【感想】山賊ダイアリー(1)

岡本健太郎 / イブニング
(101件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
33
40
15
2
0
  • これ読んでナイフを購入しました!

    都市部に若者が集まり田舎では高齢化で猟師も減っているなか、害獣は増えたりしている昨今。
    作者が狩猟免許を取るところから、銃を買う、初めての猟をする、など、実体験に基づいているのでリアリティーある。
    直、絵はそんなに上手いわけではないけど、だからあまりリアルな捌くシーンとかもグロく感じず、淡々と読めるのかも。
    震災をはじめ、日本は災害に事欠かないので、何かあったときに、適切に食べ物を獲る力を持つことは無駄じゃないと思う。これを読んで、さすがに猟は無理だけど、まずは魚から、と読んだ友人と釣りに行って、マイナイフで捌きました。
    いつか、鳥くらいはちゃんと締められるようになりたいなー。
    「銀の匙」などでも思ったが、食べ物がどうやって自分達の口に入っているのか、命をいただいているというということを知ってもらうため、こういう漫画は子供に薦めたい。

    続刊は獲物もグレードアップで、さらに楽しみ!
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    投稿日:2014.10.13

  • こういう生活も、いいかもしれない

    狩猟生活が綴られたサバイバル漫画(?)
    「食べる」って、本当はすごく大変なことなんだなぁ、と思わされます。

    読んでいると、なんとなく逞しくなれそうな漫画です。

    投稿日:2014.02.05

  • 猟師と料理人(?)

    猟師生活のエッセイ漫画
    猟銃の買い方や免許の取り方などという豆知識と共に動物の命をもらって自分の命をつないでいるのだと再認識させてくれる漫画。
    といっても、堅苦しくなくほのぼのとした画風なので読んでいて楽しいです。
    作者はどんな動物でも食べています。
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    投稿日:2014.10.10

  • 捌け! 捌け!!

    猟をするってことはつまり、獲った獲物を捌くってことなんだよなあと考えさせられる一冊。
    現代日本において、生きている動物を見て「あれは美味いか、美味くないか」という判断基準を持つ人は果たして多いのか少ないのか。
    いわゆるどこぞのグルメマンガがお遊びに思えてくるから困る。
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    投稿日:2014.02.03

  • なんでも食べる

    こんなにも自分に正直に生きられる主人公(作者?)に脱帽。
    穫ったら食べる。当たり前のことなのだが、なかなかやり遂げられることではない。
    作中の猟師仲間なんか、「鹿はいいや」なんて言っちゃっているし。
    でもこの人、カラスや XXXX や OOO まで食べてしまうのだから。
    捕りたい = 食べたい 
    本当に脱帽です。
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    投稿日:2014.08.06

  • 女子にもオススメ

    5巻まで読みましたが、エッセイ漫画として絶品だと思います。狩猟に興味がなくても、食べる事がセットになっているので、この動物や植物がこんな味なのだ、とか面白いです。作者の人柄も好感が持てるので、鉄砲なんて野蛮だ、なんて思っている人もすんなり読めると思います。続きを読む

    投稿日:2014.08.30

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ブクログレビュー

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  • わしとじょん

    わしとじょん

    このレビューはネタバレを含みます

    猟師の作者が描く狩猟マンガ。

    まだ新米なのでミス結構します。
    同期のアキ君やマサムネ君も出てきます(マサムネ君はとにかくビビりで結構役に立たない。よく猟師になったと思う

    ベテラン勢も1巻目から登場しています。夏目さんや佐々木さん、赤木さんも出ます。
    佐々木さんは高齢ですが、作者の師匠のような存在で巻のエピソードによっては無双ぶりを発揮します。


    しかしこのマンガに出る女性たちは狩猟に対する免疫というか理解がないですね。作者の元の彼女なんて理解がある以前の問題で、あまりにもバカなんで見ててハラが立ってきましたよマジで。


    ヌートリアって岡山県結構いるんだ……。
    おいしいなら食べてみたいな。

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    投稿日:2021.07.24

  • dai-4

    dai-4

    学習漫画ブックガイドから。名前は知っていたけど、少なくともこれまで、あまり読みたい気持ちがそそられなかったもの。読んでみると、これがなかなか面白かったのです。現代における狩猟の物語。狩猟生活に入るために必要な資格とか、実際に扱える得物とか、獲れる獲物とか、普段の生活では滅多に接することがない諸々に、何だか惹き付けれられる。『あ、こんな生活もアリなのかも』と思わされる中毒性あり。続きを読む

    投稿日:2021.05.11

  • puttyhama

    puttyhama

    猟師&マンガ家の著者が描く猟師の日々!
    今日もエースハンター片手に山をいく~。

    猟師になろうと思ったきっかけとなったじいちゃんエピソード好きだわ~
    あと、佐々木さんのスズメバチを一刀にするところ。

    知らなかったんだけど空気銃でも猟師できるのね。
    そんなに威力があるものだとは!

