
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物のキャラクターが良く、こんな便利屋に頼んでみたいと思った。 でも一番気に入ったのはルル。長年(?)その世界で渡り歩いてきただけあって、人当たりの柔らかさが心に沁みた。怒ったり傷ついたり絶望したりしてそれでも生きてきたんだろうなと想像してしまう。全然違うかもしれないけど。 多田と行天はいいコンビだし、なんだかんだで修羅場をくぐり抜けて、幸福を掴んでほしい。
0投稿日: 2018.04.25
powered by ブクログ町の便利屋さんが色々な事件を解決していくお話かなと思いながら読みすすめていたがそんな単純な内容ではなかった。 「不幸だけど満足ってことはあっても、後悔しながら幸福だといことはない」というフレーズが印象的でした。
0投稿日: 2018.04.19
powered by ブクログドラマ仕立てな感じ。結構重い話。 男の心情の表現が豊か。ヒーロー的な性格ではなく、悩み、葛藤、トラウマなど、人間たる感情の表現があり、他者の作品とは一味違う人間味が主人公から溢れている。
0投稿日: 2018.04.16
powered by ブクログ一昔前の町田を舞台にした便利屋の話。 現在はthe cafeに変わってしまったが珈琲の殿堂プリンスなんかが出てきて、あの甲冑が店内にあった異空間が懐かしい。 仲見世もまだ、抜き場があった頃だね。 映画を先に観てしまったので、どうも瑛太と松田が浮かんでしまう。 三浦氏は初めて読んだが、本作はとても読みやすい。 人生の侘び寂びみたいな仄かな香りが漂う。 台詞回しが、さりげなく沁み入る一冊でした。
0投稿日: 2018.02.27おもしろい
多田の同級生、行天のキャラがいい。 みんな、それぞれの過去があるからな。 続編を期待します。
0投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログ三浦しおんさんの作品に出てくる登場人物はいつもとっても魅力的で一人一人が物凄い個性であふれている。 そしていつも今回の行天のような飄々とした人物が出てくるけど三浦さんの好きなタイプなのかな。 でもひとつ気になったのは物語の本質とはかけ離れちゃうかも知れないけれど、 多田の元奥さんが多田を責める時になんでDNA鑑定をしてくれなかった、本当にあなたの子供なのにっていうような場面があったけど問題はそういうことじゃないよね。 浮気相手の子供だらうが自分の子供だろうがそんなことはどっちの種が当たったかってだけの話で大事なのはお前が浮気したかどうかだろうって思ってしまう自分は相当心が狭いんだろうか?
0投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ2017.12.28 久々の読書。 暗いけど明るい世界観がとても心地よかった。 作者の名前もとても良い。 しをんって格好良すぎるだろー pep laguarda ♪brossa d'ahir
0投稿日: 2018.01.04
powered by ブクログ本作のようなライトタッチでコミカルな作品が芥川賞に選ばれる事があるんだ〜と思いました。 主人公の便利屋の多田は過去に人生の傷を負っている。 年の始まりに多田のところに転がり込む行天春彦!彼は普通でない感覚を持っており彼の人生にも何らかの影がある!? こんな二人について回る自称コロンビア人娼婦、ヤクの売人、若者ヤクザやら便利屋ゆえについて回るちょっとおかしなお客さん達! シリーズの続編があれば読みたいと思える作品!!!
7投稿日: 2017.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三浦しをんさんの舟を編むが面白かったので他にも読んでみたいなと思い手に取りました。 便利屋として働く多田のもとに現れた同級生の行天。仕事を通して少しづつふたりの過去が見えてきて読み進めるのが面白かった。二人とも暗い過去を持ってるけど、暗くなり過ぎず読み進めることができた。 ・依頼人に代わってばあちゃんのお見舞い ・バスの間引き運転調査からの行天との出会い ・チワワの飼い主探し ・夜の仕事をするルルとハイシーとチワワ ・クスリの運び屋をする小学生 ・多田と行天の子どもとの接触 ・病院で入れ違いになった家族を知ろうとする男
1投稿日: 2017.12.18
powered by ブクログまほろ市の便利屋の多田が、ふらっと出会った元同級生の行天と、あちこち駆け回り、たまに厄介ごとに巻き込まれる心あたたまる?小説。 行天が読者サービスなのでは、と思うくらい隅から隅まで小説にありがちな変人で、もう少し大人らしくても良いと思った。無口な行天をもっとみたかった。この中では星くんが一番格好いい。あとチワワもいい味出してる。
0投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログいつまでも読書初心者としては、話にもう少しメリハリ・盛り上がりが欲しいかな。 映画でいえばアメリカ映画、クラシックでいえばモーツアルト。的な。
0投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログ多田の価値観というか倫理観というか物事の判断基準がいまいちわからない。 普段こういうの読まないから慣れないだけで文学ってこういうものなんだろうか。
0投稿日: 2017.11.05
powered by ブクログ自分の笑いのツボにはまっているようで、2ページに1回は笑う所がある。 内容は結構ハードなのに、不思議。 読後感も良い。 映画も観たいな。 行天はたぶん松田龍平が演じたのだろうと思うけどぴったり合ってそう。
1投稿日: 2017.11.03
powered by ブクログ三浦しをん作品は「風が強く吹いている」に続き二冊目。 もはやすっかりしをんファン。 これまた面白かったなあ。 何と言っても行天春彦のキャラクターにすっかり魅了されてしまった。 所詮は女性作家が描いた男性キャラという批評も多くみられるようですが、個人的にはこういうキャラ大好きです。はい。 間違いないです。オススメです。
0投稿日: 2017.10.31
powered by ブクログ読みやすく、癖のある登場人物たちのやり取りは面白かったです。面白かったお話や登場人物ですが、多田と行天、さみしい二人だなと。続編、いきます!
