
(仮)花嫁のやんごとなき事情2 ~離婚できなきゃ大戦争!?~
夕鷺かのう,山下ナナオ
ビーズログ文庫
巻を増す毎に面白くなっていく
個人的に1巻よりずっと良かったです。 1巻は召使い姿のフェルとばかり仲良くしていて(双方事情があったのでしょうがないんですけど) シレイネとしてのフェルとはあまり絡みがなかったのが残念でしたが、 今作からはシレイネの出番も糖度もUP!! 続けて3巻も読みましたが、更に面白くなっていて目が離せません。
3投稿日: 2014.01.19
ダレカガナカニイル…
井上夢人
講談社文庫
もし自分の頭の中に誰かがいたら・・・
本当に頭の中で声がしているような描写が見事。そして読みやすい! 声の正体は誰なのか?殺人事件の犯人は?と、ページをめくる手が止まらなくなります。 真実は予想の斜め上をいきました。切なくて衝撃の結末を是非。
2投稿日: 2014.01.12
大誘拐
天藤真
創元推理文庫
壮大で痛快な誘拐事件
誘拐されたのは芯のしっかりした大物おばあちゃん。いつの間にかそんな人質に振り回されてる犯人達。 こんなに明るい気持ちになる誘拐事件は初めてです! ラストは犯人達の心根の真っ直ぐさにじーんと胸を打たれました。
2投稿日: 2014.01.12
秋霖の花嫁 香霧想起
森崎朝香
講談社X文庫
記憶喪失の設定が良い
自分が何者かわからず苦悩する曄香。そんな曄香を懸命に守ろうとする秋里。 すれ違う二人の心情が丁寧に書かれていて 特に互いに自分の気持ちをぶつけ合うところはとても良かったです! 花嫁シリーズはあっさりしたものが多いですが これは糖度もそこそこあり、後味すっきりハッピーエンド。オススメです。
1投稿日: 2013.12.03
ノーライフキング
いとうせいこう
河出文庫
当時を知っている人の方が楽しめそう
都市伝説のような噂の数々が子供の独特なネットワークで広がっていく様子が面白かったです。 が、正直最後までよくわかりませんでした。。 この本が発行されたのが1988年。きっと当時を知る人達には伝わるものがあるのでしょう。 その頃生まれて間もない自分には不思議な雰囲気しか感じられませんでした。
0投稿日: 2013.11.28
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精
三川みり,あき
角川ビーンズ文庫
ふんわり甘い匂いがする本
とても素直で真っ直ぐな主人公、アンが銀砂糖師になるという夢に向かってひたむきに頑張るお話。 砂糖菓子の描写がとても丁寧で…実際にこんなお菓子があったら素敵だろうなぁ。 あきさんのイラストもすごく合っていて、繊細で可愛い雰囲気に惹きこまれました。 このシリーズはオススメです!
0投稿日: 2013.11.20
春の女神と銀雪の騎士
森崎朝香
講談社X文庫
花嫁に無関心過ぎる夫
夫に愛されたいと頑張るメルティーナに対して、 フォルストルがあまりに冷たくて可哀想になってきます。。 が、、そんな彼にも徐々に変化が!!? 後半の苦悩っぷりが良かったです♪
0投稿日: 2013.11.20
悪役令嬢ヴィクトリア1(イラスト簡略版)
菅原りであ,増田メグミ
ルルル文庫
後半につれて面白くなる
悪役令嬢という悪そうなタイトルですが、 全然そんなことない勝気なお嬢様が主人公の王道ストーリーでした。 前半ちょっと微妙かなと思ったりもしたのですが(あの場面から始まる意味はあまりないような…) 中盤からはテンポも良く、怒涛の展開で面白かったです。
0投稿日: 2013.11.19
死者の鼓動
山田宗樹
幻冬舎
臓器移植についてよくわかる
内容も面白かったですが、それよりも臓器移植の手術やドナーについて すごく細かく書かれていて感嘆してしまいました。 全てのものが少女を生かそうと動いているけど、その裏には別の少女の死が。。 脳死、臓器移植、答えの出ない難しい問題だと思います。
2投稿日: 2013.11.19
獣の奏者 外伝 刹那
上橋菜穂子
講談社文庫
とても良い外伝でした
エリンとイアンの馴れ初めが読めて楽しかったです。 運命に縛られながらも惹かれあう二人。切ないけどとても幸せそう。 私的にはエサル師の話がとても良かった。 エサルの若さを感じられて、もっと彼女が好きになりました。
5投稿日: 2013.11.19
