よくある 巫女姫様と幼なじみの恋の物語り だと思います。 死んだ双子のお姉ちゃんが大変重要な役を割り振られていて 壮絶な展開を予感させます。 でも どうしても 何かの焼き直し感 を拭えません。

祓魔師というタイトルから想像するモノよりも ずっと人間的なストーリー。 父と息子、兄と弟、悩み深い男の子と、悩み深い女の子。 面白くなりそう。

子供向けマンガの体裁を取っているが 大人が読むモノだと思う。 裁きに甘えが無い。 面白い。 一話がとても短いので 通勤のお供に好適。

平行世界の刑事モノといった印象。 攻殻機動隊っぽいというか SPECっぽいというか おもしろいけれど どこかで読んだ感 を拭えない。

引きこもり探偵というのが新しい。 たいてい 引きこもるのは繊細な心を持った人なので 理にかなっているとも言える。 彼に（無理やり）探偵業をさせる友達（助手）が鍵。 一応 友達の行動にもそれなりの理由がありますが....

最初の50ページくらいは絶望的につまらない。 あやうく投げ出すところだった。 ただし残り200ページはビックリするくらい面白い。 こういう小説を読むと マンガでは描けないモノがあると 強く感じる。 現代版 男子高校生版 不思議の国のアリス？

霊能力とか言いながら 中身は完全に探偵モノ。 確かに「女流探偵」より「霊能探偵」の方が繁盛しそう。 なかなか面白い。

序盤からグイグイ引き込まれる感じはとても良い。 ドタバタ場面の描写力はマンガより上と感じた。 終盤のロマンチックな場面は まぁまぁ。 最近読んだ小説のなかではピカイチ。

「絵がない」 ということが序盤の演出の鍵。 本作をマンガにしたら 多分成立しない。 とはいうものの、 それほど優れた小説かというと それほどでもないかも....? 生きること、死ぬこと を考えるキッカケとなる作品

さすがに有名作品だけあって面白い。 文庫版もあるようだけれど マンガ版でも充分楽しめる。 日本国においては 探偵よりも鑑定士の方が馴染みやすい。 やってることは同じですが。