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ9/24読了 便利屋をやるくらいだから多田はよっぽど人の役に立ちたいと思っていた。どうやらちょっと違うみたい笑 半ば人生にあきらめている感じが出ている。 一方の行天は高校時代全く声を発しないとゆう変わり者。 二人は偶然出会い様々な案件に向かっていく… 小学生の送り迎えや庭の掃除など、雑用とも言える相談ごとを通して様々な事件に巻き込まれていく二人… 三浦しをんさんの小説に出てくるキャラクターはとても想像しやすい! だからこそ次々と映画化されるんだなと思った。
0投稿日: 2017.09.24
powered by ブクログ再読 まほろ駅前狂騒曲を読む前に読み返した。 ちょっとドキドキハラハラして、ちょっとしたセリフに笑えて、ときどきグッとささる言葉があって、 丁度いいゆるさが、私は好きやなと思った。
1投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログ映画化された本らしい。 トントンと物語が展開されてさっくり読めました。 漫画を小説化したような雰囲気。 映画…の方が面白いのかもなぁと珍しく思ってしまいました。
0投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ話の展開が面白くて、時間も忘れて読みふけってしまいました。 まほろ市というのは、架空の設定だそうですが、描かれた風景は日本各地に見られるような気がしますし、依頼される内容も登場人物も突拍子もない感じもしますが、実在している感じがする、そんな雰囲気が好きでした。 「真剣に対応しなければならない」という義務感から、「対応したい」と思うようになるまでの過程に、爽快感のようなものを感じました。
0投稿日: 2017.09.14
powered by ブクログ映画化されて書店平積みだった本書を購入したのは、だいぶ前だった。多田が、飄々と生きる行天に振り回される展開だが、人生の機微を行天というフィルターを通じて多田の心に沁み込んでいくようだ。起~(承転)~結が1年というサイクルで、激動の1年が”また”始まるような、そんな予感を抱かせるエピローグだった。本文の面白さもさることながら、活字が大きかったせいか、自分の読書速度としては速い読了だった。読みながら『探偵はバーにいる』と対比してしまった。
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ非常に読みやすかった。書き方次第ではいくらでも重くなるテーマを中心に据えているのに、読んでいる最中はそれを感じさせない。行天の行動や発言に漂う寂寥感、周りの人から慕われてもどこか孤独を感じさせるという空気が魅力的だった。
1投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ三浦しおんの多彩さに舌を巻く。「風が強く吹いている」「舟を編む」そして「まほろ駅前」。同じ作家が書いたとは思えない。時に若者の目線で、時にハードボイルドのタッチで読者を話に引き込む筆力には脱帽。事前の細やかな取材がバックグラウンドになっているのだろう。 過去を引きづる便利屋多田と心を置き去りにした相方行天。二人がまほろ市民の問題を解決していく話。今、どういう状況にあっても前に進んでいけば、違う幸せが待っている⁈ということかな。
16投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ多田の苦労が目に見えるようだった。 ずるいなぁ行天。イライラするし邪魔だと思うこともあるのになんか放って置けない。 ふたりの一年。 これから、ここから、またふたりが、ふたりで、幸福を見つけられますように。
0投稿日: 2017.06.27
powered by ブクログ三浦しをん氏の小説です。 第135回直木賞受賞作です。 東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田啓介、そこに転がりこんだ高校の同級生だった行天春彦が様々な依頼を通して騒動に巻き込まれれるストーリーです。 登場人物の個性の強さ、まほろ市ってモデルはあそこだ。 などというわかりやすさもあって、楽しく読める作品でした。 大きなテーマとしている家族の形と絆を登場人物達の職業や行動を使って様々な姿で表現しているところに面白さを感じました。 千差万別なんですね。
0投稿日: 2017.06.22
powered by ブクログよく行く書店で『夏の青春フェア 2017』なるものがやっていて、手にした1冊。 「青春」というには、主人公の歳が、いささかいってる気がしますが(笑) いや~笑いました!すごく面白かった!! 常識人の多田と、非常識人の行天。 猛獣の行天と、猛獣使いの多田。いいコンビです♪
0投稿日: 2017.06.08
powered by ブクログ再読。 やっぱり好きだなぁ。 三浦さんは男性をすっごく魅力的に描く。 多田と行天、それぞれが お互いに救われてるんだなぁ、てじんわり。 ちょっと孤独を感じそうになった時とか また読む。
0投稿日: 2017.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読むのに手間取りそうだと思ったけど、思いの外するりと読めてしまった。 人生のレールを外れた(?)中年のオッサン二人が便利屋の事務所で同居しながら、地元のヤバイ連中と交流したり警察沙汰をすれすれ回避したりしつつ、ちょっとだけ自分に向き合う話。多分。 なかなか良かった。 良かったけど、この本の評価とは関係ないけど、物語の主人公はヒトに言いたくない過去がないとダメなんだろうか、と考えた。 何不自由なく育ち、幸せで平穏に生きてる人では主人公にはなれないのだろうか。 それとも、人間誰しもある程度生きれば何かしら闇を抱えるものなんだろうか。 物語は三人称で書かれてるけど常に多田視点で進行するので、多田の過去は独白で明かされるけど、行天のことは読者にも多田が見聞きしたことしか分からず、いろいろ匂わせながら全ては最後まで明かされない。行天の不思議ちゃん度が最後まで効いてて良い。 多田の心が乱れた時に行天が小指の継ぎ目を触らせるシーン、唯一二人が触れ合ったところではなかったか。あの時だけ見せた必死な行天がきっと素の姿なんだろう。 (ていうかここブロマンス感満載で、腐女子が喜びそう…) 読む時期を選ぶ本だと思う。
