原作からもっとホラーな城を想像したが、案外まとも。 恐怖を含め、もう少し書き込んで欲しいと思う物足りなさあり。 出会いから、いい男だけどネ。

親友の勧めで訪ねた場所は崩れかけたホラーな城。しかも、巨大な犬に睨まれ動けず、男は墓場の穴を掘っている。卒倒したクリスタル（クリス）を介抱してくれたが、男は親友モリーの兄サムだった。 世捨て人の彼は何者なの？ ストーリーとしては、王道で地味なロマンスですが、彼が何者なのか、原題のとおり得体の知れない彼への恐怖心や、謎、どこでスイッチが入るのか分からないドキドキも含めて、ラストまで楽しい作品。 彼のプレッシャーを楽しんでください。 理不尽さが鼻につく所もありですが、彼が何を考えているのか、分かりにくいぶん読者の妄想力が鍛えられる作品ということで。

アリスンの絵はゴージャス。 そして、オリヴィアが可愛いッ！可愛過ぎるッ！！ あきらかに原作以上にかわいい。 読み比べてみて。

ラストに大きな転機が訪れたこの作品で、”聖遺物”が集まり、パンドラの箱をみつけるだけとなった今、続刊が楽しみです。 双子出産おめでとうです。ここでも、ウィリアム地味に大活躍。乙！

毎夜違う女を抱かなければ、死んでしまう残酷な魔物を体に持つパリス。唯一の希望は、一度抱いたのに欲望を覚えた敵のシエナだけ… シエナを求められないことで自暴自棄になるパリスは、彼女を取り戻すことができるのか？ シエナはクロノスに妹スカイの行方を盾にとられ、ガレンを虜にすることを迫られる。 運命に翻弄されながらも、唯一の女を求めるパリスの懇願が切なく、ホットなシーンにメロメロでした。

熾烈を極めるハルピュイア・ゲーム。カイア勝利を願うストライダーの前に、”聖なる杖”を持ったジュリエットの奴隷ラザラスの登場で、カイアとの約束と男の憐憫に揺れる彼。 内容的にはかなり砕けた話ですが、パリスにつながるお話なので、外せない。

愛と憎しみの地獄巡りツアー＆拗ねた男３人組のアンブロシアへべれけ旅行記 多くの秘密を抱えるハンターの彼女と、秘密を守るために 話すことを自ら禁じているストイックなアムンとの絆のロマンスです。 アローンの頼みで、地獄でのレギオンの情報を得るために、多くの秘密を取り込みすぎ、下等な魔物に取り憑かれてしまったアムン 親友バーデンの死に手を貸した女への葛藤… 憎しみに翻弄された彼女の孤独な過去とは…？ 天使の便利アイテム、天使のローブ（身奇麗にしてくれる）に引きつづき、四次元ポケ◯ト的、バックパックの登場で笑う。あれ、欲しい

常に真実とは違うことを言わなければならない彼。真実を口にすると、体を酸が焼き苦痛にのたうち回るという優しい彼の悲しい定め。彼のもとに妻だと名乗る女性スカーレットが現れ、自分に記憶がないことを不思議に思いながらも、彼女に惹かれ、ともに記憶をたどるお話 この巻からパリスまでかなり微妙な男子… 彼の台詞は、面白いのだが、かなり面倒くさい だが、慣れてくると、彼の台詞が可愛く感じる…不思議

レギオンは、悪魔ルシファーと取引をし、美しい体と引き換えに、恐ろしい契約をしてしまた。レギオンの突然の変化に戸惑い、欲望の対象としてはどうしても考えられないアローン。レギオンと、オリヴィアの火花。 上巻の危なげな性格のオリヴィアでしたが、成長でス アローンも、拒否していた彼が、受け入れていきまス 救いのない泥沼の三角関係。引き裂かれるアローンの気持ちがとても切ない下巻。

----これまでのあらすじ--- ダニカを殺すという神の命を受けたアローンは、自分の意志とは裏腹にダニカを殺そうとしてしまう。レイエスに地獄に繋がれ（２巻 ３巻)そこで、彼の内の魔物を沈める友人レギオンに懐かれる。毒を持ち、鱗もあり、醜い容姿のレギオンは、アローンと友達と呼び、慕う ３巻でパリスは、最愛の女性を取り戻すか、アローンの呪いを消すかクロノスに選ばされ、ダニカを殺す寸でのところで、アローンを選ぶ。返しきれない恩をうけとったアローン。 姿の見えない天使に悩まされるアローン（４巻）、正義の為には罰し殺すことをいとわない、どんな小さな罪すらも罰を与えようとする魔物を内に秘める彼。 天使と、小悪魔と、アローンの三角関係泥沼劇場です。 大胆なストーリーなのに、人に喜びを与えることしかしらなかった天使オリヴィアが、自分の欲求に目覚める楽しさや、アローンが彼女を求めるまでの葛藤などの心理描写が繊細 シリーズの中で一番好きな話だ。