【感想】福家警部補の挨拶

大倉崇裕 / 創元推理文庫
(129件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
12
50
52
7
0
  • 犯人はもうわかっています

    表紙につられて購入しました。
    まず、犯行の状況が描かれて、事件が発覚。
    福家警部補が登場して、些細な疑問から事故が事件に昇格。
    犯人を追いつめていきます。
    一見刑事とは思えない福家警部補が魅力的。
    を解き明かすサマもですが、どんな一面を持ってるんだろう?と読者を惹きつけます。続きを読む

    投稿日:2013.11.04

  • 倒叙ミステリ

    テレビでコロンボや古畑などは見てましたが、小説として読むのはほぼ皆無でしたので新鮮に読み進める事が出来ました。
    主人公が刑事に見えない女性というのも中々面白い感じ。
    ただ、事件解決もテンポ良く進んでいくのですが、もう一つ何かが欲しい気がします。

    続きを読む

    投稿日:2014.02.04

  • コロンボというより古畑に近い感じ

    と言ってもコロンボも古畑も小説では読んだ事ないですがw
    一見、刑事に見えない福家警部補が鮮やかに事件を解決する小説。
    まず事件が起こり、読者は犯人も手口も知っている状態でスタート。
    それから福家警部補が追い詰めていくって感じです。
    推理もいいし辻褄も合っていて福家警部補のキャラも立っているんですけど、もうひとつパンチが足りないかな。
    短編というのもあって謎解きが急ぎ足で犯人が諦めるのも早いし・・・
    これからもっと面白くなるかなーと期待も込めて続編も購入しました!
    出来れば長編にチャレンジして欲しいですね。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.20

  • 主人公の魅力にはまります。

    派手な刑事ものではありません。
    ちょっと変な女性警部補の謎解きです。

    古畑任三郎が杉下右京か・・・刑事コロンボか。

    TVドラマ化ということで読みました。
    檀ちゃん初主演、主人公の福家警部補にぴったりですね。続きを読む

    投稿日:2014.01.26

  • 和製+女性「コロンボ」

    「コロンボ」とか言っても、最近の人はわからないかも?要は最初から犯人はわかっていて、探偵役がいかに犯人を追い詰めるかを楽しむ形式のミステリー。
    全4編収録で、各事件のおもしろさもさることながら、福家警部補のキャラクターが徐々に解き明かされていく感が楽しい、気軽に読めるミステリー。続きを読む

    投稿日:2013.10.10

  • 本家も顔負け!?なでしこコロンボの活躍

    犯人視点で物語が進む倒叙ミステリーです。まず最初に犯人が凶行を起こすまでの過程が描かれます。主役である福家警部補は事件発覚後に登場し、その鋭い洞察力と推理力で、見事事件を解決へと導いてくれます。本作は4編が収録されているのですが、そのどれもが犯人の動機が切ないのが印象的でした。私的ベストは「最後の一冊」です。また、福家警部補のキャラクターが非常に面白く、ストーリーもよくまとまっており、単なるコロンボのモノマネでは終わっていない面白さを感じました。短編集ということもあり、ちょっとした空き時間に手に取るのもオススメの一冊です。続きを読む

    投稿日:2014.05.03

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ブクログレビュー

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  • のりてば

    のりてば

    倒叙ミステリ。古畑任三郎に1番近いかも。
    警察に見えない小柄な福家警部補が鋭い観察力と記憶力で事件を解決する短編集。犯人はわかっているのでどうしてもそっちに感情移入してしまい、徐々に追い詰められていく感じが良い。続きを読む

    投稿日:2024.02.28

  • hapo

    hapo

    作者がコロンボ好きなんだろうな〜というのが端々から伝わって来ます。
    短編集で倒叙モノなのでまさにドラマのようにサクサクと読み進められました。
    毎回出てくる寝てないアピールがシュールで笑ってしまうのですがストーリー自体は引き込まれる作りになっており、面白かったので続刊も読み進めたいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.10

  • momo0707

    momo0707

    女性警部補福家が活躍する倒叙ミステリー。刑事コロンボや古畑任三郎などと同じ、最初に犯人が殺人を犯すシーンから始まり、福家警部補が徐々に犯人を追い詰めていくストーリーでその過程が面白く読めた。

    投稿日:2024.01.08

  • いちやなぎ

    いちやなぎ

    軽快に読める短編のミステリーです。事故死ではないことや容疑者に気づくまでの展開が速く、テンポよくクライマックスに進みます。といっても、関係者の聞き込みといった捜査についても無駄なく書かれていて、犯人との対決は論理的で納得のいくものです。事故の隠蔽ミスが手がかりになりますが、そのミスはうっかりしたものでなく、犯人の性格による理由のあるものだったりします。そのため犯人も魅力的であり、読後感も爽やかでした。続きを読む

    投稿日:2024.01.08

  • きゅう

    きゅう

    初の大倉 崇裕作品。刑事コロンボや古畑 任三郎のような、倒叙形式の四編を収録したミステリーのシリーズ第1巻。情景描写よりも会話を中心に展開されているため、とても読み易く本格ミステリーというよりは、ライトノベルスに近いミステリーでした❗

    犯人達が少しずつ福家警部補に追い詰められていく様子は、丸で読んでいる自分も一緒に追い込まれているようで、とてもドキドキします❗中でも、『オッカムの剃刀』が非常に気にいっています♫第2巻も勿論読みます。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.05

  • ふち

    ふち

    始めに犯人の視点から犯行の経緯が書かれ、その後に事件の真相が明らかにされる。これを倒叙形式のミステリーというそうだ。その代表的作品とされるのが、刑事コロンボ、古畑任三郎。本作の福家警部補も男女の違いはあるが、同じく個性的な刑事である。その福家警部補の活躍4編を収録。ちなみに福家警部補は、年齢は30歳台、童顔、縁無し眼鏡をかけ、身長152cm、徹夜仕事をこなし、酒豪のようである。続きを読む

    投稿日:2024.01.02

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