0投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログ町田だよね?これ、どう見ても町田だよね? …とツッコミながら読んでいたら、解説にしっかり書いてありました。いや、土地勘があると実に面白いですよ。楽しみ方間違えている気もしますが(笑)。 便利屋稼業から見えてくる様々な人間模様。それぞれが積み重なり、折り重なって、依頼人のみならず主人公や周りの人間の人生が徐々に明らかになり、そして変化していく。一連の流れが美しく、展開から目が離せませんでした。描写は自分の好みからすれば若干ハード寄りですが、このくらい活気があった方が面白い事は間違いないでしょうね。 映像作品は観ていませんが、星クンがどんなビジュアルなのかなあとはちょっと気になります。
2投稿日: 2017.05.14
powered by ブクログ作品によって様々に文章の表情を変える三浦しをんさんの、比較的堅めと言われる作品。 それぞれに仄暗い過去を持つ男性2人が様々な事件を経て精神的成長を遂げる、女性が好みそうな展開。 三浦しをんさん。やはり彼女の作品は映像化向きという印象。キャラが立っていたり、さくさく読み進められる点はよいことなのだろうが、小説である必要性を感じない。 読者の思考の自由にさせてくれる「アソビ」の部分を求めるわたしにとっては良書ではない。
0投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログ中心人物の男性2人が、とても魅力的に書き出されているな、というのが一番の感想です。 主人公の感情の葛藤や、基本的には優しく、真面目なところ、人間らしくて好感が持てます。 生きていれば誰しも、多かれ少なかれ後悔や心の傷や暗いものを抱えるものだと思いますが、そういったものと共存しながら暮らす日々が上手く描き出されています。 準主役は大変にぶっ飛んだ人間性ですが、 主人公は常識人なので、読者は安心して読むことができます。 そのやりとりに笑える場面もあり、シリアスもあり、飽きませんでした。 都内で便利屋を営む主人公を中心に、都会の雑踏や郊外の表現、印象的な依頼者の数々、 でもどこか憎めなくて。 街並みや人物の描き方が上手だなぁと思いました。 映像化作品はまだ観ていませんが、原作を読むとお二人の印象は合っていると思います。 実は、音楽を「くるり」が担当したことで作品を知り、ずっと気になっていたのですが、ようやく読むことができました。 くるりファンじゃなかったら読んでいなかったかもしれませんが、読んで良かったと思える作品でした。 音楽も楽しみつつ、観てみようかなーと思います。
1投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ直木賞受賞作と強く意識して読むと肩透かしを食らう。久しぶりに作者の作品を読んたが、今回はなんだか読みにくい文体と感じた。 ライトな読物だが、人物設定か上手く、それを活かすエピソードが用意されている。 行天はストーリー的にはナイスキャラだが、実際に存在したなら多田のような寛大さがなければ扱えない厄介ものですね。 続編を読むかは微妙なところ。
0投稿日: 2017.04.07
powered by ブクログ初めて読む作家さんですが、ユーモアがあり物語もなかなかするする展開しながらいろいろな痛みとかホロ苦いものを見せているのがいいですね。
1投稿日: 2017.03.18
powered by ブクログあれこれと面倒な言い訳をするわけでもなく、ヌルッと再会をはたした多田と行天。 何故か同居することになり、いつの間にか便利屋も男二人の体制になっていく。 これといって刺激的な場面もないし、二人の関係に似合いのヌルッとした事件だったり依頼だったりが続いている。 友情と呼べばいいのかちょっと迷うところですが、微妙な関係のふたりを丁寧に描いている。 人は言葉で誰かを理解するのではなく、言葉にのせた心で理解するのではないだろうか。 耳触りのいい言葉なんていくらでも言える。 でも、少ない会話でも心がそこにあればきちんと伝わるものだと思う。 何となくすっきりとしないのはこの物語が直木賞を受賞したこと。 三浦さんの代表作ってこの物語になってしまうのだろうか? もっとふさわしい物語が三浦さんにはあるような・・・。 まぁ、受賞はタイミングとも言われているし、「まほろ駅前多田便利軒」の出版が受賞のタイミングにピッタリあったのかもしれない。 何かを抱えながら、それでも淡々と生きていくしかない。 そんな人たちの優しさやあたたかさがじんわりと染みてくる物語だった。
0投稿日: 2017.03.16
powered by ブクログ流行り物を毛嫌うのも大人気ないな。ということで、直木賞受賞作を手に取ったものの、これは面白いじゃないかと。食わず嫌いを反省した話はさておき。多田と行天のコンビはなんとも言えない味がある。便利屋のバディもの。店主の多田は事なかれ主義っぽいところはある。対する行天は典型的なトラブルメーカー。ありきたり。ではあるが。便利屋の依頼を受けながら徐々に明かされる二人の関係と二人のそれぞれの過去。人は生きた年数の分何らかのドラマはあるわけで。「すべてが元通りとはいかなくても、修復することはできる。」
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2人ともそれぞれ事情を抱えている父親で、家族に対して複雑な思いを持っている。 私はドラマの時から行天にとても惹かれました。 掴みどころのない雲のような人だけど、この人と知り合ったらきっと憎めないしほっておけなくなる気がする。 映画では瑛太と松田龍平が多田と行天をそれぞれ演じたんですが、とてもハマリ役で原作を読んでから見たとしてもガッカリしない配役だな、と思いました
1投稿日: 2017.03.06
powered by ブクログほっこりするエピソードの数々。 多田と行天の噛み合わないんだけど、この2人しかないと思わせる掛け合い、面白かった。
0投稿日: 2017.03.01
powered by ブクログ多田&行天コンビ、nice! 三浦しをんは、掛け合いの会話が本当に巧い。テンポよく笑えて、実は深そうなセリフが盛りだくさん。 多田の地の文でのぼやきやらあきらめやらも、妙にコミカルかつ説得力があって、ああ三浦しをんだなぁと堪能。 なぜか今まで読むタイミング逃していた作品だけど、一気にはまった。ひと癖ある周りの人たちにも、愛すべきキャラが多くて、何度も読み返したい。
0投稿日: 2017.02.27
powered by ブクログ幸福は再生する、それを求めている人のところに何度でもそっと訪れるという言葉が響いた。 便利屋という職業柄、複雑な過去をもった人々と出会い、その出会いを通して自分の過去をみつめる。 多田も行天も口は悪いが困ってる人を放っておけない優しい性格で、お互い隠された過去を持っているがあまり干渉せず、いいコンビなように思えた。
