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hamarikkoさんのレビュー
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  • 少年陰陽師 境の岸辺に甦れ【電子特典付き】

    少年陰陽師 境の岸辺に甦れ【電子特典付き】

    結城光流,伊東七つ生

    角川ビーンズ文庫

    ついに、全巻読破!!

    ついに全巻読破!一気読みしました。面白かった!! 安倍清明の後継者でありながら、あまりの霊力の強さのため3歳の時に、じい様の清明により見鬼の才が封じられて10年。いつも騰蛇(もっくん)に見守られて(昌浩は気付いてないが)、ようやく封じが解かれたら、怒濤の如き運命を歩み出した昌浩。13歳から18歳までのたった5年しか経ってないのに波瀾万丈の運命。命の危機も数えきれない。しかし、霊力や陰陽師としての実力は飛躍的に向上し強力増大した。そして、清明の式の十二神将たちとの絆も深まっていく過程が、とても面白くて、目が離せない。次次と読みたくなって、全巻読破。 物語が1巻から全部、何処かが繋がっていて、過去に起こった出来事が原因で、今、この災難に遭遇しているのです。 皆さんも、出来れば1巻から読まれると、ふふん成るほどと、物語が面白くなりますよ! 物語は新章に突入。まだまだ続きます。今後の展開が楽しみです。 でも、この巻のラスト、とても悲しく寂しい言葉が綴られています。最終章になるのかなぁ嫌だなぁ。でも、読み続けるぞ。

    0
    投稿日: 2016.12.30
  • 少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け

    少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け

    結城光流,あさぎ桜

    角川ビーンズ文庫

    しっかりハマってしまいました。

    全巻(49巻)読破は無理と思って、短編集の巻だけ揃えて終ろうと思いましたが、昌浩と十二神将達の虜になってしまいました。短編集に収録された話も面白いのですが、昌浩と十二神将たちとの絆や、彰子姫が、清明の元で暮らすようになった経緯、車の輔が昌浩の式になった経緯など、読み進めていくと?マークがいっぱい出てきて、やっぱり1巻から読もうと決めました。読めば、納得。なるほど、そんな事があったんだぁ。そして、やっとここまで読みました。ただ今、20巻読破。大好きなじい様(清明)の命の灯が、今、危機に迫っているところで、どうなるのだろう?で、終わりました。もう、目が離せません。次が気になり仕方ない。全巻読破まで、終われない。頑張るゾ!でも、昌浩って、ホントに、何事にも真剣で、真面目。ココロがねじ曲がってない、真直ぐな男の子です。 この時点では、まだ14歳なのに、まぁ大変な目に遭ってます。命の危機も何度も迎え、その度に、深い傷を負っても、くじけず、都の安全、大切な人を守る為、人知れず、隠密(秘密裏)で、毎夜働いています。この頑張りが、報われることを祈ります。「ガンバレ、昌浩。負けるな昌浩。神将たち、昌浩を守ってね!」

    0
    投稿日: 2016.10.15
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

    超高速! 参勤交代 リターンズ

    土橋章宏

    講談社文庫

    不完全燃焼???

    この作品の殺戮シーンは、何故こんなに残酷なのだろう?前回、失脚したはずの悪老中が、また、権力を復活させる過程での、ライバルの蹴落とし、貶め方が、とっても陰湿で、残酷、狂気さえ感じ、読んでいて、気分が悪くなった。だから、途中を飛ばし飛ばし読んだが、その時も、忍びの戦うシーンでの殺し方も残酷。残酷なシーンは飛ばして、面白い場面だけ読もうとしたが、それでも、嫌な場面に遭遇してしまう。それで、いきなりラストに読み飛ばしたら、結末は、なんか、不完全燃焼......勧善懲悪が好いとは、言いませんが、もうちょっと、スッキリさせて欲しかった。怖い場面を飛ばして読んだので、感想が、中途半端で、スミマセン。

    1
    投稿日: 2016.09.13
  • 少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを

    少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを

    結城光流,伊東七つ生

    角川ビーンズ文庫

    面白い!!

    何気なく買った一冊。これがとっても面白くて、一気読み。陰陽師(安倍清明)と言うと、なんか怖いイメージがあったが、登場人物が、みんな優しく、可愛い。主人公の、昌浩は、本当に素直で、他人のことを、妬んだりしない。恒例になっている「一日一潰し」(妖し達が、勝手に昌浩に懐いて、ダーっと昌浩を押しつぶすのだが)、そんなことをされても、口では、怒っていても、妖したちを、消すようなことはしない。他の都人に迷惑をかけない限り、酷い仕打ちはしない。そこが、とっても好き。また、昌浩を見守り、陰ながら護衛をしている、十二神将たち。お話も面白くて、ワクワクしながら読み進みました。全巻(49巻)読破は、ちょっと大変なので、手始めに、短編集のみ、購入して、読んでます。今は、これにハマっているので、このシリーズばかり読んでます。一度、読んでみてください。期待は裏切りませんよ!!新しい陰陽師の誕生です。

    0
    投稿日: 2016.09.04
  • うちの執事が言うことには 8

    うちの執事が言うことには 8

    高里椎奈

    角川文庫

    頼長君カワイイ~!

