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女王国の城 下
女王国の城 下
有栖川有栖/東京創元社
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総合評価

90件)
4.0
30
29
16
4
1
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    大学生の青春ドタバタミステリー。 この古い表現がちょうどいい感じの作品。 シリーズらしく、前回訪れた因習村の話もたまに出てくる。 今回は因習の代わりにUFOを信じる新興宗教を持ってきたようだ。 好きな人には一貫性があって良いシリーズなのだろうと思う。

    0
    投稿日: 2025.11.29
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    マリアがいいキャラクター。この辺りはシリーズものの良さだよねえ。 やはり宗教とミステリは親和性がある(というよりも、とても興味を惹かれる)なあ。宗教についての深掘りがもっとあっても、とは思ったが、世俗的になってしまうのも違う気もするし。 とにかく面白かった。

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    94点:「辛辣な奴やな。まぁ、図星か。ここだけの話やけど、つい最近、失恋してな。色んなことがどうでもようなってる」 一瞬、絶句した。 EMCの面々がわちゃわちゃ話しているのも面白いけど、誰かと誰かが2人だけになったときの会話も面白い。モチとアリスが2人で話している時にそれまでの会話の文脈と全く関係なくいきなりぶっこまれるモチの失恋話。アリスと同様にこっちも絶句して、少しして笑ってしまう。なんかふと喋ってしまうモチがなんだかいとおしくなって。

    1
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人の第3の条件が出た瞬間、ゾクゾクとした。忘れていたような手がかりが回収されていくのが気持ちいい。 織田のハードボイルドなところが見られた脱出劇も面白かった。"携帯できる電話があればいいのに"というようなマリアの独白があったところで、そうか、これはバブルの頃が舞台か…となった。不便さがあるからこそこんなに面白い脱出劇が見られたと思うと嬉しい。

    1
    投稿日: 2025.08.21
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    宗教や宇宙人や映画や小説といったモチーフが使われているが、話を長引かせることや、ただの小噺、舞台装置として使用する以上の深い考察に至らないのがどうも……。「クローズドサークル+学生たちが推理する」って状況を作ることに腐心しすぎて、その他の要素がおざなりになってる気がする。あと凶器の使用方法と持ち込み方法は、無理とは言わないまでも難度が高くて現実味に欠けると思う。まあ何度も書いてるように、この軽さが本シリーズの長所でもあるので、たぶん私が書いたことは見方を変えれば強みとも言えるのだろうけど。

    3
    投稿日: 2025.07.06
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    新興宗教団体からの脱出というアクションパートもあったり、意外な侵入者があったりとエンタメ性も高い下巻。 警察の捜査がない分、純粋な論理だけで謎解きしなければならないことが多いこのシリーズ。今回もロジカルな本格ミステリが楽しめました。 そもそもなんでここに江神さんがきたのか忘れかけてた。 学生アリスも次で完結しそうで寂しいような江神部長の卒業見送ってあげたいような。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    上巻で張り巡らされた伏線を気にしながら取り掛かった下巻でしたが、殆ど何も気付かずに読者への挑戦状もさっぱりわからないまま、江神さんの天才っぷりに脱帽しました。 満足の作品でした。

    1
    投稿日: 2025.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女王国の城・下巻。 物語が怒濤の展開で進んで行ってとても面白かったです。城からの脱出、11年前の事件の謎、協会が秘匿にしようとする秘密、江神の家族などなど。濃密な展開と謎が襲いかかってきて、読む手が止まりませんでした。 館の構造を使ったトリックやどんでん返しとかが無い代わりに、情報統制の中でいつもより少ない情報で論理的に真相にたどり着いたのは本当に凄いの一言でした。動機や目的も盲点を突いたものばかりで目から鱗でした。 まさかの江神の家族の話まで登場し、江神の母親の予言はどうなっていくのか、次の長編が待ち遠しいです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 江神二郎:宮野真守 有栖川有栖:岡本信彦 望月周平:八代拓 織田光二郞:古川慎 有馬麻里亜:釘宮理恵 由良比呂子:竹内順子 吹雪奈央:松本梨香 臼井勲:津田健次郎 丸尾拳:ボルケーノ太田 稲越草介:高橋広樹 青山好之:梅田修一郎 本庄伽耶:楠木ともり パトリック芳賀:羽多野渉 佐々木昌晴:浪川大輔 天川富恵:井上喜久子 天川晃子:福圓美里 金石源三:千葉繁 金石千鶴:古賀葵 荒木宙児:斉藤壮馬 椿隼一:井上和彦

    35
    投稿日: 2025.01.13
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    人類協会の本部で起こる殺人事件の解決と解放をもとめる5名の奔走 クローズドサークルでのお話なので仕方ないですが、検死も推理もEMCが担当でどうにも「彼らの検視を ごまかしやミスリードがないのか」ってところが信用できないまま読み進めてしまった。一応お医者さんがいるんだから彼にテキパキと提示してほしかったけど、彼も一応容疑者なんですね。 仕方ないかー。 推理小説というよりも青春アクションものの印象が強くなりました。織田さんもモチさんもかっこよいです。

    1
    投稿日: 2024.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    敬愛する江神二郎シリーズ4作目。有栖川先生の作品は恐らくすべて読んでいて、『女王国の城』も発売された2007年に読了済。文庫版は買うだけ買ってそのまま置いていた。 最近とあるきっかけで江神シリーズを一から読み返す機会があり、ゆるゆると4作目まで来たけど、いや、『女王国』最高に面白いな! ここからネタバレを含みます 前に読んだときから17年(17年!?)経っていることもあり内容をいい感じに忘れていて、ほぼ初見の気持ちで読めた。『双頭〜』とかは割と流れを覚えていたのに、なぜか『女王国』は殺人事件に関する真相がすっぽり抜け落ちており。代わりに、誘拐された「女王」がラストに笑顔で戻ってくるシーンだけは17年たっても鮮烈に覚えていた。だってすごく印象的かつかっこよくないですか!? 17年前に読んだときにもとても面白かった記憶だけはあって、その感想は今回も変わらず。 今回もクローズドサークルものではあるが、前3作と違い「人為的に」閉じ込められるのがまず新鮮だった。 江神さんが暗号を書いてよこしてくるシーンはゾクゾクしたし、有栖たちが警察を呼ぶため教会から脱出しようと行動を起こす「暴れ太鼓」シーンは最高にワクワクした!あのシーンは元警官のおじさんもだいぶカッコよかったな。EMCメンバーたちの若さや無鉄砲さは火村シリーズには無い青春大活劇って感じで最高である。 そして江神二郎が文句なしにかっこいい。若かりし頃は「大学に行ったらこんなにカッコイイ先輩に会いたい・・・」などと馬鹿な夢を見ていたけれど、江神さんの年齢を優に超えた今読んでもやっぱり江神さんは尊敬すべき「先輩」だしどうしても江神「さん」って呼んでしまう。 昭和の貧乏学生江神さん、煙草はキャビンの江上さん、少女の初恋泥棒江神さん、ああ江神さん、江神さん・・・。 次で終わってしまうんだなと残念に思いつつ、5作目を気長に待とうと思う。彼は母親の呪縛から逃れられるのか。

    2
    投稿日: 2024.05.20
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    長かったーーー。けど気になる伏線が多くて最後まで読み切った。ちょっと強引じゃないかと思うトリックも、まぁなるほどーと思わせられる。読み続けたいシリーズ。

    5
    投稿日: 2024.04.09
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    色んな意味でスケールが大きい話だった。真相の尻尾は掴んでいる気がするのに、やっぱり最後までは辿り着かなかった。このシリーズはずっと追っていたい。

    0
    投稿日: 2024.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻ではわりと平和な感じだったけど下巻は凄い。 就職活動中なのに行動力がヤバい。普通なら躊躇ってしまうだろうに… 最後に全部謎が解けた時にはなるほどそういえば…みたいに思ったりして。 ただ犯人は全然的外れな予想だった

    2
    投稿日: 2023.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人の名前が出た瞬間 「…おま…誰?!」って一瞬なったくらい存在感がなかった… 宗教関係はなぁと尻込みしながら読んでたけど、クローズドミステリーは好きなのでさくっと上下巻読めました。 ただトリックについてはイマイチこうピンとこず。 過去の古屋での拳銃自殺ですが、いやいや子供見つかるんじゃねーのか?!陰で隠れれる?! あまりその場の情景が浮かばずだったのと、イマイチこう動機がなぁ。 でもまさか最初のあわや事故か?!のニアミスに代表がのってるとは… こうゆうとこさすがというか ほつほー!って伏線回収楽しかったです。 今回はアリスの存在がちょい薄かったかなぁ。 モチさん、よかったよ!!! やっぱ学生アリスはそれぞれの個性があり楽しい!!!!