0投稿日: 2017.02.22
powered by ブクログ便利屋で働く多田とひょんなことから同居することになった高校の同級生の行天の話です。便利屋として1件1件依頼を丁寧にこなしていきます!くすっと笑える話かと思いきや、最後はしんみりしてしまいました。人情味溢れる話ばかりでした。「幸福は再生する。求めている人のところへ何度も形を変えそっと訪れる。」素敵な言葉で、この言葉を忘れずにいきたいです。悪い人が出てこないこういう小説好きです。シリーズがあるようなので、続けて読んで行きたいです。映画も見たいです^^
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。直木賞受賞作。初めて読んだときどんな感想を持ったのか今となっては全く思い出せない。けど、再読してようやくこの物語の良さがわかった。便利屋さんがいろんな人と出会い、依頼を受け、お仕事して問題を解決する…なんて単純な話ではない。もちろんそこにも様々な物語が絡んでいるが、やはりキズを抱えてなお静かに生きていく主人公二人の人生の物語だ。最終章、静かに涙する。立て続けにエッセイを読んだ後、これを読むと、しをんさんの底知れなさが脅威だわ。 所持している文庫本の表紙が、映画化主人公の俳優さん二人の写真なんだけど、これはないわー・・・。タバコの表紙のに買い替えようかなあ。
0投稿日: 2017.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
多田と行天の「何でも屋」が中心の短編集 ・犬を預かったが引っ越ししてしまった女の子 ・チワワの飼い主を探すと、男に付きまとわれてた水商売の子が見つかる ・子供の送り迎え クスリの運び屋 ・2つ目の話に登場したチワワの飼い主の友達が、悪い人に付きまとわれる ・身辺警護してる女子高生の友達がピンチ
0投稿日: 2017.02.11
powered by ブクログ『そして父になる』(是枝裕和)と似て、家族の形をテーマにした物語。登場人物のキャラが濃くて、笑いあり、テーマ抜きにしても単純に楽しめました。 Feb. 6, 2017
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログハードボイルド&ハートフル小説!? このコンビに かかれば どんな 困り事でも 即解決!! でも、自分自身の事は…
0投稿日: 2017.01.29
powered by ブクログ便利屋多田の元に友達でもない元同級生の行天が転がり込んできて、様々な事件が発生する。共に他人に言いたくない過去を持つ二人が、友情とは言い難いが単なる仕事仲間とも言えない関係を築いていく過程がいい。他の登場人物にも癖のある人たちが多くて面白い。「自分の心を信用していない」ばあちゃんは、心が「外国ぐらいに遠くて、言葉の通じない場所だと思っている」などとハッとする表現がそこここにあって、いっぱいノートをとりたくなった。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログまほろ市を舞台にした便利屋の多田と高校時代の同級生行天のコンビ。 みんなそれぞれいろんなものを抱えてるんだな…どの話も優しい。どの人も憎めない。 まほろ市のモデルの東京のはずれの都南西部最大の町は、自宅からご近所なのでその場にいるように想像できて楽しかった
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログ2017年1月に読了。かみさんが持っていた本を拝借。 既にレビューがチョモランマなのでセルフメモ代わりに...。 ・小説は(と言うか読書全般)余り読まない方だったのだが、この著者の本は既に数冊。 ・読み易い。難解な熟語は使わず、表現で魅せる。着実に引き込まれる! ・表現が視覚化し易い。 ・だけど、薄っぺらくない。 ・設定が個別に何かと深いなー、これで終わりなのかなー?と思ったら、案の定、続編があるそうだ。 ・今度、読もう。 以上。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ「悪意がなかったからといって、罪ではないということにはならない。」 様々な仕事を請け負う多田と行天のコンビ。実に小気味よく、行天の行動にため息をつく多田の様子が容易に想像できる。知ろうせず、求めようとせず、誰ともまじわらぬことを安寧と見違えたまま…という文がちくりと胸に刺さった。忙しさを理由に大事なモノから目を背けていないか、無関心になっていないか自分自身に問いかけられたような気がした。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ後先考えない人間の何気ない行動や言葉は、時に人の価値観をぶち壊す力を持つと思う。心を閉ざして内面を見せない人間に効くのは、そういったものなのかもしれないと思った。
0投稿日: 2017.01.06
powered by ブクログ便利屋経営をしている主人公多田と同級生の行天が依頼される案件を片付けながら、様々な人生を想い、そして二人の人生を振り返る。テンポの良い内容で先を楽しみに感じながら読み進んだ。 登場するチワワの影響も私には大きい。先日愛犬が亡くなったため、最初の方では悲しく辛く読みたくなかった。それが、後半では心が開放し少し前向きになれた。この時期にこの本を読んだことに感謝した。
0投稿日: 2016.12.29
powered by ブクログ有名なので面白いかなと思って借りてみましたが うううううううん 結果飽きちゃって半分でやめてしまいました。 なかなか読み進みも悪く、 私に合わないだけなのかもしれませんが。
0投稿日: 2016.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三浦しをんさんの本は他に【舟を編む】も読んで映画も見たけど松田龍平だったよね 舟を編むとは全然違う感じ、こういう本も書くんだ~と どっちが三浦しをんさんらしのかは分からないけど
0投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログしをんさんの作品は、これでも四五冊は読んできたはずだ。ちょっぴりシニカルで、ただただハートウォーミングなだけのお話の書き手ではない。 あくの強い人物、都市のディーブなエリアなどを描いてもピタリとはまる。 高校時代の同級生、変人の行天と関わりあっていくことで過去の自分の心に潜む攻撃性に気づいたり、妻子を愛していたつもりが、「つもり」でしかないことに目を背けてきたことに気づいていく。 行天の不思議なキャラクターのおかげで、不思議にとぼけた味わいがあるけれど、人と関わる痛みやつらさの向こうに、人と関わる喜びがうっすらと透けて見えてくる。
