【感想】僕とおじいちゃんと魔法の塔 5

香月日輪 / 角川文庫
(33件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
4
11
7
2
3
  • 穏やかな同性愛

    2016年1月3日読了。今回のテーマもまたディープな内容でしたけど、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんの馴れ初めと同性愛でした。でも人間愛に溢れていて、読んだ後の心は穏やかです。

    投稿日:2016.01.03

  • 子育てのバイブルです。

    子供と一緒に読もうと思って買い始めたシリーズでしたが、今では私にとって子育てのバイブルになっています。
    当たり前のことをもっともらしく書かれている育児書よりも、心に響くものが大きかったです。
    つい先回りする子育てをしがちな自分を戒めてくれるありがたい本でした。
    6月に第6巻が紙で発売になるらしいので、同時に電子にならないかなぁと親子で楽しみにしています。
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    投稿日:2014.04.01

  • 余計なことばかり考えているので(笑)

    五巻では秀士郎とその両親の過去話と同性愛についてが主として語られています。

    過去話については秀士郎の両親の優秀さと秀士郎の学生時代の豪快さが語られ、秀士郎が秀士郎として形成された成立ちが解かり、興味深く読めました。

    同性愛については個人的には自分に係わりが無ければ、他者がどういう関係を築こうがどうでも良いというスタンスですが、やはり違和感があるというのが正直な気持ちです。

    性行為に限定していえば、同性愛は生物学的にみると明らかに役に立たない行為な訳ですが、人以外の生物をで見ると雌雄同体なものや、絶滅から逃れるため群れの中の一部が性変換する生物もいるわけで、人の中にも遺伝子の中にそういった機能が組み込まれていて、もしかしたら同性愛もそういった遺伝子レベルで組み込まれた機能の一部なのかもとか、他にも色々な由ない考えが本著を読みながら脳内を駆け巡り、そんなことばかり考えていたせいか、ストーリーのほうはあまり頭に入ってきませんでしたw
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    投稿日:2014.07.20

ブクログレビュー

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  • ふみねん

    ふみねん

    このレビューはネタバレを含みます

    アッコと温代のお話は、結構考えさせられた。中1で真っ直ぐ自分の思いを伝え合った2人は本当にすごい。

    LGBTの内容とか6巻の内容もそうだけど、デリケートな話にもしっかり踏み込み、ちゃんと落とし所を作ってくれるから爽快感も一入。

    秀士郎の父母の話は本当に華麗。

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    投稿日:2022.06.13

  • 読生

    読生

    なんだろう、この巻のものすごい違和感。
    ひいじいちゃんばあちゃんの話もカッコいいとは思えないよ。
    特に最期なんて、何を分かって「カッコいい」とか言えるんだろう。当人や遺されたものが何を思っていたかなんてまともに知らないのに。
    なんなんだろう。作者の思うことをそのまま伝えるのが物語なのだとしたら、何にも間違ってないと思うんだけど…。
    それぞれの思いがあって当然という立場で書かれながら、作者の良しとするものだけど良しとしている気がして。
    だからものすごく違和感があるのかな。
    なんだかものすごく気持ち悪かった。
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    投稿日:2022.01.22

  • Yutakun

    Yutakun

    このレビューはネタバレを含みます

    LGBTや思春期の恋心について、おじいちゃんの時代(戦争前後)と交差しながら、わかりやすく、面白く、ストーリーが展開される。歴史好きにも良いし、大人が読んでも主人公の妹が一生懸命にレズビアンのお友達に向かい合う姿は考えさせられる。

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    投稿日:2021.05.24

  • ゆづき

    ゆづき

    クリスマスにお正月、晶子のクラスのいじめ問題からの同性愛問題まで。龍神の親への上から目線や著者の主張が騒がしいのは変わらないものの、晶子の事になると公平でいられない龍神は可愛らしいし、秀士郎の学生時代の同性愛事情に至ってはあまりにもあっけらかんとして自由でとても好ましい。前半のモヤモヤが吹き飛んだ。続きを読む

    投稿日:2018.10.14

  • げこがこ

    げこがこ

    このレビューはネタバレを含みます

    どんどん内容が薄くなっていく・・・
    同性愛の扱いが軽いというか、こんなんでいいのかと思った。
    1巻で終わってたら良かったのに!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.01.11

  • Bookrium

    Bookrium

    たぶん対象年齢は中高生のはずなのに、この分量を使って同性愛に関する考察を展開するとは、かつシリーズ全体のトーンと上手く合致させるとは驚きです。全てが力まず前向きなので、疲れた時に読んでも素直に頑張ろうと思える作品です。続きを読む

    投稿日:2014.10.11

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