    2
    投稿日: 2023.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第4弾 後編 久々にゾッとした。わかったことなんてないけど、本当に真相がわからなくて、もう望月を笑えない位わからなかった。またはぐれて、再会してはぐれて…教会の隠し事が見えないし、11年前の事件とか、絡みが多すぎて混乱しかけたけど、そこは名探偵江神。ちゃんとわかるように話してくれるのでじわじわ犯人が見えてきた時は自分が追い詰められているかのようにどきどきした。11年前の殺人、行方不明、小火に悲恋、そして今回の隠し事と殺人。 最後に全部スッキリするところはさすが。信じられる友だちがいいな。

    0
    投稿日: 2022.10.09
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    内容(「BOOK」データベースより) 江神さんと再会できてほっとしたのも束の間、人類協会の総本部で大事件が発生。それなのに、協会は外部との連絡を断ち自力で犯人を見つけるという。どうしてこうなってしまうの?殺人事件に巻き込まれるだけでたくさんなのに、また閉じ込められてしまった。翌朝轟いた銃声は事態をさらに悪化させたけれど、これを好機と見てモチさんとアリスが行動を開始、織田さんと私も…。

    0
    投稿日: 2022.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「丸ごと新興宗教の街」(バチカン市国みたいな?)にそびえ立つ城に江神を救い出すつもりで乗り込んだアリスたち英都大学推理小説研究会のメンバーは、ミイラ取りがミイラになった状態。 謎を解かないと解放してもらえないゲーム? ミステリのネタバレほど語ってはいけないものは無いので、多くは語れませんが・・・ (上)のレビューで、次に殺される人が分かったとか書いたのがお恥ずかし過ぎでした。 時事問題的に、新興宗教についてはあまり触れたくないのですが、この「人類協会」は宇宙人ペリパリの再臨を待ち焦がれる、というある意味SFサークル活動的なノリであると、何度も強調されている。 物語の設定は1990年で、その後に起きるサリン事件を引き起こしたような危険な教団では無いということの説明なのだろう。 殺人事件を警察に通報しない、アリスたち「ゲスト」を監禁して外に出さないなど、非常識な手段を取ってくるが、協会上層部の者たちや会務員の会話や感情表現は普通に人間的であり、なかなか謎が解けなくて焦れてくるところを、彼らと江神、アリスたちの丁々発止のやりとりが飽きさせない。 マリアの大立ち回りや、織田との逃避行、アクションシーンもあってサービス満点! なんだかジブリ的なチーちゃんの存在も物語に彩りを添え、かつ重要なカギを握っている。 そして、十一年前の不思議な事件ももちろん絡んでいて、江神が皆を集めての謎解きが始まるのですが、名探偵が全て物語って終わり、というのではなく、集められた容疑者たちがそれぞれ考察し、意見を述べ、まるで捜査会議のようになっているので、『読者への挑戦状』で玉砕した読者(私です)も、段々と考察が進んでいくのだ。 犯人が誰、というところより、別の件で「やられたー!」と思った。 警察への通報を頑なに拒む理由というのは、少し考えれば分かることなのに、胡散臭い、何か企んでいるのでは?国家に対するテロとか?・・・とついそちらに目が向いてしまったために、全然気づかなかった。 宗教に「立ち入ってはいけない聖域」が存在する事で事件は複雑になり、また逆にトリックが成立する。 そして・・・江神さんが人類教会を訪れたことにはやはり隠された理由があった・・・ アリスとマリアの会話に出てくる「さびしさ」についての考察。 ストレートにこういう談義ができるのが、この時代の若者らしいと思う。 彼らの語る「さびしさ」に耳を傾けながら、目の前に浮かんでくるのは江神の横顔だ。 これは、学生アリスシリーズの長編5作を予定しているうちの4作目ということ。 あと一作、書かれるんですね? 待ち遠しすぎます。 必ず書いて下さい!なむなむ。

    5
    投稿日: 2022.07.22
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    下巻最高でした。バイクの驀進もマリアの消化器もユーモアがあって笑えたし、ミステリー要素もしっかり練られていて、面白かった。こんなに気持ちよく読めるミステリーもあるんだなと。 文章が読みやすいからしっかり掴めるのが切実にに有り難い。 長編はこれでおしまいかと思うと5人が見れなくて寂しい。今後5作目は出るのでしょうか。。?

    3
    投稿日: 2022.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江神シリーズの最高傑作では!? と感激した本作。 数々の名誉ある賞に選ばれるわけです。 宗教団体の総本山に囚われの身となったアリスたちの脱出劇は前作を凌ぐほどのダイナミックさで冒険小説さながら。そして同時に多発する殺人の謎、何かを隠している人類協会の謎、とにかく謎だらけ。ピースがバラバラすぎて、これは繋がるのか?と疑問だらけでしたが、江神さんがほつれた糸を紐解くように全てが一つづつ繋がっていくのが本当に気持ちが良い。偶然弾丸が樽にあたっていなければ、解決は困難を極めていたのではないでしょうか。 江神さん一人が淡々と真相を明かすのではなく、様々な議論が交わされるのが面白い。答えが提示され、そしてひっくり返されるのにも驚きました。 しかし、そうして二転三転させることで不明瞭なものが除かれて答えが顔を出すんだから江神さんの話術はすごい。 なかなか代表が顔を出さないので、何らかの不慮の事故で命を落としていて、それを隠蔽しようとしているのでは? とまで考えましたが、まさか誘拐とは。そして上巻の冒頭に戻るとは。感服しました。 アリスやマリア、モチ先輩信長先輩が大学生らしくパワフルで親しみ深くて、会話がとても楽しい。 松浦正人さんの解説で、江神さんと犯人を「ひょっとしたらなっていたかもしれない、もう一人の自分です」と述べられました。予言はただの呪いだと心の底から思います。人生を狂わせるものだと。江神さんが切ないほど大人すぎて、こちらが悲しくなってくる。第五作目で、呪縛から解放されてほしいです。

    2
    投稿日: 2022.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの脱出劇!(笑) これが見事だよね。信長がかっこよすぎて、はわわってなった。 青春だ~。やっぱりこの関係性が好き。 見えているけど立ち入れない洞窟の奥に入るところでアドレナリン全開! マリアとアリスが再会するシーンは、ぐっと来た。 これまで3作読んできたけど、初めて最後の追及シーンで泣けなかった。 江神さんの論理的推理は見事だけど、この宗教団体に不信感を抱いていたからなのか……。犯人が結構振り切ってて怖さのが勝った。 あと檀上に上がって張り詰めた空気の中頓珍漢なことを言うモチに、アリスがこの先輩をもっと好きになったって言ってるのにちょっと笑った。 あと、宗教団体の秘密も知ってなるほどなあと思った。 そこにつながる?(笑) 長編5作と短編2作で完結らしいけど、早く出てほしい気持ちと完結してほしくない気持ちが錯綜している。 でも絶対に生きているうちに完結してね、有栖川有栖。

