれのまま残って、最後でも、萌は崇の子をおなかにもちながら、誰ともくっつかず、るり子もホモのリョウを好きでありながら7cmのヒールとブランドの服で身を固めて生鮮市場の倉庫に働きに行き続ける。どこもサッパリとして、気持ちのよさがある。だから、まとまってくっついて、ネバネバすることなく、最後までこの小説は進んで閉じる。
0投稿日: 2007.12.17
powered by ブクログ欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。 仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。 性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼馴染の27歳。 この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する"幸せ"のかたちとは―。 女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。 圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
0投稿日: 2007.12.15
powered by ブクログ女性向きの著者 何冊か読んでるのに、直木賞受賞作であるこの本を飛ばしていたので読んでみた この人の本は読みやすいねぇ 女性による女性のための本、ではあるんだが 少女漫画を読んでいる程度の気分で読める (逆に言えば少女漫画的お約束には目をつぶることが必要) 二人の主人公の女性、女性の武器を全面に押し出すわがままな女と我慢の聞く幼なじみの親友、その二人の友情と恋と家族を描く物語 最後の最後、エンディングの彼女たちの決断まで ある種女性が望んでも得られない自分の理想像を描いたように感じられる主人公達 一方男性のキャラクターは薄い、がそれはそれ 名作ではないが、良作たり得る一冊 しかしまぁ、女性作家はおかま(ゲイ)のキャラが好きだな…w
0投稿日: 2007.12.08
powered by ブクログ女は男に幸せにしてもらうと考えているるり子と、正反対な萌。 どちらもあまり共感できず・・・でも萌の人を好きになれない感じがなんかわかって。 すっきりしない部分もあるけど、非現実的な感じもするけど、なんかいいんです。 どこがいいとはいえないけど、なんか終わり方とか嫌いじゃない。
0投稿日: 2007.12.04
powered by ブクログドラマを見てからこちらの原作を読みました。個人的に・・・るりこがめちゃくちゃ好きです!読んでいてすっきりします。
0投稿日: 2007.11.02
powered by ブクログ対照的な2人の女たち。 自立していて何ごとにもクールでのめり込まない、のめり込めない萌。 片やるり子は、女は男に幸せにされるべき生き物だと思っている。 欲しいものは欲しいと欲望のままに生きている。 そんな彼女たちの恋愛模様がとても楽しく展開していく。 彼女たちの日常や本音に共感できる部分はたくさんあった。 彼女たちと関わる登場人物も素敵で、柿崎や崇クン、ゲイの文ちゃん、リュウにも・・・ 実際におられたら是非会いたいと思った。。 るり子とリュウの関係・・・というか会話が好き。 るり子という女性、生き方は難解な部分もあるけど、すごくカワイイ女性なのだ。 周りからどう思われようと、『コレが私の生きる道』を貫き通すカッコ良さは見習いたいと思う。 読み終わって、ふと竹内まりやの歌が浮かんだ。 そうそう♪この小説って歌にすればこんな感じ。。 『Forever Friends』のような・・ ♪…だって彼よりもっと心許している そんな仲間永遠の友だち・・ …だって彼よりうんと弱みつかまれてる 女同士永遠の友だち・・ …だって彼よりずっと古いつき合いなの そんな仲間永遠の友だち いつまでも友だち
0投稿日: 2007.09.19
powered by ブクログ萌とるり子の対比が面白い。 テンポが凄くイイ!! ドラマが結構面白く、 ところどころズキュっとくるセリフが出てくるので、 原作を読んでみました☆★ エンディングがまさかの展開で吃驚だったけど、 萌とるり子がそれぞれに魅力的で、 話の雰囲気が結構好きな1冊。
