EVシフトの危険な未来 間違いだらけの脱炭素政策
藤村俊夫(著)
/日経BP
作品情報
気鋭の技術戦略アナリストが徹底分析 データが語る技術のリアル各国政府首脳は2030~2035年にかけてエンジン車の販売を禁止し、電気自動車(EV)に偏った電動化を推進する政策を相次いで表明しています。本書は一見、環境に優しく聞こえるこの政策の根本的な間違いを技術の面から検証します。背景を分析すると、確固たるエネルギー政策と技術に裏打ちされた戦略ではないことが見えてきます。欧州委員会と欧州各国の政府および自動車メーカーのEV偏重主義は、顧客不在の戦略であり、いずれ破綻を来すと容易に想定できるのです。日本企業が優位なハイブリッド車(HEV)を現実解とする自動車メーカーが環境対策と成長を両立させ、EVへの傾注が苦境に陥る道である理由をひも解きます。
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商品情報
- 著者
- 藤村俊夫
- ジャンル
- サイエンス・テクノロジー - 工学
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2022.04.22
- Reader Store発売日
- 2022.06.02
- ファイルサイズ
- 16.1MB
- ページ数
- 176ページ
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第1章 EVシフトは本物か―脱炭素を先導する欧州でもHEVが売れる現実
第2章 EVが今後の主流になる?
第3章 EVはCO2削減の切り札ではない―既販車のCO2削減にも効果のあるグリーン燃料を検討せ…よ
第4章 エンジンの潜在需要は高い―熱効率55%への道筋
第5章 将来の自動車販売台数を予測する
第6章 自動車の全方位開発と燃料/エネルギーのグリーン化を同時進行で加速すべし―その技術的ロードマップ
第7章 やはりHEVが「現実解」
第8章 自動車業界を震撼させたディーゼルゲート―なぜフォルクスワーゲンは不正に走ったのか続きを読む投稿日:2022.07.09
p16 中国 ロードマップを修正 2030年に省エネ車が60% (うちHEVが45%)で新エネ車が40%, 2035年には省エネ車が50%で新エネ車を50%に変わった
2030年までに省エネ車の50…%をHEVにしたい
p17 中国にHEVの技術はない 2019 トヨタは特許を無償提供
p19 補助金がなくも売れるHEVと補助金があるから売れるEVという背景があることら目を背け、HEVにこだわるからガラパゴス化する、EVが次世代車の本命と報じるのは、世間に大きな誤解を生むのではないか
p21 EVの現実解 LSEV
p31 カルフォルニア州のZEV PHEV,EV,FCVに限定 HEVを2018年以降除外
中国のNEV規制 HEVはじめ除外 2021年HEVは優遇に転換
p33 シリーズHEVとパラレルHEV
パラレルハイブリッド 海外メーカ 燃費効率30%
シリーズハイブリッド 本田日産 燃費効率40%
シリーズパラレルハイブリッド トヨタ 燃費効率50%
p36 家庭での充電 8時間充電で24kWhが限界 200Vx15Ax8h
p37 Liイオン電池 250Wh/kg(セル単位)
固体電池 500Wh/kg Li空気電池 1000Wh/kg (2030)
p38 EVは航続距離を伸ばすために大量の電池を積まなければならない。現在でもガソリン車の1/3程度の航続距離を確保するために200kg以上の電池を載せている
p70 自動車のCO2排出量は60億t,全体の約2割
p84 ガス燃料である天然ガスや水素の体積エネルギー密度はそれぞれ、20MPa,70Mpaまで圧縮しても、ガソリンの4割にも満たない。したがって天然ガスや水素を自動車の燃料として使う場合は、航続距離の向上という課題を踏まえて、燃料タンクの容量拡大や液化などの技術が必要となる
リチウムイオン電池 ガソリンの1/20のエネルギー密度で移動体に適さない続きを読む投稿日:2022.09.17
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