「占い師には...」のお話が好きだったので購入しました。 「女」である事が言えない真と、超ハイスペックなのにコンプレックスのに塊みたいなリオネルさんのラブコメ。 お話はまあ、全体的に先が読める流れではありましたが、それなりに楽しめたので可もなく不可もなしって感じ。 でも、聖さん...真と話してる場面ではそんな悪い子には見えなかった。 けど、じゃあなんで「父親がわからない子」なんて出来るんだろう？ 相手は１人や２人って言うならともかく、６人。 魔法のせいで「恋の奴隷」になってたとして、聖が真っ当な人ならそうはならない筈。 そのら辺がどうにも腑に落ちず、結果このお話自体がイマイチしっくりこなくなってしまった。 評価は★2.5くらいかな。

（演技）ってタイトルに惹かれて購入。面白かったです。 実家の窮状を救うため、王太子レイモンドの「友人」と言う名の当て馬役を引き受けることになったソフィア。 レイモンドの計画書通りの演技を強要されるも頑張ってこなしていく中で、２人の関係が変わっていく...って感じのお話。 そのレイモンドの「計画書」の内容が乙女ゲームっぽいなと思いながら読んでいましたが、「なるほどそうきたか～」って納得の結末へ。 ソフィアはしっかり者で、レイモンドは意外に可愛くて楽しく読めました！面白かったです。 でも、閑話にあったダイアナsideがハピエンまであったらもっと良かったのにな〜と思いました。

作者買い。 バッドエンドを回避するため「氷の侯爵」を誘惑しようと頑張るヒロインが無事バッドエンドを回避してハピエンに至るまでのお話。 必死で誘惑しようと奮闘してるルイーゼが可愛かった。 クライドがちょっと私の想定よりチョロかったきもするけど、楽しめました。 そしてバルバラはヤバかった。 人を操り、毒薬使って、目指すエンドがそれなのか？って感じだし、ゲームのヒロインって感じのシーンはプロローグくらいしかなく、「悪役令嬢」っていうより見事な「悪役」でした。

読み切りかと思って購入しましたが、続きものでした。 エンディングが全てデッドエンドの乙女ゲーム「女王陛下の祝福」に転生したネージュ。 神様から莫大な魔力を授かり「誰も死なないよう！」との無茶振りを実現するために奮闘してるヒロインのお話。 敵襲時寮が半壊し、アドラス侯爵家に居候することが決まるまで。 ヒロイン、ネージュが魔法だけでなく武闘にも長けててカッコいい。 無事に全員生存できるのかは勿論ネージュとカーティスの関係や、シェリーとイシドロの関係も続編でどうなるのかとても楽しみ。 まあ、でも無茶ぶりした神様に一言言えるなら…ゲームの内容云々よりシェリーの母の死を回避するのがハピエンへの１番の近道だったのでは？と言いたい。

「悪女となって未来を変えるつもりが…」云々と作品の紹介欄にありましたが、悪女を装ってるだけでリアは前世で起こった悲劇を回避する為に頑張る健気なヒロインでした。 途中までは結構面白かったのですが、エリーナさまに助力をお願いした辺りからお話が一足飛びに進んであっというまにハピエンに。 追い込まれた状況を逆転する肝心な辺りが物語に組み込まれてないように思え、そこは残念でした。

ヴェーデン王国王子のクロードを暗殺するため忍び込んだロッタ。 しかしそのクロードと目が合った瞬間、2人は同時に前世の記憶を思い出し...ってとこから始まるお話。 2人のやり取りはラブコメっぽくて楽しい。 ロッタやクロードの前世の件では涙を誘い、終盤の前世で死ぬ原因を作った因縁の相手との再会では驚愕。 相手が又意外な人物で...と。とにかくお話のテンポが良く、サクサク読了。 元々好きな作家さまですが、最後まで楽しめました。面白かったです。

シュラインがヘンリーから婚約破棄された事から始まるアルフォンスとの偽装結婚。 そして、紆余曲折を経て想いが通じ合い溺愛＆ハピエンに至るまでのお話。 流れは｢王道｣って感じですが、凄く面白かったです。引き込まれ、あっという間読んでしまいまいた。 本編後にアルフォンス視点のお話があったことで、王妃リリア絡みの過去のアレコレも見え、アルフォンス自身の成長も見れた。それにより、本編の面白さまでupしたように思えました。

タイトル通りなお話。 「ひんやりした目線」に理由はあったし、リアスティアも良い子で好感は持てたし、良いお話だとは思ったけど、まあ全般的によくあるお話って感じ？ 書下ろしの「魅了の瞳を持つ令嬢と平凡な騎士」はリアスティアの父と母の馴れ初めのお話でした。 こちらの2人は性格に面白味があって良かったなと。 もうちょっと詳しく読んでみたかったな～って思いました。 評価は★3つ。

前世の記憶を取り戻した時はもう、その小説の世界とかけ離れ平民として生活をしていたミナ。 全く違う世界でこのまま自由な生活を送れると思っていたが、そもそもその「小説の世界」っていうのが...と、意外性満点の展開へ。 その意外性さにちょっと「ん？？」ってなったりもしたけど、面白かった。 ミナがとにかく頑張り屋さんですごく好感がもてました。

シリーズ3作目。 思ったより早く続きが読めて嬉しかったです。 レイのセリーヌに対する溺愛加減がスゴイな～と改めて実感しました。 続き気がになるのに、1冊のお話が短く中々お話は進まないのが歯がゆいところ。 完結してからまとめて出してくれるとありがたいかもって思いました。