0投稿日: 2007.09.09
powered by ブクログ登場する女性がカッコいいです。 逆に男性はイマイチな感じがします。 今の時代を表しているのか、元々女性の方が強くてカッコいいのか。 読んでいて気持ちのいい歯切れの良さと、愉しいテンポの小説だと思います。
0投稿日: 2007.09.09
powered by ブクログるり子と萌。対照的に描かれているんだけど、結局本質は同じなようにも感じられた。 読み物としては、軽〜く読めてしまうものだった。 現代小説って表現がぴったりのもの。
0投稿日: 2007.09.01
powered by ブクログドラマ化されたので、読んでみた。 (昔読んだかも・・・・) こんな28歳はいそうで、いないのでは?と思った。でもみんな自分の生き方に「悩んで」いることはたしかだよね。少なからず。そのことは私も同じ。 自分よりもはや年下なので世代違いかもしれない。 独身だったら、また感じ方違ったかも。
0投稿日: 2007.08.12
powered by ブクログ鮫科の女と、その幼馴染のお話。 女ってややこしいけど、女の友情も悪くないよね。 ドラマ化される前に読みきっちゃった。
0投稿日: 2007.08.12
powered by ブクログ今まで読んだ唯川恵で一番面白かった♪♪この作品で直木賞を取ったみたいだし、ドラマ化されるだけのことはある。ドラマ見てないけど。でもこの人の限界も見えてしまったかんじ。もうあんまりこの人の作品を読む気がしません〜
0投稿日: 2007.07.31
powered by ブクログ読んだのは2回目。 ドラマをやっているのを見て、ちょうど父親の本棚で見つけたので再読。 るり子のように自分を押し通して生きられる人は強いと思うけれど、私には無理。 萌の生き方も、自分に対してストイックすぎて無理。 るり子の自分勝手すぎる意見を、でもそれも一理あると思って考え直させられてると、終盤でそれを論破されてしまう。 その2段落としというか、構成はうまいのかなと思った。
0投稿日: 2007.07.24
powered by ブクログドラマの第1回目を見てちょっと興味を持ったので、読んでみた。なかなかおもしろかったよ。同世代なだけに(…っていうか、もはや自分の方が年上ではある…)、さらりと読めて、ちょっと心にちくりとする。結末もなかなか良いまとめ方。自分は明らかに萌の側だけれども、るり子の潔さもなかなかおもしろい。…ま、でも身近にいたら嫌いになりそうだけど…。しかし、このタイトルはイマイチよくわからんなー。(2007Jul)
0投稿日: 2007.07.17
powered by ブクログこれも姉が持ってきた。話題作ですね。うん、ありげだ。goodです。でも・・なぜに直木賞????超疑問。
0投稿日: 2007.07.16
powered by ブクログ最近ドラマ化された一冊。2人の相対する性格の女性が主人公。それぞれの女としての生き方がしっかりあって、読んでいて色々勉強にもなった。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログ欲しいものは欲しい女っ気たっぷりの「るり子」と、クールで理屈ちっくな「萌」は幼馴染。そんな二人を取り巻く愛と友情の物語。 大人の男・柿崎と、はたまた育ちのいい男の子(青年)・崇も見所。
0投稿日: 2007.07.09
powered by ブクログドラマ化しましたね。早速読んでみました。今まで読んだ唯川さんの作品とはキャラが濃くなっている気がしましたが、正直これで直木賞!!?って感じでした。女の友情ってお互いを認めつつも相容れないところがあるっていう微妙なラインを描いているのは上手いと思いました。
0投稿日: 2007.07.09
powered by ブクログ初、唯川恵。女、女した文章を書く人という先入観がありましたが、違いました。重くもなく、軽くもない、心地よい重さの文章でした。登場する女性の言葉は勉強になりました。 この作品は良い意味で娯楽文学です。ところでドラマになるそうで。この本の空気感が上手く出るのか?