    狩猟…なんか憧れる。
    いや、実際やるとなると足がすくむのかもしれないけど。

    ヤマバトおいしそうだったわ~~。
    スナズリのはなしやら勉強になった~。

    2巻楽しみ!
    続きを読む

    投稿日:2019.07.02

  • Brave(ブレイブ)⚔のら勇者

    Brave(ブレイブ)⚔のら勇者

    狩猟の現場の空気感がわかるマンガ
    山賊ダイアリーというマンガ、

    ご存知でしょうか。

    なんと狩猟のマンガ。

    猟師で漫画家の、

    作者の岡本健太郎(おかもとけんたろう)さんの

    日記風のストーリー構成になっており、

    サブタイトルに「リアル猟師奮闘記」とあるところからして、

    かなり岡本さんの実体験に即した内容が描かれています。


    [日記形式で、基本的にストーリーは時系列順]
    主人公は岡本健太郎さん本人。

    狩猟をやっていい時期ってカレンダーでしっかり決まっていて、

    解禁期間と禁止期間があるらしいです。

    狩猟が解禁されていた時に猟をしましたよっていう表明もかねて

    ストーリーの最初には日時が記されています。

    まさにダイアリー。日記形式です。


    [亡くなった近所の猟師のおじいさんの影響を受け育つ]
    岡本さんが子供の頃、

    近所にお住まいでよく遊んでくれていた「おじいさん」が猟師だそうで、

    身近でいろいろなことを教わったといいます。

    幼いころから「狩猟」という行為がそばにある生活をしてきたからこそ、

    このように面白い作品が描けたというわけですね。


    [狩猟を体験しながら、失敗や銃を撃つ一瞬に思ったことをセリフに]
    狙っている動物の動きや習性、

    狩猟をする時に気をつけなければならないことが

    実体験や失敗談、セリフから大量にわかってきます。



    また、捕らえた動物の捌き方や料理としての下ごしらえの様子もわかるので、

    その体の構造なんかも勉強になります。

    解説や説明の文章は比較的多いですね。

    [まとめ、狩猟の現場の空気感がわかるマンガ]
    いままで畑や狩猟といったことからは縁遠い暮らしをしてきたぼくにとって

    まるで別世界の内容でした。

    だからこそ、すごく勉強になります。

    日本で猟とするための銃を持つには免許が要るとか、

    カラスを焼いて食べるとどのような味がするとか。



    いつか何かの縁で狩猟の免許をとって自分でチャレンジすることになったら

    きっとこのマンガは心強い教科書みたいな存在となるはずです。

    自分で狩猟をやるって人も、全然興味がないって人も、

    きっと楽しめる内容です。
    続きを読む

    投稿日:2019.01.07

  • キミドリ

    キミドリ

     1巻読み終わった。
     ホリエモンの「刑務所なう。2」で紹介されていた実録猟師マンガ。
     主人公はおじいちゃん子で、そのおじいちゃんがかなり生粋の猟師さんだった模様。
     色々、知らないことが知れて面白い。
     猟師免許には「猟銃」と「罠」があって、前者は持ってないけど、後者は持っている人は槍を突き刺して、トドメをさすとか。
     それから、ちょっと変わったグルメまんがの側面もあり。
     一巻では捕った獲物は尽く食している(ただし、タヌキを除く。めっっっっっちゃマズいらしい)。
     ハト、カモは当然、カラスも食べている。かたいが意外に行けるらしい。

    2016/5/5
     5缶まで読み終わった。
     段々、狩猟も本格的に。
    ・スズメバチ駆除が大変そう(でも、最後はハチノコ食べてた)。
    ・イノシシとシカは圧倒的に前者が人気で高値で取引される。
     なぜなら豚に近いから。鹿肉は赤みがメインであっさりしすぎるのかそうでもないようす。
    ・魚釣るし(猟師になるだけあって、なにかとるのが好きな人が多そう)、きのこ・山菜もとれるしサバイバル能力は高そう。
    ・すっぽん釣りのえさがコイというのが驚き(3巻末尾)
    ・5巻で目にトゲがささったが、九死に一生を得る
    ・すずめっておいしい
    ・日本の鳥、550種類のうち、とっていいのは29種類だけ
    など。知識が増えました。
     
    続きを読む

    投稿日:2018.12.22

  • tsukasa26

    tsukasa26

    シベリアに抑留よくりゅう 兎の唐揚げ 狩猟期間は11月15日〜翌年2月15日 公園にいる土鳩 フランス料理の素材に使われる雉鳩 八寸剣鉈 第一種銃猟免許 罠猟免許 砂肝 餌と一緒に飲み込んだ砂を利用して食物を砕き 留鳥 依託射撃 エース・ハンターを8回ポンプ 蝮 魚と鶏肉の中間のような味で干物のような食感です 半矢はんや 鴉肉はシチューとかいいかもしれませんね 自作のカモキャッチャー ボラ用の三ツ又フック 肛門に腸抜きフックを突っ込んで引っ張るとこの通り 猛禽類に狩猟していい種類のものはいません スーパーで売ってる鴨肉、あれは大半が家鴨なんです。天然の鴨にはあれほど脂は乗ってませんし柔らかくもありません。 家畜の鶏と違い皮と脂がくどくなく、赤身の力強い味を堪能できます。 年越し蕎麦は鴨南蛮 ワイヤーを使うくくり罠 南アメリカ原産ヌートリア 鰻は汽水域を好みますからね 岡山の山奥に住む猟師続きを読む

    投稿日:2018.04.17

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