外伝というよりもこのシリーズのエピローグであり、次の作品へ繋がる重要な一冊。 デルフィニア戦記を読んでると思わずにやりとします。 ただ、作品と作品がリンクするのが苦手な方はこれ以降は読まないほうが良いでしょう。

SFは苦手なのでちょっと敬遠していたのですが、 予想と反してすごく読みやすく、あれよあれよという間にハマッてしまいました。 SFとイラストで避けるのは非常に勿体無い、とても面白い作品です。

とにかくエルフェールの変人っぷりがスゴイ。 こんなに暴走している王女は初めてです。 ちょっと読み辛い箇所もありましたが、要は花火の研究をする話です。 一心不乱に研究する姿、その成果にハラハラして面白かったです。

もうちょっと障害があっても良いなーとか色々とツッコミ所はありますが さくっと読めるので、身分違いの恋にときめきたいときはオススメです。

全然王女っぽくない主人公が王女シレイネの身代わりとして嫁ぎ、 期限までに離婚されようと頑張る話。 主人公がとにかくたくましくて、旦那様のピンチを救いに行く場面はとってもかっこ良かったです。 私的には悪役がいい味出してると思います。

面白くて完結まですぐに読んでしまいました。 最初はものすごく内気な主人公なんですが、徐々に自分を変えていこうとする姿勢が好ましいです。 神秘的な姫神の存在も含め、1巻だけだと謎だらけなので続きが読みたくなると思います。

全巻読破済です。 主人公は実は○○で…母の形見からそれが発覚し…という王道な出だし。 そのまま王道街道をつっぱしっていくかと思いきや 巻数を重ねるにつれて主人公が自分の進みたい道を選んで行くので、意外性があって面白かったです。

特別賞受賞作 ということで期待して読んでみたら、、 もう期待をはるかに上回って面白かった！！こんなにひきこまれたのは久しぶりです。 主人公アランのまっすぐな気持ちが痛いほど伝わってきて・・・オリガの思いも切なくて・・・ とにかく最高でした。アランの兄弟も両親もひとりひとりが魅力的です。

多崎礼 さんの新シリーズ！今回は和風でした。 相変わらずの繊細で素敵な世界観。 音導師と呼ばれる選ばれた人たちが武力でなく言葉を使って戦うだけあって 言葉の使い方がとても上手いです。

周りから見ると不倫の一言で片付けられてしまうけど、本人にはそんな気さらさらなかった。 自分が不倫していることを実感していく粧子の心理描写が良い。 ありきたりなドロドロ展開だけど、ラストは爽やかな気分になれる。