【感想】灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても

十文字青, 白井鋭利 / オーバーラップ文庫
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
2
7
3
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0
  • 一瞬たりとも気を抜けない

    この3巻で、主人公たちのパーティは初めて大規模戦闘を経験します。ひたすらバトル、バトル、バトル(+ちょっとだけその他の日常)――という流れは前巻までと同様ですが、巻が進むにつれて、戦闘シーンの緊迫感は跳ね上がるように上昇しています。2巻でもかなり手に汗握るものがあったのに、今回はもう……。これだけのものを描ききる著者の筆力には敬服するばかりです。
    主人公・ハルヒロは相変わらず悩みまくっていますが、なんだかヘタレなりに(?)リーダーらしくなってきました。いろいろと展開が読めないシリーズですが、すでに次巻が気になって仕方ありません。
    ちなみに、今回いきなり表紙に登場している女の子はチョコです。
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    投稿日:2014.04.13

  • 衝撃だった

    通常時のランタのうざさは相変わらず。メリイも仲間として馴染んてきて仲間の主人公達の成長も伝わってくる。
    彼らはどこから来たか?この世界に来る前の記憶がなぜないのか?この辺が一切触れられてないけど、ただ今回は断片的に何かを思い出す。
    内容説明にある通り後輩の髪型など記憶に残る名前。そして些細な会話から食べ物の名前なんかも思い出す。

    今回は大規模戦。オークたちも人間と同様に集落があり、人と同様に暮らし、そして人とは敵対関係にあること。前回の報復戦。戦争描写が細やかに描いてるからつい世界にのめりこんでしまう。
    特に後半は衝撃だった。早く次が読みたい。
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    投稿日:2014.03.29

  • おすすめです!

    今回はRAIDです!自分達ができることを考え行動するハルヒロが凄くかっこいいです。まだまだ弱いですが活躍します!ラストは・・・・・次回が楽しみな作品です^^

    投稿日:2014.03.31

  • 過去の記憶

    この巻では、過去の記憶がない主人公ハルヒロが後輩の登場で断片的に記憶を取り戻します。
    それでも、主人公たちが連れてこられた謎は解決しません。

    そんな大きな謎を残しながらも主人公たちは、集団での戦闘を迎えます。
    この巻でも、主人公たちはパーティーそして個人的にも成長していきます。
    戦闘につぐ戦闘で、多くのパーティーが傷つき倒れていきますが、主人公たちは相手側のボスにまでたどり着きます。最初は圧倒的な戦力差でしたが、そこで主人公たちが取った行動はパーティーとして大きな成長をしたと思います。

    今回はラストで衝撃的な要素があったので、次の巻が気になります。
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    投稿日:2014.09.15

  • 集団戦闘

    先日、MMORPGをモチーフにしたを読みました。「
    ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた」という作品で、新人の作品でした。ゆったりしていて面白かったです。本作もMMORPGをテーマにしており、「ニート~」と成り立ちは同じです。しかし、やっぱり新人と能力のあるベテランだと迫力が段違いですね。

    本巻のテーマは大規模戦闘です。作者は大規模戦闘を描くのがうまいと思います。「いつも心に剣を」の1巻でも、騎士の側から迫力のある掃討戦が描かれていました。本巻での主人公の立ち位置は遊撃隊であり、混沌とした乱戦がよく描かれていると思います。

    いいだけ戦ったその上に、ラスボスまで現れるので、ゲップがでるほど戦闘描写を堪能できます

    主人公のパーティは成長しています。でも、その描写が一歩間違うと死亡フラグで読んでていて恐いです。この作者、簡単に主要キャラを殺しちゃうからなあ。本巻でも恐ろしい死が描かれます。そして、ほぼ最後まで読んでほっと気を抜いたところで、エライ事が・・・。次巻はどうなってしまうのか
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    投稿日:2014.03.31

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    デッドヘッド監視砦編。
    オーク童貞卒業、モグゾーレベルアップ、チョコ、異世界転移?前の風景が少し、モグゾー、、、?という感じ。
    戦闘シーンが前の巻より引き込まれる感じで良かった。

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    投稿日:2021.11.21

  • 読生

    読生

    城砦攻めが無傷で終わるはずがない。
    犠牲前提でないと城攻めなんてできない。
    作戦が梯子だけというのは、ほとんど無策のようなものよね。
    結局それは、全て犠牲の上に成り立ってる力押し。

    投稿日:2018.01.01

  • 黒紅

    黒紅

    今回はオークとのレイド戦。チョコの登場と、過去編も少し。
    戦いの部分の混乱っぷりがありありと伝わってきました。
    でもまぁ私ならいくら重くてもあの時点で盾は捨てないかなと。
    無双とかだと当たってもちょっとのダメージだけど、現実だと当たれば死にますよね。
    最初の仲間が死んだのも弓矢だったのにボケボケか!とちょっと突っ込んでしまいました。
    そしてラスト。悲しいけどこれからどうなるのか気になります。
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    投稿日:2017.03.23

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     緊張感ある肉弾戦描写がファンタジーアクションの本領を見せつつ、世界観と先の伏線を張るという点は3巻にふさわしい。
     ただし、チョコ、なぜに…。今この時点で迎える結末とは思えんが…。現世と彼の世とをつなげる役割を果たしそうなキャラクターだったのに…。

     そして迎えるラストに絶句(というより、不謹慎な言い方であるものの、「上手いなあ、描述が…」と感じる)。が、これで5巻以降も買い続けようと決意したことは確か。

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    投稿日:2016.12.17

  • SOJO

    SOJO

    物語が進むにつれて敵が強くなってきましたが,今回の敵はオーク.自分の中でオークはさほど強い分類に入っていなかったんですが,この物語でのオークは強い.すごく強い.戦闘シーンは,状況が入り乱れていて,自分の頭では想像が追いつきません.この話がアニメ化されたら,どうなるか気になります.

    ハルヒロのグリムガル以前も巻頭のカラーページからも分かるようにチラッと垣間見えて,戦いの日々に隠れている過去の記憶が気になってしまいます.
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    投稿日:2016.07.18

  • 中山バスター

    中山バスター

    灰の中から生まれる冒険譚の第3章。
    自信をつけたハルヒロ達は、報奨金目当てにオークたちの居座る監視砦侵略へレイド戦を行うことに。

    ランタのウザさは依然キープ(笑)
    これは予想通りなんだけど、ハルヒロのマイナス思考も結構ウザくなってきたかな。
    時々、過去の回想も挟まれるんだけど、記憶をなくしてるって設定なんだからいらない。

    展開も普通のレイド戦で逆転劇や策を巡らすこともないので普通に始まって普通に終わる感じで特に強調することはないのだが、最後のワンシーン「どぅも」に起きた出来事のせいで今後の展開と終着点が常に気になってしまいます。
    しっかり回収をして欲しいね。
    続きを読む

    投稿日:2015.05.16

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