【感想】女子高生、リフトオフ!

野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
8
9
3
0
0
  • この文章は100年たっても新鮮!

    1995年出版の小説に
    2006年にイラストを差し替えて
    2013年に電子書籍化。
    文章は100年経っても新鮮。

    投稿日:2013.12.30

  • フィクションを読む意味

    なぜフィクションを読んでしまうのか考えます。この本はとても軽くて、物語はシャープで、そして確かな科学的知見にあふれています。
    それでも、興味を持たない人には何の意味もありません。
    そして逆に他の人が興味を持ちながら私が何も意味を見出せないものもあります。
    宇宙、女子高生、ライトノベル、古典。
    その記号に興味をそそられたなら読んでみるべきでしょう。そしておおよその本と同じように幻滅することもあるでしょうし、感銘を受けることもあるでしょう。
    少なくとも私は感銘を受けた方です。
    よって星5つ。
    続きを読む

    投稿日:2016.12.17

  • スキンタイト宇宙服!

    スキンタイト宇宙服(のカバーイラスト)で決まり(笑) さらに異母姉妹萌え。いきなり中国人が「アルよ」とか、何これいつの時代の作品?と思ってしまったが全部許す。自分世代のSF者の急所を押さえてる。

    投稿日:2014.04.10

  • 軽くて小さいんだからしょうがない

    ロケットで1Kgのものを打ち上げるには大変なコストがかかる。
    それは例えばはやぶさがあれだけ苦労してダイエットしていることからもうかがうことができる。
    だったら、軽くて小さい女の子(かわいければなおよし)をパイロットにすればいいじゃん。というのは、なかなか説得力がある。スキンタイト宇宙服も、理由があってセクシーになっちゃったんだからしょうがない。
    このように、それなりに設定に理由付けがされているのがこの本のいいところ。それと、ところどころに入る技術者たちの熱い思いにグッとさせられるのも、この作者の上手いところだと思う。
    気軽に読めるので、酔った帰りに電車で読むのにも最適な一冊。
    電子書籍になってくれて感謝。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.08

  • 楽しく読めるSF

    作品自体はかなり古いものだけど、今読んでも楽しく読める。少々ストーリーが粗っぽいところもあるけど。
    野尻さんならではの軽妙で明るい雰囲気のSFを楽しみたい方にお勧め。

    投稿日:2014.04.19

  • なぜむっちりむうにい氏から表紙を変えてしまったのか。

    富士見のときのを読んだが随分表紙を変化させたな、という印象。
    野尻先生の嗜好の変化?があるのかもしれないが、随分イメージが変わってしまった。
    そこだけは非常に残念である。
    ただ、文章は読みやすいので、野尻ファンなら必見であろう続きを読む

    投稿日:2013.12.28

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ブクログレビュー

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  • おさるのかごや

    おさるのかごや

    実際の宇宙工学をベースに、フィクションでブレークスルーさせるハードSFです。この物語ではスキンタイトスーツという宇宙服がキーの一つになってますが、表紙を見ての通りの萌え要素でもありますね。読むと元気になれる作品でした。?続きを読む

    投稿日:2021.11.18

  • うみ

    うみ

    このレビューはネタバレを含みます

    これ、20年前の作品の復刊だったのか!後書き読むまで気づかなかった。

    だって、断熱タイルがデブリ衝突で脱落って、シャトルの事故前に書かれたとは思わないでしょ…そして、誰も不幸になっていないよなあと書こうとして気づいた。ミール…

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.10.14

  • 凪野基

    凪野基

    11:野尻さんのSFが好きなので、復刊されたこちらを電子版で購入。ハヤカワのものよりはかなり軽いノリだけど、カプセル式有人宇宙船というアイデアや、タンポポが危機的状況になってからの展開(ミールとのランデブーやココナツの登場)はやっぱり野尻SFだなーとワクワクしながら読めました。
    「誇り高き宇宙飛行士」という一言で涙腺ヤワヤワです……。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.08

  • hopehilleast

    hopehilleast

    面白かった。
    これぞ、ラノベといった作品。
    快活、行動力のある女子高生に、話のわかる母親、家族に顔向けできない、問題のある父親、巨乳野生児の腹違いのほぼ同い年の妹、計画力のない宇宙協会の面々。ラノベ設定はバッチリ。

    失敗続きの打ち上げの原因が、なんともとんでもなかった。

    とにかく面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2018.03.12

  • codecodeda

    codecodeda

    主人公ゆかりの宇宙旅行、最初は父と再開するための手段の一つだったが、宇宙に飛び立つことが目的のように変わる流れは良かった。女子高生が宇宙?話にならない、なんて事はなく十分楽しめた。また与圧服が既存のタイプではなく、レオタード型と珍しくも感じた。続きを読む

    投稿日:2014.06.11

  • meta80188

    meta80188

    このレビューはネタバレを含みます

     昔の富士見版も読んで、アニメも見たんだけど、当時は今ひとつ印象が薄かった作品。読み返そうと思いつつどこにいったかわからなくなっていたものが復刊していたので購入。前半は記憶にあるが打ち上げてからは全然覚えていなかった。
     今再度アニメにすると、スキンタイト宇宙服とか採尿装置とか打ち上げ前の浣腸とかにばかり話題が集まっちゃうだろうなあ。
     主人公はどこか中性的で女の魅力を全然感じないのでそういうシーンもさらっと読んじゃうけど、アニメはそういうところばかり強調するに違いない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.06.05

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