【感想】天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1

小川一水 / ハヤカワ文庫JA
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
20
11
5
0
0
  • 因果をはつながる

    ようやく1巻に追いついて、追い越そうとしています。2巻からずーっと、因果を固めに固めて、あー、なるほどという感じです。小川様の書くことなので、つじつまは合っているでしょうが、何せ時間が経っているので、確かめようがありません^ ^
    さて、これからがメインのストーリー展開(のハズ?)。相当乱暴な話ですが、1巻の次に当巻に来れなくもない…無理かなあ
    続きを読む

    投稿日:2015.04.12

  • 遂にというか、ようやく最初に追いついた

    今回の主役は、イサリ。彼女の視点から第一巻メニーメニーシープの話が語られます。つまりsideB。目次も第一巻と同じで+(B)とあることからも完全なる裏話的、ネタバレ的展開。そして合間に入る<恋人たち>ラゴスの回想がメニーメニーシープ300年の歴史を埋める。総ての事を知ってから読むと成る程そうなっていたのねと納得。遂にというか、八巻にしてようやく最初に追いついた。相変わらずの絶望的な状況は変わりませんが、旧来の登場人物の消息もわかりようやく物語は少しの希望とともに進み出す。ああ・・・・早く次が読みたい。続きを読む

    投稿日:2014.07.21

  • 1巻裏面

    イサリの煮え切らない,もやもやが伝染して,読んでるこちらも もやもや。
    とにかくはやくPART2を読まないことには…。

    投稿日:2014.12.31

  • (I)メニー・メニー・シープの謎の舞台裏

    天冥の標(I)メニー・メニー・シープの物語の展開の中で、どうしても見えてこない点や、解かれないままの謎が、ジャイアント・アークでは、(I)の物語の展開の裏側で起きたことをイサリの視点や、個々の登場人物の視点で語られる。
    ここまで諦めずに読破したからこそ到達した、謎の解明と、その後の物語への展開が、やっと始まる。
    思わず、最初のメニー・メニー・シープの上下巻を本書と並行して読み直してしまった。
    両方を読み比べてみて、細かい点の情景や展開の全体像が理解できて、何となく楽しくなってきた。
    続きを読む

    投稿日:2017.05.11

ブクログレビュー

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  • 橘

    このレビューはネタバレを含みます

    1巻に時系列が追い付いた8巻上巻は、1巻の物語がイサリ側から描かれてて、イサリが何なのかわかった今は胸にきます。
    特にカドムへの想いにぐっとくる……太陽系冥王斑パンデミック後に300年眠っていたので、かつての記憶はあるけど心は17歳のままのイサリの慈愛。切ない。
    えっ《恋人たち》のベンクトってキリアンだったの!?や、メイスンたちがカルミアン→カンミアになってエランカと同盟したりと8巻も激動です。
    アクリラ、生きてたんだ、良かった……カヨちゃんも生きてる。頑丈だな。。

    フェオドールの皮(羽織?)のお話があるのが面白かったです。ノルルスカインほどの思考はできない人工知能とはいえ、ドロテア・ワットで乗り込んできたのがノルルスカインっぽく振る舞ってるけど全く異質のやつ、とか「カヨちゃんは自分とは違う。誰かに言わなきゃ…」みたいに思ってるの、これ重要では??

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    投稿日:2024.03.20

  • くる

    くる

    このレビューはネタバレを含みます

    時系列が1巻を追い抜く瞬間「うおお…」って声が出たし同じストーリーを別の人間の語りで進めて(そして伏線を回収して)いくのめちゃくちゃ鮮やかで面白い。そして広義のセアキと広義のイサリカップル推しの私大勝利の巻でした。

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    投稿日:2022.09.21

  • るこ

    るこ

    SF。シリーズ8作目。
    ようやくストーリーは1作目に追いつき、アナザーストーリー的な感じ。
    主役のイサリが、1作目の影で何をしていたのかを描く。
    控えめに言って面白すぎ。

    投稿日:2022.08.28

  • 魚雷屋阿須倫

    魚雷屋阿須倫

     第1巻のアナザーサイドストーリーとなる。ようやく第1巻に追いついた(?)。
     ところでSFで冷凍睡眠って、都合よく使われすぎじゃないか。「三体」シリーズなんかその感があった。PART2に続く。

    投稿日:2021.10.05

  • tomosankamo

    tomosankamo

    『天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク PART1』(小川一水)読了。
    Ⅰに直結した事で、読み手としてはたどり着いた安堵。イサリの視点で見る世界の危うさが、ここまで読んでやっとわかる。しかし、断章に困惑。何が起こっているの断章。
    恋人たち側の事情にⅣの不可欠さを感じる。ベンクト…。エス姉の人間との交流の様子がとても好き。

    この巻の引きは、シリーズで初めて希望を感じる。

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    投稿日:2021.02.07

  • アブラナ

    アブラナ

    長いときを経てとうとう1巻に帰ってきた。

    1巻の裏話的な内容であり、主にイサリ視点での話。それにしてもイサリは非常に魅力的なキャラ。

    投稿日:2020.12.28

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