【感想】ふわふわの泉

野尻抱介 / ハヤカワ文庫JA
(70件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
22
29
13
1
0
  • 幻の名作

    もともとファミ通文庫で出されていました。
    星雲賞を受賞していたにも関わらず絶版となり,なかなか手に入れることができませんでした。
    今は電子書籍としても読むことができ,まさしく何時でも何処でも手に入れることができます。

    幻だった名作です。ぜひ読んでください。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 女子高生ベンチャー社長、儲かるの?宇宙へ行けるの?

    野尻抱介さんの作品には、女子高生がグイグイ大人社会を引っ張る話が多いがその中でも「ふわふわの泉」の主人公のグイグイっぷりは頭抜けている。表紙のかわいい女子をイメージして読み始めるとギャップが凄い。化学オタクの女子高生が夢の超素材を開発して会社を設立。ホントに儲けられるの?潰れない?まっすぐに自分のやりたいことをやり続けて大人社会を翻弄する、ふわふわ女子高生が何とも清々しいです。自分の上司になったら振り回され感ハンパないですが。野尻作品は技術のトレンドを押さえたリアル感のある近未来SFが多いですが、この作品も10年~20年後にはありそうと思えるし、どうせならNASAとかJAXAじゃなくてこんな子が世界に飛び出してほしい。続きを読む

    投稿日:2016.01.19

  • ライトでふわふわなSF

    おもしろかった!
    SF的なディテールはハードながら、描かれるテイストはライトでソフト。淡白な描写なのに、なぜか魅力のある主人公・泉や昶(あきら)達に惹かれて「ふわふわ」と読みすすめるうちに、彼女たちの行く末が気になってしょうがなくなる。
    中盤以降はややビックリ展開だが、本作の雰囲気だったらこれもアリか。
    気軽に読めて、心地良い読後感にひたれる秀作SF。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.20

  • SF初心者におすすめ

    絶版になって以来、残念に思っていました。
    元々、ライトノベルレーベルであるファミ通文庫で発刊されていただけあって、軽いタッチで気軽に読めるので、
    SF初心者にはお勧めです。
    わかる人にはタイトルでわかるとおり、クラーク先生を彷彿とさせる科学の発展による明るい未来を描いた技術系SFで、SFファンにもお勧めです。続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • なんとなく実現してしまいそうなSF

    野尻さんのSFって,なんか,こうちょっとがんばると実現してしまいそうな,絶妙な設定がすばらしい。あと,このゆる~いタイトル。
    女子高校生が発見した,ダイヤモンドより硬くて,空気より軽い新素材「ふわふわ」。そんな夢の素材があれば…。続きを読む

    投稿日:2013.10.21

  • SF初心者におすすめ

    受賞した本ということで、その内容は保証されているようなもの。元々がラノベのレーベルから出ていたので、SFが苦手という人にもおすすめ出来る。
    トントン拍子で話が大きくなっていき、最後には…というのも分かりやすくてイイ。続きを読む

    投稿日:2013.09.26

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ブクログレビュー

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  • あるてみす

    あるてみす

    化学好きの女子高生が新物質を開発して事業を展開していき、スケールがどんどん大きくなっていく。SFらしくて面白い。
    ふわふわで宇宙に出てみたいものだ。

    投稿日:2023.06.25

  • おさるのかごや

    おさるのかごや

    空気より軽い”ふわふわ”を発明した女子高生が宇宙を目指します。野尻作品にはよく超テクノロジーが登場しますが、”ふわふわ”も楽しいです。

    投稿日:2021.11.18

  • Στέφανος

    Στέφανος

    星雲賞
    努力しないで生きるには◆ふわふわに溺れた日◆アウトサイダーズ◆ふわふわ一万倍の法則◆スター・フォッグ◆初飛行◆夕陽のなかで

    投稿日:2019.05.04

  • だだ

    だだ

    短編だし途中かなり強引な展開もあるけれど、簒奪者やフライバイほどでは無いがリフトオフ程度の面白さは感じた。なにより氏の作品は根が明るく未来への希望が伴っているので好みだ。

    投稿日:2019.04.25

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    「ピアピア動画」の清く正しい未来と変わらないので
    「シンギュラリティ文明」化のほうについて
    単語意味は「技術的特異点」で
    つまり想像でき得る限り技術が向上した状態のことらしい
    想像できることしか創造できない人間らしいSF用語である
    人間が人間でありながら三次元以上のものを知覚することは無理らしいが
    想像なら出来る
    そうなったときどうなるかも想像の内であるようだが
    想像できないほどそれを極端に推し進めた先はどうなっているのか(=宇宙の端の先には何があるのか)
    人類が衰退して妖精さんに託されるのか
    活力失うことなく連続を成すのか
    オーバーロードがなんとかしてくれるのか
    それとも想像できない状況に陥るのか
    想像できないものは想像できないようだが想像できないのでなんとも言えないのである
    一個人で完結するのでなくファンタジーとかサイエンスとかで積み上げていって
    せめてそこまでは人類の辿り付く事を期待したい
    続きを読む

    投稿日:2018.12.08

  • kuroinohos

    kuroinohos

    技術の発達によって、テクノロジーが怖ろしく発達する、と言ふナニ。
     なんかのコミューンが空中に出来てゐると言ふのは面白い。
     南洋の土人のなんかと、最新科学がくっつくのは面白い。
     異星の知性体との接触がまぁ、うーん。続きを読む

    投稿日:2018.10.23

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