0投稿日: 2007.07.01
powered by ブクログ「女の本音と日常をリアルに写す」とかいてあるけど、実際は少女まんがちっくよね。 なかなか普通にはありえない展開でテンポよく進む感じでよみやすかった。 萌の気持ちに結構共感できた。 ドラマ化されるんだってね。米倉涼子と高岡早紀は無いと思うよ
0投稿日: 2007.06.23
powered by ブクログドラマ化ということで読んでみた。 女性が書く、女性が主人公の物語が苦手だ。 等身大の女性を描く…と言われても、等身大の女性ではないため、どこかウソくささを感じてしまうのだ。この物語の主人公は28歳。自分より年下の女性が、果たしてこんなにも考えているものなのだろうか? 果たしてこんなにも大人なのだろうか? そう考えると、敬遠するには十分な条件がそろってい……た。 ドラマ化で、半“強制的”に読んだのはいいキッカケだった。 この物語の主人公は2人。考え方の正反対な、しかし離れられない2人の女性。 書き方は3人称。萌は…、るり子は…、で書かれる。だが、主語以外は1人称。 どういうことか。 つまり、外枠から見ている体裁を取りながら、実は唯川氏の中に棲む2人の女性観を 描いているのだと思うのだ。 男と女。一組の男女では描ききれない女性観を、相反する女性観を描きたかったのではないか。 正直なところ、どちらの女性ともつきあいたいと思わない。だが、「その気持ち分かる」と共感してしまうのも事実。不思議な小説だ。 ・・・ただ、るり子役が高岡早紀はちょっと…。(笑) (た)
0投稿日: 2007.06.18
powered by ブクログ直木賞受賞作。 「るり子」と「萌」2人の正反対ともいえる価値観を持った女性の最後に選んだ道は意外であった。 読み終えた後に2人の選択や心の動きを考えるのがこの小説の楽しみ方であるかも知れないと思った。 「自分が今、どんな残酷な言葉を口にしているか、萌はもちろん知っていた。それでも止められなかった。飾った言葉などで誤魔化すのではなく、ちゃんと傷つけようと決めていた。そうしなければ崇は大人の男にはなれない。」印象に残った一節です。(07年6月16日)
0投稿日: 2007.06.16
powered by ブクログここに出てくる二人の女性のどちらにも私は共感できなかったけれど、前向きになれるような、ポジティブな本だった。
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログこういう女の人いるかも。腐れ縁って切れないんだよね。 年下の男子について考えている時だったのでタイムリーだった。
0投稿日: 2007.06.01
powered by ブクログ欲しいものは欲しい鮫科のるり子とクールな萌…対照的な27歳の女の本音と日常がリアルで面白い!最後は意外でした!
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログ直木賞、ということで読んでみました。 私にとって共感できたり、納得できることがなく、そのため恋愛小説という印象を受けませんでした。
0投稿日: 2007.05.13
powered by ブクログ唯川さん初めて読みました。 直木賞、ということで期待したんですけど…私は好みじゃなかったです。 ってか、まだ17だった私には楽しめなかったなぁ…。 将来ヒマな時にでも読み返してみようと思います。
0投稿日: 2007.05.01
powered by ブクログ性格も考え方も正反対だけど親友同士のるり子と萌。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する「幸せ」のかたちとは…。かなりリアル感があって、どちらにも共感できるところがある。内容は濃いのに、サッパリと一気に読めます。
0投稿日: 2007.04.18
powered by ブクログわからないようなわかるような。 白いような透明なような。 つかめるようでつかめなかったり。 だけど、なんとなく、好きになった。 幸せの価値観は人それぞれ。 他の人にとっておかしいことであっても、 それが自分の幸せだったらいいんじゃないかって思った。
0投稿日: 2007.04.09
powered by ブクログ唯川恵さんのなかでいちばん面白かった本。女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、恋にのめりこむことが怖い「萌」の性格が正反対な二人の女性の人生がとてもよかったです。特にるり子にはぞくぞくした。恋愛小説、てみられがちだけど家族の本ですねこれは。最後に妊娠しちゃったのがるり子じゃなくて萌だったのにびっくりしました。
0投稿日: 2007.04.08
powered by ブクログ対照的な二人の主人公で話が進んでいくんだけど、あまり共感できる部分が無かったような。もう少し大人になればわかるかな、と思った本。
0投稿日: 2007.03.14
powered by ブクログ唯川恵の直木賞受賞作品。 彼女の作品は全般的にさっぱりとしつこい恋愛物が多く、個人的にはあまり好きではありません。この作品に関してもわたしは飛びぬけた何かを感じ取ることができなかったのだけど、でもとても読みやすかったです。
0投稿日: 2007.03.12
powered by ブクログ唯川恵、実はあんまり好きではありません。ただ、林真理子もそうなのですが、女性が女性を見る率直な視線がリアル(両者のタイプはもちろんぜんぜん違うのですが)で、ついつい読んでしまう作家です。「肩越しの恋人」は直木賞受賞作として有名ですが、私が読んだ率直な感想は「直木賞かぁ・・・」っていうものでした。確かに彼女の作品の中ではピカイチと感じました。2人の女性の比較が基本にある物語は数多くありますが、カラっとした作風が読んでいて小気味良かったです。ストーリーは、うーん、こんなものかなって感じでしたが・・・。
0投稿日: 2007.03.09
powered by ブクログ唯川恵のみずみずしい描写に乾杯です。自分が求める「幸せ」って、なんだろうなって考えさせられるとともに、元気になれる!