    斎姫頼長君。若干5歳にして、我が身の失態を、「若気の至り」と反省し、5歳でも、気持ちは大人の騎士の男の子。花穎の事が大好きなのです。彼の短編が収録されています。壱葉とともに烏丸家で迷子になったお話です。自分も怖くてたまらないのに壱葉を護る為、奮闘している姿は、可愛くて、いじらしくて、思わずポッケに入れてお持ち帰りしたくなりました。皆さんも、頼長君に会いに来てください。

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    投稿日: 2016.08.02
  • うちの執事が言うことには 7

    うちの執事が言うことには 7

    高里椎奈

    角川文庫

    純粋な好青年です。

    今回も、一気読み。毎回面白くて、次が楽しみです。でも、時々、花頴って子供?と思ってしまうことがある。今回も、1話が、小人のお話だが、何故か小人の存在を信じている事が不思議。また3話では、今時の子とは違う、純粋培養の、世間ズレしていない、純粋さが見えて、やっぱり、真一郎パパや鳳に大切に慈しんで育てられた事がよく解る。また、衣更月のようにきつく叱ったり、きつく言ったりする人は、今まで周りに居ななかったのではないか?と思う。 ガンバレ!!花頴。もうちょっと優しくして衣更月。

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    投稿日: 2016.04.10
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4

    お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4

    似鳥航一

    メディアワークス文庫

    いつまで待たせるの・・・

    やっと葵ちゃんの辛い過去が明かされ、栗田君と葵ちゃんの関係が、また一歩近づきました。でも、またここで、この巻は終了。気になる今後の展開は、次巻で・・・って、いつまで引き伸ばす気なのって、感じです。 今巻も、茶道宗家宅との関わりで遭遇した、和菓子にまつわる悩み事を解決してゆく、ホットする温かいお話で楽しかったです。 でも、最初はフ~ンなる程と読んでいた葵ちゃんの和菓子のウンチクや作り方の解説も、4巻目ともなると、だんだん長くなってきた感じで疲れました。5巻目では、なんとか栗田君と葵ちゃんの関係の早い進展をお願いします。

    0
    投稿日: 2016.02.16
  • 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

    月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

    氷室冴子

    集英社コバルト文庫

    氷室絵巻最高!

    氷室先生の平安絵巻物語は、本当に楽しい。「なんて素敵にジャパネスク」を8巻を一気に読破(おもしろくて止まらなかった)して、次を探して、「ざ・ちぇんじ!」を読むと、また、止まらなくなった。都屈指の名家の綺羅姉弟の姫と若君が、男女逆転 姫→若君 若君→姫 として育ち、事もあろうに、綺羅姫は若君として、綺羅君は姫として宮中に仕える事になり、その上 帝に愛されると言うとんでもない状況のドタバタです。綺羅姫は姉として弟や家を守る為に、必死で頑張っている。 それに比べて綺羅君は、ひ弱で人見知りで、すぐ失神してしまう。帝は、たった一度出会った姫としての綺羅姫を一目惚れし、思い出の中で純愛物語化してしまうほどのロマンチスト。三者が交錯し、ドタバタだけどとっても純粋な物語です。 結末は秘密。でも、読み終わったら、元気出ますよ~!!

    1
    投稿日: 2016.01.09
  • 給食のおにいさん 受験

    給食のおにいさん 受験

    遠藤彩見

    幻冬舎文庫

    読んでてくたびれました~!

    超お嬢様学校のホテル給食のお話です。重要な顧客であるホテル給食を成功させる為に奔走、努力するホテルの調理スタッフと、子供達の食育を育む栄養教諭対、わがまま、理解難解の超お嬢様との戦い。如何にお嬢様達に、給食を楽しく、残さず食べてもらうかに、大人たちが奮闘努力しています。でも、私には、ちょっと理解できません。食べ物(食事)は、作物を育て、調理した人に感謝し、残さず食べると、教えられて育った人間には、理解できません。ましてや、行儀作法や、マナー、奉仕など心の授業をしている先生たち、特に生徒や教師、校長にも絶大なる力を持つシスターが、子供達に食べ物の大切さを教えず、食べ残しを許していることが理解できません。お嬢様たちに、大人がみんな振り回されているのが、嫌です。最後まで読んでも、結果が出ないので、物足りない。読んでて疲れました。ごめんなさい。

    3
    投稿日: 2015.09.05
  • 神様の御用人3

    神様の御用人3

    浅葉なつ

    メディアワークス文庫

    神様も悩むんだ~!

    人間の勝手な思い込みで、神様は絶対的な、揺るがない存在だと思ってました。でも、この本1巻~3巻に登場する神様は、みんなそれぞれ悩みを抱えています。それもとっても人間臭い(失礼しました)悩み事。それを解決するお手伝いの御用人(人間)が、一見神様に対する礼を欠いたような、友達感覚で接している良彦。でも、この御用人は、とっても熱くて、頑張り屋さんです。なんだかんだと言いながらも、神様のお悩み解決の為に、奔走しています。私たち人間が、神様に対する敬いと感謝の気持ちを少しずつ忘れ、願いを叶えて貰う為だけに、神様にお参りするようになったから、神様の力がだんだん削がれて行って、神様が悩むようになった様です。このお話に登場する神様は、みんなとってもキュートです。私も名前を知っている有名な神様が、意外な悩みを持ってたり、初めて聞いた名前の神様が登場したり、いろんな神様のお悩み事が解って、へぇー神様でもそんなことで悩むんだ。傷つくんだーとなかなか面白いお話です。自分勝手なお願いに見えることも、本当は人間の所為だから...良彦君、これからも神様のお悩み事の解決に、頑張ってください。それから、スイーツ好きに目覚めたの方位神の黄金様、ダイエットに励んでください。ブクブクの狐神は、ちょっとNGですよ!

    0
    投稿日: 2015.08.29