
もっこり半兵衛 11
徳弘正也
めちゃコミック
涙も出るし勇気もわきます。
シェイプアップ、ターヘル、ターちゃん、亭主、狂四郎と読ませていただいています。 このもっこりさんは電子書籍で初刊から購入でした。次巻が楽しみな他の作家さんの作品も合わせて唯一です。 人は哀しい、と言う物語ですが同時に「したたかにいきていこうぜ!」と言うメッセージにあふれています。
0投稿日: 2025.01.17
ミスター味っ子 幕末編(1)
寺沢 大介
朝日コミックス
全巻、買いたいのでドンドン続きを書いてほしいです。
何しろ、キャラクターが立っています。 天然の味っ子、ライバルだけど常識人のカズマ、歴史上の各人物。 タイムパラドックスの味付けに、料理が挟まれて、ちょっと時代のうんちくもあってです。 期待以上に面白かったです。 味っ子Ⅱ 以上にこっちが面白い!! 味勝負の楽しみは、カタキもこちらも、皆が うまいぞー で締めくくることが出来る。 今回の味っ子は うまいぞー が次の物語につながります。
0投稿日: 2017.01.22
いとしのムーコ(6)
みずしな孝之
イブニング
オシャレな犬漫画
ムーコちゃん目線+登場人物の会話で短編が進んでいきます。 別にどうってことのない話が続きますが、犬好きであれば「ん、面白かったな」となるかと。
0投稿日: 2016.12.09
その女アレックス
ピエール・ルメートル,橘明美
文春文庫
アレックス、お前ってやつは・・・・
トラウマを抱える刑事も哀しいですが、アレックスも哀しい。 野獣対野獣(刑事ではない)の戦いです。訳文としてもよかった。 ちょっと表現が生々しいところがありますが、それが無いと、この緊迫感はなかった。 きつかったのは監禁のところ。。。。。
0投稿日: 2016.12.09
血の轍
相場英雄
幻冬舎文庫
公安と警察のせめぎあい
同じ公的機関の情報戦、過去のしがらみ、様々な事を背景に物語は展開していきます。 それぞれの意地が火花を散らすのですが、一番意地を見せていたのは実は殺された刑事だったように私は思うのです。 ラストは良かった。
0投稿日: 2016.12.09
呪いと日本人
小松和彦
角川ソフィア文庫
ゲームで流行り神というのがありますが
呪い、人の心の闇、闇をコントロールするシステムと変遷。 ただ、超常的な事はそれだけでは語れないとも思います。 ですが、人の心が積極的に生み出し枠にはめていく過程と歴史は現代社会にも強く結びつくと思いました。 これを悪用するのが ステルスマーケティング、DNなんとかと言う会社がやらかしたこと、ガチャコンプ、催眠商法などだと。 知っていると知っていないとでは、警戒の仕方が違う。また、クレームに対応するという「心の縛り」もこれらの呪いの流れにあると感じました。 思考判断の材料として凄く参考になった。
0投稿日: 2016.12.09
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子
深町秋生
幻冬舎文庫
全巻そろえてそんなし
・・・・・・好みによると思いますが。 ハードボイルドが好き 復讐譚が好き ミステリーが好き 人情話が好き な人には絶対おすすめ。文章も読みやすく、映像がすんなり頭の中に浮かんできます。 当然ながら、全巻購入しました!
0投稿日: 2016.12.09
標的
福田和代
幻冬舎文庫
これは少年漫画だ!
臨場感あふれる世界観、わかりやすい登場人物たち。 ちょっと勧善懲悪。 怒涛の展開。面白かったです。
0投稿日: 2016.12.09
刀伊入寇 藤原隆家の闘い
葉室麟
実業之日本社文庫
葉室小説のイメージが覆った
葉室小説と言うと、権謀術数やら心理描写が中心と感じていました。 この小説は圧倒的に冒険小説。主人公が少年ジャンプなイメージです。権謀術数的・心理描写なところももちろんありますが。 そもそも、平安時代のお公家様の世界であれば、陰謀とかそういうのが中心なイメージですが、海外若しくは「宮廷外」を描写することで圧倒的な冒険活劇です。また、主人公のキャラが立っているので、当時のイメージをぶった切って突き進んでくれます。 面白かった。映像化しないのでしょうか・・・・・
0投稿日: 2016.12.09
アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III
深町秋生
幻冬舎文庫
この日が来るまで、私は死ねなかった!
もう、前2巻を読んでいるならば、後には引けません。 読後、「良かった良かった」と言うのと「こんな人がいたら周りはメロメロだろうなあ」と思いました。
0投稿日: 2016.12.09