    0
    投稿日: 2021.11.05
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    アリスシリーズ大好きです。 アリス、マリア、信長さん、モチさん、そしてやっぱり江神部長の大ファンです♪ 今回のお話に出てくる、教会の人たちのキャラが好きになれず、イライラしながら読んでいました。それだけうまく書かれていたのですね^^; 他のお話では、割と細かいところまでじっくり読んでいるのですが、こちらは事件の本筋に関わらない(と無意識に判断した)ところはなんとなく読み飛ばしてしまい、早く結論を知りたいモードに入ってしまいました。 私の根気不足もあり、ちょっと冗長に感じた部分もあります。 結論を知った今、すぐにじっくり読み返してみようとはなり難いのですが、しばらくして記憶が薄れたころに、今度はじっくり読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2019.10.07
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    ロマンチックな大ネタ、大長編らしいアクションシーン、ロジックが良い。ただ他のところであまりハマらなかったところも。

    0
    投稿日: 2019.07.11
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    江神さんのセリフにいちいちドキドキしました。本当にいい男です。手に汗握るバトルシーンも楽しかったです。先輩方も格好良く、EMC5名を上手く使いこなしていることに感動します。本格推理としてはもちろん完璧。と言っても実際は先が気になってさっさと白旗挙げて読み進めてしまったのですが。謎解きのシーンの江神さんも素敵でした。その彼がここへ来たきっかけがラストでようやく分かって納得しましたが、彼の生い立ちは事件と重なって切ないものが残りました。あと一冊。どうかラストの彼は幸せでありますように。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックは、全くさっぱり分からなかった。 最後まで隠されてるもうひとつの事件は、なくてもよかったような… 花火と銃声、過去の事件との関わり、城にいる人達の幼いときからのつながり。 犯人視点でその辺を掘り下げたら、もっとドロドロにも切ないかんじにもできそうだけど、あえてしないのだろうな、と思った。 モチさんと信長のもろもろとかもさらっと触れられる程度。もっと知りたい。 江神さんの呪いは解けたのか?それも深くは語られず。 そのかわり、唐突にアリスが性寂説を語る。 人はそもそも「寂しい」。 こういうのが青春っぽい。 アリスとマリアのバランスがいいな、と思う。 あとは、やっぱり作家シリーズではあまり見られないドタバタ、アクションがよかった。

    0
    投稿日: 2019.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    信仰団体「人類協会」の敷地内で起きた3つの連続殺人事件。その11年前に同じ村で起きた密室殺人事件、容疑者失踪事件との関連性。協会が警察の介入を拒む理由、江神が協会を訪れた理由などの謎もあり、拘束された推理小説研究会メンバーの脱走劇もあって、なかなかの力作である。しかし、ミステリーの内容の割には、長すぎるというのが正直な感想。 ロジックを売り物にしている作者だが、本作品での江神の真相説明は仮説にすぎず、必然性がなくて説得力に乏しい。特に11年前の密室の真相は拍子抜けもいいところ。記述内容だけでは、真相通りにできたのかどうか、読者には判断できず、推理できない。 拳銃を協会敷地内に持ち込んだ方法も、あまりにも偶然的要素が強く、何だかなあと感じた。 動機も理解しがたく、こんなことをする必要があったのかと疑問に感じる。 (ネタバレ) ・犯人は花火の打ち上げ時刻に合わせて、拳銃を発射して、犯行時刻の偽装をしているが、花火の打ち上げに合わせて拳銃を発射することは極めて難しいと思う。 ・拳銃を協会敷地内に持ち込んだ方法は、「聖洞」の特性をうまく使っていて面白いが、江神が指摘した以外の方法も考えられる。土肥の前に聖洞を監視していた丸尾であれば、聖洞の入口から投げ込んだ拳銃を取りに行く時間は十分にあるし、その様子を録画されたテープを除去するだけの十分な理由を持っている。

    0
    投稿日: 2019.03.16
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    途中中だるみした気がするけど、それでも面白かった。 協会がひた隠しにしていた事実はなるほどという気持ちもするし、物足りない気もする。 でも綺麗にまとまっていて良かった。

    0
    投稿日: 2019.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生アリスシリーズ第4弾。第3弾から15年も空いているらしい。(第一弾の月光ゲームは28歳の時に書き上げたとのこと)今回は、人類協会なる宗教団体の敷地内で連続殺人が起こる。警察を呼ぼうとするも頑なに拒否され、ある理由から、江神、アリス達は信者達に捕らえられ、閉じ込められてしまう。 望月、織田、マリアたちの逃亡劇など、動きも多く見られたが、上下巻通して、もう少し抑揚は欲しかったな、と思う。 ただ、由良や吹雪など、ちょっとアニメに出てきそうな強目の勝気女性キャラは個人的に好きかな。有栖川さんが女性キャラを苗字呼び捨てするのも始めてだったのでは?と新鮮にも思った。 このシリーズ、あとは第5弾で完結とのこと。江神の、亡き母の予言はどうなるか、彼らの卒業後の進路は、マリアとアリスの恋の行方は?など、気になる諸々も答えが出てるかな。

    0
    投稿日: 2018.11.06
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    宗教も宇宙人も興味ないからなかなか読みづらかったけど、最後の最後ですっきりいい感じに解決したのでよかった。

    0
    投稿日: 2018.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あいかわらずメンバーがワイワイしててたのしい 代表が江神さんの家族なのかもと予測してたけど全然違った 予言で一家離散の話で深読みしすぎた 江神さんシリーズ映画化してほしい

    0
    投稿日: 2018.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻に入った時から、いや、上巻が終わりに近づくにつれ「もうすぐアリスや江神さんたちの物語が終わってしまう、、、」と少し落ち込んだ。それでも面白くて、続きが気になって先へ先へ、読んでいる時は夢中で読んでいた。 人類協会で第二、第三の殺人が起こる最中、望月、マリア、アリス、織田の四人は脱出を試みる。 惜しくも捕まってしまったアリスは、江神とともにこの事件の真相を手繰り寄せるための推理を始める。 一方なんとか外との連絡をとろうと国道を走ったマリアと織田はしかし協会のバスに道をふさがれて道を引き返すことに。協会は街に連絡網を回して彼らを探し出そうと躍起になっていた。追われる二人は旅館のきのこ栽培のビニールハウスへと逃げ込むが、そこで思わぬ人に助けられる。11年前の殺人事件の聞き込みをしていた椿とともに出会っていた金石老人だ。彼は孫娘を探していたのだが、快く二人を家へと招いてくれる。その家で望月とも合流したが、協会の人間に感づかれてしまう。辛くもその場は逃げたが、周りを包囲されているために望月と織田は捕まってしまう。一足先にアリスたちとの再会を果たした二人もまた推理へと参加する。 アリスは二人がいない間に女の子が倉庫で見つかったことを説明する。一体彼女はどこから現れたのか。 その答えがしかし江神の推理を発展させる。 聖洞へ強引に足を踏み入れた江神とアリスは、そしてその感動の再会をし、そこで江神はすべての謎を解き終える。 このボリュームにこのトリックでは役不足だという人がちあほらいたが、私はこの手の謎が好きな私は双頭の悪魔のトリックより楽しめた。もともと冒険ものが好きだったことも関係してるんだろうな。洞窟の奥で繋がる外の描写がいい。 それにしても、アリスをはじめミステリ研の面々の中に育った江神さんへの信頼の厚さ,熱さに私まで胸が熱くなる。 これを書かれたのが三作目から十五年と七カ月だとして、最終巻はもうすぐなのかも、、、とか、ちょっとわくわくする。

