未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

河合雅司 / 講談社現代新書
(308件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
53
120
79
19
4
  • 戦慄の未来予測

    少子高齢化問題はどこでもうるさく言われているので誰でも知っているだろうが、この本に書かれている具体的な予測数値の深刻さは北朝鮮の比ではない。ロボットや移民で補えるレベルではないのだ。そして地方では疑いなくこの本の通りになっている。この問題を、どうやって解決すればいいのか?本書はそこまで提言しています。将来を担う若い人ほど読んでおいて欲しい本です。続きを読む

    投稿日:2018.06.04

  • 我が子供達へ

    以前に読んだ、

    2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する
    https://ebookstore.sony.jp/item/LT000033994000439745/

    を思い出しながら、読み進めていった。

    これまでも、これからも世界で起こることは、人口の増減に大きく関係してくる。そのことについては、上記の本でなるほどと、よく分かったつもりになっている。

    そして、日本の高齢化について、実態はどうなのかを知りたくて、この書を手に取った。

    人口問題を考える上で気をつけなければならないのは、人は年を重ねると言うことである。

    何を今更と言われるかもしれないが、私は今から20年前は子供の親になる準備の時期であったが、少し気が早いが孫を迎える寿日期間に入っていると言う方が正しい時期に入ってきている。

    そう、人は年を重ねる。

    年齢別の人口動態も、同じように変化していく。それを見越して物事を考えていかなければ、判断を見誤ってしまう。

    簡単なことのようで、狐につままれたようになりそうな、全員を説得するには非常に難しいことである。

    この書の中には、それらが丁寧に説明され、さらにこれからの処方箋が書かれてある。突拍子も無いことのようにも思えるが、これまでの常識を疑い、新しい常識を構築していく必要があると思う。
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    投稿日:2018.01.02

  • その年に自分はどんな境遇にあるのかを考えさせられる

    良い点
    年代ごとにまとめられているため、その時自分は何歳で親は何歳でどう過ごしているだろうかと自分事として考えながら読み進めることができた。
    解決策まで提示されているので批判をするだけで終わっていない。

    悪い点
    2060?年の想定を第1章の最後に行っているが、読者に危機感を持ってもらいたいためかやや過剰な想定をしているように思えた。
    30年以上先のことを予想するのはテクノロジーの進化の早い現代ではかなり不可能に近いものであるが、筆者はテクノロジーの部分の想定をあまりしていない上での想定となっているために違和感を強く感じた。
    (本書ではAIに関する考察を一部しているがその他のテクノロジーに関してはほぼしていない)

    総評
    私は少子高齢化や地方創生に関する本をいくつか読んだが、年代ごとに詳しくまとめ、解決策に関しても具体的に提案しているものはなかったように思われる。だが、他の本にはよく書かれているが、この本では現在行われている成功事例などに関しては書かれていなかったので、あくまで現状の統計結果から予想できる「未来」について書かれた本であるという点に注意が必要である。
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    投稿日:2017.08.17

  • 人口減少の問題点を年表形式にまとめた、たいへんな労作

     国立社会保障・人口問題研究所が、全国の消滅可能性都市について公表して以来、人口減少をテーマにした書籍が多数出版されるようになった。
     一方で、それらの書籍の中には具体的にどういったことが起こるのか、という視点については論点が錯落としていて、恐怖心や不安ばかりが煽られたり、逆に人口減少に伴うメリットが過度に強調されたりするものも多い。
     その点、本書は人口減少に伴って起こると予想される膨大な問題点を整理し、年表形式で述べられているため、読者はその年に自分は何歳になっており、社会的な立場がどのようになっているのかを落とし込むことができる点でたいへん優れている。
     問題点の指摘だけでなく、合計特殊出生率が回復しても人口は回復しないメカニズムなど、政府の取る対策が成功したとしても人口減少を止められない、その「しくみ」の部分についても詳しい。
     解決への処方箋も示されているが、現在の社会制度や社会常識では対応しきれない抜本的な解決策が多く、公的資金で補てんされている部分の年金資金を死後に返済・循環させる方法や、居住地域を「戦略的に縮む」方法については、確かに効果はあるものの、財産権や税制、場合によっては憲法の改正まで必要になってくるかもしれず、この人口減少の問題の深刻さと、現状での手詰まり感を浮き彫りにしている。
     人口減少の問題は、都市部に居住している方々には、まだ実感がわかないだろうが、私のように地方都市で生活している者にとってはすでに切実な問題である。若年労働力の不足、介護・医療現場の崩壊、「限界」集落を超え、続出する消滅集落と荒れ果てた里山がもたらす土砂災害の深刻さ…。これらの問題はいずれ日本人全員が向き合わざるを得なくなる。一つのシナリオとして本書を読んでおくことは有効だと思う。
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    投稿日:2017.08.15