1投稿日: 2016.11.12
powered by ブクログずっと前に映画を見たので、ほとんど知ってる内容だった。 多田と行天のコンビ、瑛太と松田龍平でハマりすぎ。
0投稿日: 2016.10.14
powered by ブクログ行天は、物事の何たるかがどこまで見ているんだろう…食えないキャラだな… 視点が多田視点だったからなのだろうけど そんな思いがずーっと頭にあったまま読んだ。 男くさいのがすごく好きだった。 人間の不条理とか、面倒くさいところも好きだった。 続編も読む。
0投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
舟を編むがとてもよかったので、スライドして三浦しをんを読む 最初は若干退屈だが、途中からどんどん読める。 舟を編むとはかなり異なる世界観だが、あまり考えずにキャラクターを追っていくように読める本。 多田が言う、綺麗事ではない名言がときおり胸を打つ。ただ、飄々とした行天が台無しにするので、作品全体が臭くない。良著だと思う。 以下、気に入った表現引用 俺は、あんたは要領よく大学を出たあと、堅実な会社に入って、料理が上手い女と割と早めに結婚して、娘には『オヤジマジウゼェ』とか煙たがれながらもまあまあ幸せな家庭を築いて、奥さん子供と孫四人に囲まれて死んで、遺産は建替え時期の迫った郊外の家一軒、って感じの暮らしをするんじゃないかと思ってた 針が飛びまくる傷だらけのレコードに相槌を打つみたいで 職業に貴賎はない →それは落ちたことのない奴が言う綺麗事 確かに体得したはずの異国の言語が、長く使わないうちにいつの間にか、ついに自分の中から失われてしまうように。己のどこをどう探ろうとも、多田はもう、以前のような熱情と希望を見つけられなかった。 誰かに必要とされるってことは、 誰かの希望になるってことだ いや、やり直せることなんかほとんどない。 いくら期待しても、お前の親が、お前の望む形で愛してくれることはないだろう。 だけど、まだ誰かを愛するチャンスはある。 与えられなかったものを、今度はちゃんと望んだ形で、お前は新しく誰かに与えることができるんだ。そのチャンスは残されている。 被害者が血で書いたダイイングメッセージを、噴いた鼻血で消しちゃうタイプだねぇ →にぶい 無害な妖怪のように、ベットサイドにひっそりとしゃがんでいる これまで何回も、いろんな人から言われたと思うけど、俺も言うよ。あんたは別に悪くない。 知ろうとせず、求めようとせず、だれともまじわらぬことを安寧と見間違えたまま、臆病に息をするだけの日々を送るところだった。 失ったものが完全に戻ってくることはなく、得たと思った瞬間に記憶になってしまうのだとしても。 幸福は再生する、と。 形を変え、様々な形で、それを求める人たちのところは何度でも、そっと訪れてくるのだ。
0投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログ私は最初、映画を先に見たので映画を見てから読んだ星の評価をつけた。 しかし、後半からは映画では見えなかった多田と行天の色《三浦しをん色》が見え、私の好きな別世界へ連れて行ってくれた。 やっぱり三浦しをんさんは天才だ。 三浦しをんさんの作品は、私は待って!もっと!って思わせるものが多い。 それと伝え方の言葉選びがとても好きだ。 風景描写も想像しやすく、人物表現も魅力的にその人を伝えてくる。 「自分の心の中ぐらい遠い」 冒頭に出てくるこの言葉にぐっと引っ張られた気がする。的をついた言葉だからだろうか。
0投稿日: 2016.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
*まほろ市駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦が転がり込み、二人は様々な依頼に精を出す。ペット預かりに塾の送迎、納屋の整理……個性的な依頼人たちが登場し、抱腹絶倒かつ心温まるストーリーを展開。そんな中、多田と行天の過去が次第に明らかになり、二人の抱えるものと生き方が、読者の心に突き刺さる! * 先に読んでしまった次作が面白かったので、すぐに本書に手を出した次第。これは・・・次作から読んだからこその味わいを堪能出来て、大満足。「冷たい部分を抱え」ながら、飄々と淡々としなやかに生きていく登場人物たち。読みやすく軽やかなタッチだけど、ふとその奥の翳りに立ち止まって考えさせられる、奥深い一冊。
1投稿日: 2016.08.27
powered by ブクログ瑛太と松田龍平を浮かべて読むとほんとさいこうだった…なんてすてきキャスティングや… まえ映画はみてイマイチと思ったけど、原作良かったのでも一度観たくなっちゃった。
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログ最後まで面白かったです。三浦しをんさんって人間の綺麗なところも汚いところも平等に描く作家さんだと私は思っていて、そこが少し苦手だったりもします。まほろばもそう感じながら読んで、手放しで好きな作品とは言えないけど多田と行天のコンビが良かったです。チワワが可愛かった~。
2投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログ映像が目に浮かんで、テンポのいい描写のおかげですっかり多田さんに感情移入。こうやって、すーーーっと入り込める感情を疑似体験できるのはやはり面白い。町がイメージできたのも大きいかも。 多田さんにも行天さんにも幸せになってほしいな。 小説の中の言葉的にいうと、2人の「幸福の再生」を願う。 行天さん、もう少しちゃんと働いて、居候なんだから。ということがどうしても最後まで気になった。
0投稿日: 2016.08.02
powered by ブクログゆるやか〜な雰囲気でまほろの魅力的な人々を楽しむことができる作品でした。 映画も観ましたが、原作の良さが損なわれたりすることのないようなモノに仕上がっていて、合わせて楽しめると思います。 個人的には、行天の本当は思いやりの深い思慮深さを持っているところや、それに基づいた行動のストレートさにとても引かれます。 自分もこんな風に思いやり深く物事を考えたうえで、輝く行動力でもって人生を切り開いていきたいと思わせられます。
0投稿日: 2016.07.25
