【感想】機動戦士ガンダム THE ORIGIN(10)

安彦良和, 矢立肇, 富野由悠季, 大河原邦男 / 角川コミックス・エース
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
17
2
5
1
0
  • 母の死をきっかけに、復讐の権化となるキャスバル。

    サイド3から逃れたキャスバルとアルテイシアは地球からルウムコロニーに移ります。
    ここでシャア・アブナブルと出会います。
    このシャアですがキャスバルにうり二つ、違うのは瞳の色くらい。

    そしてアルテイシアには3つの哀しみが待ち受けていました。
    母親であるアストライアの死、いつも傍にいたルシファの死、そして、キャスバルとの別れ。
    1番辛かったのがキャスバルとの別れでしょう。身近にいる最も信頼できる兄弟なんですから。
    キャスバルは母の死をきっかけにアルテイシアを守ることからザビ家への復讐にとりつかれます。
    それは母の死の前後で変わったキャスバルの目つきを見れば明らかです。
    でも、アルテイシアに別れを告げたキャスバルの瞳はザビ家への復讐を決意した中にも妹への申し訳なさが混在している複雑さがありました。
    妹を想う兄が残っていることに内心ほっとしています。

    命を狙われていることを知ったキャスバルはシャアを騙し入れ替わることに成功、
    そして本物のシャアはキャスバルの代わりに爆殺されました。
    復讐のために利用できるものは利用し邪魔なものは消す、キャスバルの怖さを見せられました。

    一方モビルスーツの前身である[モビルワーカー]が初めて登場!
    でもザクのように核エネルギーでなく電気供給とエコロジーで、武器は両手で殴るだけと実にシンプル!
    モビルワーカーの試験パイロットにはラルとガイア・マッシュ・オルテガとエースパイロット呼ばれる逸材が参加。

    SECTIONⅤ~Ⅷが映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 哀しみのアルテイシア」の原作です。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.02

  • 見開きの絵がずれている

    無料なら仕方がないと諦めるが、ちゃんと料金を取ってるからにはしっかりとした仕事をしてほしい。

    投稿日:2015.11.20

  • そう来たか!

    まさか○○○○○と○○○が○○だったとは。まさしくタイトル通りに思いましたね。ジオン士官学校へ入学するまでの紆余曲折が個人的には見どころでした。
    気になる方はこの巻だけでも是非ご一読を!

    投稿日:2015.09.04

  • シャア誕生の秘密

    前巻に続いてシャアとセイラの幼少時代です。
    この巻でようやくシャア・アズナブルが歴史の表舞台に立つきっかけをつかみます。
    目的の為には手段を選ばない、という彼の性格がうまく表現されています。
    シャア誕生の秘密、ジオン軍に潜入するまでの新たな話。
    ザビ家への復習理由が良く分かり読み応えある一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.28

  • 買いです

    過去のエピソードは面白い!
    シャア初登場!
    成程こうだったのかー感満載。
    当然続編も買いになります。

    投稿日:2015.04.11

  • めっちゃ面白い!次回作が、待ち遠しい

    シャアが何故、ザビ家に復讐するのか?妹と何故離れ離れになってるのか?等、アニメでは
    深く語られなかった内容が、9巻に引き続きよくわかります。またランバ・ラルが、格好いい。ホワイトベースでの白兵戦でのセリフが、深く感じました。続きを読む

    投稿日:2015.04.07

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ブクログレビュー

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  • じゅう

    じゅう

    以前、購入して読んでいなかった『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 9巻~10巻』を読みました。

    我が家では、只今『機動戦士ガンダム』がブームなので、、、

    購入していたことを思い出し、8巻までを読み終わった息子と交代で読みました。

    -----story-------------
    ≪9巻≫
    「シャア」と「セイラ」、その知られざる過去とは--!
    宇宙世紀0068,サイド3で行われていた議会演説の真っ只中、議長の「ジオン・ズム・ダイクン」が壇上に倒れ息を引き取る。
    連邦による「ダイクン」暗殺説が流れ、サイド3は混乱の時代に突入した--。

