
変身
カフカ,川崎芳隆
グーテンベルク21
虫は嫌いですが
高校生の頃、授業中に先生がこの作品を紹介しようとして、「人間が変身する話を知っているか?」とクラスに問いかけたところ、 全員そろって「仮面ライダー!」と答えたのを思い出します。 そんなきっかけで読みましたが、虫が苦手な私は感情移入することが出来ず、面白いとは思えませんでした。
0投稿日: 2013.11.14
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
三上延
メディアワークス文庫
読みやすかったです。
いつ読んでも、どんどん本を読みたい気持ちにしてくれるお話だなぁと感じています。 物語として楽しく読めましたが、人として、母として、栞子さんのお母さんには賛成できませんが、家族を置き去りにしてもやりたいことがあって実行に移せる程の情熱は、ある意味うらやましいかもしれません。
3投稿日: 2013.11.13
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
三上延
メディアワークス文庫
今までにはない謎解きです。
謎解きには、殺人事件がつきものと思いがちですが、そういった血なまぐさいところがないのが好きです。 誰も死なないですが、人間のドロドロした部分を浮き彫りにしつつ、嫌な感じを残さない読後感の良い本だと思います。
4投稿日: 2013.11.13
オリエント急行殺人事件
アガサ・クリスティ,古賀照一
グーテンベルク21
悲しいけれど愛があふれています。
現実以外の世界では何事もハッピーエンドで終わってほしいと思っているのですが、この本は少し悲しいです。 ミスターポワロが灰色の脳細胞を駆使して、解決してしまいます。 殺人事件の謎がすべて解かれた時に、(犯人なんてわからなければよかったのに)とふとどきなことを思ってしまいました。 でも、ラストでのミスターポワロの一言に救われたように感じます。
3投稿日: 2013.11.13
獣の奏者 IV完結編
上橋菜穂子
講談社文庫
エリンは幸せだったのでしょうか?
何にもとらわれず自分の家族の為だけに生きていられる自分の環境がありがたく思えるほど、世界観に浸って読むことが出来ました。 他の方も書いておられますが、エリンの笑顔が絶えないような場面を読みたいと思っています。
1投稿日: 2013.11.12
獣の奏者 II王獣編
上橋菜穂子
講談社文庫
エリンの強さに脱帽です。
闘蛇編と一緒に紙の本で購入して一気に読みました。 エリンのこれからがとても気になります。
3投稿日: 2013.11.12
獣の奏者 I闘蛇編
上橋菜穂子
講談社文庫
エリンの旅立ちです。
テレビアニメを見てしばらくしてから書店で紙の本を見つけて読みました。 原作を読むことで、アニメでは読み取れなかったエリンのお母さんの複雑な表情に秘められた思いが胸にストンと落ちる感覚を受けました。 が・・・。エリンのお母さんのような最後を選べるかと問われたら、答えに困ります。
1投稿日: 2013.11.12
執事のダンドリ手帳
新井直之
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
わかりやすいです。
『謎ときはディナーのあとで』ですっかり有名になった執事というお仕事ですが、どんな奇跡のような仕事ぶりがあるのだろうと期待して読みました。 住む世界の違う人たちの話であることと、私の期待が大きすぎたせいか、本の値段の割には収穫が少なかったかな?と感じてしまいました。
0投稿日: 2013.11.11
奇岩城
モーリス・ルブラン,平岡敦
ハヤカワ・ミステリ文庫
懐かしいです。
子供の時に夢中になって読みました。 アルセーヌ・ルパンのシリーズもたくさんありますが、この作品は、何とも切ない感じが心にしみて、忘れられない本になっています。
0投稿日: 2013.11.08
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー,青木久惠
クリスティー文庫
ラストで、やられた~と思いますよ。
アガサ・クリスティー作品の中ではポワロシリーズ、ミスマープルシリーズ等どれも好きですが、この作品は探偵ものとは少し違っていて、心に残ります。
0投稿日: 2013.11.08