  • なんだかなぁ

    なんだかんだこうなると理由付けしてるけど、予測に過ぎないと思いました。未来は誰にもわかりません?その時代の人々が明るい未来を作るだろう。

    投稿日:2017.07.27

ブクログレビュー

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  • ドクブクロ

    ドクブクロ

    これから日本で起きるであろう事が具体的に書いてある。
    人口減少していく中でどのように生きていくか考える為にも読んでおいた方がいい。

    投稿日:2021.03.12

  • SA

    SA

    ・天候による影響、農業従事者の高齢化により野菜の価格が高騰
    ・空き家が増え、タワマンが天空の老人ホームと化す
    ・2040年には人口8000万人?
    ・日本の人口減少が深刻な課題である
    ・買い物弱者によりネット通販の需要は高まるが、運搬者が減る事で物流破綻を起こす可能性が高い
    ・個人でできること。働ける時に働き、複数の仕事をこなす。
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    投稿日:2021.03.05

  • くっきー

    くっきー

    読むにつれ、近未来の状況に気持ちが沈んでいくようで半ば(2040年あたり)で断念。
    後ろの章に打開策が出てくるのかもしれないが、今は自分の気持ちに余裕がないため読了ならず。

    人口減少はゆるやかな曲線で変化するため、日常を過ごす私は実感がわかず。
    本書のように数値でわかりやすく伝えてくれるのは理解しやすかった。
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    投稿日:2021.03.04

  • ジェロニモ

    ジェロニモ

    まじで日本が終わっていることを実感して暗くなる。どーなんのこの国。

    労働力人口がどんどん減少し、社会保障がうまくいかなくなる。人工が減れば、産業も失速、老老介護や認知症という意味で認認介護もありうる。水道などのインフラはどうしょうもない。未婚率も高いのでどうしようもないですね。

    個人的に重要なのは、2027年輸血用血液の不足。こりや血液内科とか外科とか苦労しそう。あと、国土交通省の「国土のグランドデザイン」から、救急病院の80%存在確率が人口37500人で、50%存在確率が17500人。一般病院の80%存在確率が人口27500人で、50%存在確率が5500人。当然開業病院ならもう少し考えねばなるまい。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.11

  • たろさん

    たろさん

    これから起こる日本の未来への提言。
    大枠は『高齢化、人口減少への対応』である。

    高齢者の定義を変え、定年を75歳まで伸ばせば生産人口が高まるし、個人の安定収入、税収も増える。
    しかし、永遠に働き続けなければならない焦燥感。
    『はたらく=楽しい』と思える企業の仕組みづくりも併せて必要。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.09

  • ちゅん

    ちゅん

    少子高齢化によって起きることをステップに分けて書いた本
    アイディアは良いけど同じようなことが多くてだんだん飽きてくる。
    同じことを色んな分野について言ってるだけな感じ

    大学、技術者、人件費、介護、認知症、輸血、百貨店、空き家、火葬場、未婚、地方消滅

    政府の頼り所:移民、AI、女性、高齢者
    対策案①高齢者認定をずらす②24時間からの脱却③非居住エリア④地方合併⑤国際分業⑥匠⑦国費人材⑧中高年の地方移住⑨第二の故郷⑩第3子に給付金
    続きを読む

    投稿日:2021.02.07

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