    ≪10巻≫
    「シャア・セイラ」編、衝撃の後編突入!
    それぞれ「エドワウ」、「セイラ」と名前を変え、「テアボロ・マス」のもとで穏やかな日々を送っていた兄妹。
    しかし「ザビ」家からは刺客が放たれ、さらに母の急逝の知らせが届いた時、「エドワウ」はある決意を固めるのだった。
    -----------------------

    8巻まではアニメ版とほぼ同じ展開だったのですが、この9巻からはアニメでは描かれていなかった過去(1年戦争が始まるまでの歴史)が描かれていて、興味深く読むことができました。

    「ザビ」家による「ジオン・ダイクン」暗殺から、幼い「シャア」と「セイラ」が、どうやって地球に脱出したのか… その経緯が明らかになります。

    その物語に若い「キシリア・ザビ」や「ランバ・ラル」、「ハモン」も重要な役割で登場するし、、、

    「シャア」と「セイラ」の物語が軸なんですが、幼少の「アムロ」や少女時代の「ミライ」も登場して、それぞれの関連の理解できる内容になっています。

    この物語を読むと、後にホワイトベースで敵味方として偶然、再会した「ランバ・ラル」が「セイラ」を撃つことができなかったのは納得ですね。

    それにしても『機動戦士ガンダム』って、奥が深いですよねぇ。

    次が読みたくなりました。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.18

  • domarin

    domarin

    シャア・セイラ編・後編。マス家時代の話。設定は色々とあったシャアの生い立ちをエピソードとして結び付ける試みはどこかでやってほしかっただけにファンとしては非常にうれしい展開だ。セイラのさみしさが増していくのが母との手紙や喪失体験などでしっかり描かれているのが良かったのだが、一方エドワウの方は描写が少なめなのが残念。彼がどんなことを感じながら変化していったのかがもう少しわかりやすく見たかったように思う。
    士官学校への入学までを描いている最後の展開は少々強引な気もするのだが、ここについてもどのくらいの意図があってエドワウがシャアとなったのかがもう少し知りたかった。
    同時にMS開発の系譜が見られることは実にうれしい限りである。
    続きを読む

    投稿日:2016.12.30

  • まさやん

    まさやん

    シャア・アズナブルが誕生したお話でした。ファーストガンダムでシャアが『過去を捨てた男だ』というセリフがあったが、こういうことがあったからだと納得してしまった。。

    投稿日:2015.10.25

  • R

    R

    シャアが徐々に本性を出してきたというか、狡猾で恐ろしく頭が良く、目的のために冷徹になれる人格が形成されてきた10巻。これまでファーストガンダムしか見たことがなかったので、正直シャアという人物にそこまでの思い入れを感じていなかったのだけど(何で皆あんなにシャアに夢中なんだ?と思っていた)、この9〜10巻を読んで、がぜん興味が湧いてきた。
    この後、ガルマ・ザビとの交流からの最後の裏切りのところまでがかなり気になってきた…。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.02

  • しろかぎ

    しろかぎ

    まじでか。
    そんな…そんなそっくりさん入れ替わりが…。そして水着って…いいものですね…ほぼスク水なこのシンプルさ…好きだ…。いやそんなことはともかくとして、「シャア」「セイラ」の過去編に関わってちらちらガルマくんも顔出してくれるのとても嬉しかったです。続きを読む

    投稿日:2015.07.10

  • くわっち

    くわっち

    このレビューはネタバレを含みます

    ジンバ・ラルとともに地球に逃れたキャスバルとアルテイシア。
    キシリアの手がドン・テアボロの家を襲撃。
    テアボロはシュウ・ヤシマの手引きでサイド5のテキサスコロニーを目指す。
    そこでアズナブル家の息子で、キャスバルとそっくりなシャアが登場する。
    シャアはザビ家の立ち上げたジオンの士官学校に入学するためサイド3を目指すが……。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.06.20

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