    2
    投稿日: 2018.03.04
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    女王のいる城に軟禁されてしまったアリス達。織田さんの脱出劇、かっこよかった。名古屋弁が効いていました。

    0
    投稿日: 2017.10.14
  • アリスとマリアの視点がなんども錯綜するのも楽しみの1つ

    「双頭の悪魔」から15年7ヶ月、学生アリスシリーズ長編4作目。ラストに向かって一気に謎解きで解決かと思ったら以外な展開で妙に納得した。 予定では長編5作、短編集1-2作と言う話ですが楽しみに待ってます。 文庫化されたばかりの短編集1作目「江神二郎の洞察」が楽しみ。

    0
    投稿日: 2017.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 双頭の悪魔も読まなくちゃϵ( 'Θ' )϶ 次は一九八四年。 読み切れる気はしないけど頑張ります。

    0
    投稿日: 2016.10.25
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    上巻でだらだらと伏線を出し、下巻の前半で伏線を吟味し、後半で回収していく。 とにかく伏線はすべて回収しないといけないという強迫観念にとりつかれているがごとく。 しかし、「出してくれ」「だめです」「警察を呼んでください」「だめです」という何度も何度も何度も何度も繰り返されたやりとりそのものも伏線だったという……。 そのわりには真相の驚きが薄いか……。 しまそうのようなアクロバティックな事件を期待したのがだめだったのか。 また江神さんの暗号にしても、それだけぇ? と細く悲鳴を上げてしまいそうになった。 決してつまらないわけではないが、交通事故のような読書にはならなかった。

    0
    投稿日: 2016.07.14
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    学生探偵小説の大作  学生アリスシリーズ第4弾。行方不明の江神部長を探すため、一行が訪れたのは木曽山中にある神倉。そこは、女王が統べる国・人類協会の本部であった。  まず、EMCの面々が繰り広げるドタバタ劇が楽しい。若さと思い切りのいい行動にハラハラされっぱなしです。クローズドサークルからの決死の脱出劇には興奮しました。江神の冴え渡る推理も負けていません。一部の真相はかなり見えやすくなっているのは事実ですが、全編のなかに複数の謎が散らばっており、スケールに見合うだけの解決編が用意されています。そしてラストには、それまで釈然としなかった点が、これ以上ない演出とともに明らかにされています。  エンタメ本格ミステリの金字塔として、惜しみない拍手を贈りたいです。

    0
    投稿日: 2016.06.28
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    下巻を読むまでに一年以上かかってしまった。 あとがきにも書かれているよう、上巻が〈静の巻〉、下巻が〈動の巻〉といった感じで下巻はぐいぐい読めた。 犯人のこと嫌いになれないけど、江神さんはどんな気持ちだったんだろう。 過去と現在のいろんな事件が絡み合って、それがスッと解かれていくのはとても気持ちが良かった。

    1
    投稿日: 2016.06.06
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    下巻読了。 最後に江神が語る真相、凄かったなぁ。 まさかそんな展開があったとは思いもつかなかった。 これだから有栖川有栖の作品は面白い。 エラリーの如く読者への挑戦があるのだが、全く真相を手繰り寄せられなかったもんなぁ。学生アリスシリーズ、サイコーです。

    1
    投稿日: 2016.05.25
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    学生アリスシリーズ第四作。これぞ!本格モノと言うべき完璧な作品。次作はいつ読めるのだろうか・・早めに頼みます、有栖川先生w

    1
    投稿日: 2016.01.05
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    下巻はぐんぐん読めました。 モチさん信長さんの大立ち回り(特に信長のシャウト)、アリスがマリアを想う姿、江神さんは当たり前として、男性陣が各々かっこよかった。マリアも相変わらずチャーミングだし。 名探偵って論理もだけど、並外れた想像力がないとなれないんだな…。小説家に向いてる。 11年前の子供の幻が現在に現れ、事件に直接は関係ない過去が浮かび上がり、〈女王〉が帰還するラストは、唐突さを感じる以上に夢ようで美しかった。江神さんの謎解きも今までより芝居がかっていてカッケー。 完結編が楽しみです。

    0
    投稿日: 2016.01.03
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    学生アリスシリーズ第4弾。 凶器回収におけるロジックは流石。 ただ、トリックを使ってまで誤認させようとしたこととダイイング・メッセージとしてペリハと残したことにはもう少し明確な意図が欲しかった。 特にトリックに関しては事前の準備もなしによく決行したなと。 凶器に拘らず、待てば解決しただけに作者のエゴに感じてしまう。 あと、過去と現在の事件を繋ぐつながりはもう少し具体的な何かが欲しかった。

    0
    投稿日: 2015.10.29
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    ちょっと遠出するかもしれん。そう言ってキャンパスに姿を見せなくなった、われら英都大学推理小説研究会の部長、江神さん。向かった先は“女王”が統べる聖地らしい。場所が場所だけに心配が募る。週刊誌の記事で下調べをし、借りた車で駆けつける―奇しくも半年前と同じ図式で、僕たちは神倉に“入国”を果たした。部長はここにいるのだろうか、いるとしたらどんな理由で―。 レビュー さて、有栖川有栖の人気シリーズ「学生アリスシリーズ」4作目『女王国の城』。今回はいつも探偵役として活躍する江神二郎が大学に顔を見せなくなるところから始める。前回の『双頭の悪魔』は同じようにマリアが失踪したところから始まるのだが、違うのは今回江神さんは行き先について誰にも告げていない。ただしそこはEMCの面々、江神さんの下宿の様子から宗教団体「人類協会」の聖地である神倉に江神さんが居るらしいことを突き止め免許取り立てのアリスの危ない運転で事故りかけながら神倉に向かった。 今作は『双頭の悪魔』から15年ぶりのシリーズ長編作になる。とはいえ発売は今から数年前になる。『女王国の城』というと一緒に思いつく作品が『首無の如き祟るもの』だろう。作者は三津田信三で一見関係がないのだが実は第8回本格ミステリ大賞の大賞が有栖川有栖の『女王国の城』で、三津田信三の『首無の如き祟るもの』が大賞を逃した一作になる。個人的には『首無の如き祟るもの』の方が傑作だとは思うが、それは単体で見た時だろう。 シリーズ作品としてみた時、『女王国の城』は非常に面白さを感じさせる。クオリティの上では、それこそ『首無の如き祟るもの』と同等レベルで大傑作だった前作『双頭の悪魔』に劣るかもしれないが、シリーズに連なる一作としては前後編の長さを感じさせない面白さであり、本格ミステリ大賞の受賞も頷ける。 15年の年月が経った現実世界とは違い、作中では登場人物はみな大学生、まだ前の事件から数ヶ月しか経っていない。描写の端々にはバブル期を思わせる表現が絶妙に時代を感じさせていて、平成生まれの僕としては不思議な気分だった。 今回は前作のように、読者への挑戦が3つも織り込まれているなんてことはなく、下巻に一度だけ登場する。その読者への挑戦の文章が非常に綺麗で、作者の本格推理に対する愛情が非常によくわかる。だからこそこのシリーズは完結に向けて順調に進んで欲しいとファンとしては思うばかりで、その流れの中で今作は非常に楽しめる作品だったと思う。ちなみにこのシリーズは5作の長編と2作ほどの短編集で完結する予定であると有栖川有栖は述べている。 舞台となる人類協会の「城」と「街」はまるで異世界のような空間になっている。『月光ゲーム』『孤島パズル』『双頭の悪魔』は自然災害によってクローズド・サークルが発生し、警察の介入を待たずして登場人物たちは自力で事件を解決する必要性に駆られるのであるが、今作は少々毛色が違う。今作では宗教団体の中で人為的な「絶海の孤島」「雪山の山荘」状態が創出される。その辺りの状況から生まれてくる脱出劇や心理戦のような要素ややりとりも非常に面白い。 作中でアリスが語る城とカフカに対する独白や、街に対するEMCでの会話なども見所だろう。 そして事件は大きく三要素に分かれる。一つは江神部長の失踪、そして「城」で起こる殺人事件。そして11年前に神倉で起きた密室事件。その全てが複雑に絡まり、非常に難解なミステリ作品になっている。事件の難解さは前作『双頭の悪魔』より遥かに簡単であるが、その推理の導き方、筋道が少しでもズレると真相がぼやけてしまい、思いの外読者への挑戦に対する完全な勝利は難しいものとなっている。 そしてなんとも言えない読後感の良さを演出する「オチ」とも言えるラストが非常に心地よい。 最後まで謎だった根本的な「なぜ?」もすっきりと解決して納得がいくように作られている点は、僕の信奉する麻耶雄嵩作品とは違い非常に優しく出来ている(笑)

