【感想】BORDER

古川春秋, 金城一紀 / 角川文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
8
18
10
3
0
  • シリーズ化しないかな…

    ドクロの表紙につられて
    購入。期待してなかったけど
    文章が読みやすくて、
    内容的にも良かった。
    主人公・石川刑事の
    死者と会話できるという
    小説ではありがちな話しも
    とてもよく、まとまってた。
    登場人物それぞれの個性も
    主人公を引き立てるために
    一役かっていたかな。
    シリーズ化を望む作品だと
    思います。

    ※追記:ドラマになるんですね。
     がっかりさせないでほしいな。
    ※追記2:ドラマ面白かったですね。
     原作と大きな差はなかったな。
     忘れた頃、再読が楽しめそうです。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.23

  • 魅力的な設定で今後も楽しみ

    捜査中に深追いしすぎて生死の狭間を彷徨うことがきっかけで身についた死者との対話能力を使って,事件の核心に迫っていきます.そこに絡んでくる登場人物もなかなか魅力的で,今後も楽しみです.
    関係の精算のための単純な殺人,偶然の事故と思われた点がしだいに結ばれていき,その裏側の思惑が明らかになっていきます.
     ドラマはたまたま2回ほどみましたが,原作の雰囲気を良く表していると感じました.本としても次回作にも期待です.
    「あなたを殺したのは誰ですか」
    続きを読む

    投稿日:2014.05.08

  • お勧めです!

    石川の能力や比嘉ちゃんの描写、二人の関係等、オリジナルでも読み応えがあり、面白かったです。続編を期待したいデス!

    投稿日:2014.05.09

  • 生と死の境界線(BORDER)

    ドラマは金城一紀のオリジナル脚本と言うことでかなり期待して観ておりましたが大変面白く、最終回は暗く切ない終わり方でしたが納得の結末。本作も存在は知っていましたがドラマの焼き直し的なノベライズと考えおりました。が評判も良く扉解説にもオリジナルプロットと書いてあることから読んでみようと手に取りました。話はドラマの一話から八話の間のどこかの時期、石川自身が自分が撃たれた事件の真相を知る前の話しで全くの独立したエピソードとして楽しめます。登場人物はほぼドラマ主要キャストを脳内変換して読みましたが全く違和感なく読めました。今作は特別検視官の比嘉ミカの心情がより深く掘り下げられているので彼女が気に入っていたファンには堪らんでしょう。また石川自身が身に付けた能力に思い悩むシーンも映画「シックスセンス」や吐く息の白さなどを使って表現しており、小説ならではの細かさでドラマと上手くリンクさせているなあと感心しました。

    ドラマは2を作るのは難しいかもしれませんが小説ならまだまた書けると思うので是非続編を。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.07

  • 続編に期待

    とっても読みやすかったです。
    ストリー的にもそこそこって感じです。
    事件は解決したものの
    そもそものテーマ、死んだらどこへ行くのか、石川と比嘉の関係、銃弾の行方、続編に期待します。

    投稿日:2014.07.10

  • かるーくネタバレ

    ネタバレ注意報発令


    私がこの本を読んでみての感想を述べます。私は一点だけ気になるところがあった。私が気になったところ、それは石川と鬼との格闘シーンだ。私はそのシーンを読んだとき表現において「石川は~」がやたらと多用されていることに気がついた。いや、もしかするとそこ以外でも多用されていて、たまたま私がそのシーンで違和感を感じただけなのかもしれないが。私はそのシーンにおいてその点を気づき思わず笑ってしまったほどだ。そして私はつっこんだ。いちいち書かんでもそれぐらいわかるわい!!石川と鬼しかいねーんだからッ!!と。

    私はそこだけが気になりました。あとは普通です。
    以上、私でした。
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    投稿日:2014.11.02

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ブクログレビュー

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  • larme

    larme

    近年読んだ警察小説の中でも一気に上位に躍り出るくらい面白かったー。思い切り特殊設定の警察ものではありますが

    投稿日:2024.02.14

  • ultraman719

    ultraman719

    頭撃たれて、一時、生死を彷徨う。
    で、復活したら、死んだ人と会話できるようになった!
    イタコになったって事やな。
    最初だけ、死体の近所に行かんと会話出来んって事なんで、一般人には意味ないかも知れんけど、刑事には最強の武器を手に入れたって感じ。

    今まで、犯人を推理とかして探すやり方から、結果(犯人)から、どう正当性を導くかって形になって、やり方根底から覆りそう。
    そら、検挙率も格段に上がるけど、近くに死んだ人おるのは怖い気もする。(−_−;)
    一般人と変わらん感じであるにしても。
    後半は、ミカちゃんも覚醒するのかと思ってたけど、違ったな。

    しかし、この人、頭に鉛の弾丸入ったままだと、1年の命とかのはずやけど、その辺はどうなってんの?
    「そこが知りた〜い!」(どっかのCMから 笑)

    Netflixに、ドラマもあった!
    エピソード1だけ観たけど、なかなか(^_^)v
    (小栗旬さん主演)
    続きを読む

    投稿日:2023.08.18

  • ss512(試)

    ss512(試)

    このレビューはネタバレを含みます

    『SP』、『CRISIS』の金城一紀原案脚本のドラマ『BORDER』、あの衝撃作の小説オリジナルストーリー。
    ドラマを見たのは結構前だが、死者との対話を「コネクト」と呼んだりと、ちょっと主人公・石川の能力者感が強調されてる感じがした。あと、比嘉の可愛さもね。この二人の背景(過去)も補完(ドラマで説明されてたっけ?忘れてしまった)。
    「あなたを殺したのは、誰ですか?」というセリフも小説だからこそのインパクトと文字映え。
    抜群に面白いダーク・サスペンスがここにある。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.13

  • machinobu

    machinobu

    『あなたを殺したのは誰ですか?』

    捜査中、頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った警視庁捜査一課の刑事・石川 安吾。
    奇跡的に覚醒した石川は、死者と対話が出来る特殊能力を身につけていた。

    果たして、『鬼』とは誰なのか?
    本当の真犯人とは?

    天国で兄と会話する石川。
    まだ、お前はこっちに来るべきじゃない。
    まだ、やるべきことが残っている。
    それはお前にしか出来ないことだ。

    幼い頃亡くなった兄との会話。
    ウルウルします。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.23

  • kaota01

    kaota01

    超久々の金城一紀。
    厳密には原案だけみたいだけど。

    文体とかストーリーが肌に合うのか、ひっかからずにサクサク読めてそれなりに満足感もあって。
    ただ、目新しさは感じないかな。あぁ、そうくる?みたいのを求めるとちょっと足りないと感じるかも。続きを読む

    投稿日:2021.09.14

  • Madder

    Madder

    小栗さん、青木さん、波瑠さん、遠藤さんのあのドラマ…凄く好きでした。小説はドラマには出てこなかった話したので、楽しみながら読めました。またドラマが見たくなりました^^

    投稿日:2020.12.31

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