0投稿日: 2007.02.23
powered by ブクログDec2006.これはなかなか面白かった。途中まではうーんという感じだったけど、性格のまったく違う、なぜ仲良いのかと思うような2人にいろいろと男性がからみというありがちな展開だけど、後味の良い結末だった。
1投稿日: 2006.12.17
powered by ブクログ自立した女は他人も自分も信じられない。女性を武器にする女は結婚、離婚を繰り返す。そんな27歳の二人の主人公と物語を紡ぐのは男子高校生、やさしい妻帯者、美しいゲイ…。等身大の女性を描く長編本格恋愛小説。第126回直木賞受賞。
0投稿日: 2006.12.11
powered by ブクログさすがの表現力 女心のせつなさを描かせたら日本一だと思います しかし、同じ女でもここまで違うものかと いろいろなひとが存在して世の中成り立ってるものだなと妙に感心してしまった
0投稿日: 2006.11.19
powered by ブクログとてもおもしろい。最初から最後まで、すぅっと楽しく読める。うまい日本酒みたいな!しかも二日酔いしないから完璧。
0投稿日: 2006.11.08
powered by ブクログ唯川恵はさらっと読めます。ドラマみたいやなぁって思うけど、ドラマにしたらもっと陳腐なものになってしまいそう。
0投稿日: 2006.10.26
powered by ブクログ性格は違えど、目標は違えど、同じ女性であり、どこか求めているものが似ているところのある二人の女性の物語。 親友というのはるり子の思い違いなのかとも思っていたが、そうでもないんですね。 オカマバー…私も行きたいな。
0投稿日: 2006.10.25
powered by ブクログなんだか一気に読んじゃいました いやぁ、るり子強いわ 正直うざいって思っちゃうようなタイプだけど、みんないいとこはあるよね でも、あれだけ正直に生きれるるり子がうらやましい。。 ってか、崇! 15歳だけど好きになっちゃいそうww 萌が子供産んで、おっきくなったら崇に言うのかな? なんだか最後はほほえましい 結構好きな小説でした☆
0投稿日: 2006.10.21
powered by ブクログ男が読むものではないのだろうか。そう思っている男が読むのも面白い。そりゃあ、ちょっと恥ずかしいが読んでみなくては。何もはじまらない。すでに。買っちゃったんだ。もう。でも本当の理由は、恋愛小説をあまり読んでこなかったのと。ちょうど登場人物の女性たちがボクらの世代の恋愛なのだと背表紙読んでわかった。ボクは同世代の女性と付き合ったことがない。買っちゃったんだ。もう。展開がくるくる早足でいい。が。こんな経験をすると、しばらく貝になりたい。るり子さんと萌さんのような関係は男から見るとちょっとありえない。るり子さんは。るり子さんのままがよい。萌さんは。もっと萌さんらしくなるといい。そう思った。
0投稿日: 2006.10.20
powered by ブクログ2年ほど前に読んだな、その時大人の女性ってこんなんかなって思ったな。今の私はその歳に近づいてる!共感してる!
0投稿日: 2006.10.07
powered by ブクログこちらはまあ、両極端!って思える女性の話。とはいえ、結局は似てるのかなって話。意外性に引き込まれたけど、自分の中には(いや、女性の中には)「るり子」も「萌」も居るって思ってしまった。
0投稿日: 2006.10.05
powered by ブクログ恋愛に関して、まったく正反対の考え方のまり子と萌。ワガママし放題、異性からは嫌われてるまり子。実は私も嫌いなタイプでした。でも、萌はそんな彼女のいい部分をちゃんと理解してて、こういう友人関係の話も良いなと思いました。
0投稿日: 2006.09.25
powered by ブクログ常に愛に翻弄されてないと生きてゆけない。我慢なんて、少しも自分を幸せにしてくれない。みんなが持っているものは、当然、欲しい。みんなが持ってないものはもっと欲しい。 るり子を最初はスゴイ女だと思った。でもなぜかどことなくうらやましい。ふと気付くと、あたしもるり子の大胆さを欲しがっていた。 結局あたしもるり子と同じようにないもの強請りをしていた。 あたしが唯川恵をスキになるキッカケとなった作品。 必ずどこか共感できるとこはあると思います。
0投稿日: 2006.09.07
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。 仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。 性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。 この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは―。 女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。 圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。 ------------------------------------------------- この人の本は、読みやすくて結構好き♪ 本書には「女には二つの種類がある」 「自分が女であることを武器にする女か」「自分が女であることを弱点に思う女か」 このふたつの女はまったく違う生き物だとw そうだろうなぁ〜って思いながら読み上げました。 ソフトな感じで読みやすかったかな?