powered by ブクログ「その人間の本質って、たいがい第一印象どおりのものでしょう。親しくなったら、そのぶん相手をよく知ることができる、というわけでもない。ひとは、言葉や態度でいくらでも自分を装う生き物だからね」 「やっちゃったら、理由なんてあってもなくても同じだよ」 知ろうとせず、求めようとせず、だれともまじわらぬことを安寧と見間違えたまま、臆病に息をするだけの日々を送るところだった。 幸福は再生する、と。 形を変え、さまざまな姿で、それを求めるひとたちのところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。
0投稿日: 2016.07.21まほろ駅前多田便利軒
ちょっと仕事の合間に読める気分転換におすすめです。 人にもよるかな?私はでしたけど。
0投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログここのところ、記憶が曖昧になってきていて一旦調べたことでもすぐに忘れてしっまっているように思います。三浦さんが男か女かってこともその一つで、いまなお思い出せません。「仏果を得ずで」では男の人のような気がするし、「風が吹いている」では女の人のような気がします。「まほろ駅」は何だか女人のような。 作品の終わりは、決してバランスのとれたところでは終わっていません。まだこれから彼ら二人の暮らしはどちらへ転ぶのか、二人のこれからが気にかかる作品です。 映画の作品案内で見たように思います。ぜひ機会があれば見てみたいです。
0投稿日: 2016.07.11
powered by ブクログ多田と行天のコンビになんどかクスッと笑った。2人とも優しい。 でも、一緒に仕事はしたくないなぁ。 Kトラ似合ってそう。
1投稿日: 2016.07.05
powered by ブクログ妄想が広がるわぁ(笑) かぎりなくダークなグレーをぶらぶら歩いてくイメージ。 色気はないけど渋みがあって好きですねー! 視覚化しやすいなーと感心しました! あと、めっちゃタバコすいたくなる(`・ω・´)
0投稿日: 2016.06.14
powered by ブクログ平易な文章。読みやすかった。まほろ市って絶対あの街のことでしょ、と思うところがあったのでイメージしながら読んでた。男2人の不思議なドタバタ劇という感じ。
0投稿日: 2016.06.09
powered by ブクログ初めて三浦しおんさんの本を読んだ。まほろ市の住人たちはどこにでも居そうで、実は存在しないマボロシかな。男二人組の映画の定番のような設定が楽しい。ちょっと格好悪い「傷だらけの天使」みたい。一気に読んでしまった。それぞれのエピソードに表される家族のありようが、心に響く。
0投稿日: 2016.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
相も変わらず三浦しをんである。発売順に読んでいるわけではないので、何が新しくて何が古いのかわかってないですが、これってTVだか映画だかになった作品なんですね。後で知った。 またもや男ふたりのバディものである。 今度は町田市(とは書いてないが)をベースにしたまほろ市という架空の街の話である。 便利屋なのに、私立探偵まがいの事をしていく主人公多田。 そして、謎の同居人・行天。 ふたりともどこか影があると言うか、何かを抱えて生きていく中に、日々の日常が旨く絡んでいく様がすばらしい。 その影を脇役たちがあえて具現化した形で進めていく様もまた良い。 読み出すと止まらないので、結局一日で読みきった。
0投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ三浦しをんさんの小説をはじめて読んだ。 文章がすっきりしていて、登場人物が魅力的に描かれていて、とても読みやすい。 「幸福の再生」がテーマなのかな。 重たい罪や取り返しがつかない過去背負いながらも、それでも幸せになろうと生きていく人たちに対して、優しさを向けている感じの本だと思った。
0投稿日: 2016.06.07
powered by ブクログ便利屋を営む中年男・多田と、偶然再会し、そのまま彼と同居することになった高校時代の同級生・行天。 彼ら二人がタッグを組んで、町の様々な頼まれごとを受け、トラブルに巻き込まれながらも、様々な人に出会い、影響を与え、また彼らも成長していく。 三浦しをん氏の作品は、個人的に好感度にムラがある。今回の作品は、あまり…かな。この便利屋という仕事にもう少し現実味をプラスして欲しかったな。どうやって生活しているのか細かいところが気になる性分なので。行天も、居候しているんだから働けよ、と普通に思ってしまった。真面目な性分なので。あとは、全体的に癒しがもう少し欲しかった。
1投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ2人の男の奇妙な繋がりの話。 短編で話が続いていく。 サラッと書いてる割に2人とも抱えている過去が重い。 それが少しづつ明かされていく感じがたまらなくいい。 登場人物も変わってるけど、どこにでもいそう。 友情くさくない話なので冷めずに読めた。 直木賞にしては意外。
0投稿日: 2016.05.08
powered by ブクログ便利屋のオッサンとそのまた連れのオッサンが二人して街のあれこれを解決していくよくあるお話。 軽くて読みやすいんだけど どこか登場人物たちに魅力がいまいち足りないというか、主人公ふたりにしても結局あと一歩好きになりきれず終わった感じ。
0投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログ読みやすい。そして薄い。 小さな事件が幾つも重なっていくが、それらの出来事によって登場人物たちがどう変化したのかほとんど読み取れない。
1投稿日: 2016.05.01
powered by ブクログ映画化されたのかな?三浦しをんらしく、心を描いた作品。男同士の友情を描いた作品ではないよね、たぶん。
0投稿日: 2016.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心に傷を負い、人と積極的に関わろうとしなかった主人公たち。しかし仕事上、人と関わらないわけにはいかず、戸惑いためらいながらも徐々に人とのつながりを築いていきます。 すさんだ心を癒すのは、やっぱり人とのふれあいなのだと改めて思いました。
0投稿日: 2016.03.29
powered by ブクログ会社の人から借りた本。会社の昼休みに読んでた本。 最初はこの本の世界になかなか入り込めなかったけど(私は本の読み始めはいつもそうだけど)この本を読み進めるにつれて、本当にこんな世界が、多田が、行天が、実際居るんじゃないかと思ってしまうくらいリアルに感じた。そして気付いたらいつも昼休みにこの本を読めるのを楽しみにしている自分が居た。結論、面白かった。 何冊かシリーズ?化されているみたいだから、他のシリーズも読んでみようかな?
