さむくらさんのレビュー
参考にされた数
412
このユーザーのレビュー
-
宇宙兄弟(24)
小山宙哉 / モーニング
人は何のために生きているの?
7
ジョーカーズから消えたカルロ。月へ行く仲間たちと訓練を重ねつつカルロを待つムッタ。(でもちょいちょいハエがシリアスシーンで飛んだり、笑わせてくれるw)
ネタバレにならない程度に書くと、カルロの生い立ち…、そのルーツと、彼が何を思い生きてきたか、脇役なのにかっこよすぎる!嘘臭い過去を語るカルロが新たに語った父のこと、ミドルネームとか、小さなとこがとにかくしびれる!
一方、ALSの症状が進行しているシャロンと、月面に向かう前に会うムッタが、彼女に返した言葉と行動に泣かされました…最後読むとき涙に注意。 続きを読む投稿日:2014.09.21
-
宇宙兄弟(29)
小山宙哉 / モーニング
兄ふたりを救うのは月での弟達の経験!?
7
洞窟発見、月面天文台の設置再開、シャロンからの贈り物と明るいスタートの本巻。
地球にいるNASAのおっさんたちや、相変わらずのムッタとセリカのすれ違いやらがニヤリとさせてくれました!やがて兄同士のペア…、ムッタとエディがふたりでのミッションに出るのだが、大きな自然の脅威が迫っていた…
先に月に降りたそれぞれの弟、ヒビトとブライアンが残した"轍"に兄達が回想し、救われるあたり胸が熱くなります!
ムッタとヒビトのシーンは回想とはいえ久しぶり。ヒビトの経験から生まれたアイテムがムッタを救ったり、ヒビトが観た景色を確かめたり、まさに宇宙兄弟。エディ&ブライアンのエピソードもてんこもり。
(いちいちムッタが張り合ったりw)
ジョーカーズのリーダー、エディのいぶし銀の魅力は表紙からですが、その行動と今回の展開、そして以下続刊のラストは絶体絶命すぎて胸熱から胸痛に…
早く続きを読みたい! 続きを読む投稿日:2016.09.22
-
ラブコメ今昔
有川浩 / 角川文庫
ウルっときたり、あえて悶えるならコレ!
7
最近潤いがないなぁ、って時に読むと良いかも。
ベタ甘さに悶絶したり、砂を吐きたくなる場面もありますが、相変わらず緩急の上手いストーリー展開で、飽きさせません。
短編集なので、一話ずつ読みもできますし。…
あとがきを読むと、モデルがいて、え、コレって実話もあったりなの!?((゚□゚;))って驚きますが、自衛隊の魅力が斜め上に向上すること請け合い。 続きを読む投稿日:2014.04.06
-
進撃の巨人(16)
諫山創 / 別冊少年マガジン
謎が回収されたかと思えばまた次が!?
6
途中で読むのを止められない16巻!
大人たちのクーデターの結果やら、アッカーマン家の事実が判明したかと思えば、エレンとヒストリアはそれぞれの使命を知り迷い、そしてリヴァイ班は対巨人用の武器で人類と戦う………
エレンが巨人になれた理由の一端も判明し、ヒストリアの血筋が何故王家なのか、さらには回想で出てくる黒髪の若い女性の正体も……
盛りだくさん過ぎて一冊があっという間です。
ネタバレるので、それぞれのシーンについては書けませんが、とりあえず夏に発売の17巻まで待ちきれる気がしない!
そして、最後の盛り上がって以下続刊のハラハラシーンに続くように、あのお笑い予告の2ページ…orz
一瞬何が起こったかと思って脱力した。 続きを読む投稿日:2015.04.08
-
進撃の巨人(19)
諫山創 / 別冊少年マガジン
調査兵団vs.巨人軍団 始まりの場所での最終決戦
6
広域の戦いで、獣の巨人とエルヴィンという双方の団長による広域的な戦いと、エレンvs.ライナーの局地的な闘いから幕が上がる!
グリシャ・イェーガーの家の地下室に眠る世界の真相を求めて、エレン達の故郷が…再び戦場となります。
調査兵団の新兵器、雷槍とは!?
獣の巨人の名前も判明。
アニ、ライナー、ベルトルトたち、人間社会に潜り込んでいた巨人側からの視点が初めて語られ、初期のあのシーンの真実はこうだったのか、と衝撃…。
元々仲間だったし、読んでる方も同士討ちっぽくて複雑です…。
のめり込んで読んでいる内に読了してしまい、見開きのストーリー関係ない予告も今回はグロめ…。
続きが気になりすぎて、マガジンの方に手を出してしまいそう!
大量の巨人たち、調査兵団の空中戦、エレンの接近戦と、久々戦闘シーンてんこ盛り。また読み直して、今度は細部を満喫します。 続きを読む投稿日:2016.04.07
-
進撃の巨人(20)
諫山創 / 別冊少年マガジン
圧倒的な絶望に立ち向かう人類の捨て身の戦い!
6
超大型巨人と獣の巨人に追い詰められる調査兵団。さらに鎧も追い討ちのように再び現れ、人類の絶望感たるやすさまじい!
調査兵団への容赦ない巨人兵団の攻撃の中、エルヴィンの本音、それをぶったぎるクールなリヴ…ァイ。
獣を仕留めるための新兵と仕掛ける命がけの作戦とは!?
そして、壁の反対側ではベルトルトとライナーを倒すためにアルミンの作戦で二手に分かれて戦う…少人数の104期生しか残っていない、援軍もない中、超大型をどのように倒すのか!?
章タイトルにも注目です。
表紙からして今巻の主人公が誰かわかる、と予想して読んでみたら、もちろんリヴァイは活躍するが、最後まで読むと今回の主役はあの人だよ、絶対!ネタバレするので書きませんが、続きが読みたくて仕方ない!
息もつかせぬ展開に、あっという間に読み終わってしまうのがツラい。思わぬ人があっさり死んでしまうのは今まで通りだけれど、気になる伏線もありすぎる。。。 続きを読む投稿日:2016.08.08