0投稿日: 2006.09.04
powered by ブクログ唯川恵面白い!!と思ったきっかけの一冊。でも女のリアルな生活や人生がそこにあって、自分の将来もどこかに描かれてるような気がして、ちょっと怖い。
0投稿日: 2006.08.29
powered by ブクログ考え方も性格も正反対の女2人の恋と友情のお話。2人は親友。だいたいが、親友って正反対の組み合わせって多い気がする。だからこそ共感。
0投稿日: 2006.08.14
powered by ブクログ常に女でいたい!だから欲しいものは欲しい、結婚は三回目のるり子。また、るり子の幼馴染で対照的である、クールで理屈的な萌。全く正反対の二人なのになんかしっくりくる。 人それぞれに価値観があるけど、幸せとは何かということを考えさせられる。面白くてさらっと読める一冊です。
0投稿日: 2006.08.13
powered by ブクログ強引にまとめちゃうと、小説を読んだと言うよりも、TVドラマを観た感じに近い。ちなみに直木賞受賞作という肩書きは、僕には何も関係が無かった。この作品をこれから読む人には、この「直木賞受賞作」というものは邪魔だと思う。
0投稿日: 2006.08.10
powered by ブクログ全てが正反対の「るり子」と「萌」。2人が行き着く幸せの形とは??大人の女性の物語だけど、さらっと読めました◎
0投稿日: 2006.07.31
powered by ブクログ萌の気持ちが痛いほどわかる・・ 女としてるり子に憧れる。 リアルに女を表現してる作品だと思います。
0投稿日: 2006.07.19
powered by ブクログ直木賞受賞作。アダルトな内容を結構含むのに、読み終わった後なぜかとてもすっきり!極端に性格の違うふたりの女性のどっちもに愛着が持てる。会話のリズムがすごくいいので結構のめり込んだ。よくわかんないけど女っていいのかも♪
0投稿日: 2006.06.20
powered by ブクログ欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは―。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
0投稿日: 2006.06.17
powered by ブクログオモシロイ。スイスイ物語に入ってしまう。ちょうど年齢も同じだし、オンナとして生きることに少し疲れていた時だったので、ピタリとはまるものがあった。 そして気づいた。あたしはバカなオンナが嫌いなんじゃなかった。信念のあるバカは気持ちが良いってことに・・・
0投稿日: 2006.06.15
powered by ブクログ主人公は、対称的な二人の女性。 どちらかというと、私は萌タイプかなぁ。 でも、るり子の奔放な生き方にも憧れますね。 登場人物がとても魅力的で、唯川さんの作品の中では特にお気に入りです。
0投稿日: 2006.06.10
powered by ブクログ27歳の萌とるり子。15歳の崇。女の子二人のキャラクターがとてもよかった。結婚離婚を繰り返するり子の生き方・考え方には共感できないものの、他人としてはとても魅力的な存在。3人の不思議な共同生活も読んでいておもしろかった。
0投稿日: 2006.05.28
powered by ブクログ2005.6.22. あ〜ドラマにありそうな設定と登場人物。先が読めるよめる。この著者は、もっと毒のあるのが好き。るり子のような人は、巷に溢れていると思う。そして、嫌いな感じのHAPPY ENDだった。
0投稿日: 2006.05.14
powered by ブクログレビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/16483381.html
0投稿日: 2006.04.13
powered by ブクログ主人公は二人の女。美人だけど我侭に生きる女「るり子」とク−ルで理屈やの「萌」。正反対な二人は幼馴染の親友同士。 そんな二人の下にある日一人の青年が現れて・・・。 私は女性として憧れるのは「るり子」で、こんな風に生きてみたいと憧れるのは「萌」です。 二人の間を調和するような崇の存在が好きでした。
0投稿日: 2006.04.10
powered by ブクログ対照的な大人の女。 大人といっても抜けてたりするね。 ゲイ雑誌の本屋の店長が気になる・・・w 名前忘れちゃったけど(笑) 友情。恋。若さ。不倫。OL。対照的。歌舞伎町。
0投稿日: 2006.03.29
powered by ブクログ欲しい物は欲しい、と友達の恋人まで奪ってしまうるり子が最初はあまり好きじゃなかった。だけど、後半に進んでいくうちに大好きになっていた。不思議。
0投稿日: 2005.11.12
powered by ブクログヴィレッジという本屋?で何気なく冒頭を立ち読みしたらぐんぐん惹きこまれてつい買ってしまいました。 唯川さんの本は初めて読みましたが、とても楽しく読めました。 お気に入りの作家に入りそうです。 女の考え方、生き方としても勉強になりました!