    2
    投稿日: 2015.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このミスベスト10、2008年版3位。本格ミステリとしては、時空を超えたトリックが斬新だし、外部と遮断されてクローズドサークルものになることにもトリックが含まれてたりして良くできてる。後半の途中、謎解きに入ってからは、ひとつひとつの謎がきちんと解き明かされていき、どんどん面白くなってくる。だだし、作者もあとがきで書いてるとおり、前半の進行が遅すぎて退屈。あと、登場人物のおちゃらけたところが気になるし、全体的な会話や行動が不自然な感じがする。本格でリアリティを追及しちゃうと、トリックの不自然さが浮き彫りになっちゃうのかも知れないけど、この本の場合は単に技術の問題かと思う。やっぱり登場人物にリアリティがないと魅力感じたり、感情移入したりできずに苦痛。その状態が下巻の途中まで続くのはやっぱり娯楽小説としてはきついです。

    0
    投稿日: 2015.08.27
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    シリーズ第4作の下巻。 新旧2つの殺人に加え、現在進行で2つの殺人が加わる。 さらに、大冒険ありとめまぐるしい展開となる。 そして、解決編に上手いランディング。後半を迎えダラけさせない運びは、嬉しかった。 恐らく、凶器の入手方法からの犯人特定の着想は、そうそうお目にかかれない。素晴らしい。 しかし、密室殺人の解決は残念。 トリックのためのトリック感が強すぎる。 かなりの長編だったが、読んで良かった。

    0
    投稿日: 2015.08.27
  • 読後感が気持ちいい

    上巻の静かなイメージから打って変わってノンストップな連続殺人と冒険に巻き込まれていく江神部長とアリス達推理研究会の5人。 江神部長が宗教団体に軟禁されていたのに、急に宗教団体の態度が軟化して暖かく迎えられ、部長と再会出来た推理研究会の後輩達。 軟禁したり歓迎されたりと宗教団体の思惑が掴めないでいると、今度は会員が次々と殺されて行く。 すると警察への通報を拒絶し、推理研の5人を又軟禁して外の世界と隔離しようとする宗教団体。 何とか外へ出て警察へ通報しようと5人の抵抗と冒険がスピード感溢れるタッチで書かれている。 特に緒田が一番スピード感があって萌えてしまった(笑) ネタバレになるからここで書けないのが残念(;^_^A 隔離され、混沌とした状態の中で江神さんの知性と推理が秩序をもたらして事件は解決へ向かう。 何故江神部長はこの宗教団体へ接触したのか。 そもそも何故、大学に8年も在籍しているのか。 江神さんの謎が最後に解けた時、気持ちいい読後感が訪れる。 5人揃ってレンタカーで京都へ帰る推理研究会のメンバーが爽やかな風を受けながら気持ちいい疲労感に包まれたように。 最後にマリアとアリスが良い感じで終わってるんだけど、、、 早く次が読みたいので有栖川先生よろしくお願いします。

    0
    投稿日: 2014.11.29
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    上巻が長かったのに比べ、下巻は急展開と伏線回収でテンポよく読めました。 特にエピローグで明かされた事実には、ここまで伏線だったのか!と驚きました。 推理の過程の美しさは、さすが江神さん。 昔の事件との関わりにも必然性があり、納得の本格ミステリーでした。 ただ、全体として見るとやはり冗長な印象。 もう少しすっきりした内容であればさらによかったと思います。

    1
    投稿日: 2014.11.19
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    江神さんと再会できてほっとしたのも束の間、人類協会の総本部で大事件が発生。それなのに、協会は外部との連絡を断ち自力で犯人を見つけるという。どうしてこうなってしまうの? 殺人事件に巻き込まれるだけでたくさんなのに、また閉じ込められてしまった。翌朝轟いた銃声は事態をさらに悪化させたけれど、これを好機と見てモチさんとアリスが行動を開始、織田さんと私も……。

    0
    投稿日: 2014.09.30
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    学生アリスシリーズの四作目下巻。 上巻は、絞殺死体が発見された夜の途中で終わるのだけど、その朝、銃声のような音で幕が上がる。 作者自身が下巻を<動の巻>と語っているだけに、最初から賑やかですね。半ば軟禁状態だった主人公たちが、この機に乗じて動き出す脱出劇もスリリングです。 前回は三つあった”読者への挑戦”も今回は一つ。 上巻から続く長い”問題編”をまとめて、犯人を指摘できるわけですが、やっぱり少し長いかな、なんて思ってしまいます。今回は、UFOを戴く宗教本部が舞台ということもあって、UFOに関する蘊蓄が出てくるのだけど、その辺りが冗長かな、と。設定上の理解はできるのだけども、読者(私)はUFOの背景よりも物語の方が気になるわけです。 「本格ミステリとは最善を尽くした探偵の記録だ」 ”読者への挑戦”に添えてある言葉です。 本作も不可能状況ですとか、破天荒なトリックといったものはありません。警察による科学的な検証が行われない環境で、ありえないことを省いていった結果得られるものが、解答です。ですので、最後に迎える驚きといったものは小さいように思います。推理小説に驚きを求めている人には向かない作品でしょうか。 一方で、論理を積みあげていく話が好きという人にはお勧めですね。でも、そういう方にとっては脱出劇の賑やかなシーンは冗長と感じるかもしれないな。 読了感としては、前作”双頭の悪魔”より好きです。 人が人を殺す以上、やっぱり負の願いがそこにはあるわけですが、それでも今回はラストのイベント(ネタに触れるので伏せます)がその辺りを帳消しにしてくれるような感じです。犯人の余韻が残らないという意味では、ちょっと申し訳ないけど「●●っていうのは、自分のためにやるものでしょ」というセリフの潔さは印象に残っています。 作者によると、この学生アリスシリーズは次の五作目で完結するそうです。とはいえ、この四作目が発表されるまで、三作目から十五年を数えたのだとか。 完結するのはいつか分かりませんが、リリースを楽しみにしつつ、その時はまた本作や前作を読み直してみたいと思っています。

    1
    投稿日: 2014.09.23
  • ジェットコースター、下り

    シリーズ第4作はとうとう上下巻に分かれました(※文庫版の場合)。前作『双頭の悪魔』から15年以上経っての発表だというのに、前作脱稿後すぐに書き始めたのかと思うくらい、違和感なく仕上がっています。江神のアリスも推理研のみんなも、いい意味で変わっていません。 変わったのは、著者の力量でしょう。本書は、独特の舞台設定や深みのある人物造形といったシリーズならではの魅力を引き継ぎながらも、物語としての面白さでは前3作を上回っています。江神シリーズはどの作品も好きなのですが、現時点では本書が最高です。ページをめくるたびに驚いたり、冒険映画を観ているように痛快な心地になったり、駆け抜けるように一気に読み進んだり、残りページの少なさに読み終えるのが惜しくなったり……。まるで計算しつくされたジェットコースターのように、極上の楽しさを味わわせてくれる作品でした。 この下巻で、物語は一気にスピードを増します。特に前半は胸躍るシーンの連続でした。ジェットコースターが下り坂を駆け抜けるとともに、事件も解決へと向かいます。最後の最後まで、まんまと驚かされました……。

