前半は何だかパッとしないラブコメかなぁと思ったのですが、後半はちゃんとした設定が垣間見える展開でした。特に最後のオチは主人公が気づく直前に気づくくらい意外な展開でした。ただ予想を裏切るだけじゃなくてなるほど納得！と思える展開。キリのいいところで終わるので興味があれば１巻だけ買ってみてもいいかもしれません。 私は原作の小説もアニメも見ていないので、それが前半「パッとしないラブコメ」に見えた原因かもしれません。次巻以降を読むとしたら原作を読んでからにしようと思いました。

外伝小説を漫画化したもののようですが、私は小説の方は読んでないので小説の話と比べることは出来ません。 タイトルでも書いた通り、世界観の再現は出来ており、こういうエピソードはあってもおかしくないと感じましたが、話の方向性や表現方法は本編とは大きく異なります。 まだまだ序盤で物語の完成度などは評価できる段階ではありませんが、現時点ではちょっと微妙かなぁ...。1巻使ってこの外伝ではこういう話だと説明された感じ。 また、作中の状況で巨人の子として扱われるのは『未知のものは怖いし、この世界ならもありうる！』とちょっとした思い込みが必要だった。 絵については上手いか下手かで言うと上手い方に分類される方だと思うのであまり心配する必要はないかと思いますが、あえて私個人の好みで言うと本編の方が勢いがあって好きです。 ...なんだか見ようによっては世界観の再現以外ボロクソ言ってるように感じるかもしれませんが、比較対象が本編というのと、期待が大きかったのが辛口の原因。 まだまだ序盤でここから面白くなりそうではあるので、評価は4にしました。今後の展開次第で3にも5にも変わる可能性あり。

各々のキャラクターにとって何が一番大切なことなことなのか。 そのためにはどこまで切り捨てることができるのか。何をしなければならないのか。 それぞれの『覚悟』を垣間見ることができます。 また、さらに気になる新用語が。ライナーとベルトルトの故郷とはいったい何処のことでどういう状況なのか気になりますね。

坂本は今日も坂本でクーレストだ。ゆるぎない。周りのキャラクターは少し変人度が増した印象を受けた。 １巻では坂本がいようがいまいが「変人」なのは瀬良くらいだった。他のキャラもどこかおかしいといえばおかしいのだが誇張で済む範囲だと思う。 ２巻では（２人は坂本の影響を受けた結果もあるが）瀬良並の変人が３人登場する。 また、坂本のクールさが周知されたことから、１巻とは違って最初からあいつならやばいと深読みする状態から始まることが多いので、変人でないキャラクターもボケ度（？）が増したと感じたのかもしれない。 １巻が面白いと思ったなら基本的には２巻も面白いと思うはず。

１話はずっと鬱々とした話が展開されます。２話で怪物が現れたところで流れが少し変わり始め、３話で鬱々とした展開はいったん終了し、バトル開始。 登場人物は一癖も二癖もあるような人物が多いです。 確信を持って言えるのは万人に薦めることはできないということ。人によっては軽く人間不信になってしまうかもしれません。 読後は爽快ではなく、重い気持ちが残るものの、３話以降の展開・設定は面白いし、先が気になってしまう感じ。

今回、主人公の出自に関する謎がひとつ明かされます（同時に新たな謎が出てきたとも言えますが） この謎が明かされた時、（元々面白いと思っていましたが）私の中で８部の評価がとても上がりました。１～３巻まで読んで面白いと感じたなら４巻はもっと面白いと思うはず！

学園内では独自の”金”が流通し、”金”を稼ぐことが奨励されている。入学当初の軍資金はテストの点数によって決まる支給金のみ。公平にするために学外から資金を持ち込むことは認められない。つまり、”金”を稼ぐには己の能力のみが頼りだということ。そんな中、主人公は自らの経験（特技）を活かして稼ぐことができるのか！

今ならまだ引き返せる！８部から読んだ人はできれば７部だけでも読んで欲しい。きっとあれを発見した時の驚きが増すはずだ。そして１～４部まで読んだ人はそれに加えて「あれ？」となる部分もあるはず。私はこれと3分はにらめっこした。いや、特に謎が解明できるわけではないけども見てしまうくらいの魅力を感じたのだ。

「上の階の男」はなぜ攻撃をしてきたのか？主人公は吉良吉影なのか？などが明かされ、ゴゴゴ・・・となる謎もまた出てきます。 さらに変人ばかり（？）の東方一族の登場し、最後は主人公がスタンド攻撃を受けてうおおおやべえええという状態で終わるので３巻が気になってしまうかと。

パスタ事件と55.5話に出ていた少女の正体が明かされます。また、内輪でしか使われていない呼び名や品薄商品のユニークな販売方法などありそうなエピソードにもキャラクターの個性をうまくマッチさせて描かれているので、キャラクターの魅力が少しずつ分かってくると思います。 そして「こんぱそ」とそのキャラクターに愛着を持ちはじめた読者に対し、驚愕のラストが...!?となって次巻に続くのである。