陰陽師に女性が居ることには違和感があるものの 超能力があって異界の魔物がいて 代々魔物と戦って来た 家系があるなど 日本人が納得し易い設定。 闘いの物語りと言うより 戦士の日常を描いている ところは好感が持てる。

学園青春モノのオタク版 昔、子供は日が暮れるまで無意味に遊ぶものと 相場が決まっていたが 今は、部活だ塾だ習い事だ と無意味に時を過ごす場面が 減っているのだと思う。 だから このマンガのように 無意味に時を過ごす幸せ が 価値を持ってくるのだと思う。

「受け身のお兄ちゃんと積極的な妹たち」パターンの 中世ヨーロッパ調ファンタジー。 結構面白い方だと思うが 大人の計算が露骨に出過ぎていて 読んでいて痛々しい。

激しい！ 純情で男気で向こう見ず。 美貌には少々翳りが出ているものの 代わりに年長者の貫禄が出ている。

今読んでも凄くオモシロい。 時代背景は随分変わってしまったけれど 男女のやりとりは全然変わらないということが分かりました。

現代 和風ファンタジー。 ファンタジーと現実世界とが 極自然に溶け合っている。 触媒が日本刀で 遣い手が 若き研ぎ師 というのも好ましい。

本屋さんの日常を淡々と描写。 キャラの表情を大切にしていて １こま１こま じっくり描き込んでいる印象。

読んだタイミングが たまたま 人間関係に疲れた時だったのだが このマンガは心の回復に寄与してくれた。 これは発見かも！

やらされ感１００％の名探偵は他にも居るが これは初めてのパターン。 謎を解かねばならない理由が明快で痛快。 細かいことはチカラワザで乗り切る方式で 手っ取り早く爽快感を得られる

カッコ悪いけど、どこかカッコイイ。 関わりたくないけど、ちょっとほっとけない。 絶妙な感じの２枚目半 でも涼子さんがいないと物語として成り立たない。