【感想】新装版 魔女の宅急便

角野栄子 / 角川文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
7
8
4
0
0
  • 旅立ち

    ジブリの映画の原作です。
    映画とは、かなり違うところがあって、楽しめました。
    まだまだ続きがあるのでキキの成長を楽しみたいと思います

    投稿日:2016.07.21

  • 少女の旅立ち

    13歳で独り立ちするという魔女の因習に従い、月夜に飛び立ちます。
    映画の原作ですが、映画ではほんの一部でしか表現できていません。
    少女の成長物語というよりキキを中心として皆が影響しあい、成長する物語です。
    今後のキキの成長が気になる作品です。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.21

  • 魔女のひとり立ち

    娘のために買った本だけど,実は自分も読みたかった。
    一応,児童書だと思うけど,大人でも十分面白い。映画ももちろん見ているけど,話としては原作の方が面白いかな。続きも読まないと。

    投稿日:2015.07.04

  • アニメで描かれていないキキのその後

    魔女の宅急便が、100%オレンジの装画で生まれ変わった。

    宮﨑駿がアニメ映画化したことによって一気に知れ渡り、
    近年では映画化もされた本作。

    でも、どちらも描いているのはあくまで『魔女の宅急便』のごく一部。

    全6巻ある魔女宅の物語は、キキが空を飛べなくなったり、パン屋で働いたりというだけではない。
    一人前の魔女になるために家を出た少女は、悩み、楽しみ、泣き、笑い、おとなになっていく。

    アニメしか知らない人にとっては言わば、キキの後日談的な意味合いにもあるかもしれない。

    『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです』(映画の宣伝コピー)

    さて、キキはその後も、げんきでいつづけたのでしょうか。
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    投稿日:2015.07.13

ブクログレビュー

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  • dende_bookshelf

    dende_bookshelf

    最近、作者の角野栄子さんを度々テレビでお見かけする機会があって、
    テレビやインタビュー記事で角野栄子さんが「映画は原作と違う」とお話されているのを見聞きして手にした一冊。
    改めて角野栄子さんの作品を調べてみると、子どもの頃に読んでるものもたくさんあって、なんだか懐かしく嬉しくなった。

    ジブリ版の映画も大好きなので、読みながら脳内ではアニメのキキとシジで物語が展開。キキがラジオを聴く場面では「ルージュの伝言」が流れる。
    一方で、映画にはないエピソードやキキの心の機微も原作には描かれているので、映画と原作を比較したり、映画のあのシーンの裏にはこんなことがあったのかなーとか想像しながら読むのも楽しい。

    原作では、キキが「おいおい」ってことをやっちゃったりもしてるんだけど、そういうところも含めて、これからキキがどう変わっていくのか。続きを読むのが楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.29

  • Karen✲*゚

    Karen✲*゚

    映画しか見たことなかったけど、小説は小説でとても良いな…とてもやさしくて夢がある。キキやジジのキャラはそのままに、エピソードがたくさん追加された感じ。続編も読みたい。2時間くらいでさらりと読了。

    p.133 これ、まにあわせ屋のまにあわせ。まにあえば、しあわせ、まにあわなければ、ふしあわせ。

    p.225 いいないしょは三倍うれしいっていうわ。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.10

  • mamecco

    mamecco

    子どもの頃読んだ魔女の宅急便。Audibleにあるということで、懐かしくなって読み(聴き)ました。
    こんなに楽しい話だったのか!とある意味新鮮な驚きがありました。
    母親になって聴く魔女の宅急便は、また別の味わいがありました。子どもの頃はキキの目線で読んでいましたが、お大人になるとお父さんやコキリさんの目線で読んでしまいます。少し胸が苦しくなりました。
    一方で、コリコの街で1年間頑張って、里帰りしたキキのどこか落ち着かないソワソワした気持ち…わかる。自分の家だったのにまるで自分の家ではないみたい。
    色んな共感の気持ちが湧いてきました。純粋なキキと、コリコの街の人々の出会いと成長がとても楽しく、子どもにも読ませたい一冊です!
    続きを読む

    投稿日:2023.10.24

  • Julie

    Julie

    夏に本屋で偶々見かけたこの物語はアニメになったりで知っていたけど、読んでみたくなり手に取りました。(キキの歳からはだいぶかけ離れた大人ですが)
    自分が子供の頃読んでたらどう感じただろうか。なんとなく懐かしい感覚と優しい文章とでこの夏の暑さに疲れた頭と心を癒してくれました。キキが大人になっていく物語もこの後読んでみようかな。続きを読む

    投稿日:2023.10.03

  • ジジ

    ジジ

     13歳の魔女の見習いのキキが親元を離れて自分で街を探し、1人立ちをする1年間を描いた物語。

     スタジオジブリのアニメは見たことあるけれど、原作は読んだことがなかったなと思い、書店で見かけてので読んでみました。

     原作が1982年〜1983年に連載されていたというもので、この頃の時代というと、スマホどころか携帯電話はない、インターネットもない、店は24時間営業ではないという状況。情報は新聞、雑誌、ラジオ、テレビで得ていた頃です。

     今でも都会に憧れる人が多いでしょうが、その当時は今よりも一層強かったでしょうし、なりたい自分になるという女の子が1人立ちするということは今よりも大変だったんだと思います。

     そんな時代に連載された児童書ですので、魔女のキキが1人立ちして男女関係なく堂々と社会に関わって行く姿はまさに女の子のヒーローみたいな存在として描かれていた、そんな感じがしております。

     さて、そんな私のどうでも良い時代考証は置いておいて、私は本作から感じたのは「憧れ」と「現実」です。

     本作のヒロイン、キキは、魔女として活動する時にいろんな思いを胸に抱いてます。

     「海の見える街がよい」とか「新しい街で街の人と楽しく過ごしているところ」とか不安もあるのでしょうけど、楽しいことや生活は上手くいくんだろうと思っているわけです。

     しかし、現実は厳しく、街の人からは魔女であることを気味悪がられたり、仕事は大変で失敗することもあるし、おそらくキキが思い描いていた新しい生活とは違うものだったんだろうと思います。

     これって、新しいことを始めようとする私達にも当てはまるんじゃないかと思います。

     はじめはワクワクしたり、夢見たり、それこそ憧れてるわけですが、いざはじめてみて現実を見ると打ちひしがれたり、全然違うとか思うこともあります。

     でも、知っての通り、実は憧れと現実の違いを知った時からが本当のスタートで、本作品も実はそこからがスタートです。

     現実を知って、悩みながら頑張れば、人の交流が始まり、気がつけば「魔女の宅急便」として街に受け入れられる。

     仕事なので時には客から無茶振りされたり無理難題を言われることもありますけどね。

     女の子の1人立ちを描いた児童向けの本作ですが、実は結構今読んでも共感できる部分があって、キキを応援したくなる、そんなジジでございました。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.04

  • すよ

    すよ

    平和そうな読み物。角野栄子さんが書いた原文は読んでなかったから読んでみようと。

    最初のあたりはアニメと似ているけど、やっぱりアニメで省略されてるところも多いのね。たくさんの魔女の宅急便エピソードがあって面白かった。続きを読む

    投稿日:2023.02.28

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