0投稿日: 2005.11.10
powered by ブクログ同年のわりには、初めて唯川作品を読んだ。ドラマを見ている様に、主人公を、好きな俳優、女優にあてはめて、楽しめた。
0投稿日: 2005.11.01
powered by ブクログ女の人はすごいな〜。自分も女だけどね。「るり子」と「萌」、自分はどっちのタイプでもないけど、どっちも自分に通じる所があると思う。女としてどんな人生を送るのが一番幸せなんだろうか。
0投稿日: 2005.10.09
powered by ブクログ女のベタベタしない友情と、恋愛がうまく絡んでいてすらすら読めました。 今までの唯川恵さんの作品の中ではかなり好きなほうかも? 特に「るり子」の奔放な生き方は、ちょっと憧れます。
0投稿日: 2005.10.09
powered by ブクログなんんだかテンポのよい小説で、私は好きでした。自分はどっち派かなぁーって考えてましたが、どっちでもないかな...。まだまだ子供です。
0投稿日: 2005.10.02
powered by ブクログ二人の女性の生き方が楽しくて、一気に読んでしまった。こんな風に生きれたらいいけど。だけど終わり方がキツイ。
0投稿日: 2005.08.09
powered by ブクログ主人公である2人の女。ダンディズム。男って女の人生に必要なのやらそうでもないのやら。 強い女は程よくかっこいい。
0投稿日: 2005.06.24
powered by ブクログ面白くコロコロと転がる恋愛小説!誰がどうなって、誰が結ばれるのか…!全く読めません!なので読む手が全然止まりません!面白いです!
0投稿日: 2005.06.05
powered by ブクログ萌とるり子、対極だからうまくいくその友情に絡んでくる複数の男たち・・・頭の中で男性陣のキャストを考えるのが妙に楽しかったお話でした。自分に置き換えながら、時期を置きつつ定期的に読むとまた捕らえ方が変わっていそうで楽しみ。
0投稿日: 2005.05.19
powered by ブクログ主人公の設定が自分の年齢に近いからだろう。 割と主人公(萌)に共感しながら読んでいた。 ヒトにはいろいろ向かい合わなくちゃいけない時期がある。 考えなくちゃいけないことがある。 ワタシもワタシなりの前に進む道を未だに模索している。 同じコトを繰り返し、失敗に懲りないところは、もう一人の主人公(るり子)と同じ。 失敗で何か勉強して新しい自分に出逢えればいいのだが、そうそううまくはいかない。 自分なりの幸せを探さなくては。 世間にとらわれず、自分らしく素直に生きていけたらいいなと思った。
0投稿日: 2005.05.15
powered by ブクログ女性二人が出てくるお話なのだけど、女性の弱い部分・強い部分が鮮明に表現されている。 女に生まれてきて良かったなって思った
0投稿日: 2005.05.03
powered by ブクログ女の友情って私は信じてる。この本を読んでより信じることができた。男より女のが深いんじゃないかなって。
0投稿日: 2005.05.01
powered by ブクログ昔にちらっと読んだとき、大人の話だと思っていたが、私もこの登場人物と同年代になってしまった。・・・・・・だが、やっぱり大人の話だ(苦笑)。成長してねーってこと。
0投稿日: 2005.04.15
powered by ブクログ感覚が今。読み易い。 女性はこのふたりのどちらかに少なからず少しは共感を覚える点があるはず。 いろんな選択肢があっていいのです。自分の人生なのですから。
0投稿日: 2005.02.22
powered by ブクログ直木賞作品なので読んでみましたけど、あいかわらず唯川恵の作品はイマイチ合いません。帯に書いてありましたが、女性の幸福ってこんな感じなんでしょうか?
0投稿日: 2005.02.19
powered by ブクログ唯川恵さんの本が大好きで、その中でも一番好きかも? あたしだって、かならず幸せになれるな…と前向きに考えさせる本だった。
0投稿日: 2005.01.05