0投稿日: 2016.03.15
powered by ブクログ淡々と書かれているようで、実は深かった。ことに、解説で気付かされた。情けなし。いずれ再読してみたい作品。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
便利屋の多田と、転がり込んだ居候の行天、この2人が坂木司のひきこもり探偵のコンビみたいだと思った。 行天の変人ぶりが、大変好みだ。 小指が飛んでも「痛い」 と一言つぶやいただけで冷静に拾う、そんなキャラが好き。 映画は見ていないが、瑛太と松田龍平はちょっと違うような気がする。 藤原竜也と山田孝之じゃダメですか。 「なんじゃこりゃあ!」 「それ、だれの真似? 全然似てない」 この会話は偶然だろうか。 松田龍平のキャスティングを見越して書いたとは思えないが。
0投稿日: 2016.02.27入り込みやすい小説。
なんというか楽に入り込める小説だった。気付いたら自分も同じ空間にいて、あたかも登場人物たちのやり取りを実際に目にしているような錯覚があった。 話としては飄々と進んでいく。熱くなる場面もなければ意表を突かれる場面もない。だけど何か先へ先へと促されて、どんどん読んでしまう。 やはり楽に入り込めるからだろう、この著者の「風が強く吹いている」はもっと好きで五つ星と評価したのでこの本は星四つとしておく。
0投稿日: 2016.02.25
powered by ブクログ生きていればやり直せるというのは上辺だけの綺麗事で、人生にはやり直しのきかない、失ったら二度と完全には戻ってこないものがたくさんある。けれども形は違うけれど、幸福は再生する。与えられなかったものを、新しくだれかにあたえることはできる。そんなメッセージが込められた物語。多田と行天は友達ではないし、相棒とも言えないけど、もしかしたらそういう範疇に含まれないだけでもっと深いところでお互いに必要とし合う関係なのかもしれない。読後暖かい気持ちになれる。
0投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログ便利屋を営む多田啓介のところに転がり込んでくる、高校の同級生だった行天春彦との、ちょっと奇妙な同居生活。先に映画をみたので、ぜんぶ瑛太と松田龍平の顔と声で浮かんだ。違和感がなくてぴったりのキャストだと思う。多田便利軒への依頼は少し変わったものが多いが、普通から少しずつずれたところにいる二人が、依頼をこなしながら少し良い方へと知らず導いていく。
1投稿日: 2016.02.03
powered by ブクログ初めての三浦しをんさん。最初はこのままゆるーく便利屋さんの日常が綴られるのかしら?ちょっと退屈かしら?と思ってなんとなく読みすすめると、なんやかんやと引き込まれる展開に。多田も仰天もルルもハイシーも好き。「幸せ」って、親子って、友情って。いいなぁ。自分自身の生活や幸福を、素直に認められる一冊だと思った。「幸せはおかわり自由」昔ある先輩に言われた言葉を思い出す。「幸福は再生可能」。 続編もあるので嬉しい。 ドラマや映画にもなってるようで、瑛太と松田龍平とか。まず俳優さんあててから書いたのか?と思うほどはまり役ではないか?読む前からこの情報は知ってたので2人の顔しか出てこない。続編読んだら映像も見てみたいな。
0投稿日: 2016.01.20
powered by ブクログ狂騒曲から遡って読むことになったのだけど、行天好きとしては1作目の行天はおとなしすぎる笑 町田を通る小田急ユーザーとしては愛しい街が増えた良き作品。
0投稿日: 2016.01.18
powered by ブクログ一応1話完結形式なのも含めて、 たぶんテレビドラマにしたらさらにおもしろいだろうなぁと思った(この後、実際なったんだけど) 最初は展開にちょっともたついた感があったけれど、 登場人物が出揃ってくる最後のほうにかけて 急速に話の中に引き込まれていく そばに誰かがいるのといないのじゃ 自覚はなくても大違いなのかもね まほろ市って始めは町田かと思ってたけど、 おそらく八王子がモデルなんじゃないかな
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログやることすべてがめちゃくちゃなのに憎めない行天。バスの間引き運転を疑う爺さん。偽コロンビア人のルル。なぜか親しくなってしまったチンピラの星。登場人物みんなが個性的で面白い。続編も楽しみ!
