【感想】掟上今日子の退職願(単行本版)

西尾維新, VOFAN / 講談社
(69件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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16
31
7
1
  • グロい事件をさらっと解決です。

    女性警部たちの目線で描かれる今日子さんの謎解き短編集でした。
    今日子さんと捜査しながら、人間の内面や側面を見直していく警部達の心のつぶやきになるほどなぁ~と、うなずきながら読みました。
    テレビを見た後のせいか、今日子さんの境遇の謎を追いかけたいのですが、そういう展開になる気配は全くありませんでした。これからもなさそうですが、次は〇○の婚姻届だそうで、飽きることなく読ませてくれるのかどうか、期待したいと思います。続きを読む

    投稿日:2016.02.17

  • 死体にまつわる4つの短編

    今日子さんが警察から依頼を受けていることは、前作でもしばしば言及されていました。本作は、4人の警部と今日子さんが関わった事件の短編集です。

    警部達の設定に工夫がありますね。短編を4つ入れましたっていうだけではなく、全体を通してフフっと思えるネタを仕込んでくれてます。警部達のこともだし、これまでのシリーズでは、生の殺人はあまり扱わないような雰囲気だったのに、本作では全編死体がらみだったりすることもそうです。

    登場時は完璧超人っぽかった今日子さんも、シリーズが進むにつれて、がめついとか、実はお茶目な?失敗するとか、キャラの彫り込みが進んでいると思います。個人的には、落下してビターンとなるシーンが一番良かったです。

    あと、著者は本当に筆が速いですね。ラノベというと、どんどん新刊が出るのが特徴ですが、それにしたって、後書きでもう次の巻が仕上がってるみたいな事書いてるし。おっばいどきゅーんみたいなハーレムラノベでもこんな刊行速度は出せませんよ。最速なのは筆者の筆なんではと思いました。でも、読者としてはただただ嬉しい限りですね
    続きを読む

    投稿日:2015.12.17

  • ちょっとだけおとなしめの今日子さん

    忘却探偵の今日子さんは眠ると記憶がリセットされてしまいます。なので起きているうちに事件を解決する超最速の探偵です。
    今回のシリーズは全て独立した四つの短編集です。
    また担当する警察側もきゃらのたった同年代の女性警部という設定です。
    ストーリーはいつもの今日子さん、動き回り謎解きを行います。小気味良いしドンドン話にのめり込むのですが読了感が物足りない!!
    なぜか考えて一つ思い当たりました。それは…


    言えません。楽しくなくなるので。
    ご自身で体感下さい。(^o^ゞ

    あ、ストーリーはいつもの面白さです。安心してください。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.08

ブクログレビュー

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  • 抹茶

    抹茶

    4つのお話しからなり、それぞれ女性警察官が今日子さんと一緒に謎を解決していきましたが…

    うーん。そういう結果か…と思う話もあって、私には合わないかな。

    投稿日:2023.09.20

  • けよし

    けよし

    四人の女性警部視点で、今日子さんを観れて楽しめます。「今日が人生最後の日とと思え」とか言いますが、今日子さんがそれをみせてくれます。

    投稿日:2023.07.08

  • amazara4

    amazara4

    このレビューはネタバレを含みます

    今回の短編集の相棒は女性刑事たち。
    女性から見る今日子さんってまたちょっと違うと思う。一人で活躍している女性は少し妬ましくもなる。

    今回の謎も興味深かった。
    ①バラバラすぎるバラバラ死体
    ②高所がない平地での転落死
    ③老い先短い普通のご老人が絞殺された理由
    ④自宅の近所の浅い池に死体を遺棄した理由
    個人的には④が一番盲点で驚いた。

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    投稿日:2023.02.07

  • watawata-knoppix

    watawata-knoppix

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館で書籍版を借りる。2015年12月の作品。

    今回は、四話。女性警部とのからみ。同性で同年代のためか掛け合いのツッコミになって面白い。

    ・バラバラ死体 佐和沢(さわざわ)警部
    ・飛び降り死体 鬼庭(おににわ)警部
    ・絞殺死体 山野辺(やまのべ)警部
    ・水死体 波止場(はとば)警部

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    投稿日:2021.08.22

  • マタン

    マタン

    このレビューはネタバレを含みます

    今回はいつものメンツは出てこず、
    代わりに女性警官がメインの作品となります。

    どの事件も印象深いものがありましたね。
    特に最初のバラバラ事件。
    奇妙な死体の理由はとんでもない理由が
    隠されていたわけです。
    (ただし真相部分に関しては目新しいものではないです。)

    それと絞殺死体に関してのお話。
    これも意外な真相が隠れているので
    興味ぶかいと思いますよ。

    まあ、ちょっとパンチは足りないかも。
    いつもの人がいないのでね。

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    投稿日:2021.06.04

  • s927y422

    s927y422

    今回は1話完結タイプ。

    相変わらず動き回る探偵、今日子さん。
    名誉の死とは、不名誉の死とは?
    理想の死に方とは?
    考えたけど、何も思いつかない。
    まだ死にたくないってことかな?

    投稿日:2021.01.20

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