二人の初Hシーン!終わって寝てから夜中に小林がシャワーに起きて、また致してしまうのが、貪り合うような交わりでとても良かったです。また、この４話終盤で、新たな人物が登場して話がきな臭くなってくるのもミステリらしくて良いですね。

怪人も明智も自分の手から離れ、打ち込む対象を失った小林の心に入り込む速水氏の誘惑するような台詞にドキドキしました。

小林と速水氏はこの2話目の時点ではまだ依頼者と探偵という関係てすが、小林が少しずつ速水氏に魅入られていく過程が描かれていてドキドキします。

ミステリアスで謎だらけだけれど、紳士らしい余裕がある態度の速水氏から目が離せません。夜会の妖しい雰囲気にも引き込まれました。乱歩作品が好きなBL好きさんには特におすすめな作品です。

リアル寄りの絵柄だけれど、セリフはコミカルでクスッと笑えるやりとりもあり、裏社会モノですが気軽に読み進められます。

患者の入れ替わりのサイクルが速い終末期病棟のリアルな様子と、看護師の仕事のハードさが伝わってきますが、シンプルな絵柄で、気軽に読み進めることができました。

友情、恋人関係、初対面、同僚、など、日常の人と人との関わりが可愛らしい絵柄で丁寧に描かれていて、テンポ良く読み進められました。

会社の人や、街ですれ違う人々の多くが、日常的にセックスをしているであろうということが不思議に感じられるまい子の感性に、共感できてしまいました。自分だけがそう感じているのかと思っていた時期もあったので、そうではないとわかり、ホッとした気持ちもあります。

大病院ならではの、他科とのいざこざや連携の難しさが描かれています。それでも、三瓶に任せておけば大丈夫という安心感を持って読むことができました。

各疾患の患者達にまつわるエピソードだけでなく、登場する医師達自身の過去の話も描かれていて、話にますます深みが増しています。