    0
    投稿日: 2014.07.05
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    謎解きが始まるまでの、大立ち回りが、今回も魅せる! 盗んだバイクで走り出す信長さん(名古屋弁かっこよかったですよ)! アリスとマリアには、ほんともうかわいすぎて困る。 江神さんの推理はやっぱり美しくて、解答編も満足なんだけど真実の奥の奥、これがちょっと肩透かしかな。 「宗教団体」に対するイメージがわたしの中で偏っているからかも。 読み終わって満足、だけどため息。感嘆と安堵と少し淋しい。 長編の新作いつまででも待ちます。 江神二郎という謎、その人をわたしはまだ解けずにいる。 解きたくないのかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.06.01
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    江神シリーズ第4作・下。 動の下巻。 いいね、若いね、学生だねー(^-^) と微笑ましく(?)応援しつつ、マリアが実は同い年だと知ったので、何だか複雑(笑) 作者が年代が近いので、こういう時代(携帯とかネットとかない時代)が同じなので、その頃を思い出したりw 上巻の半分くらいまで読んでから置いてあったのと、あんまり謎解きせずに読もうと思って読んだせいもあり、伏線をすっかり忘れていたものとかあった。 ああ、なるほど、と読み終えれば納得。 面白かった。 でも、何のためにアリスの部分とマリアの部分と分かれてるのかは、最後まで読んでも判らなかったなぁ。 長編5作目でこのシリーズは完結予定とあとがきにあったのが淋しいところ。 江神先輩シリーズの方が好きなのにー。 <火村先生も好きですよ

    0
    投稿日: 2014.05.20
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    その出来事まで伏線にする⁉と少し笑えるくらいの繋ぎ方。その意味でも面白かったです。純粋に本格ミステリを楽しめました。学生アリス最後の次の話が江神さんの心に踏み込んだ話になるのか楽しみです。

    5
    投稿日: 2014.04.05
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    うーん、面白かったけど、あまり好きじゃないなぁ。読者へのフェアな挑戦はいいけど、探偵は読者ということなのか、登場人物がサブにされ過ぎだし、先にパズルの断片ありきでストーリーが組み立てられたような読後感がやだなぁ。もう一作読んでみるか(^^;;

    0
    投稿日: 2014.03.11
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    上巻から引き続きの冒険活劇をしつつ、 本格ミステリが始まる下巻でした。 途中はさまれるお約束の読者への挑戦状。 一生懸命推理し、江神さんの解答へ突入する時間が本当に大好きです。 最後も期待を裏切らない驚きが待っています。 学生アリスシリーズ(の長編)は、次で終わりとのこと。 寂しすぎます。

    0
    投稿日: 2014.01.13
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    相変わらず論理的な謎解きはおもしろかったです(*^o^*)ただ洞窟のくだりが、ちょっと想像が及ばなかったです。幻想的な雰囲気もよかった。江神さんたち素敵です。次回作、メンバーの学年も考えると、何だか切なく終わる気がして辛いです。

    0
    投稿日: 2014.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本格ミステリ大賞を取った、学生アリスシリーズ第4弾の下巻。 作者もあとがきで書かれていたように、上巻が静の作品だとするとまさしく動の作品。解決編でものの見事にピースがはまっていくさまもさることながら、そこに至る過程までのアクション小説さながらのやりとりにも手に汗握る迫力がある。 一方で、なぜ人類協会の面々はあんなにもかたくなに警察への通報を拒むのか、江神二郎はなぜこんなへんぴなところに一人でやってきたのか、といった疑問にもきちんと解答が用意され、それがすべて無駄なく、おさまるべき形でおさまっており、ストーリー全編を見返してみるとその伏線の張り方の見事さが改めてよくわかる。新興宗教、UFOといった、人によっては受け付けないであろうネタをベースにして、見事な物語世界を構築しており、そこはさすがである。 しかし、前作から16年という時間はあまりにも長過ぎはしないか。そのせいなのか、こころなしか、火村英生と江神二郎がダブってしまう印象もないわけではなかったが、やはりなんといってもモチ、信長、マリアといった魅力的なキャラクターが脇を固めていて、その軽快なやりとりもこのシリーズの魅力だと思う。ファンとしては長編5作なんていわず、もっと書き続けて欲しいところである。

    1
    投稿日: 2013.12.03
  • 本格ミステリ大賞を取った、学生アリスシリーズ第4弾の下巻!

    作者もあとがきで書かれていたように、上巻が静の作品だとするとまさしく動の作品。解決編でものの見事にピースがはまっていくさまもさることながら、そこに至る過程までのアクション小説さながらのやりとりにも手に汗握る迫力がある。 一方で、なぜ人類協会の面々はあんなにもかたくなに警察への通報を拒むのか、江神二郎はなぜこんなへんぴなところに一人でやってきたのか、といった疑問にもきちんと解答が用意され、それがすべて無駄なく、おさまるべき形でおさまっており、ストーリー全編を見返してみるとその伏線の張り方の見事さが改めてよくわかる。新興宗教、UFOといった、人によっては受け付けないであろうネタをベースにして、見事な物語世界を構築しており、そこはさすがである。 しかし、前作から16年という時間はあまりにも長過ぎはしないか。そのせいなのか、こころなしか、火村英生と江神二郎がダブってしまう印象もないわけではなかったが、やはりなんといってもモチ、信長、マリアといった魅力的なキャラクターが脇を固めていて、その軽快なやりとりもこのシリーズの魅力だと思う。ファンとしては長編5作なんていわず、もっと書き続けて欲しいところである。

    0
    投稿日: 2013.12.03
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    学生時代に読んだ、双頭の悪魔はとても面白かったのに、今作は全くだった。 私も年取ったからか。 無駄な文章省いたらもうちょっと文章短くできたのでは、とか、博多弁である必要性はなんだろう、とか色々つっこみながら読んでました。 あと、安楽椅子とトリックロジックのエッセンスが強すぎる。。 エピローグが一番面白かった。

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    解決編を聞いているはずなのにどんどん混乱する不思議。 ラストは引き込まれて勢いよく読みました。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-998.html

    0
    投稿日: 2013.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大満足の読書時間だった。 やっぱり英都大学推理小説研究会の面々が好きだ。 特に<城>から脱走を試みる場面が好き。 信長さん!カッコイイ!! マリア!勇ましい! モチさん!ナイス! アリス!ドンマイ! そして謎の答えはめちゃくちゃ複雑で、いつもならこの人が怪しいだろうとかいろいろ考えるのだけど(そして大外れするのだけど)、今回はそんな予想をすることも出来なかった。 江神さんの推理も半分までは何だかよく分からず、大丈夫なのか?と残りのページ数を確かめてしまったくらい。 でも心配は要りませんでした。 いつも同様に鮮やかで、でも辛い答え。 関係者全員を集めて、これから犯人について話しますと宣言するという江神さんらしからぬ手法を取った心中はどんなだっただろう。 そして、江神さんが神倉に来た理由もなんだかとても悲しい。 戻ってきてくれたことが嬉しいけど、江神さんの心はまだ晴れていないんだろうな。 このシリーズは長編は五部作ということで、次で終わりの予定とのこと。 正直もっとたくさん書いてほしいけど、とりあえず次が早く読みたい。 執筆はいつ頃になるのでしょうか? 3冊目から4冊目の間は15年空いたと知って、今とても不安。 1日も早い執筆を心待ちにしています。 何卒よろしくお願い致します。 それまでは短編集と、これまでの4冊を読んで次の戦いに備えていよう。