0投稿日: 2015.12.29
powered by ブクログ町田をモデルにした街を舞台に小さな大事件を解決する便利屋コンビ。 複雑な過去を持つ行天の不思議なキャラが抜群で「あんた」の口癖だけで笑えてくる。ユラコーとかネーミングセンスも含めて。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ多田と行天、経緯は違えど過去に傷を抱えた二人が、付かず離れずの距離で無意識のうちに寄り添っていく様子に心温まった。私情と重なることがあって読んでいて辛いこともあったけど、この作品のテーマである「幸福は再生する」ということを少しは信じてみたいような気になる。また、作中に出てくる悩みは重くても作品自体は重たすぎず、登場人物たちが魅力的なのでさらに読みやすかった。特に、行天のちょっとした仕草が可愛くて大好き。
0投稿日: 2015.12.09
powered by ブクログ多田という便利屋と行天というその仲間?のお話。便利屋というのは、他人の人生とか負い目とかを知ってしまう仕事というイメージだけど、仕事だけと割り切っていない、実は心優しい二人。 みんなそれぞれに心に傷を負っているけど、自分の気持ち次第でちゃんと幸せになれる!と心がほっこりするお話。 行天の妻の「愛情とは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを相手からもらうこと」という言葉が一番心に残った。 私は愛する=その人に何かをしてあげたいと思うことと思っていたけど、その何かをしてあげたい気持ちも相手からもらえていると思うと感謝の気持ちが生まれる。 そういう事に皆が気付ければ、ストーカーなんていなくなるのに。
0投稿日: 2015.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと積本だったのをやっと読了。 この本の魅力はなんといっても個性的なキャラクターたちだ。中でも行天はエキセントリックで魅力的な人物だ(身近にいたら係り合いになりたくないが笑)。 それだけならよくあるキャラ小説というかラノベに落ち着くところなのだが、行天のエキセントリックさの理由が彼の生い立ちや物の見方に起因しているということが段々わかってくるので、単なる記号的なキャラ付けに終わらない。そういうところがわかってから彼の危険な振る舞いを見てみると、切なさに胸が締め付けられさえする。彼は常に自暴自棄であり、自分を価値ある人間だと思っていないからこそ、何かをしようとするときに対価としてあっさりと自分自身を差し出してしまうのだ。それが行天の強さの秘密であり、また同時に弱さでもある。 この小説は痛快でテンポよく進むのだが、物語全体をどこか切なさが覆っているようにも感じられる。
0投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログただ単純に日常に起きる出来事を紡いでいく物語かと思っていたけど、いや、なかなか奥深いものがありました。 二人の関係性やチンピラ?星との関係性も程よい距離間で好感が持てます。 ちょっと多田のキャラがわかりにくいところがありましたが、魅力的な登場人物が多かったですね。 テレビとか映画の方も観てみたくなりました。
0投稿日: 2015.09.28
powered by ブクログ読んでいてとても心地よい小説だった。物語自体に大きなアップダウンがある訳ではないのに、読み手を飽きさせず楽しませる技術はさすがだと思う。幅広い年齢層の方にお勧めできる小説です。
0投稿日: 2015.09.27
powered by ブクログ映画は見ていないけど表紙が瑛太と松田龍平だったので、完全にそのイメージで読みました。 ちょっと荒れた東京の街でアングラなことでこまってる人たちを助ける…っていうのがどうにもIWGP感が拭えない気もするけど、多田と行天の距離感がよかった。 多田の「こうなってしまうことは心のどこかでわかっていたはずなのに」という感覚、胸が痛い。
0投稿日: 2015.09.11
powered by ブクログ強烈なキャラ、やり過ぎなくらいのストーリー展開からプリズンホテルを思い出しました。 そして、白々しいのが鼻につくけど何故か登場人物に惹かれてしまうのもプリズンホテルに同じ。 気軽に読めます。気分転換にいい。
0投稿日: 2015.09.10
powered by ブクログ娘から借りてきて読んだ。 過去に何かがあったらしい二人。 章が進んでいくうちに明らかになっていく。 言い回しに懲りすぎていている感。 多田のキャラが今一伝わってこない。 かえって変人である行天の方が どんなキャラなのかわかる気がする。
0投稿日: 2015.09.06
powered by ブクログ三浦しをん作品『舟を編む』を読み、その後、『木暮荘物語』、『星間商事株式会社社史編纂室』と読み進み、初期直木賞受賞作品の本書に行きつく。 便利屋を営む多田は、ひょんなことから高校時代の同級生・行天と一緒に住みながら仕事をすることに。多田・行天を始め、登場人物すべて何等かの問題と淋しさを抱えながら、粛々と生きている姿が描かれている。
0投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ舟を編むが面白かったので他の作品を読みたいと思って手に取った。結果おもしろかった。 多田と行天のバランスが良くて、最高のコンビだと思った。 この2人を取り巻く人達はいい人だとひしひしと伝わってきた。 風貌から、店の名前から怪しいところに、こんなにたくさん仕事の依頼がくるのは人柄の良さっていうところもあるんだろうなぁと思った。 様々な過去は抱えていても最後は前を向いて進もうと思えるようになるのだろう。 行天は何もかも分かっているような感じでありながら、冷静に判断していい方向へ持っていこうとしているように思えたし、何より行天のぶっ飛んだ感性と明るさがみんなを助けたとおもう。
0投稿日: 2015.08.24
powered by ブクログ映画化されたのは知っていたのですが、どんな話か全く知りませんでした。 便利屋の多田と転がり込んできた行天のやり取りが面白かったし、他の登場人物もいいキャラの人が多くて!読んでてほんわかした気持ちになりました。 人間やり直せるんだっていうメッセージ性をとても感じました。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ便利屋の多田と、居候の行天。 とてもよいコンビでした。 行天の過去、多田の過去が 気になって最後まで一気に読んだ。 軽くてサクッと読める本。 「愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだ」
1投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログ読みやすい。 各章で話が完結してるので、もやもやせずにすぐにすっきりする。 映画の瑛太と松田龍平がぴったり来そう!
0投稿日: 2015.08.03
