いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する
石角友愛(著)
/ディスカヴァー・トゥエンティワン
作品情報
なぜ、あなたの会社のDXはうまくいかないのか? シリコンバレーに学ぶDX戦略の最先端
自社のDXを成功させたい経営者とリーダー必読の一冊!
ハーバードMBA卒、元Google本社勤務
ベストセラー『いまこそ知りたいAIビジネス』著者の最新刊
シリコンバレーに学ぶ DX戦略の最先端
【推薦の声】
東京電力ホールディングス株式会社
常務執行役 長崎 桃子 様
「日本で紹介されていない事例や理論を
ふんだんに用いてDX導入の考え方を教えてくれる指南書。
DX責任者だけでなく、
自社の事業ポートフォリオやマーケティングを
考える経営層にもぜひ読んでほしい。」
立教大学ビジネススクール教授
田中 道昭 先生
「DXの本質と実践がつまった1冊。ネットフリックス、AWS、マイクロソフト等、事例企業への分析や洞察も秀逸です。」
クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役
音部 大輔 様
「永く鬱積した熱量が、新型コロナを口実にして一気に変革を推し進めているようです。「ダイバージェンスの時代である」とは、進行中の変化を喝破する、卓越した洞察だと思います。
いずれコンバージェンスが始まるまでに、デジタルの力を使ってどこまで拡散していくものか、楽しみな時代です。」
*****
現在、日本では空前のDXブームが起こっています。
皆さんの中にも、社内にDX推進部ができたとか、DXを進めるよう社長から指示があったという方は多いでしょう。
とくにコロナの影響でリモートワークが急速に進んだ企業では、DX推進が最優先課題になっているという話もよく聞きます。
しかし、実際にDX推進に向けて動き出した企業の担当者の話を聞くと、
「何から手をつけていいのか、わからない」
「見積もりをとってDXプロジェクトが動き出したが、途中で頓挫した」etc…
なぜ、日本企業のDXが失敗するのか。
そこには大小いくつもの理由がありますが、最大の原因は「DXとはいったい何を指すのか」について、経営者やDX担当者が共通言語を持っていないことにあるのではないでしょうか。
本書ではDXの定義から始まり、欧米や日本の数多くの企業の事例を紹介しながら、皆さんの会社のDXを推進するための考え方やフレームワークについてお伝えしていきます。
目次
第1章 そもそもDXとは何か?
第2章 DXを推進するために超えるべき壁1「何から手をつければいいかわからない」
第3章 DXを推進するために超えるべき壁2「なかなか実現フェーズに進まない」
第4章 DXを推進するために超えるべき壁3「リソースが足りない」
第5章 成功するDXのあるべき姿
おわりに――ダイバージェンスの時代を迎えるにあたって
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商品情報
- 著者
- 石角友愛
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - IT・Eビジネス・資格・読み物
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 書籍発売日
- 2021.04.23
- Reader Store発売日
- 2021.04.23
- ファイルサイズ
- 7.8MB
- ページ数
- 264ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (18件のレビュー)
-
【概略】
「DXとは?」「デジタイゼーション・デジタライゼーションとDXとの違いは?」といった初歩的な疑問から、実際のDX運用における様々な壁について、シリコンバレーでの経験と、クライアントによる運…用実例を交え、わかりやすく示してくれる。
2021年05月04日 読了
【書評】
初歩的な疑問(デジタイゼーション・デジタライゼーション・デジタルトランスレーションの違い)もわかってなかった自分、役員として手伝っている会社でのDXを担当してるというね。
結論としては、経営理念を作り、その経営理念をどう徹底させるかに執心するという経営者が経営者として邁進しないといけないところを、今一度(デジタルという要素を加味し)考えるというところが重要で、その鳥の目をしっかりもった状態で虫の目でもって進んでいく、というもの。具体的な部分で導入の壁・運用の壁という2つの壁を乗り越えていくという。そのあと、細々とした注意点などを各論的に書いてくれてた。
この本の感想とは少し離れてしまうけど、ITリテラシーの高低って導入・運用のスムーズさにかなりの影響があるね。自分もそうだけど、いくら頭で効率化や便利になるってわかっていても、新しいことを導入することに対する抵抗ってあったりする。この辺りの克服方法なども、色々な事例、見てみたいね。
またまたこの本に話を戻す。ITとは関係ない企業もデジタルカンパニーとして考えることがDX並びにアフターコロナで生き残る重要なキーとなる、ってあって。そしてそれについて実際の事例を不二家やホリプロといった知名度の高い企業を媒体に教えてくれてる。なんというか、励みになるね。アイデア次第なんだね。あとはデータの生かし方か。
アベマで Google 訴訟について取り上げられた番組があり、そこで西村博之さんと著者がやりとりしていたのが著者を知るキッカケで。あの論破王・ひろゆきさんに対し、凄く知的に、わかりやすく、さらには素敵に対応していたのが凄く印象的で、それで思わず(前述のとおりちょうどDXに挑戦していることもあり)この本を購入することとなった。コミュニケーションが円滑になされているということが、本の心証をよりよくした事例だったりする。続きを読む投稿日:2021.05.04
事例を挙げて説明されている。
以下が参考になった。
Dx とはコアの再定義とコアのデジタル化
課題の抽出
ゴールはなにでKPIはなにかを明確化できないとPOCは完了できない投稿日:2023.07.04
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