安心して読める少女マンガ。 尊敬できる夫と 母性本能をくすぐる夫。 王妃の優越感と 庶民の気安さ。 次々に起こる危険と 絶大な守られ感。 乙女心を絶妙に満たしてくれる作品。

小さな妖精が出てきて魔法のアイテムを出してくれる系のお話し。 小中学校ならまだしも 舞台が高校というのは引っ掛かる。 ただ内容は学園青春モノにちょっと妖精が出てくる程度で 結構楽しめる。

スポーツ根性モノに恋愛とコメディをまぶした作品。 図書館と戦争を掛け合わせたことに大した意味は無さそう ハチャメチャな世界観の中で 人々が一生懸命生きている姿を描くだけで充分オモシロい。

「女の子隊長が出てくる軍隊もの」としては出色の作品。 貴族令嬢でもある隊長の甘えの無さ、誇り高さだけなら どこにでもある「女の子隊長が出てくる軍隊もの」だが そこに特殊部隊上がりの 無口だが 「不毛な戦争にはウンザリ」「闘うだけの価値があるのか」 的な空気を発散する大男が加わると 俄然面白くなってくる。

鬼退治モノとしては 異例の明るい雰囲気の作品。 鬼を退けるというより 鬼を狩る感覚。 ２１世紀の日本で狩っていいのは鬼だけですから。

背が高いだけの普通の小学生の話しで ４コマ完結のショートストーリー。 それなのに １１５ページ一気に読まされてしまうから不思議だ。

強制的に作られた乖離性同一性障害的２つの人格が 鏡を通してお喋りするところが 凄くオモシロい。 女の子ファンタジーなのに 妙に科学的な匂いがする。 男性読者の方が好きそうな作品。

バッドエンドの小説しか書けない落ち目の作家。 しかし バッドエンド なら一瞬で創造出来る。 「○○とハサミは使いよう」という訳で...... 今までにない 全く新しいタイプのヒーローが登場した！

宇宙人モノの中ではトップクラスのナイーブな作品。 少し物語りの展開速度が遅いようにも感じるが このナイーブな感じを出すためには必要なことなのかも。 寂しがり屋さんにお勧めの作品です。

凄い問題を抱えながらも 必死に頑張っているお兄ちゃん。 その報われない努力と 周囲の誤解とが 面白くて 切ない。