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さむくらさんのレビュー
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  • All You Need Is Kill 2

    All You Need Is Kill 2

    桜坂洋,竹内良輔,安倍吉俊,小畑健

    週刊ヤングジャンプ

    全2巻コミック表紙のデザインの意味も・・・

    ヒロインとも、もう一人の主人公ともいえるリタ・ヴラタスキがいかにして戦女神になったかを詳しく描いてくれている2巻。 可愛かった■■がどうやって最強の戦士になったか、ネタばれるので詳しく書けませんが、脇役が魅力的で・・・。 キリヤとリタの共闘でさらにアクションの迫力は倍増!そして二人の交流も必見ですが、キリヤが陥ったループの理由ももちろん判明! 最後の最後で、この全2巻のコミック表紙のデザインの意味がさらに重くなりました。 個人的に、正直ハリウッドのキャスティングは間違えまくっていると思うので、小畑健氏の美麗な漫画で先に読んでおいてよかった、と思っています。

    5
    投稿日: 2014.06.24
  • 銀の匙 Silver Spoon(11)

    銀の匙 Silver Spoon(11)

    荒川弘

    少年サンデー

    一年の冬が終わり、新たな学年に向けて。転機の巻

    高校男子の甘酸っぱい妄想=彼女(予定)など微笑ましくw 大川先輩で爆笑!もうお笑い担当としか思えない☆ バレンタインデーはにやにやものです。 真面目なところ、八軒たちも進級を前に、下宿や進路で悩みます。農業経営の厳しさや、進路の不安、そういったことと向き合っていく姿は、今、学生の子達は必読かと。大人になって読んでも、学生時代をこう過ごせたら、色々考えていたら、と夢想。 「どこを耕すかは自由だ」面談のシーンはちょっと真剣に読んでしまった。 また、1巻からある『銀の匙』について、校長先生が語ってくれます。物語の転機になる巻と思え、先がさらに楽しみ! あいかわらず、親子で楽しめて、一緒に考えたり、会話のきっかけになる漫画として推薦します。 ともあれ、八軒父最強。

    5
    投稿日: 2014.06.22
  • All You Need Is Kill 1

    All You Need Is Kill 1

    桜坂洋,竹内良輔,安倍吉俊,小畑健

    週刊ヤングジャンプ

    ハリウッドイメージがつく前に、小畑健氏の美麗なマンガで!

    読もう読もうと、原作を読めていなかったのですが、小畑健氏が描いたということで購入!2冊で完結するので、オススメ。 素晴らしいアクション漫画です。戦闘を繰り返す度に、主人公がどんどん病んで、研ぎ澄まされていく。また、けた違いの強さを持つヒロインにも理由が…。何度も死を繰り返し、終わりが見えない戦いという、想像のつかない世界観。 ハリウッド映画のイメージがついてしまう前に、日本のイメージで読むならこっちかと。小畑氏ってこんなアクションも描けるのか!?と、某スーツの描写も、ギタイの姿も、必読!

    7
    投稿日: 2014.06.20
  • ミュージアム(1)

    ミュージアム(1)

    巴亮介

    ヤングマガジン

    擬音で怖さ倍増!? 全3巻なので手を出しやすい

    全3巻で完結ということなので、手を出してみました。 表紙にいる、カエル男が犯人とわかった状態で、話は進みます。読者は犯人側と、刑事側を両方見れますが、まぁとにかくその殺人(私刑)手法が酷い!残酷描写ダメな人は注意です… 特に自分的に注目したのは、なんというか、擬音が秀逸。淡々と残虐な私刑を執行するときなど、その音が本当に想像つく感じですごい。特に小さな音ですね。ビジュアル的な効果は写実的でいかにもシンプルなので、不気味さが増すのかも。 (アパートのドアの鍵が回る音とか、そう聞こえるかも!とじわじわ……) ミステリコミックを短時間で、且つ濃いのを読みたい人にはオススメかも。さて、続刊読みます!

    2
    投稿日: 2014.06.14
  • 百姓貴族(3)

    百姓貴族(3)

    荒川弘

    ウィングス

    親子で笑える! 北海道の農業スケールを見よ

    待っていました、食育にも役立つ農業酪農コミックエッセイ第3巻! 荒川母は八面六臂の活躍、おばあちゃんはアクティブスーパーウーマンで素晴らしい終活をされた農家の嫁の鑑。 農家の子供ならではの遊びや、アクシデントが面白すぎる! 何より農家同士のエンドレス物々交換が羨ましい…。 そして、今回の気になるワードは、お○さんスタンバイの殺生とエ○大根です! 今回は漫画家、荒川弘ができるまでも垣間見える…かも。

    6
    投稿日: 2014.06.10
  • 百姓貴族(2)

    百姓貴族(2)

    荒川弘

    ウィングス

    これぞ食育漫画エッセイ! 荒川一家のエピソードも満載

    衝撃のツナギとパンツ!ハーレムの実態!荒川さんの間違った(笑)少女漫画っぽさに噴け⭐ さらにパワーアップしてきた百姓コミックエッセイ。 でも、面白く描かれているけれど、産業動物の実態は結構厳しく、残酷な面もあるけど、人間の都合でそれが行われているからこそ、食べ物には感謝しなきゃと思えるのかも。 痛いシーンもありますが、現実を荒川さんが笑いでオブラートに包んでいてくれているので、子供に読ませてもOKだと思います。 しかし、規格外品とB級品食べたい!そしてプー○ン大統領激似w 荒川父は『ダイ・ハード』級ww 気になる方は、ぜひ読むべし!きっと子供がロシア大統領も覚えます!

