【感想】オー!ファーザー

伊坂幸太郎 / 新潮社
(630件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
145
265
145
24
2
  • 【陽気なギャング】のようにシリーズ化してほしい!

    作品紹介の父親が4人、という設定を見て、
    ファンタジーか何かの比喩かと思いましたが、本気でした(笑)

    主人公の由紀夫(息子)もそうですが、4人の父親のキャラがそれぞれ際立ち、
    脇役たちもいい味だしてる。

    このお話、新聞連載だったようですが、
    こんなに伏線が散りばめられ、無駄のない文章構成、
    毎日少しずつ読むと忘れちゃう!本で一気に読むべし。
    伊坂作品はほとんど読破し、伏線回収も予想しながら読んだのに、
    「ここもか~!!」と驚くこと数箇所。
    ほんと、すごい作家さんだ。。。
    続きを読む

    投稿日:2016.03.18

  • 一気に読めます

    様々な伏線がどんどん一本化してラストに向かってどーっと一直線。
    とにかく軽快に読めます。設定は結構むちゃくちゃだけど、面白い。
    それでいて読んだ後なんかほっこりした気分になる。
    4人の父親がキャラきわだってていいなあ。続きを読む

    投稿日:2015.09.13

  • 父親が4人!その理由とは?

    「父親が4人」という設定を聞いていた限りでは、「ほのぼの」系の話なのか?と思いきや、かなりガチの「サスペンス」系に話が流れていったのには少し驚きましたが、それぞれ個性が際立ったキャラクター設定の登場人物が入り乱れつつの物語はいつもながら魅力的で、面白く読了しました。『ゴールデンスランバー』に至る直前の作品として見ると、物語に出てくる色々な要素が繋がっている感じも受け、その点も興味深い物語でした。結局最後の「アレ」をやりたいが為に「4人」という設定にしたのかな?という気もしましたが(笑)続きを読む

    投稿日:2014.09.15

  • 爽快感のある作品

    個性溢れる4人の父親達が頼もしく、愛情たっぷり。
    登場人物のやり取りが面白い。
    盛り上がりはやや少な目だけど、爽快感のある作品だと思いました。

    投稿日:2014.09.07

  • らしい作品

    伊坂幸太郎らしい作品だと思いました。

    奇想天外な設定ですが、一人一人のキャラクターがしっかりしていて、どの人物にも感情移入できて楽しめます。

    色んな伏線が回収されて、読み終わったあとの爽快感もあります。

    一気に読めてしまう長さで、お勧めです!
    続きを読む

    投稿日:2014.09.03

  • 4人の父親

    4人の父親をもつ高校生由紀夫
    タイプの違う個性的な父親が
    それぞれの個性を生かし息子を守る
    由紀夫目線で話が区切りなく続いていく
    少し違和感を感じながらも伊坂さんらしい内容で楽しめます。

    投稿日:2014.07.17

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ブクログレビュー

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  • 西

    西

    とにかく面白かった!
    登場人物のキャラクターがどれも好きで、最後に伏線回収されるのも、父親たちが照れ合う様子なども想像がついて好きだった。

    重力ピエロにもある、血の繋がり、家族、について。重力ピエロのように重い感じではないけど、明るく楽しく描かれている気がする。

    伊坂節満載なのでおすすめの小説です!
    続きを読む

    投稿日:2024.04.13

  • 2061111番目の読書家

    2061111番目の読書家

    どのキャラクターも生き生きとしてて読んでて面白かった。主人公と4人の父親たちの関係性がとても素敵だった。
    自分にも必ず、両親から与えられた強みがたくさんあるはずだなとすこし嬉しくなった。

    投稿日:2024.04.10

  • 繭

    このレビューはネタバレを含みます

    鱒二の件を不問にした理由が父親なのはあまりしっくりこなかったです。
    富田林さんが騙されたオレオレ詐欺の犯人の件は解決していない(すでに亡くなっている?)のがちょっともやもやしています。

    とはいいつつ、それぞれの父親の個性が面白くていつも通りどんどん読み進めてしまうほどに面白い作品でした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • ぱな

    ぱな

    個性的な父を4人持つ高校生の由紀夫。
    とんでもない設定だけど、なぜか受け入れられちゃうのが、伊坂幸太郎作品の好きなところ!

    4人の父は、なんやかんや仲良しで、妻と子供をとても大切にしているのが伝わってほっこり。珍しい家庭で育った由紀夫も、母と4人の父の良い所をちょっとずつ引き継ぎながら、いい子に育っている。

    なにかあれば、すぐさま4人の父がぞろぞろとやってくるのがツボ。
    設定がとても好みだったけど、日常の話も主人公に襲いかかる事件も面白かった!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.28

  • yamahbbenkyo

    yamahbbenkyo

    このレビューはネタバレを含みます

    4人の父を持つ主人公が事件に首を突っ込む。
    終盤、父親たちが息子を助けるために実行した作戦がユーモアで伊坂作品らしいなと感じた。
    他作品に比べて、伏線の張りと回収が雑というか、途中で方向修正したように感じられるような展開があった。連載作品であったことが関係しているかも知れない。

    高校生の反抗はやり返しの限度が見えている甘えた反抗であると言うのが印象に残った。主人公が解決まで辿り着こうとするが、結局は大人の手を借りて解決される。この本自体のプロットにも守られている子供の姿を感じ取った。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.24

  • ひろ

    ひろ

    このレビューはネタバレを含みます

    高校生の時に読んだ本
    読んでる分にはこんなに素敵なお父さんたちが居たら毎日楽しいし頼もしいだろうな、と思うけど実際はそうでもなさそう。
    クイズ番組でみんなで手旗信号をして、明日迎えに行くから待ってろよ!と言うシーンでじわっと泣きました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.26

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