    8
    投稿日: 2013.07.27
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    学生アリス&江神シリーズ第4弾下巻。起承転結の転・結にあたる下巻は、2日で一気に読んでしまった。江神さんの謎解き場面はもちろん、ドキドキするところ、ハラハラするところ、胸が熱くなるところなど、盛りだくさん。この感じは学生アリスならではで、作家アリスシリーズだともう少し落ち着いた感じだったり刹那的な苦しさだったりする。マリアの再会の場面が好ましい。読者への挑戦の、著者の筆のしなやかさに惹かれる。

    1
    投稿日: 2013.05.11
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    ぬああああ長かったー!!!正直UFOとか興味ないので途中入る宇宙人とかUFO関連の引用は読んでません(すみません;)読まなくても支障はないかと思ったし。けど、上巻から延々とあった伏線が後半一気に繋がっていく辺りはなるほどって思ったなー。江神さんすごいなぁ。今回はアクションもあって、なんか映像を見てる感じがした。江神さんの境遇とかアリスとマリアの関係とかちょっとずつ進展しててドキドキしますね。また学生アリス読みたいなぁ。それにしても最後あの人の登場にはニヤリとしたね。かっこいい!

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    投稿日: 2013.01.05
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    協会からの理不尽な対応、ひいてはこの打破しようのない状況の描き方が非常にうまく、焦燥感を抱えながら読み進めた。 ハードカバーを既読なので一通りの内容は覚えていたのだが、例のバイオレンスのシーンは何度読んでもワクワクする。信長先輩の男前なあの台詞を生で聞いてみたい。 宗教や宇宙というのは、それを抱えていればこそ生きていけるというひともいて決して悪ではないはずなのに、どうしてこうもただひとつだけになってしまうのか。終盤の江神さんの協会への皮肉は、悲劇を見逃してきたこの世界の全てのひとに向かっているような気がした。

    1
    投稿日: 2012.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺人事件の解決はもとより、野坂公子代表にまつわるエピソードのオチがたいへん気持ちよく腑に落ちて◎。 江神シリーズの最後の長編を惜しみつつも楽しみに待つ。

    0
    投稿日: 2012.11.10
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    中だるみな感じはあったが、後半は怒涛の展開。江神先輩の推理が冴え渡った。長すぎて、読者への挑戦は放棄してしまったが、「城」から出してもらえないのも理由があり、どんでん返しがあった。 次回作が最終とのことだが、いつになるのだろう?

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    このロジックはなかなか… なるほどなぁ! そして江神さんのプライベートもちらり。 学生アリスシリーズの中で一番面白かった! 最新作早く出ないかなぁ…

    0
    投稿日: 2012.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻でややだれていたのを引きずって下巻へ。 最初のほうはつらつら読みながらくどさを感じますが、アリスの思考で走っているところもあるので移入してくるとエンジンかかってきたな! て感じです。 なので、謎解き以前の後半戦からはさくさく進む。 根がミステリーファンではないので、あまり謎解きに熱心ではないのですが、複線やらいろいろを拾って謎解きされて行くところは先輩の格好良さを感じちゃいます。 宇宙人やらユーフォーやらの上に建築された城も、結局は人間の建てたもの。いろいろで手来た宇宙ネタは、まぁネタですね。 人は皆寂しい。 この考え方は、共感できちゃいますね。 ぶっちゃけ、そうあって欲しいという願望でもありますが。 次は短編集なそうな。 それはそれで楽しみ。 しかし、先輩方就職大丈夫かな?

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    投稿日: 2012.06.09
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    江神部長の魅力は推理と結末に痛ましさを感じているところだと思う。あとワトソン役の部員を正当に評価するところ。

    1
    投稿日: 2012.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人数が多いし状況があれこれ細かいから、自分も推理をして楽しむ、ということは難しかったけど、推理をしなくても十分楽しめた。 合間合間に勉強になる話もたくさん織り混ぜられていたからミステリー一辺倒にもならなかったし。 時を越えた二つの事件が思わぬところから繋がるのはパズルがぴたりとはまって爽快。 動機がなんだかわかるようなわからないような・・・。 ともあれ、十数年ぶりのシリーズ続編、読みごたえもあり、期待を裏切らない作品でした。

    0
    投稿日: 2012.05.13
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    事件や脱走劇やその果ての美しい再開やらとスピード感がたまらない展開。 しかし何と言っても最後の論理。犯人が絞り込まれていき、真相にたどり着く様は圧巻の一言です。 事件の背景までしっかり作り込まれており、鮮やかな伏線も見事。

    0
    投稿日: 2012.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有栖川先生はやっぱり学生シリーズの方が好きだな、と再認識。 ストレートな有栖川先生らしい長編ミステリでとても楽しめました。 有栖川版「Yの悲劇」!?と思いましたが+αで流石だなと思いました。 後半は学生シリーズならではのアクションシーン(?)も満載で、前半とは打って変わり一気に緊張感が高まります。 2重、3重に張られていた伏線が事件の解決によって全て解消されていく様に清々しさすら覚えました。江神さんかっこいい! (江神先輩がかっこいいのはいつもの事ですが、今回は信長先輩の脱走劇もかっこよかったです。笑) EMCシリーズもあと1作という事で江神さんの「呪縛」が解けるかどうかが気になる所ですが、気長に楽しみにしていようと思います。

    1
    投稿日: 2012.01.31
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    のんびりとしていた上とは打って変って、下のスピード感は素晴らしかった。おお、そこまで進んじゃう?!言っちゃうの!?もうちょっとゆっくり時間を進めようよ!と思うくらいに。 下を手に取ったら時間を忘れて読んでしまい、裏表紙を閉じたときは思わず深く息を吐いた。気がつかないうちに息を詰めていたらしい。上のSETI説明の辺りで少しだけ本を閉じかけたが、やはり最後まで読み切って良かったと思う。 1ページ捲る度にどきどきと胸が高鳴って、誰が犯人だんだろう!とじれったい気持ちを抱えながらも、江神さんが解き明かす前に犯人を付きとめたい!という気持ちが対立して、とてももどかしかった。 まあ、「あなたが犯人ですね!」と思っていた人は案の定外れてましたが。 やっぱり有栖川さんが好きだなぁと再確認ができた一冊でした。

    1
    投稿日: 2012.01.30
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    前半とうって変わって後半のスピード感は素晴らしかった。それとやはり上質なトリック&ロジック(もちろん読者への挑戦付き)。おまけにエピローグにも今後につながる重要なエピソードと伏線回収。これぞ有栖川有栖という感じだった。話が面白くなるとあまり言い回しも気にならなくなるなぁ。まぁ強いて言えば、女王登場の辺りをもう少し丁寧に書いて欲しかった。

    0
    投稿日: 2011.12.03
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    学生アリス4作目後編。 殺人事件も大変だけど逃亡劇も大変というなんていうか一つで二度美味しい。 推理の方も「読者への挑戦」に辿り着く前にも何度かアリス達の推理祭があったりして中々面白い。銃の搬入経緯も予想外だったし。 しかしまあ、今回の犯人は少し共感できるというか、あいかわらず江神さんかっこいいというか、マリア結構アクティブだなっていうか… 前編が静、後編が動って感じ。 それにしても警察泣かせの事件だなぁ…

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    投稿日: 2011.10.17
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    下巻は逃走劇から解決まで、それなりにもやもやする展開はあったが、すんなり読み進められた。 納得の解決。

