【感想】外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

山口周 / KADOKAWA
(79件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
10
30
28
2
0
  • 紙の本で読むべき。

    色々な意味で電子書籍で読むには向いてない本だ。

    まず巻頭にある「推薦図書マンダラ」が読みにくい。しかも一々戻ってくるのは大変な手間だ。

    そして著者の主張として読書は本を汚してなんぼみたいだが、これは紙の本で読むことを前提にしている。そして電子書籍は旅行や出張の時のみに使うべきとなっている。

    他にも私自身の意見とはかみ合わないものばかりだった。ただ一つ良かったのは私が好きな司馬遼太郎を読むこともビジネスに効果的だということだけがこの安くない本を買って救いだった。
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    投稿日:2016.01.22

  • 仕事に必要な知識を、読書で効率的に習得する教科書。

    著者は、国内の大手企業を辞め、外資系コンサルへと転職。大学時代の専攻も違えば、経営の知識もない。そんな中、様々な知識を、本から学びながら成長してきたという実績から、このノウハウを教えてくれます。

    し経営コンサル寄りの内容が多いので、役立つ人は限られるかもしれませんが、経営・リーダーシップ・組織・財務・マーケティングなど、合計8分野において、おすすめの本を提案してくれます。こちら、コンサルタントの方々にヒアリングをしてまわった結果、複数の方がおすすめといった本だけを厳選したものだそうなので、すごく価値の高いもののように思います。いったん僕はこのビジネス書マンダラを読んでみようと思います。

    また、ビジネス書と教養書は、そもそもの目的が違うという観点から、読むべき本も読み方も大きく変えるべきだと、この本では言っています。これは個人的には、納得できたポイントでした。
    どれをビジネスとおき、どれを教養と置くかは、何を仕事としているかによって変わると思いますし、明確に線引きができない部分もあると思いますが、この観点は、多くの方に参考になるポイントではないかと思います。読み方や方法に関しての細かいテクニックも多く載ってますので、詳細は本書内で見てみてください。

    独学の方法も、人によって合う合わないはあると思います。読書をする方もいれば、人に聞いて回る方、両方の方などなど。その中で、読書での情報収集が向いている方には、この本はおすすめです。
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    投稿日:2017.01.22

ブクログレビュー

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  • もり

    もり

    ビジネス書と教養書は読み方が違う。山口さんの読書に対するハウツーが惜しみなく盛り込まれている本。あと5年早く読んでおきたかった。今36歳。まだ遅くない、レッツ読書。読書は自分の時間を原資とした投資であることに自覚的になろう。続きを読む

    投稿日:2024.01.23

  • ykikuchi

    ykikuchi

    著者である山口さんが書籍とどのように向き合ってきたのかを紹介してくれているもの。ご自身の価値観に合うものは、取り入れて実践してみれば良い。
    巻末にこれだけ読めば良い「ビジネス書マンダラ」があるので、独学の参考になる。続きを読む

    投稿日:2023.12.24

  • tomom

    tomom

    少々鼻につく部分もあり、かつ疑問符がつく内容もあったが、Businessの骨子となる内容については、特定の本(名著)を複数回読み、十分に理解することで自分の知識とすべし、その他の教養については広く浅く/抽象化して理解するという方針は勉強になった。続きを読む

    投稿日:2023.08.19

  • hitomi22

    hitomi22

    読書術と名のつく本はたくさんあるけれども、6つの原則から、何を読み、読まなくて良いのか、どうやって本を読めば良いのかについて網羅した本。

    日頃、あまり本を読まない人も、たくさん本を読む人にとっても学びがあると思われるポイントがたくさんあるのが、この本の素晴らしさだと思う。

    マンダラシートは必見



    【要点】

    ・2種類の読書が必要

    ①ビジネス書の名著をしっかり読む。
    (ビジネスパーソンとしての基礎体力を作るための読書)
    狭く、深く読む
    読書して考え、記憶するため、読書ノート取る必要は無し。
    定番名著を押さえておけば大丈夫。

    ②リベラルアーツ=教養に関する本を読む
    (ビジネスパーソンとしての個性を形成するための読書)
    広く浅く読む
    後でどんな形で役に立つかわからないため、読書ノートの制作が必須

    ・10冊以上同時に読む
     今の自分に合う本も絶え間なく読むのがオススメ

    ・5冊読むことより1冊を5回読む


    ・原書を読む。
    新刊ビジネス本の9割は古典的名著に書いてあるので読まなくて良し


    ・ベストセラーは、費用対効果が低い投資なので、読まなくてよし
    たくさんの人が読んでいるため、差別化の要因にならない。(短期的な持続効果として)
    ほとんどの内容は数年で陳腐化する(長期的な持続効果として)



    ・教養書7つのカテゴリ
    ①哲学(近現代思想)
    ②歴史(世界史、日本史)
    ③心理学(認知・社会・教育)
    ④医学・生理学・脳科学
    ⑤工学(コンピュータサイエンス)
    ⑥生物学
    ⑦文化人類学
    ☆役に立つかどうかよりも面白いかどうかのがずっと大事。
    本を選ぶときは良さそうかどうかぴんとくるかが大事で
    読んでいるときは、面白いか、心が動いているかという点こそ大事。


    ・電子書籍で読むなら、小説がオススメ。
    ビジネス書は読み飛ばしをするので、電子書籍ではやりづらい。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.17

  • KEN

    KEN

    ■問題提起は何か?

    読書が仕事につながるかは読んだ後が勝負

    ■問題提起に対する解決策は何か?

    3回読み
    - 気になった文章全体に線を引く
    - 線を引いた箇所から5から9箇所選び付箋を立てる
    - 選んだ文章と、その気づきを転記する

    ■何を学びたいのか?

    自らの血肉になる読書法について知りたい

    ■それを学んで自分はどうなりたいのか?どのような成果、結果が欲しいのか?

    仕事で活用し、成果を出したい

    ■他の本との共通点、相違点は何か?

    - アウトプットが大事

    ■著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?

    - 複数回読む
    - 古典を繰り返し読む
    - 教養書を読もう
    続きを読む

    投稿日:2023.06.07

  • つっつー

    つっつー

    このレビューはネタバレを含みます

    【特に気づき、学びがあったこと】
    ①深読の勧め、同じ本を3回読め
    1回目マーカーで気になった箇所を引く
    2回目マーカーを引いたところなら5つ選ぶ
    3回目転記する
    本をノートだと思って書き込め。ダーティノートの方が定着率が上がる。本は書き込まれてこそ未完成品から完成品になる。

    ②80対20の法則を本にも生かせ
    どの本も重要なのは2割程度。その部分を効率的に抜き出せるかるかが重要

    ③リベラルアーツ(教養書)こそ他者との差別化
    ビジネス本に関しては転記は必要ないが、教養書はいつ必要になるか読めないため転記した方が
    いい。

    【転用】
    1回目 パラパラ読み(気になった箇所はマーカーでひく)
    2回目 マーカーした箇所を赤ペンを持って読む、他にも良いところがでてきたら引く
    3回目 本を通して特に重要な気づきを得たところに関してはSNSに感想やレビューを書く

    【メモ】
    情報のイケスを作れ
    「忘れる」前提で読書を考える

    【フレーズ】
    成功する人には「さまざまな出会いや偶然を、前向きに楽しめる」という共通項がある。

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    投稿日:2023.05.08

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