
宇宙戦争1941
横山信義,高荷義之
朝日新聞出版
H.G.ウェルズの系譜
紙本を発売後すぐに購入し、シリーズ3巻そろえるも、電子書籍に慣れた眼には文字が小さくて拒否感あり。3冊購入で1冊分ポイントバックキャンペーンを機に電子版を購入。やっと読む機会が来た。週末(土日)+月(翌日火の午前休で、深夜の読書可)の3日でシリーズ3冊を一気に読みしました。 H.G.ウェルズの宇宙戦争が史実の世界の1941年との設定が、徐々にわかるストーリに驚かされました。
0投稿日: 2015.09.15
史上最強の大臣
室積光
小学館
史上最強の大臣は?
史上最強の内閣の続編。 史上最強の大臣は、二条総理大臣に決まっているだろう・・・とツッコミながら読み始める。 ほとんど会話で流れていくストーリー。わかりやすくて、おもしろい。 矜持とは何かと考えさせられた。 前作に引き続き北の〇〇も登場。ひょっとして、史上最強の大臣は〇〇?などと夢想した。
1投稿日: 2015.09.10
小説 仮面ライダーカブト
米村正二,石ノ森章太郎
講談社キャラクター文庫
TV放送を・・・
TV放送を久しぶりに全話見た仮面ライダーであるカブトの小説版。 渋谷隕石、カブト誕生の後は、一気に終章へ。中間は思い切りよくバッサリ省略し、1冊にまとめている。 小説単体としては読むと説明不足だが、TV放送を見ていれば十分わかる表現。TVでは描ききれなかった心理描写はおもしろく、サクサク読めた。 後日談は蛇足かな。
0投稿日: 2015.08.10
All You Need Is Kill
桜坂洋
集英社スーパーダッシュ文庫
コミック読後すぐに
コミック版がおもしろく、既に購入していて積読の原作をあわてて読んだ。 コミック版にない描写があり、より物語の世界観に浸れた。 ただし、コミック版が劣るという意味ではない。コミック版を読まずに原作を読んでも、今の満足(☆5)はないだろう。 次は、映画版を視聴だ!
0投稿日: 2015.06.13
天主信長〈裏〉 天を望むなかれ
上田秀人
講談社文庫
官兵衛から見た信長
表・裏ともにだが、本能寺の真相に迫る作品。 信長ならそう考えても不思議はなく、それならこれが一番つじつまがあう。真実に思える納得のストーリー。 なお、表とラストは微妙に違う。自分は表よりもこちらが好みかな。
0投稿日: 2015.06.13
相棒 ―劇場版II―
大石直紀,輿水泰弘,戸田山雅司
小学館
ラストが
相棒のファンとしては、ノベライズも制覇したくて購入。 映画を見ただけではわからない(気づけんばかった)細かいで登場人物の心理描写を読めたのは〇。 しかし映画とラストがちがうやないか!
0投稿日: 2015.05.24
深夜食堂
大石直紀,安倍夜郎,真辺克彦,小嶋健作,松岡錠司
小学館
マンガの後に
マンガを1巻~3巻まで読んだ後に読みました。 軽く読めるけど、最後までやめれない。 料理と同じ暖かい作品でした。
0投稿日: 2015.05.24
絶海戦線2 第二次ミッドウェー海戦
横山信義
朝日ノベルズ
早速の電子化に感謝!
予想どおりのミッドウェー島のガ島化が進む。GFの全戦力集中により打破できるか。 「旧八八」モレスビーのような補給断絶で追い込まれていく悲惨な描写が続くのかと思うとさらりと終了、すぐ艦隊戦に。早い展開は好感が持てる。 本作でも陸奥は不遇な展開、加えて長門まで。ノースカロライナ級強過ぎでは・・・。サウスダコタ級も米国補正効き過ぎ? ところで、横山作品では「旧八八」のようにGF首脳と敵国艦隊首脳の描写が交互にあるパターンと「蒼海」のように敵国艦隊首脳の描写の描写全くないパターンがある。後者は相手の意図が不明で、そこがリアルかつ不気味で面白く、前者はお互いが知力を絞る感がよく出るところがたまらない。本作は前者のパターン。GF勝利で、読後感さらに良である。
1投稿日: 2015.05.15
信長死すべし
山本兼一
角川文庫
山本兼一版本能寺の変
これがなかったらその後の日本史が全く変わるといわれ、これまでいろいろな作家が様々な視点・解釈で語られてきた本能寺の変。山本兼一版は、オーソドックスな密勅説でまとめてきた。 しかし、各章ごとに主役を信長、光秀、帝、公家等に替え、それぞれの心理描写は深くリアルですばらしく読み応えがあった。 また、密勅説の場合、なぜ密勅だったとあきらかにしないのか?についても、無理のない解釈がされておりストーリーの破綻がないこともよかった。
2投稿日: 2015.05.06
絶海戦線1 滾るミッドウェー
横山信義
朝日ノベルズ
望みうる最善の設定
機密管理以外は、その時点で望みうる最善の態勢でミッドウェーに挑む連合艦隊。 FS作戦、MO作戦がなく翔鶴、瑞鶴、祥鳳が無傷、アリューシャン作戦もなく隼鷹、龍驤も参加することで空母10隻を集中。図上演習の教訓から二兎を追うことになる作戦目的を二艦隊に振り分け、索敵を重視し強化。等これまでいろいろ言われてきたMI作戦の問題点が、ストーリー上無理なく解消しており燃える設定で始まる。 しかし、(これまでの横山作品のとおり、あいかわらず)米軍は強敵で、連合艦隊は辛勝。ミッドウェー島が、ガ島になりかねない暗い終わりかたで、次巻が気になります・・・。電子化を早くお願いします!
1投稿日: 2015.05.04