    0
    投稿日: 2014.06.10
  • 百姓貴族(1)

    百姓貴族(1)

    荒川弘

    ウィングス

    働かざるもの食うべからず!を見よ 学校図書館に推薦

    『銀の匙』も子供にぜひ読んで欲しい漫画、と思いましたが、その面白いストーリーの中に含まれる厳しい現実や選択、夢、そこに興味を持てたなら、もうちょっと荒川さん流の農業酪農の現実を更に面白く知ることができるコミックエッセイ。 普段飲んでる牛乳はいかに苦労して作られているのか?肉は?シビアな現実をライトに仕上げてくれているので、笑って読み進められます。でも、きっと読了後は、スーパーに並んでる食肉とか、普段食卓に並ぶ野菜とかに、ありがたさを感じることができるはず。 小学校高学年~高校生に読んで欲しい。若者の中から、未来の農家の担い手が生まれるかもしれない、と思った。 まぁ、真面目な感想はここまでとして、北海道のスケールのデカさと、荒川一家の生きざまに笑い、国産牛やらメロンやら食べ飽きる環境にヨダレ出そうになりました。

    4
    投稿日: 2014.06.10
  • 植物図鑑【幻冬舎文庫版】

    植物図鑑【幻冬舎文庫版】

    有川浩

    幻冬舎文庫

    新ジャンル!?道草冒険恋愛(グルメ)小説

    表紙は乙女チックですが、ヒロインはちょっとずぼらだったり、ヒーローは草食系…というか普通にカッコ良く、頼りになる感じなので(ヘタれ具合もありますが)、イラストが可愛すぎるかも~…とためらっている方は、読んでみたら意外ですよ。 身近なところに生えている植物名を章タイトルに、採取したり料理したり、また、それが美味しそうで…これから道ばたの植生を見たくなりますw 有川浩作品ならではの、甘酸っぱいというか、時々悶絶しそうになるベタ甘さもあり、ちょっとゴロゴロしてしまいました!(7.ノイチゴ あたりで…) でもその後で思いきり泣かされましたが…(;ω;)泣きの山は三回ありました。 もちろん、ハッピーエンドを信じていたので読み進めましたが。 幸せって、こういうことなんだ、って思えます。 ※巻末には作中に出てくる料理のレシピもあって、作りたくなっちゃいます。何より、狩りに行きたくなる。

    18
    投稿日: 2014.05.24
  • 植物図鑑

    植物図鑑

    有川浩

    角川書店単行本

    新ジャンル!?道草冒険恋愛(グルメ)小説

    表紙は乙女チックですが、ヒロインはちょっとずぼらだったり、ヒーローは草食系…というか普通にカッコ良く、頼りになる感じなので(ヘタれ具合もありますが)、イラストが可愛すぎるかも~…とためらっている方は、読んでみたら意外ですよ。 身近なところに生えている植物名を章タイトルに、採取したり料理したり、また、それが美味しそうで…これから道ばたの植生を見たくなりますw 有川浩作品ならではの、甘酸っぱいというか、時々悶絶しそうになるベタ甘さもあり、ちょっとゴロゴロしてしまいました!(7.ノイチゴ あたりで…) でもその後で思いきり泣かされましたが…(;ω;)泣きの山は三回ありました。 もちろん、ハッピーエンドを信じていたので読み進めましたが。 幸せって、こういうことなんだ、って思えます。 ※巻末には作中に出てくる料理のレシピもあって、作りたくなっちゃいます。何より、狩りに行きたくなる。

    0
    投稿日: 2014.05.23
  • クジラの彼

    クジラの彼

    有川浩

    角川文庫

    +αのハッピーエンドをありがとう!

    「空の中」「海の底」の主人公たちの"恋愛"のその後やその途中。 自衛隊三部作を読んだら必読で、他の短編も「ラブコメ今昔」同様、ベタ甘だけど、後味スッキリな自衛官のラブを楽しめます! 空自、陸自、海自、それぞれの、色々な形の恋愛関係に関する苦労が面白くテンポ良く描かれています。 短編集なので、休み休み読めるのもメリットかも。 表題の「クジラの彼」は特に「海の底」でさらりと最後に書かれた、クール(っぽい)冬原の結婚に至るまでの恋愛を突っ込んで描いてくれていて、器用そうな彼の不器用な一面も見れてほっこりしました。 個人的に一番好きなのは、「空の中」大人組主人公たちの恋愛続編「ファイターパイロットの君」でした♪

    1
    投稿日: 2014.05.14