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    投稿日: 2011.08.22
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    このアマ、なめたことしてくれるじゃねぇか。 めちゃめちゃ思わせぶりなところで切ったかと思ったらデッドボールでした、みたいな。 謎解き自体は満足。 そう繋げてくるかっていうのもあったし満足です。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有栖大学生生シリーズ=江神さんシリーズ ようやく4弾が出たよ。 3弾目から15年も経っているらしい。。。 火村先生のも読みあさりましたけど私はどちらかというと こちらのシリーズのが好きです。 5巻+短編1・2巻でシリーズ完結予定らしい。 次がいつ出るか不安になりつつも楽しみに待ってます。 さて、本題。 宗教が絡むと話が通じなくてむかつく!! と思っていた裏には普通の動きがあって何か納得しました。 でも女王があまり活躍しなかったのが私的に何かしっくりこないというかなんというか。。。 青木さんもいまいち印象薄かったし。 何か女王とかとの小さころのエピソードがあるかと思ったらすおでもないし…。うーみゅ。 いや、でも面白かったですよ。

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    投稿日: 2011.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻になってからの話が結構面白くて集中して読めた気がする。 逃走劇もなかなか面白いと思ったのに、ちょっとそっちの方のオチは残念かなぁと思ってしまった。 時々入る作品トークはちょっと微妙…。

    0
    投稿日: 2011.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     学生アリス第四弾。  ゆったりと進んだ上巻とは打って変わり、後半はぐんぐん進む進む。  最後、犯人の動機は正直「えー?」と驚いちゃいましたが、謎がさくさく解けていく様は爽快。  前の三作、読み直したくなりました。

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    投稿日: 2011.05.22
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    謎解きは明解だが、動機というか心理的な側面が、宗教という特殊なものを扱っているのに、わりとふつうだった。

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    投稿日: 2011.05.12
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    久々の江神先輩登場作品。 今回は宗教施設での閉鎖環境。 読みごたえのある長編であり、ラストのピースの嵌まっていく様は爽快ですらある。

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    投稿日: 2011.05.12
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    久しぶりの学生アリスシリーズ。この手の推理合戦は話が散漫になるので苦手。でもミステリマニアにはたまらないんだろうな。

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    投稿日: 2011.04.29
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    110409 アリスガワ作品は知識欲が満たされる感じがすき。とかって、何も具体的に覚えてはないけれど

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    投稿日: 2011.04.09
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    上巻がゆったりめの進行(何せ連続殺人なのに上巻では1人しか死んでない)だったせいかこちらはジェットコースターばりのスピード展開。殺人に脱走劇、小洞窟探検と盛り沢山だけど、やはり見せ場は解決編の江神さんの推理演説に尽きる。 冗長なシーンも多く目立つので現時点に置けるこのシリーズの最高傑作とは言い難いけれど、先を知りたいと気を逸らせてページをめくる手が早くなるドキドキ感はさすがだなぁと思う。

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    投稿日: 2011.04.03
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    物語の舞台が新興宗教団体の「人類協会」という、日常とはややかけ離れたところに設定されていたことに、俄然興味をひかれました。 その信仰心ゆえに、万人には計り知れない何かが起こる、起こるに違いない、きっと起こるぞ、といった予感めいた好奇心に引きずられて、ページを次から次へとめくって行き、たどり付いた先は……、ふ~ん、そういうことですか。 アリスシリーズを1作目から読んでいたら、もっと楽しめたのかもしれません。

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    投稿日: 2011.03.27
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    ゆったりと進んだ上巻とは打って変わり、下巻では冒頭からアクションもあり、展開の早さも相まって非常に面白かったです。 学生アリスシリーズでは犯人や真相の意外性よりも美しいロジックの構築に力を入れているように思えます。その意味では本書のロジックの美しさも特筆ものと言えるでしょう。 私は「読者への挑戦」の時点ではどこに手がかりがあるのかすら分かりませんでした。

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    投稿日: 2011.02.19
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    アリスやマリアたちの城からの脱走劇に思わずハラハラさせられ、有栖川さんってこういう場面の描写も巧いなあ、と思わされました。事件の方も新たな被害者の発生や、思わぬ侵入者などますます複雑になっていき、自分の推理は事件の一部分当てるだけで精一杯…その分江神さんの推理の鮮やかさにやられました(笑)あとがきによると学生アリスシリーズは短編集を一、二冊と長編一冊で完結とのこと。次回作が楽しみであると同時に淋しさも感じるなんとも複雑な気分。 第8回本格ミステリ大賞 2008年版このミステリーがすごい!3位

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    投稿日: 2011.02.17
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    ミステリーが好きだ。その中で本格は、正直まあまあくらいだ。 クイーンのフェアネスより、クリスティのメロドラマが好き。トリックよりも、文章や人間ドラマやキャラクターに興味がある。 そんな私だが、学生アリスシリーズの最新作は読みたかった。著者の作品のなかでも、たぶん「とっておき」の謎をこのシリーズに使っているような気がするし、EMCのメンバーにも会いたかったから。 結果的には、謎も含めて、楽しく読ませていただいた。ちょっと遠慮がちな「読者への挑戦」も微笑ましい。クイーンが大好きなんですね! トリックは3割くらいしか分からなかった。自分としてはちょうどいいだまされ具合(笑) 前作もそうだったが、名探偵江神さんだけでなく、語り手のアリス、紅一点のマリア、そして一番目立たない脇役のはずの織田や望月にも、ちゃんと見どころ(決めゼリフも!)が用意されているのが嬉しい。織田や望月が、マリアに対して「ヒロイン」とか「アリスが好きな娘」というのではなくて、「女の子であると同時に大事な仲間」として接しているのも好感度高い。恋愛は社会人になってもできるが、学生時代の、ある種平等な「仲間」意識って、社会人になってからとは違う、特別なものがある気がするから。江神さんに対する、みんなの絶対的な信頼、もそうかも。あんな風に憧れられるのは、若いうちだけだ。もういい大人の作者が、それを意識せずに書いているわけもないと思う。そこが好き。 ちなみに今回気付いたけど、アリスは私より3歳ほどお兄さんだ。 同世代ののまぶしい青春に免じて若干甘めの★4つ。

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    投稿日: 2011.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の拳銃の謎は何となくわかったけど全然だめ〜。お手上げ。 学生アリスの「読者への挑戦」、大抵文面が冷たくて不気味な感じがしちゃうんだけど、これはあったかい感じがしてよかった。人肌の温もりっていうか… 織田の名古屋弁最高。惚れてまうわー 20200102再読 面白かった。江神さんのトラウマを抉るような結末。マリアの冒険ぶり。寂しがりのアリス。青春ミステリとしての煌めきが眩しいくらい。それでいてゴリゴリの本格で、本当に面白いな…

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    投稿日: 2011.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    江神二郎シリーズ 逃亡したマリアたちの逃げ込んだ金石源三の家。行方不明になった源三の孫・千鶴。調査を続ける江神たちの前に現れた新たな死体。協会幹部の子母沢の射殺死体。現場で発見されたビデオテープ。協会内で発見された千鶴。聖域と呼ばれる鍾乳洞からの侵入。持ち込まれた拳銃の秘密。協会が事件に警察の介入を拒んだ秘密。  2011年1月27日購入  2011年1月29日読了

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    投稿日: 2011.01.29
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    2011/1/29 Amazonより届く。 2019/6/25〜6/28 古典的な読者への挑戦状の後の怒涛の展開。花火のところはまだしも、なんども繰り返される伏線の回収は見事。学生アリスシリーズの第4弾で、次がラストらしいが、もう出版されたのかな。永らく積んでいたので、浦島太郎だ。

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    投稿日: 2011.01.29